JPH01271877A - 図面管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電力、ガス、下水道等の設備状態を示す地
図情報、設備情報からなる設備管理図面情報にもとづき
、設備状態を入力、計画、設計、管理する複数の端末と
、■この端末からの入力情報を処理する図面処理装置本
体とから成る図面管理システムに関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は、例えば特開昭５９−１２５４６８号公報に示
された従来のＣＡ　Ｄ　（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　ａｊ、ｄ
ｃｄｄｅｓｊｇｎ）システムを利用した図面管理システ
１１の一例を示すもので、図において、］はＣＰＵを備
えた処理装置としての電子計算機から成る図面処理装置
、２は処理対象の設備管理図面情報を管理するデータベ
ース、３は図面処理装置本体１と複数の（Ｎ台）の端末
装置４とを結ぶデータ伝送路であり、４は前記設備管理
図面情報に基づき、設備状態を入力、計画、設計、管理
する情報入力用の図面作成修正のための前記端末装置で
、例えばグラフィックデイスプレィ、タブレソ１へ、キ
ーボード等から構成される。５は図面処理に必要とする
関連入出力装置であり、例えば、コンソール、プリンタ
、イメージリーダ、ＭＴ（磁気テープ）装置等より構成
される。

尚、コンピュータマツピングシステムの一例としては、
日本コンピュータ・グラフィック協議会発行の第１９回
ＣＧフォーラム資料「地域情報システム導入の手引きＪ
　　（１９８６年６月）に記載されている。

第４図は第３図の図面処理装置本体１、データベース２
の詳細な構成図であり、図において、１ａはシステム基
本部、１ｂはデータベース２を管理するデータ管理部、
１ｃは端末装置４（１〜Ｎ）を制御するマンマシン処理
部、１ｄは関連入出力装置５を管理する関連入出力装置
処理部、１ｅは図面処理機能部、１ｆはこの図面処理機
能部１ｅの補助機能としての図面処理機能関連処理部、
１ｇは図面データの各種利用機能を処理する応用処理部
である。

また、データベース２内の２ａのマスクデータベース、
２ｂは端末データ、２ｃは関連データベースである。

次に動作について説明する。あらたな図面の登録時には
、図面作成、修正用の端末装置４（１〜Ｎ）から、シン
ボル指示、選択、ポイント指定等のオペレーション入力
を行うことにより、その図面の座標や形状を示すデータ
をデータベース２に登録するとともに、その図形の意味
を示すコード情報を属性としてデータベース２へ登ｉす
る。又この登録時には、イメージリーダ等の関連入出力
装置５があれば、これを用いて、登録する場合もある。

また、このようにして登録したデータを修正する場合に
は、データベース２より登録データを呼び出し、端末装
置４で修正する。また、図面出力については、オペレー
タの要求により関連入出力装置５へ出力する。従って、
図面の作成、修正を行う場合は、端末装置４からの入力
信号が、システム基本部１ａを介し、マンマシン処理部
ＩＣを駆動し、そのオペレーション内容を図面処理機能
部１ｅに伝え、また応用処理部１ｇの機能に対応して、
処理を行う。しかしてこの場合、端末装置４は、図面処
理装置本体１に複数台接続可能であるが、マンマシン処
理部１ｃが動作するのは図面処理装置本体１が１つであ
ることから、複数台の端末装置４の同時操作要求に対し
ては、データベース２は、マスクデータベース２ａ、端
末データ２ｂ、関連データベース２ｃに分離しておき、
またデータの有意性を保つ目的から、端末データ２ｂは
、端末数分のマスタデータベース２ａのコピーデータと
しておくか、または複数台の端末装置４を制御可能な方
式にしておく必要がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の図面管理システムは以上のように構成されている
ので、複数台の端末装置４（１〜Ｎ）を１台の図面処理
装置本体１がすべて集中管理しており、また複数台の端
末装置４（１−Ｎ）の同時アクセスに対してもベータベ
ース２が１つしか存在しない為、図面処理装置本体１の
応答性がおちると共に、図面処理装置本体１での他の機
能を並行させるには、データの競合性を十分に考慮し、
かつ、他の関連入出力装置５をも同時に並行動作させる
には、図面処理装置本体１の処理能力が十分大きい必要
があり、そのため図面処理装置本体１のシステム全体が
大規模、複雑になってしまう問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消する為になされ
たもので、図面処理装置本体の処理機が徒らに大規模、
複雑になることなく、また関連入出力処理を並行処理し
やすくすることができる図面管理システムを得ることを
目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る図面管理システムは、分散処理装置と分
散データベースとを持つ分散処理端末を図面処理装置本
体に複数台機能可能とし、前記図面処理装置本体の負荷
を軽減して他の機能を並行処理可能とするとともに、デ
ータベースの管理を効率化したものである。

〔作用〕

この発明における図面管理システムは、分散処理端末で
マンマシン処理機能を一切総括し、これにより分散デー
タベースとしてマンマシンに関する図面情報の作成、修
正を分散処理端末で一切管理する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、１はＣＰＵを備えた処理装置としての
電子計算機から成る図面処理装置本体（以下、単に本体
とも呼ぶ）、２は図面情報、属性情報等が保管されてい
るデータベース、５はコンソール、プリンタ、イメージ
リーダ、ＭＴ装置等から成る関連入出力装置、６は図面
処理装置本体］と分散処理端末７を結ぶ高速データ伝送
路、７は前記分散処理端末で、７ａはこの分散処理端末
７を構成し、表示、入力を行うグラフィックティスプレ
ィ、ピントマツプデイスプレィ等から成る端末装置、７
ｂは分散処理を実行する分散処理装置、７ｃは図面処理
装置本体１とこの分散処理端末７とが連動して作業する
ために必要なデータを保管した分散データベースである
。

尚、図面処理装置本体１には、上述した分散処理端末７
と同一構成、同一機能の分散処理端末がＮ台接続されて
おり、第１図に分散処理端末１〜Ｎとして示すとおりで
ある。

次に、第２図を参照して、図面処理装置本体１、データ
ベース２及び分散処理端末１〜Ｎの具体的な構成を説明
する。図において、図面処理装置本体１内の１８はシス
テムの基本機能を行うシステム基本部、１ｂはデータベ
ース２を管理するデータ管理部、１ｄは関連入出力装置
５を制御する関連入出力装置処理部、１ｅは図面処理機
能部であり、分散処理端末１〜Ｎ側の後述する図面処理
機能部１ｅと組になって動作する構成となっている。

１ｆは図面処理機能関連処理部、１ｇは応用処理機能を
もった応用処理部である。

一方、データベース２は、その中心となるマスクデータ
ベース２ａ及び関連データベース２ｂとから成っている
。

更に、分散処理端末フのＮ台の分散処理端末１〜Ｎは、
それぞれ、その前記分散処理装置７ｂとして、次のもの
から成っている。即ち、１ａはシステム基本部、１ｂは
データ管理部、１ｃは、マンマシン処理部であって、こ
の発明の場合、このマンマシン処理部１ｃの機能は図面
処理装置本体１に設けずに、各分散処理端末７（１〜Ｎ
）にもだせてその機能をそれぞれの端末１〜Ｎに分散処
理させようとするものである。更に１ｄは関連入出力装
置処理部、１ｅは図面処理機能部、１ｆは図面処理機能
関連処理部である。

このように、この発明の分散処理端末７（１〜Ｎ）の場
合には、従来の端末装置４（第３図）がもっていなかっ
たシステム基本部１ａ、データ管理部１ｂ、マンマシン
処理部ＩＣ１関連入出力装置処理部１ｄ、図面処理機能
部１ｅ、図面処理機能関連処理部１ｆをもっており、し
かしてこれら１８〜１ｆの各部は、第３図、第４図につ
き説明した従来の図面処理装置本体１がもっている各部
であって、換言すれば、前記本発明の分散処理端末７（
１〜Ｎ）は、図面処理装置本体１のマンマシン処理機能
を代行すべくそれぞれが分散して該機能をもっているも
ので、これにより、図面処理装置本体］の機能が分散処
理端末７（１〜Ｎ）に分散されその負荷が軽減されてい
るものである。

したがって第２図に示すように、図面処理装置本体１に
は、マンマシン処理部ＩＣは備えられていない。

上述したような、この発明の分散処理端末７（１〜Ｎ）
の構成に対応して、各分散処理端末１〜Ｎの分散データ
ベース７Ｃには、７ｄのマスタコピーデータベース、７
ｅの図面更新データ用のトランザクションデータ、７ｆ
の関連データベースが設けられている。更に、各分散処
理端末７（１〜Ｎ）には、ディジタイザ、タブレットや
プリンタ等から成る関連入出力装置８が付設されている
。この装置８は、図面処理装置本体１に付設されている
関連入出力装置５と同一機能のために設けられたもので
あるが、主として前記装置８は、分散処理端末７（１〜
Ｎ）に前記図面処理装置本体１から分散されたマンマシ
ン処理を実行するために用いられる。

次に動作について説明する。

図面入力または図面修正時には、分散処理端末７（１〜
Ｎ）の端末装置７ａのグラフィックデイスプレィやビッ
トマツプデイスプレィ、タブレット、ディジタイザ等を
オペレータが操作する。この場合、初期入力時には、分
散データベース７ｃにデータ作成後、そのデータを図面
処理装置本体１側のデータベース２にデータ伝送路６を
介して登録するか、又はイメージリーダ等の一括入力デ
ータを関連入出力装置８により入力し、関連入出力装置
処理部１ｅを介して、認識処理や属性対応付けを行う図
面処理機能関連処理部１ｇにより登録する。また修正時
には、端末装置７ａのオペーレタからの要求に応じて本
体１は、対象図面をデータベース２より図面処理機能部
１ｅを用い、部分的に抜き出し、その抜き出した対象図
面のデータを、分散データベース７ｃ内のマスタコピー
データベース７ｄに一時保管する。次に、オペレータの
指示により、マンマシン処理部１ｃと図面処理機能部１
ｅを用いて、変更データにもとすくトランザクションデ
ータ７ｅを発生させ、作業終了時に、逆ルートをたどっ
てデータベース２へ変更内容を返す。図面処理に関連す
る処理は、応用処理部１ｇに対して、オペレータの指示
により、分散処理端末７（１〜Ｎ）側の図面処理機能関
連処理部１ｆや図面処理装置本体１側の図面処理機能関
連処理部１ｆにより、データベース２内の関連データベ
ース２ｂ、分散データベース７ｃ内の関連データベース
７ｆが一連に動作して実行する。

また、図面処理装置本体１側では、マンマシン処理以外
の印字処理や、データ保管処理、解析計算、前記認識処
理等の大規模、大容量データであるマスクデータベース
２を用いたバッチ系処理を、応用処理部１ｇの機能とし
て、関連入出力装置５や図面処理装置本体１を用いて分
散処理端末７（１〜Ｎ）マンマシン処理と並行して実施
する。

一方、マンマシン処理は複数の端末からの任意の要求に
応じて実行する。

なお、前記実施例では、高速データ伝送路６は、高速伝
送装置として図面処理装置本体１と分散処理端末７（１
〜Ｎ）を直結しているが、ローカルエリアネトワーク利
用の水平分散形式としても良し）。

また、前記実施例では、分散データベース７ｃの内容を
、データベース２から図面の必要部分を１部コピーして
それを分散データベース７ｃのマスタコピーデータベー
ス７ｄとし、またオペレーションに沿って更新トランザ
クションデータのみを発生させて、データベース２を更
新しているが、トランザクションデータをなくして、マ
スタコピーデータベース７ｄを直接更新後、データベー
ス２を一括更新することもできる。

また、分散処理端末７（１〜Ｎ）には、図面処理装置本
体１がもっている応用処理部１ｇの機能を付加していな
いが、ローカル処理として、付加みできる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、図面管理システムを
、分散処理端末でマンマシン処理を全て実施し、マンマ
シン処理にて発生する端末対応の図面作成・修正情報を
分散データベースとして一時保管できるように構成した
ため、図面処理装置本体の負荷低減による有効活用と、
データ管理の複雑性をなくし、応答性よく円滑に分散処
理することが可能となり、図面管理を効果良く実行でき
ると共に、図面処理装置本体がダウンしても、図面入力
、修正の一部機能は分散処理端末側で単独に実施可能で
あり、信頼性が高まると共に、図面処理装置本体のコス
ト低減も可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例による図面管理システム
の構成を説明するブロック図、第２図は第１図の要部の
詳細な構成図、第３図は従来の図面管理システムの一例
を説明したブロック図、第４図は第３図の要部の詳細な
構成図である。 １は図面処理装置本体、１ｃはマンマシン処理部、２は
データベース、７は分散処理端末１〜Ｎ、７ｂは分散処
理装置、７ｃは分散データベース。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人　　三菱電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図面作成、編集、修正の各処理を実行する複数の端末装
   置と、この複数の端末装置をマンマシン処理機能により
   制御すると共に前記複数の端末装置が作成した情報を管
   理する図面処理装置本体とを備えた図面管理システムに
   おいて、前記図面処理装置本体のマンマシン機能を前記
   複数の端末装置に分散配置して該複数の端末装置各々を
   分散処理端末として前記図面処理装置本体と独立して機
   能させるようにしたことを特徴とする図面管理システム
   。