JPH01271570A - 屋根棟側部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願の発明は、屋根棟側部材に関するものである。

従来の技術 従来、屋根の棟部分における換気装置としては、例えば
特開昭５５−１４２８５８号公報に記載されたもののよ
うに、練入部に空気孔を形成し、この空気孔にキャップ
を嵌合したり、或いは換気筒。

ダンパー等を設けたものが知られている。

発明が解決すべき問題点 ところが、このような従来の技術では、練入部に空気孔
が形成されるため雨水が侵入しやすく、浸水を防ぐため
には構造の複雑な防水装置を必要とした。

本発明は、上記のような欠点を解消し、構造が簡単で、
雨水の侵入を防止し、さらに換気能力の高い屋根棟の側
部材を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の屋根棟側部材は、起立面と側部張出面とを交互
に階段状に連設して棟部側面部材を構成し、この棟部側
面部材の裏面に棟防水板を手合して成る。

そして、棟部側面部材の起立面と、棟防水板とに各々換
気孔、排気口を、互いにずれた（１／首に形成する。

作　　用 上方からの雨水は側部張出面を流れ落も、起立面に形成
された換気孔からは侵入せず落下し、万一換気孔から侵
入した時は、棟防水板が屋根り地への浸水を防止する。

棟部側面部材の裏面を棟に沿って流れる空気が、棟部へ
上昇してきた空気の熱を奪い、棟防水板の排気孔から排
気された空気は、速やかに棟部側面部材の換気孔から外
部へ排出される。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第４図は太陽エネルギー集取屋根の完成状態の斜視図を
示し、Δは中間部接続部材、Ｂはこれら中間部接続部月
Ａ、Ａ闇に取付けられた太陽■ネルギー集収体のカバー
枠となる採光ガラス枠で、その下部に太陽エネルギーを
電気エネルギーに変換する光発電素子が設けられ、軒先
部採光ガラス枠Ｂ１．中聞部採光ガラス枠Ｂ２及び棟部
採光ガラス枠Ｂ３で構成されている。Ａ′は側部接続部
材で、この側部接続部材Δ′の片側には採光ガラス枠Ｂ
が取付けられず、側端面基盤材Ｃ（第２図）が取句番ノ
られる。Ｄは中間部接続部材カバー、Ｄ′は側部接続部
材カバーで、これらカバーＤ。

Ｄ′はその長さがほぼ採光ガラス枠Ｂの長さに相当して
いる。Ｅは防塵キャップ、Ｆは側部下隅装飾カバーであ
る。Ｇは防塵・配線点検用の軒先点検カバーで、Ｈは、
該軒先カバーＧに設けた軒先部吸気孔である。■は棟冠
で、Ｊは棟部側面部材、Ｌは円冠、Ｍは棟冠Ｉ同志を連
結する棟冠連結部材、Ｎは線取付部材である。

第５図は、野地幅が標準より広い場合におりる太陽−１
ニネルギー集収屋根の完成状態の斜視図を示し、仲冠Ｉ
の端部に設けられる鬼冠Ｏと、円冠りとが棟巴層仙連結
具Ｐによって接続され、側部接続部４４Ａ’のケラバ側
に幅広の側端面Ｈ３材Ｃが取イ」（）られる。他の部材
については前記の第４図に示す太陽エネルギー集取屋根
と同様なので、同一部位に同一符号を付して説明を省略
する。

第１図は、太陽エネルギー集取屋根の側断面図を示す。

２は野地板であり、垂木１（第２図参照）上に張られて
おり、野地板２上には防水紙３が張られ、前記防水紙３
上には軒先部から棟部に各４１木４が配設され、この上
に金属屋根板５が軒先と棟との間に取付けられ、第２図
及び第６図に示１ように、中間接続部材八によって順次
横方向に接続されている。各金属屋根板の両側には立上
り部である係合防水壁５０３を設け、金属屋根板５の軒
先部には下方に曲げた何先水ＦＪＪ部５１を設ける。各
金属屋根板の下側には、各植木１間に断熱材７（グラス
ウール、発泡樹脂等）が充填されている。中間部接続部
材Ａによって順次横方向に接続された金８ｉ屋根板の上
に、軒先から棟に向って軒先カバー〇２軒先部採光ガラ
ス枠８１．中間部採光ガラス枠Ｂ２及び棟部採光ガラス
枠８３が順次連結される。Ｅは防塵キャップであり、第
３図に示ずように、接続部材Ａ及びＡ′の軒側端部を閉
塞する。Ｋは採光ガラス融雪用の洗浄装置Ｑと連結した
散水管である。

８は屋根の他の傾斜面に葺かれる金属板、スレート板等
の屋根板であり、その線側端部には棟端面部材９を載置
し、さらに、棟端面部月９の上に棟部側面部材Ｊを係合
し、この棟部側面部材Ｊと、棟部採光ガラス枠Ｂ３の線
側端部上に載置された棟部側面部材Ｊの上端間に棟冠Ｉ
を跨設する。

１０は棟部採光ガラス枠Ｂ３の線側端部上面に取付１ノ
られ、ｉ′ｌＩ水管Ｋを載置する面戸板であり、１１は
隣接する棟部側面部材Ｊの接続部を口１塞し、棟冠連結
部材Ｍに係合する棟冠連結部材、１２は棟防水板である
。

第２図は、太陽エネルギー集取屋根の部分の横断面図を
示し、金ｇ５屋根板５はその係合防水壁５０３を中間接
続部材Δに係合することにより、順次横方向に接続され
、採光ガラス枠Ｂはその両端を中間部接続部材Ａに係合
することにより、金属屋根板５の上方に間隔をおいて葺
かれる。

側部接続部材Ａ′の内側端には金属屋根板５及び採光ガ
ラス枠Ｂの端部が係合されるが、外側端には側端面基盤
材Ｃが取付けられ、側端面基盤材Ｃの外面には側端部カ
バー６が嵌合装着される。

Ｄは中間部接続部材カバー、Ｄ′は側部接続部材カバー
である。

第６図は、野地幅の広い屋根の横断面図を示し、側端部
分の屋根下地は広幅の側端部基盤材Ｃによって被覆され
る。

第２図、第６図において、中間部接続部月△は、金属屋
根板５を接続する下部接続部材１３と、採光ガラス枠Ｂ
を接続する上部接続部材１４とよりなる。

下部接続部材１３は第７図、第８ｂ図に示すように、水
平固定部１３０の両側端から上下方向へ垂直壁１３１を
設け、垂直壁１３１と水平固定部１３０の上面によって
嵌合凹部１３８を形成する。

また、垂直壁１３１の上端から左右外方へ張出部１３２
を設け、張出部１３２の先端を下方へ湾曲して摺動曲部
１３２′を形成し、張出部１３２の下面には囲動曲部１
３２′から間隔を広くあけて垂下片１３３を設【ノ、垂
下片１３３の外面と張出部１３２の下面とにより下部幅
調整部１３９を形成する。

水平固定部１３０の下面には接続部材固定金具１５の上
面に載置される２条の当接片１３７を長手方向に沿って
形成し、水平固定部１３０の下面から上方に向けて接続
ボルト１３６を貫通し、第８Ｃ図に示すように、その頭
部が当接片１３７゜１３７間に嵌合し、雄螺子部１３６
′が上方に突出するようにナツト１３７′によって固定
する。

水平固定部１３０には長手方向略中夫に固定用丸孔１３
４が穿設され、固定用丸孔１３４の線側と軒側には間隔
をおいて、長袖が軒棟方向に一致する固定用長孔１３５
が穿設される。固定用長孔１３５のうち、最も線側の長
孔１３５′は他の固定用長孔１３５に比較して長く形成
される（第１１図参照）。

１５は接続部材固定金具であって、第９図に示すように
、上方に膨出する固定突部１５０と固定突部１５０の両
下端から左右外方へ延出する固定舌片１５１とから成る
。固定突部１５０の５面には摺動軸部１５３を介して雄
螺子部を形成したボルト１５３の頭部が嵌合し、ボルト
１５３の雄螺子部が固定突部１５０の上面に突設し、固
定舌片１５１の棟側端縁を下方に屈曲して、第１１図に
示すように、桟木４の機側端面に係合する引掛部１５２
を形成する。

接続部材固定金具１５は、適宜間隔をおいて桟木４に固
定舌片１５１によって固定され、この接続部材固定金具
１５上に下部接続部材１３を軒棟方向に載置し、接Ｖｃ
ｙ５材固定金具１５のボルト１５３を下部接続部材１３
の固定用丸孔１３４及び固定用長孔１３５）に仲通し、
第１０図に示すようにナツト締めして下部接続部材１３
を固定する。

下部接続部材１３は熱膨張に対して中央を中心として長
孔１３５と摺動軸部１３５′にて、熱膨張（歪）を吸収
する取付構造とになっており、標準取付の場合には、第
１４ｂ−１図及び第１４ｂ−２図に示すように接続部材
固定金具１５のボルト１５３が下部接続部材１３の固定
用長孔１３５の中央に位置し、下部接続部材１３の両端
と野地幅の両端がそろって定位置となり、下部接続部材
１３が熱膨張により標準よりプラスに膨張を行うと、第
１４ａ−１図及び第１４ａ−２図に示すように、接続部
材固定金具１５のボルト１５３が固定用長孔１３５に対
して下部接続部材１３の長手方向中央寄りに位置し、前
記下部接続部材１３の両端が野地幅の両端より突出して
プラス摺動取付となり、また、第１４０−１図及び第１
４ｃｍ２図に示すように、Ｔ部接続部材１３が標準より
マイナスに縮小を行うと、接ＦＡ８１１材固定金具１５
のボルト１５３が固定用長孔１３５に対して下部接続部
材１３の端部寄りに位置し、野地幅の両端が下部接続部
材１３の両端より突出してマイナス摺動取付となる。

桟木４は第１５図に示すように、屋根の両前間に亘って
間隔をおいて平行に付設されるが、屋根の棟から軒まで
の距離に応じて第１６ａ図〜第１６（コ図のように半間
間隔毎に桟木４を設け、半端な値が出る場合に１／４間
間隔としてもよいし、或いは第１７ａ図〜第１７ｇ図に
示すように、１／４間の等閤隔毎に桟木４を設けてもよ
い。

そして、下部接続部材１３も、桟木４の本数及び間隔に
対応して、第１８８−１図〜第１８６−２図に示１゛よ
うに、１／４間づつ長さの異なるものを用意し、接続部
材固定金具１５の位置に対応する固定用丸孔１３４．固
定用長孔１３５を穿設する。

上部接続部材１４は、第１９図に示すように、水平１４
板１４０の下面に、下部接続部材１３の嵌合凹部１３８
に挿入する一対の差込垂下壁１４１を設け、差込垂下壁
１４１の下端は内方に傾斜させ、差込垂下壁１４１の外
側面には下部接続部材１３の張出部１３２上に載胃され
る水平溝接片１４２を設ける。

水平基板１４０の」−面の中央寄りには、間隔をあけて
２個の垂直片１４３を、両端縁にはψ席都立上壁１４４
を各々設ける。

垂直壁１４３と端部立上壁１４４の間には中間立上壁１
４５を設け、端部立上壁１４４と中間立上壁１４５の上
端には互いに内向きに対向する外側対向突条１４６と内
側対向突条１４６′を形成し、外側対向突条１４６と内
側対向突条１４６′とは間隔を広くあけ、端部立上壁１
４４と中間立上壁１４５との間に中間部幅調整部１４７
を形成する。

また、この中間部幅調整部１４７は溝形を成し、採光ガ
ラス枠Ｂを支持して排水溝を構成する。

垂直片１４３の上端には水平受片１４８を跨設し、水平
受片１４８の両端縁には、先端内側面に係合突起１４９
を形成した係合突片１５４を設ＧＪ、水平受片１４８ど
係合突片１５４によって上方開放部１５５を形成する。

中間部接続部材カバー〇は水平蓋１６０の両端を下方に
屈曲させ係合片１６０′を設け、水平蓋１６０の下面中
央寄りに間隔をあけて、上部接続部材１／ｌの上方開放
部１５５内に挿入される係止脚１６１を設ける。

係止脚１６１の先端はやや内側に折曲され、係止脚１６
１の外面には、上部接続部４４１４の係合突起１４９に
係合する係止部１６２が形成される。

水平器１６０の両側端寄りには各々水切垂下片１６３を
設け、水切垂下片１６３の内面には複数の水切突条１６
４を形成する。

また、係止脚１６１と水切垂下片１６３は、間隔を広く
あけ、その間に上部幅調整部１６４′を形成Ｊる。

水平蓋１６０の線側端部には、第２０ａ、ｂ図に示り−
ように、長手方向に沿って固定具挿通切欠１６５を形成
し、軒側端部上面には長手方向に沿って摺動可能な摺動
蓋１６６を嵌合する。

下部接続部材１３の上面に上部接続部材１４を取付ける
には、上部接続部材１４の差込垂下片１４１を下部接続
部材１３の嵌合凹部１３８に挿入し、下部接続部材１３
の接続ボルト１３６を上部接続部材１４の水平基板１４
０及び水平受片１４８に穿設した固定孔及び固定具挿通
切欠１６５に挿通し、上方ｒＭｔＩ１１部１５５内でナ
ツト締めし固定する。

上部接続部材１４の軒側端＆ｉの上面には軒先嵌合板１
７を取付けるが、このとき、軒先嵌合板１７の中央下方
へ突出する嵌入凹：Ｍ　１７０を上部接続部材１４の上
方開放部１５５に嵌入し、嵌入凹？１１７０の底面に９
１しだ長孔１７１に接続ボルト１３６を挿通する。

第２１ａ図において、防塵キャップＥは、接続部材Ａ、
Ａ’の軒側端面を塞ぐ防塵板１８０の裏面上部から取付
突片１８１を棟方向に穿設し、取付突片１８１の先端中
央には細長の挿入切欠１８２を形成し、挿入切欠１８２
の両側に上方屈曲部１８３を設ける。防塵板１８０裏面
の取付突片１８１の上方には、ｒａ動蓋１６６の軒側先
端を嵌入する空洞１８４を形成し、防塵板１８０裏面の
両側縁の上部には幅広側壁１８５を、幅広側壁１８５の
下方にはやや幅の狭い狭幅側壁１８６を各々設ける。防
塵板１８０裏面の下縁には棟方向に突設する折曲縁１８
７を設け、折曲縁１８７と狭幅側壁１８６下端との１ｍ
に、軒先カバー〇の下端縁を嵌入する嵌入凹部１８８を
形成する。

防塵キャップＥは、その挿入切欠１８２に軒先嵌合板１
７の上面に出現する接続ボルト１３６の先端を挿通し、
ナツト締めすることによって第２１ｂ図に示すように接
続部材Ａ、Ａ’の軒側端面に取付けられる。

次に、接続部材カバー〇の層動蓋１６６を、軒先嵌合板
１７の嵌入凹溝１７０の上端から外方に張り出された水
平翼片１７２に沿って店動させ、軒先１■合板１７の上
方を被覆する。このとき、摺！１ＪＷ１６６の軒側端部
は、防塵キャップＥの空洞１８４内に嵌入される。かく
して、軒先部材は−体止して風圧強化構造となり、単純
に容易に取付けられ、その上ボルトが一本も見えないの
で美観上鏝れている。

次に、第２２ａ図、第２２ｂ図及び第２２ｃ図に基づい
て側部接続部材Ａ′を説明すると、側部接続部材Ａ′は
側下部接続部材１３′と側上部接続部材１４′とより成
る。

側部接続部材Ａ′の片半分側の構成は前記中間部接続部
材Ａとまったく同一であるから、同一部位には同一符号
を付して説明を省略する。側部接続部材Ａ′の他の半分
側には採光ガラス枠Ｂや金１ｉ！屋根板が取付けられな
いので、この側の側下部接続部材１３′には垂下片１３
３を設けず、張出部１３２の端部を垂下させて側端面基
盤材Ｃの上面に当接する外側の側端面基盤材当接片１９
０を設け、側端面基盤材当接片１９０と垂直１３１とを
間隔を広くあけてその間に側下部幅調整部１９１を形成
し、側端面基盤材当接片１９０の内壁には長手方向に沿
って数条の水切突条３６３を形成する。

また、側上部接続部材１４′の他の半分側には、垂直片
１４３を設けず、水平基板１４０をやや下方に移動して
側下部接続部材１３′の張出部１３２の上面に載置され
る下部接続部材当接片２００とし、水平受片１４８を外
方へ延長して水平延長部２０１とする。そして、下部接
続部材当接片２００の先端から水平延長部２０１の先端
を通って上１ノへ垂直の側端面垂直壁２０２を設け、側
端面垂直９２０２には上端を外方へ屈曲した係合突条２
０１′を設け、下端には側下部接続部材１３′の側端面
基盤材当接片１９０に係合する垂下突片２００′を形成
する。

側部接続部材カバーＤ′もこれに対応し、水平延長部２
０１と同一側では水切垂下片１６３を設けず、水平Ｍ１
６０をやや延長して側上部接続部材１４′の水平延長部
２０１の上方を被覆し、水平蓋１６０の係合片１６０′
を係合突条２ｏ１′と係合する。

第２３ａ図〜第２５ｃ図は金Ｅ！屋根板５の構造を示す
もので、第２３ａ図、第２３ｂ図及び第２３ｃ図におい
て、軒先金属屋根板５０は、軒側先端を下方から線側に
曲げた軒先水切部５０１と、他端を上方軒側に曲げた水
入係合壁５０２を有し、両側には下部接続部材１３の金
属屋根板差込部１３９に差込まれる立上り部である係合
防水壁５０３が設けられる。

係合防水壁５０３は、外側上方に屈曲した後、中間部を
内側上方へ折り曲げ、先端を外方へ折り返す。

第２４ａ図、第２４ｂ図及び第２４Ｃ図において、中間
金属屋根板５１は、軒側先端に前記水入係合壁５０２と
係合する係合水切部５１１を設【ノ、他端に水入係合壁
５１２を設け、両側には軒先金属屋根板５０と同様に係
合防水壁５０３を設ける。

軒先金属屋根板５０及び中間金Ｉｉ！屋根板５１の線側
には、下方に延出する植木係合部材５０４を端縁に沿っ
て設け、植木係合部材５０４の上端に適宜数形成したか
しめ部５０５を第２６図に示づように水入係合壁５０２
．５１２に掛止して装着する。

第２５ａ図、第２５ｂ図及び第２５ｃ図において、棟金
属屋根板は、軒側先端に中間金属屋根板５１の水入係合
壁５１２と係合する係合水切部５２１を設け、他端に上
方垂直に曲げた防水壁５２２を設け、両側に立上り部で
ある係合防水壁５０３を設ける。

第２７ａ、ｂ図は、各金属屋根板５の連結を示し、中１
先金属屋根板５０の軒先水切部５０１を軒方向に向Ｇノ
で屋根下地上に載置し、軒先金属屋根板５０の水入係合
壁５０２側の端縁上に中間金属屋根板５１の係合水切部
５１１側の端縁を重合する。

このとき、水入係合壁５０２と係合水切部５１１は間隔
を広くあけて長さ調整部５０２′を形成する。また、中
間金属屋根板５１と棟金属板５２の端縁の重合は同様に
空間を形成して長さ調整部５０２′とし、野地寸法長さ
の誤差調整を容易にして取付を簡単にする。

そして、中間金属屋根板５１の水入係合壁５１２側の端
縁上に棟金属屋根板５２の係合水切部５２１側の端縁を
■合して互いに連結する。

このとき、軒先金属屋根板５０及び中間金属屋根板５１
の桟木係合部材５０４は、桟木４の上端に１卦止され、
軒先金ｌ１ｒｉ屋根板５０及び中間金属屋根板５１の滑
落を防止する。

第２８図は、金属屋根板５の下部接続ｎｉ材１３への取
付は過程を示し、始めに、金属屋根板５を２８−１のよ
うに傾斜させ、下側の係合防水壁５０３を下部接続部材
１３の摺動凸部１３２′の機能を活用して下部調整部１
３９に挿入する。次に、２８−２のように他側の係合防
水壁５０３寄り端部を下方へ押圧すると、他側の係合防
水壁５０３は摺動油部１３２′の湾曲外面に沿って下部
調整部１３９内に嵌入され、２８−３のように金属屋根
板５は水平となる。最後に、２８−４の矢印のように、
金属屋根板５を横方向へ移動し、位置調整する。

もちろん、金属屋根板５は下部接続部材１３を取付ける
前にも桟木に取付けることが可能である。

その上、金属屋根板５は野地寸法の長さ並びに幅の誤差
をプラス・マイナスする調整機能により容易に取（＝ｆ
　ｆＪられ、完璧な雨仕舞を構成する。

次に、採光ガラス枠Ｂについて説明する。

採光ガラス枠Ｂは、第２９ａ図、第２９ｂ図に示１」：
うに、両ｍ桟２１．上横桟２２．下横口２３と一ト記各
＋１から構成される四角形枠の内側に嵌合されるがラス
２４とから成る。

縦＋１２１は、第３０ａ図に示すように、下端に上部接
続部材１４の嵌合溝１４７に挿入づる垂直嵌入壁２１０
を設け、垂直嵌入壁２１０の上端左右方向に上部水平翼
片２１１を、垂直嵌入壁２１０の中間部に下部水平翼片
２１２を各々設け、上部水平Ｗ片２１１と下部水平Ｗ片
２１２の内側先端に、互いに内向に対向する折曲突条２
１３を設け、垂直嵌入壁２１０．上部水平翼片２１１の
内側部分及び下部水平翼片２１２の内側部分によりガラ
ス嵌入溝２１４を形成する。

下部水平翼片２１１の外側ｉｌｌから上方に、接続部材
カバーＤの下面に嵌入する垂直嵌合片２１５を設け、垂
直嵌合片２１５の内側には長手方向に複数の水切突条２
１６を形成する。

垂直嵌入壁２１０のガラス嵌入溝２１４部分の軒側及び
線側先端寄りには、第２９ａ図に示すように、貫通孔２
１７を穿設し、垂直嵌入壁２１０の棟側下端には、侵述
する採光ガラス枠固定具２５に嵌合し側部排気口となる
固定具嵌合切欠２１８（第３０Ｃ図参照）を形成し、縦
１１２１の、棟及び軒側先端部分には折曲突条２１３を
設けずに横桟嵌合８１１２１９を形成する。

上横４２２は、第３０Ｃ図に示すように、上横桟ガラス
載置Ｗ片２２０と、その上方に上横桟ガラス載置藺片２
２０に平行なガラス押え片２２１を設け、上横桟ガラス
＃＆置Ｗ片２２０と上横ロガラス押え片２２１とをガラ
ス２４の線側端縁に平行な上横桟接続Ｍ１２２２によっ
て接続し、上横桟ガラス１ｔｔｆｉ１片２２０及びＬ横
桟ガラス押え片２２１の軒側部分と上横桟接続壁２２２
とによってガラス嵌入溝２２３を形成する。

上横桟接続壁２２２には、線側に割溝を形成した上横桟
中空湾曲部２２４が長手方向に沿って設けられ、上横ロ
ガラス押え片２２１の線側端縁には、上方に屈曲し、さ
らに軒側に折り曲げて係合折曲部２２５が形成される。

上横桟ガラス載買ママ片２２０の下面には下方に延出し
た少にΦ１側に屈曲し、さらに上方に折り曲げて固定具
係合片２２６が設けられる。

下横＋１２３は、下横桟がラス載置Ｗ片２３０の上方に
Ｆ横桟ガラス押え片２３１を平行に設（Ｊ、下横桟ガラ
ス載δ買片２３０と下横ロガラス押え片２３１とをガラ
ス２４のΦ１側端縁に平行な下横桟接続壁２３２で接続
し、下横桟ガラス載置Ｗ片２３０及び下横ロガラス押え
片２３１の線側部分と下横桟接続壁２３２とによってガ
ラス１Ｎ人＋Ｍ２３３を形成する。

下横１接続壁２３２には、線側に割溝を形成した中空湾
曲部２３４を長手方向に沿って設け、下横桟ガラス載置
Ｗ片２３０の軒側端縁には下方に湾曲する湾曲防水樋２
３５を設ける。

下横ロガラス押え片２３１の軒側端縁には、軒側に隣接
する採光ガラス枠Ｂの上横＋１２２を上方から被覆する
被覆蓋部２３６を設け、被覆蓋部２３６の下面には水切
突起２３７を設ける。

第３１ａ図及び第３１ｃ図において、２６は縦桟２１と
下横＋１２３とを接続するガラス枠組付金具であり、縦
桟２１の垂直嵌合片２１５と平行で、垂直嵌合片２１５
の端部内面に一部が重合づる閉塞板２６０の外面中間部
に縦桟２１の垂直嵌合片２１５の軒側端部に当接する当
接突起２６４を設け、軒側下部に下横４１２３方向に突
出し、下横様２３の被覆蓋部２３６の縦桟側端部下面に
嵌合する突出嵌合部２６１を設ける。突出嵌合部２６１
の線側には、縦桟２１のガラス嵌入溝２１４の軒側端部
に差込まれる差込突片２６２が一体に設りられ、差込突
片２６２にＧ、ｔ　Ｕ桟２１の貫通孔２１７に対応する
位置に貫通孔２６３を穿設する。

次に、縦桟２１と下横４２３の接続について説明すると
、ガラス枠組付金具２６の閉塞板２６０の線側端部を縦
桟２１の垂直嵌合片２１５の軒端部内面に重合させ、差
込突片２６２を［１２１のガラス嵌入溝２１４に差し込
んで垂直嵌入壁２１０にΦ合さゼ、下横様２３の下横様
ガラス載置翼片２３０と下横桟ガラス押え片２３１の端
部を縦１１２１の横ｌ嵌合部２１９に嵌合し、ガラス枠
組付金具２６の突出嵌合部２６１を下横＋１２３の被覆
蓋部２３６の下面に嵌入する。そして、縦桟２１の貫通
孔２１７．ガラス枠組付金具の貫通孔２６３及び下横＄
１２３の中空湾曲部２３４に、先端に小径部２７０を形
成したタップネジ２７を沖通し、第３１ｂ図、第３２図
に示すように、縦桟２１ど下横＋１２３を組み付ける。

縦＋１２１と上横＄１２２とは第２９ａ図に示すように
、縦桟２１の棟寄りの貫通孔２１７（図示せず）に挿通
したタップネジ２７を、下横様２２の中空湾曲部２２４
に挿入することによって接続され、左右画帳１１２１，
２１．上横桟２２．下横様２３は、第２９ｂ図及び第３
０ｂ図に示すように、各ガラス嵌入溝を内周に向けて四
辺形状に組み立てられる。

ガラス２４の周縁には、第３０ａ図、第３０ｃ図、第３
２図に示すように、端縁に外向きの鍔２４０を設けた断
面溝状のバッキング２４１を被せ、このバッキング２４
１部分を各ガラス桟のガラス嵌入溝２１４，２２３，２
３３内に差し込み、鍔２４０をガラス嵌入溝２１４，２
２３．２３３の開口部の端縁に当接する。

第３３ａ図〜第３３ｃ図は棟部採光ガラス枠Ｂ３を示し
、ガラス２４の線側端縁には下横様２２に替えて、ガラ
ス２４と同幅の金属１合成樹脂等から成る棟下方敷設扱
２８を取付ける。

棟下方敷設板２８の軒側端縁には、軒方向に向けて開口
するガラス嵌入溝２８０を形成し、ガラス嵌入溝側壁２
８１の中央部に、軒側に割溝を形成した中空湾曲部２８
２を長手方向に沿って設【ノ、ガラス嵌入溝側壁２８１
の下部から下方軒側に屈曲して固定具係合片２８３を設
ける。

軒下方敷設板２８の線側端縁には、間隔を開けて２条の
平行な垂直上部壁２８４．２８／Ｉを設【ノ、垂直上部
壁２８４の先端には、互いに対向する内向屈曲？Ｊ５２
８５．２８５を設け、２条の垂直上部壁２８４の間に固
定具摺動係合溝２８６を形成する。

軒下方Ｐｌ設板２８の線側端縁の下方には垂直下部壁２
８７を設け、垂直下部壁２８７の先端は線側へ屈曲し、
垂直下部壁２８７の中央には、軒側に割溝を形成した中
空湾曲部２８８を長手方向に泊って設ける。

棟下方敷設板２８の下面の固定具係合片２８３と垂直下
部壁２８７の中間には、中間部垂下壁２８９を設け、中
間部垂下壁ｑ２８９には割溝を形成した中空湾曲部２９
０を設ける。

！＋１２１’　はガラス２４と棟下方敷設板２８との長
さの和の側縁に沿う長さとし、縦桟２１′のガラス嵌入
ＲＩＪ２１４の側壁の軒側先端部と、軒下方敷設板２８
の各中空湾曲部２８２，２９０゜２８８に対応する位置
には、各々貫通孔を形成し、貫通孔に差し込んだタップ
ネジ２７を、下横様２３の中空湾曲部２３４と棟下方敷
設板２８の中空湾曲部２８２，２９０．２８８に螺着し
、第３３ｂ図に承りように棟部採光ガラス枠Ｂ３を組み
立てる。

棟部採光ガラス枠Ｂ３の他の部位については、前記した
採光ガラス枠Ｂと同様の構成を有する。

以上の説明のように、採光ガラス枠８１　、　Ｂ２　。

Ｂ３は両側の縦桟２１と下横桟２３が、簡単な一つのガ
ラス枠組立金具２６により嵌合組立され、上横ｆ１２２
とガラス２４で四辺形枠をなし、全て規格品として生産
、組立されるので均一な品質で、量産効果に富んだもの
となる。

第３４ａ−ｃ図において、２５は採光ガラス枠固定金具
であり、採光ガラス枠固定金具２５は第２０ａ、ｂ図に
示すように、上部接続部材１４の嵌合溝１４７を覆うよ
うに載置され、嵌合溝１４７を利用してボルト２５０と
ナツトとで固定され、その上部棟側に棟方向に開口する
係合段部２５１を有する。

採光ガラス枠Ｂを固定する時は、第３４ａ図に示すよう
に、採光ガラス枠Ｂの線側端部が下になるように傾斜さ
せ、上横１２２の固定具係合片２２６を、第３４ｂ図に
示すように採光ガラス枠固定金具２５の係合段部２５１
の下方に位置させ、次に下横＋１２３を下方向に移動し
、第３４ｃ図のように下横ｔ１２３の湾曲防水樋２３５
を、軒側に隣接する他の採光ガラス枠Ｂの上横桟２２の
上横桟ガラス載置翼片２２０の下面に係合させる。

下横ｆ１２３の下横桟接続壁２３２の下部には第３５図
に示すように、間隔をおいて水抜孔２３８が穿設されて
いるので、第３６図に示すように、採光ガラス枠Ｂを葺
いた場合に、ガラス２４上面を流下して下横桟２３のガ
ラス嵌入溝２３３に侵入した雨水は、水抜孔２３８を通
って湾曲防水樋２３５に流れ込み、さらに上部接続部材
１４の嵌入溝１４７を通じて軒方向に排出される。

また、軒側の採光ガラス枠Ｂの上横＋１２２の上方を線
側の採光ガラス枠Ｂの下横桟２３の被ｍｉ部２３６が覆
っているので、採光ガラス枠Ｂ相互の接続部からの浸水
は抑止されるが、万が−１吹き上げによる浸水があって
も、上横桟ガラス載置翼片２２０の上端を乗り越えた水
は、湾曲防水樋２３５に落下し、前記と同様軒方向に排
出される。

採光ガラス枠８１．８２．８３は縦桟２１と下横桟２３
．上横桟２２．ガラス２４．ガラス枠組立金具２６で四
辺形枠を形成し、水抜穴３３８と湾曲防水１ｍ２３５で
進入する雨水を軒先に排出し、その上、採光ガラス枠８
１　、Ｂ２．８３は第３４図、第３６図に示すように下
横桟２３と上横桟２２が三重、四重の係合防水構造に形
成され、上部接続部材１４の採光ガラス枠固定金具２５
に係合するのみで載置されるので、振ｖＪ衝撃、熱膨張
・伸縮を吸収し、雨仕舞が完璧で単純な生産加工の量産
効果に富んだものとなる。

次に、採光ガラス枠Ｂの横方向の接続について説明する
。

第３７８−ｄ図及び第３８ａ−ｃ図に示すように、採光
ガラス枠Ｂの縦桟２１の垂直嵌入壁２１０の下端が、上
部接続部材１４の外側対向突条１４６と内側対向突条１
４６′で幅調整を形成する中間部幅調整部１４７内に挿
入して載置され、垂直嵌合片２１５の上端が接続部材カ
バーＤの水切垂下片１６３と上部接続部材１４の係合突
片１５４で幅調整を形成する上部幅調整部１６４′に挿
入される。

そして、上部接続部材１４に固定され、前述した如く縦
桟２１の側部排気口を形成した固定具嵌合切欠２１８（
第３４ａ−ｃ図参照）内に位置する採光ガラス枠固定金
具２５によって採光ガラス枠Ｂは中間部接続部材Ａに固
定され、中間部接続部ＵＡを介して横方向に平列に接続
される。

このとき、実際の屋根野地幅寸法は建築構造や敷地面積
や地域特有の建築構造差で千差万別であるから、屋根の
接続施工を容易にする為には野地幅の誤差寸法の吸収を
容易にする標準取付、プラス取付、マイナス取付等の調
整機能を必要とする。

そこで、第３７ａ−ｅ図及び第３８ａ−ｃ図に示１°よ
うに、屋根葺きを単純にして簡略化した幅調整構造８１
能を用意した。

次に、幅調整機能構造を説明する。

中間部幅調整部１４７の幅調整方法は第３７ｂ図、第３
８ｂ図に示すように、野地幅が標準でＯ調整の場合は採
光ガラス枠Ｂの縦桟２１の垂直嵌入壁２１０は上部接続
部材１４の対向突条１４６′で間隔を広くあけて幅調整
する中間部幅調整部１４７の中央の位置に挿入＄５！置
され、固定されて標準取付となる。

第３７ｂ図及び第３８Ｃ図に示すように、野地幅が標準
より狭いときのマイナス調整の場合は採光ガラス枠Ｂの
縦桟２１の垂直嵌入壁２１０は中間幅調整１ｆＩ１１４
７の内側の対向突条１４６′に接近して内側の位置に挿
入載置され、固定されてマイノース取付となる。

第３７ｂ図及び第３８ａ図に示すように、野地幅が標準
より広いときのプラス調整の場合は採光ガラス枠Ｂの縦
桟２１の垂直■大壁２１０は中聞幅調整部１４７の外側
の対向突条１４６に接近して外側の位置に挿入載置され
、固定されてプラス取付となる。

上部幅調整部１６４′の幅調整方法は第３７ａ図及び第
３８ｂ図に示すように、野地幅が標準で０調整の場合は
採光ガラス枠Ｂの縦桟２１の垂直嵌合片２１５が上部接
続部材１４の係合突片１５４と中間部接続部材カバーＤ
の水切垂下片１６３で間隔を広（あけて幅調整する上部
幅調整部１６４′の中央の位置に挿入されて標準取付と
なる。

第３７ａ図及び第３８ｃ図に示すように、野地幅が標準
より狭いときのマイナス調整の場合は採光ガラス枠Ｂの
縦桟２１の垂直嵌合片２１５は上部幅調整部１６４′の
内側の係合突片１５４に接近して内側の゛位置に挿入さ
れ、マイナス取付となる。

第３７ａ図及び第３８ａ図に示すように、野地幅が標準
より広いときのプラス調整の場合は採光ガラス枠Ｂの縦
桟２１の垂直嵌合片２１５は上部幅調整部１６４′の外
側の水切垂下片１６３に接近して外側の位置に挿入され
、プラス取付となる。

以上の説明のように、幅調整機能を構成して、単純にし
て簡略化して取付接続を容易にする。野地幅をＵ１採光
ガラス枠幅をＷ、接続部材幅をｂ１幅調整間隙をｙとし
、採光ガラス枠幅と幅調整間隙を加えた（ｗ＋ｂ＋ｙ）
−りを基準ピッチとする。

まず、野地幅Ｕを基準ピッチｐで割り、Ｕ÷ｐ＝ａ　　
・・・・・・余りＣ ａは採光ガラス枠の縦列の数になる。

余りＣが０　（Ｃ＝０）のときは、第３８ｂ図に示ず位
置関係で採光ガラス枠と接続部材は納まる。

余りＣ／ｆｉ基準ピ基準ピッチ分より小さい（Ｃ＜ｐ／
２）時はこれをプラス調整と称し、余りＣが基準ピッチ
の半分より大きい（Ｃ）ｌ／２）時はこれをマイノース
調整と称し、各々に別個の調整方法を採用する。

９プラス調整の場合 Ｕ÷ｐ＝ａ　　・・・・・・余りＣ（Ｃ＜Ｄ／２）この
余りＣをａで除し、　Ｃトａ＝α 求められた値αが一列当たりの必要な調整品となる。従
って、このαを基準ピッチｐに加えてやれば求める採光
ガラス枠のピッチが出る。

（例１）Ｕ＝９２１０．ｗ＝５６６、ｂ＝３０゜ｙ＝１
０の場合 ｐ＝ｗ＋ｂ＋ｙ＝６０６ ９２１０÷６０６＝１５　　・・・・・・余り１２０余
り１２０＜ｐ／２だからプラス調整となる。

α＝１２０÷１５＝８ ６０６＋８＝６１４ 求める採光ガラス枠のピッチ−６１４ 採光ガラス枠の列数ａ＝１５枚 ９マイナス調整の場合 Ｕ÷ｐ＝ａ　　・・・・・・余りＣ（Ｃ＞Ｉ）／２）基
準ピッチｐと、余りＣの差を採光ガラス枠列数ａに＋１
した数で除し、 （ｐ−ｃ）÷（ａ＋１）＝α 剪出された数値αが一列当りの必要な調整量で、基準ピ
ッチｐよりこのαを減じてやれば、求める採光ガラス枠
のピッチ寸法が割り出される。

（例２）ＬＪ＝７８５２．ｐ＝６０６．ｙ＝１ｏの場合 ７８５２÷６０６＝１２　　・・・・・・５８０余り５
８０＞ｐ／２だからマイナス調整となる。

α＝　　（６０６−５８０）　　÷　（１２＋１　）　
　−２６０６−２＝６０４ 求める採光ガラス枠のピッチ−６０４ 採光ガラス枠の列数ａ＝１３枚 上記は幅調整の方式であり、具体的にその例を示した。

第３８ｂ図は標準納まりの図で、その場合は採光ガラス
枠Ｂの垂直嵌合片２１５は上部幅調整部１６４′の中心
に、垂直嵌入壁２１０は中間部幅調整部１４７の中心に
位置する。また、金属屋根板５の係合防水壁５０３も下
部幅調整部１３９の中心に位置するので調整は必要とし
ない。

第３８ｃ図はマイナス調整の図で、その場合は採光ガラ
ス枠Ｂの垂直嵌合片２１５は上部接続部材１４の係合突
片１５４に接近し、垂直嵌入壁２１０は中Ｉ２！１部幅
調整部１４７の内側対向突条１４６′に接近して内側に
位置する。また、金属屋根板５の係合防水壁５０３は垂
下片１３３に接近して下部幅調整部１３９の内側に位置
してマイナス調整され、マイナス取付位置となる。

第３８ａ図はプラス調整の図で、その場合は、採光ガラ
ス枠Ｂの垂直嵌合片２１５は接続部材カバーＤの水切垂
下片１６３に接近し、垂直■大壁２１０は中間部幅調整
部１４７の外側対向突条１４６に接近して外側に位置す
る。また、金属屋根板５の係合防水壁５０３は摺動曲部
１３２′に接近して下部幅調整部１３９の外側に位置し
てプラス調整され、プラス成句位置となる。

次に、金属屋根板５の横方向の接続について説明する。

第３７８−Ｃ図に示すように、金属屋根板５の保合防水
壁５０３は下部接続部材１３の外側の摺動曲部１３２′
と内側の垂下片１３３とで間隔を広くあけて幅調整を形
成する下部幅調整？ＪＩ　１３９に挿入して取付けられ
る。また、上記と同様に野地幅寸法の誤差に対応して標
準取付、プラス取付。

マイナス取付が可能な幅調整機能を構成している。

次に、その幅調整機能構造を説明する。

金属屋根板５の幅調整方法は前述した採光ガラス枠Ｂの
幅調整方法と同一であり、連動して調整接続されるもの
である。

下部幅調整部１３９の幅調整方法は第３８ｂ図に示すよ
うに、野地幅が標準で０調整の場合は金属屋根板５の係
合防水壁５０３は下部接続部材１３の外側の摺動曲部１
３２′と内側の垂下片１３３で間隔を広くあけて幅調整
部を形成する下部幅調整ｇｌ１１３９の中央に挿入され
て中央に取付けられて標準取付となる。

第３８ｃ図に示すように、野地幅が標準より狭い場合の
マイナス調整は、金属屋根板５の係合防水壁５０３が下
部接続部材１３の下部幅調整部１３９の内側の垂下片１
３３に接近して挿入され、内側の位置に取付けられてマ
イナス取付となる。

第３８ａ図に示すように、野地幅が標準より広い場合の
プラス調整は、金属屋根板５の係合防水壁５０３が下部
接続〜１材１３の下部幅調整部１３９の外側の摺動曲部
１３２′に接近して挿入され、外側の位置に取付けられ
てプラス取付となる。

第３９ａ図は軒先カバー〇の分解斜視図であり、軒先カ
バーＧはカバー本体３０と多孔板３１及び水入防水壁３
２より成る。

カバー本体３０は、水平上面３００の線側端縁の上部に
立上水入突片３０１を、下部に下方棟側に屈曲する水切
案内片３０２を設け、水平上面３００の中間部下面に水
入防水１３２固定用のネジ受溝３０３を長手方向に沿っ
て設ける。

水平上面３００の軒側端縁は下方に屈曲して垂下水切片
３０４とし、該垂下水切片３０４のやや内方には防塵垂
下壁３０５を設け、防塵垂下壁３０５に交差して２枚の
互いに平行な平行板３０６．３０７を間隔をあけて設け
、平行板３０６゜３０７の軒側先端を下方に屈曲して垂
下水切片３０４を形成する。平行板３０６，３０７の棟
側端縁は上方に折り曲げ水運突片３０８とし、防塵垂下
壁３０５の下端には線側及び軒側に張出す支持板３０９
を設ける。

支持板３０９の棟側端縁には上方に開口する多孔板支持
溝３１０を設け、支持板３０９の軒側端縁は軒方向に湾
曲するように下方へ折り曲げ、さらにｍ側へ屈曲し、そ
の先端を上方へ立ち上げて排水溝３１１を形成し、２枚
の平行板３０６゜３０７によって仕切られる防塵垂下’
１３０５の３つの小壁には軒先部吸気孔Ｈを穿設する。

多孔板３１は、上端がカバー本体３０のネジ受溝３０３
の側壁３１６に係合し、下端が多孔板支持溝３１０内に
係合する垂直多孔壁３１２の両側端から打方向へ平行板
係合壁３１３を設けてなり、垂直多孔壁３１２には多数
の通気小孔３１４を穿設する。

平行板係合壁３１３の先端にはカバー本体３０の平行板
３０６．３０７の株制端部を嵌入する平行板嵌合切欠３
１５．３１５を形成し、平行板係合壁３１３の垂直多孔
壁３１２との接続縁の下端には多孔板支持溝係合切欠３
１７を各々形成する。

水運防水壁３２は、カバー本体３０の水平上面３００の
側端部上面に載置される水平上面載置片３２０の外側端
に防水固定壁３２１を設け、防水固定壁３２１の内面に
は複数の防水突条３２２を形成し、防水固定壁３２１の
下部のネジ受溝３０３に対応する位置に貫通孔３２３を
穿設する。

次に、軒先カバーＧの組立てを説明すると、カバー本体
３０のネジ受溝側壁３１６に多孔板３９の垂直多孔壁３
１２の上端を係合し、多孔板支持１Ｍ３１０内に錐多孔
壁３１２の下端を差し込み、平行板３０６，３０７に平
行板嵌合切欠３１５を係合し、横方向にＷｊ動させてカ
バー本体３０の防塵垂下壁３０５と多孔板３１の垂直多
孔壁３１２とを平行にする。

そして、水運防水壁３２の水平上面１！置片３２０をカ
バー本体３０の水平上面３００上に載置し、貫通孔３２
３とネジ受溝３０３にタップネジ３３をｌ＋＋；通して
固定する。

第４０ａ−ｃ図は、軒先カバーＧの取付けを示し、軒先
カバーＧは第４０ｃ図に示すように、屋根の軒先端面に
設置され、立上水運突片３０１が軒先採光ガラス枠Ｂ１
の被覆蓋部２３６の下方に、水切案内片３０２が湾曲防
水樋２３５の上方に嵌入される。屋根下地上に載置され
た軒先板３４の外りから軒先カバー材Ｇの嵌合凹部３１
１を嵌合し、接続部材Ａ、Ａ’　の軒先端面に防塵キャ
ップＥを取付け、防０キャップＥの嵌入凹部１８８に嵌
合凹部３１１の外面を嵌合する。

接続部材Ａ、Ａ’の軒端部の上面には第４０ｂ図に示す
ように、軒先嵌合板１７を取付け、軒先嵌合板１７に水
切垂下片１６３を形成する。水平翼片１７２の下方に軒
先カバーＧの水運防水壁３２の防水固定壁３２１が嵌入
される。

このときに前記した採光ガラス枠Ｂ、金属屋根板５と同
じく、軒先カバーＧも同様に幅調整取付構造を構成する
。その調整方法は、上部接続部材１４の係合突片１５４
と軒先嵌合板１７の水切垂下片１６３とで間隔を広くあ
けて、先に述べた採光ガラス枠Ｂの上部幅調整部１６４
′と同じ幅調整部を形成して幅調整を容易にする。

第４１ｂ図に示ずように、野地幅が標準で調整を必要と
しない標準取付の場合は、軒先カバーＧの防水固定！１
３２１は軒先嵌合板１７の水切垂下片１６３と上部接続
部材とで形成した上部幅調整部１６４′の中央に位置し
て取付けられ、標準取付となる。

第４１ａ図に示ずように、野地幅が狭いときはマイナス
調整取付となり、この場合は、軒先カバーＧの防水固定
ｕ１３２１は上部幅調整部１６４′の内側の上部接続部
材１４の係合突片１５４に接近して内側に位置して取付
けられ、マイナス調整取付となる。

第４１ａ図に示すように、野地幅が広いときはプラス調
整取付となり、この場合は、軒先カバー〇の防水固定１
３２１は上部幅調整Ｐ！５１６４′の外側の軒先嵌合板
１７の水切垂下片１６３に接近して外側に位置して取付
けられ、プラス調整堰イ」となる。

以上の説明の如く、屋根部材の平列取付構造は採光ガラ
ス枠Ｂ、金属屋根板５１軒先カバーＧ。

各接続部材が相対応してなされる。

また、軒先カバーＧは係合だけの挿入嵌合取付であるか
ら、地震、熱膨張による歪を吸収する構造で、吸気孔は
効率的に形成され取付も容易である。軒先構成材の接続
部材カバーＤ、上部接続部材１４．嵌合板１７９軒先軒
先カバー材単純に生産、加工され、その取付は接続部材
カバーＤ１．ｍｆｉＪ妨取付された摺動蓋１６６を軒先
側に摺動し、防昨キャップＥの空洞１８４内に嵌入させ
て軒先部を一体化させ、−本の軒先ボルトで風圧強化構
造に構成される。

次に、屋根の妻側端部の構造を説明すると、第４２ａ図
において、３５は垂木１に釘等により固定された破風板
、３６は破風板３５の側部に固定された基盤材固定金具
、Ｃは前記基盤材固定金具３６に取付けられた側端面基
盤材、６は側端面基盤材Ｃに嵌合装着された側端面カバ
ーである。

側端面１％材Ｃは本体となる上部水平部３６０の下面に
垂下壁となる垂直部３６１が一体に設けられ、垂直部３
６１の下端には外方に張り出して張出部となる下部水平
部３６２が設けられ、上部水平部３６０の内側縁上部に
は複数の水切突条３６３を有する水切立上壁３６４が設
けられ、垂直部３６１の中央には外方に張り出して支持
溝３６５が形成されている。

側端面基盤材Ｃの上部水平８ＩＳ３６０及び下部水平部
３６２の他側縁には各々下方及び上方に折り返すと共に
、その端部を内方に折り返した係合突条３６９がそれぞ
れ形成され、係合突条３６９の外方には互いに対向する
側端面押え板支持溝３７０が形成され、側端面基盤材Ｃ
の支持溝３６５には第４３図に示すように、長手方向中
央付近に固定用丸孔３６６が穿設され、支持溝３６５の
固定用丸孔３６６の両側には一定の間隔をおいて長軸が
軒棟方向に一致する長孔よりなる摺動取付孔３６７が穿
設され、上部水平部３６０には長手方向に沿って複数の
雨水流下溝３６８が形成される。

イして、側端面基盤材Ｃは破風板３５の側面に装着した
基盤材固定金具３６によって、固定用丸孔３６６及び店
動取付孔３６７を介して取付けられ、水切立上壁３６４
は、側下部接続部材１３′のへ山部１３２下方の側端面
基盤材当接片１９０と垂直壁１３１の間に挿入して載置
する。

また、側端面基盤材当接片１９０と垂直壁１３１とは間
隔を広くあけて野地幅誤差の幅調整の為の側下部幅調整
部１９１を構成する。

側端面基盤材Ｃの軒側端部の上面には、第４２ｂ図に示
すように側端杆部材３８をＩＴｌ！置する。

側端杆部材３８は側端面基盤材Ｃの上部水平部３６０上
に重合し、側端面基盤材Ｃと同幅の載置面３８０の軒側
から斜め上方に折り曲げ、さらに水平本体３８１を延出
し、水平本体３８１の端部を下方に、さらに線側に屈曲
して嵌合凹部３８２を形成し、水平本体３８１の下面か
ら下方に垂直脚部３８３を設け、垂直脚部３８３の下端
には第４３図に示すように側端面基盤材Ｃの雨水流下溝
３６８間の凸部下面に差し込まれる差込片３８４を設け
る。

側端杆部材３８の嵌合凹部３８２には軒先板３４の軒側
端１ｒが挿入され、嵌合凹部３８２の外面は防０キャッ
プＥの嵌入凹部１８８に嵌合する。

また、第４５図に示すように、側喘軒部材３８のケラバ
側下端には、側部下隅装飾カバーＦを取付けるための取
付切欠３８５が形成され、載置面３８０には雨水流下溝
３６８に嵌合する係合凹溝３８６が形成される。

側端面基盤材Ｃの線側端部の上面には、第４２Ｃ図に示
すように側端線側部材３９が載置される。

側端線側部材３９は、第４４図に示すように側端面基盤
材Ｃの上部水平部３６０と同じ幅を有する水平載置面３
９０の上面に水運突出壁３９１を設け、水平載置面３９
０の水運突出壁３９１より線側に、長軸が軒棟方向に一
致する取付用長孔３９２を穿設し、水平！！載置面９０
の軒側端部に側端面基盤材Ｃの雨水流下Ｉ　３６８に嵌
合する下方屈曲舌片３９３を設ける。

側端線側部材３９は第４５図に示すように、側端面基盤
材Ｃの上部水平部３６０上に載置され、下方屈曲舌片３
９３が雨水流下溝３６８に嵌合され、側端面基盤材Ｃの
線側端部に穿設されたボルト孔と、取付用長孔３９２に
ボルト３９４を仲通しでナツトで固定し、側端線側部材
３９を側端面基Ｉ！Ａ［に取付ける。

側端面カバー６は、側端面基盤材Ｃと略同長で、その垂
直被覆板３７１の上下端寄りの内面には各々側端面基盤
材Ｃの係合突条３６９に係合する係止突条３７２を突設
する。

次に、屋根の側部における幅調整取付方法を第４７ａ、
ｂ、ｃ図を参照して説明する。

先に、採光ガラス枠Ｂと金属屋根板５とを、中間部接続
部材Ａによって並列接続して、中間部の野地幅寸法の誤
差を幅調整する標準取付、マイナス調整取付、プラス調
整取付を第３Ｂａ−ｃ図に示して、その調整方法を説明
した。

ところで、実際の屋根に屋根部材を取付施工するには葺
き始めと葺き納めが大切な所である。特に、屋根の野地
幅は線側幅と軒先側幅が必ずしも同一であるとは限らず
、正確に平行でないので、そのためには葺き始めと葺き
終りの納め方を容易にする幅調整部が側部構造に絶対に
必要である。

その側部幅調整は両側で行う場合と、片側で行う場合が
あるが、本発明の実施例に用いられる部材は両側の場合
も片側の場合もいずれも取付施工ができる。側部におけ
る標準取付、マイナス調整取付、プラス調整取付を第４
６８−Ｃ図に示し、その幅調整方法を以下に説明する。

第４６ａ図に示すように側部接続部材Ａ′の側下部接続
部材１３′は、外側に位置する垂直壁１３３１と側端面
基盤材当接片１９０との間隔を広くあけて野地幅誤差を
調整する側下部幅調整部１９１を形成する。また、側端
面基盤材Ｃは内側上面端部に水切立上壁３６４を形成し
ている。野地幅が標準で調整取付を必要としない場合は
側端面基盤材Ｃの水切立上壁３６４は側下部幅調整部１
９１の中央に位置して取付けられる。

第４６ｂ図に示すように、野地幅が狭いとぎはマイナス
調整取付となり、この場合は側端面基盤材Ｃの水切立上
壁３６４は、側下部接続部材１３′の側下部幅調整部１
９１の内側に位置する垂直壁１３１に接近して取付けら
れ、マイナス調整取付となる。

第４６Ｃ図に示すように、野地幅が広いときはプラス調
整取付となり、この場合は側端面基盤材Ｃの水切立上壁
３６４は、側下部接続部材１３′の側下部幅調整部１９
１の外側に位置する側端面基盤材当接片３６４に接近し
て位置し、水切立上壁３６４は外側に位置して取付けら
れ、プラス調整取付となる。

以上の説明の如く、中間部の調整と同様に調整して外側
にて微調整をすることで屋根部材の葺き納めを容易にす
る。

側部における側端面基盤材Ｃの調整接続方法を説明する
と、通常存在する屋根の野地幅は２間以上であり、屋根
施工は１間２枚葺き、１間３枚葺き、１間４枚葺き等種
々可能である。

例えば、１間３枚葺きとする時、２間２尺では第４７ｂ
図のように７列となり、２間４尺の時には第４７ｃ図の
ように８列となる。採光ガラス枠の幅をＷ、接続部材幅
をｂとした時７列の最小野地幅は、 （ｗ＋ｂ）ｘ７＝ｅ　　となり、 これに最大幅調整量（ｄｉａｌ／列）を加えた最大寸法
は （ｄｘ７）＋ｅ＝ｆ　　となる。

また、８列の時には最小寸法は （ｗ＋ｂ）ｘ８＝Ｑ　　となる。

ここで問題となるのは、ｇ＞ｈ＞ｆとなるようなｈの寸
法が発生するときで、実際の屋根野地寸法は建築構造や
地域差で千差万別であるから、７列と８列の中間のｈな
る寸法も当然存在するはずで、前記した中間部の幅調整
方法と側部の幅調整方法ではこれを満足することができ
ず、調整不能な場合が生じて、屋根葺きができなくなっ
てしまう。

そこで、前記した幅調整を越えたものについては、側部
接続部材Ａ′と側端面基盤材Ｃの組合せの中で吸収する
こととし、その方法は幅寸法の異なる側端面基盤材Ｃを
何種類か用意して、各寸法に対応して使い分けるもので
ある。

つまり、（Ｑ−ｆ　）　−（７ｄｘ）　＝ｓ（ｓ＞０）
（ｘはＯ９正の整数） となるようなＳの値を持った側端面基盤材Ｃを何種類か
用意して、各寸法に対応して使い分けるものである。

（例）採光ガラス枠幅Ｗ＝５６６ｎｖ、接続部材幅３０
信−２幅調整量Ｃ＝２０１１とすると、ｅは　（５６６
＋３０）　Ｘ　７＝４１７２１１１１ｒは　（２０Ｘ　
７）　＋４１７２＝４３１２１１１１ｑは　（５６６＋
３０）　ｘ　８　＝４７６８ｍｎ＋これにより、側端面
基盤材Ｃの寸法Ｓはｘ＝０の時　Ｓは　４７６８−４３
１２＝　４５６１ｘ＝１の時　Ｓは４５６−　（２０ｘ
　７ｘ１）−３１８＋＋＋ｍｘ＝２のｌｌ５Ｓは４５６
−　（２０ｘ　７ｘ２）＝　　１７６ｍｍ＋ｘ＝３の時
　Ｓは４５６−　（２０ｘ　７ｘ３）＝３６ｍｍとなる
。

今、野地幅が４５３０１１１１とすると、４５３０−４
３１２＝２１８ｍ−となり、調整の範囲を越えた囚は２
１８ｍ＋ａである。

したがって、側端面基盤材Ｃは２１８ｍｍより大きくて
それに最も近い３１６ｍ−のものを使用して実質上の野
地幅を計算すると、 ４５３０−３１６＝４２１４１１１　　となる。

全体の幅調整ａは ４２１４−４１７２＝４２１１１　　であるから、４２
÷７　＝　６　ｉａ＋／列　となる。

第４Ｂａ−ｅ図は、上記の側端面基盤材Ｃの寸法Ｓの値
に対応するために用意する数種の側端面基盤材Ｃを示し
、ｓ＝０のときは、第４８ａ図に示Ｊ側端面基盤材Ｃを
使用し、以下、Ｓの値が大きくなるに従って第４８ｂ〜
ｅ図の側端面基盤材０を適宜用いる。

採光ガラス枠寸法と幅調整ｈ１の決め方によって側端面
基盤材Ｃ種類１幅寸法の多少、大小が発生ずるのである
が、太陽エネルギー収集効率を高める為には、限られた
屋根面積の中で、エネルギー収集面積をできるだけ大ぎ
く取ることが必要で、そのためには接続部材幅や幅調整
済を必要最小限に押え、採光ガラス枠Ｂを最大限大きく
取ることが合理的、経済的な設計手法となる。

但し、採光ガラス枠Ｂは、高所において一人で持ち運び
することを考えると、２尺近傍の寸法が扱い易く、それ
以上では安全性の面で不安がある。

したがって、実際には１間３枚葺きというのは４枚ｆ１
きに比べれば接続部材の本数も少なくて済むし、施工性
も良いので合理性、経済性に富んだものと言える。

また、幅調整量が±１０１１１１というのも実使用領域
内（４間〜５間）においては３種類の側端面基盤材Ｃを
野地幅に合せて適宜使用することでカバーできるので適
当な寸法と考えられる。

次に、表１〜表８の説明をする。

表１は、採光ガラス枠幅と接続部材幅と幅調整間部ち基
準ピッチ寸法を予め設定したときに、適用される野地幅
から採光ガラス枠の列数と側部調整板の寸法が、どのよ
うになるかを簡単に拾い出せるようにしたものである。

表１で説明すると、 （例１）野地幅を４８４８ｍ１とすると採光ガラス枠Ｂ
の列数は８列となり、側端面基盤材Ｃの寸法はＯｌｌで
、調整岱も基準野地幅と同じであるから標準取付となる
。

（例２）野地幅を４６５２ｍｍと１６と採光ガラス枠Ｂ
の列数は７列となり、側端面基盤ＩＣの寸法は２４０　
ａｍ、調整■は７０ＩＩＩｍとなり、１列当り１０１１
のマイナス調整となる。１８０ｍ＋ｉの側端面基盤材Ｃ
を使用するならば、基準野地幅４６０２ｍｍより５０ｍ
１１大きくなるので１列当り５０／７ａ＋ｍのプラス調
整をする。

（例３）野地幅を４５２４　ａｒｍとすると採光ガラス
枠Ｂの列数は７列どなり、側端面基盤材Ｃの寸法は１２
０ｍｍ、基準野地幅４４８２＋ｕより４２１１１大きく
なるので、調整ａは１列当り６Ｉのプラス調整となる。

表１と表２は基準ピッチ寸法α＝　６０６　ｍｍ、幅調
整ｆｆ１ｙ＝±１０１１のものである。

表３と表４は基準ピッチ寸法α＝　６０６　ｍ１ｌｌ。

幅調整ｆｆ１ｙ＝±１５１ｆｆｌのものである。

表５と表６は基準ピッチ寸法α−６０６１１１Ｉｎ、幅
調整ｆｆ１ｙ＝±２０１１１のものである。

表７と表８は基準ピッチ寸法α＝４５５ｍｍ。

幅調整間ｙ−±１０１１のものである。

次に、側端面基盤材Ｃの取付方法について説明する。

Ｌル盤材固定金具３６は、第５１図に示すように破Ｋ（
板３５の側面に当接する取付用平板部３５０をイ１し、
取付用平板部３５０の中央には側端面基盤材Ｃの支持溝
３６５に設けた固定用丸孔３６６゜贋動取付孔３６７に
挿通する軸部３５１が設けられ、軸部３５１の端部には
固定用丸孔３６６、摺動成句孔３６７に挿通するボルト
３５２が設（〕られ、取付用平板部３５０の両調査りに
は取付孔３５３．３５３がそれぞれ穿設されている。

ぞして、基盤材固定金具３６は取付用平板部３５０が破
風板３５の側面に当接された後、前記取付用平板部３５
０に設けた取付孔３５３を利用して１３５４により破風
板３５に固定される。

側端面基盤材Ｃの屋根側部への取付けは、あらかじめ破
風板３５の側面の所定位置に基盤材固定金具３６を取付
孔３５３を利用して釘３５４により固定した後、第５２
図に示すように、基盤材固定金具３６のボルト３５２を
側端面基盤材Ｃの支持溝３６５に穿設した固定用丸孔３
６６、ｌ習動取イ」孔３６７に挿通すると共に側端面基
盤材Ｃの上部水平部３６０を破風板３５の上面に当接し
、側端面基盤材Ｃの垂直部３６１を破風板３５の側面に
当接し、第５３図に示すように基盤材固定金具３６のボ
ルト３５２にワッシャ３５５を介してナツト３５６を螺
着することにより、第５４図に示びょうに、側端面基？
Ｗ（材Ｃを基盤材固定金具３６を介して破風板３５に固
定した後、接続部材取付金具１５に側部接続部材Ａ′が
装着され、側端面基盤材Ｃの水切立上壁３６４が側部接
続部材１３′の張出部１３２下面に嵌合される。

そして、標準取付の場合には、第５５ｂ図及び第５５ｃ
図に示すように、基盤材固定金具３６のボルト３５２が
側端面基盤材Ｃの支持溝３６５に設けた摺動取付孔３６
７の中央に位置し、側端面基盤材Ｃが標準よりマイナス
に縮小を行うと、第５５ｅ図及び第５５ｆ図に示すよう
に、１５Ｊ材固定金具３６のボルト３５２が側端面基盤
材Ｃの摺動取付孔３６７に対して側端面基盤材Ｃの長手
方向※シ１：部寄りに位置し、側端面基盤材Ｃが太陽熱
等により膨張すると、第５５ｈ図、第５５ｉ図に示でよ
うに、基盤材固定金具３６のボルト３５２が、側端面！
！盤材Ｃの摺動取付孔３６７に対して、側端面基盤材Ｃ
の長手方向中央寄りに位置する。

第５６図において、Ｆは側部下隅装飾カバーであり、本
体部面戸板４００の表面上端に側端針部材３８の取付切
欠３８５に嵌合する嵌合突部４０１を設け、本体部面戸
板４００の裏面側下端に一体に後方突出部４０２を設け
、裏面側端中央部に側端面基盤材取付片４０３を突設し
、該側端面基盤材取付片４０３には貫通孔４０４を穿設
する。

そして、側端面基ｆｉＵｃの軒側端部に穿設された取イ
４孔と側部下隅装飾カバーＦの貫通孔４０４とを合わせ
てボルトとナツトによって固定し、第５７図に示すよう
に側端面基盤材Ｃに側部下隅装飾カバーＦを装着する。

側端面基盤材Ｃの外面には、第５８図に示す側端面カバ
ー６の係止凹溝３７２を側端面基盤ＩＣの係合突条３６
９に係合して装着し、さらに、側端面カバー６の外面に
は、第５９図に示すように側端面押え板４０の上下端を
側端面基盤材Ｃの側端面押え板支持溝３７０に■入し、
矢印方向に囲動して軒側端部を側部下隅装飾カバーＦと
の間に差し込んで装着する。

次に、屋根棟について説明すると、屋根棟は第１図、第
６３図に示すように、屋根面の頂部縁に沿って並設され
る一対の棟部側面部材Ｊと、棟部側面部材Ｊの上端面間
に跨設される棟冠Ｉと、棟部側面部材Ｊの裏面に重合さ
れる棟防水板１２と、隣接する棟冠Ｉ相Ｈを連結する棟
冠連結部材Ｍと、隣接する棟部側面部材Ｊ相互を連結す
る棟冠連結部材１１とより成る。

棟部側面部材Ｊは、側部張出面４３０と側部張出面４３
０の下面に略９０’の角度をもって設けられた起立面４
３１を階段状に交Ｕに連設した階段状本体４３の上端を
裏面方向に水平に折曲して折曲固定部４３２を形成し、
折曲固定部４３２にはボルト孔４３７を穿設し、階段状
本体４３の下端から外方下向きに屈曲しざらに外方上向
きに屈曲して棟部材固定片４３３を形成する。側部張出
面４３０は起立面４３１より外方に延出され、その先端
を外方下向きに傾斜させて庇４３４を設（〕、起立面４
３１には第７０図に示すように、複数の換気孔４３５を
形成し、最下段の起立面４３１と折曲固定部４３２の裏
面には各々棟防水板支持満４３６を設ける。

第６８図に示すように、棟冠■はやや上方に湾曲づる棟
天面４４０の両側縁から外方下向に傾斜する傾斜度４４
１を有し、傾斜度４４１の裏面中央部から内方へ突出し
た後、ざらに下方及び内方へｌＩｉり曲げて棟部側面部
材Ｊの折曲固定部４３２の上面に載置される折曲載置片
４４２を設け、折曲載置片４４２にはボルト孔４４３を
穿設する。

交して、棟冠■は、一対の屋根の頂部上面に並設された
棟部側面部材Ｊの上端間に跨設され、棟冠Ｉの折曲載置
片４４２と棟部側面部材Ｊの折曲固定部４３２を重合し
、ポル１へ孔４３７とポル１−孔／１３７をボルトとナ
ツトとで締め、棟冠■と棟部側面部材Ｊを接合する。

棟冠連結部材Ｍは、棟冠Ｉの接続部をその外面に沿って
被覆する帯状本体４５０の両下端から内向きに屈曲して
棟冠Ｉの傾斜計／Ｉ４１の先端に係合する内向折曲片４
５１を形成し、さらに内向上方へ屈曲し、その先端を湾
曲させて湾曲嵌合突条４５２を設（）、帯状本体４５０
の天部上面には、複数の水切用凹凸条４５３を設ける。

線側面連結部材１１は、帯状の載置片１１１と傾斜片１
１２を、棟部側面部材Ｊの側部張出面４３０と庇４３４
の屈曲角度に１よぼ等しい角度をもって階段状に連設し
て成り、最上段の載置片１１１の端部を上方に折り曲げ
、その先端に棟冠連結部ＵＭの湾曲嵌合突条４５２に係
合する嵌入膨大部１１３を設ける。

また、最下段の傾斜片１１２の裏面には、棟部側面部材
Ｊの最下段の庇４３４の先端に係合する内向舌片１１４
を設け、内向舌片１１４の下方には、線取付部材Ｎの先
端を差し込む嵌入切欠部１１０（第６４図参照）を形成
する。

棟防水板１２は、棟部側面部材Ｊの各入隅部分に当接づ
る重合板１２の上端と下端に、棟部側面部材Ｊの棟防水
板支持溝４３６に係合する裏面屈曲部１２１を設け、重
合板１２には第６９図に示すように複数の排気口１２２
を穿設する。

棟防水板１２の排気口１２２と、棟部側面部材Ｊの換気
孔４３５は、第７２．７３図に示すように棟の長平方向
において互いに対応しない位置に穿設さ゛れているので
、棟防水板１２の裏面屈曲部１２１を、棟部側面部材Ｊ
の棟防水板支持溝７１３６に嵌入し、第７１図に示すよ
うに棟防水板１２を棟部側面部材Ｊの裏面に重合すると
、各排気口１２２と換気孔４３５は第７４図のように相
互にずれた位置に配置され、雨水の直接の吹き込みを防
止づる。

また、棟冠Ｉと棟部側面部材Ｊ、棟防水板１２は生産性
、加工性１組立性等を単純、簡略化し同時に排気性を効
果的にする。

第７５〜７８図は、隣接づる棟部材相互の連結を示すも
のであって、棟冠連結部材Ｍは、第７５゜７７図に示す
ように、その下面にゴム、或いは合成樹脂製の防水重合
板４５を重合し、棟冠■の接続端部近傍の上面に嵌合す
る。

このとき、棟冠連結部材Ｍの内向折曲片４５１は棟冠ｌ
の傾斜計４４１の下端に係合し、棟部側面部材Ｊの階段
状本体４３の外面に嵌合される線側面連結部材１１の嵌
入膨大部１１３は、第７６図に示すように、棟冠連結部
材Ｍの湾曲嵌合突条４５２内に嵌入される。

さらに、第７７図に示すように、棟冠連結部材Ｍ及び線
側面連結部材１１を取付けた棟冠１１棟部側面部材Ｊと
同一線上にこれらと同様に組立てられた他の棟冠Ｉ２棟
部側面部材Ｊを、接続端部間にやや間隙を設けて載置し
、棟冠連結部材Ｍ。

線側面連結部材１１を矢印の方向へ囲動して、第７８図
に示すように隣接する棟部材相互の接続部分を被覆する
。

次に、接続部材カバーＤと屋根棟との接続について説明
する。

線取付部材Ｎは、第６１図に示すように水平本体部４１
０の下面に、接続部材カバーＤの幅と同長の間隔をおい
て下方垂直取付壁４１１．４１１を設け、下方垂直取付
壁４１１の内面中央には接続部材カバーＤの上面に載置
される載置突条４１２を、内面下端には接続部材カバー
Ｄの側端に係合する掛合突部４１７を各々形成する。

水平本体部４１０は第６２図に示すように線側端部が広
幅であり、その中央部から線側面連結部材１１の下端に
係合する差込嵌入片４１３を突設し、差込嵌入片４１３
の先端を第６３図に示すように上方に折り曲げ起立係止
壁４１４を形成する。

水平本体部４１０の他端は下方に湾曲さゼて湾曲部４１
５とし、下方垂直取付壁４１１にはそれぞれボルト孔４
１６を穿設する。

第６４図において、４２は、接続部材カバーＤの上面に
載置され接続部材カバーＤに線取付部材Ｎを連結する連
結具部材であり、連結具部材４２は延出平面４２０の上
面中央部に株に沿って２条の平列突出壁４２１を間隔を
あけて設け、平列突出壁７１２１の間にボルト挿入溝４
２２を形成し、延出平面４２０の線側端縁から上方に折
り曲げ水平に延出し、さらに下方に折り曲げて係止湾曲
部４２３を一体に設け、係止湾曲部４２３の下面には棟
部側面部材Ｊの棟部材固定片４３３に嵌合する嵌合係止
凹部４２４を形成する。

そして、棟冠連結部材１１の下端中央に形成された嵌入
切欠部１１０に、差込嵌入片４１３を挿入した線取付部
材Ｎによって連結具部材４２の−Ｆ方を被覆し、線取付
部材Ｎのボルト孔４１６ど連結具部材４２のボルト挿入
＠４２２にポル１〜４２５を挿通し、座金を介してナラ
１〜で締め付けることにより、第６５図に示すように、
線取付部材Ｎと連結具部材４２を連結する。

屋根棟の固定について説明覆ると、まず、第６６ａ図に
示すように、棟部側面部材Ｊの棟部材固定片４３３の上
方から連結置部４７１４２の嵌合係止凹部４２４を被せ
、延出平面４２０を接続部材カバーＤ上に載置し、線取
付部材Ｎの起立係止壁４１４を棟部側面部材Ｊの最■段
の庇４３４の下端に係合する。

次に、第６６ｂ図に示すように、線取付部材Ｎの湾曲部
４１５を下方に押し下げ、第６６Ｃ図に示り゛ように、
その先端を接続部材カバーＤ上面に当接さｕ１棟爪取付
材Ｎのボルト孔４１６をボルト挿入溝４２２の両端部に
位置させ、ざらに、第６６（１図にポリようにボルト孔
４１６とポル１へ挿入溝４２２にボルト４２５をＭｉ通
し固定り“る。

連結具部材４２のボルト挿入溝７１２２及び嵌合係止凹
部４２４は、幅と高さに遊びを持たせ、線取（＝１部部
材のボルト孔４１６を長孔としたので、第（３７ａ−ｆ
図に示づ°ようにボルト４２５や棟部側面部材Ｊの棟部
材固定片４３３が上下左右に移１）＋することができ、
部材が熱により伸縮したり、寸法に狂いが生じても、こ
れに対応して棟部材を取付けることができる。

また、棟部側面部材Ｊの棟部材固定片４３３は、−口外
向き下方に傾斜した後外向上方に屈曲されているので、
接続部材カバー〇に対して点接触し、野地面の傾斜の如
何にかかわらず取付が可能であり、太陽エネルギー収集
屋根の反対側の屋根４４８どの取イー」を強固に、単純
に組合ぼすることができる。

第１図、第６８図に示すように、一方の屋根面を採光ガ
ラス枠Ｂで首き、使方の屋根面を金属板或いは］ロニア
ル等の屋根板８のみで葺いた場合は、両茜の仕上面に高
さの違いが生じるので、屋根板８の上面に棟端面部材９
を載置してこれを補正する。

棟端面部材９は下方が広い断面台形状を成すよう直立面
９０と傾斜面９１の［喘を接続板９２によって接続し、
傾斜面９１の上端をさらに延長してその先端に内向きの
掛止屈曲部９３を形成し、傾斜面９１の衷面中央部から
直立面９０を通ってさらに内方へ、連結板９４を延出し
、この連結板９４の先端部にはボルト孔を穿設し、傾斜
面９１と直立面９０の下端内面にはパツキン嵌合溝９５
を設ける。

この棟端面部材っは、防水材嵌合溝９５内にパツキン９
６を１１人した後屋根材８上面の線側端縁に沿って設置
され、連結板９４のボルト孔と、横＋１９７に取付けら
れた金具９８とに挿通されたボルト９９によって屋根下
地に固定される。

そして、棟端面部材９の上端には棟部側面部材、）が載
置され、棟部側面部材Ｊの棟部材固定１７４３３は、棟
端面部材９の掛止屈曲部９３に係合する。

以上の説明の如く、棟冠連結部材Ｍの取付は雨仕舞を完
璧にして、接続位置は常に定位置に取イ１（）られ、左
右に移動することのない係合接続構造になっており、線
取付部材Ｎの取付は、先に連結具部材４２の嵌合係止凹
部４２４を線側面部材１１の嵌合切欠部１１０に挿入し
て棟部材固定片４３３に嵌合係合し、次に、棟取付部４
４Ｎの庇４１４を棟部側面部材Ｊの立上り部４３４に係
合し、接続部材カバー〇の上面に載置して係合し、ボル
トにて固定する組立工法で、取付は単純で、熱膨張に耐
え、野地幅と取付部材の凹凸にも間中に取付けられ、取
付ポル１〜は装飾的に美観を保ら筒略化され棟部を耐風
圧性に富み強固な構造となっている。

第７９図は棟の端部に装着される円冠りを示し、上半分
が台形状の棟端面板４６０の周縁を内方へ屈曲し、上部
屈曲縁４６１．傾斜屈曲縁４６２゜側部屈曲縁４６３．
下部屈曲縁４６４を連続して形成する。

上部屈曲縁４６１と傾斜屈曲縁４６２とはほぼ同幅であ
り、傾斜屈曲縁４６２の内面には第８０図に示すように
、棟部側面部材Ｊの階段状本体４３の外面に嵌合する凹
凸４６５を形成し、傾斜屈曲縁４６２の下端に形成され
た内向き突起の先端を下方に屈曲し、さらに外方下向き
に折り曲げて第８３図に示すように棟部側面部材Ｊの棟
部材固定片４３３の端部に当接する防水垂片４６６を設
ける。

側部屈曲縁４６３は、傾斜屈曲縁４６２より幅狭であり
、その側端には、側部接続部材カバーＤ′の水平蓋１６
０のケラバ側先端が嵌合する上部切欠凹部４６７と、剥
土部接続部材１４′の下部接続部材当接片２００の先端
が嵌合する中間部切欠凹部４６８と、側端面基盤材Ｃが
嵌合する下部切欠四部４６９を順次形成する。

この円冠りは屋根の幅調整をする際、屋根側端部にお番
プる幅調整がＯの時に用いられ、円冠りを第８２図に示
すように、棟冠Ｉの端部に嵌合し、側部接続部材Ａ′を
傾斜屈曲縁４６２の下方に位置させる。

そして、上部接続部材１４′の側端面垂直壁２０２の先
端及び側部接続部材カバーＤ′の水平蓋１６０のケラバ
側先端を土部切欠凹部４６７に、−１一部接続部材１４
′の下部接続部材当接片２００の先端を中間部切欠凹部
４６８に側端面阜′ｔＡ月Ｃを下部切欠凹部４６９に各
々嵌合し、第８１図に示すように円冠りを取付ける。

第８４図に示す円冠りは、側端面基盤材Ｃの上部水平部
３６０の幅が、第８１図に示す実施例よりやや大きい場
合に用いられ、側部屈曲縁４６３はやや幅広であり、下
部切欠凹部４６９の幅す側端面基盤材Ｃの幅に対応して
大きく形成される。

第８５図は屋根側端部における幅調整吊が大きく、側端
面基盤材Ｃの上部水平部３６０が幅広の場合の棟端部の
構造を示し、円冠りと鬼冠Ｏが棟巴摺動連結具Ｐによっ
て接続される。

円冠しは第８６．８７図に示すように、棟端面板４６０
の下端に、上縁が上方に湾曲する開口窓４６を形成し、
棟端面板４６０の内面の開口窓４６の側方には一対のポ
ルｌ−４６’　を植設する。

また、棟端面板４６０の下端の開口窓４６の外側には、
後述する棟巴摺動連結具Ｐの屋根勾配当接曲部４７８（
第８９図参照）が嵌合する湾曲切欠４６０′を形成する
。

この円冠りは、前に説明した第８１．８４図に示ず円冠
りに比べ、棟端面板４６０の長さが短く、下部屈曲縁４
６４及び下部切欠凹部４６９が形成されていないが、他
の部分については同様の構造を有するので、同一部位に
同一符号を付し、説明を省略する。

円冠りの開口窓４６に嵌合される嵌合枠材４７は第８８
図に示すように、開口窓４６の周縁に沿って棟端面板４
６０の央部に重合する縁部重含板４７０と、縁部重含板
４７０の内縁から外方へ突出し、開口窓４６の周縁と同
形状の湾曲突出縁４７１とから成り、湾曲突出ａ４７１
の損部下面にはボルト４７２が植設され、縁部重合板４
７０の両側部にはボルト孔４７３が穿設され、縁部Φ合
板４７０の両下端には、円冠りの湾曲切欠Ａ６０′と同
様の嵌合切欠４７０′が形成される。

棟巴摺勅連結具Ｐは、嵌合枠材４７の湾曲突出縁４７１
の下面に重合され、その頂部略中火には第８９図に示す
ように固定孔４７４が穿設され、固定孔４７４から円冠
り側に間隔をあけ、棟線に長袖が一致する長孔４７５が
穿設され、両下端には第９０図に示すように、内向き上
方に傾斜し、下方に湾曲する屋根勾配当接曲部４７８が
形成される。

鬼冠０は棟の最端部をｌ塞する棟端部ｒｌｌ塞板４８０
の周縁を裏側に屈曲し、棟端部閉塞板４８０の上縁には
棟巴連結具Ｐの上面に重合する上ｉ１車合縁４８１を、
側縁には側部重合縁４８２を、下縁には下部折曲縁４８
３（第９１図参照）を各々形成する。

側部重合縁４８２の下部は、破風板３５方向に下部内向
突出片４８４が形成されて広幅となり、下部内向突出片
４８４のＦ方には側端面基盤材Ｃの垂直部３６１が係合
する嵌合挟小部４８５が形成される。

次に、巴冠１．１．嵌合枠材４７１棟巴贋動連結具Ｐ及
び先週Ｏの連結構造について説明すると、口芯りをその
凹凸４６５が棟部側面部材Ｊの階段状本体４３の外面に
係合するように棟冠Ｉ及び棟部側面部材Ｊの端部に嵌合
する。

口芯りの棟端面板４６０の裏面下部には第９１図に示ず
ように、嵌合枠材４７の縁部重含板４７０を重合し、嵌
合枠材４７のボルト孔４７３に口芯りのボルト４６′を
挿通してナツトで固定し、嵌合枠材４７の湾曲突出縁４
７１を口芯りの開口窓４６から外方に突出する。

棟巴店動連結貝Ｐは両側下端部に屋根勾配の変化に順応
して取付高さを常に一定に定める屋根勾配当接曲部４７
８を形成し、屋根勾配当接曲部４７８を嵌合枠材４７の
嵌合切欠４７０′及び口芯りの湾曲切欠４６０′に嵌合
するように、嵌合枠材４７の湾曲突出縁４７１の下面に
、棟巴摺動連結具Ｐの長孔４７５側の一端を重合し、こ
の長孔４７５に嵌合枠材のボルト４７２を挿通してブッ
１−４７７締めし、さらに固定孔４７４にねじ４７６を
ねじ込んで棟巴贋動連結具Ｐを固定する。

棟巴摺動連結具Ｐの他端上面には先週Ｏを嵌合し、先週
Ｏの嵌合挟小部４８５に側端面Ｍ器材Ｃの垂直部３６１
を係合する。

建築構造や地域差により屋根の長さや勾配は千差万別で
あるので、口芯り、嵌合枠材４７１棟巴層初連結具Ｐ、
鬼冠Ｏは一体に組み合わされ、棟端部が構成され、それ
により屋根の長さや勾配の変化に順応する。

、棟端部の長さ調整は側端面基５Ｉ！！ＵＣの幅調整に
合せて、棟巴店動連結具Ｐに設けた長孔４７５と嵌合枠
材４７とでプラス・マイナスして調整取付づる。

第９２ａ図、第９２ｂ図、第９５図に示すように、標準
取付のときは長孔４７５の中央に嵌合枠材４７のボルト
４７２が位置し、第９３ａ図、第９３ｂ図、第９６図に
示すように、マイナス取付のときは長孔４７５の外側に
ボルト４７２が位置し、第９４ａ図、第９４ｂ図、第９
７図に示すように、プラス取付のときは長孔４７５の内
側にボルト４７２が位置する。

したがって、屋根の側部における幅調整量によって側端
面基盤材Ｃの上部水平部３６０の幅が変化した場合は、
第９２〜９４図に示すように棟巴摺動連結具Ｐの長さを
変えるだけですみ、口芯り。

嵌合枠材４７．先週Ｏは幅調整量にかかわらず、同一の
部材を用いることができる。

また、屋根勾配の緩急の変化に対しては棟巴摺動連結具
Ｐの屋根勾配調整当接曲部４７８が第９８図に示すよう
に、棟部側面部材Ｊの棟部材固定片４３３の接点Ｒを中
心とした円弧の一部として形成されているので、屋根勾
配が接点Ｒを中心として変化しても円弧の一点が側端面
Ｍ器材Ｃの上部水平部３６０に適宜移動して接し、勾配
に順応して曲面機能を効果的に発揮して嵌合枠材４７に
対して常に一定の高さを保持する。したがって、各部材
は規格品により屋根長さの変化と勾配の変化に対応する
ことができ、しかも強固に、かつ、雨仕舞の完璧な構造
に構成される。

第９９図は２寸勾配の屋根に対する棟端部部材の取付を
、第１００図は４寸勾配の屋根に対づ−る棟端部部材の
取付を、第１０１図は６寸勾配の屋根に対する棟端部部
材の取付を、また、第１０２図は８寸勾配の屋根に対す
る棟端部部材の取付を各々示す。

発明の効果 以上述べたように、本発明の屋根棟の側部材は棟部側面
部材の換気孔と、棟防水板の排気孔とが相Ｕにずれた位
置に形成されるので、雨水の直接の吹込みを防水するこ
とかでき、棟部側面部材が階段状に構成されているので
、棟防水板と棟部側面部材の裏面との間に空気流通路が
形成され、熱の放出能力及び換気能力が高い。

また、棟部側面部材の換気孔は起立面に形成されている
ので、雨水が侵入しにくく、部材の生産性、加工性、管
理性２組立性等の単純、簡略化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を示す屋根の要部横断面図、 第２図は、屋根の部分縦断面図、 第３図は、接続部分における軒側断面図、第４図は、側
部幅調整量が小さい屋根の全体斜視図、 第５図は、側部幅調整量が大きい屋根の全体斜視図、 第６図は、同上の側端部分縦断面図、 第７図は、下部接続部材の固定時の断面図、第８ａ図は
、第７図の一部拡大断面図、第８ｂ図は、π部接続部材
の全体断面図、第８Ｃ図は、同上の接続ボルト植設部分
断面図、第９図は、下部接続部材と接続部材固定金具の
分解時の斜視図、 第１０図は、同上の組立時の斜視図、 第１１図は、下部接続部材の固定前の斜視図、第１２図
は、同上の固定後の斜視図、 第１３図は、下部接続部材、接続部材固定金具及び屋根
下地の分解斜視図、 第１４ａ−１図は、膨脹時の取付けを示す下部接続部材
の平面図、 第１４８−２図は、第１４ａ−１図の縦断面図、第１４
ｂ−１図は、標準取付時の下部接続部材の平面図、 第１４ｂ−２図は、第１４ｂ−１図のｌ断面図、第１４
ｃｍ１図は、収縮時の取付を示す下部接続部材の平面図
、 第１４０−２図は、第１４０−１図の縦断面図、第、１
５図は、屋根下地の斜視図、 第１６ａ−ａ図は、半間間隔を基調としてＵ木を設けた
屋根下地の平面図、 第１７ａ〜ｑ図は、１／４間隔に＋１本を設けた屋根下
地の平面図、 第１８ａ−１図は、針線間隔の短い屋根に用いる下部接
続部材の固定時の平面図、 第１８ｂ−１図、第１８ｃｍ１図、第１８６−１図は、
順次打線間隔の長い屋根に用いる下部接続部材の固定時
の平面図、 第４８ａ−２図、第１８ｂ−２図、第１８０−２図。 第１８ｄ−２図は、各々第１３ａ−１図、第１８ｂ−１
図、第１８Ｃ−１図、第１８ｄ−１図のｍ断面図、第１
９図は、上部接続部材及び接続部材カバーの横断面図、 第２０ａ図は、中間部接続部材の分解斜視図、第２０ｂ
図は、上部接続部材固定時の中間部１ａ続部材の斜視図
、 第２１ａ図は、防血キャップ取付前の軒部分の斜視図、 第２１ｂ図は、防塵キャップ取付後の軒部分の斜視図、 第２２ａ図は、側下部接続部材、側下部接続部材及び側
部接続カバーの断面図、 第２２ｂ図は、側部接続部材の分解斜視図、第２２Ｃ図
は、側下部接続部材取付時の側部接続部材の斜視図、 ｆｆ１２３ａ図は、軒先金属屋根板の平面図、第２３ｂ
図は、同上の側面図、 第２３ｃ図は、同上の正面図、 第２４ａ図は、中間金属屋根板の平面図、第２４ｂ図は
、同上の側面図、 第２４ｃ図は、同上の正面図、 第２５ａ図は、棟金属屋根板の平面図、第２５ｂ図は、
同−Ｆの側面図、 第２５ｃ図は、同上の正面図、 第２６図は、軒先金属屋根板及び中間金属屋根板の一部
断面図、 第２７ａ図は、金属屋根板のＰｉ膜設後ｔＩｉ断面図、
第２７ｂ図は、第２７ａ図の一部拡大断面図、第２８図
は、金属屋根板の敷設過程を承り横断面図、 第２９ａ図は、採光ガラス枠の分解斜視図、第２９ｂ図
は、採光ガラス枠の組立後の斜視図、第３０ａ図は、採
光ガラス枠の横断面図、第３０ｂ図は、同上の平面図、 第３０ｃ図は、同上の縦断面図、 第３１ａ図は、下横様の一部切断斜視図、第３１ｂ図は
、採光ガラス枠の要部斜視図、第３１ｃ図は、縦桟及び
ガラス枠組付金具の一部拡大斜視図、 第３２図は、採光ガラス枠の一部切断斜視図、第３３ａ
図は、棟部採光ガラス枠の横断面図、第３３ｂ図は、同
上の平面図、 第３３Ｃ図は、同上の縦断面図、 第３４ａ図は、採光ガラス枠の取付けの第１段階を示す
縦断面図、 第３４ｂ図は、同上の第２段階を示す縦断面図、第３４
Ｃ図は、同上の最終段階を示す縦断面図、第３５図は、
下横＋１の斜視図、 第３６図は、採光ガラス枠の梁間方向の接続を示す縦断
面図、 第３７ａ図は、採光ガラス枠接続時の上部幅調整部の横
断面図、 第３７ｂ図は、採光ガラス枠接続時の中間部幅調整部の
横断面図、 第３７ｃ図は、金属屋根板接続時の下部幅調整部の横断
面図、 第３７ｄ図は、金属屋根板及び採光ガラス粋の（１行方
向の接続を示す横断面図、 第３７ｅ図は、野地幅と接続部材間隔の関係を示す屋根
の全体図、 第３８ａ図は、接続部分における幅調整ｍがプラスの場
合の中間部接続部材部分の横断面図、第３８ｂ図は、標
準幅調整口の場合の中間部接続部材部分の横断面図、 第３８Ｃ図は、マイナス調整の場合の中間部接続部８部
分の横断面図、 第３９ａ図は、軒先カバーの分解斜視図、第３９ｂ図は
、同上の組立時の斜視図、第４０ａ図は、屋根軒の中間
部接続部８部分の平面図、 第４０ｂ図は、同上の正面図、 第４０ｃ図は、同上の縦断面図、 第４１ａ図は、幅調整口マイナスの場合の軒部分の横断
面図、 第４１ｂ図は、標準幅調整口の軒部分の横断面図、 第４１Ｃ図は、幅調整口がプラスの場合の軒部分の横断
面図、 第４２ａ図は、屋根側部の横断面図、 第４２ｂ図は、屋根側部の竹部分の縦断面図、第４２ｃ
図は、屋根側部の棟部分の縦断面図、第７１３図は、側
端面部材の裏面斜視図、第４４図は、側端棟側部材の斜
視図、 第４５図は、側端面部材の表面斜視図、第４６ａ図は、
側部における幅調整を必要としない場合の屋根側部の横
断面図、 第４６ｂ図は、側部における幅調整口がマイナスの場合
の屋根側部の横断面図、 第４６０図は、側部における幅調整ωがプラスの場合の
屋根側部の横断面図、 第４７ａ〜Ｃ図は、野地幅と接続部材列数との関係を示
す屋根の全体図、 第４８ａ図は、側部におけるＯの場合の屋根側部の横断
面図、 第４８ｂ、ｃ、ｄ、ｅ図は、各々幅調整ωが次第に増加
した場合の屋根側部の横断面図、第４９図は、側端面カ
バー取付前の側端面部材の斜視図、 第５０図は、側端面基盤材の横断面図、第５１図は、側
端面基盤材取付前の屋根側部の斜視図、 第５２図は、側端面基盤材取付後の屋根側部の横断面図
、 第５３図は、第５２図の一部拡大図、 第５４図は、側端面基盤材取付後の屋根側部の斜視図、 第５５ａ図は、標準時の側端面基盤材の横断面図、 第５５ｂ図は、同上の側面図、 第５５Ｃ図は、同上の縦断面図、 第５５ｄ図は、収縮時の側端面基盤材の横断面図、 第５５ｅ図は、同上の側面図、 第５５ｆ図は、同上の縦断面図、 第５５ｑ図は、心服時の側端面基盤材の横断面図、 第５５ｈ図は、同上の側面図、 第５５１図は、同上の縦断面図、 第５６図は、側部下隅装飾カバー取付前の側端面基盤材
の斜視図、 第５７図は、側部下隅装飾カバー取付後の側端面基盤材
の斜視図、 第５８図は、側端面カバー取付前の屋根側部の斜視図、 第５９図は、側端面押え板取付時の屋根側７Ｓの斜視図
、 第６０図は、屋根側部の斜視図、 ５第６１図は、棟部材固定部分の横断面図、第６２図は
、同上の平面図、 第６３図は、同上のＩ断面図、 第６４図は、線取付部材装着前の棟部材固定部分の斜視
図、 第６５図は、棟取付部材装着後の棟部材固定部分の斜視
図、 第６６ａ図は、線取付部材装着の第１段階を示す棟部分
の横断面図、 第６６ｂ図は、線取付部材装着の第２段階を示す棟部分
の４Ａ断面図、 第６６ｃ図は、線取付部材装着の第３段階を示Ｊ棟部分
の横断面図、 第６６ｄ図は、線取付部材装着の最終段階を承り棟部分
の横断面図、 第６７ａ図は、標準取付を示す線固定部分の横断面図、 第６７ｂ−ｆ図は、各々調整取付を示す線固定部分の横
断面図、 第６．８図は、棟の横断面図、 第６９図は１棟防水板の側面図、 第７０図は、棟部側面部材の側面図、 第７１図は、棟部側面部材と棟防水板との組立前の横断
面図、 第７２図は、棟冠装着時の棟部側面部材の斜視図、 第７３図は、棟防水板の斜視図、 第７４図は、棟防水板取付後の棟部側面部材の斜視図、 第７５図は、棟冠連結部材の斜視図、 第７６図は、棟冠連結部材と棟冠連結部材との組立時の
斜視図、 第７７図は、棟部の連結前の斜視図、 第７８図は、同上の連結後の斜視図、 第７９図は、円冠の表面斜視図、 第８０図は、同上の裏面斜視図、 第８１図は、円冠取付後の棟端部の斜視図、第８２図は
、同上の縦断面図、 第８３図は、同上の横断面図、 第８４図は、他の円冠による棟端部の斜視図、第８５図
は、さらに他の円冠による棟端部の斜視図、 第８６図は、第８５図における円冠の裏面斜視図、 第８７図は、同上の表面斜視図、 第８８図は、嵌合枠材の斜視図、 第８９図は、先週及び棟巴摺動連結貝の斜視図、第９０
図は、第８５図の横断面図、 第９１図は、同上の縦断面図、 第９２ａ図は、標準服イ」時の屋根棟端部の縦断面図、 第９２ｂ図は、同上の平面図、 第９３ａ図は、マイナス取付時の屋根棟端部の縦断面図
、 第９３ｂ図は、同上の平面図、 第９４ａ図は、プラス取付時の屋根棟端部の縦断面図、 第９４ｂ図は、同上の平面図、 第９５図番よ、第９２ａ図の斜視図、 第９６図は、第９３ａ図の斜視図、 第９７図は、第９４ａ図の斜視図、 第９８図は、各屋根勾配に対する棟端部部材の取付を示
す棟端部の横断面図、 第９９図は、２寸勾配屋根の棟端部の横断面図、第１０
０図は、４寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第１０１図は、６寸勾配屋根の棟端部の横断面図、 第１０２図は、８寸勾配屋根の棟端部の横断面図である
。 Ａ・・・中間部接続部材、Δ′・・・側部接続部材、［
３・・・採光ガラス枠、Ｂ１・・・軒先部採光ガラス枠
、［３２・・・中間部採光ガラス枠、Ｂ３・・・棟部採
光ガラス枠、Ｃ・・・側端面基盤材、Ｄ・・・中間部接
続部材カバー、［〕′・・・側部接続部材カバー、Ｅ・
・・防塵キレツブ、Ｆ・・・側部下隅装飾カバー、Ｇ・
・・軒先カバー、１（・・・軒先部吸気孔、■・・・棟
冠、Ｊ・・・棟部側面部材、Ｋ・・・散水管、Ｌ・・・
円冠、Ｍ・・・棟冠′＆帖部材、Ｎ・・・線取付部材、
０・・・先週、Ｐ・・・棟部１習動連粘具、Ｑ・・・洗
浄装置ａ、Ｒ・・・接点、１・・・垂木、２・・・野地
板、３・・・防水紙、４・・・桟木、５・・・全屈屋根
板、６・・・側端面カバー、７・・・断熱材、８・・・
屋根板、９・・・棟端面部材、１０・・・面戸板、１１
・・・線側面連結部材、１２・・・棟防水板、１２１・
・・央面屈曲部、１２２・・・排気孔、１３・・・下部
接続部材、１４・・・上部接続部材、１５・・・接続部
材固定金員、１７・・・軒先嵌合板、１３′・・・側下
部接続部材、１４′・・・側下部接続部材、２１・・・
縦ｌ、２２・・・下横様、２３・・・下横様、２７１・
・・ガラス、２５・・・採光ガラス枠固定具、２６・・
・ガラス枠組付金具、２８・・・軒下方敷設板、３１・
・・防虫板、３２・・・水入防水壁、３５・・・破風板
、ご３６・・・基盤材固定金具、３８・・・側喘軒部材
、３つ・・・側端線側部材、４２・・・連結具部材、４
３・・・階段状本体、４３０・・・側部張出面、／１３
１・・・起立面、４３２・・・折曲固定部、４３３・・
・棟部材固定片、４３４・・・庇、４３５・・・１奥気
孔、４３６・・・棟防水板支持溝、４３７・・・ボルト
孔、４４０・・・棟天面、４４１・・・傾斜庇、４４２
・・・折曲載置Ｗ片、４４３・・・ボルト孔、４５・・
・防水車合板、４７・・・嵌合枠材、４７８・・・屋根
勾配調整当接曲部。 特許出願人　　不二サッシ株式会社 名１’７図 １１６ａｆｆｉ　　　　　　　　　　　　　　　　第１
６ｂ［ｉ＋第１６ｄ図　　　　　　　　　　　　　　第
１６ｅ図第１６ｆ図　　　　　　　　　　　　　　第１
６ｇ図ｒｆＳ的 第　７７　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 起立面と側部張出面とを交互に階段状に連設して成り、
   前記起立面に換気孔を形成した棟部側面部材の裏面に、
   前記起立面の換気孔とずれた位置に排気孔を形成した棟
   防水板を重合したことを特徴とする屋根棟側部材。