JPS603841Y2 - テラス屋根のコ−ナ継手 - Google Patents

テラス屋根のコ−ナ継手

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JPS603841Y2
JPS603841Y2 JP7688679U JP7688679U JPS603841Y2 JP S603841 Y2 JPS603841 Y2 JP S603841Y2 JP 7688679 U JP7688679 U JP 7688679U JP 7688679 U JP7688679 U JP 7688679U JP S603841 Y2 JPS603841 Y2 JP S603841Y2
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JP
Japan
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roof
frame
corner joint
front frame
fitting recess
Prior art date
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Expired
Application number
JP7688679U
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English (en)
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JPS55176901U (ja
Inventor
律 木村
Original Assignee
新日軽株式会社
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Publication date
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テラス屋根のコーナ継手に関するものであ
る。
一般に、テラスの上方には雨や強い日射を遮り、適当な
日光を採り入れ、通風ができるように、波板、平板、羽
根等で構成した屋根板を張設した屋根を備えている。
そして、テラスは洗濯物の干し場所として、自転車等の
置場として、あるいは子供の遊び場として、さらに、テ
ーブルと椅子を置いた憩の場として使用されるので、屋
根板に降った雨を屋根板を支持している前枠、左右両側
枠内に誘導して各枠を連結しているコーナ継手から下方
に流下させることにより、テラス屋根の周囲からの雨水
の滴下、流下を防止し、テラスに干した洗濯物等が濡れ
ないようにした雨仕舞装置を備えたテラス屋根が知られ
ている。
しかし、従来のテラス屋根のコーナ継手は、前枠と側枠
との接続部の水密性に乏しかったり、接続強度が小さく
、前枠及び側枠から加わるひねり力により変形されるお
それがあった。
この考案は、上記の点に鑑み、前枠と側枠との接続が容
易にできて、接続強度方法きく、かつ堅牢であって、接
続部の水密性が確保されるようにしたコーナ継手を提供
することを目的とする。
次に、図面に基いてこの考案の一実施例を説明する。
第1図はこの考案に係るテラス屋根の全体を示す斜視図
である。
テラス屋根は屋根板Aと、屋根板の周囲にめぐらされ、
屋根板を支持する左右両側枠B1.B2と、両側枠の長
手方向一端部間を延びる前枠aと、両側枠の長手方向他
端部間を延びる後枠B4と、前記両側枠Bl、B2及び
前枠B3を連結するこの考案に係るコーナ継手C□、C
2とから構成されている。
Dl、D2は望みによって取付けられた支柱であり、そ
の上端部が前記コーす継手C□、C2の下面に結合され
ている。
そして、少なくとも両側枠B1. B2には、屋根板A
に降って流れる雨水を受入れてコーナ継手C□、C2方
向に誘導する雨受部3を設け、かつ、コーナ継手C1,
C2には両側枠B1.B2の雨受部を流れる雨水をまと
めて下方に流下させる水抜き孔6aを備えている。
以下に詳細に説明する。両側枠B1.B2は同一断面形
状を有し、第2図に示されているように、テラス屋根の
周囲における上面の装飾と補強の目的で設けられた被覆
部1と、同じくテラス屋根の周囲における側面の装飾も
兼ね、かつ、主として屋根板A及びコーナ継手との結合
の目的で設けられた側面部2と、及び側面部の下端部内
側において上方に開口された樋状の雨受部3とを一体に
有している。
前枠B3は屋根板Aを図示の実施例のように、多数の傾
斜する羽根板で構成する場合は、雨受部を必要としない
が、テラス屋根の正面の外観を側面と同じくする目的で
、この実施例では側枠B1.B2と同一の形状を用いて
作られている。
また、コーナ継手C1,C2は同一構造を有するので、
一つのコーナ継手C1について第4図に基いて説明する
と、コーナ継手は、平面はぼL形に連続し、かつ、互い
に直角な方向と上方に開口するi4a、5aを有する嵌
合凹部4,5と、各嵌合凹部から外側を立上がり、平面
はぼL形に接続している側面部7a、7bと、及び前記
り形の溝4a、5aの屈曲部において形成され、下方に
開口する水抜き孔6aを設けた排水筒6と、水抜き孔6
aの上方において前記側面部7a、7bの接続部と前記
排水筒6上端とを結合する補強壁9とを一体に有してい
る。
側面部7a、7bは前記側枠a及び前枠B2の側面部2
と同一の断面形状を有している。
また、図示の実施例では、水抜き孔6aは円筒状の排水
筒6により嵌合凹部4,5の底面より下方に延長させで
ある。
そして、嵌合凹部4,5にはそれぞれの溝4a、5aに
前記側枠aの雨受部3及び前枠九の雨受部3を水抜き孔
6aを避けて緊密に嵌合して、各嵌合凹部4,5と雨受
部3,3をねじ8a、8b、8cで締結することにより
、側枠B1及び前枠B3とコーナ継手C1とを結合して
いる。
後枠B4は、建屋壁面等に当接される背面部10とその
背面部下部の前面において上方に開口する雨受部11と
を一体に有してなり、その長手力向両側部において、L
字形のコーナ継手12の一側片12aが固着されている
そして、後枠B4はあらかじめ建屋にボルト13等によ
って水平に固定され、その後に、前述したテラス屋根の
側枠B□、B2の建屋側端部を後枠に近づけて、コーナ
継手12の他側片12bを前記側枠Bl、B2の側面部
2の内側面に当接するとともに、後枠の雨受部11を側
枠の雨受部3の上面に載せた状態で、ビス14で前記側
面部2と他側片12bとを締結してテラス屋根を建屋に
固定する。
屋根板Aはその上面に降った雨が前枠B3、左右側枠P
h、 B2及び後枠B、の前記雨受部3,11に向かっ
て流れうる形状のものであれば、とくにその形態は制限
されず、方形・寄せ棹状の平板、または波板で構成して
もよいし、好ましくは第3図及び第6図に示されている
ように多数の羽根板15を適当な間隔と傾斜をもって、
適度な採光と通風が可能なように配設してなっているも
のでもよい。
羽根板15は上下端部にビスホール15a、15bを有
し、羽根板の長手方向両端部の切口端面を左右両側枠B
工、B2の側面部2の対向面に当接し、側枠の外側から
側枠を貫通させたねじ16をビスホールにねじ込むこと
により、所定の角度をもって固定されている。
各羽根板15には補強リブ1’ 5 cが羽根板の幅方
向に所定の間隔をもって表裏に突出させて複数条設けて
あり、こうして、各羽根板の上面にはその全長に沿って
、羽根板上面に降った雨を羽根板の長手方向両端に向け
て誘導案内する導水溝15dが形成されている。
また、羽根板15の長手方向両端部近傍において、前記
導水溝15dの底部が切欠され、その切欠孔15eは側
枠B1.Bi!の雨受部3にその上方において開口して
いる。
これにより、各羽根板15上面に降り、導水溝15dに
案内されて羽根板の長手方向両端部近くまで流れた雨水
はその切欠孔15eから側枠B1. B2の雨受部3に
流下する。
各粋の雨受部にある程度溜まると、雨水は両受部内をコ
ーナ継手C1,C2の方向に流れ、コーナ継手の水抜き
孔6aから下方に排水される。
側枠Bi、’B2のコーナ継手側の端部が最も低くなる
ように、側枠をわずかに傾斜させれば、両受部内の水は
少量でもコーナ継手方向に流れ速やかに排除される。
水抜き孔6aから排出される雨水を地面まで誘導させる
には種々の方法を用いることができる。
例えば、水抜き孔内にチェーンの上端部を係止して地面
までチェーンを垂下させるか、又は排水筒6を立て樋の
上端部内側に嵌合し、立て樋を地面まで延長させること
もよい。
これらの場合は、テラス屋根は側枠の端部近傍において
側枠に上端部を連結した支柱で支持させるか、又は建屋
に上端部を結合したワイヤ、又はチェーン等で支持させ
ることができる。
図示の実施例では、前記コーナ継手C工、C2の排水筒
6を中空の支柱D1.D2の上端部内側に緊密に嵌合し
て、その支柱内を雨水を流下させ、支柱下端部に設けた
孔17から外部に排出させるようにしである。
18はガイドカバーである。チェーン等に伝わらせて流
下させる場合は、強風時に騒音を発生し、立て樋を使用
する場合は人等がぶつかって樋を外したり、変形させ体
裁が悪くなることがあるが、この例のように、支柱内を
流下させる場合は、このような問題が解消され、かつ、
テラス周りが簡素美麗である。
前述のように、左右両側枠は屋根板の長手方向端部を支
持し、前端部がコーナー継手の側面部に結合され、また
、前枠は長手方向一端部がコーナ継手の他の側面部に結
合されていて、前枠と側枠が直接結合されていない。
従って、例えば地震や台風時などに、コーナ継手の両側
面部に側枠と前枠より異なる方向の力を加えられること
があるので、単に平面り形に連続する側面部のみでは、
前記力に対して充分な強度を備えず、破断・変形などを
生じ易い。
しかし、この考案では、側面部の屈曲部内側面より水抜
き孔上側を対角線状に延出する補強壁9を一体に備えて
いるので、側枠及び前枠から加わることのある異なる方
向の外力に対して、充分耐えうる強度を備えており、上
記のような破断、変形を生じることなく、両枠を堅固に
連結する。
従ってまた、コーナ継手の嵌合凹部と側枠及び前枠の雨
受部との緊密な嵌合状態が保持されるため、接続部の水
密性が確保される。
以上のように、この考案によれば、側枠と前枠の接続が
容易にでき、しかも、接続強度が大きく、なおかつ、補
強壁を有することにより、各枠から方向の異なる力を受
けても、破断・変形等の生じないコーナ継手を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、第1図は
テラス屋根の斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿っ
た断面図、第3図は第1図の■−■線に沿った断面図、
第4図は第1図の円■におけるコーナ継手の斜視図、第
5図は屋根コーナ部の平面図、第6図は同屋根コーナ部
の縦断面図である。 A・・・・・・屋根板、Bi−B2・・・・・・側枠、
B3・・・・・・前枠、3・・・・・・雨受部、4,5
・・・・・・嵌合凹部、4a。 5a・・・・・・溝、6・・・・・・排水筒、C□、C
2・・・・・・コーナ継手、6a・・・・・・水抜き孔
、7a、7b・・・・・・側面部、9・・・・・・補強
壁、Dl、D2・・・・・・支柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれプラス屋根の屋根板より流れる雨水を受入れる
    雨受部及びその雨受部から外側を立上がる側面部を長手
    方向全長に有する左右両側枠と前枠とを、その長手方向
    端部において接続するコーナ継手において、 平面はぼL形に連続し、互いに直角方向と上方に開口し
    て前記側枠と前枠の雨受部を緊密に嵌合しうる溝を備え
    た嵌合凹部と、各嵌合凹部からその溝の外側を立上がり
    、平面はぼL形に連続して、前記側枠と前枠の側面部を
    内側面に密着させて固着される側面部と、前記嵌合凹部
    の屈曲部において下方に突出され1、上下方向に貫通す
    る水抜き孔を備えた排水筒と、及び前記側面部の屈曲部
    内側面から前記水抜き孔上側を対角線状に延出し、前記
    嵌合凹部に接続されている補強部とを一体に有すること
    を特徴とするテラス屋根のコーナ継手。
JP7688679U 1979-06-05 1979-06-05 テラス屋根のコ−ナ継手 Expired JPS603841Y2 (ja)

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JP7688679U JPS603841Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 テラス屋根のコ−ナ継手

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JP7688679U JPS603841Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 テラス屋根のコ−ナ継手

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Publication Number Publication Date
JPS55176901U JPS55176901U (ja) 1980-12-18
JPS603841Y2 true JPS603841Y2 (ja) 1985-02-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5658395B1 (ja) * 2014-05-13 2015-01-21 株式会社アルフィン
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JPS55176901U (ja) 1980-12-18

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