JPH01271386A - 斜行エレベータの移動ケーブル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は斜行エレベータの移動ケーブル装置。

特に移動ケーブルの移動案内機構に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図及び第６図によって例えば特開昭６２−２９５８
９１号公報に示されたものに類似した従来の斜行エレベ
ータの移動ケーブル装置を説明する。

図中、（１）は傾斜しな昇降路、（２）は昇降路（りの
上端部に設けられな機械室、（３）は機械室（２）に設
置された巻上様、（４）は昇降路ｆｉｌに固定されて水
平に互いに離れて平行に配置されたかご用レール、（５
）は昇降路（１）に固定されてかご用ノール（４）に沿
って配置されたおもり用レール、Ｃ６）はかご用レール
（４）に移動可能に係合したかご、　＋７）Ｆｉおもシ
用レール（５）に移動可能に係合したつシ合おもり、（
８）は一端がかご（６）に連結されて巻上様（３）に巻
き掛けられ他端けつシ合おもシ（７）に連結された主索
、（９）は機械室（２）に設けられ九制御盤、０１けロ
ーラ（１０ａ）によってかご用レール（２）に移動可能
に係合され、かご（６）よりも下方に配置された台車、
ａυは台車Ｑｌに枢着され側面をかご用レール（２）相
互間の平面に沿わせて配置されたケーブル車、　Ｑ２け
台車α１に枢着されて後述する移動ケーブルを挾持状態
に案内する案内ローラ、　１３は台車Ｏｎに枢着されて
後述する移動ケーブルを下方から支持する状態に案内す
る案内ローラ、　＋＋４）け一端が制御盤（９）に接続
されて昇降路（１）に延長されて下垂した湾曲部を形成
して、この湾曲部がケーブル車ａｔ＋に巻き掛けられ、
他端はかご（６）に連結されな移動ケーブル、αりは昇
降路（１）の長手に沿い適宜な間隔で設けられて移動ケ
ーブルａＣのかご（６）側を支持する受はローラ、ａ６
１／ｆｉ昇降路ｆｌ）の長手に沿い適宜な間隔で設けら
れて移動ケーブルαをの％Ｉ１１　御盤（９）側を支持
する受は金具である。

従来の斜行エレベータの移動ケーブル装置は上記のよう
に構成され、移動ケーブル（１４１によりかご（６）へ
の給電、かご（６）と制御盤（９）間の信号の授受を行
なわれる。そして制御盤（９）を介して巻上機（３）が
付勢されて主索（８）によりかごＣ６）、つり合おもり
（７）を互いに反対方向へ昇降させる。まな移動ケーブ
ルα４１は、下垂湾曲部に台車０１．ケーブル車αυ等
の自重が作用することによって昇降路（！）内に張設さ
れ、かご（６）の昇降忙しながって台車ａＩ１ｍが昇降
動作することによりかご（６）側が昇降する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の斜行エレベータの移動ケーブル装置
でけ、案内ローラｎ７Ｊ　０３１を有する台車α１の自
重が移動ケーブルαりに作用し、移動ケーブルＩに過大
な張力を付与することになって移動ケーブルａ４の電線
破断など寿命の低下を生じる。

この発明は、かかる課題を解決するなめになされたもの
で、移動ケーブルに作用する台車等の自重による張力を
減少し、移動ケーブルの寿命を延長する斜行エレベータ
の移動ケーブル装置を得ることを目的とするものである
。

〔課題を解決するための手段〕

この発明にかかわる斜行エレベータの移動ケーブル装置
は台車に対してケーブル車がかごの昇降経路に沿う方向
へ変位可能に装着され、また台車はかごの昇降に同期し
て動作する駆動ロープによって支持される。

〔作用〕

この発明においては２台車等の自重が移動ケーブルに作
用せず、移動ケーブルには主としてケーブル車の自重が
作用する。し九がって移動ケーブルの張力が減少する。

〔実施例〕

第１図〜第４図はこの発明の一実施例を示すもので２図
中、第５図、第６図と同符号は相当部分を示し、　　（
１０ｂ）は台車α１の両側部にそれぞれ設けられてかご
用レール（４）に平行に配置されたレール。

（１ｉｃ）け台車ａ１の下端寄シに固定され念カム。

（Ｈａ）はケーブル車ａｌｌが枢着され九枠体、　　（
１１ｂ）は枠体（１１ａ）に枢持されてレール（１０ｂ
）に案内されるローラ、　　（ｔｔｃ）は枠体（１１ａ
）の下端寄シに固定されたカム、αηは台車ａ１に枢着
された滑車、６措は一端が昇降路（１）の固定体に固定
されて滑車（＋７１に巻き掛けられて他端はかご（６）
に連結された駆動ロープ、　（１９は昇降路（！）の下
端部に固定されてカム（１０Ｑ）に対向した台車スイッ
チ、■は昇降路ｆｌ）の下端部に固定されてカム（１１
０〕に対向し九枠体スイッチ、　Ｉ２１＋は電磁リレー
からなる検出装置で。

（２ｔａ）け常開接点、　　（２１１））け常閉接点、
のけブザー、表示灯等からなる警報装置、（＋Ｈは電源
である。

以上のように構成された斜行エレベータの制御ケーブル
装置においては２台車ａ１と案内ローラσ２ｔ１３等の
自重が駆動ロープＯａによって支持されて。

かご（６）の昇降にしたがって台車αＧが同期して昇降
動作する。また、ケーブル車ａυけ台車ａ１に対してレ
ール（ｊｏｂ）を介して変位可能に装着され９台車０１
とともにかご（６）の昇降に同期して昇降する。そして
ケーブル車ａυ、枠体（１１ａ）等の自重によって移動
ケーブルα４に張力が付与される。このため移動ケーブ
ルａ４の張力を少な（することができ電線破断等の損耗
を減少させて移動ケーブルａ４１の寿命を延長すること
ができる。

また、移動ケーブルα４．駆動ロープａＩ６には経年伸
びが生じるが、かご（６）が滑下階の乗場（図示しない
）に停止した場合に２台車Ｑｌ、枠体（１１ａ）の停止
位置が移動ケーブルα４）、駆動ローブ錦の異常経年伸
びのため所定位置よりも昇降路（１）下端寄シであつな
ときにはカム（１０ｅ）（１１ｃ）　　により対応した
台車スイッチ（１９，枠体スイッチωが押圧されてそし
て台車スイッチ（＋９．枠体スイッチ翰の少なくとも一
方の動作によって、（＋−０９−ａυ−（へ）又け（ト
）−■−ｅ？１１−（へ）の回路によシ検用装置Ｑυが
付勢され接点（２１ａ）は閉成し、接点（２１ｂ）は開
放する接点（２１ａ）の閉成によって（ト）−（２１ａ
）−１−（へ）の回路によシ警報装置■が付勢され異常
経年伸びが警報される。

また、接点（２１ｂ）の開放によって制御盤（９）が消
勢され斜行エレベータは休止状態となる。これによって
移動ケーブルａ４１等の異常伸びによる事故を未然に防
ぐことができる。なお、移動ケーブルα荀と駆動ロープ
側の経年伸び量には差異があるがそれぞれの経年伸びに
対し、レール（４ｏｂ）から枠体（１１ａ）が外れない
範囲で台車スイッチα９．枠体スイッチ■の両者のいず
れかが押圧されるように上記両者の昇降路（１）長手方
向の位置が決定される。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおシ、かごの昇降に同期して
昇降する台車を設け、移動ケーブルが巻き掛けられて張
力を付与するケーブル車を台車に昇降経路に沿う方向へ
変位可能に装着し、かごの昇降にしたがって動作する駆
動ロープによって台車を支持したものである。これによ
って移動ケーブルＫｄ主としてケーブル車の自重が作用
することになって張力を減少させることができ、損耗が
少なくなって移動ケーブルの寿命を延長し少ない費用で
保守できる斜行エレベータの移動ケーブル装置を実現す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による斜行エレベータの移動ケーブル
製電の一実施例を示す斜行エレベータの概念側面図、第
２図は第１図の斜行エレベータの昇降路下端部拡大平面
図、第３図は第２図の１−１ｍ断面図、第４図は第１図
の斜行エレベータ装置の要部電気回路図、第５図は従来
の斜行エレベータの移動ケーブル装置を示す第１図相当
図、第６図は第５図に対応し次第２図相当図である。 ｆｔ）け昇降路、Ｃ６）はかご、　Ｑｌけ台車、　（Ｉ
ｌｌはケーブル車、Ｑ４ａ移動ケーブル、ａηは滑車、
αＳは駆動ロープ。 なお２図中同一部分または相当部分は同一符号によシ示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　傾斜した昇降路を昇降するかご、一端が上記昇降路に
   他端は上記かごに連結され中間部に下垂湾曲部を形成し
   た移動ケーブルと、一端が上記昇降路に他端は上記かご
   に連結された駆動ロープが巻き掛けられた滑車が設けら
   れて上記かごの昇降により上記かごの昇降経路に沿い上
   記かごに同期して昇降する台車と、この台車に上記かご
   の昇降経路に沿つて変位可能に装着されて上記移動ケー
   ブルの下垂湾曲部が巻き掛けられたケーブル車とを備え
   た斜行エレベータの移動ケーブル装置。