JPH01270771A - Pwmインバータの制御装置 - Google Patents
Pwmインバータの制御装置Info
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- JPH01270771A JPH01270771A JP63099226A JP9922688A JPH01270771A JP H01270771 A JPH01270771 A JP H01270771A JP 63099226 A JP63099226 A JP 63099226A JP 9922688 A JP9922688 A JP 9922688A JP H01270771 A JPH01270771 A JP H01270771A
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- 210000001503 joint Anatomy 0.000 abstract 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/53—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M7/537—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
- H02M7/5387—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration
- H02M7/53871—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration with automatic control of output voltage or current
- H02M7/53875—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration with automatic control of output voltage or current with analogue control of three-phase output
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明はPWMインバータの制御装置に関するものであ
る。
る。
B1発明の概要
本発明は電圧指令信号を各相毎に増幅し、その増幅信号
と搬送波信号を比較制御するPWMインバータの制御装
置において、 インバータの出力電圧を直接検出する第1アンプと、そ
のアンプ出力から基本波信号のみをとり出す基本波成分
検出回路を設けることにより、電圧検出波形に対して極
めて忠実に検出を行うことができ、また出力に含まれる
同相分を確実に除去ケることかでき、電圧指令信号と全
く同じ出力電圧波形を保つことができるよ・うにしノこ
ものである。
と搬送波信号を比較制御するPWMインバータの制御装
置において、 インバータの出力電圧を直接検出する第1アンプと、そ
のアンプ出力から基本波信号のみをとり出す基本波成分
検出回路を設けることにより、電圧検出波形に対して極
めて忠実に検出を行うことができ、また出力に含まれる
同相分を確実に除去ケることかでき、電圧指令信号と全
く同じ出力電圧波形を保つことができるよ・うにしノこ
ものである。
C1従来の技術
誘導電動機(以下「I M jと省略する)を可変速駆
動しようとする場合には、PWMインバータか多く用い
られている。かかるインバータにおいて、速度帰還ルー
プなしにIMを駆動しようとするときには、軽負荷時の
特定周期数領域で電流のハンチングが生じ易くなり、制
御不能になる可能性があること、大きなトルクリップル
を生じ易いこと等の点で大きな問題がある。特に、低速
駆動ではトルクリップルの影響が大きくなり、有効可変
速範囲は大きくみても20対lの回転数範囲以下になり
、振動を嫌う用途(エレベータ駆動装置)に全く適用で
きない程の振動を生ずる。この原因としては、インバー
タの出力部分を構成するパワースイッチング素子(第2
図のTU−TW、TX〜’r Z )の0N10FF動
作の遅れがあり、この遅れがあるため各スイッチング素
子のON→OFF→ONのスイッチング指令に遅れを持
たせる必要がある。(トランジスタの動作遅れにより正
負極電源短絡を防ぐ必要があるからである。)このため
、かかるインバータではデッドタイムを持たせているが
、目標の出力電圧と実際の出力電圧との間に差が生じ、
これが波形歪になる。またパワースイッチング素子自身
や制御要素等の動作遅れによるバラツキがあるので、理
論制御値と実際の出力値との間に差が生じて第3図の点
線で示すような波形歪が生じる。
動しようとする場合には、PWMインバータか多く用い
られている。かかるインバータにおいて、速度帰還ルー
プなしにIMを駆動しようとするときには、軽負荷時の
特定周期数領域で電流のハンチングが生じ易くなり、制
御不能になる可能性があること、大きなトルクリップル
を生じ易いこと等の点で大きな問題がある。特に、低速
駆動ではトルクリップルの影響が大きくなり、有効可変
速範囲は大きくみても20対lの回転数範囲以下になり
、振動を嫌う用途(エレベータ駆動装置)に全く適用で
きない程の振動を生ずる。この原因としては、インバー
タの出力部分を構成するパワースイッチング素子(第2
図のTU−TW、TX〜’r Z )の0N10FF動
作の遅れがあり、この遅れがあるため各スイッチング素
子のON→OFF→ONのスイッチング指令に遅れを持
たせる必要がある。(トランジスタの動作遅れにより正
負極電源短絡を防ぐ必要があるからである。)このため
、かかるインバータではデッドタイムを持たせているが
、目標の出力電圧と実際の出力電圧との間に差が生じ、
これが波形歪になる。またパワースイッチング素子自身
や制御要素等の動作遅れによるバラツキがあるので、理
論制御値と実際の出力値との間に差が生じて第3図の点
線で示すような波形歪が生じる。
D0発明が解決しようとする課題
上記の制御装置では、エレベータ駆動装置等のように振
動を嫌う装置に使用することができなくなる。
動を嫌う装置に使用することができなくなる。
そこで、本発明は第1アンプと基本波成分検出回路を備
えることにより、電圧検出が波形に対して極めて忠実に
検出を行うことができ、また出力に含まれる同相分を確
実に除き、電圧指令信号と同じ出力電圧波形を得ること
ができるPWMインバータの制御装置を提供することを
目的としている。
えることにより、電圧検出が波形に対して極めて忠実に
検出を行うことができ、また出力に含まれる同相分を確
実に除き、電圧指令信号と同じ出力電圧波形を得ること
ができるPWMインバータの制御装置を提供することを
目的としている。
89課題を解決するための手段
上記問題点を解決するための手段として本発明は、電圧
指令信号を各相毎にP−1制御増幅器で増幅し、この増
幅した出力信号と搬送波信号とをコンパレータで比較制
御してトランジスタインバータをドライブするようにし
たPWMインバータにおいて、前記インバータの出力電
圧を直接検出する第1のアンプと、該第1のアンプの出
力信号から基本波成分以外の成分を取り除いて基本波信
号を得る基本波成分検出回路を設け、該基本波成分検出
回路の出力信号を前記P−I制御器に入力し、該P−I
制御器で前記電圧指令信号と基本波信号とを比較増幅し
て、前記コンパレータに入力したことを特徴とする。
指令信号を各相毎にP−1制御増幅器で増幅し、この増
幅した出力信号と搬送波信号とをコンパレータで比較制
御してトランジスタインバータをドライブするようにし
たPWMインバータにおいて、前記インバータの出力電
圧を直接検出する第1のアンプと、該第1のアンプの出
力信号から基本波成分以外の成分を取り除いて基本波信
号を得る基本波成分検出回路を設け、該基本波成分検出
回路の出力信号を前記P−I制御器に入力し、該P−I
制御器で前記電圧指令信号と基本波信号とを比較増幅し
て、前記コンパレータに入力したことを特徴とする。
23作用
本制御装置では、基本波成分検出回路の出力信号をP−
1制御増幅器に入力し、該P−I制御増幅器で電圧指令
信号と基本波信号どを比較増幅してコンパレータに入力
し、該コンパレータで比較制御してトランジスタインバ
ータをドライブする。
1制御増幅器に入力し、該P−I制御増幅器で電圧指令
信号と基本波信号どを比較増幅してコンパレータに入力
し、該コンパレータで比較制御してトランジスタインバ
ータをドライブする。
G、実施例
次に、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図で、この図にお
いてインバータ制御回路は符号1〜14よす成り、トラ
ンジスタインバータの主回路は上述した第2図のパワー
トランジスタTU〜TW、TX−TZ等より成っている
。第1図において、符号1は比例アンプ1a〜lc(必
要に応じてフィルタを設ける)から成る第1のアンプで
、比例アンプla〜1cはオペアンプ等から成り、その
入力側はインバータ出力線Ll−Wより検出して、後段
で必要とする電圧に置換する。(U+ω)。
いてインバータ制御回路は符号1〜14よす成り、トラ
ンジスタインバータの主回路は上述した第2図のパワー
トランジスタTU〜TW、TX−TZ等より成っている
。第1図において、符号1は比例アンプ1a〜lc(必
要に応じてフィルタを設ける)から成る第1のアンプで
、比例アンプla〜1cはオペアンプ等から成り、その
入力側はインバータ出力線Ll−Wより検出して、後段
で必要とする電圧に置換する。(U+ω)。
(V+ω)、(W+ω)は比例アンプla〜leへ入力
する信号である。
する信号である。
尚、U−Wは基本波の検出電圧、ωは基本波成分に重畳
される同相のAC電源成分である。2は基本波成分検出
回路で、この検出回路2は突き合わせ部3、第2のアン
プ4、突き合わせ部5及び第3のアンプ6から成る。突
き合わせ部3は比例アンプla、lbおよび1cを接続
し、これらのアンプ出力を加算する。第2のアンプ4の
入力側は突き合わせ部3に接続され、出力側に、(tJ
+W)+ (V+ω)+(W+ω)=3ωを得る。この
第2のアンプの利得をl/3に設定するとアンプ出力は
3ω/3−ωになる。5は比較器5a〜5cから成る突
き合わせ部で、突き合わせ部は第2のアンプ4の出力側
と共通ライン100を介して接続されると共に、比例ア
ンプ1a=lcの出力側が各々接続され、比例アンプ1
a〜1cの出力と第2のアンプ4の出力とを比較する。
される同相のAC電源成分である。2は基本波成分検出
回路で、この検出回路2は突き合わせ部3、第2のアン
プ4、突き合わせ部5及び第3のアンプ6から成る。突
き合わせ部3は比例アンプla、lbおよび1cを接続
し、これらのアンプ出力を加算する。第2のアンプ4の
入力側は突き合わせ部3に接続され、出力側に、(tJ
+W)+ (V+ω)+(W+ω)=3ωを得る。この
第2のアンプの利得をl/3に設定するとアンプ出力は
3ω/3−ωになる。5は比較器5a〜5cから成る突
き合わせ部で、突き合わせ部は第2のアンプ4の出力側
と共通ライン100を介して接続されると共に、比例ア
ンプ1a=lcの出力側が各々接続され、比例アンプ1
a〜1cの出力と第2のアンプ4の出力とを比較する。
6は第3のアンプで、この第3のアンプ6はアンプ6a
〜6cよりなり、入力側が比較器5a〜5cに接続され
、比較出力、(U+ω)−ω−U、(V+ω)−ω=■
、(W+ω)−ω=Wを得る。すなわち、基本波成分以
外の成分ωを取り除いた基本波の電圧信号を得る。
〜6cよりなり、入力側が比較器5a〜5cに接続され
、比較出力、(U+ω)−ω−U、(V+ω)−ω=■
、(W+ω)−ω=Wを得る。すなわち、基本波成分以
外の成分ωを取り除いた基本波の電圧信号を得る。
また、符号7は正弦波電圧指令信号で、この指令信号は
通常はライン電圧指令である。8は突き合わせ部で、こ
の突き合わせ部8には比較器8a〜8cが設けられてお
り、比較器8a〜8cはアンプ6a〜6cとU−W相電
圧信号の各線が接続され、アンプ出力とU−W相指令を
比較する。9はP−I(比例積分)アンプで、P−1ア
ンプ9はアンプ9a〜9cより成り、この入力側が比較
器8a〜8cに接続され、U−W電圧指令信号の各瞬時
値とアンプ6a〜6cの出力が比較増幅される。10は
搬送波発生回路で、搬送波発生回路10は共通ライン1
01を介して比較器11a〜lieの入力側に接続され
、搬送波信号を比較器11a〜llcに入力する。11
は突き合わせ部で、この突き合わせ部11は比較器11
a〜llcより成り、搬送波信号とアンプ出力より比較
出力を得る。12はコンパレータ部で、コンパレータ部
12はコンパレータ12a〜12cから成り、コンパレ
ータ12a〜12cの入力側が比較器11a=llcに
接続され、コンパレータ出力を得る。13は反転回路で
、この反転回路13はノット回路13a=13cより成
り、ノット回路13a〜13cの入力側はコンパレータ
12a〜12cに接続され、出力側が絶縁伝達器14に
接続される。この絶縁伝達器14はトランス14a=1
4fから成り、コンパレータ12a=12cとトランス
14a、L4c、14eの各入力側が接続されると共に
、ノット回路13a=13cの出力側がトランス14b
、14d、14fの入力側に接続される。トランス14
a=14fの出力側はトランジスタインバータのパワー
トランジスタTU〜TZのベース電極に接続されパワー
トランジスタTU、TV、TWは前記コンパレータの出
力信号によりオンし、またパワートランジスタTX、T
Y。
通常はライン電圧指令である。8は突き合わせ部で、こ
の突き合わせ部8には比較器8a〜8cが設けられてお
り、比較器8a〜8cはアンプ6a〜6cとU−W相電
圧信号の各線が接続され、アンプ出力とU−W相指令を
比較する。9はP−I(比例積分)アンプで、P−1ア
ンプ9はアンプ9a〜9cより成り、この入力側が比較
器8a〜8cに接続され、U−W電圧指令信号の各瞬時
値とアンプ6a〜6cの出力が比較増幅される。10は
搬送波発生回路で、搬送波発生回路10は共通ライン1
01を介して比較器11a〜lieの入力側に接続され
、搬送波信号を比較器11a〜llcに入力する。11
は突き合わせ部で、この突き合わせ部11は比較器11
a〜llcより成り、搬送波信号とアンプ出力より比較
出力を得る。12はコンパレータ部で、コンパレータ部
12はコンパレータ12a〜12cから成り、コンパレ
ータ12a〜12cの入力側が比較器11a=llcに
接続され、コンパレータ出力を得る。13は反転回路で
、この反転回路13はノット回路13a=13cより成
り、ノット回路13a〜13cの入力側はコンパレータ
12a〜12cに接続され、出力側が絶縁伝達器14に
接続される。この絶縁伝達器14はトランス14a=1
4fから成り、コンパレータ12a=12cとトランス
14a、L4c、14eの各入力側が接続されると共に
、ノット回路13a=13cの出力側がトランス14b
、14d、14fの入力側に接続される。トランス14
a=14fの出力側はトランジスタインバータのパワー
トランジスタTU〜TZのベース電極に接続されパワー
トランジスタTU、TV、TWは前記コンパレータの出
力信号によりオンし、またパワートランジスタTX、T
Y。
TZはノット回路13a〜13cの出力信号によりオン
する。
する。
次に、本実施例の作用について説明する。
本作用を説明するにあたって、比例アンプla〜lcは
第2図に示すトランジスタインバータ出力側の交流出力
線U−Wに接続する。インバータの直流電源は商用の3
相電源を整流して用いている。その際−船釣には3相の
1線は接地して用いる。また制御回路部のO1i位(比
例アンプlλ〜1cの入力端の一方は0電位に接続)は
、電源に対してフローティングの場合もあるが、一般に
は図示省略の測定器等を介してアースに接続されている
。
第2図に示すトランジスタインバータ出力側の交流出力
線U−Wに接続する。インバータの直流電源は商用の3
相電源を整流して用いている。その際−船釣には3相の
1線は接地して用いる。また制御回路部のO1i位(比
例アンプlλ〜1cの入力端の一方は0電位に接続)は
、電源に対してフローティングの場合もあるが、一般に
は図示省略の測定器等を介してアースに接続されている
。
第1のアンプ1がいわゆるフローティング状態の場合に
第1のアンプ1の比例アンプ1a=lcには、インバー
タ出力側より検出電圧U−Wのみが入力する。このとき
、第2のアンプ4の出力はOになる。これはインバータ
出力線の3相がスター結線されているため、検出電圧U
−Wの和がQ+v+w=Oになるためである。従って、
第3のアンプ6の出力はU−W基本波のみとなる。この
ようにしてP−Iアンプ9以降では、U−W相電圧指令
波形と各々同一波形になるように制御が行われる。
第1のアンプ1の比例アンプ1a=lcには、インバー
タ出力側より検出電圧U−Wのみが入力する。このとき
、第2のアンプ4の出力はOになる。これはインバータ
出力線の3相がスター結線されているため、検出電圧U
−Wの和がQ+v+w=Oになるためである。従って、
第3のアンプ6の出力はU−W基本波のみとなる。この
ようにしてP−Iアンプ9以降では、U−W相電圧指令
波形と各々同一波形になるように制御が行われる。
また、第1のアンプlのO電位が測定器等を介して接地
され、また3相電源の1線が接地されている場合には、
第1のアンプ1の比例アンプ1a〜1cのU−W入力は
基本波成分U−Wに直流側のAC電源成分ωが重畳され
た複雑な波形となり、そのままU−W相指令と突き合わ
せた場合には出力電圧も歪むことになる。第1のアンプ
において比例アンプla〜lcの各出力には同相のAC
電源成分が重畳しており、第2のアンプ4の出力はる。
され、また3相電源の1線が接地されている場合には、
第1のアンプ1の比例アンプ1a〜1cのU−W入力は
基本波成分U−Wに直流側のAC電源成分ωが重畳され
た複雑な波形となり、そのままU−W相指令と突き合わ
せた場合には出力電圧も歪むことになる。第1のアンプ
において比例アンプla〜lcの各出力には同相のAC
電源成分が重畳しており、第2のアンプ4の出力はる。
また、第2のアンプ4のゲインは1/3に設定されてい
るので、第2のアンプ4のアンプ出力は3ω/3=ωに
なる。また、第3のアンプ6において、アンプ6a〜6
cの入力は、(U+ω)−ω、(V+ω)−ω、(W+
ω)−ωになる。
るので、第2のアンプ4のアンプ出力は3ω/3=ωに
なる。また、第3のアンプ6において、アンプ6a〜6
cの入力は、(U+ω)−ω、(V+ω)−ω、(W+
ω)−ωになる。
従って、本インバータでは第1〜第3のアンプ1.4を
設けることにより、基本波以外の要素を完全に取り除き
、突き合わせ部8で基本波成分U〜WによってU−W相
の電圧指令信号との比較を行い、PIアンプ9を介して
U−Wの電圧指令値と全く同一の出力電圧波形でトラン
ジスタインバータのパワートランジスタTU−TZを制
御する。
設けることにより、基本波以外の要素を完全に取り除き
、突き合わせ部8で基本波成分U〜WによってU−W相
の電圧指令信号との比較を行い、PIアンプ9を介して
U−Wの電圧指令値と全く同一の出力電圧波形でトラン
ジスタインバータのパワートランジスタTU−TZを制
御する。
また、一般に高性能を要するインバータの周波数は0乃
至定格周波散逸の連続制御を必要とするが本インバータ
では電圧検出値を直接第1のアンプlに入力しているの
で、絶縁トランス方式等を用いた場合のように周波数限
界がなくなり基本波成分を極めて忠実に検出することが
できる。また、本インバータでは第2のアンプを設ける
ことにより、出力に含まれる同相のAC電源成分を確実
に除去することができる。また、搬送波方式によって制
御するU−Wの電圧指令は一般にライン電圧であるが、
これに対し、第1のアンプlの検出も0電位をスター結
線の中性点となるライン電圧であり、制御目標出力(P
−Iアンプの出力)とインバータ出力電圧のフィードバ
ック値とは完全に同相検出値であるため制御安定度が極
めて高くなり、また、調整要素を設けた場合において各
相出力を各々独立して調整することができるため、制御
が極めて容易になる。また、本インバータではP−Iア
ンプによって電圧指令信号に常に追従制御しているので
、パワートランジスタの出力電圧波形が完全な正弦波に
なり、各要素の遅れやバラツキ等に影響されない正確な
出力電圧を得ることができる。従って、本インバータに
よれば数百対lの回転数範囲においてオープンループで
ありながら極めてトルクリップルの小さなモータの回転
制御を行うことができる。
至定格周波散逸の連続制御を必要とするが本インバータ
では電圧検出値を直接第1のアンプlに入力しているの
で、絶縁トランス方式等を用いた場合のように周波数限
界がなくなり基本波成分を極めて忠実に検出することが
できる。また、本インバータでは第2のアンプを設ける
ことにより、出力に含まれる同相のAC電源成分を確実
に除去することができる。また、搬送波方式によって制
御するU−Wの電圧指令は一般にライン電圧であるが、
これに対し、第1のアンプlの検出も0電位をスター結
線の中性点となるライン電圧であり、制御目標出力(P
−Iアンプの出力)とインバータ出力電圧のフィードバ
ック値とは完全に同相検出値であるため制御安定度が極
めて高くなり、また、調整要素を設けた場合において各
相出力を各々独立して調整することができるため、制御
が極めて容易になる。また、本インバータではP−Iア
ンプによって電圧指令信号に常に追従制御しているので
、パワートランジスタの出力電圧波形が完全な正弦波に
なり、各要素の遅れやバラツキ等に影響されない正確な
出力電圧を得ることができる。従って、本インバータに
よれば数百対lの回転数範囲においてオープンループで
ありながら極めてトルクリップルの小さなモータの回転
制御を行うことができる。
H0発明の効果
上記のように本発明によれば、制御安定度が極めて高く
なり、各相出力を各々独立して調整することができるの
で、制御が極めて容易になる。また、P−1アンプによ
って指令波形に常に追従制御しているので、パワートラ
ンジスタの出力波形を完全な正弦波にすることができ、
各要素の遅延やバラツキ等によって影響されない正確な
出力電圧を得ることができる。このために本インバータ
によれば、数百対1の回転数範囲においてオープンルー
プでありながら極めてトルクリップルの小さなモータの
回転制御をすることができる。
なり、各相出力を各々独立して調整することができるの
で、制御が極めて容易になる。また、P−1アンプによ
って指令波形に常に追従制御しているので、パワートラ
ンジスタの出力波形を完全な正弦波にすることができ、
各要素の遅延やバラツキ等によって影響されない正確な
出力電圧を得ることができる。このために本インバータ
によれば、数百対1の回転数範囲においてオープンルー
プでありながら極めてトルクリップルの小さなモータの
回転制御をすることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は一般
的なPWMインバータの主回路の例を示す回路図、第3
図は目標波形と実際の出力波形との差異を示す図である
。 1・・・第1のアンプ、la〜1c・・・U乃至Wのア
ンプ、4・・・第2のアンプ、6・・・第3のアンプ、
7・・・正弦波指令信号、9・・・PI(比例積分)ア
ンプ、10・・・搬送波発生回路。
的なPWMインバータの主回路の例を示す回路図、第3
図は目標波形と実際の出力波形との差異を示す図である
。 1・・・第1のアンプ、la〜1c・・・U乃至Wのア
ンプ、4・・・第2のアンプ、6・・・第3のアンプ、
7・・・正弦波指令信号、9・・・PI(比例積分)ア
ンプ、10・・・搬送波発生回路。
Claims (1)
- 電圧指令信号を各相毎にP−I制御増幅器で増幅し、こ
の増幅した出力信号と搬送波信号とをコンパレータで比
較制御してトランジスタインバータをドライブするよう
にしたPWMインバータにおいて、前記インバータの出
力電圧を検出する第1のアンプと、該第1のアンプの出
力信号から基本波成分以外の成分を取り除いて基本波信
号を得る基本波成分検出回路を設け、該基本波成分検出
回路の出力信号を前記P−I制御増幅器に入力し、該P
−I制御増幅器で前記電圧指令信号と基本波信号とを比
較増幅して、前記コンパレータに入力したことを特徴と
するPWMインバータの制御装置。
Priority Applications (6)
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