JPH0126918B2 - - Google Patents

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JPH0126918B2
JPH0126918B2 JP61050954A JP5095486A JPH0126918B2 JP H0126918 B2 JPH0126918 B2 JP H0126918B2 JP 61050954 A JP61050954 A JP 61050954A JP 5095486 A JP5095486 A JP 5095486A JP H0126918 B2 JPH0126918 B2 JP H0126918B2
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JP
Japan
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spring
lever
coil
operating lever
return spring
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JP61050954A
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JPS6291392A (ja
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Toshiharu Yoshigai
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Yoshigai Kikai Kinzoku KK
Original Assignee
Yoshigai Kikai Kinzoku KK
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Publication date
Application filed by Yoshigai Kikai Kinzoku KK filed Critical Yoshigai Kikai Kinzoku KK
Priority to US07/018,428 priority Critical patent/US4735106A/en
Publication of JPS6291392A publication Critical patent/JPS6291392A/ja
Publication of JPH0126918B2 publication Critical patent/JPH0126918B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L1/00Brakes; Arrangements thereof
    • B62L1/02Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements
    • B62L1/06Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L3/00Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
    • B62L3/02Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20256Steering and controls assemblies
    • Y10T74/20268Reciprocating control elements
    • Y10T74/2028Handle bar type
    • Y10T74/20287Flexible control element
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/2042Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
    • Y10T74/20438Single rotatable lever [e.g., for bicycle brake or derailleur]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブレーキ操作装置に係り、自転車等
に利用される。
(従来の技術) 自動車のブレーキ操作装置はハンドルバーに取
付けられたハウジングとこのハウジングに把握可
能として取付けられたブレーキ操作レバーとを含
むブレーキ操作手段と; 車輪を制動するためのブレーキ手段と;ブレー
キ操作レバーの把握力をブレーキ手段がそのブレ
ーキ戻しバネに抗して制動する方向に伝達するた
め、ブレーキ手段とブレーキ操作手段とを連繋し
たインナーワイヤとアウターワイヤを含むボーデ
ンケーブルと;を具備している。
このブレーキ操作装置において、操作レバーを
元に戻すには、ブレーキ手段に備えられたブレー
キ戻しバネの力を、ボーデンケーブルを介して伝
えることでなされている。
これによれば、ブレーキ戻しバネの反発力は、
ボーデンケーブルの抵抗、各部のガタ等を考慮し
て操作レバーを戻すことが必要であることから、
相当大きなバネ力が必要とされ、このことは、操
作レバーの操作力もそれだけ強くかかることにな
り、又、インナーワイヤの切断、ニツプル部のハ
ズレ、作動不良を招くこともある。
更に、ブレーキ戻しバネの反発力を可なり大き
くしても、操作レバーの戻りが不良となり、ブレ
ーキ戻しバネの反発力を大きくすればする程、ブ
レーキ手段の組みつけ、調整も困難が高くレバー
タツチが重くなつている。
そこで、ブレーキ手段側におけるブレーキ戻し
バネ(アーチスプリング)とは別に、ブレーキ操
作レバー側にもブレーキ戻しバネを設けて、ブレ
ーキ手段側のブレーキ戻しバネだけで負担してい
た反発力を、ブレーキ手段側のブレーキ戻しバネ
と操作レバー側のブレーキ戻しバネに分散するこ
とによつて、ブレーキ操作レバーへのタツチを軽
くし、インナーワイヤの切断、ニツプル部のワイ
ヤ先端から離脱等を防止した技術が、フランス特
許1141954号明細書(従来例の1)、西ドイツ特許
23007号明細書(従来例の2)および英国特許
20124号明細書(従来例の3)にそれぞれ開示さ
れている。
従来例の1は、ハウジングにブレーキ操作レバ
ーを取付ける支軸上に、コイル型戻しバネのコイ
ル部を套嵌させ、バネの一部をハウジングに、バ
ネの他端をブレーキ操作レバーにそれぞれ係合さ
せてブレーキ操作レバーにこの戻し方向の弾性力
を与えたものである。
従来例の2は、断面U形とされたブレーキ操作
レバーに、戻しバネを収めるとともに、バネのコ
イル部をレバーのU形部に取付けた軸上に套嵌し
たものである。
従来例の3は、ブレーキ操作レバーの戻しバネ
として、コイル型バネを用い、バネの一端をレバ
ーに係合させ、バネの他端をハンドルバー又はハ
ウジングに係合させてコイル部は宙吊りされてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来例の1は、コイル部を支軸
に套嵌したものであるから、組立分解が非常に面
倒であり、しかも、コイル部は径方向に縮径復元
するものであることから、コイル部と支軸との接
触をさける必要があり、このため、コイル部は必
要以上に大きくなる。
従来例の2では先の従来例の1の技術と同様な
問題点がある。しかもバネ取付け用の軸を必要と
するので、部品点数が多くなつている。
従来例の3は、戻しバネの組立分解は比較的簡
単であるものの、コイル部が宙吊りされているこ
とから、戻しバネが振動等で簡単に離脱するおそ
れがあるし、バネの弾性力を確実に伝えることが
困難である。
本発明は、ブレーキ操作レバーに、戻し方向の
弾性力を与える戻しバネとして、コイル部の軸方
向両端からそれぞれ横方向外方に延出されたバネ
掛け部を有するコイル型戻しバネを採用したもの
において、一方のバネ掛け部を、ハウジングにお
ける軸受け部に取付け、コイル部を操作レバー内
に収めた状態で他方のバネ掛け部に取付けた接触
体を操作レバーの内面に接触させることによつ
て、戻しバネの弾性力を充分に発揮させ、しか
も、戻しバネの不測な躍りを防止したことを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ハウジング9の軸受部23に、断面
U形部を有する操作レバー11が支点軸10によ
り把握可能に支持され、コイル部25Aの軸方向
両端から横方向外力にバネ掛け部25B,25C
の延設した戻しバネ25が、操作レバー11に戻
し方向の弾性力を付与して備えられたものにおい
て、叙述の目的を達成するために、次の技術的手
段を講じている。
すなわち、本発明は、前記戻しバネ25のコイ
ル部25Aはそのコイル巻数が複数巻とされ、バ
ネ掛け部25B,25Cは一方が短かく他方が長
く延設されており、前記一方の短いバネ掛け部2
5Bを前記軸受部23に装着することによりコイ
ル部25Aを軸受部23と操作レバー11の内面
11Bとの空間内において軸受部23の極く近く
で支点軸10の軸方向とコイル軸方向とを沿わせ
て収められており、前記他方の長いバネ掛け部2
5Cは操作レバー11の長手方向に沿わされ、か
つ、操作レバー11の内面11Bに接触する接触
体26を有しており、 該接触体26を介して操作レバー11に戻し方
向の弾性力を付与すべく接触体26が操作レバー
11の内面11Bに接触されていることを特徴と
するものである。
(作用) 操作レバー11を第1図の矢示方向24に把握
すると、ボーデンケーブル7を介してブレーキ手
段4が制動方向に操作される。
操作レバー11の戻り力は、該レバー部側に備
えた戻しバネ25で確保され、アーチスプリング
18に頼る必要がなく、このため、バネ力の低い
アーチスプリング18の使用が可能となり、圧倒
的に軽いレバータツチとなる。
又、操作レバー11の把握で、戻しバネ25の
バネ掛け部25Cは弾性変形し、コイル部25A
は縮径してレバー戻し力を生じるが、バネ掛け部
25Cは長く形成され、コイル部25Aが軸受部
23の極く近くにあることから、バネ掛け部25
Cの弾性変形(撓み)も小さく、しかもコイル部
25Aの躍りも少なくなり、コイル部25Aのコ
イル巻数が複数巻であることと相まつて、バネ力
を安定させつつ戻しバネ25の耐久性を損うこと
がなく、しかも、レバー内面11Bとバネ掛け部
25Cが接触するのではなく、接触体26が接触
され、この接触体26の相対摺動等により摩擦力
が軽減される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述す
る。各図面において共通部材は共通符号で示す。
第1図はドロツプ形ハンドルバー1にブレーキ
操作手段2を設け、前輪又は後輪等の車輪3を制
動するサイドプル式ブレーキ手段4をインナーワ
イヤ5とアウターワイヤ6を含むボーデンケーブ
ル7で連繋したものを示している。
ブレーキ操作手段2はハンドルバー1にバンド
金具8と止ネジ8Aを介して取付けられた箱形の
ハウジング9と、該ハウジング9に支点軸10を
介して把握可能に取付けられた操作レバー11を
具備している。
ブレーキ手段4はセンターボルト13に装着さ
れた対のブレーキアーチ14,15と、該アーチ
14,15のそれぞれに備えられたブレーキシユ
16,17と、ブレーキアーチ14,15を戻す
本例ではメガネ形のアーチスプリング18と、を
備えて構成されている。
ボーデンケーブル7はそのアウターワイヤ6の
一端がアウター受け19によりハウジング9側に
取付けられ、他端はアウター受け20を介してブ
レーキアーチ14,15の一方、本例ではアーチ
14のアーム14Aに取付けられている。
又、ボーデンケーブル7のインナーワイヤ5は
その一端が固定具21を介してブレーキ操作レバ
ー11に連結され、他端が固定具22を介して本
例ではアーチ15のアーム15Aに連結されてい
る。
なお、ボーデンケーブル7はその一部がハンド
ルバー1に形成した孔1Aに挿通されてハンドル
バー1内に沿わされている。
ハウジング9はスカート部9Aがハンドルバー
1に着座され、内部の高さ方向中間に区切り壁9
Bを有し、この区切り壁9Bにアウター受け19
が嵌合されているとともに止ネジ8Aが挿通さ
れ、区切り壁9Bの上方でハウジング9の立上り
壁9Cには側面視における外周面形状を円弧面と
した軸受部23を有する。
軸受部23には第2図に示す如く対のスリツト
23Aが形成してあり、このスリツト23Aに断
面U形部を有する操作レバー11の側壁11Aが
嵌入されて支点軸10によつて支持されており、
該操作レバー11は支点軸10を中心として第1
図の矢示24方向に把握可能である。
なお、ハウジング9はアルミ又はアルミ合金等
の軽合金をダイキヤストして形成されている。
ハウジング9の軸受部23の外周面と操作レバ
ー11の内面11Bとの間で、レバーU形内部の
空間にレバー戻しバネ25が収められている。
戻しバネ25は線径1.5mmの丸棒弾性線材から
なり、第5図から第7図で外径Dが8mm、内径d
が5mm、軸長Lが6mmとされたコイル部25Aを
有し、コイル部25Aの軸方向両端から横方向外
方で互いに逆方向として直線状に延びたバネ掛け
部25B,25Cを有し、バネ掛け部25B,2
5Cは第5図で示す如く、平面視において互いに
軸心が平行として沿わされその延出長は一方が長
く他方は短くされており、自由状態(無負荷状
態)において、第6図で示す如くバネ掛け部25
Bはコイル部25Aの中心を通る水平面X−X線
上にあり、バネ掛け部25Cはコイル部25Aの
中心を通る垂直面Y−Y線に対して例えば62゜の
傾斜角θを有しており、バネ掛け部25B,25
Cの自由端にはそれぞれ座25D,25Eが円弧
状に折曲形成され、この各座25D,25Eは第
5図に示す如く、互いにコイル部25Aに向つて
折曲されているとともに、側面視においては第6
図で示す如く互いに平行とされている。
第8図で示す如く軸部26Aと円錐鍔部26B
とからなる茸形の接触体26の軸部26Aが一方
の座25Eに第3図、第4図で示す如く嵌着され
ており、該接触体26は硬質樹脂より形成されて
いる。
この接触体26はレバー内面との摩擦抵抗を軽
減するものであり、従つて、茸形であつても球形
であつてもよく、又、転動するローラであつても
よい。
接触体26を有する戻しバネ25は、バネ掛け
部25Bの座25Dを軸受部23の外周面に形成
した凹部23A′に嵌合させて皿頭を有する止ネ
ジ27によつて第3図、第4図で示す如く止着す
ることで装着させることにより、コイル巻数が複
数巻とされたコイル部25Aは軸受部23の極く
近くに設けられるとともにコイル軸方向を支点軸
10の軸方向と平行(略平行でもよい)とされる
ことで沿わされているとともに、他方の長いバネ
掛け部25Cがレバー長手方向に沿わされて接触
体26の頂点がレバー内面11Bに本例では摺動
自在として接触されこの接触体26を介してレバ
ーの戻し力を付与している。
この戻しバネ25の装着状態において、傾斜角
θを有していたバネ掛け部25Cがレバー内面1
1Bによつて押付けられ、ここに、バネ掛け部2
5C、コイル部25Aに弾性力が蓄力され、その
反発弾性力が操作レバー11のヘツド11Cをハ
ウジング9の立上り受け面9Dに押当てる力とさ
れている。
ここで、組立手順を説明すると、ハンドルバー
1にハウジング9を取着させ、軸受部23上に止
ネジ27によつて戻しバネ25のバネ掛け部25
Bを装着した状態でインナーワイヤ5が連結され
ている操作レバー11の側壁11Aを軸受部23
のスリツト23Aに嵌入して支点軸10により支
持させ、このレバー取付けにさいして戻しバネ2
5の接触体26を内面11Bで押付けることによ
り、バネ掛け部25C、コイル部25Aによる弾
性力でヘツド11Cを立上り面9Dに押当てる。
なお、組立後にあつては、止ネジ27はレバー
11に形成した工具挿入孔11Dに工具を挿入し
て操作可能とされている。
止ネジ27は戻しバネ25の装着手段を構成し
ているとともに、止ネジ27の先端が支点軸10
の外周面上に第4図で示す如く押当てられること
により、支点軸10の軸心廻りの回動を防止して
いる。
第9図、第10図に示した実施例は戻しバネ2
5の形状が異なるとともに、支点軸10の軸心回
りの回動防止手段が第1〜8図を参照して示した
先の実施例と相異し、その余は同じ構成である。
すなわち、戻しバネ25の一方のバネ掛け部2
5Bは第10図に示す如く軸受部23の外周円周
上に沿う弯曲形状とされてその先端が円弧形でな
く直線状の突起よりなる座25Dとされ、この座
25Dの突起が軸受部23に、支点軸10に向つ
て形成した孔23Bに挿入されてここに、戻しバ
ネ25の装着手段とされており、ハウジング9に
は止ネジ27が背面側より螺入されて支点軸10
に押当てられ、ここに、支点軸10の回り止め手
段とされている。
第11図は第1図〜第4図における戻しバネ2
5の座25D,25Eに改善したものであり、該
座25D,25Eはスプリングワツシヤ機能をも
たせたものであつて、止ネジ27を座25Dに挿
入するとき止ネジ27の頭で座25Dに弾性変形
を付与し、止ネジ27の弛み止めを図つている。
座25Eについても接触体26の脱落を阻止す
ることができる。
なお、前述の各実施例において、ブレーキ手段
4はその形式はセンタープル方式でも、カンチレ
バー方式でそ、ハンドブレーキ方式等のように任
意であり、要は制動されたブレーキを元に戻すブ
レーキ戻しバネ(アーチスプリング)を備えたも
のであればよい。
また、戻しバネ25のコイル部25Aは軸受部
23の外周面より、第4図に示す如く接触されず
にスキマ28を有しているが、コイル部25Aは
軸受部23の外周面に接触したものであつてもよ
い。
本発明の上記実施例装置において、ブレーキを
かけるときには、アーチスプリング18及びレバ
ー戻しバネ25に抗して操作レバー11を第1図
および第9図の矢示24の方向に把握することに
より、ボーデンケーブル7を介して操作力が伝達
される。
この場合、戻しバネ25はバネ掛け部25Bが
軸受部23に装着され、バネ掛け部25Cに備え
た接触体26がレバー内面11Bを移動(摺動、
転動)することにより接触抵抗を軽減し、操作レ
バー11に戻し方向の弾性力を付与するため、バ
ネ掛け部25Cが弾性変形するとともにコイル部
25Aが縮径される。
この際、短いバネ掛け部25Bを軸受部23に
装着しているので、コイル部25Aは軸受部23
の極く近くに設けられることとなり、この結果、
操作レバー11の操作によつてもコイル部25A
の躍り(動き)が少なくなり、コイル巻数が複数
巻であることからバネ力を安定させつつ耐久性を
損うことがなく、しかも、他方の長バネ掛け部2
5Cが長いことから、該長いバネ掛け部25Cの
弾性撓みも少なくなり、戻しバネ25の作用点
(接触体26)までの長さも長くなることから操
作レバー11に対するレバータツチも軽快とな
る。
そして、戻しバネ25は座25D,24Eがい
ずれもコイル部25Aに向いていることから、弾
性変形にさいして捩れを起こすのが防止されると
ともに、狭い空間内にコンパクトに収納可能とさ
れる。
また、接触体26の頂点が内面11Bに接触さ
れることにより、接触体26を介してレバー戻し
力が付与され、レバーの傷付きは防止され、しか
もバネ掛け部25Cの確実な弾性変形が保障され
ている。
次に操作レバー11の把握力を開放すると、該
レバー11はその戻しバネ25によつて元に戻さ
れるとともに、ブレーキ手段4はアーチスプリン
グ18によつて元に確実に戻され、戻しバネ25
は躍りが防止されていることから、操作レバー1
1がハウジング9に確実にタツチさせることがで
き、レバーのガタ付を防止できる。
また、アーチスプリング18は操作レバー11
の戻しのための反発力は必要でなくなり、ブレー
キ手段4を戻す力の反発力で事足りることから、
構造簡単なものにできるばかりか、組付、調整も
至便となる。
更に、アーチスプリング18のみで操作レバー
11を元に戻すものにあつては、ボーデンケーブ
ル7の抵抗、各部のガタ等を加味して強いバネが
必要となるけれども、レバー部にレバー戻しのた
めの戻しバネ25を設けて、ブレーキ手段4と操
作レバー11の戻しバネ18,25を個々に有す
ることから、ボーデンケーブル7等の抵抗を考慮
する必要はなく、結局、総合操作力(レバータツ
チ)は従来のものよりも軽くすることができる。
従つて、ボーデンケーブル7のインナーワイヤ
5の早期切断、ニツプル部(アウタ受け等)の離
脱等が少なく作動不調を招くことがなく、軽快な
ブレーキ操作が図れる。
(発明の効果) 本発明は以上の通りであり、操作レバーの戻り
力を、レバー部に設けた戻しバネで確保してお
り、これまでのようにレバー戻り力をアーチスプ
リングに頼る必要がなくなり、バネ力の低いアー
チスプリングの使用が可能となり、圧倒的に軽い
レバータツチの実現と、インナーワイヤの早期切
断等を防止できるという基本的な作用効果に加え
て、次の特有の作用効果を奏する。
コイル部を有する戻しバネは、そのバネ掛け部
の一方が軸受部に装着され、他方のバネ掛け部に
接触体を設けてこの接触体をレバー内面に接触さ
せているので、コイル部を軸に被せて支持する必
要はなく、これによつて、戻しバネの組付が容易
となるし、コイル部に軸を被せなくとも、戻しバ
ネの躍りを防止して取付け得るばかりか、コイル
部を軸に被せなくともよいので、コイル部の径を
必要以上に大きくする必要もない。
故に、支点軸の軸方向とコイル軸方向とを沿わ
せて軸受部とレバー内面との空間内に、戻しバネ
のコイル部を収めることが容易となり、戻しバネ
の不慮の外れも防止できる。
また、戻しバネの弾性力は、バネ掛け部に設け
た接触体をレバー内面に接触させて付与させてい
るので、接触体とレバー内面との相対移動による
摩擦抵抗が軽減できる。
更に、軸受部とレバー内面との空間内に戻しバ
ネのコイル部を収めているので、該コイル部にほ
こり等が付着も少なくコイル部の作動不調を招く
おそれも少なく、コイル部のコイル巻数が複数巻
とされていることから、バネ力も安定させること
ができる。
また、軸受部とレバー内面との空間内に収めら
れたコイル部は、短バネ掛け部を軸受部に装着す
ることによりコイル部は軸受部の極く近くに位置
して収められているので、戻しバネに弾性力を付
与させるときでもコイル部の躍り(動き)は少な
く、この結果、戻しバネに弾性力を確実にもたせ
ながら、耐久性を損うこともない。
しかも、コイル部他端の長いバネ掛け部をレバ
ー長手方向に沿わせ該長いバネ掛け部に接触体を
設けているから、戻しバネの作用点(接触体)は
コイル部より遠くなり、これによつて長いバネ掛
け部の弾性撓みも少なくなり、操作レバーのレバ
ータツチを軽快にできる。更に、コイル軸方向と
支点軸の軸方向とを沿わせたことと相まつてコイ
ル部の捩れは少なくなり、弾性力を確実かつ均等
に蓄力することとなり、操作レバーのガタ付きも
確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は
第1実施例の全体構成図、第2図は第1図のA−
A矢示図、第3図は同じく要部平面図、第4図は
同じく側面図、第5図から第7図は第1実施例に
おける戻しバネの自由状態を示し、第5図は平面
図、第6図は側面図、第7図は背面図、第8図は
接触体の正面図、第9図は第2実施例によるブレ
ーキ操作部の断面図、第10図は第2実施例にお
ける戻しバネの自由状態を示す側面図、第11図
は第6図と対応する戻しバネの他の例を示す側面
図である。 9……ハウジング、10……支点軸、11……
操作レバー、23……軸受部、25……戻しバ
ネ、25A……コイル部、25B,25C……バ
ネ掛け部、26……接触体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジング9の軸受部23に、断面U形部を
    有する操作レバー11が支点軸10により把握可
    能に支持され、コイル部25Aの軸方向両端から
    横方向外方にバネ掛け部25B,25Cを延設し
    た戻しバネ25が、操作レバー11に戻し方向の
    弾性力を付与して備えられたものにおいて、 前記戻しバネ25のコイル部25Aはそのコイ
    ル巻数が複数巻とされ、バネ掛け部25B,25
    Cは一方が短かく他方が長く延設されており、前
    記一方の短いバネ掛け部25Bを前記軸受部23
    に装着することによりコイル部25Aを軸受部2
    3と操作レバー11の内面11Bとの空間内にお
    いて軸受部23の極く近くで支点軸10の軸方向
    とコイル軸方向とを沿わせて収められており、前
    記他方の長いバネ掛け部25Cは操作レバー11
    の長手方向に沿れされ、かつ、操作レバー11の
    内面11Bに接触する接触体26を有しており、 該接触体26を介して操作レバー11に戻し方
    向の弾性力を付与すべく接触体26が操作レバー
    11の内面11Bに接触されていることを特徴と
    するブレーキ操作装置。
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