JPH01267321A - 内燃エンジンの過給圧の制御方法 - Google Patents

内燃エンジンの過給圧の制御方法

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JPH01267321A
JPH01267321A JP63097599A JP9759988A JPH01267321A JP H01267321 A JPH01267321 A JP H01267321A JP 63097599 A JP63097599 A JP 63097599A JP 9759988 A JP9759988 A JP 9759988A JP H01267321 A JPH01267321 A JP H01267321A
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JP
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control
boost pressure
pressure
supercharging pressure
throttle valve
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JP63097599A
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Kazuo Inoue
和雄 井上
Noriyuki Kishi
岸 則行
Atsushi Kato
敦 加藤
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は内燃エンジンの過給圧の制御方法に関し、特に
過渡状態及び定常状態相互間の移行時における過給圧を
適切に制御する制御力法に関する。 (従来の技術) 従来の車両用内燃エンジンの過給圧の制御方法として、
過給圧が急激に上昇する場合等の過渡状態にあるときに
はオープンループ制御を行い、定常状態にあるときには
フィードバック制御を行うようにしたものが、例えば本
出願人によって既に提案されており(特願昭61−27
5783″i′f)、これにより定常状態においては制
御系の量産によるバラつき等に起因する過給圧制御のず
れを補償するとともに、過渡状態においてはフィードバ
ック制御が行われた場合の制御系の応答遅れに起因する
制御ハンチングを防止して円滑且つ適切な過給圧制御を
行なうようにしている。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の制御方法は、フィードパツク
制御を行うべき過給圧の定常状態を的確に判別して、過
給圧を適切に制御する上で改善の余地があった。 即ち、前記従来の制御方法は過給圧が定常状態にあるか
否かの判別を過給圧に応じて行うようにしている。一方
、過給圧状態はスロットル弁開度に応じて変化するため
、同一過給圧を維持するための過給圧制御手段の制御量
はスロットル弁開度に応じて異なるものである。したが
って、従来の制御方法においては、例えば第19図(a
)の破線に示すように、スロットル弁がほぼ全開状態に
ない場合(スロットル弁開度OTl+が所定値(IIF
11以下の場合)であっても、過給圧P BATCが判
別値PpBを上回ることにより定常状態と判別され(同
図の時間t1)、フィードバック制御が行われることが
あり、この状態からスロットル弁がほぼ全開状態になっ
たときには(同図の時間
【、2)、過給圧を目標過給圧
に維持するための前記側a1mが大幅に変化する一方、
制御系には本来的な応答遅れがあるため、フィードバッ
ク制御によっては実際の制御量を目標過給圧に維持する
値に速やかに収束させることができず、したがって過給
圧のオーバーシュートや制御ハンチングが生じてしまう
。 −力、スロットル弁開度に応じて、例えばスロットル弁
がほぼ全開状態のときに定常状態にあると判別する場合
には、スロットル弁がほぼ全開状態であれば実際の過給
圧が未だ上昇していないときであっても、定常状態と判
別されて(第19図(b)の時間t3)フィードバック
制御が早期に開始されるために、過給圧の立上りが遅れ
、制御の応答性が低下する(同図(b)の破線)。 本発明は上記従来の技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり、フィードバック制御を行うべき過給圧
の定常状態を的確に判別し、もって応答性が良好で且つ
過給圧のオーバーシュートや制御ハンチングを防止でき
る内燃エンジンの過給圧の制御方法を提供することを目
的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、過給圧制御手段の制
御量を制御することにより過給圧を制御する内燃エンジ
ンの過給圧の制御方法において、前記制御量を、前記過
給圧が定常状態にあるときには実際の過給圧と目標過給
圧との偏差に応じてフィードバック制御し、前記過給圧
が過渡状態にあるときにはオープンループ制御するとと
もに、前記定常状態にあるか否かを前記過給圧及びスロ
ットル弁開度によって判別するようにしたものである。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。 第1図は本発明の制御方法を適用したターボチャージャ
を備えた内燃エンジンの制御装置の全体構成図である。 同図中の符号1は例えば6気筒の内燃エンジンを示し、
エンジン1の上流側には吸気管2、下流側には排気管3
が接続され、吸気管2及び排気管3の途中にターボチャ
ージャ4が介装されている。 吸気管2には上流側より順にエアクリーナ5、インター
クーラ6及びスロットル弁7が設けられている。 吸気管2の大気側開口端のエアクリーナ5及び前記ター
ボチャージャ4間には、これらの間における吸気管部分
の吸気圧、即ち大気圧を検出する大気圧(P^)センサ
8が取付けられており、その検出信号が電子コントロー
ルユニット(以下rEC:tJJという)9に供給され
るようになっている。 スロットル弁7にはスロットル弁開度(□Tl+)セン
サlOが連結されてスロットル弁7の弁開度を電気的信
号に変換しECU9に送るようにされている。 一方、スロットル弁7の下流には吸気管内絶対圧(P 
BATC)センサ11が設けられており、このPB^τ
Cセンサl】によって電気的信号に変換された絶対圧信
号は前記ECU9に送られる。 該PB^丁Cセンサ11は、本実施例では、後述の如く
、ターボチャージャ4による過給圧制御において、前記
スロットル弁7のほぼ全開領域でフィードバック制御を
実行するので、ターボチャージャ4下流の吸気路におけ
る過給圧の大きさは、スロットル弁7下流における吸気
路部分の吸気圧値とほぼ等しく、したがって該吸気路部
分に設けられた当該P BATCセンサ11によって検
知可能である。即ち、ECU9には、スロットル弁全開
条件下では、燃料供給制御や点火時期制御等のために従
来から設けられているP BATCセンサ11から上記
過給圧に関する情報も供給されるので、過給圧を検出す
るためにターボチャージャの下流に従来設けられていた
圧力センサが不要となる。 また、PBATCセンサ11の下流には吸気温(T^)
センサ12が取付けられており、吸気温′l゛^を検出
して対応する電気信号を出力してECU9に供給する。 吸気管2のエンジン1とスロットル弁7間には燃料噴射
弁13が設けられている。この燃料Iイを射弁13は吸
気管2の吸気弁の少し上流側に気筒毎に設けられており
(2個のみ図示)、各噴射弁13は図示しない燃料ポン
プに接続されていると共にECU9に電気的に接続され
て、ECU9からの信号によって燃料噴射の開弁時間が
、即ち燃料供給量が制御される。 エンジン回転数(N e )センサ14は、エンジン1
の図示しないカム軸周囲又はクラン・り11+周四周囲
付けられてECU9に接続されており、71” DC信
号、即ちエンジンlのクランク軸の
【80°回転毎に所
定のクランク角度位置で1パルスを出力し、このパルス
をECU9に供給する。 また、排気管3のターボチャージャ4より下流側には三
元触媒15が配置されている。 ターボチャージャ4は可変容量型のものであり、その作
動制御系は、ターボチャージャ4の後述する可動ベーン
64(第3図)とリンクした駆動ロッド16を有するア
クチュエータ17及びデユーティ制御される、過給圧制
御手段としての過給圧導入用電磁制御弁18(以下単に
[制御弁」という)、レギュレータ19を有する。 第2図はターボチャージャ4の全体tか成因を示す。即
ち、ターボチャージャ4はコンプレッサ部分のスクロー
ルを形成するコンプレッサケーシング41と、該コンプ
レッサケーシング41の背面を閉塞する背板42と、タ
ーボチャージャ4の主軸43を軸支し、その軸受を潤滑
するとともに冷却水が循環する構造を内蔵する軸受ケー
シング44と、タービン部分のスクロールを形成するタ
ービンケーシング45とを有している。 コンプレッサケーシング41の内部には、それぞれ吸気
管2が接続されたスクロール通路4G及び軸線方向通路
47が形成され、前者46は吸気出口をなし、後者47
は吸気入口をなしている。 吸気入口部において、主軸43の一端部にはコンプレッ
サホイル48が取付けられている。 軸受ケーシング44の軸受孔49.50には、ラジアル
軸受メタル51により、またスラスト111111受メ
タル52によって主軸43が軸支されている。 また、軸受ケーシング44には、潤滑油導入孔53、潤
滑油通路54及び潤滑油排出口55と、ウォータージャ
ケット56とが形成されている。 タービンケーシング45の内部には、スクロール通路5
7と、接線方向に向けて開口するその人口開口57aと
、軸線力向に延在する出[1通路58と、その出口開口
58aとが形成され、入r+ D旧157a及び出口開
口58aはそれぞれ排気管3に接続されている。 上記スクロール通路57の中心部に配設されるように背
板59に固着された固定ベーン部材60の外周部には、
第3図に併せて示されるように、主軸43の他端部に設
けられたタービンホイール61を同心的に外囲するよう
に、複数、例えば4つの固定ベーン62が形成されてい
る。これら固定ベーン62は、それぞれが部分弧状をな
すとともに、円周方向に沿って等幅かつ等間隔に設けら
れている。各固定ベーン62の間には、背板59に回動
自在に枢着された回動ビン63の遊端に固着された可動
ベーン64がそれぞれ配置されている。 これら可動ベーン64は、固定ベーン62と同等の曲率
の弧状をなし、かつ概ね同一の円周上に位置していて、
第3図に実線で示す最小開度位置と、鎖線で示す全開位
置との間で回動可能である。 各固定ベーン62相互間の空隙は、これら各可動ベーン
64が同期して回動駆動されることによりそれぞれ開閉
され、該各空隙の流通面積がその回動量、即ち可動ベー
ン64の傾応角度に応じて調整される。 各可動ベーン64の同期した回動駆動は、それぞれを支
持する回動ビン63、該回動ビン63と連結したリンク
機構65(第2図)、及び該リンク機構65が連結され
た既述の駆動ロッド16(第1図)を介して、そのアク
チュエータ17によりなされる。駆動ロッド!Gと該リ
ンク機構65とは、駆動ロッド16が伸長方向(第1図
中左方向)に作動せしめられたときに、各可動ベーン6
4による開度が増大し各空隙流通面積が大となるように
、また縮小方向(第1図中右方向)に作動せしめられた
ときには、上記開度が減少し各空隙流通面積が小となる
ように、連結されており、かかる開度制御によりターボ
チャージャ4の容量が調節される。 即ち、上記構成になる可変容量式のターボチャージャ4
では、エンジン1本体から排出される排気ガスが、ター
ビン側の入口通路57aからスクロール通路57に流入
し、可動ベーン64の回動量に応じた可動ベーン64及
び固定ベーン6211Jの空隙の流通面積に応じた流速
で排気ガスがタービンホイル61側へ流入し、タービン
ホイル61を回転駆動して出口通路58から排出される
。タービンホイル61を駆動する排気ガスの流速は、上
記空隙流通面積に依存する結果、各可動ベーン64及び
固定ベーン62rVJの空隙の流通i?i7積が小さく
て流速が高いとタービンホイル61、即ち主軸43の回
転速度が速くなり、各可動ベーン64及び固定ベーン6
1間の空隙の流通面積が大きくて流速が低いとタービン
ホイル61、即ち主軸43の回転速度が遅くなる。かか
るタービンホイル61の回転に応じてコンプレッサホイ
ル48が回転するため、エアクリーナ5から軸方向通路
47に導かれた空気は、コンプレッサホイル48により
その回転速度に応じて圧縮されながらスクロール通路4
6を経てインタクーラ6に向けて供給され、吸気が加圧
されることになる。 かくして、可動ベーン64をタービンケーシング57の
半径方向最外方に位置させて固定ベーン62との間の空
隙流通面積を最小、即ち開度を最小としたときに過給圧
が最大となり、可動ベーン64をタービンケーシング5
7の半径方向最内力に位置させて固定ベーン62との間
の空隙流通面積を最大、即ち開度を最大としたときに過
給圧が最小となり、可動ベーン64の開度調整により容
易に高過給圧状態を得ることができると共に、上記開度
の最小と最大との間の範囲において、広いレンジで過給
圧を開度に応じて変化させることができる。 上記過給圧制御のためターボチャージャ4の可動ベーン
64を回動駆動するアクチュエータ17は、第1図に示
すように、ダイアフラムl 7 aにより画成される第
1圧力室17bと第2圧力室17cとを有し、既述した
駆動ロッド16は、第2圧力室17c側でハウジングを
貫通してダイアフラム17aに連結されている。第2圧
力室17bに挿着されたバネ17dは、該ダイアフラム
17aを、駆動ロッド16が縮小する方向、即ち前記可
動ベーン64により開度が減少する方向に付勢している
。 第1圧力室17aには、エアクリーナ5及びターボチャ
ージャ4間の吸気路が絞り22を介して接続されると共
に、ターボチャージャ4及びインタークーラ6間の吸気
路がレギュレータ19、絞り23及び制御弁18を介し
て接続されている。 制御弁18は、常閉型のオンーオフ2位置作動型電磁弁
であり、ソレノイド18aと該ソレノイド18aの励磁
により開弁する弁体18bとを有している。ソレノイド
18aの付勢により弁体18bを開成させると、前記タ
ーボチャージャ4及びインタークーラ6間の吸気路にお
ける過給圧がアクチュエータ17の第1圧力室17bに
導入される。 この場合は、ダイアフラム17aは駆動ロッド16を伸
長させるように偏位し、駆動ロッド16及びリンク機構
65を介してターボチャージャ4の可動ベーン64が内
方側、即ちその開度が太きくなる方向に回動駆動される
。弁体18bを閉弁させれば、過給圧の導入は遮断され
、上記とは逆に可動ベーン64はその開度が小さくなる
方向に駆動される。 従って、上記ソレノイド18aのオン−オフ、即ち弁体
18bの開成、閉成の1サイクルにおける弁体18bの
閉時間の比、即ち閉弁デユーティ比Dva (以下、単
に「デユーティ比Jという)(制御量)によって、これ
が100%の状態(可動ベーン64が前述した最小開度
位置にあって、最大過給圧の状態)から、該デユーティ
比1)vcに応じて過給圧の大きさが制御される。 制御弁18のかかるソレノイド18aは、前記ECU9
に接続され、ECU9からの信号によって上記デユーテ
ィ比Dvcが制御される。 更に、ECU9には車速を検出する車速(V)センサ2
4が接続されており、その検出信号が供給される。 ECU9は、各種センサから入力信号波形を整形し、電
圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジ
タル信号値に変換する等の機能を有する入力回路9a、
中央演算処理回路(以下「CPU」という)9bScP
U9bで実行される各種演算プログラム及び演算結果等
を記憶する記憶手段9c、及び前記燃料噴射弁13及び
制御弁18に駆動信号を供給する出力回路9d等から構
成される。 CPU9bは前述の各種センサかもの入力信号に基づい
て、エンジンlの運転状態を判別し、該判別された運転
状態に応じた燃費特性、加速特性等の緒特性の最適化が
図られるように、燃料噴射弁13の燃料噴射時間等を演
算し、該演算結果に基づく駆動信号を出力回路9dを介
して燃料噴射弁13に供給する。 上記燃料噴射時間の演算において、その基本燃料噴射時
間、即ち噴射弁130基本開弁時間1゛iは、PBAT
Cセンサ11及びNeセンサ14の検出出力に基づく吸
気管内絶対圧Pa^及びエンジン回転数Neに応じて、
前述の記憶手段9cに記憶された図示しないTiマツプ
から算出される。 また、CPU9bは、各種センサからの入力信号に基づ
いて、後述の制御プログラムに従って、エンジン運転状
態に応じた過給圧制御のオープンループ制御領域、フィ
ードバック制御領域等の設定、及びそれらの領域にある
か否かの判別などを行なうと共に、判別した制御領域に
おいて最適な過給圧が得られるように可動ベーン64の
開度、即ち制御弁18のデユーティ比Dvaを演算し、
該演算値に応じて制御弁18を作動させる駆動信号を出
力回路9dを介して供給し、制御弁18更にはターボチ
ャージャ4とリンクされたアクチュエータ17を駆動す
る。 第4図は制御弁18のデユーティ比Dva、即ち過給圧
を制御するプログラムのフローチャートを示す。 まず、ステップ401ではECU9に記憶されたDVG
Mマツプから、スロットル弁開度Oto及びエンジン回
転数Neに応じて、デユーティ比Dvaの基準値DVO
Mを読み出す。第5図はこのDVGMマツプの一例を示
し、スロットル弁開度□Tl+は所定範囲内で01間1
〜θTIIV16として16段階、エンジン回転数Ne
は所定範囲内でN v l−N V 20として20段
階、それぞれ設けられており、マツプの格子点以外では
補間計算により基準値DVOMが求められる。このよう
なマツプによって基準値DVGMを設定することにより
、制御弁18のデユーティ比Dvcを、エンジンlの運
転状態に応じてより詳細に制御することができる。 次に、変速機のギヤ位置(以下、単に「ギヤ位置」とい
う)が第1速(1st)位置にあるか否かを判別する(
ステップ402)。この判別は、例えば第6図に示すサ
ブルーチンに従って行なわれる。 即ち、車速Vが第1速位置で通常得られる所定速度Vt
、より小さいか否かをまず判別しくステップ601) 
、V≧VLが成立するときには第1速位置にないと判断
する(ステップ602)。一方、ステップ601でV 
(V Lが成立するときには、車速■がエンジン回転数
Neに応じた所定値VFより小さいか否かを判別しくス
テップ603) 、V≧VFが成立するときには前記ス
テップ602を実行する一方、■<VFが成立するとき
には第1速位置にあると判断する(ステップ604)。 第7図は前記所定値VFを求めるためのテーブルを示す
。即ち、ギヤ位置が第1速位置にあるときには、エンジ
ン回転数Neと車速■との比が一定となる関係にあるの
で、この関係に合致するようにエンジン回転数Neの基
7111値NFI〜NF9及び車速Vの基準値Vpl−
Vpsを予めテーブルとして設定しておき、車速Vが実
際のエンジン回転数Neに対応する基準値VFよりも小
さいときに第1速位置にあると判断するものである。こ
のような構成により、変速機が手動変速機である場合は
もとより、自動変速機である場合にもギヤ位置センサ等
を用いることなく、ギヤ位置が第1速位置にあるか否か
の判別を容易に行なうことができる。 第4図に戻り、前記ステップ402の答が肯定(Yes
)、即ちギヤ位置が第1速位置にあるときには、前記ス
テップ401で求められたデユーティ比Dvaの基準値
DVOMから所定値DFを減算して、該基準値DvGM
を再設定した後(ステップ403)、否定(No)、即
ちギヤ位置が第1速以外の位置にあるときには直接、ス
テップ404に進む。このように、デユーティ比Dva
の基準値DVGMは、ギヤ位置が第1速位置にある場合
には、第1速以外の位置にある場合よりも所定値DFだ
け小さな値に設定される。 前記ステップ404ではECU9に記憶されたKV丁^
マツプから、エンジン回転数Ne及び吸気温T^に応じ
て吸気温補正係数KVT^を読み出す。 第8図はこのKVT^マツプの一例を示し、エンジン回
転数Neは前記DVGMマツプと同様にNvt〜NV2
Oとして20段階、吸気温TAは”「^vt〜TAve
として8段階、それぞれ設けられており、このようなマ
ツプによって吸気温補正係数Kvr^がより適切に設定
される。 次に、吸気管内絶対圧PB^τCの変化量(以下、単に
[変化量Jという)ΔPB^を、今回の値pH^Tcn
と3回前の値P BATCn−3との差によって算出す
る(ステップ405) 、この変化量ΔPB^は、後述
するようにデユーティ比Dvoを算出するための諸定数
を設定するのに適用されるものであり、これによって過
給圧の上昇勾配が所望の値に制御される。 次いで、ステップ406では過給圧がオーブンループ制
御を行なうべき状態にあるか否かを判別する。この判別
は第9図に示すサブルーチンに従って行なわれる。 まず、ステップ901ではスロットル弁開度□Tl+が
、はぼ全開状態であることを示す所定開度OFBより大
きいか否かを判別し、この答が否定(NO)、即ちθT
ll≦OFBが成立し、スロットル弁7がほぼ全開状態
にないときには、オーブンループ制御を行なうべきと判
断して後述のステップ916以下に進む。このように、
フィードバック制御をスロットル弁7がほぼ全開状態に
あるときにのみ実行することにより、フィードバック制
御中においてスロットル弁開度が大幅に変動すること、
例えばスロットル弁Pが半開状態からほぼ全開状態とな
ることはなく、したがって前述した過給圧のオーバーシ
ュートや制御ハンチングを防止することができる(第1
9図の実線)。 前記ステップ901の答が肯定(Yes)、即ちスロッ
トル弁がほぼ全開状態にあるときには、1);1回ルー
プにおいてフィードバック(F/B)制御が行なわれた
か否かを判別しくステップ902)、この答が肯定(Y
es)のときには、引き続きフィードバック制御を行な
うべきと判断しくステップ903)、本プログラムを終
了する。 前記ステップ902の答が否定(No)、即ち前回にお
いてオーブンループ制御が行なわれているときには、ギ
ヤ位置が第1速位置にあるか否かを判別しくステップ9
04) 、第1速以外の位置にあるときには、ECU9
に記憶されたΔPRASI)テーブルから、前記変化量
へPB^に応じて第1速以外の位置用の第1の減算値へ
PBASDを求め(ステップ905) 、後述のステッ
プ907に進む。第10図はこのΔPBASDテーブル
の一例を示し、変化量ΔPn^に対して2つの基準値Δ
Pn^1及びΔPB^2(〉ΔPBAI)が設定され、
へPBA値が大きいほど、即ち過給圧の上昇勾配が大き
いほど、第1の減算値へPBASDがより大きくなるよ
うに、八PBAI未満、ΔPB^1以上ΔPH^2未満
及びΔPl]^2以」二に対し、それぞれΔPBASD
3〜ΔPnAsotが設定されている。 前記ステップ9(14の答が片足(Yes)、即ちギヤ
位置が第1速位置にあるときには、前記第1の減算値へ
PBASDを第1速位置用の所定値へP++Asopに
設定しくステップ906) 、ステップ907に進む。 該所定値ΔPRASDFは、前記ステップ905で求め
られる、第1速以外の位置用のΔPBASD値よりも大
きな値に設定されている。 次いで、ステップ907では、吸気管内絶対圧P BA
TCが、その目標値(目標過給圧)Pn^丁ROと前記
ステップ905または906で求められた第1の減算値
ΔPBASDとの差(P BATRO−ΔI’1lAS
D)  (以下[最小開度制御解除圧Jという)より大
きいか否かを判別する。上記吸気管内絶対圧の目標値P
 BArvaは、後述するように、第4図の制御プログ
ラムにおいて、エンジン回転数Ne、吸気温′r^及び
ギヤ位置に応じて設定されるものである。 このステップ907の答が否定(NO)、即ち吸気管内
絶対圧PBATCが最小開度制御解除圧(P BATR
G−ΔPBASD)以下のときには、フィードバック(
I11御に適用される後述の比例制御項DVP、積分制
御項Dviをともに値0.0に設定しくステップ908
.000)、次いでデユーティ比Dvaを100%に、
即ち可動ベーン64が最小開度となるように設定する(
ステ・ツブ910)。即ち、PBATC≦(Pal^丁
10−ΔPnAsn)が成立するときには、可動ベーン
64の最小開度制御が実行され(第18図のtO〜L^
間)、かかる制御により、低過給圧側における過給圧の
上昇勾配を最大に制御し、所望の圧力値近傍への過給圧
の上昇を速くすることにより過給圧制御の応答性が高め
られる。 次に、フィードバック制御遅延用のt FBI)LYタ
イマをリセットしくステップ011) 、第4図のステ
ップ418に進み、デユーティ比Dvcに基づく駆動信
号を制御弁18に出力して第4図の制御プログラムを終
了する。 第9図のサブルーチンに戻り、前記ステップ907の答
が肯定(Yes)、即ち吸気管内絶対圧PBATCが最
小開度制御解除圧(P BATRG−ΔPBASD)を
上回ったときには、ギヤ位置が第1速位置にあるか否か
を判別しくステップ912) 、第1速以外の位置にあ
るときには、ECU9に記憶されたΔP BAFBテー
ブルから、前記変化量ΔPB^に応じて第1速以外の位
置用の第2の減算値へP BAPllを求め(ステップ
913) 、後述のステップ915に進む。 第11図はこのへPBAFBテーブルの一例を示し、第
10図と全く同様に変化量△PB^に対して基7111
値ΔP BAI 、ΔPB^2が設定され、ΔPn^1
未満、ΔPB^1以上ΔPB^2未満及びΔI’n^2
以上に対し、それぞれΔPBAFB3〜ΔPBAFBI
 (ΔP口^F113<ΔP BAFB2<ΔPBAF
BI)が設定されている。 前記ステップ912の答が肯定(Yes)、即ちギヤ位
置が第1速位置にあるときには、前記第2の減算値ΔP
 BAPRを第1速位置用の所定値ΔpH^FIIFに
設定しくステップ914) 、ステップ015に進む。 該所定値ΔP BAFBFは、前記ステップ913で求
められる、第1速以外の位置用のΔPaApnp値より
も大きな値に設定されている。 次いで、ステップ915では、吸気管内絶対圧P BA
TCが、前記目標値P BATROと前記ステップ01
3または914で求められた第2の減算値ΔI’BAF
Bとの差(PB^丁RO−ΔP BAFB)  (以下
[フィードバック制御開始圧」という)より大きいか否
かを判別する(ステップ9I5)。この答が否定(No
)、即ち吸気管内絶対圧PH^丁Oがフィードバック制
御開始圧(PBA隷G−ΔP BAFB)以下のときに
は、オーブンループ制御を行なうべきと判断して、ステ
ップ916以下に進む、即ち、(P BATRG−ΔP
nAso)(P BATC≦(P BATRO−ΔP 
BAFB)が成立するときにはオーブンループ制御が実
行される(第18図のむへ〜ta間)。このように、吸
気管内絶対圧PB八へCが所定値以下のときに過給圧が
定常状態にないと判別して、フィードバック制御によら
ずオーブンループ制御を実行することにより、過給圧の
立上りを速め、制御の応答性を向上させることができる
(第19図(b)の実線)。 このステップ916では、前記ステップ011と同様に
t FBDLYタイマをリセットし、次いでギヤ位置が
第1速位置にあるか否かを判別する(ステップ917)
。この答が否定(No)のときには、ECU9に記憶さ
れたD丁テーブルから、前記変化量へPH^に応じて、
オープンループ11ノ制御に適用される、後述する第1
速以外の位置用の減算項DTを求め(ステップ918)
 、後述のステップ02]に進む。 第12図はこのDT子テーブル一例を示し、第】0図と
全く同様に変化量ΔPn^に対して基準値ΔPB^1.
ΔPB^2が設定され、ΔPII^1未満、ΔPa^1
以上ΔPB^2未満及びΔP[l^2以」二に対し、そ
れぞれDT1〜DT3 (DTI<DT2<DT3)が
設定されている。 前記ステップ917の答が肯定(Yes)、即ちギヤ位
置が第1速位置にあるときには、IE CU 9に記憶
されたDFTテーブルから、前記変化量ΔPa^に応じ
て、第1速位置用の減算項DPTを求める(ステップ9
19)。第13図はこのDFTテーブルの一例を示し、
変化量へPH^に対して2つの基準値ΔPBAFI及び
ΔPBAF2 (>八PBAPI)が設定され、ΔPB
API未満、ΔPBAPI以上ΔP BAF2未満及び
ΔPBAF2以上に対し、それぞれDFTI〜DF丁3
(DF丁1 < D FT2< D FT3)が設定さ
れている。また、該第1速位置用の減算項DFTは上述
した第1速以外の位置用の減算項DTよりも、より大き
な値に設定されている。 次いで、前記減算項Drを上記求められたDFT値に設
定しくステップ920) 、ステップ921ではオープ
ンループ制御を実行すべきと判断して本プログラムを終
了する。 前記ステップ915の答が肯定(Yes)、即ち吸気管
内絶対圧P BATCがフィードバック制御開始圧(P
a^τRO−ΔPBAFB)を上回ったときには、前記
ステップ911または916においてt Flll)L
Yタイマがリセットされた後、所定時間しFIIDLY
が経過したか否かを判別する(ステップ922)。この
答が否定(NO)のときには前記ステップ9」7に進み
、オープンループ制御を行なうようにする一方、肯定(
Yes)のときにはフィードバック制御を行なうべきと
判断し、ステップ923に進む。このように、吸気管内
絶対圧P BATCがフィードバック制御開始圧(Pa
^TR0−ΔPBAFB)を上回った時に、直ちにフィ
ードバック制御を行なうのではなく、この時から所定時
間t FBDLYが経過するまではオープンループ制御
が実行され(第18図のt。 〜tc間)、経過後初めてフィードバック制御が実行さ
れる(同図のtc以降)。 前記ステップ923では前記積分制御項1)viの初期
値を次式(1)に従って算出する。 Dvi=Kvr^XDvcr+X (Kvg):pij
−1)  −(1)ここに、Kvxppijは、第4図
のプログラムに従い、後述するようにしてフィードバッ
ク制御時に算出される学習補正係数である。 次いで、前記ステップ903に進み、フィードバック制
御を行なうべきと判断して本プログラムを終了する。 第4図のプログラムに戻り、前記ステップ406に続く
ステップ407では、該ステップ406で実行された第
9図のサブルーチンによりオープンループ制御を行なう
べきと判断されたか否かを判別する。 この答が否定(No)、即ちフィードバック制御を行な
うべきと判断されているときには、l”、 CU9に記
憶されたPs^τNoマツプから、エンジン回転数Ne
及び吸気温T^に応じて吸気管内絶対圧の前記目標値P
a^τROを読み出す(ステップ408)。 第14図はこのP BATROマツプの一例を示し、前
記KVT^マツプと全く同様に、エンジン回転数N(3
の基準値NvlxNv2o及び吸気温TAの基7115
値’rAv+〜T AV8が設定されており、このよう
なマツプによって目標値P nATgaをより適切に設
定することができる。 次に、ステップ409ではギヤ位置が第1速位置にある
か否かを判別し、第1速位置にあるときには前記ステッ
プ408で求めた目標値P BATRGから所定値PB
ATROFを減算して(ステップ410)、該1」標値
P BATRGを再設定した後、第1速以外の位置にあ
るときには直接、ステップ411に進む。このように、
目標値P DATRGは、ギヤ位置が第1速位置にある
場合には、第1速以外の位置にある場合よりも、所定値
P BATRGFだけ小さな値に設定される。 このような目標値P BAr$!cの設定により、変速
機が第1速位置にあるときには、定常状態における過給
圧をより小さな値に制御してギヤにかかるトルクを抑制
できることにより、その−トI久性を向上させることが
できるとともに、第1速以外の位置にあるときには定常
状態において、より高い所望の過給圧を得ることができ
る。 このステップ411では前記ステップ408または41
0で設定された目標値P IIATRGと実際の吸気管
内絶対圧P aArcとの偏差△P n (= P B
ATRO−P BATC)を算出し、次いで該偏差ΔP
Bの絶対値1ΔPB1が所定値Gni (例えば20 
mmmm1l以上であるか否かを判別する(ステップ4
!2)。この所定値Gniはフィードバック制御時の不
感帯定義圧である。 前記ステップ412の答が肯定(Ye、s)、即ち1Δ
Pal≧Gniが成立するときには、ECU 9に記憶
されたKVPテーブル及びKviテーブルから、エンジ
ン回転数Neに応じて、前記比例制御項DVP及び積分
制御項Dviの定数KVP及びKviをそれぞれ読み出
す(ステップ4I3)。第15図及び第16図はこのK
VPテーブル及びKviテーブルの一例をそれぞれ示す
図である。即ち、Kvrテーブルにおいては、エンジン
回転数Neに対して2つの基準値NKVPI及びNKV
P2 ()Nxvrt)が設定され、定数KVPは、N
KVPI未満、N KVP を以上N KVF 2未満
及びNKVP2以上に対して、それぞれKvrt〜Kv
r3(KVPI<KVF2<KVF3)に設定されてい
るとともに、Kviテーブルにおいては、エンジン回転
数Neに対して2つの基準値Ncvit及びNcvit
()Ncvit)が設定され、定数Kviは、Nxvi
t未満、NKvix以上Ncvi2未満及びN Kvi
 2以上に対して、それぞれKvil−Kvi3(Kv
i3(Kvix(Kvi2)に設定されている。 次に、比例制御項DVPを、上記水められた定数KVP
と前記偏差ΔPBとの積Kvp・ΔP11に設定しくス
テップ414)、積分制御項Dviを、上記水められた
定数Kviと前記偏差ΔPH1との積Kvi・ΔI’n
と前回までに算出された積分制御項Dviとの和(冨D
vi + Kvi・ΔPB)に設定する(ステップ旧5
)。 次いで、上記設定された比例、積分111J fa11
項Dvr及びDviを適用し、フィードバック制御時に
おけるデユーティ比Dvcを次式(2)に従って算出す
る(ステップ416)。 Dvc=Dvcr+XKvyA+Dv+>+Dvi−(
2)次に、該算出されたデユーティ比Dvcのリミット
チエツクを行なって、該デユーティ比Dvcを所定範囲
内の値に保持しくステップ旧7)、更に該デユーティ比
Dvaに基づく駆動信号を制御弁18に出力して(ステ
ップ418)本プログラムを終了する。 前記ステップ412の答が否定(No)、即ち1ΔPn
l(G B iが成立し、したがって目標値P BAT
RGと実際の吸気管内絶対圧P BATCがほぼ一致し
ているときには、比例制御項DVPを値o、aに、#i
’(分i!、lJ御項Dviをその前回値Dviにそれ
ぞれ設定する(ステップ419.420)。 次に、ギヤ位置が第1速位置にあるか否かを判別しくス
テップ421) 、第1速以外の位置にあるときには、
係数KVRを次式(3)に従って算出する(ステップ4
22)。 KVTAX DVGM+ Dvi KV””  KVTAX DVGM   ”゛(3)こ
の係数KVRは量産によるバラつきあるいは経年変化に
よる過給圧制御のずれを表すものである。 次に、上記係数KVRを用いて学習補正係数KVRεP
ijを次式(4)に従って算出する。(ステップ423
)。 、、  CVREF       A−CVREFKv
tEptJ=−X KVR+AX KvgIl:pij
・・・(4) ここに右辺第2項のKVREFij値は、前回までに得
られた学習補正係数であり、エンジン回転数Ne及び吸
気温T^に応じて、後述するKVRεFマツプから読み
出される。また、Aは定数、CVREFは1−Aのうち
実験的に適当な値に設定される変数である。 変数CVREFの値によってKvg[、pijに対する
KVR値の割合が変化するので、このCVREF値を、
対象とされる過給圧制御装置、エンジン等の使用に応じ
て前記1〜Aの範囲で適当な値に設定することにより、
最適なKvRspijを得ることができる。 次いで、上記算出された学習補正係数Kvu:pijを
、ECUQ内のバックアップRAMに設けられたKVR
E’Fマツプに記憶しくステップ424) 、前記ステ
ップ416以下を実行して本プログラムを終了する。第
17図はこのKVRεFマツプの一例を示す。 即ちKVREFマツプは前記Kvr^マツプ(第81渭
)及びP BArRaマツプ(第14図)と同様にエン
ジン回転数Ne及び吸気温T^によって複数の領域に区
分され、Ne値及びT^値が該当する領域毎にKvgB
Fij値の算出及び記憶が行なわれる。 前記ステップ407の答が肖定(Yes)、即ち第9図
のサブルーチンによってオーブンループ制御を行なうべ
きと判断されているときには、前記KVREFマツプか
らエンジン回転数Ne及び吸気温TAに応じて、学習補
正係数Kvu:pijを読み出しくステップ425) 
、次いで比例制御項Dvr及び積分制御項Dviをとも
に値0.0に設定する(ステップ426.427)。 次に、オーブンループ制御時におけるデユーティ比Dv
aを次式(5)に従って算出する(ステップ428)。 Dvc=Kv丁^XKvu:pijX  (DVOM−
DT)   ・−(5)ここに、DTは第9図のサブル
ーチンのステップ918または920で設定された減算
項である。 次に、上記算出されたデユーティ比Dvaのリミットチ
エツクを行ない、例えば該Dva値を0%以上100%
以下の値に保持しくステップ429) 、前記ステップ
418を実行して本プログラムを終了する。 (発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば次のような効果を
奏する。 請求項1によれば、フィードバック制御を行うべき過給
圧の定常状態を的確に判別でき、したがって応答性が良
好で且つ過給圧のオーバーシュートや制御ハンチングを
防止することができる。 また、請求項2によれば、フィードバック制御は少なく
ともスロットル弁がほぼ全開状態のときに実行され、こ
のときの過給圧はスロットル弁下流の圧力センサにより
検出可能となるので、スロットル弁下流において過給圧
を検出するセンサが不要となり、検出系のコスト減が図
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明の制御
力法を適用したターボチャージャを備えた内燃エンジン
の制御装置の全体構成図、第2図はターボチャージャの
縦断面図、第3図は第2図の■−■からタービンケーシ
ング側を見た矢視図、第4図は制御弁のデユーティ比D
vaを算出するプログラムのフローチャート、第5図は
デユーティ比Dvcの基準値DVQMのマツプを示す図
、第6図は変速機のギヤ位置を判別するサブルーチンの
フローチャート、第7図は第6図のサブルーチンに適用
されるVp子テーブル示す図、第8図は吸気温補正係数
KV丁^のマツプを示す図、第9図は第4図のステップ
406で実行される、オーブンループ制御領域の判別サ
ブルーチンのフローヂャ−1・、第1O図は第1速以外
の位置用の第1の減算値へPBASDのテーブルを示す
図、第11図は第1速以外の位置用の第2の減算値ΔP
 BAPI]のテーブルを示す図、第12図は第1速以
外の位置用の減算項Drのテーブルを示す図、第13図
は第1速位置用の減算項DFTのテーブルを示す図、第
14図は過給圧の目標値PBArgcのマツプを示す図
、第15図は比例制御項DVPの定数KVPのテーブル
を示す図、第16図は積分制御項Dviの定数Kviの
テーブルを示す図、第17図は学習補正係数KVREF
のマツプを示す図、第18図は吸気管内絶対圧PBAT
Cと過給圧制御との関係を示す図、第19図は本発明及
び従来による過給圧特性を示す図である。 1・・・内燃エンジン、7・・・スロットル弁、lO・
・・スロットル弁開度(Oro)センサ、11・・・吸
気管内絶対圧(P BATC)センサ、18・・・過給
圧導入用電磁制御弁(過給圧制御手段) 、P[1AT
C・・・吸気管内絶対圧(過給圧) 、 Dva・・・
デユーティ比(R11御量)、PnArRa−吸気管内
絶対圧P IIATCの11標値(目標過給圧)。 出願人  本田技研工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、過給圧制御手段の制御量を制御することにより過給
    圧を制御する内燃エンジンの過給圧の制御方法において
    、前記制御量を、前記過給圧が定常状態にあるときには
    実際の過給圧と目標過給圧との偏差に応じてフィードバ
    ック制御し、前記過給圧が過渡状態にあるときにはオー
    プンループ制御するとともに、前記定常状態にあるか否
    かを前記過給圧及びスロットル弁開度によって判別する
    ことを特徴とする内燃エンジンの過給圧の制御方法。 2、前記定常状態は少なくとも前記スロットル弁開度が
    スロットル弁のほぼ全開状態を示すときであるとともに
    、前記過給圧をスロットル弁より下流側の吸気管内に設
    けられた圧力センサにより検出することを特徴とする請
    求項1記載の内燃エンジンの過給圧の制御方法。
JP63097599A 1987-12-29 1988-04-19 内燃エンジンの過給圧の制御方法 Pending JPH01267321A (ja)

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JP63097599A JPH01267321A (ja) 1988-04-19 1988-04-19 内燃エンジンの過給圧の制御方法
US07/287,347 US4970864A (en) 1987-12-29 1988-12-20 Supercharging pressure control method for internal combustion engines
CA000587168A CA1312239C (en) 1987-12-29 1988-12-28 Supercharging pressure control method for internal combustion engines
DE88312406T DE3885597T2 (de) 1987-12-29 1988-12-29 Druckkontrolle für Druckwellenlader für Brennkraftmaschinen.
EP88312406A EP0323256B1 (en) 1987-12-29 1988-12-29 Supercharging pressure control method for internal combustion engines
DE198888312406T DE323256T1 (de) 1987-12-29 1988-12-29 Druckkontrolle fuer druckwellenlader fuer brennkraftmaschinen.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02196129A (ja) * 1989-01-25 1990-08-02 Mazda Motor Corp エンジンの過給圧制御手段

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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