JPH01267250A - タグ類の印字位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、タグ、ラベル等に印字するプリンタにおけ
るタグ類の印字位置検出装置に関する。

従来の技術 従来、第４図に示すように、連続用紙１を間にしてプラ
テン３と印字ヘッド４とを対向配置させ、連続用紙１の
一面に反射型の充電検出器２ｏを対向させ１反対側の面
に案内板２１を対向させ、プラテン３が連結されたモー
タ１０をモータ駆動回路１１により駆動して連続用紙】
を一方向へ送る過程で、連続用紙１の裏面に等ピッチで
印刷されたブラックマーク２２を光電検出器２０により
検出し、この光電検出器２ｏの検出信号をＡ／Ｄコンバ
ータ８を介してＣＰＵ９に入力し、ＣＰＵ９によりヘッ
ド駆動回路１２の動作を制御して印字ヘッド４の印字動
作のタイミングを定めるようにしたタグ類の印字位置検
出装置がある。

この場合、光電検出器２０の受光量がＡ／Ｄコンバータ
８によりデジタル信号に変換され、一定のスレッシュホ
ールドが与えられたＣＰＵ９でＡ／Ｄコンバータ８から
のデジタル信号が白か黒かに判断される。第５図は光電
検出器２０の受光量を示すもので、ａのレベルが反射率
の低いブラックマーク２２からの反射光の受光量、ｂの
レベルが連続用紙１の白い部分く非印字部分）からの反
射光の受光量である。

発明が解決しようとする間厘点 一方、通常は黒色印字が多いが、この印字部分とブラッ
クマーク２２との反射率は略等しい。また、連続用紙１
にはタグとして分離したときにそれぞれのタグに糸を通
すために糸孔が等ピッチで形成されたものがある。この
場合、糸孔は光゛社検出器２０から発光された光線を反
射せずに透過させる。したがって、印字部分や糸孔をブ
ラックマーク２２として誤認するおそれがある。

間厘点を解決するための手段 この発明は、多数の孔が等ピッチで形成された連続用紙
の搬送経路に沿って印字ヘッドと前記連続用紙の一面に
対向する反射型の光電検出器とを配設し、入力側がｖｌ
ｊ記光主光電検出器続され出力側が前記印字ヘッドに接
続されたヘッド駆動回路を設けたタグ類の印字位置検出
装置において、前記連続用紙より反射率の高い反射面を
前記連続用紙を間にして前記光電検出器に対向させて設
けたことを特徴とする。

作用 したがって、充電検出器は連続用紙からの反射光と、孔
を通して反射された反射板からの反射光とを受光する。

この時、連続用紙の非印字部分と印字部分との反射率に
は差があるが、これらの印字部分及び非印字部分の反射
率に対して反射面の反射率が高いため、充電検出器にお
ける孔の検出時の受光量のレベルのみが高められ、これ
により、孔の位置が正確に検出され、この孔の検出位置
を基準として印字位置が正確に設定される。

実施例 この発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。第４図において説明した部分と同一部分は同一
符号を用いて説明する。■は連続用紙で、この連続用紙
１には多数の孔である糸孔２が等ピッチで形成されてい
る。これらの糸孔２は、連続用紙１からタグとして分離
された時に糸を通すためのものである。また、連続用紙
１を間にして、プラテン３とサーマルヘッドによる印字
ヘッド４とが対向配置され、これらのプラテン３と印字
ヘッド４とにより印字部５が形成されている。さらに、
連続用紙ｌを間にして、反射型の光電検出器６と反射面
である反射板７とが対向配置されている。この反射板７
の下面は連続用紙１の反射率に比べて飛沼的に高い反射
率をもつ鏡面である。そして、光電検出器６はＡ／Ｄコ
ンバータ８を介してＣＰＵ９の入力ボートに接続され、
このＣＰＵ９の出力ボートには、プラテン３が連結され
たモータ１０を駆動するモータ駆動回路１１と、印字ヘ
ッド４を駆動するヘッド駆動回路１２とが接続されてい
る。

このような構成において、モータ駆動回路１１によりモ
ータ１０を駆動して連続用紙１を一方向へ送り、光電検
出器６から連続用紙ｌに向けて発光させると、連続用紙
１の非印字部分と印字部分と糸孔２の部分とが充電検出
器６の上を通過するが、糸孔２が光電検出器６の上を通
過する時は最も反射率の高い反射板７の鏡面からの反射
光が光電検出器６に受光され、次に反射率の高い非印字
部分及び最も反射率が低い印字部分からの反射光も充電
検出器６に受光される。したがって、第３図に示すよう
に、光電検出器６の受光量は、レベルＣが反射板７の鏡
面からの反射光の受光量、レベルｂが連続用紙１の非印
字部分からの反射光の受光量、レベルａが連続用紙１の
印字部分からの反射光の受光量となる。このように、連
続用紙１からの受光量は非印字部分と印字部分とで差が
あるが、何れにしても連続用紙１からの受光量に対して
反射板７からの受光量を飛躍的に高めることができる。

特に、感度の低い光電検出器６を用いることにより、連
続用紙１の印字部分からの反射光の受光量のレベルａと
非印字部分からの反射光の受光量のレベルｂとの差及び
絶対値を小さくし、反射板７の鏡面からの反射光の受光
量のレベルＣのみを飛躍的に高めることができる。した
がって、光電検出器６の出力をＡ／Ｄコンバータ８でデ
ジタル信号に変換し、ＣＰＵ９で判断するが、光電検出
器６の受光量のレベルｂ、ｃ間の差が大きいため、ｂ、
ｃ間の中心を境としてｂ以下をＬＯＷ、ＣをＨＩ　Ｇ　
Ｈの信号として正確に識別することができる。これによ
り、糸孔２の位置が正確に検出される。この糸孔２の検
出位置が基準となり印字位置が正確に設定される。時間
的には、糸孔２が検出された時点を基準としてヘッド駆
動回路１２の動作が制御されて印字ヘッド４が駆動され
る。

前記実施例において、孔は糸孔２を利用したが、糸孔２
を不要とする場合は検出用の孔が形成された連続用紙を
用いる。

発明の効果 この発明は上述のように構成したので、充電検出器は連
続用紙からの反射光と、孔を通して反射された反射板か
らの反射光とを受光し、この時、連続用紙の非印字部分
と印字部分との反射率には差があるが、これらの印字部
分及び非印字部分の反射率に対して反射板の反射率が高
いため、光電検出器における孔の検出時の受光量のレベ
ルのみが高められ、これにより、孔の位置が正確に検出
され、この孔の検出位置を基準として印字位置が正確に
設定される効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はこの発明の一実施例を示すもので
、第１図は側面図、第２図は一部の斜視図、第３図は光
電検出器の受光量のレベルを示すグラフ、第４図及び第
５図は従来例を示すもので、第４図は側面図、第５図は
光電検出器の受光量のレベルを示すグラフである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の孔が等ピッチで形成された連続用紙の搬送経路に
   沿つて印字ヘッドと前記連続用紙の一面に対向する反射
   型の光電検出器とを配設し、入力側が前記光電検出器に
   接続され出力側が前記印字ヘッドに接続されたヘッド駆
   動回路を設けたタグ類の印字位置検出装置において、前
   記連続用紙より反射率の高い反射面を前記連続用紙を間
   にして前記光電検出器に対向させて設けたことを特徴と
   するタグ類の印字位置検出装置。