JPH01267139A - 容器内装シートの挿入方法及びその装置 - Google Patents

容器内装シートの挿入方法及びその装置

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JPH01267139A
JPH01267139A JP8696288A JP8696288A JPH01267139A JP H01267139 A JPH01267139 A JP H01267139A JP 8696288 A JP8696288 A JP 8696288A JP 8696288 A JP8696288 A JP 8696288A JP H01267139 A JPH01267139 A JP H01267139A
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JP
Japan
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cylindrical drum
container
sheet
container interior
interior sheet
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JP8696288A
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Inventor
Yoshiatsu Itsubo
伊坪 吉温
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SANDEN KOGYO KK
Original Assignee
SANDEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、容器の内壁面と内容物との間に介装される
シートを予め所望の形状に成形した後に容器の内部に挿
入するための容器内装シートの挿入方法及びその装置に
関する。
〔従来の技術〕
周知のように、魚肉類、果菜類或いは菓子類等の内容物
を缶等の容器に詰め込んでなる製品においては、前記内
容物と容器内壁面との間に容器内装シートが介装される
。この容器内装シートは、硫酸紙等の紙製のものや樹脂
製のものでなり、当該内装シートを容器内に挿入する作
業は、通例、以下のようにして行われる。
即ち、容器の形状及び大きさに対応して製作された木製
等の筒体の外周面に、前記容器内装シートをその一端部
が筒体の一端面から所定寸法だけ延出するように巻き付
けると共に、この筒体の一端面を覆うように該容器内装
シートの一端延出部を内側(筒体の軸芯側)に向かって
折り曲げ、更に、このように容器内装シートが巻装され
た筒体を空の容器内に挿入し、然る後、容器内装シート
を容器内に収蔵させた状態で筒体のみを容器から抜き取
る。これにより、前記容器内装シートは、容器の形状及
び大きさに対応するように成形された上で容器内に嵌挿
された状態となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしなから、従来においては、前記容器内装シートの
容器内への挿入に際して、筒体への容器内装シートの巻
き付は作業や、筒体の容器に対する挿入及び抜き取り作
業が全て手作業で行われていたために、その作業が極め
て面倒且つ煩雑なものとなるばかりでなく、前記巻き付
は作業時に容器内装シートに不要なシワがよらないよう
にするには相当の注意を要すると共に、前記抜き取り作
業時においても容器内装シートの型崩れ等を招くことな
く筒体のみを容器から抜き取るには熟練を必要とするも
のであった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記事情に鑑み、容器内装シートの容器内へ
の挿入作業を、熟練者の手作業によらずとも、円滑且つ
確実にしかも自動的に行うことのできる容器内装シート
の挿入方法及びその装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するための第1の手段は、中空の筒状ド
ラムの内部を負圧状態にして、該筒状ドラムの周壁に穿
設された複数の貫通孔を介して容器内装シートに負圧を
作用させることにより、該容器内装シートを前記筒状ド
ラムの外周面に巻き付け、その後、この筒状ドラムを容
器に挿入し、且つ該筒状ドラムの内部を正圧状態にして
、前記複数の貫通孔を介して前記容器内装シートに正圧
を作用させ、然る後、前記筒状ドラムのみを容器から抜
き取るようにしたところにある。
上記目的を達成するための第2の手段は、中空の筒状ド
ラムの内部を負圧状態にして、該筒状ドラムの周壁に穿
設された複数の貫通孔を介して容器内装シートに負圧を
作用させることにより、該容器内装シートをその一端部
が前記筒状ドラムの一端壁から所定寸法だけ延出するよ
うに該筒状ドラムの外周面に巻き付け、次に、容器内装
シートの前記延出した部分を複数の方向から筒状ドラム
の軸芯に向かって折り曲げると共に、筒状ドラムの前記
一端壁に穿設された複数の貫通孔を介して容器内装シー
トの前記折り曲げられた部分に負圧を作用させることに
より、この折り曲げられた部分を筒状ドラムの前記一端
壁に密接させ、その後、この筒状ドラムを容器に挿入し
、且つ該筒状ドラムの内部を正圧状態にして、筒状ドラ
ムの前記周壁及び一端壁の複数の貫通孔を介して前記容
器内装シートに正圧を作用させ、然る後、前記筒状ドラ
ムのみを容器から抜き取るようにしたところにある。
上記目的を達成するための第3の手段は、積み重ねられ
た容器内装シートを、一枚ずつ吸着して移送すると共に
周壁に複数の貫通孔が穿設された中空の筒状ドラムの直
上方まで移送した後に落下させ、前記筒状ドラムの内部
を負圧状態にして前記複数の貫通孔を介して前記落下し
た容器内装シートに負圧を作用させることにより、該容
器内装シートを前記筒状ドラムの外周面に巻き付け、そ
の後、この筒状ドラムを容器に挿入し、且つ咳筒状トラ
ムの内部を正圧状態にして、前記複数の貫通孔を介して
前記容器内装シートに正圧を作用させ、然る後、前記筒
状ドラムのみを容器から抜き一取るようにしたところに
ある。この場合において、前記筒状ドラムの直上方に移
送した容器内装シートを落下させる際には、先ず容器内
装シートの一側のみを落下させて、筒状ドラムの一側の
半周面に該容器内装シートの一側を巻き付け、その後、
容器内装シートの他側を落下させて、筒状ドラムの他側
の半周面に該容器内装シートの他側を巻き付けるように
することが好ましい。
上記目的を達成するための第4の手段は、積み重ねられ
た容器内装シートを、一枚ずつ吸着して移送すると共に
周壁に複数の貫通孔が穿設された中空の筒状ドラムの直
上方まで移送した後に落下させ、前記筒状ドラムの内部
を負圧状態にして前記複数の貫通孔を介して前記落下し
た容器内装シートに負圧を作用させることにより、該容
器内装シートをその一端部が前記筒状ドラムの一端壁か
ら所定寸法だけ延出するように該筒状ドラムの外周面に
巻き付け、次に、容器内装シートの前記延出した部分を
複数の方向から筒状ドラムの軸芯に向かって折り曲げる
と共に、筒状ドラムの前記−端壁に穿設された複数の貫
通孔を介して容器内装シートの前記折り曲げられた部分
に負圧を作用させることにより、この折り曲げられた部
分を筒状ドラムの前記一端壁に密接させ、その後、この
筒状ドラムを容器に挿入し、且つ該筒状ドラムの内部を
正圧状態にして、筒状ドラムの前記周壁及び一端壁の複
数の貫通孔を介して前記容器内装シートに正圧を作用さ
せ、然る後、前記筒状ドラムのみを容器から抜き取るよ
うにしたところにある。
この場合においても、前記筒状ドラムの直上方に移送し
た容器内装シートを落下させる際には、先ず容器内装シ
ートの一側のみを落下させて、筒状ドラムの一側の半周
面に該容器内装シートの一側を巻き付け、その後、容器
内装シートの他側を落下させて、筒状ドラムの他側の半
周面に該容器内装シートの他側を巻き付けるようにする
ことが好ましい。
上記目的を達成するための第5の手段は、周壁に複数の
貫通孔が穿設されてその外周面に容器内装シートが巻き
付けられる中空の筒状ドラムと、該筒状ドラムの内部を
負圧状態と正圧状態とに切り換える空気圧制御手段とを
備えたところにある。
この場合において、前記筒状ドラムの周壁の複数の貫通
孔は、該筒状ドラムの上方においては密に、下方におい
ては疎に穿設することが好ましい。
上記目的を達成するための第6の手段は、周壁及び一端
壁に複数の貫通孔が穿設されてその外周面に容器内装シ
ートが巻き付けられる中空の筒状ドラムと、該筒状ドラ
ムの内部を負圧状態と正圧状態とに切り換える空気圧制
御手段と、前記筒状ドラムの外周面に巻き付けられた容
器内装シートの前記筒状ドラム一端壁からの延出部を複
数の方向から筒状ドラム軸芯に向かって折り曲げる折り
曲げ手段とを備えたところにある。この場合において、
前記折り曲げ手段は、筒状ドラムの一端壁に沿う方向で
しかも水平方向に延びる回転支軸を介して回動自在に保
持され且つ上下方向に延びるシリンダの出退ロッド先端
に連結された第1の板材と、該第1の板材の両側方に配
置され且つ該第1の板材に接近及び離反する方向にスラ
イド可能に保持された2個のスライドブロックに回転支
軸を介して回動自在に取り付けられた第2.第3の板材
と、筒状ドラムの一端壁に直交する方向に延びるシリン
ダの出退ロッド先端に固着された第4の板材とから構成
すればよい。
上記目的を達成するための第7の手段は、周壁及び一端
壁に複数の貫通孔が穿設されてその外周面に容器内装シ
ートが巻き付けられる中空の筒状ドラムと、積み重ねら
れた容器内装シートを一枚ずつ吸着して移送すると共に
前記筒状ドラムの直上方まで移送した時点で落下させる
移送落下手段と、前記筒状ドラムの内部を負圧状態と正
圧状態とに切り換える空気圧制御手段と、前記筒状ドラ
ムの外周面に巻き付けられた容器内装シートの前記筒状
ドラム一端壁からの延出部を複数の方向から筒状ドラム
軸芯に向かって折り曲げる折り曲げ手段とを備えたとこ
ろにある。この場合において、前記筒状ドラムの周壁の
複数の貫通孔は、該筒状ドラムの上方においては密に、
下方においては疎に穿設することが好ましい。また、前
記折り曲げ手段は、筒状ドラムの一端壁に沿う方向でし
かも水平方向に延びる回転支軸を介して回動自在に保持
され且つ上下方向に延びるシリンダの出退ロッド先端に
連結された第1の板材と、該第1の板材の両側方に配置
され且つ該第1の板材に接近及び離反する方向にスライ
ド可能に保持された2個のスライドブロックに回転支軸
を介して回動自在に取り付けられた第2.第3の板材と
、筒状ドラムの一端壁に直交する方向に延びるシリンダ
の出退ロッド先端に固着された第4の板材とから構成す
ればよい。
〔作用〕
上記第1の手段によれば、筒状ドラムの内部を負圧(大
気圧よりも低い圧力)状態とすることにより、筒状ドラ
ムの周壁に穿設された複数の貫通孔を介して容器内装シ
ートに負圧が作用し、これによって筒状ドラムの外周面
に容器内装シートが自動的に巻き付けられる。この後、
筒状ドラムを容器内装シートが巻き付けられた状態のま
ま容器内に挿入し、且つ筒状ドラムの内部を正圧(大気
圧と等しいか或いは大気圧よりも高い圧力)状態とすれ
ば、前記複数の貫通孔を介して容器内装シートに正圧が
作用して、該容器内装シートと筒状ドラム外周面との間
に僅かな隙間が生じる。このような状態の下で筒状ドラ
ムを容器から抜き取れば、容器内装シートが容器内に嵌
挿保持された状態で筒状ドラムのみが抜き取られる。
上記第2の手段によれば、筒状ドラムの内部を負圧状態
とすることにより、容器内装シートの一端部が筒状ドラ
ムの一端壁から所定寸法だけ延出するように該筒状ドラ
ムの外周面に自動的に巻き付けられる。次に、容器内装
シートの前記延出した部分を、複数の方向から筒状ドラ
ムの軸芯に向かって、つまり筒状ドラムの一端壁に沿う
ように内側に向かって、折り曲げることにより、筒状ド
ラムの前記一端壁に穿設された複数の貫通孔を介して容
器内装シートの前記折り曲げられた部分に負圧が作用し
て、この折り曲げられた部分は自動的に筒状ドラムの前
記一端壁に吸い付けられて密接された状態となる。そし
て、このような状態の下で筒状ドラムの前記一端壁が容
器の底面を指向するようにした上で該筒状ドラムを容器
に挿入し且つ筒状ドラムの内部を正圧状態とし、然る後
、筒状ドラムを容器から抜き取れば、容器内装シートが
容器の内周面及び底面に密接された状態で、筒状ドラム
のみが抜き取られる。
上記第3の手段によれば、積み重ねられた容器内装シー
トを、一枚ずつ吸着して筒状ドラムの直上方まで移送し
た後に落下させれば、筒状ドラムの周壁の複数の貫通孔
を介してこの落下した容器内装シートに負圧が作用して
、この容器内装シートが自動的に筒状ドラムの外周面に
巻き付けられる。この巻き付は工程において、先ず容器
内装シートの一側のみを落下させ、僅かな時間の経過後
に当該容器内装シートの他側を落下させるようにすれば
、容器内装シートの一側が筒状ドラムの一側の半周面に
巻き付けられた後に、当該容器内装シートの他側が筒状
ドラムの他側の半周面に巻き付けられることになる。こ
の場合、容器内装シートの一側のみが筒状ドラムの一側
に巻き付けられている時点においては、容器内装シート
の他側は緊張状態に保持されており、このように緊張状
態に保持されている容器内装シートの他側が僅かな時間
の経過後に筒状ドラムの他側に巻き付けられることによ
り、容器内装シートの両側を同時に負圧の作用によって
筒状ドラムの外周面に巻き付ける場合のように該容器内
装シートにシワが発生するといった事態が回避されるこ
とになる。そして、この巻き付は工程が終了した後は、
筒状ドラムを容器に挿入し且つ該筒状ドラムの内部を正
圧状態とした上で、筒状ドラムのみが容器から抜き取ら
れて、該容器内には容器内装シートが嵌挿された状態と
なる。
上記第4の手段によれば、積み重ねられた容器内装シー
トを、一枚ずつ吸着して筒状ドラムの直上方まで移送し
た後に落下させ、負圧の作用により、容器内装シートを
その一端部が筒状ドラム−端壁から所定寸法だけ延出す
るように筒状ドラムの外周面に自動的に巻き付け、この
後、容器内装シートの前記延出した部分を複数の方向か
ら筒状ドラムの軸芯に向かって折り曲げ、負圧の作用に
より、この折り曲げられた部分を自動的に筒状ドラムの
前記一端壁に密接させる。然る後、この筒状ドラムを前
記一端壁が容器の底面を指向する状態とした上で容器内
に挿入し、且つ筒状ドラムの内部を正圧状態とし、この
後、容器内に容器内装シートを嵌挿保持させた状態で筒
状ドラムのみを容器から抜き取る。この場合においても
、容器内装シートの筒状ドラムへの巻き付は工程時に、
先ず容器内装シートの一側のみを落下させて筒状ドラム
の一側に巻き付け、僅かな時間の経過後に当該容器内装
シートの他側を落下させて筒状ドラムの他側に巻き付け
るようにすれば、容器内装シートにシワが発生すること
なく良好に巻き付けられることになる。
上記第5の手段によれば、先ず空気圧制御手段の動作に
より筒状ドラムの内部を負圧状態として、該筒状ドラム
の周壁に穿設された複数の貫通孔を介して容器内装シー
トに負圧を作用させれば、該容器内装シートが筒状ドラ
ムの外周面に自動的に巻き付く。そして、このような状
態で筒状ドラムを容器に挿入し、且つ前記空気圧制御手
段の動作により筒状ドラムの内部を正圧状態に切り換え
、然る後、筒状ドラムを容器から抜き取れば、該容器内
には容器内装シートが嵌挿保持された状態となる。そし
て、筒状ドラムの周壁の複数の貫通孔を、筒状ドラムの
上方においては密(単位面積当たりの貫通孔の数を多数
)に、下方においては疎(単位面積当たりの貫通孔の数
を小数)に穿設すれば、容器内装シートを筒状ドラムの
上方から落下させて該筒状ドラムの外周面に巻き付ける
際には、貫通孔が密に穿設されている筒状ドラムの上方
が下方に比して負圧による吸引力が強いために、容器内
装シートが筒状ドラムの上方に完全に巻き付いた後に下
方に巻き付いていくことになり、これにより容器内装シ
ートにシワが発生するといった事態が回避されることに
なる。
上記第6の手段によれば、先ず空気圧制御手段の動作に
より筒状ドラムの内部を負圧状態として、該筒状ドラム
の周壁に穿設された複数の1通孔を介して容器内装シー
トに負圧を作用させれば、該容器内装シートが筒状ドラ
ムの外周面に巻き付く。
そして、このような状態の下で折り曲げ手段の動作によ
り、容器内装シートの筒状ドラム一端壁からの延出部を
折り曲げれば、この折り曲げられた部分には、前記筒状
ドラム一端壁に穿設された複数の貫通孔を介して負圧が
作用することになるので、当該折り曲げられた部分が前
記筒状ドラムの一端壁に吸い付けられた状態となる。更
に、このような状態で筒状ドラムを容器に挿入し、且つ
前記空気圧制御手段の動作により筒状ドラムの内部を正
圧状態に切り換え、然る後、筒状ドラムを容器から抜き
取れば、該容器内には容器内装シートが嵌挿保持された
状態となる。そして、前記折り曲げ手段を第1〜第4の
板材で構成した場合には、先ずシリンダを作動させて第
1の板材を回転支軸を介して回転させることにより、容
器内装シートの延出部の一部が一方向から筒状ドラム軸
芯に向かって折り曲げられる。次に、2個のスライドブ
ロックを前記第1の板材に接近するようにスライドさせ
てから、第2の板材及び第3の板材を順次各回転軸を介
して回転させることにより、該第2゜第3の板材が前記
第1の板材に重合され、且つ容器内装シートの前記延出
部がその両側方から筒状ドラム軸芯に向かって折り曲げ
られる。更に、筒状ドラムの一端壁に直交する方向に延
びるシリンダを作動させて第4の板材を前記第1〜第3
の板材に重合させることにより、容器内装シートの前記
折り曲げられた部分には折り目が付けられて確実に折り
畳まれた状態となる。
上記第7の手段によれば、先ず空気圧制御手段の動作に
より筒状ドラムの内部を負圧状態としておき、このよう
な状態の下で移送落下手段が一枚の容器内装シートを吸
着して筒状ドラムの直上方まで移送した後で落下させれ
ば、負圧の作用により容器内装シートが筒状ドラムの外
周面に巻き付く。そして、折り曲げ手段の動作により、
容器内装シートの筒状ドラム一端壁からの延出部を折り
曲げて、この折り曲げた部分に負圧を作用させた状態で
筒状ドラムを容器に挿入し、然る後、前記空気圧制御手
段の動作により筒状ドラムの内部を正圧状態に切り換え
て、筒状ドラムのみを容器から抜き取れば、容器内装シ
ートは容器内に嵌挿保持された状態となる。尚、筒状ド
ラムの周壁の貫通孔を、筒状ドラムの上方においては密
に、下方においては疎に穿設すれば、前記第5の手段と
同様にして容器内装シートにシワを生じさせることなく
筒状ドラムの外周面に巻き付けることが可能となる。ま
た、折り曲げ手段を第1〜第4の板材で構成すれば、前
記第6の手段と同様にして容器内装シートの筒状ドラム
一端壁からの延出部が折り曲げられしかも確実に折り畳
まれた状態となる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、この発明に係る容器内装シートの挿入装置につい
て説明すると、第1図乃至第3図に示すように、該装置
1は、中空の筒状ドラム2と、硫酸紙等の容器内装シー
ト(以下、単にシートと言う)Xを一枚ずつ吸着し且つ
移送して所定位置で落下させる移送落下手段3と、前記
筒状ドラム2の外周面に巻き付けられたシートXの一端
部を折り曲げる折り曲げ手段4とから主として構成され
ている。
前記筒状ドラム2は、凸状レール10.10に沿って上
下昇降可能なブラケッ目1に回転支軸12を介して回動
可能に取り付けられていると共に、前記ブラケット11
はシリンダ13の出退ロッド13a先端に連結されてお
り、また前記回転支軸12はアクチュエータ14の回転
駆動軸に結合されている。そして、前記筒状ドラム2の
周壁及び一端壁には複数の貫通孔15・・・15が穿設
されていると共に、該筒状ドラム2の他端壁には、その
内部に通じるダクト16が固定されており、該ダクト1
6はフレキシブルホース17を介してブロワ18のエア
吸入口に接続されている。また、前記筒状ドラム2の内
部は、小径ホース19(第3図参照)を介して図外のコ
ンプレッサーのエア吐出口に連通されている。この場合
において、前記筒状ドラム2の周壁の貫通孔15・・・
15は、該筒状ドラム2の上方においては密に、下方に
おいては疎に穿設されている(第5図参照)。
一方、前記移送落下手段3は、四隅に4個のゴムバット
20・・・20が取り付けられた支持プレート21と、
該支持プレート21を上下動させる垂直シリンダ22と
、該支持プレート21をレール23.23に沿って移動
させる水平シリンダ24とを有し、前記4個のゴムバッ
ト20・・・20はエアホース25・・・25を介して
図外のエア給排装置(コンプレッサー)に連通されてい
る。
また、前記折り曲げ手段4は、清秋ドラム2の一端壁に
沿う方向であってしかも水平方向に延びる(第4図左右
方向に延びる)回転支軸30を介して回動自在に保持さ
れてなる第1の板材31と、該第1の板材31の両側方
に配置された第2.第3の板材32,33と、前記第1
の板材31の後方に配置された第4の板材34とから構
成されており、更に前記第1の板材31の直前方には受
は台35が配置されている。前記第1の板材31は、上
下方向に延びるシリンダ36の出退ロッド36a先端に
連結され、該出退ロッド36aの上下動により回りJさ
れる構成である。前記第2.第3の板材32.33は夫
々、回転板37.38にスライド可能に保持されたスラ
イドブロック39.40に回転軸41.42を介して回
動可能に取り付けられており、該回転軸41.42は夫
々アクチュエータ43.44の回転駆動軸に結合されて
いる。
そして、前記スライドブロック39.40はシリンダ4
5.46の出退ロッド45a 、46a先端に固着され
、該出退ロッド45a 、46aの進退動により前記回
転板37゜38の長平方向にスライドされると共に、該
回転1反37.38の一端はシリンダ47の出退ロッド
47a先端に連結棒48,49を介して連結され、該出
退ロッド4”laの上下動により両回転板31.3Bが
支軸50.51を介して回動される構成である。更に、
前記第4の板材34は、筒状ドラム2の一端壁に対し直
交する方向にのびるシリンダ52の出退ロッド52a先
端に固着されていると共に、前記受は台35は、上下方
向に延びるシリンダ53の出退ロッド53a先端に固着
されている。
尚、前記筒状ドラム2の下方には、缶等の容器Yを1般
送するコンヘヤ60が配備されていると共に、該コンベ
ヤ60の所定位置両側方には、フォトセンサ61と、V
型凹部が形成された押出板62を出退ロッド63a先端
に固着してなるシリンダ63とが対向配置されている。
そして、前記フォトセンサ61により容器Yの存在を検
知した時点で、前記シリンダ63の出退ロッド63aが
所定量だけ前進動することにより、押出板62がそのV
型凹部に容器Yを係合させた状態で該容器Yを所要位置
まで押し遣る構成である。
また、この装置1の一側部上方には、積み重ねられたシ
ートXを載置する載置台64が備えられており、この載
置台64はアクチュエータ65により上下動する構成で
あると共に、該載置台64の上動は、請み重ねられたシ
ートxの上端面を指向するフォトセンサ66からの信号
に基づいて規制されるようになっている。
次に、この発明にかかる容器内装シートの挿入方法につ
いて説明する。
先ず、移送落下手段3の支持プレート21を第2図に示
す位置に停止させた状態で、垂直シリンダ22を作動さ
せることにより咳支持プレート21を同図に鎖線で示す
位置まで下降させると共に、図外のエア給排装置の動作
によりエアホース25・・・25を介してゴムパット2
0・・・20内を負圧状態にし、これにより一枚のシー
トXを吸着する。そして、この後、水平シリンダ24を
作動させることにより支持プレート21をレール23.
23に沿って第6図に示す筒状トラム2の直上方位置ま
で移送し、この時点で前記エア給排装置の動作によりゴ
ムパット20・・・20からエアを吹き出させることに
よりシートXを落下させる。この時、筒状ドラム2の内
部はブロワ18の動作によって負圧状態となっているの
で、該筒状ドラム2の周壁に穿設されている複数の雪道
孔15・・・15を介して前記落下したシートXに負圧
が作用し、これによりソートXは、その一端部が筒状ド
ラム2一端壁から所定寸法だけ延出した状態で筒状トラ
ム2の外周面に巻き付く。この場合、前記エア給排装置
は、4個のゴムパット20・・・20のうち、先ず一側
(第7図下側)の2個のゴムパラ1−20.20からエ
アを吹き出させ、これから僅かな時間の経過後に他側く
第7図上側)の2個のゴムパット20・・・20からエ
アを吹き出させるので、シートXは先ずその一側のみが
落下して筒状ドラム2の一側の半周面に巻き付いた後に
、その他側が落下して筒状トラム2の他側の半周面に巻
き付くことになる。また、筒状ドラム2の周壁のW通孔
15・・・15は、筒状ドラム2の上方においては密に
、下方においては疎に穿設されているので、負圧による
吸引力は筒状ドラム2の上方が下方よりも強くなってお
り、このためシートXは筒状ドラム2の上方から下方に
向かって良好且つスムーズに巻き付いていくことになる
。尚、このようにシートXが筒状ドラム2に巻き付いた
際には、該シートXの一側端部と他側端部とが重合する
ことになるが、この重合部の自重による垂れを防止する
ために第1図に示すエア噴出用ホース70から該重合部
に向けてエアが噴出されるようになっている。
このようにして、シートXが筒状ドラム2に巻き付けら
れると、シリンダ13の出退ロッド13aが下動するこ
とにより筒状ドラム2が所定量だけ下降すると共に、シ
リンダ53の出退ロッド53aの上動により受は台35
が所定量だけ上昇し、これにより第8図に示すように筒
状ドラム2の下面(シートXの前記重合部)は受は台3
5の上面に載置された状態となる。
そして、このような状態の下で、第9図に示すようにシ
リンダ36の出退ロッド36aが上動することにより第
1の板材31が回転支軸30を介して回動し、これによ
りシートXの筒状ドラム2一端壁からの延出部が、下方
から筒状ドラム2軸芯に向かって折り曲げられる。
次に、第10図に示すようにシリンダ47の出退ロッド
47aが下動することにより、回転板37.38が支軸
50.51を介して所定角度だけ回転すると同時に、シ
リンダ45.46の出退ロッド45a 、46aが前進
動してスライドブロック39.40及び第2.第3の板
材32.33が共に前記第1の板材31に接近する。
そして、このような状態の下で、先ず一方のアクチュエ
ータ43が作動することにより第11図に示すように第
2の板材32が回転軸41を介して回動し、これにより
第2の板材32が前記第1の板材31に重合されると共
に、シートXの延出部が右側方から筒状ドラム2軸芯に
向かって折り曲げられることになる。次いで、他方のア
クチュエータ44が作動することにより第12図に示す
ように第3の板材33が回転軸42を介して回動し、こ
れにより第3の板材33が前記第1.第2の板材31.
32に重合されると共に、シートXの延出部が左側方か
ら筒状ドラム2軸芯に向かって折り曲げられることにな
る。
更に、この後、シリンダ52の出退ロッド52aが前進
動することにより、第13図に示すように第4の板材3
4が所要の押圧力で前記第1〜第3の板材31〜33に
圧接し、これにより前記シートXの折り曲げられた部分
に折り目が付けられて、当該折り曲げられた部分は確実
に折り畳まれた状態となる。
このようにしてシートXの延出部が折り畳まれた後は、
前記第4の板材34を当初の位置つまり第2図に示す位
置に復帰させ、且つ前記第2.第3の板材32.33も
当初の状態つまり第4図に示す状態に復帰させ、然る後
、筒状ドラム2を第14図に示す位置まで上動させる。
尚、この後、前記第1の板材31が当初の状態つまり第
2図に示す状態に復帰し、且つ前記受は台35も当初の
位置つまり第2図に示す位置に復帰する。
次に、第15図に示すようにアクチュエータ14を作動
させることにより筒状ドラム2を回転支軸12を介して
90°回転させ、この後、第16図に示すように筒状ド
ラム2を所定量だけ下降させることにより、コンベヤ6
0上の所定位置に載置されている容器Yに該筒状ドラム
2を挿入する。そして、このような状態の下で、コンプ
レッサーの動作により小径ホース19を介して筒状ドラ
ム2の内部にエアを供給し、該筒状ドラム2の内部を正
圧状態として、その周壁及び一端壁に穿設されている複
数の貫通孔15・・・15を介してシートXに正圧を作
用させる。更に、このような状態の下で、第17図に示
すように筒状ドラム2を上動させることにより、容器Y
から筒状ドラム2のみを抜き取る。そして、この後、筒
状ドラム2を回転させて当初の状態つまり第2図に示す
状態に復帰させ、このような状態から再び上記と同様の
一連の動作を行わせることにより、連続的に容器Yにシ
ートXが嵌挿されていくことになる。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、この発明によれば、
以下に示すような効果を奏する。
請求項1の容器内装シートの挿入方法によれば、周壁に
複数のM通孔が穿設された筒状ドラムの内部を負圧状態
とすることにより、この負圧の作用によって容器内装シ
ートが筒状ドラムの外周面に巻き付くことになるので、
この巻き付は作業が手作業によることなく自動的に行わ
れると共に、容器内装シートが巻き付けられた筒状ドラ
ムを容器に挿入した時点で該筒状ドラムの内部を正圧状
態とすることにより、筒状ドラムを容器から抜き取る際
に該筒状ドラムに容器内装シートが付着した状態で抜き
取られるといった事態が回避され、これにより手作業で
この抜き取り作業を行う場合と比較して、この抜き取り
時における手間が省けるばかりでなく、容器内装シート
の型崩れ等が防止される。
請求項2の容器内装シートの挿入方法によれば、前記請
求項1の方法による効果に加えて、筒状ドラムに巻き付
けられた容器内装シートの延出して折り曲げられた部分
が負圧の作用によって筒状ドラムの一端壁に密接される
ことになり、これにより前記折り曲げられた部分を筒状
ドラム一端壁に密接保持させておく作業が自動化及び確
実化される。
請求項3の容器内装シートの挿入方法によれば、容器内
装シートを筒状ドラムの直上方まで移送して落下させる
だけで、該容器内装シー1−が自動的に筒状ドラムに巻
き付けられることになるので、この巻き付は作業が著し
く簡単になると共に、連続作業が可能となり、更には作
業の迅速化が図られる。
請求項4の容器内装シートの挿入方法によれば、前記請
求項3の方法による効果に加えて、前記請求項2の方法
による効果も得られることになる。
請求項5の容器内装シートの挿入方法によれば、前記請
求項3の方法による効果に加えて、先ず容器内装シート
の一側のみを落下させ、その後にその他側を落下させる
ようにしたことにより、容器内装シートの両側を同時に
落下させる場合における容器内装シートの筒状ドラムに
対する巻き付は位置のズレや容器内装シートのシワの発
生等が防止されるという効果が得られる。
請求項6の容器内装シートの挿入方法によれば、前記請
求項4の方法による効果に加えて、容器内装シートの筒
状ドラムに対する巻き付は位置のズレや容器内装シート
のシワの発生等が防止されるという効果が得られる。
請求項7の容器内装シートの挿入装置によれば、空気圧
制御手段の動作により負圧状態と正圧状態とを適宜切り
換えることにより、容器内装シートの筒状ドラムへの巻
き付は作業と容器から筒状ドラムのみを抜き取る作業と
が著しく簡素化される。
請求項8の容器内装シートの挿入装置によれば、前記請
求項7の装置による効果に加えて、折り曲げ手段を設け
たことにより容器内装シートの筒状ドラム一端壁からの
延出部を折り曲げる折り曲げ作業が自動化されることに
なる。
請求項9の容器内装シートの挿入装置によれば、前記請
求項8の装置による効果に加えて、移送落下手段を設け
たことにより容器内装シートを一枚ずつ所定位置まで移
送した後に落下させる作業が自動的に且つ連続的に行わ
れることになる。
請求項IOの容器内装シートの挿入装置によれば、前記
請求項7の装置による効果に加えて、容器内装シートが
筒状ドラムに巻き付く際に該容器内装シートにシワが発
生するといった事態が回避されることになる。
請求項11の容器内装シートの挿入装置によれば、前記
請求項9の装置による効果に加えて、容器内装シートが
筒状ドラムに巻き付く際に該容器内装シートにシワが発
生するといった事態が回避されることになる。
請求項12の容器内装シートの挿入装置によれば、前記
請求項8の装置によるVノ果と同様に筒状ドラムに巻き
付けられた容器内装シートの延出部を折り曲げる折り曲
げ作業が自動的に行われるばかりでなく、4枚の板材で
折り曲げ手段を構成したことにより、折り曲げ作業が確
実に行われることになる。
請求項13の容器内装シートの挿入装置によれば、前記
請求項9の装置による効果と同様に筒状ドラムに巻き付
けられた容器内装シートの延出部を折り曲げる折り曲げ
作業が自動的に行われるばかりでなく、4枚の板材で折
り曲げ手段を構成したことにより、折り曲げ作業が確実
に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図はこの発
明に係る容器内装シートの挿入装置の全体構成を示す概
略斜視図、第2図は容器内装シートの挿入装置の正面図
、第3図は第2図m −[1線より視た側面図、第4図
は第2図IV−IV線より視た拡大側面図、第5図は筒
状ドラムの単体斜視図、第6図は移送落下手段の動作を
示す要部正面図、第7図は第6図■−■線より視た平面
図、第8図は筒状ドラムに容器内装シートが巻き付けら
れた後に該筒状ドラムが下降した状態を示す要部正面図
、第9図は容器内装シートの一端部を折り曲げ手段の第
1の板材が折り曲げた状態を示す要部正面図、第10図
は折り曲げ手段の第2.第3の板材が傾斜し且つスライ
ドした状態を示す要部側面図、第11図は容器内装シー
トの一端部を第2の板材が折り曲げた状態を示す要部側
面図、第12図は容器内装シートの一端部を第3の板材
が折り曲げた状態を示す要部側面図、第13図は前記第
1〜第3の板材に第4の板材が重合した状態を示す要部
側面図、第14図は筒状ドラムに容器内装シートが巻き
付けられ且つ一端部が折り曲げられた後に該筒状ドラム
が上昇した状態を示す要部正面図、第15図は筒状ドラ
ムが上方位置で回転して下方を向いた状態を示す要部側
面図、第16図は筒状ドラムが下方を向いたまま下降し
て容器に挿入された状態を示す要部正面図、第17図は
容器内に容器内装シートを嵌挿させて筒状ドラムのみを
抜き取った状態を示す要部正面図である。 1−容器内装シートの挿入装置 2・・・筒状ドラム 3−移送落下手段 4−折り曲げ手段 15−・−貫通孔 18−・−空気圧制御手段(ブロワ) 30−・・回転支軸 31−第1の板材 32−第2の板材 33−第3の板材 34−第4の板材 39.40〜・スライドブロック 41.42−回転軸 X−・−容器内装シート Y・−容器 特許出願人    有限会社 サンデン工業代 理 人
    弁理士 渡辺三彦 第6因 20′’       20 第17図     第16図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空の筒状ドラムの内部を負圧状態にして、該筒
    状ドラムの周壁に穿設された複数の貫通孔を介して容器
    内装シートに負圧を作用させることにより、該容器内装
    シートを前記筒状ドラムの外周面に巻き付け、その後、
    この筒状ドラムを容器に挿入し、且つ該筒状ドラムの内
    部を正圧状態にして、前記複数の貫通孔を介して前記容
    器内装シートに正圧を作用させ、然る後、前記筒状ドラ
    ムのみを容器から抜き取るようにしたことを特徴とする
    容器内装シートの挿入方法。
  2. (2)中空の筒状ドラムの内部を負圧状態にして、該筒
    状ドラムの周壁に穿設された複数の貫通孔を介して容器
    内装シートに負圧を作用させることにより、該容器内装
    シートをその一端部が前記筒状ドラムの一端壁から所定
    寸法だけ延出するように該筒状ドラムの外周面に巻き付
    け、次に、容器内装シートの前記延出した部分を複数の
    方向から筒状ドラムの軸芯に向かって折り曲げると共に
    、筒状ドラムの前記一端壁に穿設された複数の貫通孔を
    介して容器内装シートの前記折り曲げられた部分に負圧
    を作用させることにより、この折り曲げられた部分を筒
    状ドラムの前記一端壁に密接させ、その後、この筒状ド
    ラムを容器に挿入し、且つ該筒状ドラムの内部を正圧状
    態にして、筒状ドラムの前記周壁及び一端壁の複数の貫
    通孔を介して前記容器内装シートに正圧を作用させ、然
    る後、前記筒状ドラムのみを容器から抜き取るようにし
    たことを特徴とする容器内装シートの挿入方法。
  3. (3)積み重ねられた容器内装シートを、一枚ずつ吸着
    して移送すると共に周壁に複数の貫通孔が穿設された中
    空の筒状ドラムの直上方まで移送した後に落下させ、前
    記筒状ドラムの内部を負圧状態にして前記複数の貫通孔
    を介して前記落下した容器内装シートに負圧を作用させ
    ることにより、該容器内装シートを前記筒状ドラムの外
    周面に巻き付け、その後、この筒状ドラムを容器に挿入
    し、且つ該筒状ドラムの内部を正圧状態にして、前記複
    数の貫通孔を介して前記容器内装シートに正圧を作用さ
    せ、然る後、前記筒状ドラムのみを容器から抜き取るよ
    うにしたことを特徴とする容器内装シートの挿入方法。
  4. (4)積み重ねられた容器内装シートを、一枚ずつ吸着
    して移送すると共に周壁に複数の貫通孔が穿設された中
    空の筒状ドラムの直上方まで移送した後に落下させ、前
    記筒状ドラムの内部を負圧状態にして前記複数の貫通孔
    を介して前記落下した容器内装シートに負圧を作用させ
    ることにより、該容器内装シートをその一端部が前記筒
    状ドラムの一端壁から所定寸法だけ延出するように該筒
    状ドラムの外周面に巻き付け、次に、容器内装シートの
    前記延出した部分を複数の方向から筒状ドラムの軸芯に
    向かって折り曲げると共に、筒状ドラムの前記一端壁に
    穿設された複数の貫通孔を介して容器内装シートの前記
    折り曲げられた部分に負圧を作用させることにより、こ
    の折り曲げられた部分を筒状ドラムの前記一端壁に密接
    させ、その後、この筒状ドラムを容器に挿入し、且つ該
    筒状ドラムの内部を正圧状態にして、筒状ドラムの前記
    周壁及び一端壁の複数の貫通孔を介して前記容器内装シ
    ートに正圧を作用させ、然る後、前記筒状ドラムのみを
    容器から抜き取るようにしたことを特徴とする容器内装
    シートの挿入方法。
  5. (5)筒状ドラムの直上方に移送した容器内装シートを
    落下させる際に、先ず容器内装シートの一側のみを落下
    させて、筒状ドラムの一側の半周面に該容器内装シート
    の一側を巻き付け、その後、容器内装シートの他側を落
    下させて、筒状ドラムの他側の半周面に該容器内装シー
    トの他側を巻き付けるようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の容器内装シートの挿入方法。
  6. (6)筒状ドラムの直上方に移送した容器内装シートを
    落下させる際に、先ず容器内装シートの一側のみを落下
    させて、筒状ドラムの一側の半周面に該容器内装シート
    の一側を巻き付け、その後、容器内装シートの他側を落
    下させて、筒状ドラムの他側の半周面に該容器内装シー
    トの他側を巻き付けるようにしたことを特徴とする請求
    項4記載の容器内装シートの挿入方法。
  7. (7)周壁に複数の貫通孔が穿設されてその外周面に容
    器内装シートが巻き付けられる中空の筒状ドラムと、該
    筒状ドラムの内部を負圧状態と正圧状態とに切り換える
    空気圧制御手段とを備えたことを特徴とする容器内装シ
    ートの挿入装置。
  8. (8)周壁及び一端壁に複数の貫通孔が穿設されてその
    外周面に容器内装シートが巻き付けられる中空の筒状ド
    ラムと、該筒状ドラムの内部を負圧状態と正圧状態とに
    切り換える空気圧制御手段と、前記筒状ドラムの外周面
    に巻き付けられた容器内装シートの前記筒状ドラム一端
    壁からの延出部を複数の方向から筒状ドラム軸芯に向か
    って折り曲げる折り曲げ手段とを備えたことを特徴とす
    る容器内装シートの挿入装置。
  9. (9)周壁及び一端壁に複数の貫通孔が穿設されてその
    外周面に容器内装シートが巻き付けられる中空の筒状ド
    ラムと、積み重ねられた容器内装シートを一枚ずつ吸着
    して移送すると共に前記筒状ドラムの直上方まで移送し
    た時点で落下させる移送落下手段と、前記筒状ドラムの
    内部を負圧状態と正圧状態とに切り換える空気圧制御手
    段と、前記筒状ドラムの外周面に巻き付けられた容器内
    装シートの前記筒状ドラム一端壁からの延出部を複数の
    方向から筒状ドラム軸芯に向かって折り曲げる折り曲げ
    手段とを備えたことを特徴とする容器内装シートの挿入
    装置。
  10. (10)筒状ドラムの周壁の複数の貫通孔が、該筒状ド
    ラムの上方においては密に、下方においては疎に穿設さ
    れていることを特徴とする請求項7記載の容器内装シー
    トの挿入装置。
  11. (11)筒状ドラムの周壁の複数の貫通孔が、該筒状ド
    ラムの上方においては密に、下方においては疎に穿設さ
    れていることを特徴とする請求項9記載の容器内装シー
    トの挿入装置。
  12. (12)折り曲げ手段が、筒状ドラムの一端壁に沿う方
    向でしかも水平方向に延びる回転支軸を介して回動自在
    に保持され且つ上下方向に延びるシリンダの出退ロッド
    先端に連結された第1の板材と、該第1の板材の両側方
    に配置され且つ該第1の板材に接近及び離反する方向に
    スライド可能に保持された2個のスライドブロックに回
    転支軸を介して回動自在に取り付けられた第2、第3の
    板材と、筒状ドラムの一端壁に直交する方向に延びるシ
    リンダの出退ロッド先端に固着された第4の板材とから
    構成されていることを特徴とする請求項8記載の容器内
    装シートの挿入装置。
  13. (13)折り曲げ手段が、筒状ドラムの一端壁に沿う方
    向でしかも水平方向に延びる回転支軸を介して回動自在
    に保持され且つ上下方向に延びるシリンダの出退ロッド
    先端に連結された第1の板材と、該第1の板材の両側方
    に配置され且つ該第1の板材に接近及び離反する方向に
    スライド可能に保持された2個のスライドブロックに回
    転支軸を介して回動自在に取り付けられた第2、第3の
    板材と、筒状ドラムの一端壁に直交する方向に延びるシ
    リンダの出退ロッド先端に固着された第4の板材とから
    構成されていることを特徴とする請求項9記載の容器内
    装シートの挿入装置。
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