JPH0126670Y2 - - Google Patents

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JPH0126670Y2
JPH0126670Y2 JP16905984U JP16905984U JPH0126670Y2 JP H0126670 Y2 JPH0126670 Y2 JP H0126670Y2 JP 16905984 U JP16905984 U JP 16905984U JP 16905984 U JP16905984 U JP 16905984U JP H0126670 Y2 JPH0126670 Y2 JP H0126670Y2
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paper
chuck
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movement
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、輪転印刷機等の印刷機において、巻
紙の幅方向の装着位置を自動的に調整する巻紙装
着位置自動調整装置に関する。
[背景技術] 従来の輪転印刷機等における給紙装置では、所
定幅の印刷紙をロール状に巻付けた巻紙を取付け
る毎に、チヤツク機構により巻取り端面をオペレ
ータが調整し、現在印刷しているウエブ端面と一
致するようにしていたため、極めて面倒な作業が
強いられていた。
また、輪転印刷機等に使用される巻紙の幅は巻
紙間でのばらつきが大きく、例えば880mm幅規格
の巻紙で875〜885mm程度のばらつきがある。その
ため、オペレータが巻取り端面を調整しても、折
機から排紙されてくる刷本の折りが狂い(例えば
ラツプ量)、ヤレとなつてしまつていた。
[考案の目的] 本考案の目的は、巻紙の幅にばらつきがあつて
も調整等の必要がなく、かつ折り精度に狂いを発
生させることなくヤレの発生を最小限に抑える印
刷機の巻紙装着位置自動調整装置を提供すること
にある。
[考案の構成] そのため、本考案は、巻紙の両端を支持しかつ
巻紙の軸方向へ移動自在に設けられた一対のチヤ
ツクと、この各チヤツクを巻紙の軸方向へ移動さ
せる駆動手段と、前記各チヤツクの移動量を検出
する一対の位置検出器と、この両位置検出器から
の出力を比較し、前記両チヤツクの移動量が等し
くなるように前記駆動手段を駆動させる比較制御
手段と、を備えたことを特徴としている。
[実施例] 第1図は巻紙の一端側を支持する給紙装置の一
方側を、第2図は巻紙の他端側を支持する給紙装
置の他方側をそれぞれ示している。
第1図において、支持台1の上部には貫通孔2
が水平に形成され、この貫通孔2の内部にスリー
ブ3が回動自在かつ進退自在に挿入されている。
スリーブ3には、その外周面長手方向に沿つて前
記支持台1に固定されたキー4に対して摺動自在
に係合するキー溝5とラツク6とがそれぞれ形成
されているとともに、内部に複数のベアリング7
を介して回転軸8が回転自在にかつ水平に支持さ
れている。前記ラツク6には前記支持台1に回転
自在に支持されたピニオン9が噛合され、このピ
ニオン9の軸に前記スリーブ3の移動量を電気的
信号として検出するポテンシヨメータ10が連結
されている。
また、前記スリーブ3の外端面には閉塞プレー
ト11が、前記貫通孔2の外端開口部には蓋板1
2を介して閉塞プレート13がそれぞれ取付けら
れ、この両閉塞プレート11,13で閉塞された
貫通孔2の空間にシリンダ14が形成されてい
る。シリンダ14は、前記回転軸8と閉塞プレー
ト13との間および支持台1とスリーブ3との間
に図示しないシールリングが設けられ、更にラツ
ク6とピニオン9との間からのエアーもれが防止
されている。これにより、シリンダ14の作動に
よりスリーブ3を進退させると、そのスリーブ3
の移動量がポテンシヨメータ10によつて電気的
信号として検出されるようになつている。また、
前記回転軸8のスリーブ3から突出した内端部に
は、巻紙RPの一端側を支持するチヤツク15が
一体的に形成されている。チヤツク15の内端面
には、前記巻紙RPの巻芯RS内に挿入される挿入
部16と、前記巻芯RSの一端面に当接される押
圧部17とがそれぞれ形成されている。
第2図において、前記支持台1と反対側に設け
られた支持台21には貫通孔22が水平に形成さ
れ、この貫通孔22の内部にスリーブ23が回動
自在にかつ進退自在に挿入されている。スリーブ
23の外周には、外筒24が一体的に取付けられ
ているとともに、軸方向に沿つて、ラツク25が
形成されている。ラツク25には前記支持台21
に回動自在に設けられたピニオン26が噛合さ
れ、このピニオン26の軸に前記スリーブ23の
移動量を電気的信号として検出するポテンシヨメ
ータ27が連結されている。また、前記外筒24
の外周には、その内端部に前記支持台21に固定
されたキー28に対して摺動自在に係合するキー
溝29が形成されているとともに、略中央部にね
じ部30が形成されている。ねじ部30には、前
記支持台21の内部に回転自在に保持されたウオ
ームホイール31が螺合されている。ウオームホ
イール31には、モータ32からの回転がウオー
ムギヤ33を介して伝達されるようになつてい
る。これにより、モータ32の回転がウオームギ
ヤ33を介してウオームホイール31へ伝達され
ると、ウオームホイール31に螺合された外筒2
4はキー28により回転規制され、かつ軸方向へ
のみ移動できる状態にあるから、外筒24の軸方
向への移動に伴なつてスリーブ23が軸方向へ移
動される。すると、スリーブ23の移動量がポテ
ンシヨメータ27によつて電気的信号として検出
される。
また、前記スリーブ23の内部には、複数のベ
アリング34を介して回転軸35が回転自在にか
つ水平に支持されている。回転軸35の前記支持
台21から突出する外端部には、前記支持台21
に固定されその回転軸35を軸方向へ移動可能に
保持するブレーキ装置36が連結されている。ま
た、回転軸35の前記スリーブ23から突出する
内端部には、前記巻紙RPの他端部を支持するチ
ヤツク37が一体的に形成されている。チヤツク
37の内端部には、その巻紙RPの巻芯RS内へ挿
入される挿入部38と、巻芯RSの他端面に当接
される押圧部39とがそれぞれ形成されている。
第3図は前記両ポテンシヨメータ10,27か
らの出力に応じて前記モータ32を駆動させる比
較制御回路41を示している。同比較制御回路4
1は、前記ポテンシヨメータ10からの出力V1
と前記ポテンシヨメータ27からの出力V2とを
比較する比較回路42と、この比較回路42から
の出力によりモータ32の回転方向を判別し、モ
ータ制御装置41を介して前記モータ32を駆動
させる方向判別回路43とから構成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、巻紙
RPを装着するに当つて、シリンダ14の駆動に
よりスリーブ3を進出させると、巻紙RPの一端
側は、巻芯RSの内部に挿入部16が収納されか
つ巻芯RSの一端面に押圧部17が当接した状態
で支持される。このとき、スリーブ3の移動量つ
まりチヤツク15の移動量がポテンシヨメータ1
0により電気信号として検出され、比較制御回路
41の比較回路42へ与えられる。
一方、巻紙RPの他端側を支持するにあたつて、
モータ32の回転によりウオームギヤ33を介し
てウオームホイール31を回動させると、外筒2
4とともにスリーブ23が軸方向へ進出するの
で、巻紙RPの他端側は、巻芯RSの内部に挿入部
38が挿入されかつ、巻芯RSの他端面に押圧部
39が当接した状態で支持される。このとき、ス
リーブ23の移動量つまりチヤツク37の移動量
がポテンシヨメータ27で検出され、比較制御回
路41の比較回路42へ与えられる。
いま、ポテンシヨメータ10からの出力をV1
ポテンシヨメータ27の出力をV2とすると、巻
紙RPの中心が機械中心にあるときは、 V1=V2 となる。ここで、 V1≠V2 であつたとすると、その両出力V1,V2の差が比
較回路42から方向判別回路43へ与えられる。
すると、方向判別回路43は、比較回路42から
与えられる出力に応じて、モータ制御装置51を
介してモータ32を駆動させ、前記比較回路42
からの出力が零になるまでモータ32を駆動させ
る。これにより、巻紙RPの中心が機械中心に位
置合わせされる。
従つて、本実施例によれば、チヤツク15の移
動量を検出するポテンシヨメータ10からの出力
と、チヤツク37の移動量を検出するポテンシヨ
メータ27からの出力とを比較し、この両出力が
互いに等しくなるようにモータ32を駆動させる
ようにしたので、巻紙RPの幅にばらつきがあつ
ても、オペレータが位置調整を行なうことなく、
巻紙RPの中心を機械中心に自動的に位置決めす
ることができ、その結果紙継ぎ時におけるヤレを
減少させることができる。
なお、上記実施例では、チヤツク15,37の
移動量をポテンシヨメータ10,27により検出
するようにしたが、これらの移動量を検出する手
段としては、上記実施例で述べたポテンシヨメー
タ10,27以外に例えばエンコーダ等であつて
もよい。
また、上記実施例では、チヤツク15をシリン
ダ14により、チヤツク37をモータ32により
それぞれ移動させるようにしたが、駆動手段とし
てはこれに限られるものではない。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、巻紙の幅にばら
つきがあつても、オペレータが幅調整を行なうこ
となく、巻紙の中心を機械中心に正確に位置合わ
せすることができ、その結果紙継ぎ時におけるヤ
レの発生を防止させることができる印刷機の巻紙
装着位置自動調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す給紙機構の一
方側を示す断面図、第2図はその他方側を示す断
面図、第3図は比較制御回路を示すブロツク図で
ある。 10,27……ポテンシヨメータ、14……駆
動手段としてのシリンダ、15,37……チヤツ
ク、32……駆動手段としてのモータ、41……
比較制御回路、42……比較回路、43……方向
判別回路、RP……巻紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 巻紙の両端を支持しかつ巻紙の軸方向へ移動
    自在に設けられた一対のチヤツクと、この各チ
    ヤツクを巻紙の軸方向へ移動させる駆動手段
    と、前記各チヤツクの移動量を検出する一対の
    位置検出器と、この両位置検出器からの出力を
    比較し、前記両チヤツクの移動量が等しくなる
    ように前記駆動手段を駆動させる比較制御手段
    とを備えたことを特徴とする印刷機の巻紙装着
    位置自動調整装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記駆動手段は、前記一方のチヤツクを巻紙の軸
    方向へ移動させるシリンダと、前記他方のチヤ
    ツクを巻紙の軸方向へ移動させるモータとを含
    むことを特徴とする印刷機の巻紙装着位置自動
    調整装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    において、前記位置検出器は、ポテンシヨメー
    タから構成されていることを特徴とする印刷機
    の巻紙装着位置自動調整装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれかにおいて、前記比較制御手段は、前
    記一対の位置検出器からの出力を比較しその差
    を出力する比較回路と、この比較回路からの出
    力に応じて前記駆動手段を駆動させる方向判別
    回路とから構成されていることを特徴とする印
    刷機の巻紙装着位置自動調整装置。
JP16905984U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH0126670Y2 (ja)

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JP16905984U JPH0126670Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

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JP16905984U JPH0126670Y2 (ja) 1984-11-07 1984-11-07

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JPS6183650U JPS6183650U (ja) 1986-06-02
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