JPH05147785A - 給紙部におけるウエブ位置合せ装置 - Google Patents
給紙部におけるウエブ位置合せ装置Info
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- JPH05147785A JPH05147785A JP31657391A JP31657391A JPH05147785A JP H05147785 A JPH05147785 A JP H05147785A JP 31657391 A JP31657391 A JP 31657391A JP 31657391 A JP31657391 A JP 31657391A JP H05147785 A JPH05147785 A JP H05147785A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は旧新巻取紙のウェブの幅中心を一致
させるウェブ位置合せ装置を提供することを目的とする
ものである。 【構成】 巻取紙を担時する１対のフレームより、旧巻
取紙から繰出されたウェブの両側の縁までの距離を、非
接触形スイッチ及び同非接触形スイッチの移動距離検出
層非で測定し、上記各フレームより、新巻取紙の両側の
端面までの距離を非接触変位計で測定し、これ等の測定
値により旧新両巻取紙のウェブ中心を算出して制御装置
で両ウェブの中心位置合せを行なう給紙部におけるウェ
ブ位置合せ装置。
させるウェブ位置合せ装置を提供することを目的とする
ものである。 【構成】 巻取紙を担時する１対のフレームより、旧巻
取紙から繰出されたウェブの両側の縁までの距離を、非
接触形スイッチ及び同非接触形スイッチの移動距離検出
層非で測定し、上記各フレームより、新巻取紙の両側の
端面までの距離を非接触変位計で測定し、これ等の測定
値により旧新両巻取紙のウェブ中心を算出して制御装置
で両ウェブの中心位置合せを行なう給紙部におけるウェ
ブ位置合せ装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は給紙部に装着された旧，
新両巻取紙のウェブの中心位置を合せる装置に関するも
のである。
新両巻取紙のウェブの中心位置を合せる装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図３に輪転機の給紙部を示す。１と２は
それぞれターニング側（以下Ｔ側）とスリップリング側
（以下Ｓ側）のフレーム、１ｂと２ｂはそれぞれフレー
ム１と２の内側面、３は両フレーム１と２に回転自在に
支えられた主軸、４と５はこの主軸３のＴ側とＳ側の軸
端に設けられたターニング装置とスリップリング、６と
７は主軸３にその軸方向には移動し得るように回転方向
には固定して取付けられた一対のアーム、８と９はアー
ム６と７の両端に相対するように設けられた２組の巻取
紙を支持する軸、１０と１１はそれぞれ支持軸８と９と
の間に巻取紙を装着脱するため支持軸８と９をその軸方
向に移動させるモータ（図６参照）とエアシリンダ（図
７参照）である。
それぞれターニング側（以下Ｔ側）とスリップリング側
（以下Ｓ側）のフレーム、１ｂと２ｂはそれぞれフレー
ム１と２の内側面、３は両フレーム１と２に回転自在に
支えられた主軸、４と５はこの主軸３のＴ側とＳ側の軸
端に設けられたターニング装置とスリップリング、６と
７は主軸３にその軸方向には移動し得るように回転方向
には固定して取付けられた一対のアーム、８と９はアー
ム６と７の両端に相対するように設けられた２組の巻取
紙を支持する軸、１０と１１はそれぞれ支持軸８と９と
の間に巻取紙を装着脱するため支持軸８と９をその軸方
向に移動させるモータ（図６参照）とエアシリンダ（図
７参照）である。
【０００３】図６でモータ１０の回転は、ウォーム１２
を介し、同ウォーム１２と噛合うウォームホイール１３
およびピニオン１５か固設されているピニオンシャフト
１４に伝わる。よってピニオン１５に噛合う支持軸８に
取付けられたラック１６が、支持軸８をその軸方向に移
動する。次に図７で、エアシリンダ１８の往復動によ
り、このエアシリンダに接続しているラック１９が移動
し、この移動で回転するピニオン２０が固設されたピニ
オン軸２１のピニオン２２の回転により、支持軸９に取
付けられたラック２３が支持軸９をその軸方向に移動さ
せる。
を介し、同ウォーム１２と噛合うウォームホイール１３
およびピニオン１５か固設されているピニオンシャフト
１４に伝わる。よってピニオン１５に噛合う支持軸８に
取付けられたラック１６が、支持軸８をその軸方向に移
動する。次に図７で、エアシリンダ１８の往復動によ
り、このエアシリンダに接続しているラック１９が移動
し、この移動で回転するピニオン２０が固設されたピニ
オン軸２１のピニオン２２の回転により、支持軸９に取
付けられたラック２３が支持軸９をその軸方向に移動さ
せる。
【０００４】図４に示すように、旧巻取紙よりのウェブ
を新巻取紙の外周面に紙継ぎする前に、旧新巻取紙より
のウェブの位置が合うようにせねばならない。従来はウ
ェブの位置合せのため、巻取紙の片端位置を規制してい
る。このため、ピニオンシャフト１４の軸端には、ポテ
ンショメータあるいはエンコーダ１７（図６参照、以下
ポテンショメータで説明）が設けられている。装着され
る巻取紙の幅を制御装置にランキー（共に図示せず）に
て入力すると、制御装置より巻取紙幅に応じた電圧がポ
テンショメータ１７に指示され、このメータ１７が指示
電圧を示すようになるまでモータ１０が回転し、支持軸
８のチャック２４の先端２４ａが計算上の装着位置にセ
ットされた巻取紙のＴ側側面Ｒより、設定された距離ｄ
P だけ離れた位置Ｐに移動する。
を新巻取紙の外周面に紙継ぎする前に、旧新巻取紙より
のウェブの位置が合うようにせねばならない。従来はウ
ェブの位置合せのため、巻取紙の片端位置を規制してい
る。このため、ピニオンシャフト１４の軸端には、ポテ
ンショメータあるいはエンコーダ１７（図６参照、以下
ポテンショメータで説明）が設けられている。装着され
る巻取紙の幅を制御装置にランキー（共に図示せず）に
て入力すると、制御装置より巻取紙幅に応じた電圧がポ
テンショメータ１７に指示され、このメータ１７が指示
電圧を示すようになるまでモータ１０が回転し、支持軸
８のチャック２４の先端２４ａが計算上の装着位置にセ
ットされた巻取紙のＴ側側面Ｒより、設定された距離ｄ
P だけ離れた位置Ｐに移動する。
【０００５】次に巻取紙を支持するため、先端２４ａは
Ｓ側に移動し、チャック２４のフランジ面２４ｂは側面
Ｒの紙管端面に接触する。この時、先端２４ａは、側面
ＲよりｄQ だけ紙管の内径部内に入りこんだ位置Ｑに止
まり、チャック１８の爪１８Ｃが開き紙管に強固に係合
する。先端２４ａのストロークｄP ＋ｄQ は常に一定
で、ポテンショメータ１７にてモータ１０の総回点数を
制御することにより得られる（図５，図８及び図９参
照）。
Ｓ側に移動し、チャック２４のフランジ面２４ｂは側面
Ｒの紙管端面に接触する。この時、先端２４ａは、側面
ＲよりｄQ だけ紙管の内径部内に入りこんだ位置Ｑに止
まり、チャック１８の爪１８Ｃが開き紙管に強固に係合
する。先端２４ａのストロークｄP ＋ｄQ は常に一定
で、ポテンショメータ１７にてモータ１０の総回点数を
制御することにより得られる（図５，図８及び図９参
照）。
【０００６】実際には、巻取紙を巻取紙装着装置（図示
せず）より給紙部にローデングする時、巻取紙装着装置
の停止位置精度により、巻取紙のＴ側側面は計算上Ｔ側
側面Ｒと若干異なった位置に来るが、フランジ面２４ｂ
に紙管端が軸方向に押されるがあるいはエアシリンダ１
１にて支持軸９のチャック２５のフランジ面２５ｂに紙
管端が前記軸方向とは反対方向に押され、結局巻取紙Ｔ
側側面はフランジ面２４ｂにて設定される位置Ｒにセッ
トされる。従ってアーム６のＳ側側面と２組の支持軸８
のフランジ面２４ｂにて位置決めされる巻取紙のＴ側側
面との距離は同一となり、これら巻取紙のウェブのＴ側
端は一致する。
せず）より給紙部にローデングする時、巻取紙装着装置
の停止位置精度により、巻取紙のＴ側側面は計算上Ｔ側
側面Ｒと若干異なった位置に来るが、フランジ面２４ｂ
に紙管端が軸方向に押されるがあるいはエアシリンダ１
１にて支持軸９のチャック２５のフランジ面２５ｂに紙
管端が前記軸方向とは反対方向に押され、結局巻取紙Ｔ
側側面はフランジ面２４ｂにて設定される位置Ｒにセッ
トされる。従ってアーム６のＳ側側面と２組の支持軸８
のフランジ面２４ｂにて位置決めされる巻取紙のＴ側側
面との距離は同一となり、これら巻取紙のウェブのＴ側
端は一致する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。 （１）電圧変動の起り易いスリップリングを経て、制御
装置よりポテンショメータへ入力される巻取紙幅に応じ
た指示電圧が送られ、またポテンショメータより制御装
置に送られる位置検出信号（電圧）が受信されるため、
これら電圧が変動する。よって、２組の支持軸のストロ
ーク基点となるＰ位置が互いにずれ、ストロークの量に
差異を生ずる。 （２）各支持軸のチャックのフランジ面を紙管の端面に
当てて巻取紙の装着位置をきめるので各巻取紙の端面の
位置は同一となっても、紙管端面と巻取紙端面との間の
ずれ量の差により、巻取紙端面位置が相違する。 （３）両ウェブＴ側端が合っていても、新，旧巻取紙の
公差範囲における紙幅の差でＳ側端にずれが生ずる。 （４）上記（１）〜（３）の結果、旧新巻取紙よりの両
ウェブの中心位置がずれ片側にずれが集積することがか
なりある。この旧新巻取紙の位置が片側にずれた状態で
ペースタを行なうと、ペースタテールがブランケット胴
に取られて、シリンダに紙巻きが生じたり、ウェブガイ
ドがウェブで位置を急に補正するため、テンション変化
によって紙切れが発生する。
のような問題点がある。 （１）電圧変動の起り易いスリップリングを経て、制御
装置よりポテンショメータへ入力される巻取紙幅に応じ
た指示電圧が送られ、またポテンショメータより制御装
置に送られる位置検出信号（電圧）が受信されるため、
これら電圧が変動する。よって、２組の支持軸のストロ
ーク基点となるＰ位置が互いにずれ、ストロークの量に
差異を生ずる。 （２）各支持軸のチャックのフランジ面を紙管の端面に
当てて巻取紙の装着位置をきめるので各巻取紙の端面の
位置は同一となっても、紙管端面と巻取紙端面との間の
ずれ量の差により、巻取紙端面位置が相違する。 （３）両ウェブＴ側端が合っていても、新，旧巻取紙の
公差範囲における紙幅の差でＳ側端にずれが生ずる。 （４）上記（１）〜（３）の結果、旧新巻取紙よりの両
ウェブの中心位置がずれ片側にずれが集積することがか
なりある。この旧新巻取紙の位置が片側にずれた状態で
ペースタを行なうと、ペースタテールがブランケット胴
に取られて、シリンダに紙巻きが生じたり、ウェブガイ
ドがウェブで位置を急に補正するため、テンション変化
によって紙切れが発生する。
【０００８】本発明は、従来のウェブＴ側端合せによる
問題点を排除し、ウェブの幅中心を一致させるウェブ位
置合せ装置を提供することを目的とするものである。
問題点を排除し、ウェブの幅中心を一致させるウェブ位
置合せ装置を提供することを目的とするものである。
【０００９】
（１）一対の各フレームより旧巻取紙から繰出されてい
るウェブの各端までの距離ＸT ，ＸS を光スイッチ等の
非接触形スイッチと、この光スイッチ等の非接触形スイ
ッチの移動距離を検出する装置とを用いて、旧巻取紙外
径に関係なく測定する。一方紙継前は、新巻取紙よりウ
ェブは繰出されていないので、各フレームより、新巻取
紙の各側端までの距離ＹT ，ＹS を非接触変位計にて測
定する（図２参照）。 （２）上記測定された距離ＸT ，ＸS ，ＹT ，ＹS 、及
びウェブと巻取紙の幅Ｗ W ，Ｗr より、基準位置（本例
ではフレーム内面）からウェブおよひ巻取紙の幅中心ま
での距離ＣW ，Ｃr 算出し、ＣW ＝Ｃrになるように新
巻取紙の位置を調整する。尚ＹT ，ＹS は、新巻取紙の
側面に倒れを考え、１回転以上させ、複数位置で測定し
た値の平均値とする。
るウェブの各端までの距離ＸT ，ＸS を光スイッチ等の
非接触形スイッチと、この光スイッチ等の非接触形スイ
ッチの移動距離を検出する装置とを用いて、旧巻取紙外
径に関係なく測定する。一方紙継前は、新巻取紙よりウ
ェブは繰出されていないので、各フレームより、新巻取
紙の各側端までの距離ＹT ，ＹS を非接触変位計にて測
定する（図２参照）。 （２）上記測定された距離ＸT ，ＸS ，ＹT ，ＹS 、及
びウェブと巻取紙の幅Ｗ W ，Ｗr より、基準位置（本例
ではフレーム内面）からウェブおよひ巻取紙の幅中心ま
での距離ＣW ，Ｃr 算出し、ＣW ＝Ｃrになるように新
巻取紙の位置を調整する。尚ＹT ，ＹS は、新巻取紙の
側面に倒れを考え、１回転以上させ、複数位置で測定し
た値の平均値とする。
【００１０】
【作用】Ｔ側又はＳ側基準位置よりウェブおよび巻取紙
の幅中心迄の距離ＣWT, ＣrT、又はＣWS，ＣrSは、両基
準位置間の距離をＬとすると、夫々（Ｌ−ＸS ＋ＸT ）
／２，（Ｌ−ＹS ＋ＹT ）／２又は（Ｌ−ＸT ＋ＸS ）
／２，（Ｌ−ＹT ＋ＹS ）／２となる。ＣWT＝ＣrT又
は、ＣrS＝ＣWSでない場合、１ＣWT−ＣrT１又は、１Ｃ
WS−ＣrS１が０となるよう制御装置にて演算し、新巻取
紙位置を修正してウェブ及び巻取紙の幅中心を一致させ
るように補正する。尚、ＷW ，Ｗr は測定値ＸT ，
ＹT ，ＹS によりＬ−ＸT −ＸS ，Ｌ−ＹT −ＹS にて
算出することができる。
の幅中心迄の距離ＣWT, ＣrT、又はＣWS，ＣrSは、両基
準位置間の距離をＬとすると、夫々（Ｌ−ＸS ＋ＸT ）
／２，（Ｌ−ＹS ＋ＹT ）／２又は（Ｌ−ＸT ＋ＸS ）
／２，（Ｌ−ＹT ＋ＹS ）／２となる。ＣWT＝ＣrT又
は、ＣrS＝ＣWSでない場合、１ＣWT−ＣrT１又は、１Ｃ
WS−ＣrS１が０となるよう制御装置にて演算し、新巻取
紙位置を修正してウェブ及び巻取紙の幅中心を一致させ
るように補正する。尚、ＷW ，Ｗr は測定値ＸT ，
ＹT ，ＹS によりＬ−ＸT −ＸS ，Ｌ−ＹT −ＹS にて
算出することができる。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例を図１及び図２について説明
する。図２は、下記ほ関係寸法を記入した図１と同様な
図である。 ＸT ，ＸS …１ａ又は２ａよりウェブＴ側又はＳ側まで
の距離。 ＹT ，ＹS …１ａ又は２ａより新巻取紙Ｔ側又はＳ側側
面までの距離。
する。図２は、下記ほ関係寸法を記入した図１と同様な
図である。 ＸT ，ＸS …１ａ又は２ａよりウェブＴ側又はＳ側まで
の距離。 ＹT ，ＹS …１ａ又は２ａより新巻取紙Ｔ側又はＳ側側
面までの距離。
【００１２】ＣwT，ＣwS…１ａ又は２ａよりウェブの幅
中心までの距離。 ＣrT，ＣrS…１ａ又は２ａより新巻取紙幅中心までの距
離。 Ｗw ，Ｗr ，Ｌ…ウェブ幅新巻取紙幅、１ａ，２ａ間の
距離。 ねじ軸３２の二又ヘッド３２ｂにウェブを挟むように取
付けられ、ウェブのＴ側およびＳ側端面の位置を検出す
る一対の光スイッチ等の非接触形（以下非接触形と言
う）スイッチ３１と、この非接触形スイッチ３１の移動
およびこの移動距離検出装置４０よりなる各基準位置
（本例ではフレーム内面）１ａおよび２ａよりウェブＴ
側およぶＳ側までの距離ＸT ，ＸS を測定する装置３０
がＴ側フレーム１およびＳ側フレーム２に取付けられ、
また各基準位置（本例ではフレーム内面）１ａおよび２
ａより新巻取紙のＴ側及びＳ側の端面までの距離ＹT ，
ＹS を測定する非接触変位計４１が、同様にＴ側フレー
ム１およびＳ側フレーム２に取付けられている。尚非接
触形スイッチ３１及び非接触変位計４１には、超音波又
は光などによるものが使用されている。非接触形スイッ
チ３１は、ウェブのウェブ端にて射光がさえぎられた
時、ウェブ端を検出した信号を出す。
中心までの距離。 ＣrT，ＣrS…１ａ又は２ａより新巻取紙幅中心までの距
離。 Ｗw ，Ｗr ，Ｌ…ウェブ幅新巻取紙幅、１ａ，２ａ間の
距離。 ねじ軸３２の二又ヘッド３２ｂにウェブを挟むように取
付けられ、ウェブのＴ側およびＳ側端面の位置を検出す
る一対の光スイッチ等の非接触形（以下非接触形と言
う）スイッチ３１と、この非接触形スイッチ３１の移動
およびこの移動距離検出装置４０よりなる各基準位置
（本例ではフレーム内面）１ａおよび２ａよりウェブＴ
側およぶＳ側までの距離ＸT ，ＸS を測定する装置３０
がＴ側フレーム１およびＳ側フレーム２に取付けられ、
また各基準位置（本例ではフレーム内面）１ａおよび２
ａより新巻取紙のＴ側及びＳ側の端面までの距離ＹT ，
ＹS を測定する非接触変位計４１が、同様にＴ側フレー
ム１およびＳ側フレーム２に取付けられている。尚非接
触形スイッチ３１及び非接触変位計４１には、超音波又
は光などによるものが使用されている。非接触形スイッ
チ３１は、ウェブのウェブ端にて射光がさえぎられた
時、ウェブ端を検出した信号を出す。
【００１３】測定装置３０は、二又ヘッド３２ｂとまわ
り止めを兼ねた案内片３２ａを有するねじ軸３２、ねじ
軸３２に螺合し、フレーム１又は２にベアリング３９を
介して取付けられた部材３８、部材３８の歯車３３に噛
合い、モータ３５の出力軸に取付けられた歯車３４，モ
ータ３５、モータ３５に取付けられたポテンショメータ
３６、フレーム１又は２に固設され、案内面３７ａを有
するブラケット３７より構成されている。よってモータ
３５にてねじ軸３２をその軸方向に移動させ、非接触形
スイッチ３１よりウェブ端検出信号が出された時点の、
基準位置（本例ではフレーム内面）１ａ又は２ａより非
接触形スイッチ３１位置までの距離を、ポテンショメー
タ３６にて検出する。尚、Ｔ側フレーム１に取付けられ
る測定装置３０は非接触形スイッチ３１のみを示し、あ
とは省略している。
り止めを兼ねた案内片３２ａを有するねじ軸３２、ねじ
軸３２に螺合し、フレーム１又は２にベアリング３９を
介して取付けられた部材３８、部材３８の歯車３３に噛
合い、モータ３５の出力軸に取付けられた歯車３４，モ
ータ３５、モータ３５に取付けられたポテンショメータ
３６、フレーム１又は２に固設され、案内面３７ａを有
するブラケット３７より構成されている。よってモータ
３５にてねじ軸３２をその軸方向に移動させ、非接触形
スイッチ３１よりウェブ端検出信号が出された時点の、
基準位置（本例ではフレーム内面）１ａ又は２ａより非
接触形スイッチ３１位置までの距離を、ポテンショメー
タ３６にて検出する。尚、Ｔ側フレーム１に取付けられ
る測定装置３０は非接触形スイッチ３１のみを示し、あ
とは省略している。
【００１４】測定された距離ＸT ，ＸS およびＹT ，Ｙ
S と既知の基準位置間隔Ｌにより、ウェブ及び新巻取紙
の中心位置（ＣWT，ＣrT又はＣWS，ＣrSが制御装置にて
算出される。ＣWT＝ＣrT又は、ＣrS＝ＣWSでない場合、
１ＣWT−ＣrT１又は１ＣWS−ＣrS１が０となるように、
新巻取紙の端面の位置を、図６のモータ１０を回転し、
支持軸８を移動させてきめる。よって、基準位置１ａ又
は２ａよりウェブおよび新巻取紙の幅の中心までの距離
ＣWTとＣrT又はＣWSとＣrSが等しくなり、ウェブと新巻
取紙の幅の中心が一致する。以上の中心を一致させる作
動は制御装置よりの指令によって行われる。
S と既知の基準位置間隔Ｌにより、ウェブ及び新巻取紙
の中心位置（ＣWT，ＣrT又はＣWS，ＣrSが制御装置にて
算出される。ＣWT＝ＣrT又は、ＣrS＝ＣWSでない場合、
１ＣWT−ＣrT１又は１ＣWS−ＣrS１が０となるように、
新巻取紙の端面の位置を、図６のモータ１０を回転し、
支持軸８を移動させてきめる。よって、基準位置１ａ又
は２ａよりウェブおよび新巻取紙の幅の中心までの距離
ＣWTとＣrT又はＣWSとＣrSが等しくなり、ウェブと新巻
取紙の幅の中心が一致する。以上の中心を一致させる作
動は制御装置よりの指令によって行われる。
【００１５】
【発明の効果】本発明による給紙部におけるウェブ位置
合せ装置は、巻取紙を担持する１対のフレームより、旧
巻取紙から繰出されたウェブの両側の縁までの距離を、
非接触形スイッチ及び同非接触形スイッチの移動距離検
出装置で測定し、上記各フレームより、新巻取紙の両側
の端面までの距離を非接触変位計で測定し、これ等の測
定値により旧新両巻取紙のウェブ中心を算出して制御装
置で両ウェブの中心位置合せを行なうことにより次の効
果を有する。
合せ装置は、巻取紙を担持する１対のフレームより、旧
巻取紙から繰出されたウェブの両側の縁までの距離を、
非接触形スイッチ及び同非接触形スイッチの移動距離検
出装置で測定し、上記各フレームより、新巻取紙の両側
の端面までの距離を非接触変位計で測定し、これ等の測
定値により旧新両巻取紙のウェブ中心を算出して制御装
置で両ウェブの中心位置合せを行なうことにより次の効
果を有する。
【００１６】給紙部のフレームより旧巻取紙のウェブお
よび新巻取紙の両側端までの距離を正確に測定すること
が出来る。また、ウェブと新巻取紙の幅に差がある場合
でも、ウェブと新巻取紙の幅の中心を一致させることが
出来る。よってウェブの位置合せを論理的に行うことが
出来、ペースタ時のトラブルを回避することができる。
よび新巻取紙の両側端までの距離を正確に測定すること
が出来る。また、ウェブと新巻取紙の幅に差がある場合
でも、ウェブと新巻取紙の幅の中心を一致させることが
出来る。よってウェブの位置合せを論理的に行うことが
出来、ペースタ時のトラブルを回避することができる。
【図１】本発明の実施例の側面図である。
【図２】図１に関係寸法を記入した関係寸法図である。
【図３】従来のウェブ端合せ装置を設けた給紙部の側面
図である。
図である。
【図４】給紙部における紙継時の新旧巻取紙の位置を示
す図である。
す図である。
【図５】図３の給紙部における巻取紙装着前および装着
後の状態を示す側面図である。
後の状態を示す側面図である。
【図６】ターニング側（Ｔ側）の支持軸の断面図であ
る。
る。
【図７】スリップリング側（Ｓ側）の支持軸の断面図で
ある。
ある。
【図８】ターニング側支持軸の先端部の側面図である。
【図９】スリップリンブ側支持軸の先端部の側面図であ
る。
る。
１ Ｔ側フレーム ２ Ｓ側フレーム ３ 主軸 ３１ 非接触形スイッチ ４０ 非接触形スイッチ移動距離検出装置 ４１ 非接触変位計
Claims (1)
- 【請求項１】 巻取紙を担持する１対のフレームより、
旧巻取紙から繰出されたウェブの両側の縁までの距離
を、非接触形スイッチ及び同非接触形スイッチの移動距
離検出装置で測定し、上記各フレームより新巻取紙の両
側の端面までの距離を非接触変位計で測定し、これ等の
測定値による旧新両巻取紙のウェブ中心を算出して制御
装置で両ウェブの中心位置合せを行なうように構成した
ことを特徴とする給紙部におけるウェブ位置合せ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31657391A JPH05147785A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 給紙部におけるウエブ位置合せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31657391A JPH05147785A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 給紙部におけるウエブ位置合せ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147785A true JPH05147785A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18078603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31657391A Withdrawn JPH05147785A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 給紙部におけるウエブ位置合せ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147785A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012153509A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Daifuku Co Ltd | ロール体用搬送車 |
| CN113526194A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带自动对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
| CN113526199A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31657391A patent/JPH05147785A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012153509A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Daifuku Co Ltd | ロール体用搬送車 |
| CN113526194A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带自动对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
| CN113526199A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-10-22 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
| CN113526194B (zh) * | 2021-06-08 | 2023-02-28 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带自动对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
| CN113526199B (zh) * | 2021-06-08 | 2023-02-28 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
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