JP2781267B2 - 円筒体転写印刷方法と装置 - Google Patents

円筒体転写印刷方法と装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、長い帯板に印刷されている絵柄を缶胴のよ
うな円筒体に転写する方法と装置に関し、特に転写され
た絵柄が円筒体の上下方向の所定の位置にあるように、
しかも円筒体の周りを一回転する絵柄の始端と終端が上
下方向で食い違うことがないように、帯板の巾方向の位
置決めを行なってから転写を行なう方法及び装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、長い帯板を搬送する際に帯板の巾方向のずれを
修正する装置としては、例えば、特開平1−203150号公
報に記載されている装置が知られている。この装置は給
紙装置と輪転機との間に設置されている装置で、その構
成を第4図に示す。第4図において、Aは印刷紙、1,2
は回転自在の案内コントロール、3,4は案内コントロー
ル1,2間に位置し印刷紙Aの巾方向位置を修正する回転
自在の修正ロール、5は輪転機側に設けた印刷紙Aの巾
方向端縁A1の位置を検知するセンサ、6は前記修正ロー
ル3,4を水平回動させる駆動モータ、7は前記検知セン
サ5からの信号を受け印刷紙Aの端縁A1の位置のずれを
計算し、これに基づいて前記駆動モータ6に駆動指令を
出す機能を備えた制御部である。
この装置では、センサ5で印刷紙Aの端縁A1の位置を
検出し、これに基づいて制御装置7から駆動モータ6に
指令が出され修正ロール3,4が水平回動し、印刷紙Aが
進行している方向に対して修正ロール3,4が傾いて位置
している。これにより印刷紙Aの進行方向が徐々に修正
され、印刷紙Aの端縁A1は所定の位置に戻るというもの
で、この修正装置で高速多量印刷を行なった場合、印刷
紙Aの端縁A1の位置ずれは印刷所定位置の±1mm位の範
囲内で印刷することができる。
(発明が解決しようとする問題) しかしながら、上記装置を円筒体に転写印刷する際の
円筒体の端縁の位置修正に適用したところ、位置ずれの
修正に時間がかかり、位置修正が終わらないうち転写が
開始してしまい、第5図に示すように円筒体の平坦面よ
りも絵柄がはみ出して転写出来ない部分を生じ、フラン
ジ成形巾tがt′と狭くなったり、第6図に示すように
絵柄の始端と終端が缶胴の上下方向に巾t″の食い違っ
たものを生じるという問題があった。
本発明は、上記のような問題に着目してなされたもの
で、円筒体への転写印刷において転写帯板が所定の進行
路に対して傾斜して位置していても修正することが出来
る円筒体の転写印刷方法及び装置を提供することを目的
とする。
(問題を解決するための手段) 上記目的達成の為に本発明の転写印刷方法は、帯板に
絵柄と隣り合う絵柄間の点マークと帯板の巾方向端部の
直線マークとを同じように印刷した転写帯板を缶胴に転
写ロールで圧接して前記絵柄を転写する方法であって、
前記点マークを検知し、該検知信号により転写帯板の進
行を停止し、この停止間に前記圧接箇所の前後でそれぞ
れ前記直線マークの位置を検知し、前記該検知値により
圧接箇所の前後でそれぞれ転写帯板を巾方向に移動させ
て前記直線マークを所定位置に位置させ、次いで転写帯
板を進行させて缶胴に絵柄を転写し、次の点マーク検知
で転写帯板の進行を停止するサイクルを繰り返す工程か
らなる。
また、本発明の転写印刷装置は前記点マークを検知
し、該検知により転写帯板進行モータ又は転写帯板進行
ロールの停止を指令する第1検知部と、前記圧接箇所の
前後にそれぞれ設置された前記直線マークを検知し、直
線マークの巾方向のずれ値を求める2組の第2検知部
と、圧接箇所の前後にそれぞれ設置され、転写帯板に当
接して前記ずれ値に基づき転写帯板の巾方向に移動させ
られるゴムロールとを具備する。
(作 用) 本発明の印刷方法は上記サイクルを繰り返すものであ
り、装置は上記構成を具備しているので転写帯板停止の
間に圧接箇所の前後の直線マークの位置が所定位置にも
ってこられ、圧接箇所に位置している円筒体に転写帯板
の絵柄が転写される。
従って、円筒体の所定位置に、且つ、絵柄の始端と終
端が円筒体の上下方向で食い違うことがなく転写され
る。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。
まず構成を説明する。
第1図は本発明実施例の転写帯板の部分及び転写帯板
の蛇行修正の構成図で、20は転写帯板、20aは転写帯板2
0の基材である薄肉プラスチックの帯板、20bは絵柄、20
cは隣り合う絵柄20b,20b間にあり光電管センサにより検
出される点マーク、20dは帯板20aの巾方向に端部にある
蛇行を検出する直線マークで、これら絵柄20bや点マー
ク20c及び直線マーク20dは薄肉プラスチック帯板20aに
同時に印刷したものである。
第2図は実施例全体の構成図で、21aは前記転写帯板2
0の前記点マーク20cを検知する光電管センサ、21bは前
記光電管センサ21aから信号を受け前記転写帯板20の進
行用モータ22の停止を指令する第1制御装置である。前
記光電管センサ21aと前記第1制御装置21bとで第1検知
部21を構成する。
23a,23aは前記転写帯板20の前記直線マークを検知す
る蛇行検出センサで、23b,23bは前記蛇行検出センサ23
a,23aからの検知信号を受けて直線マーク20dの巾方向の
ずれ値tを計算し、修正ゴムロール駆動用モータ24,24
にそれぞれ回転指令を出す第2制御装置である。前記蛇
行検出センサ23a,23aと第2制御装置23b,23bで第2検知
部23を構成し、該第2検知部は転写ロール26の前後に2
組を具備する。
25,25は圧接箇所Tの前後にそれぞれ設置され転写帯
板20に当接し、転写帯板20の巾方向に延長しているゴム
ロールである。このゴムロール25は、第3図に示すよう
に、前記修正ゴムロール駆動用モータ24の駆動によって
回転するカップリング27に取り付けられているスクリュ
ーシャフト28の回転に連動して左右に移動する。即ち、
プーリ32とプーリ33との間にはベルト34が掛け渡されて
おり、一方、ゴムロール25の両側延長部分を支持してい
るゴムロール支持体29は、ゴムロール25の一方の延長部
分に設けたスクリューシャフト28と螺合する雌ネジを対
応箇所に有し、しかも固定されているので、修正ゴムロ
ール駆動用モータ24の回転力がスクリューシャフト28を
回転させ、この回転方向及び回転量により、スクリュー
シャフト、従ってゴムロール25が左又は右に所定量だけ
移動するのである。尚、ゴムロールの材質は薄肉プラス
チックフィルムに対して滑り難いもの、例えば、50゜の
ウレタンゴム等が望ましい。
30は圧接箇所Tに送り込まれ、転写帯板20を前記転写
ロール26とで挟む缶胴(円筒体)で、回転可能なマンド
レル(図示せず)に冠着されている。
31は前記転写帯板進行用モータ22により駆動回転さ
れ、バックアップロール31aとの間に挟んでいる転写帯
板20を進行させる進行用のロールである。
次に作用を説明する。
第1検知部21の光電管センサ21aが転写帯板20の点マ
ーク20cを検知すると、第1制御装置21bからの指令で転
写帯板進行用のモータ22及び進行用ロール31が停止し、
転写帯板20は進行を停止する。
次に停止している転写帯板20の直線マーク20dの位置
を、圧接箇所Tの前後でそれぞれ第2検知部23,23の蛇
行検出センサ23a,23aによって蛇行量を検出し、該検出
信号を受けて、それぞれの第2制御装置23b,23bで直線
マーク20dの所定位置からのずれ値tを計算し、ずれ値
tの修正の為の所要回転を修正ゴムロール駆動用モータ
24,24にそれぞれ指令する。修正ゴムロール駆動用モー
タ24,24の回転によりゴムロール25,25がそれぞれ転写帯
板20の巾方向にそれぞれ指令相当量移動し、これに伴い
ゴムロール25,25に当接している転写帯板20も移動し、
直線マーク20dは所定位置に位置する。
従って、絵柄20bも所定位置となる。
そして、停止中に転写箇所Tにあった缶胴30は送り出
され次の缶胴30′が転写箇所に送られ、位置している所
に、停止中に上昇していた転写ロール26が降下してき
て、前記の所定位置にある転写帯板20を缶胴30との間に
挟み、回転を開始して転写帯板20を矢印方向に送る。
これと同時又はわずか(0.1〜0.2秒)に遅れて転写帯
板進行用モータ22及び進行用ロール31が回転を開始し、
転写箇所Tと同速で転写帯板20を進行させる。
光電管センサ23aが次の点マーク20cを検知するまで転
写帯板20の進行は続き、この間に転写帯板20の絵柄20b
が缶胴30に転写される。
前記の転写帯板進行用モータ22の回転開始と転写ロー
ル26の下降及び缶胴30の圧接、転写帯板20の送り出しの
開始はタイマ及び周知の調節機構によりなされる。
以上説明してきたように実施例の円筒体転写印刷方法
と装置にあっては、次のような効果が得られる。
転写帯板が、所定の進行路に対して傾斜して位置して
いても或は所定の進行路に対してずれていても転写前に
点マークで進行方向での転写所定位置で停止し、直線マ
ークにて転写帯板のずれを検知してずれを修正する為、
缶胴への転写を正確に行なうことができる。
また、点マークで一旦停止して修正を行ない転写する
為、転写紙の余白部分を短くすることができ、転写紙の
コストを低下させることが出来る。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体
的な構成はこの実施例に限られるものではない。
例えば、進行用ロールの停止回転の手段としてモータ
とロール間にクラッチを設けてクラッチの入切で行なっ
てもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の円筒体転写印刷方
法と装置にあっては、絵柄1枚毎に圧接箇所の前後で巾
方向位置の修正を行なう為、転写帯板が所定進行路に対
して傾斜して位置していても或は所定の進行路に対して
ずれていても巾方向位置が修正される為、すべての絵柄
が缶胴の所定位置に転写されるという効果が得られる。
例えば、毎分130缶の転写印刷を行なったが転写位置
不良は1缶も発生しなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の転写帯板の部分及び転写帯板の
蛇行修正の構成図、第2図は本発明実施例の全体構成
図、第3図はゴムロール部の側面図、第4図は輪転機に
おける印刷紙の位置修正装置の斜視図、第5図及び第6
図は缶胴に転写印刷した際の印刷不良の状態を示す図で
ある。 20……転写帯板 20b……絵柄 20c……点マーク 20d……直線マーク 21……第1検知部 21a……光電管センサ 21b……第1制御部 22……進行用モータ 23……第2検知部 23a……蛇行検出センサ 23b……第2制御部 25……ゴムローラ 26……転写ローラ 30……缶胴(円筒体)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板に絵柄と隣り合う絵柄間の点マーク
    と、帯板の巾方向端部の直線マークを同時に印刷した転
    写帯板を転写ロールで圧接して前記絵柄を転写する方法
    であって、前記点マークを検知し、該検知信号により転
    写帯板の進行を停止し、この停止間に前記圧接箇所の前
    後でそれぞれ前記直線マークの位置を検知し、該検知値
    により圧接箇所の前後でそれぞれ転写帯板を巾方向に移
    動させて前記直線マークを所定位置に位置させ、次いで
    転写帯板を進行させて絵柄を円筒体に転写し、次の点マ
    ーク検知で転写帯板の進行を停止するサイクルを繰り返
    すことを特徴とする円筒体の転写印刷方法。
  2. 【請求項2】帯板に絵柄と隣り合う絵柄間の点マーク
    と、帯板の巾方向端部の直線マークとを同時に印刷した
    転写帯板を転写ロールで圧接して前記絵柄を転写する装
    置であって、前記点マークを検知し、該検知により転写
    帯板進行モータに停止を指令する第1検出部と、前記圧
    接箇所の前後にそれぞれ設置され前記直線マークを検知
    し、直線マークの巾方向のずれ値を求める2組の第2検
    知部と、圧接箇所の前後にそれぞれ設置され、転写帯板
    に当接して前記ずれ値に基づき転写帯板の巾方向に移動
    されうるゴムロールを具備することを特徴とする円筒体
    の転写印刷装置。
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