JPH01266636A - 例外データ表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機プログラムのデパックに利用する。

本発明は、計算機装置のデータ例外発生時の例外データ
表示方式に利用する。特に、コンパイラが生成する目的
プログラムにおけるデータ例外発生時の例外データ表示
方式に関するものである。

〔概要〕

本発明は例外データ表示方式において、あらかじめ原始
プログラム翻訳時に原始プログラム上のオンラインとそ
のの目的プログラムの開始アドレスとの対応表および例
外発生データのデータ名およびそのデータ属性とその割
付アドレスとの対応表を作成しておき、データ例外発生
命令コードを解析して例外発生データアドレスおよびデ
ータ例外発生命令コードアドレスを求め上記対応表を検
索して表示することにより、 データ例外が発生した原始プログラムの行番号、データ
名および例外発生データの内容を表示するようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

従来、例外データ表示方式は、計算機装置においてプロ
グラム中でのデータ例外発生時には、ノ＼−ドウエアが
データ例外を検出しデータ例外発生の命令コードおよび
例外発生データアドレスをハードウェア命令方式で表示
するのみで、例外データの内容、例外が発生した原始プ
ログラム上の行番号および例外発生のデータ名の表示を
行うことができなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来の例外データ表示方式では、デ
ータ例外発生時に原始プログラム上のどのデータ名に対
してどの命令を実行した場合にデータ例外が発生したか
は、データ例外が発生した時点で知ることはできず、コ
ンパイラが生成するオブジェクトコードを熟知した上で
オブジェクトコードリストを調べなければならず多大な
労力を必要とし、デパックの効率が悪い欠点があった。

また、データ例外発生時のデータの内容について表示す
る手段がなく、プログラムを再び異常終了させ、メモリ
ダンプを採取し、メモリダンプ上でのこのデータの割付
アドレスから内容を調べなければならず、デパック時の
効率が悪い欠点があった。

本発明は上記の欠点を解決するもので、データ例外発生
時にデータ例外が発生した原始プログラムの行番号、デ
ータ名および例外発生データの内容を表示し、データ例
外発生時のデパックの効率の良い例外データ表示方式を
提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

、　本発明は、プログラム実行時のデータ例外を検出す
るデータ例外検出手段と、データ例外発生命令コードを
入力する入力手段と、この入力手段の出力を解析して例
外発生データアドレスおよび例外発生データのデータ長
を出力する第一の解析手段と、上記入力手段の出力を解
析してデータ例外発生命令コードアドレスを出力する第
二の解析手段と、例外データ情報を表示するデータ表示
手段とを備えた例外データ表示方式において、原始プロ
グラム上のデータ名、そのデータ属性およびその割付ア
ドレスを格納する第一のテーブルと、原始プログラム上
の行番号およびその行の目的プログラムの開始アドレス
を格納する第二のテーブルと、上記第一の解析手段の出
力および上記第一のテーブルに基づいて例外発生データ
のデータ名およびその内容を上記データ表示手段に与え
例外データ検索手段と、上記第二の解析手段の出力およ
び上記第二のテーブルに基づいて行番号を上記データ表
示手段に与える例外発生ソース行検索手段とを備えたこ
とを特徴とする。

〔作用〕

例外データ検索手段では第一の解析手段が出力する例外
発生データアドレスおよび例外発生データのデータ長に
基づいて原始プログラム上のデータ名、そのデータ属性
およびその割付アドレスを格納する第一のテーブルを検
索して、例外発生データのデータ名およびその内容をデ
ータ表示手段に与える。例外発生ソース行検索手段では
、第二の解析手段が出力するデータ例外発生命令コード
アドレスに基づいて、原始プログラム上の行番号および
その行の目的プログラムの開始アドレスを格納する第二
のテーブルを検索して、データ例外発生命令コードの原
始プログラムの行番号をデータ表示手段に与える。以上
の動作によりデータ例外が発生した原始プログラムの行
番号、データ名および例外発生データの内容を表示し、
データ例外発生時のデパックの効率を上げることができ
る。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。第１
図は本発明一実施例例外データ表示装置のブロック構成
図である。第１図において、例外データ表示装置は、プ
ログラム実行時のデータ例外を検出するデータ例外検出
手段１０と、データ例外発生命令コードを入力する入力
手段として命令コード入力手段２０と、命令コード入力
手段２０の出力を解析して例外発生データアドレスおよ
び例外発生データのデータ長を出力する第一の解析手段
と、命令コード入力手段２０の出力を解析してデータ例
外発生命令コードアドレスを出力する第二の解析手段と
して例外発生アドレス解析手段４０と、例外データ情報
を表示するデータ表示手段１１０とを備える。

第一の解析手段は、データ例外発生時のペースレジスタ
の内容を格納するペースレジスタ格納テーブル３０と、
命令コード入力手段２０が出力するデータ例外発生命令
コードを解析して例外発生データのペースアドレスの格
納アドレスを示すペースレジスタ番号、そのベースアド
レスからのオフセットおよび例外発生データのデータ長
を出力する例外発生データアドレス解析手段５０と、例
外発生データアドレス解析手段５０が出力するペースレ
ジスタ番号ＢＲＯ〜ＢＲ１５に基づいてペースレジスタ
格納テーブル３０からベースアドレスを求めてペースレ
ジスタ６１に設定し、例外発生データアドレス解析手段
５０が出力するオフセットをインデックスレジスタ６２
に設定するレジスタ設定手段６０とを含む。

ここで本発明の特徴とするところは、原始プログラム上
のデータ名、そのデータ属性およびその割付アドレスを
格納する第一のテーブルとしてデータ割付対応テーブル
１００と、原始プログラム上の行番号およびその行の目
的プログラムの開始アドレスを格納する第二のテーブル
として行番号アドレス対応テーブル８０と、ペースレジ
スタ６１右よびインデックスレジスタ６２の内容に基づ
いてデータ割付対応テーブル１００を検索して例外発生
データのデータ名およびそのデータ属性を求め、また例
外発生データアドレス解析手段５０が出力する例外発生
データのデータ長に基づいて一例外発生データのデータ
名およびその内容をデータ表示手段１１０に与える例外
データ検索手段９０と、例外発生アドレス解析手段４０
が出力するデータ例外発生命令コードアドレスに基づい
て行番号アドレス対応テーブル８０を検索しデータ例外
発生命令コードの原始プログラム上の行番号をデータ表
示手段１１０に与える例外発生ソース行検索手段７０と
を備えたことにある。

このような構成の例外データ表示装置の動作について説
明する。

第２図は本発明の例外データ表示装置のフローチャート
である。第２図において、まずステップＳ１では、デー
タ例外が発生した時点でのペースレジスタの内容をすべ
てペースレジスタ格納テーブル３０に格納し、 次にステップＳ２では、データ例外が発生したアドレス
の命令コードを命令コード入力手段２０により入力する
。

次にステップＳ３では、ステップＳ２で入力した命令コ
ードを例外発生データアドレス解析手段５０により解析
し、データ例外が発生したデータのベースアドレスヲ格
納したペースレジスタ番号ＢＲＯ〜ＢＲ１５とベースア
ドレスからのオフセットおよびデータ例外が発生したデ
ータのデータ長とを得る。

次に、ステップＳ４では、ステップＳ３で解析したペー
スレジスタ番号ＢＲが示すペースレジスタ格納テーブル
３０上の内容をレジスタ設定手段６０によりペースレジ
スタ６１に設定する。

次のステップＳ５では、ステップｓ３で解析したデータ
例外が発生したデータのベースアドレスからのオフセッ
トがインデックスレジスタ修飾されているか判断し、イ
ンデックスレジスタ修飾されていれば、ステップＳ７で
インデックスレジスタ番号ＢＲが示すペースレジスタ格
納テーブル３０上の内容とオフセットとを加算してレジ
スタ設定手段６０を用いてインデックスレジスタ６２に
設定する。インデックス修飾されていなければステップ
Ｓ６でオフセットの値をそのままレジスタ設定手段６０
を用いてインデックスレジスタ６２に設定する。

次にステップＳ８では、ステップＳ４、ステップＳ６ま
たはステップＳ７で設定されたペースレジスタ６１およ
びインデックスレジスタ６２により示されるデータ例外
発生データアドレスからデータ割付対応テーブル１００
を検索し、データ例外が発生したデータ名およびそのデ
ータ属性を得る。

次にステップＳ９では、データ例外が発生した命令コー
ドアドレスから行番号アドレス対応テーブル８０を検索
し、データ例外が発生した命令コードアドレスに対応す
る行番号を得る。

次に、ステップ３１０では、ステップＳ８で得られたデ
ータ例外が発生したデータのデータ名およびそのデータ
属性と、ステップＳ９で得られたデータ例外が発生した
行番号と、ステップＳ４、ステップＳ６およびステップ
Ｓ７で設定したペースレジスタ６１およびインデックス
レジスタ６２によって示されるデータ例外が発生したデ
ータの内容のデータ長分とをデータ表示手段１１０によ
り表示する。

上述のように本実施例は、データ例外発生時にデータ例
外が発生したプログラムの行番号およびデータ例外が発
生したデータ名およびデータ属性を得ることができ、原
始プログラム翻訳時のオブジェクトコードリストを調べ
る調査の労力を大幅に削減することができる。

またデータ例外が発生したデータの内容を表示すること
ができ、メモリダンプの調査も不要となる。

〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、データ例外発生時にデ
ータ例外が発生した原始プログラムの行番号、データ名
および例外発生データの内容を表示することができ、デ
ータ例外発生時のデパック作業の効率を上げることがで
きる優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例例外データ表示装置のブロック
構成図。 第２図は本発明の例外データ表示装置の動作を示すフロ
ーチャート。 １０・・・データ例外検出手段、２ｏ・・・命令コード
入力手段、３０・・・ペースレジスタ格納テーブノペ４
ｏ・・・例外発生アドレス解析手段、５ｏ・・・例外発
生データアドレス解析手段、６０・・・レジスタ設定手
段、６１・・・ペースレジスタ、６２・・・インデック
スレジスタ、７ｏ・・・例外発生ソース行検索手段、８
ｏ・・・行番号アドレス対応テーブノベ９０・・・例外
データ検索手段、１００・・・データ割付対応テーブル
、１１０・・・データ表示手段、ＢＲＯ−ＢＲ１５・・
・ペースレジスタ番号。 特許出願人　日本電気株式会社、４４．−５代理人　　
弁理士　井　出　直　孝 肩　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プログラム実行時のデータ例外を検出するデータ例
   外検出手段（１０）と、データ例外発生命令コードを入
   力する入力手段（２０）と、この入力手段の出力を解析
   して例外発生データアドレスおよび例外発生データのデ
   ータ長を出力する第一の解析手段（３０、５０、６０）
   と、上記入力手段の出力を解析してデータ例外発生命令
   コードアドレスを出力する第二の解析手段（４０）と、
   例外データ情報を表示するデータ表示手段（１１０）と
   を備えた例外データ表示方式において、 原始プログラム上のデータ名、そのデータ属性およびそ
   の割付アドレスを格納する第一のテーブル（１００）と
   、原始プログラム上の行番号およびその行の目的プログ
   ラムの開始アドレスを格納する第二のテーブル（８０）
   と、上記第一の解析手段の出力および上記第一のテーブ
   ルに基づいて例外発生データのデータ名およびその内容
   を上記データ表示手段に与える例外データ検索手段（９
   ０）と、上記第二の解析手段の出力および上記第二のテ
   ーブルに基づいて行番号を上記データ表示手段に与える
   例外発生ソース行検索手段（７０）と を備えたことを特徴とする例外データ表示方式。