JPH02130673A - データ検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ検索方式に関し、特に検索処理時間を高
速化する方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータ検索では、検索の指定があるごと
に毎回、記憶装置に格納されている検索対象データから
取り出したデータと指定された全ての検索条件との比較
演算を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の検索方式では、記憶装置内に格納されて
いる検索対象データを検索対象データ格納領域に取り込
み、全ての指定された条件に対して比較を行っているの
で、検索処理時間が検索対象データの件数及び指定条件
の数に大きく影響されるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のデータ検索方式の構成は、複合検索条件が格納
される記憶装置と、指定された複合検索条件を各項目ご
との単一の検索条件に分析する検索条件解析部と、その
解析した単一の検索条件を格納する検索条件格納領域と
、検索対象データが格納される記憶装置と、前記分析さ
れた単一の検索条件による検索処理を行う検索処理部と
、前記紙−の検索条件による検索結果を格納する検索結
果格納領域と、前記単一の検索条件に対する検索結果が
前記検索結果格納領域のどこに格納されているかを示す
結果格納アドレスを格納する指示子格納領域と、指定さ
れた検索条件の単一の検索条件に対して前記指示子格納
領域の結果格納アドレスによりそれぞれの検索結果を読
みだし、それぞれの結果を組み合わせる演算処理部と、
その演算処理後に検索結果データを出力する検索結果出
力部とを含んで構成されることを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図であり、１は指
定された複合検索条件を格納する記憶装置、２は検索条
件解析部で、複合検索条件を複数の単一条件にするため
の解析を行う処理部、３は指定された複合検索条件及び
条件解析後の複数の単一条件を格納する検索条件格納領
域、４は検索対象データを格納する記憶装置、５は単一
条件に基づいて実際の検索処理を行う検索処理部、６は
単一条件に基づいて検索された結果を格納する検索結果
格納領域、７は検索条件格納領域３内の単一条件と検索
結果格納領域６にある検索結果の格納アドレスを指示す
る指示子格納領域、８は各々の単一条件による検索結果
を基にして最終的な１つの検索結果にするための演算処
理部、９は演算処理部８で得られた最終的な検索結果デ
ータを出力する検索結果出力部から構成されている。

第２図は検索条件解析部２の動作を説明するための図、
第３−１図及び第３−２図は検索処理部５の動作を説明
するための図、第４図は演算処理部８及び検索結果出力
部９の動作を説明するための図である。

本実施例のデータの検索方式の概要を説明する。

まず、記憶装置１上の複合検索条件を検索条件解析部２
によって単一条件に分け、別々の条件として検索条件格
納領域３への格納を行う。この時に記憶装置１上の複合
検索条件も検索条件格納領域３へ格納する。

検索条件解析部２によって指定条件の解析が終わった後
に、検索処理部５によって記憶装置４内の検索対象デー
タに対して検索条件格納領域３内の各々の単一条件ごと
に検索処理を行い、それぞれの検索結果を検索結果格納
領域６に格納する。

この時に、各々の条件と検索結果格納領域６へ検索結果
を格納した時の格納位置を対応づけたものを、指示子と
して指示子格納領域７に格納する。

これを、検索条件格納領域３内の単一条件がなくなるま
で行う、この時に、指示子格納領域７を調べ、すでに検
索されている条件であれば検索は行わない。

検索処理後、演算処理部８において実際に指定された複
数の条件からなる複合検索条件に対する検索結果を得る
ために、検索条件格納領域３に格納した複合検索条件１
１に従い、指示子格納領域７の指示を参照する事により
各々の単一条件に対応する検索結果の取得を行い、指定
条件による演算を行う。

検索結果出力部９において、演算処理部８で求められた
検索結果を検索結果データとして記憶装置、プリンタ等
に出力する。

次に、本実施例の中心動作である検索条件解析部２．検
索処理部５．演算処理部８について詳しく動作説明を行
う。

第２図を参照して、検索条件解析部２の動作について説
明する。

複合検索条件１１にセットされる指定条件の数は、複合
検索条件１１中にいくつあってもいいが、例として３つ
の項目よりなる条件を指定した場合について示す。

検索条件解析部２は、記憶装置１より複合検索条件１】
を読み込み、単一の検索条件に分けて検索条件格納領域
３へ格納する０例においては、検索条件格納領域３に３
つの単一検索条件が解析検索条件１３として求められる
ことになる。また、複合検索条件１１が検索条件格納領
域３へ格納する。

続いて、第３−１図、第３−２図を参照して検索処理部
５の動作について説明する。

検索対象データ１２は、記憶装置４中に８件のレコード
として存在している。検索処理部５は、検索対象データ
１２からルコードずつ読み込んだ８件のレコードに対し
、それぞれ検索条件格納領域３に格納された単一条件で
の検索を行い、結果を検索結果格納領域６に格納を行う
。例においては、検索条件解析部２で求められた３つの
単一条件についての検索を行うことになる。この時に、
それぞれの単一条件に対する検索結果の検索結果格納領
域６への格納位置を示すものとしての指示子を、指示子
格納領域７へ格納する。

また、検索を行う前に、検索を行う条件が指示子格納領
域７に登録されているかのチエツクを行い、登録されて
いるならばその条件での検索は行わない。

ここで、従来の技術ではすべての条件に対して無条件に
検索処理を行っていたのに比べ、本発明においては、ま
だ検索されていない条件に対してのみ検索処理を行うだ
けでよく、検索時間の短縮が図られる。例においては、
第３−１図では以前に何も検索が行なわれていないため
、検索処理部５により条件Ａ、Ｂ、Ｃについて検索を行
う。第３−２図では、検索結果格納領域６内に結果Ｂ。

Ｃが以前の検索処理においてすでに求められているため
、検索処理部５においては条件りにおいてのみ検索する
だけでよいことになる。

この動作すなわち、すでに検索されているかの判断、単
一条件によるレコードの検索と検索結果の検索結果格納
領域６への格納及び結果格納アドレスの指示子格納領域
７への格納を、検索条件格納領域３に格納されたすべて
の単一条件において繰り返す。

続いて、第４図において演算処理部８及び検索結果出力
部９の動作について説明する。

演算処理部８において、検索条件格納領域３内に格納し
た指定された条件を参照し、それぞれの単一条件に対応
する検索結果を指示子格納領域７の指示子により検索結
果格納領域６より取り出し、各々の検索結果を１つにま
とめることにより、複合検索条件１１に対する検索結果
が得られる。例において、条件Ａ、Ｂ、Ｃに対して指示
子格納領域７内の条件Ａ、Ｂ、Ｃに対応する格納アドレ
スにより、検索結果格納領域６内の結果Ａ、Ｂ、Ｃの取
得を行い、それぞれの結果を１つにまとめ、まとめた検
索結果を検索結果出力部９において出力している。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、指定された複合検索条件
全てについて検索処理を行うのではなく、単一条件にお
いてすでに結果が求まっている条件に対しては、その結
果を利用するので検索に要する時間が検索対象データの
大きさに影響されないと言う効果があり、また頻繁に検
索を行う条件に対しては、初めにその条件で検索を行な
っておけば、後の検索に対する時間は全くかからなくな
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図、第３
−１図、第３−２図、第４図は各処理部の動きを中心に
示すブロック図である。 １．４・・・記憶装置、２・・・検索条件解析部、３・
・・検索条件格納領域、５・・・検索処理部、６・・・
検索結果格納領域、７・・・指示子格納領域、８・・・
演算処理部、９・・・検索結果出力部、１１・・・複合
検索条件、１２・・・検索対象データ、１３・・・解析
検索条件。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複合検索条件が格納される記憶装置と、指定された複合
   検索条件を各項目ごとの単一の検索条件に分析する検索
   条件解析部と、その解析した単一の検索条件を格納する
   検索条件格納領域と、検索対象データが格納される記憶
   装置と、前記分析された単一の検索条件による検索処理
   を行う検索処理部と、前記単一の検索条件による検索結
   果を格納する検索結果格納領域と、前記単一の検索条件
   に対する検索結果が前記検索結果格納領域のどこに格納
   されているかを示す結果格納アドレスを格納する指示子
   格納領域と、指定された検索条件の単一の検索条件に対
   して前記指示子格納領域の結果格納アドレスによりそれ
   ぞれの検索結果を読みだし、それぞれの結果を組み合わ
   せる演算処理部と、その演算処理後に検索結果データを
   出力する検索結果出力部とを含んで構成されることを特
   徴とするデータ検索方式。