JPH01266495A - 全熱交換器 - Google Patents

全熱交換器

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Publication number
JPH01266495A
JPH01266495A JP9505488A JP9505488A JPH01266495A JP H01266495 A JPH01266495 A JP H01266495A JP 9505488 A JP9505488 A JP 9505488A JP 9505488 A JP9505488 A JP 9505488A JP H01266495 A JPH01266495 A JP H01266495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
density polyethylene
sheet
weight
parts
porous sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9505488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozaburo Toshima
戸島 耕三郎
Susumu Saburomaru
三郎丸 享
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9505488A priority Critical patent/JPH01266495A/ja
Publication of JPH01266495A publication Critical patent/JPH01266495A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱と湿度(R熱と潜熱)を同時に交換する所
謂全熱交換器に関する。
(従来の技術) 従来、多孔質性薄板からなる仕切板と波形状の間隔板と
を仕切板を介して相隣接する2つの間隔板の稜線が互い
に直交するように積層して全熱交換器を構成すること、
支び仕切板を熱可塑性樹脂製多孔質シートより構成する
ことは、例えば特公昭61−23477号公報に示され
ている。
そして、このような全熱交換器は、例えば第2図に示す
ような装置を用いて製造される0wち、押出機4から熱
可塑性樹脂製シートを連続的に押出しながらコルゲート
ロール5.6及びヒーター7により波形状に賦形して間
隔板8を形成し、引続いてコルゲートロール6と押圧ロ
ール9との接点で別方向から移送してきた多孔質性薄板
10と熱接着方式で積層し、ブロアー11と冷却ローラ
ー12とで冷却して引取り、定尺に切断する。この後、
1枚ずつ間隔板の波形が直交するように互い違いに積重
ね、ケースの中に収納して完成する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、仕切板は、熱可塑性樹脂、特にポリプロ
ピレン樹脂に熱伝導率の優れた例えばカーボンブラック
や酸化マグネシウム等の微粉末と、調湿剤として塩化カ
ルシウム等の潮解性無機塩類とを混合してシート状に成
形し、次いで該シート状物を、その熱可塑性樹脂の溶融
温度よりも低い温度条件で1軸方向以上の方向に延伸し
て多孔質性薄板とするのであるが、通常厚さが約70乃
至100μ以上でないと、製造出来ないという問題があ
った。即ち、上記従来技術の場合、仕切板の厚さをそれ
以上薄<シて熱交換効率を良くしようとすると、間隔板
との接着の段階で適正な熱接着温度範囲が挟まり、シー
トを形成する材質にもよるが、その温度範囲は130乃
至135℃となって、該温度範囲のコントロールが難し
くなる。そして、熱接着温度が適正温度よりも低いと接
着不良が発生し、高いと仕切板が溶融して破れてしまっ
て、安定して仕切板と間隔板の連続接着が出来ないとい
う問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明の全熱交換器は、仕切板が、線状超低密度ポリエ
チレンを少なくとも15重量部以上含むポリオレフィン
系樹脂配合物を用いて製せられた多孔質シートよりなる
ことにより、上記問題点を解決するものである。
本発明で用いる線状超低密度ポリエチレンは、エチレン
とブテン、ヘキセン、オクテン、デセン等のα−オレフ
ィンとの直鎖状共重合体であり、その密度は0.910
未満である。又、その配合割合は、少なくとも15重量
部以上必要であって、これに満たないときは、引張強度
、引裂強度等の機械的強度に劣り、又所望の延伸性のも
のが得られ難い、又、更に厚さ70μ以下の場合に適正
な熱接着温度が得られない。
本発明で用いるポリオレフィン系樹脂配合物に於いて、
線状超低密度ポリエチレン以外のポリオレフィン系樹脂
としては、密度が0.910以上の線状低密度ポリエチ
レン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレ
ン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂等が挙げられる。
叙上の如(して得た多孔質シートは、少なくとも120
乃至130°Cの熱接着温度範囲を有するものとなる。
(作用) 本発明全熱交換器は、仕切板が、線状超低密度ポリエチ
レン15重量部以上を含むポリオレフィン系樹脂製多孔
質シートよりなることにより、厚さ70μ未満の多孔質
シートであっても、適正な熱接着温度範囲が広がる。
(実施例) 次に、本発明全熱交換器の一例を図面を参照しながら説
明する。
第1図に於いて、1は仕切板、2は波形状の間隔板であ
る。
全熱交換器3は仕切板1と間隔板2とを、間隔板20波
形の成形方向を交互に90°交角させながら、交互に積
み重ねて構成されている。
仕切板1は、線状超低密度ポリエチレン15重量部以上
を含む線状低密度ポリエチレンをシート状に成形し、次
いで該シート状物をその溶融温度よりも低い温度条件で
1軸方向以上の方向に延伸して、シート表面から裏面に
微細緻密な連通孔を形成せしめた厚さ70μ未満の多孔
質シートよりなる。
次に、前記多孔質シートの具体例を挙げると、以下の通
りである。
具体例1 線状超低密度ポリエチレン50重量部に、線状低密度ポ
リエチレン50重量部、炭酸カルシウム130重量部、
ブタジェンゴム12重量部を加えて混合し、厚さ50μ
のシート状に成形し、2倍に延伸して、厚さ35μの多
孔質シートを得た0本シートの透湿度は3000g/ 
rd・24H2引裂強度は75gであった。
具体例2 線状超低密度ポリエチレン50重量部に、線状低密度ポ
リエチレン50重量部、炭酸カルシウム130重量部、
ブタジェンゴム12重量部を加えて混合し、厚さ50μ
のシート状に成形し、1.5倍に延伸して、厚さ40μ
の多孔質シートを得た。
本シートの透湿度は2100g/ポ・241I、引裂強
度は70gであった。
具体例3 線状超低密度ポリエチレン50重量部に、線状低密度ポ
リエチレン50重量部、炭酸カルシウム130重量部、
ブタジェンゴム6重量部を加えて混合し、厚さ50μの
シート状に成形し、2倍に延伸して、厚さ35μの多孔
質シートを得た0本シートの透湿度は3000g/rr
r −241、引裂強度ハフ3gであった。
具体例4 線状超低密度ポリエチレン25重量部に、線状低密度ポ
リエチレン75重量部、炭酸カルシウム130重量部、
ブタジェンゴム12重量部を加えて混合し、厚さ50μ
のシート状に成形し、2倍に延伸して、厚さ35μの多
孔質シートを得た0本シートの透湿度は3200g/n
(・24H、引裂強度は70gであった。
具体例5 線状超低密度ポリエチレン100重量部に、炭酸カルシ
ウム130重量部、ブタジェンゴム12重量部を加えて
混合し、厚さ50μのシート状に成形し、2倍に延伸し
て、厚さ35μの多孔質シートを得た0本シートの透湿
度は3100g/ボ・24)1、引裂強度は118gで
あった。
(発明の効果) 本発明の全熱交換器は、仕切板が、線状超低密度ポリエ
チレンを少なくとも15重量部以上含むポリオレフィン
系樹脂配合物を用いて製せられた多孔質シートよりなる
ものであるがら、厚さが70H未満であっても、適正熱
接着温度範囲が広がり、安定して仕切板と間隔板の連続
接着が出来る。従って、熱交換効率の向上とコストダウ
ンが実現出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は、
全熱交換器の製造装置を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、仕切板が、線状超低密度ポリエチレンを少なくとも
    15重量部以上含むポリオレフィン系樹脂配合物を用い
    て製せられた多孔質シートよりなることを特徴とする全
    熱交換器。
JP9505488A 1988-04-18 1988-04-18 全熱交換器 Pending JPH01266495A (ja)

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JP9505488A JPH01266495A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 全熱交換器

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JPWO2019163978A1 (ja) * 2018-02-26 2021-01-07 国立大学法人東海国立大学機構 熱交換器、冷凍機および焼結体

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