JPH01265409A - 低風騒音架空電線 - Google Patents

低風騒音架空電線

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JPH01265409A
JPH01265409A JP9169188A JP9169188A JPH01265409A JP H01265409 A JPH01265409 A JP H01265409A JP 9169188 A JP9169188 A JP 9169188A JP 9169188 A JP9169188 A JP 9169188A JP H01265409 A JPH01265409 A JP H01265409A
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wire
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noise
wires
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Takeshi Yanagisawa
柳沢 健史
Yutaka Matsuzaki
豊 松崎
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、風騒音の発生を抑制した低風騒音架空電線に
関するものである。
〔従来技術〕
架設された電線に風が吹きつけると、電線後方にカルマ
ン渦が生じ、風騒音が発生する。この風騒音を防止する
には電線外周に、長手方向に一様でない突条を設けてカ
ルマン渦を乱してやることが有効である。
このためAC3Rなどの架空電線では、最外層の一部の
素線の外径または断面形状を同層の他の素線と異ならせ
て外周面にらせん状の突条を形成したものが用いられて
いる。その−例を図−5に示す。この架空電線は、鋼索
線lを複数本撚り合わせて鋼撚線2を形成し、その上に
アルミ素線3を撚り合わせて第一のアルミ素線N4を形
成し、さらにその上にアルミ素線5を撚り合わせて第二
のアルミ素線層6を形成したものであるが、最外層つま
り第二のアルミ素線層6を構成するアルミ素線5のうち
一部の素線5Aの外径を他の素線より大きくして、外周
にらせん状の突条7を形成したものである。このような
突条7を形成すれば、カルマン渦が乱され、風騒音の発
生を防止できる。
図−6も従来の低風騒音架空電線であるが、この1!線
は、最外層の素線5.5Aをセグメント形にしたこと以
外は図−5の電線と同じである。
〔課題〕
しかしこのような架空電線は、雨が降ると、突条7の電
線下面側の部分に雨水が集まって大きな水滴8ができや
すく、このような水滴8ができると、そこからコロナ放
電が発生する。このため風騒音防止効果はあっても、軽
雨時あるいは雨がやんだ後のしばらくの間(つまり降雨
による暗騒音が小さい時とか無(なった時)、コロナ騒
音という新たな環境問題を起こす欠点がある。
〔課題の解決手段とその作用〕
本発明は、風騒音が防止でき、しかもコロナ騒音も防止
できる架空電線を提供するもので、その構成は、最外層
の一部の素線の外径または断面形状を同層の他の素線と
異ならせて外周面にらせん状の突条を形成してなる低風
騒音架空電線において、上記突条に溝を形成したことを
特徴とするものである。
このようにすると、電線に付着した雨水が突条に沿って
電線下面側にまわり込み、突条の電線下面部から水滴に
なって落下するときは、水滴が溝内で成長してから落下
するようになるため、水滴が突条から大きく突出するこ
とがなくなり、コロナ放電の発生を抑制できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
図−1は本発明の一実施例を示すもので、この低風騒音
架空電線は、鋼撚線2および第一のアルミ素線層4の構
成は従来と同様であるが、最外層である第二のアルミ素
線層6の一部のアルミ素線5Aのサイズを他の素線5よ
り大きくして突条7を形成すると共に、その突条7内に
凹形の溝9を形成したものである。
この実施例では、大サイズのアルミ素線5Aの断面形状
を略り形にして、これを2本向い合わせにすることによ
り溝9を形成したが、大サイズアルミ素線5Aの断面形
状はこれに限られるものではなく、例えば図−2ないし
図−4のような断面形状にしても溝9を形成することが
できる。
溝9の幅は、水滴8が突条7から大きく突出しないよう
にするには3ffi11以上にすることが望ましい。ま
たa9の両側の突条7の肉厚は、架線工事で金車を通過
する時に、その部分が潰れないようにすると共に、その
部分で水滴が大きく発達するのを防τヒするため、2〜
3mm程度にすることが望ましい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る低風騒音架空電線は、
風騒音防止用の突条に溝が形成されているので、突条の
電線下面部から滴下する水滴が溝内で成長し、突条から
大きく突出することがなくなるため、風騒音の防止と共
にコロナ騒音も防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明に係る低風騒音架空電線の一実施例を示
す断面図、図−2ないし図−4は本発明の低風騒音架空
電線に使用される素線の他の例を示す断面図、図−5お
よび図−6はそれぞれ従来の低風騒音架空電線を示す断
面図である。 l:鋼素線、2:鋼撚線、4:第一のアルミ素線層、5
ニアルミ素線、5A:大サイズアルミ素線、6:第二の
アルミ素線層、7:突条、8:水滴、9:溝。 図−1 図−4 図−5図−6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、最外層の一部の素線の外径または断面形状を同層の
    他の素線と異ならせて外周面にらせん状の突条を形成し
    てなる低風騒音架空電線において、上記突条に溝を形成
    したことを特徴とする低風騒音架空電線。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170209U (ja) * 1981-04-20 1982-10-26
JPS5998406A (ja) * 1982-11-26 1984-06-06 株式会社フジクラ 架空送電線
JPS59221906A (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 住友電気工業株式会社 電線

Patent Citations (3)

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JPS59221906A (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 住友電気工業株式会社 電線

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