JPH01265361A - 文字選択システム及び辞典検索システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 国語辞典、英和辞典、その他の辞典を引く検索は、一般
の人には、かなりの苦労を要するものである。

各書物に対応する磁気ディスクに入れたソフトウェアと
パソコンを用い、検索する言葉をキー入力すれば、その
言葉の存在するページ数がデイスプレィに表示されるよ
うにしてもよいが、持ち運びの自由がきかない等、不便
が多い。

また、第１〜２図示のようにする事も一法である。

図中（１）は英和辞典の表紙。（２）はその中身。（３
）はその右側面に印刷された四角形の枠中にＡ、Ｂ、Ｃ
，Ｄ等の文字を記入した指標である。

Ａｒｍ等、頭文字がＡの言葉は指標Ａの印刷された範囲
のページにあり、頭文字Ｂの言葉は指標Ｂの印刷された
範囲のページにある等、指標（３）を見てページを間け
れば、指標（３）がない場合より検索し易くなる。

しかし頭文字以下の第２番目、第３番目の文字まで含ん
だ指標を印刷する事は、スペースの関係からしがたいの
で、第２文字以下の検索の手数は従来と変わらない。

（指標（３）を印刷する場合、製本し、右縁を裁断した
後、右側面に印刷してもよいし、各ページの紙面を印刷
する際、同紙面の右辺に横線を数本印刷し、その線の右
端の集合が指標（３）を形成するようにしてもよい、） 上記のような方法もそれぞれ欠点がある。そこで本発明
では、検索する言葉の存在するページ数が簡易に正確に
表示され、書物に付属し、軽量でかさばらない装置を得
ようとするものである。以下実施例に従い説明する。

第３〜４図において、（４）は厚さ０．２ＩＩＩＩＩｌ
程度の透明軟質合成樹脂から成る書物の表紙カバー。

（５）はおもて表紙、（６）は背表紙。（７）は裏表紙
。（８）は英和辞典の中身。（９）は表紙カバー（４）
の縁に、第５図示のように左縁がつながっているカード
型検索用マイクロコンピュータ−０（ｌＯ）はコンピュ
ーター（９）に取り付けた太陽電池。（１１）は入力表
示用液晶デイスプレィ、（１２）はＡ−Ｚの文字に対応
するスイッチから成るキーボード。（１３）はリセット
スイッチ。（１４）は数値出力表示用液晶デイスプレィ
、（１５）は書物の中身（８）の下縁に接触している棒
グラフ出力表示用液晶デイスプレィである。

次にこの装置の使用法、動作等を説明する。

第３〜４図示のように、表紙を閉じて保管している英和
辞典のおもて表紙を第５図のように左に開くと、中身（
８）の前にあるマイクロコンピュータ−（９）は、太陽
電池（ｌＯ）の造り出す電力によって作動する。

検索したい英単語を頭文字から順次キーボードく１２）
上のキーを指で押さえて入力すれば（書物を机上に倒し
て置いてもよい）マイクロコンピュータ−（９）中のＬ
ＳＩから成る電子回路群の動作により、まずデイスプレ
ィ（１１）に順次入力される文字列が表示されて行き、
それを見る事により、入力ミスがない事をチエツク出来
、同時にその時点におけるページ範囲がデイスプレィ（
１４）に表示される。

例えば、Ａを入力すれば、デイスプレィ（１４）には１
〜３９と頭文字への単語の存在するページ範囲が表示さ
れ、ついて、Ｒを入力すれば、３５〜３７とＡＲがつい
た単語の存在するページ範囲が表示され、ついで、Ｍを
入力すれば、３６とＡｒｍの単語が存在するページ数が
表示される等である。

最終的に表示された中身（８）中のページを開けば、求
めている単語が現われる。

この操作はマイクロコンピュータ−（９）を用いずに検
索する場合よりはるかに労苦が少なくてすむ。

またデイスプレィ（１５）の下面には、デイスプレィ（
１４）に最終表示が現われる際、前端は表示面の最前部
にあり、後端は検索単語の入っている中身（８）のペー
ジの位置にほぼ一致する棒グラフが現われ、棒グラフの
後端付近のページをまず間き、ついでデイスプレィ（１
４）に表示されたページを捜し出せば、デイスプレィ（
１４）の表示のみから検索する場合より、さらに捜し易
くなる。

リセットスイッチ（１３）を押せば初期状態に帰り、次
の単語の入力が可能になる。

なお表紙カバー（４）を表紙（５）〜（７）からはずせ
ば、マイクロコンピュータ−（９）もはずれる、すなわ
ち着脱可能なので、書物をまず製作し、それに任意にマ
イクロコンピュータ−（９）を取り付ける事が出来、消
費者は付いてない物、付いている物のいずれをも容易に
選び得る。

マイクロコンピュータ−（９）を小型に造り、しおり状
にひもを取り付け、ひもの他端は背表紙（６）につなぎ
、本体は中身（８）の閏、または背表紙（８）の左面に
取り付けた軟質透明合成樹脂製ポケットの中等に入れて
もよい。

マイクロコンピュータ−（９）を表紙（５）の表面また
は裏面に張り付けたり、表紙（５）に設けたくぼみ中に
はめこんだり、ケースに取り付ける等してもよい。

棒グラフ表示用デイスプレィ（１５）は通常、折り返し
てマイクロコンピュータ−（９）と中身（８）の間に挟
みこむ等すればよいが、省略してもよい。辞典が２巻以
上にわたる場合、デイスプレィ（１４）には検索単語の
含まれる巻数も表示されるようにする。

キーボード（１２）を小型化するため、キーボード（１
２）の位置に横１列に６文字分の表示が可能なキー表示
用液晶デイスプレィを設け、その直下に６個のキーを設
け、初期状態ではキーディスプレィにＡＧＭＳＹの５文
字が現われ、今、ＢＯＸを引くには、まずへの直下のキ
ーを押すと、キーデイスプレィの表示はＡＢＣＤＥＦに
変わり、そのＢの直下のキーを押すと、デイスプレィ（
ｌｌ）の左端にＢが現われ、キーデイスプレィはＡＧＭ
ＳＹに帰り、Ｍの直下のキーを押すと、キーデイスプレ
ィはＭＮＯＰＱＲに変わり、０の直下のキーを押すと、
デイスプレィ（１１）のＢの右に０が現われ、キーデイ
スプレィはＡＧＭＳＹに帰り、Ｓの直下のキーを押すと
、キーデイスプレィには５ＴＵＶＷＸが現われ、Ｘの直
下のキーを押すと、デイスプレィ（１１）にＸが現われ
る、デイスプレィ（１１）の表示が変わるごとにデイス
プレィ（１４）に対応するページ数が表示されるように
してもよい。

この場合、日本語用では、初期状態でアカサタナハマヤ
ラワが現われ、いずれかを選べば、カキクケコ・タチツ
テト等の５文字が現われ、その中からさらに選ぶように
すればよい。

辞典の全巻数に含まれる語数が数十万語にも及ぶ場合、
マイクロコンピュータ−（９）中の半導体メモリーには
入りきらないので、次の実施例のように光デイスクメモ
リーを用いてもよい。

第６〜７図中（１６）は全実施例とほぼ同様のマイクロ
コンピュータ−に光デイスクメモリー（ＲＯＭ）を取り
付けたマイクロコンピュータ−０（１７）はマイクロコ
ンピュータ−（１６）の前面に設けたくぼみ中にはめこ
まれた光デイスクメモリーで、直径５ｃｍ５厚さ０．５
Ｍ程度の透明プラスチック円板の後面にＡｉメツキを施
し、フォトエツチング等の方法で、数ミクロン角の微細
な多数の透明な小孔を開けている。

（１８）はディスク（１７）から延びコンピューター（
１６）の本体に可動的にはめこまれている中心軸、（１
９）は１０■角程度のシリコンチップを用いたＬＳＩか
ら成る光信号読み取り用センサー、（２０）は読みこみ
スイッチである。

検索したい言葉をキーボード（１２）から入力し、デイ
スプレィ（１１）に表示された後、読みこみスイッチ（
２０）を押すと、センサー（１９）中のメモリーに読み
こまれる。

ついで、光ディスク（１７）を指先で右へ１回転させる
と、室内の光がディスクのＡｌ膜に問いた穴を通し、セ
ンサー（１９）に開いた多数の受光窓を通してセンサー
（１９）に入り、先に読みこんだ検索しようとする言葉
と一致した言葉がディスク中にあれば、ディスク中に記
録されたその言葉に対応するページ数のみがセンサー（
１９）の出力端子をへて、マイクロコンピュータ−（１
６）中のＣＰＵに働き、デイスプレィ（１４）（１５）
に表示される。

上記の動作をさらに詳しく記す。

第８図はディスク（１７）の後面のＡｌ膜に記された情
報の一部を、トラックを直線化し、かつ拡大して記した
物で、（２１）はＡ１面、（２２）は円形の最外トラッ
クに一定角度ピッチで記された数ミクロン角の同期信号
ドツト列、（２３）（２４）（２５）はそれぞれ（２２
）のトラックの内方のトラックに記された情報ドツト列
で、「：単語、ページ数」等の順に多数の情報が各トラ
ックに入っている。

ディスクく１７）の最外トラックは直径４８−１最内ト
ラツクは直径３０ａｗｓで、その間に同心円の数百本の
トラックを設ける等する。

最外トラックの各ドツト（２２）とディスクの中心を結
ぶ線上に他のトラックの各ドツトは設けられ、ドツトが
あればｌ、なければ０となる。

各トラックには直列コードで、辞典の言葉に対応する文
字コードが数個並び、その後に言葉に対応するページ数
のコードが入っている。

光信号読み取り用センサー（１９）の表面には第９図示
のように、受光窓（２６）がディスク（１７）の半径方
向に並んでいる。８窓の大きさは数ミクロン大である。

受光窓（２６）以外の部はクロームメツキされており、
ディスク（１７）のドツトを通過した光は８窓に入り、
シリコンチップ上に形成された光を受けなければ抵抗値
は大きく、光を受ければ抵抗値が小さくなる半導体層に
入り、情報処理が行なわれる。

（２７）（２８）はセンサーへの電源供給用リード線、
（２９）はセンサーの出力線、（３０）はキーボード（
１２）からの入力信号が入る線である。

第１０図はセンサー（１７）中の回路構成を示すブロッ
ク図であり、（３１）〜（３４）はドラ）　（２２）〜
（２５）の光が入る受光部、（３５）〜（３８）は受光
部の弱い出力パルスを増幅するアンプ、（３９）〜（４
１）はそれぞれアンプ（３５）と（３６）〜（３８）の
出力パルスを受け、両パルスが共に１の場合には１１ド
ツト列（２２）に対応するドツト列（２３）〜（２５）
の情報が０の場合には０の信号として、順次記録するメ
モリー、（４２）は線（３０）から入るキーボード（１
２）に打ちこまれた言葉を記憶するメモリー。

（４３）〜（４５）はメモリー（３９）〜（４１）と（
４２）の記憶内容が合致する場合に、メモリー（３９）
〜（４１）に入った言葉の信号に続くディスク（１７）
中のページ信号を出力線（２９）に送る比較回路である
。

キーボード（１２）に検索する単語を打ちこみ、読みこ
みスイッチ（２０）を押せば、メモリー（４２）に記憶
される。そこでディスク（１７）を１回転させれば、ア
ンプ（３５）にはドツト列（２２）による同期信号パル
スが生じ、アンプ（３６）〜（３８）には各トラック上
のドツト列（２３）〜（２５）に対応するパルスが生ず
る。

センサー（１９）中の図示しない諸回路の機能も加わり
、各メモリー（３９）〜（４１）にドツト列（２３）〜
（２５）中の「二〜、」間の単語が記憶され、その記憶
内容とメモリー（４２）の記憶内容を比較回路（４３）
〜（４５）が比較し、合致した場合、単語に引き続いて
生ずるページ数の情報パルスを送って来るアンプのパル
スのみを対応する比較回路が出力線（２９）に送る。

出力線（２９）の信号を受けたマイクロコンピュータ−
（１６）のＣＰＵはその信号、すなわちキーボード（１
２）から打ちこんだ単語に対応するページ数をデイスプ
レィ（１４）に表示する。

図示しない回路により、アンプ（３６）〜（３８）の出
力が「：」を検出すれば、メモリー（３９）〜（４１）
はリセットされ、続いて現われる単語コードを記憶する
が、もはやメモリー（４２）の内容と合致する事はない
。

なおディスク（１７）を回し易くするため、ディスクの
周囲に花弁状の突起を数個突出させる等してもよい。

ディスク（１７）に検索単語に対応する本文をページ数
の代わりに記憶させておき、デイスプレィ（１４）を拡
大し、マイクロコンピュータ−（１６）の右縁に折りた
たみ可能に接続しておき、検索する単語に対応する本文
が表示されるように　。

してもよい。

上記実施例ではディスク（１７）の各トラックを同心円
にする場合について記したが、各トラックを１０巻程度
の同心の渦巻形にしくトラックの本数は少なくなる）、
センサー（１９）の受光窓（２６）の相互間の距離を各
トラック間のピッチにまで広げ、ディスク（１７）を１
０回転させる間に、歯車機構等が働き、センサー（１９
）がディスク（１７）の半径方向にしだいに移動し、各
トラックを追跡するようにしてもよい。

センサー（１９）を通常の光デイスク再生装置に用いて
もよい。その場合、散乱光とレンズを用い、ディスクの
像をセンサー上に投映してもよいし、平行光を用い、デ
ィスクの像をセンサー上に投映してもよい。

幅数１、長さ数１０ｍの透明テープにＡＩメツキし、多
数の穴を開けた情報テープを、長軸方向にモーターで駆
動し、テープの各情報トラックに対応する受光窓を有す
るセンサーの前を通過させ、情報を読み取るようにして
もよい。

なおセンサー（１９）の受光窓の数が多いほど、情報の
読み取り速度は速くなる。

本発明は上記のばか種々の設計変更が可能である。

本発明を実施すれば、従来の辞典を引く、通常の人にと
っては困難な作業を、比較的少ない労苦で実行し得るよ
うにする、安価で、書物に取り付けた小型の辞典検索装
置が得られる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は検索を容易にする一手段を施した英和辞典の正
面図、第２図はその右側面図。第３図は本発明を実施し
た英和辞典の正面図。第４図はその下面図。第５図はお
もて表紙を開いた場合の正面図。第６図は別の実施例の
おもて表紙を開いた英和辞典の正面図。第７図はそのＡ
−Ａの線における拡大横断下面図。第８図は光ディスク
（１７）の後面の一部拡大模式図、第９図は光信号読み
取りセンサー（１９）の拡大正面図。第１０図はセンサ
ー（１９）中の回路構成の概要を示すブロック線図であ
る。 藤村明宏 琴う因 哀　ｒ（！１ ′４．６囚 纂・Ｏ囚

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 検索する言葉を入力するためのキーボードと、検索する
   言葉の存在するページ数を数値または棒グラフで出力表
   示する、書物の表紙またはケースに取り付けた、カード
   型のマイクロコンピューターを内蔵した、辞典中の言葉
   の検索装置。