JPH01264814A - 長尺物の連続プレス成形法 - Google Patents
長尺物の連続プレス成形法Info
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- JPH01264814A JPH01264814A JP63094736A JP9473688A JPH01264814A JP H01264814 A JPH01264814 A JP H01264814A JP 63094736 A JP63094736 A JP 63094736A JP 9473688 A JP9473688 A JP 9473688A JP H01264814 A JPH01264814 A JP H01264814A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、複数のプレス成形用金型を用いて短尺の合成
樹脂シートから長尺物を連続プレス成形する方法に関す
る。
樹脂シートから長尺物を連続プレス成形する方法に関す
る。
[従来の技術]
連続プレス成形によって長尺の成形品を得る場合は、第
16図に示すように、材料の長尺合成樹脂シー)aを加
熱装置100に通し、加熱により軟化溶融させた該シー
トaを所定の移動ピッチでプレス成形用金型の上金型1
01と下金型102の間に間歇的に送り込み、上金型1
01でプレスを繰り返す方法を採用するのが普通である
。
16図に示すように、材料の長尺合成樹脂シー)aを加
熱装置100に通し、加熱により軟化溶融させた該シー
トaを所定の移動ピッチでプレス成形用金型の上金型1
01と下金型102の間に間歇的に送り込み、上金型1
01でプレスを繰り返す方法を採用するのが普通である
。
しかしながら、上記のように単一のプレス成形用金型を
使用する連続プレス成形法では、金型の大きさに制限が
あるため、巾広の長尺成形品を得ることが困難であり、
しかも型抜きの制約が伴うため、型抜き不能な例えばC
型チャンネル材のような所謂アンダーカットの長尺成形
品を得ることができないという問題があった。
使用する連続プレス成形法では、金型の大きさに制限が
あるため、巾広の長尺成形品を得ることが困難であり、
しかも型抜きの制約が伴うため、型抜き不能な例えばC
型チャンネル材のような所謂アンダーカットの長尺成形
品を得ることができないという問題があった。
また、上記のように長尺合成樹脂シートaを使用する連
続プレス成形法では、得られる長尺成形品が後端に近い
部分はど厚みを増し、全長にわたって均一な厚みを有す
る長尺成形品を製造し難いという問題もあった。即ち、
長尺合成樹脂シートaを使用する場合は、プレス時に該
シートaが切断されていないので、プレス成形用金型と
して後端に樹脂の流出を止める喰切部を設けたものを使
用できない、そのため、第17図(イ)に示すように、
プレス時に金型内の軟化溶融樹脂が上下金型101.1
02の後端の間隙から流出してシートaの後続部分に隆
起部すを生じる。このとき、軟化溶融樹脂は上下金型1
01.102の前端や側端からも流出しようとするが、
前端は固化した先のプレス成形部分で閉塞され、側端は
喰切部で閉塞されるので、そこからは流出しない。この
ように隆起部すが生じたシートaの後続部分を第17図
(ロ)に示すように上下の金型101,102の間に送
り込んで再びプレス成形すると、固化した隆起部すが存
在する分だけ上下の金型101.102の間隔が拡がる
、ため、プレス成形部分の厚みが若干増加すると共に、
余剰の軟化溶融樹脂が上記と同様に流出して再び隆起部
すを生じるようになる。そのため、プレス成形を繰り返
す毎にプレス成形部分の厚みが徐々に増加し、全長にわ
たって厚みの均一な長尺成形品が得られなくなるのであ
る。
続プレス成形法では、得られる長尺成形品が後端に近い
部分はど厚みを増し、全長にわたって均一な厚みを有す
る長尺成形品を製造し難いという問題もあった。即ち、
長尺合成樹脂シートaを使用する場合は、プレス時に該
シートaが切断されていないので、プレス成形用金型と
して後端に樹脂の流出を止める喰切部を設けたものを使
用できない、そのため、第17図(イ)に示すように、
プレス時に金型内の軟化溶融樹脂が上下金型101.1
02の後端の間隙から流出してシートaの後続部分に隆
起部すを生じる。このとき、軟化溶融樹脂は上下金型1
01.102の前端や側端からも流出しようとするが、
前端は固化した先のプレス成形部分で閉塞され、側端は
喰切部で閉塞されるので、そこからは流出しない。この
ように隆起部すが生じたシートaの後続部分を第17図
(ロ)に示すように上下の金型101,102の間に送
り込んで再びプレス成形すると、固化した隆起部すが存
在する分だけ上下の金型101.102の間隔が拡がる
、ため、プレス成形部分の厚みが若干増加すると共に、
余剰の軟化溶融樹脂が上記と同様に流出して再び隆起部
すを生じるようになる。そのため、プレス成形を繰り返
す毎にプレス成形部分の厚みが徐々に増加し、全長にわ
たって厚みの均一な長尺成形品が得られなくなるのであ
る。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するため、本発明の連続プレス成形法は
、加熱された短尺合成樹脂シートを第一のプレス成形用
金型に供給してプレス成形し、この短尺成形体を少なく
とも後端が第一のプレス成形用金型内にのこるように前
方へ移動させ、次の加熱された短尺合成樹脂シートを第
一のプレス成形用金型に供給してプレス成形すると同時
にその前端を先の短尺成形体の後端に接合させる操作を
繰り返す第一の連続プレス成形工程と、この第一の連続
プレス成形工程で得られた長尺成形体を第二のプレス成
形用金型の側端に送り込み、加熱された短尺合成樹脂シ
ートを第二のプレス成形用金型に供給してプレス成形す
ると同時にその側端を上記長尺成形体の側端に接合し、
以後、この短尺成形体を少なくとも後端が第二のプレス
成形用金型内に残るように上記長尺成形体と共に前方へ
移動させ、次の加熱された短尺合成樹脂シートを第二の
プレス成形用金型に供給してプレス成形すると同時にそ
の前端及び側端を先の短尺成形体の後端及び上記長尺成
形体の側端に接合させる操作を繰り返す第二の連続プレ
ス成形工程を含むことを特徴とする。
、加熱された短尺合成樹脂シートを第一のプレス成形用
金型に供給してプレス成形し、この短尺成形体を少なく
とも後端が第一のプレス成形用金型内にのこるように前
方へ移動させ、次の加熱された短尺合成樹脂シートを第
一のプレス成形用金型に供給してプレス成形すると同時
にその前端を先の短尺成形体の後端に接合させる操作を
繰り返す第一の連続プレス成形工程と、この第一の連続
プレス成形工程で得られた長尺成形体を第二のプレス成
形用金型の側端に送り込み、加熱された短尺合成樹脂シ
ートを第二のプレス成形用金型に供給してプレス成形す
ると同時にその側端を上記長尺成形体の側端に接合し、
以後、この短尺成形体を少なくとも後端が第二のプレス
成形用金型内に残るように上記長尺成形体と共に前方へ
移動させ、次の加熱された短尺合成樹脂シートを第二の
プレス成形用金型に供給してプレス成形すると同時にそ
の前端及び側端を先の短尺成形体の後端及び上記長尺成
形体の側端に接合させる操作を繰り返す第二の連続プレ
ス成形工程を含むことを特徴とする。
[作用]
本発明の連続プレス成形法では、第一のプレス成形用金
型によって次々とプレス成形される短尺成形体がプレス
成形と同時に接合されて長尺成形体となり、この長尺プ
レス成形体の側端に第二のプレス成形用金型によってプ
レス成形された短尺成形体が次々と接合されると共に、
該短尺成形体同士が前後に接合されて一体となり、単一
のプレス成形用金型では成形困難な巾広の長尺成形品を
節単に得ることができる。しかも、第−及び第二のプレ
ス成形用金型の金、型形状を適宜選択すれば、両者の組
み合わせによって単一のプレス成形用金型では型抜きで
きない断面形状の長尺成形品を得ることができる。
型によって次々とプレス成形される短尺成形体がプレス
成形と同時に接合されて長尺成形体となり、この長尺プ
レス成形体の側端に第二のプレス成形用金型によってプ
レス成形された短尺成形体が次々と接合されると共に、
該短尺成形体同士が前後に接合されて一体となり、単一
のプレス成形用金型では成形困難な巾広の長尺成形品を
節単に得ることができる。しかも、第−及び第二のプレ
ス成形用金型の金、型形状を適宜選択すれば、両者の組
み合わせによって単一のプレス成形用金型では型抜きで
きない断面形状の長尺成形品を得ることができる。
また、材料シートとして短尺の合成樹脂シートを用いる
ので、第−及び第二のプレス成形用金型として後端部に
も喰切部を設けたプレス成形用金型の使用が可能となり
、この喰切部によって金型内の軟化溶融樹脂の流出を止
めながら短尺合成樹脂シートをプレス成形することがで
きる。従って、第−及び第二のプレス成形用金型によっ
てプレス成形される短尺成形体の肉厚をすべて一定とす
るこ止ができるので、長尺の合成樹脂シート使用の場合
のように成形品の肉厚が漸増することもなくなる。
ので、第−及び第二のプレス成形用金型として後端部に
も喰切部を設けたプレス成形用金型の使用が可能となり
、この喰切部によって金型内の軟化溶融樹脂の流出を止
めながら短尺合成樹脂シートをプレス成形することがで
きる。従って、第−及び第二のプレス成形用金型によっ
てプレス成形される短尺成形体の肉厚をすべて一定とす
るこ止ができるので、長尺の合成樹脂シート使用の場合
のように成形品の肉厚が漸増することもなくなる。
[実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の連続プレス成形法の
一実施例を詳述する。
一実施例を詳述する。
第1図は本発明連続プレス成形法の一実施例の概略説明
図で、第2図に示すような横長の略り字形断面を有する
長尺巾広異形品1を得る場合を例示している。
図で、第2図に示すような横長の略り字形断面を有する
長尺巾広異形品1を得る場合を例示している。
この実施例によれば、第一の連続プレス成形工程におい
て、加熱された短尺合成樹脂シートx(以下、シートと
いう)を第一のプレス成形用金型2に次々と供給して平
板状にプレス成形すると同時に互いに接合し、平板状の
短尺成形体XI、X2・・・が前後方向に連結された平
板状の長尺成形体Xを得る。そして、第二の連続プレス
成形工程において、この長尺成形体Xを第二のプレス成
形用金型3の側端に間歇的に送り込み、加熱された短尺
合成樹脂シートyを次々と第二のプレス成形用金型3に
供給して鉤形板状にプレス成形し、それぞれの鉤形板状
の短尺成形体Yl、Y2・・・をプレス成形と同時に互
いに接合しながら長尺成形体Xの側端に次々と接合し、
全体として横長の略り字形断面を有する長尺巾広異形品
1を製造する。
て、加熱された短尺合成樹脂シートx(以下、シートと
いう)を第一のプレス成形用金型2に次々と供給して平
板状にプレス成形すると同時に互いに接合し、平板状の
短尺成形体XI、X2・・・が前後方向に連結された平
板状の長尺成形体Xを得る。そして、第二の連続プレス
成形工程において、この長尺成形体Xを第二のプレス成
形用金型3の側端に間歇的に送り込み、加熱された短尺
合成樹脂シートyを次々と第二のプレス成形用金型3に
供給して鉤形板状にプレス成形し、それぞれの鉤形板状
の短尺成形体Yl、Y2・・・をプレス成形と同時に互
いに接合しながら長尺成形体Xの側端に次々と接合し、
全体として横長の略り字形断面を有する長尺巾広異形品
1を製造する。
上記の短尺合成樹脂シー)x、yはいずれも、プレス時
にある程度の流動性を有するものであればよく、従って
、所定寸法に切断したPvC等の種々の成形用プラスチ
ック材料シートやSMC(シートモールデイングコンパ
ウンド)等を使用することができるが、望ましくは軟化
溶融粘度が10万ポアズ以下と低く融着性に優れたポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、アク
リル、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサ
ルファイド、若しくはこれらのアロイ等よりなる熱可塑
性樹脂シートを所定の短尺寸法に切断したものが使用さ
れる。特に、強靭な長尺異形品を得る場合は、上記の熱
可塑性樹脂の層と、平均繊維長が10mm以上のガラス
長繊維のマット(好ましくは連続した渦巻き状のガラス
長繊維を積み重ねたマント、例えば旭ファイバーグラス
■製の「グラスロン・コンティニュアスストランドマッ
ト」)とを交互に三層以上積層した構造のガラス繊維入
りシートや、7〜50mmのガラス繊維と粒状又は粉状
プラスチック材料、特に上記熱可塑性樹脂の材料とを結
合して通気性構造としたシート等が好適に使用される。
にある程度の流動性を有するものであればよく、従って
、所定寸法に切断したPvC等の種々の成形用プラスチ
ック材料シートやSMC(シートモールデイングコンパ
ウンド)等を使用することができるが、望ましくは軟化
溶融粘度が10万ポアズ以下と低く融着性に優れたポリ
プロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリス
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、アク
リル、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサ
ルファイド、若しくはこれらのアロイ等よりなる熱可塑
性樹脂シートを所定の短尺寸法に切断したものが使用さ
れる。特に、強靭な長尺異形品を得る場合は、上記の熱
可塑性樹脂の層と、平均繊維長が10mm以上のガラス
長繊維のマット(好ましくは連続した渦巻き状のガラス
長繊維を積み重ねたマント、例えば旭ファイバーグラス
■製の「グラスロン・コンティニュアスストランドマッ
ト」)とを交互に三層以上積層した構造のガラス繊維入
りシートや、7〜50mmのガラス繊維と粒状又は粉状
プラスチック材料、特に上記熱可塑性樹脂の材料とを結
合して通気性構造としたシート等が好適に使用される。
これらのシートは成形性、取扱性、融着性等が良好であ
り、薄肉にして畜強度の長尺成形品を得ることができる
ので、本発明を実施する上で極めて好ましいものである
。
り、薄肉にして畜強度の長尺成形品を得ることができる
ので、本発明を実施する上で極めて好ましいものである
。
この実施例に用いる第一のプレス成形用金型2は、第3
図に示すように、後側のプレス金型4と前側の押え金型
5に二分割された上金型6と、下金型7とから成るもの
で、プレス金型4は上部取付板8に直接固定され、押え
金型5はコイルスプリング9を介して上部取付板8に取
り付けられている。このプレス金型4と下金型7は、シ
ートを平板状にプレス成形するように平坦な成形面を有
しており、これに対応して押え金型5の押圧面も平坦面
とされている。また、プレス金型4と下金型5のそれぞ
れの後端には、プレス時に軟化溶融樹脂の流出を阻止す
る喰切部10と喰切受部11が設けられている。尚、プ
レス金型4の両側端にも喰切部(図示せず)が設けられ
ることは言うまでもない。また、押え金型5はエア圧、
油圧などの適宜手段で上下動させてもよい。
図に示すように、後側のプレス金型4と前側の押え金型
5に二分割された上金型6と、下金型7とから成るもの
で、プレス金型4は上部取付板8に直接固定され、押え
金型5はコイルスプリング9を介して上部取付板8に取
り付けられている。このプレス金型4と下金型7は、シ
ートを平板状にプレス成形するように平坦な成形面を有
しており、これに対応して押え金型5の押圧面も平坦面
とされている。また、プレス金型4と下金型5のそれぞ
れの後端には、プレス時に軟化溶融樹脂の流出を阻止す
る喰切部10と喰切受部11が設けられている。尚、プ
レス金型4の両側端にも喰切部(図示せず)が設けられ
ることは言うまでもない。また、押え金型5はエア圧、
油圧などの適宜手段で上下動させてもよい。
これに対し、第二のプレス成形用金型3は、第4図及び
第5図に示すように、その上金型15が、プレス金型1
3と前方の押え金型14と側方の押え金型12に三分割
されており、プレス金型13、は上部取付板8に直接固
定され、押え金型12.14はそれぞれコイルスプリン
グ9を介して上部取付板8に取り付けられている。この
プレス金型13と下金型16は鉤形に凹入した成形面と
駒形に凸出した成形面を備え、シートを鉤形板状にプレ
ス成形できるようになっており、前方の押え金型14も
鉤形に凹入した押圧面を有している。
第5図に示すように、その上金型15が、プレス金型1
3と前方の押え金型14と側方の押え金型12に三分割
されており、プレス金型13、は上部取付板8に直接固
定され、押え金型12.14はそれぞれコイルスプリン
グ9を介して上部取付板8に取り付けられている。この
プレス金型13と下金型16は鉤形に凹入した成形面と
駒形に凸出した成形面を備え、シートを鉤形板状にプレ
ス成形できるようになっており、前方の押え金型14も
鉤形に凹入した押圧面を有している。
しかし側方の押え金型12は平坦な押圧面を備え、第一
のプレス成形用金型2で連続プレス成形された平板状の
長尺成形体Xを押圧固定するようになっている。また、
プレス金型13と下金型16のそれぞれの後端には喰切
部17と喰切受部18が設けられ、押え金型12と反対
側のプレス金型13の側端にも喰切部17aが設けられ
ている。
のプレス成形用金型2で連続プレス成形された平板状の
長尺成形体Xを押圧固定するようになっている。また、
プレス金型13と下金型16のそれぞれの後端には喰切
部17と喰切受部18が設けられ、押え金型12と反対
側のプレス金型13の側端にも喰切部17aが設けられ
ている。
この実施例の第一の連続プレス成形工程においては、前
述のシートxと第一のプレス成形用金型2を使用し、次
のようにプレス成形を繰り返して平板状の長尺成形体X
を得る。即ち、第3図(イ)に示すように、プレス金型
4と押え金型5を共に上昇させた状態で、加熱装置(不
図示)により加熱した最初の短尺シートx1を送り込み
、上部取付板8を油圧シリンダ(不図示)等で下降させ
て第3図(ロ)のように押え金型5を閉じてから、第3
図(ハ)のようにプレス金型4でシートx1をプレス成
形して平板状の短尺成形体X1となす。このとき、シー
トXをプレスする前に喰切部10先端が下金型7に接す
るようにしてあり、プレス金型4後端の喰切部10と両
側端の喰切部(図示せず)と押え金型5によって金型内
の軟化溶融樹脂の流出が阻止されるので、短尺成形体X
1は所定の厚みとなる。尚、シートx1の加熱温度は、
樹脂の種類を考慮して充分に軟化溶融する温度とすれば
よいが、あまり高温に加熱すると樹脂の劣化により強度
が低下するので、例えばシートx1の樹脂がポリプロピ
レンである場合には250℃以下、好ましくは210〜
230℃の範囲に調節する。
述のシートxと第一のプレス成形用金型2を使用し、次
のようにプレス成形を繰り返して平板状の長尺成形体X
を得る。即ち、第3図(イ)に示すように、プレス金型
4と押え金型5を共に上昇させた状態で、加熱装置(不
図示)により加熱した最初の短尺シートx1を送り込み
、上部取付板8を油圧シリンダ(不図示)等で下降させ
て第3図(ロ)のように押え金型5を閉じてから、第3
図(ハ)のようにプレス金型4でシートx1をプレス成
形して平板状の短尺成形体X1となす。このとき、シー
トXをプレスする前に喰切部10先端が下金型7に接す
るようにしてあり、プレス金型4後端の喰切部10と両
側端の喰切部(図示せず)と押え金型5によって金型内
の軟化溶融樹脂の流出が阻止されるので、短尺成形体X
1は所定の厚みとなる。尚、シートx1の加熱温度は、
樹脂の種類を考慮して充分に軟化溶融する温度とすれば
よいが、あまり高温に加熱すると樹脂の劣化により強度
が低下するので、例えばシートx1の樹脂がポリプロピ
レンである場合には250℃以下、好ましくは210〜
230℃の範囲に調節する。
最初のシートx1のプレス成形が終わると、第3図(ニ
)に示すように、プレス金型4と押え金型5を開き、最
初の短尺成形体X1の後端がプレス成形用金型2内に残
るように前方へ移動させ、次の加熱したシートx2を送
り込む。そして、プレス金型4と押え金型5を再び下降
させ、第3図(ホ)に示すように先の短尺成形体X1を
押え金型5で押圧固定してから、プレス金型4でシート
x2をプレス成形して平板状の短尺成形体x2となす。
)に示すように、プレス金型4と押え金型5を開き、最
初の短尺成形体X1の後端がプレス成形用金型2内に残
るように前方へ移動させ、次の加熱したシートx2を送
り込む。そして、プレス金型4と押え金型5を再び下降
させ、第3図(ホ)に示すように先の短尺成形体X1を
押え金型5で押圧固定してから、プレス金型4でシート
x2をプレス成形して平板状の短尺成形体x2となす。
このようにすると、プレス成形と同時に短尺成形体X2
の前端部が先の短尺成形体X1の後端部に突合わせ状態
で融着されて一体に接合され、また、プレス金型4後端
の喰切部10と両側端の喰切部(図示せず)によって溶
融樹脂の流出が阻止されるので、短尺成形体X2は先の
短尺成形体X1と同一厚みになる。尚、双方の短尺成形
体Xi、X2の融着性を高めて接合強度を向上させるた
めには、喰切部10にヒータを内蔵しておき、先の短尺
成形体X1を前方へ移動させる直前までその後端部を該
ヒータで保温することによって、温度低下を最小限に抑
えることが好ましい。
の前端部が先の短尺成形体X1の後端部に突合わせ状態
で融着されて一体に接合され、また、プレス金型4後端
の喰切部10と両側端の喰切部(図示せず)によって溶
融樹脂の流出が阻止されるので、短尺成形体X2は先の
短尺成形体X1と同一厚みになる。尚、双方の短尺成形
体Xi、X2の融着性を高めて接合強度を向上させるた
めには、喰切部10にヒータを内蔵しておき、先の短尺
成形体X1を前方へ移動させる直前までその後端部を該
ヒータで保温することによって、温度低下を最小限に抑
えることが好ましい。
プレス成形が終わると、第3図(へ)に示すように、プ
レス金型4と押さえ金型5を上昇させ、短尺成形体X2
を前方に移動させて次の加熱シートx3を送り込み、そ
の後、前記の操作を繰り返すことによって、それぞれの
短尺成形体Xi、X2、X3・・・を前後方向に次々と
接合した平板状の長尺成形体Xを得る。
レス金型4と押さえ金型5を上昇させ、短尺成形体X2
を前方に移動させて次の加熱シートx3を送り込み、そ
の後、前記の操作を繰り返すことによって、それぞれの
短尺成形体Xi、X2、X3・・・を前後方向に次々と
接合した平板状の長尺成形体Xを得る。
上記のようにして得られた平板状の長尺成形体Xは、第
2図に示すように、第二の連続プレス成形工程において
前述の第二のプレス成形用金型3の側端に送り込まれる
。この長尺成形体Xの送り込みは、第4図(イ)及び第
5図(イ)に示すように、第二のプレス成形用金型3の
上金型15全体(プレス金型13と前方の押え金型14
と側方の押え金型12)を上昇させた状態で行われ、そ
の先頭の短尺成形体X1が側方の押え金型12の直下に
位置するように下金型16の側端に置かれる。そして、
このプレス成形用金型3の下金型16に、前記シートX
と鳳材質の加熱されたシートy1を供給し、第4図(ロ
)に示すように上金型15全体を下降させて、側方の押
え金型12で長尺成形体Xの最初の短尺成形体x1の側
端を押圧固定すると共に、前方の押え金型14を閉じ、
第4図(ハ)及び第5図(ロ)に示すようにシートy1
をプレス金型13でプレス成形して鉤形板状の短尺成形
体Y1となす。このようにプレス成形すると、鉤形板状
の短尺成形体Y1の側端がプレス成形と同時に前記長尺
成形体Xの先頭の平板状短尺成形体x1の側方に突合わ
せ状態で融着されて接合一体となり、横長路し字状の最
初の巾広異形部が形成される。また、金型内部の軟化溶
融樹脂の流出は、プレス金型13の後端喰切部17、側
端喰切部17a、前方の押え金型14によって阻止され
る。
2図に示すように、第二の連続プレス成形工程において
前述の第二のプレス成形用金型3の側端に送り込まれる
。この長尺成形体Xの送り込みは、第4図(イ)及び第
5図(イ)に示すように、第二のプレス成形用金型3の
上金型15全体(プレス金型13と前方の押え金型14
と側方の押え金型12)を上昇させた状態で行われ、そ
の先頭の短尺成形体X1が側方の押え金型12の直下に
位置するように下金型16の側端に置かれる。そして、
このプレス成形用金型3の下金型16に、前記シートX
と鳳材質の加熱されたシートy1を供給し、第4図(ロ
)に示すように上金型15全体を下降させて、側方の押
え金型12で長尺成形体Xの最初の短尺成形体x1の側
端を押圧固定すると共に、前方の押え金型14を閉じ、
第4図(ハ)及び第5図(ロ)に示すようにシートy1
をプレス金型13でプレス成形して鉤形板状の短尺成形
体Y1となす。このようにプレス成形すると、鉤形板状
の短尺成形体Y1の側端がプレス成形と同時に前記長尺
成形体Xの先頭の平板状短尺成形体x1の側方に突合わ
せ状態で融着されて接合一体となり、横長路し字状の最
初の巾広異形部が形成される。また、金型内部の軟化溶
融樹脂の流出は、プレス金型13の後端喰切部17、側
端喰切部17a、前方の押え金型14によって阻止され
る。
次いで、第4図(ニ)に示すように、上金型15全体を
上昇させ、鉤形板状の短尺成形体Y1を後端部がプレス
成形用金型3に残るように長尺成形体Xの先頭の短尺平
板状成形体X1と共に前方へ移動させ、次の加熱シート
y2を送り込む。そして、上金型15全体を再び下降さ
せ、第4図(ホ)に示すように短尺成形体Y1を前方の
押え金型14で押圧固定すると共に、長尺成形体Xの2
番目の短尺平板状成形体X2を側方の押え金型12で押
圧固定し、シートy2をプレス金型13でプレス成形し
て鉤形板状の短尺成形体Y2となす、このようにプレス
成形すると、短尺成形体Y2、の前端がプレス成形と同
時に先の短尺成形体Y1の後端部に突合わせ状態で接合
されると共に、短尺成形体Y2の側端が長尺成形体Xの
2番目の短尺成形体X2の側端に突合せ状態で接合され
、横長路し字状の2番目の巾広異形部が成形される。
上昇させ、鉤形板状の短尺成形体Y1を後端部がプレス
成形用金型3に残るように長尺成形体Xの先頭の短尺平
板状成形体X1と共に前方へ移動させ、次の加熱シート
y2を送り込む。そして、上金型15全体を再び下降さ
せ、第4図(ホ)に示すように短尺成形体Y1を前方の
押え金型14で押圧固定すると共に、長尺成形体Xの2
番目の短尺平板状成形体X2を側方の押え金型12で押
圧固定し、シートy2をプレス金型13でプレス成形し
て鉤形板状の短尺成形体Y2となす、このようにプレス
成形すると、短尺成形体Y2、の前端がプレス成形と同
時に先の短尺成形体Y1の後端部に突合わせ状態で接合
されると共に、短尺成形体Y2の側端が長尺成形体Xの
2番目の短尺成形体X2の側端に突合せ状態で接合され
、横長路し字状の2番目の巾広異形部が成形される。
尚、融着による接合強度を向上させるためには、前記第
一のプレス成形用金型2の場合と同様に後端喰切部17
にヒータを内蔵し、先の短尺成形体Y1を前方へ移動さ
せる直前までその後端部を該ヒータで保温すると共に、
長尺成形体Xをプレス成形用金型3に送り込む直前まで
その側端を別途設けたヒータ等で保温し、温度低下を最
小限に抑えることが好ましい。
一のプレス成形用金型2の場合と同様に後端喰切部17
にヒータを内蔵し、先の短尺成形体Y1を前方へ移動さ
せる直前までその後端部を該ヒータで保温すると共に、
長尺成形体Xをプレス成形用金型3に送り込む直前まで
その側端を別途設けたヒータ等で保温し、温度低下を最
小限に抑えることが好ましい。
プレス成形が終わると、第4図(へ)に示すように、上
金型15全体を上昇させ、鉤形板状の短尺成形体Y2を
後端がプレス成形用金型3内に残るように長尺成形体X
と共に前方に移動させて次の加熱シートy3を送り込み
、その後、前記の操作を繰り返すことによって、横長路
り字形断面を有する巾広の長尺異形品1を得る。
金型15全体を上昇させ、鉤形板状の短尺成形体Y2を
後端がプレス成形用金型3内に残るように長尺成形体X
と共に前方に移動させて次の加熱シートy3を送り込み
、その後、前記の操作を繰り返すことによって、横長路
り字形断面を有する巾広の長尺異形品1を得る。
このようにして得られた横長路り字形断面形状の長尺異
形品1は、第2図に示すように、平板状の短尺成形体X
I、X2・・・と鉤形板状の短尺成形体Yl、Y2・・
・が並列状態で接合されると共に前後方向に接合された
構造を有しており、単一のプレス成形用金型で連続プレ
ス成形される長尺異形品に比べると、並列接合した分だ
け巾広となっている。しかも、短尺のシートを使用し、
喰切部を有するプレス成形用金型2.3によって溶融樹
脂の流出を阻止しながらプレス成形と同時に接合しであ
るので、各短尺成形体XI、X2・・・の厚み及び各短
尺成形体Yl、Y2・・・の厚みはいずれもほぼ一定し
ており、従って、この長尺異形品は全長にわたってほぼ
均一な厚みを有する。
形品1は、第2図に示すように、平板状の短尺成形体X
I、X2・・・と鉤形板状の短尺成形体Yl、Y2・・
・が並列状態で接合されると共に前後方向に接合された
構造を有しており、単一のプレス成形用金型で連続プレ
ス成形される長尺異形品に比べると、並列接合した分だ
け巾広となっている。しかも、短尺のシートを使用し、
喰切部を有するプレス成形用金型2.3によって溶融樹
脂の流出を阻止しながらプレス成形と同時に接合しであ
るので、各短尺成形体XI、X2・・・の厚み及び各短
尺成形体Yl、Y2・・・の厚みはいずれもほぼ一定し
ており、従って、この長尺異形品は全長にわたってほぼ
均一な厚みを有する。
次に、第6図〜第10図を参照しながら、本発明連続プ
レス成形法の他の実施例を説明する。
レス成形法の他の実施例を説明する。
この実施例に用いる第一のプレス成形用金型21は、第
6図に示すように、下金型7の後端縁沿い、中央部、前
端縁寄りに、それぞれ小リプ成形溝22、大リプ成形溝
23、咳大リブ成形溝と同一形状の位置決め溝24を等
間隔で設けた点、プレス金型4の後端縁沿い及び押え金
型5の前端寄りに、上記小リプ成形溝23に対応する小
リプ成形溝25と上記位置決め溝24に対応する位置決
め溝26を設けた点、プレス金型4の前端縁と押え金型
5の後端縁にそれぞれ四半円状の切欠溝27a、27b
を設け、プレス時に双方の切欠溝27a、27bによっ
て上記大リプ成形溝23と対応する大リプ成形溝27(
第6図(ロ)参照)を形成するようにした点、第7図に
示すように下金型7の一側端縁沿いに小リプ成形溝28
を設け、プレス金型4と押え金型5の一側端縁沿いに該
小リプ成形溝28に対応する小リプ成形溝29と小リブ
押え溝30を設けた点が、前記第一のプレス成形用金型
2と異なる。その他の構成は前記第一のプレス成形用金
型2と実質的に同様であるので、同一部材に同一符号を
付し、説明を省略する。
6図に示すように、下金型7の後端縁沿い、中央部、前
端縁寄りに、それぞれ小リプ成形溝22、大リプ成形溝
23、咳大リブ成形溝と同一形状の位置決め溝24を等
間隔で設けた点、プレス金型4の後端縁沿い及び押え金
型5の前端寄りに、上記小リプ成形溝23に対応する小
リプ成形溝25と上記位置決め溝24に対応する位置決
め溝26を設けた点、プレス金型4の前端縁と押え金型
5の後端縁にそれぞれ四半円状の切欠溝27a、27b
を設け、プレス時に双方の切欠溝27a、27bによっ
て上記大リプ成形溝23と対応する大リプ成形溝27(
第6図(ロ)参照)を形成するようにした点、第7図に
示すように下金型7の一側端縁沿いに小リプ成形溝28
を設け、プレス金型4と押え金型5の一側端縁沿いに該
小リプ成形溝28に対応する小リプ成形溝29と小リブ
押え溝30を設けた点が、前記第一のプレス成形用金型
2と異なる。その他の構成は前記第一のプレス成形用金
型2と実質的に同様であるので、同一部材に同一符号を
付し、説明を省略する。
尚、第7図において、10aはプレス金型4の両側端に
設けられた喰切部であり、かかる喰切部は前記第一のプ
レス成形用金型2のプレス金型4にも設けらるものであ
る。
設けられた喰切部であり、かかる喰切部は前記第一のプ
レス成形用金型2のプレス金型4にも設けらるものであ
る。
また、この実施例に用いる第二のプレス成形用金型31
は、第8図(イ)に示すように、下金型16の後端縁沿
い、中央部、前端縁寄りに、それぞれ小リプ成形溝22
、大リプ成形溝23、該大リプ成形溝と同一形状の位置
決め溝24を等間隔で設けた点、プレス金型13の後端
縁沿い及び前方の押え金型14の前端寄りに、上記小リ
プ成形溝22に対応する小リプ成形溝25と上記位置決
め溝24に対応する位置決め溝26を設けた点、プレス
金型13の前端縁と前方の押え金型14の後端縁と側方
の押え金型12の前端縁にそれぞれ四半円状の切欠溝3
2a、32b、32cを設けた点、第9図(イ)に示す
ようにプレス金型13と押え金型12の隣接する側端縁
にそれぞれ四半円状の切欠溝33a、33bを設け、そ
の直下の下金型16表面に前後方向の大リプ成形溝34
を設けた点、前方の押え金型14に大リプ成形溝34に
対応する大すブ押え溝35を設けた点が、前記第二のプ
レス成形用金型3と相違する。上記の切欠溝32a、3
2bはプレス時に大リプ成形溝23に対応する大リプ成
形溝32(第8図(ロ)参照)を、また上記の切欠溝3
3a、33bはプレス時に大リプ成形溝34に対応する
大リプ成形溝33 (第9図(ロ)参照)をそれぞれ形
成するものであり、更に上記の切欠溝32b、32Cは
大すブ押え溝を形成するものである。その他の構成は前
記第二のプレス成形用金型3と同様であるので、同一部
材に同一符号を付し、説明を省略する。
は、第8図(イ)に示すように、下金型16の後端縁沿
い、中央部、前端縁寄りに、それぞれ小リプ成形溝22
、大リプ成形溝23、該大リプ成形溝と同一形状の位置
決め溝24を等間隔で設けた点、プレス金型13の後端
縁沿い及び前方の押え金型14の前端寄りに、上記小リ
プ成形溝22に対応する小リプ成形溝25と上記位置決
め溝24に対応する位置決め溝26を設けた点、プレス
金型13の前端縁と前方の押え金型14の後端縁と側方
の押え金型12の前端縁にそれぞれ四半円状の切欠溝3
2a、32b、32cを設けた点、第9図(イ)に示す
ようにプレス金型13と押え金型12の隣接する側端縁
にそれぞれ四半円状の切欠溝33a、33bを設け、そ
の直下の下金型16表面に前後方向の大リプ成形溝34
を設けた点、前方の押え金型14に大リプ成形溝34に
対応する大すブ押え溝35を設けた点が、前記第二のプ
レス成形用金型3と相違する。上記の切欠溝32a、3
2bはプレス時に大リプ成形溝23に対応する大リプ成
形溝32(第8図(ロ)参照)を、また上記の切欠溝3
3a、33bはプレス時に大リプ成形溝34に対応する
大リプ成形溝33 (第9図(ロ)参照)をそれぞれ形
成するものであり、更に上記の切欠溝32b、32Cは
大すブ押え溝を形成するものである。その他の構成は前
記第二のプレス成形用金型3と同様であるので、同一部
材に同一符号を付し、説明を省略する。
この実施例によれば、第一の連続プレス成形工程におい
て前述のごとき第一のプレス成形用金型21を使用し、
このプレス成形用金型21を第3図に示す第一のプレス
成形用金型2と全く同様に動作させて、短尺のシートx
i、x2・・・を次々と平板状にプレス成形し、これら
平板状の短尺成形体X1.X2・・・をプレス成形と同
時に次々と接合して平板状の長尺成形体Xを得る。この
ときの動作について、第6図及び第7図を参照しながら
、3枚目の加熱シー)x3をプレス成形する場合を例に
とって説明すると、第6図(イ)に示すように、プレス
金型4と押え金型5を上昇させた状態で先の短尺成形体
X1.X2を前方へ移動させて3枚目の加熱シートx3
を供給し、第6図(ロ)に示すように押え金型5で先の
短尺成形体X2を押圧固定しながらシートx3をプレス
金型4でプレス成形して平板状の短尺プレス成形体X3
となす。このようにプレス成形すると、その圧力でシー
トx3の軟化溶融樹脂がプレス金型4後端の小リプ成形
溝25と下金型7後端の小リプ成形溝22に流れ込み、
短尺成形体X3の後端に上下に突出する小リプ36.3
7が成形される。と同時に、軟化溶融樹脂が大リプ成形
溝23.27と先の短尺成形体Xz後端の小リブ36.
37との隙間に流れ込み、該小リブ36.37を上下か
ら抱持する大リプ38.39が短尺成形体X3の前端に
成形され、互いに保合状態で融着されて一体に接合され
る。その場合、先の短尺成形体X2は、前端の大リプ3
8.39を位置決め溝26.24に嵌合することによっ
て、後端の小リプ36.37が大リプ成形溝23.27
の中心線上に位置するように正確に位置決めされている
ので、保合不良を生じることはない。また、軟化溶融樹
脂は、第7図(ロ)に示すようにプレス金型4側端の小
リプ成形溝29と下金型7側端の小リプ成形溝28にも
流れ込むので、短尺成形体X3の側端にも上下に突出す
る小リブ40.41が成形される。なお、プレス成形時
にはプレス金型4の後端喰切部10及び側端喰切部10
a、10aによって軟化溶融樹脂の流出が阻止されるの
で、各短尺成形体X1.X2・・・の厚みはほぼ一定と
なる。
て前述のごとき第一のプレス成形用金型21を使用し、
このプレス成形用金型21を第3図に示す第一のプレス
成形用金型2と全く同様に動作させて、短尺のシートx
i、x2・・・を次々と平板状にプレス成形し、これら
平板状の短尺成形体X1.X2・・・をプレス成形と同
時に次々と接合して平板状の長尺成形体Xを得る。この
ときの動作について、第6図及び第7図を参照しながら
、3枚目の加熱シー)x3をプレス成形する場合を例に
とって説明すると、第6図(イ)に示すように、プレス
金型4と押え金型5を上昇させた状態で先の短尺成形体
X1.X2を前方へ移動させて3枚目の加熱シートx3
を供給し、第6図(ロ)に示すように押え金型5で先の
短尺成形体X2を押圧固定しながらシートx3をプレス
金型4でプレス成形して平板状の短尺プレス成形体X3
となす。このようにプレス成形すると、その圧力でシー
トx3の軟化溶融樹脂がプレス金型4後端の小リプ成形
溝25と下金型7後端の小リプ成形溝22に流れ込み、
短尺成形体X3の後端に上下に突出する小リプ36.3
7が成形される。と同時に、軟化溶融樹脂が大リプ成形
溝23.27と先の短尺成形体Xz後端の小リブ36.
37との隙間に流れ込み、該小リブ36.37を上下か
ら抱持する大リプ38.39が短尺成形体X3の前端に
成形され、互いに保合状態で融着されて一体に接合され
る。その場合、先の短尺成形体X2は、前端の大リプ3
8.39を位置決め溝26.24に嵌合することによっ
て、後端の小リプ36.37が大リプ成形溝23.27
の中心線上に位置するように正確に位置決めされている
ので、保合不良を生じることはない。また、軟化溶融樹
脂は、第7図(ロ)に示すようにプレス金型4側端の小
リプ成形溝29と下金型7側端の小リプ成形溝28にも
流れ込むので、短尺成形体X3の側端にも上下に突出す
る小リブ40.41が成形される。なお、プレス成形時
にはプレス金型4の後端喰切部10及び側端喰切部10
a、10aによって軟化溶融樹脂の流出が阻止されるの
で、各短尺成形体X1.X2・・・の厚みはほぼ一定と
なる。
第一の連続プレス成形工程で上記のごときプレス成形を
繰り返して得られた平板状の長尺成形体Xは、第二の連
続プレス成形工程において前述の第二のプレス成形用金
型31の側端に送り込まれる。そして、このプレス成形
用金型31を第4図のプレス成形用金型3と同様に動作
させてプレス成形を繰り返し、上記長尺成形体Xの側端
に次々と鉤形板状の短尺成形体Yl、Y2・・τを並列
接合して、目的とする横長路り字形断面を備えた巾広長
尺異形品を製造する。このときの動作について、第8図
及び第9図を参照しながら、3枚目の加熱シートy3を
プレス成形する場合を例にとって説明すると、第8図(
イ)に示すように、上金型15全体(プレス金型13と
前方及び側方の押え金型14.12)を上昇させた状態
で、先の短尺成形体Yl、Y2を長尺成形体Xと共に前
方へ移動させて3枚目の加熱シー)y3を供給し、第8
図(ロ)に示すように前方の押え金型14で先の短尺成
形体Y2を押圧固定すると共に、側方の押え金型12で
長尺成形体Xの3番目の短尺成形体x3を押圧固定しな
がら、シー)y3をプレス金型13でプレス成形して鉤
形板状の短尺プレス成形体Y3となす。このようにプレ
ス成形すると、プレス金型後端及び下金型後端の小リプ
成形溝25.22によって、短尺成形体Y3の後端に上
下に突出する小リブ36.37が成形されると同時に、
大リプ成形溝32.23によって、先の短尺成形体Y2
後端の小リブ36.37を上下から抱持する大リプ38
.39が短尺成形体Y3の前端に成形され、互いに係合
状態で融着されて一体に接合される。その場合、先の短
尺成形体Y2は、前端の大リプ38.39を位置決め溝
26.24に嵌合することによって、後端の小リブ36
.37が大リプ成形a32.23の中心線上に位置する
ように正確に位置決めされているので、保合不良を生じ
ることはない。また、第7図(ロ)に示すように、大リ
プ成形溝33.34によって、平板状短尺成形体X3の
側端の小リブ40.41を上下から抱持する大リプ42
.43が短尺成形体Y3の側端に成形され、互いに係合
状態で融着されて一体に接合される。なお、プレス成形
時にはプレス金型13の後端喰、切部17及び側端喰切
部17aによって軟化溶融樹脂の流出が■止されるので
、各短尺成形体Y1.Y2・・・の厚みはほぼ一定とな
る。
繰り返して得られた平板状の長尺成形体Xは、第二の連
続プレス成形工程において前述の第二のプレス成形用金
型31の側端に送り込まれる。そして、このプレス成形
用金型31を第4図のプレス成形用金型3と同様に動作
させてプレス成形を繰り返し、上記長尺成形体Xの側端
に次々と鉤形板状の短尺成形体Yl、Y2・・τを並列
接合して、目的とする横長路り字形断面を備えた巾広長
尺異形品を製造する。このときの動作について、第8図
及び第9図を参照しながら、3枚目の加熱シートy3を
プレス成形する場合を例にとって説明すると、第8図(
イ)に示すように、上金型15全体(プレス金型13と
前方及び側方の押え金型14.12)を上昇させた状態
で、先の短尺成形体Yl、Y2を長尺成形体Xと共に前
方へ移動させて3枚目の加熱シー)y3を供給し、第8
図(ロ)に示すように前方の押え金型14で先の短尺成
形体Y2を押圧固定すると共に、側方の押え金型12で
長尺成形体Xの3番目の短尺成形体x3を押圧固定しな
がら、シー)y3をプレス金型13でプレス成形して鉤
形板状の短尺プレス成形体Y3となす。このようにプレ
ス成形すると、プレス金型後端及び下金型後端の小リプ
成形溝25.22によって、短尺成形体Y3の後端に上
下に突出する小リブ36.37が成形されると同時に、
大リプ成形溝32.23によって、先の短尺成形体Y2
後端の小リブ36.37を上下から抱持する大リプ38
.39が短尺成形体Y3の前端に成形され、互いに係合
状態で融着されて一体に接合される。その場合、先の短
尺成形体Y2は、前端の大リプ38.39を位置決め溝
26.24に嵌合することによって、後端の小リブ36
.37が大リプ成形a32.23の中心線上に位置する
ように正確に位置決めされているので、保合不良を生じ
ることはない。また、第7図(ロ)に示すように、大リ
プ成形溝33.34によって、平板状短尺成形体X3の
側端の小リブ40.41を上下から抱持する大リプ42
.43が短尺成形体Y3の側端に成形され、互いに係合
状態で融着されて一体に接合される。なお、プレス成形
時にはプレス金型13の後端喰、切部17及び側端喰切
部17aによって軟化溶融樹脂の流出が■止されるので
、各短尺成形体Y1.Y2・・・の厚みはほぼ一定とな
る。
このようにして得られる横長路り字形断面の巾広長尺異
形品20は、第1θ図に示すように、平板状短尺成形体
X1.X2・・・の相互の接合部分、鉤形板状短尺成形
体Yl、Y2・・・の相互の接合部分、平板状短尺成形
体XI、X2・・・と鉤形板状短尺成形体Yl、Y2・
・・との接合部分が、いずれも小リブと大リプの係合融
着した接合構造となり、融着面積も単なる端面融着に比
べ増大するため、大きい接合強度を有する。
形品20は、第1θ図に示すように、平板状短尺成形体
X1.X2・・・の相互の接合部分、鉤形板状短尺成形
体Yl、Y2・・・の相互の接合部分、平板状短尺成形
体XI、X2・・・と鉤形板状短尺成形体Yl、Y2・
・・との接合部分が、いずれも小リブと大リプの係合融
着した接合構造となり、融着面積も単なる端面融着に比
べ増大するため、大きい接合強度を有する。
ところで、第6〜10図に示す上記の実施例では、シー
トx、yとして軟化溶融粘度の比較的高い例えばPVC
シート等を使用した場合、第一の連続プレス成形工程に
おいて、プレス時に成形用金型21内の軟化溶融樹脂が
先の短尺平板状成形体の後端の小リブ22.25と大リ
プ成形溝27.23との隙間に流入しにくいため不完全
な大リプ38.39が成形されたり、或いは第二の連続
プレス成形工程において、同様に不完全な大リプ42.
43が成形されたりする心配がある。そのような場合は
、第11図(イ)(ロ)に示す実施例のように、第一の
連続プレス成形工程において、2枚目以降の各シート、
例えば図示のように3枚目のシー)x3をその前端が先
の短尺成形体X2後端の小リブ36の上に重なるように
供給し、プレスによって該小リブ36を上側から抱持す
る完全な大リプを成形して接合するのがよい、かかる場
合は、シートx3の前端に充分なプレス圧が加わるよう
に、プレス金型4の前端縁沿いに大リプ成形溝27を凹
設した成形用金型を用いることが好ましいが、下側に突
出する小リブやこれを下側から抱持する大リプは成形し
ないので、下金型7に小リプ成形溝、大リプ成形溝9位
置決め溝等を凹設する必要はない。
トx、yとして軟化溶融粘度の比較的高い例えばPVC
シート等を使用した場合、第一の連続プレス成形工程に
おいて、プレス時に成形用金型21内の軟化溶融樹脂が
先の短尺平板状成形体の後端の小リブ22.25と大リ
プ成形溝27.23との隙間に流入しにくいため不完全
な大リプ38.39が成形されたり、或いは第二の連続
プレス成形工程において、同様に不完全な大リプ42.
43が成形されたりする心配がある。そのような場合は
、第11図(イ)(ロ)に示す実施例のように、第一の
連続プレス成形工程において、2枚目以降の各シート、
例えば図示のように3枚目のシー)x3をその前端が先
の短尺成形体X2後端の小リブ36の上に重なるように
供給し、プレスによって該小リブ36を上側から抱持す
る完全な大リプを成形して接合するのがよい、かかる場
合は、シートx3の前端に充分なプレス圧が加わるよう
に、プレス金型4の前端縁沿いに大リプ成形溝27を凹
設した成形用金型を用いることが好ましいが、下側に突
出する小リブやこれを下側から抱持する大リプは成形し
ないので、下金型7に小リプ成形溝、大リプ成形溝9位
置決め溝等を凹設する必要はない。
これと同様に、第二の連続プレス成形工程においても、
シートyの側端、例えば図示のように3枚目のシー)y
3の側端を、長尺成形体の3枚目の短尺成形体X3側端
の1小リブ40の上に重ね合わせると共に、該シートy
3の前端を先の短尺成形体後端の小リブに重ね合わせ、
プレスにより該小リブを上側から抱持する完全な大リプ
を成形して接合することが望ましい。なお、この場合も
、シートy3の側端に充分なプレス圧が加わるようにプ
レス金型4の側端縁沿い及び前端縁沿いに大リプ成形溝
33(前端縁沿いの第リプ成形溝は表れていない)を凹
設し、これに対応して前方の押え金型14の側端にも大
すブ押え溝36を凹設したプレス成形用金型を使用する
のが好ましいが、下金型16には大リプ成形溝を凹設す
る必要はない。
シートyの側端、例えば図示のように3枚目のシー)y
3の側端を、長尺成形体の3枚目の短尺成形体X3側端
の1小リブ40の上に重ね合わせると共に、該シートy
3の前端を先の短尺成形体後端の小リブに重ね合わせ、
プレスにより該小リブを上側から抱持する完全な大リプ
を成形して接合することが望ましい。なお、この場合も
、シートy3の側端に充分なプレス圧が加わるようにプ
レス金型4の側端縁沿い及び前端縁沿いに大リプ成形溝
33(前端縁沿いの第リプ成形溝は表れていない)を凹
設し、これに対応して前方の押え金型14の側端にも大
すブ押え溝36を凹設したプレス成形用金型を使用する
のが好ましいが、下金型16には大リプ成形溝を凹設す
る必要はない。
以上の実施例はいずれも、第一の連続プレス成形工程と
第二の連続プレス成形工程によって巾広の長尺異形品を
得るものであるが、更に連続プレス成形工程を増設して
一層巾広の長尺成形品を得るようにしてもよいことは言
うまでもない。
第二の連続プレス成形工程によって巾広の長尺異形品を
得るものであるが、更に連続プレス成形工程を増設して
一層巾広の長尺成形品を得るようにしてもよいことは言
うまでもない。
第12図及び第13図はそのような実施例を示す説明図
で、第12図の実施例によれば、第一のプレス成形用金
型44で短尺成形体01.U2・・・を次々とプレス成
形しながら前後に接合して長尺成形体Uとなし、この長
尺成形体Uを第二のプレス成形用金型45の側端に送り
込んで、該プレス成形用金型45で短尺成形体Vl、V
2・・・を次々とプレス成形しながら長尺成形体Uの側
端に並列接合すると同時に前後に接合し、更に、この長
尺成形体■を第三のプレス成形用金型46の側端に送り
込んで、該プレス成形用金型46で短尺成形体Wl、W
2・・・を次々とプレス成形しながら長尺成形体■の側
端に並列接合すると同時に前後に接合することによって
、より一層巾広の長尺成形品を製造するようにしている
。
で、第12図の実施例によれば、第一のプレス成形用金
型44で短尺成形体01.U2・・・を次々とプレス成
形しながら前後に接合して長尺成形体Uとなし、この長
尺成形体Uを第二のプレス成形用金型45の側端に送り
込んで、該プレス成形用金型45で短尺成形体Vl、V
2・・・を次々とプレス成形しながら長尺成形体Uの側
端に並列接合すると同時に前後に接合し、更に、この長
尺成形体■を第三のプレス成形用金型46の側端に送り
込んで、該プレス成形用金型46で短尺成形体Wl、W
2・・・を次々とプレス成形しながら長尺成形体■の側
端に並列接合すると同時に前後に接合することによって
、より一層巾広の長尺成形品を製造するようにしている
。
また、第13図の実施例によれば、第一のプレス成形用
金型44で短尺成形体Ul、02・・・を次々とプレス
成形しながら前後に接合して長尺成形体Uを得ると共に
、第三のプレス成形用金型46で短尺成形体Wl、W2
・・・を次々とプレス成形しながら前後に接合して長尺
成形体Wを得、双方の長尺成形体U、 Wを第二のプレ
ス成形用金型45の両側端に送り込んで、1該プレス成
形用金型45で短尺成形体V1.V2・・・を次々とプ
レス成形しながら長尺成形体U、 Wの側端に並列接合
すると同時に前後に接合することによって、より一層巾
広の長尺成形品を製造するようにしている。
金型44で短尺成形体Ul、02・・・を次々とプレス
成形しながら前後に接合して長尺成形体Uを得ると共に
、第三のプレス成形用金型46で短尺成形体Wl、W2
・・・を次々とプレス成形しながら前後に接合して長尺
成形体Wを得、双方の長尺成形体U、 Wを第二のプレ
ス成形用金型45の両側端に送り込んで、1該プレス成
形用金型45で短尺成形体V1.V2・・・を次々とプ
レス成形しながら長尺成形体U、 Wの側端に並列接合
すると同時に前後に接合することによって、より一層巾
広の長尺成形品を製造するようにしている。
第14図は本発明の更に他の実施例を示すもので、第1
5図に示すごとき単一のプレス成形用金型では型抜き不
能な略C字型断面を有する所謂アンダーカットの長尺成
形品47を得るようにしたものである。この実施例に使
用する第二のプレス成形用金型48は、第14図に示す
ように、下金型49が下金型本体50とその側方のプレ
ス金型51に二分割されており、このプレス金型51は
基台52内部の油圧シリンダ等の駆動源53によって昇
降するようになっている。そして、この下金型本体50
は長尺成形体Sを支持する支持面50aと、短尺成形体
Tを成形する駒形の成形面50bを有しており、また、
昇降自在な上金型54は長尺成形体Sを押圧する押圧面
54aと、短尺成形体Tを成形する成形面54bと、側
端の喰切部55を有している。尚、図には表れていない
が、プレス金型51の後端にも喰切部が設けられている
。
5図に示すごとき単一のプレス成形用金型では型抜き不
能な略C字型断面を有する所謂アンダーカットの長尺成
形品47を得るようにしたものである。この実施例に使
用する第二のプレス成形用金型48は、第14図に示す
ように、下金型49が下金型本体50とその側方のプレ
ス金型51に二分割されており、このプレス金型51は
基台52内部の油圧シリンダ等の駆動源53によって昇
降するようになっている。そして、この下金型本体50
は長尺成形体Sを支持する支持面50aと、短尺成形体
Tを成形する駒形の成形面50bを有しており、また、
昇降自在な上金型54は長尺成形体Sを押圧する押圧面
54aと、短尺成形体Tを成形する成形面54bと、側
端の喰切部55を有している。尚、図には表れていない
が、プレス金型51の後端にも喰切部が設けられている
。
しかして、この実施例では、第一の連続プレス成形工程
で第一のプレス成形用金型(図示せず)によって、両側
端に小リブ56.56を備えた偏平な逆U字形断面形状
の短尺成形体を次々とプレス成形しながら前後に接合し
て長尺成形体Sを得、第二の連続プレス成形工程におい
て、この長尺成形体Sの側端部を第14図(イ)に示す
ように第二のプレス成形用金型48に送り込んで下金型
本体50の支持面50aに載置すると共に、加熱した短
尺シー)1をプレス金型51の上に供給する。そして、
第14図(ロ)に示すように、上金型54を下降させて
押圧面54aで長尺成形体Sを押圧固定しながら、短尺
シートtをプレス金型51で下方からプレスし、長尺成
形体Sの側端より内側へ向かって突出する短尺成形体T
を成形すると同時に、該短尺成形体Tの側端を長尺成形
体S側端の小リブ56と係合させた状態で融着して接合
する。このときプレス成形用金型48内の軟化溶融樹脂
の流出は、上金型54側端の喰切部55とプレス金型5
1後端の喰切部によって阻止されるので、短尺成形体T
は所定の肉厚となる。そして、上金型54を上昇させる
と共にプレス金型51を下降させ、短尺成形体Tを長尺
成形体Sと共に前方へ移動させて次の加熱シートを供給
し、再びプレス成形して短尺成形体を長尺成形体の側端
に保合状態で接合すると同時に先の短尺成形体に接合す
る動作を繰り返す。
で第一のプレス成形用金型(図示せず)によって、両側
端に小リブ56.56を備えた偏平な逆U字形断面形状
の短尺成形体を次々とプレス成形しながら前後に接合し
て長尺成形体Sを得、第二の連続プレス成形工程におい
て、この長尺成形体Sの側端部を第14図(イ)に示す
ように第二のプレス成形用金型48に送り込んで下金型
本体50の支持面50aに載置すると共に、加熱した短
尺シー)1をプレス金型51の上に供給する。そして、
第14図(ロ)に示すように、上金型54を下降させて
押圧面54aで長尺成形体Sを押圧固定しながら、短尺
シートtをプレス金型51で下方からプレスし、長尺成
形体Sの側端より内側へ向かって突出する短尺成形体T
を成形すると同時に、該短尺成形体Tの側端を長尺成形
体S側端の小リブ56と係合させた状態で融着して接合
する。このときプレス成形用金型48内の軟化溶融樹脂
の流出は、上金型54側端の喰切部55とプレス金型5
1後端の喰切部によって阻止されるので、短尺成形体T
は所定の肉厚となる。そして、上金型54を上昇させる
と共にプレス金型51を下降させ、短尺成形体Tを長尺
成形体Sと共に前方へ移動させて次の加熱シートを供給
し、再びプレス成形して短尺成形体を長尺成形体の側端
に保合状態で接合すると同時に先の短尺成形体に接合す
る動作を繰り返す。
更に、第三の連続プレス成形工程において、第二のプレ
ス成形用金型48と左右対称構造の第三のプレス成形用
金型を使用し、第二の連続プレス成形工程と全く同様に
動作させて、長尺成形体Sの他側端に内側へ突出する短
尺成形体を次々とプレス成形しながら、該短尺成形体の
側端を長尺成形体Sの他側端の小リブ56と係合させた
状態で融着接合すると共に前後に融着接合し、第15図
に示すような所謂アンダーカットの長尺成形品47を得
る。
ス成形用金型48と左右対称構造の第三のプレス成形用
金型を使用し、第二の連続プレス成形工程と全く同様に
動作させて、長尺成形体Sの他側端に内側へ突出する短
尺成形体を次々とプレス成形しながら、該短尺成形体の
側端を長尺成形体Sの他側端の小リブ56と係合させた
状態で融着接合すると共に前後に融着接合し、第15図
に示すような所謂アンダーカットの長尺成形品47を得
る。
[発明の効果コ
以上の説明から明かなように、本発明の連続プレス成形
法によれば、単一のプレス成形用金型では成形困難な巾
広の長尺成形品を簡単に得ることができ、また、それぞ
れのプレス成形用金型の金型形状を適宜選択すれば、そ
の組み合わせによって単一のプレス成形用金型では型抜
き不可能な断面形状の長尺成形品を得ることができる。
法によれば、単一のプレス成形用金型では成形困難な巾
広の長尺成形品を簡単に得ることができ、また、それぞ
れのプレス成形用金型の金型形状を適宜選択すれば、そ
の組み合わせによって単一のプレス成形用金型では型抜
き不可能な断面形状の長尺成形品を得ることができる。
しかも、短尺シートを使用し、喰切部を有するプレス金
型で軟化溶融樹脂の流出を阻止しながらプレス成形を繰
り返すので、各短尺成形品の厚みはほぼ一定となり、従
来の連続プレス成形法によって得られる長尺成形品のよ
うに後端に近付くにつれて厚みが漸増する欠点も解消す
ることができる。
型で軟化溶融樹脂の流出を阻止しながらプレス成形を繰
り返すので、各短尺成形品の厚みはほぼ一定となり、従
来の連続プレス成形法によって得られる長尺成形品のよ
うに後端に近付くにつれて厚みが漸増する欠点も解消す
ることができる。
第1図は本発明の連続プレス成形法の一実施例の概略説
明図、第2図は同実施例で得られる長尺成形品の部分斜
視図、第3図(イ)〜(へ)は同実施例の第一の連続プ
レス成形工程における第一のプレス成形用金型の動作を
順を追って説明する概略縦断面図、第4図は、同実施例
の第二の連続プレス成形工程における第二のプレス成形
用金型の動作を順を追って説明する概略縦断面図、第5
図は(イ)、(ロ)はそれぞれ金型が開いた状態と閉じ
た状態の第二のプレス成形用金型の概略横断面図、第6
図(イ)(ロ)は本発明の他の実施例で使用する第一の
プレス金型の動作を説明する概略縦断面図、第7図(イ
)(ロ)は同第−のプレス金型の動作を説明する概略横
断面図、第8図(イ)(ロ)は同実施例で使用する第二
のプレス金型の動作を説明する概略縦断面図、第9図(
イ)(ロ)は同第二のプレス金型の動作を説明する概略
横断面図、第10図は同実施例で得られる長尺成形品の
部分斜視図、第11図(イ)は本発明のもう一つの実施
例における第一のプレス成形用金型の開いた状態の概略
縦断面図、第11図(ロ)は同実施例における第二のプ
レス成形用金型の開いた状態の概略横断面図、第12図
は本発明のもう一つの実施例の概略説明図、第13図は
本発明の更に他の実施例の概略説明図、第14図(イ)
(ロ)は本発明の更に他の実施例で使用する第二のプレ
ス成形用金型の動作を説明する概略横断面図、第15図
は同実施例で得られる長尺成形品の部分斜視図、第16
図は従来の連続プレス成形法の説明図、第17図(イ)
(ロ)は同従来法の欠点を説明する図である。 2.21.44・・・第一のプレス成形用金型、3.3
1,45.48・・・第二のプレス成形用金型x、xi
、x2.x3.!、)’1.)’2. y3゜t・・
・短尺合成樹脂シート、 Xi X2.X3.Yl、Y2.Y3.Ul、U2、
U3.Vl、V2.V3.Wl、W2.W3・・・短尺
成形体、 X、 Y、 U、 V、 W、 S・・・長尺成形
体。 第1図 第5図 (イ) 第6図 第7図 第8図 第9図 /Y2 第11図 (ロ)15 +2 13 14 第13図 4’6 45 第14図 、 505’+ 53 −□)1−」 第15図
明図、第2図は同実施例で得られる長尺成形品の部分斜
視図、第3図(イ)〜(へ)は同実施例の第一の連続プ
レス成形工程における第一のプレス成形用金型の動作を
順を追って説明する概略縦断面図、第4図は、同実施例
の第二の連続プレス成形工程における第二のプレス成形
用金型の動作を順を追って説明する概略縦断面図、第5
図は(イ)、(ロ)はそれぞれ金型が開いた状態と閉じ
た状態の第二のプレス成形用金型の概略横断面図、第6
図(イ)(ロ)は本発明の他の実施例で使用する第一の
プレス金型の動作を説明する概略縦断面図、第7図(イ
)(ロ)は同第−のプレス金型の動作を説明する概略横
断面図、第8図(イ)(ロ)は同実施例で使用する第二
のプレス金型の動作を説明する概略縦断面図、第9図(
イ)(ロ)は同第二のプレス金型の動作を説明する概略
横断面図、第10図は同実施例で得られる長尺成形品の
部分斜視図、第11図(イ)は本発明のもう一つの実施
例における第一のプレス成形用金型の開いた状態の概略
縦断面図、第11図(ロ)は同実施例における第二のプ
レス成形用金型の開いた状態の概略横断面図、第12図
は本発明のもう一つの実施例の概略説明図、第13図は
本発明の更に他の実施例の概略説明図、第14図(イ)
(ロ)は本発明の更に他の実施例で使用する第二のプレ
ス成形用金型の動作を説明する概略横断面図、第15図
は同実施例で得られる長尺成形品の部分斜視図、第16
図は従来の連続プレス成形法の説明図、第17図(イ)
(ロ)は同従来法の欠点を説明する図である。 2.21.44・・・第一のプレス成形用金型、3.3
1,45.48・・・第二のプレス成形用金型x、xi
、x2.x3.!、)’1.)’2. y3゜t・・
・短尺合成樹脂シート、 Xi X2.X3.Yl、Y2.Y3.Ul、U2、
U3.Vl、V2.V3.Wl、W2.W3・・・短尺
成形体、 X、 Y、 U、 V、 W、 S・・・長尺成形
体。 第1図 第5図 (イ) 第6図 第7図 第8図 第9図 /Y2 第11図 (ロ)15 +2 13 14 第13図 4’6 45 第14図 、 505’+ 53 −□)1−」 第15図
Claims (1)
- (1)加熱された短尺合成樹脂シートを第一のプレス成
形用金型に供給してプレス成形し、この短尺成形体を少
なくとも後端が第一のプレス成形用金型内に残るように
前方へ移動させ、次の加熱された短尺合成樹脂シートを
第一のプレス成形用金型に供給してプレス成形すると同
時にその前端を先の短尺成形体の後端に接合させる操作
を繰り返す第一の連続プレス成形工程と、この第一の連
続プレス成形工程で得られた長尺成形体を第二のプレス
成形用金型の側端に送り込み、加熱された短尺合成樹脂
シートを第二のプレス成形用金型に供給してプレス成形
すると同時にその側端を上記長尺成形体の側端に接合し
、この短尺成形体を少なくとも後端が第二のプレス成形
用金型内に残るように上記長尺成形体と共に前方へ移動
させ、次の加熱された短尺合成樹脂シートを第二のプレ
ス成形用金型に供給してプレス成形すると同時にその前
端及び側端を先の短尺成形体の後端及び上記長尺成形体
の側端に接合させる操作を繰り返す第二の連続プレス成
形工程を含むことを特徴とする長尺物の連続プレス成形
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9473688A JP2632356B2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 長尺物の連続プレス成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9473688A JP2632356B2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 長尺物の連続プレス成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01264814A true JPH01264814A (ja) | 1989-10-23 |
JP2632356B2 JP2632356B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=14118400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9473688A Expired - Lifetime JP2632356B2 (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | 長尺物の連続プレス成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2632356B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109228435A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-18 | 山东汉正橡胶工业有限公司 | 一种简易式轮胎半成品接头压实机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58181603A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-24 | 北海道 | 中小径丸太及び短尺丸太からlvlの製造方法 |
-
1988
- 1988-04-18 JP JP9473688A patent/JP2632356B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58181603A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-24 | 北海道 | 中小径丸太及び短尺丸太からlvlの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109228435A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-18 | 山东汉正橡胶工业有限公司 | 一种简易式轮胎半成品接头压实机 |
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Publication number | Publication date |
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JP2632356B2 (ja) | 1997-07-23 |
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