JPH01263225A - 水平式焼鈍炉におけるハースローラの速度制御方法 - Google Patents

水平式焼鈍炉におけるハースローラの速度制御方法

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JPH01263225A
JPH01263225A JP9172488A JP9172488A JPH01263225A JP H01263225 A JPH01263225 A JP H01263225A JP 9172488 A JP9172488 A JP 9172488A JP 9172488 A JP9172488 A JP 9172488A JP H01263225 A JPH01263225 A JP H01263225A
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JP
Japan
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signal
speed
voltage
deviation
hearth
Prior art date
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Pending
Application number
JP9172488A
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English (en)
Inventor
Koji Nakao
浩治 中尾
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH01263225A publication Critical patent/JPH01263225A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、水平式焼鈍炉におけるハースローラの速度制
御方法に係り、特にストラングの形状を矯正するのに用
いられるフラットニング炉などの炉内張力を適正に保持
するのに好適なハースローラの速度制御■方法に関する
〈従来の技術〉 従来から例えば珪素鋼などのストリップの形状を矯正す
るのに用いられるフラットニング炉などの水平式焼鈍炉
は、第2図に示すように、焼鈍炉1の炉内は複数のセク
ション例えば4セクシヨン1a〜1dに分割され、各セ
クション1a〜1dにはハースローラ28〜2hがそれ
ぞれ複数ずつ配置されて構成される。
これらのハースローラ2a〜2hは、ライン速度基準指
令袋=5から与えられる基準速度指令信号Sに基づいて
作動する各セクション1a〜1dごとに設けられる電圧
制御袋Ti 4 a〜4dによって駆動モータ3a〜3
hの電圧が制御されることによって回転制御される。な
お、これら電圧制御装置43〜4dには、電圧信号がそ
れぞれフィードパツクされる。
また、焼鈍炉1の入側と出側には、モータ7a。
7bを結合したプライドルロール6a、6bが設けられ
、それぞれライン速度基準指令装置5がらの基準速度指
令信号Sに基づいて作動する速度制御装置8a、8bに
よって速度制御がなされる。
なお、プライドルロール6a、6bの回転速度はパルス
ジェネレータ9a、9bによって検出され、それぞれ速
度制御装置8a、8bにフィードバックされる。
さらに、出側プライドルロール6bと焼鈍炉1との間に
カウンタウェイト11を吊り下げたダンサロールエ0が
設けられる。このカウンタウェイト11の重さは、スト
リップ13の材質などによって決められる。また、ダン
サロール11の高さ位置は位置検出器12によって検出
されて、その検出信号は出側プライドルロール6bの速
度制御装置8bに入力される。
このように構成された焼鈍炉1に、ストリップ13がラ
イン速度基準指令装置5からの基準速度指令信号Sに従
って一定速度で通板されると、ストリップ13の張力は
入側プライドルロール6aおよび出側プライドルロール
6bによって外部から遮断されるとともに、ダンサロー
ル1oに加えられるカウンタウェイト11の重さによっ
て炉内張力が付与されて、通板中は炉出口部の張力はほ
ぼ一定に保たれて熱処理されることになる。
ところで、炉内部における張力は、複数のハースローラ
2a〜2hの周速度とストリップ13の通板速度との差
に起因して変化する。すなわち、例エバハースローラ2
a〜2hの周速度がストリップ13の通板速度より遅い
と炉内部の張力は低くなり、逆にハースローラ2a〜2
hの周速度がストリップ13の通板速度より速いと炉内
の張力は高くなる。
このようなハースローラ2a〜2hの速度変化は、電圧
制御により回転制御されるために起こり、その原因は種
々考えられるが、その主なものとしては、例えばストリ
ップ13の表面性状や形状あるいはサイズなどが途中で
変化したり、ハースコーラ2の表面が摩耗したり、ハー
スローラ2と駆動モータ3との駆動系におけるメカニカ
ル・ロスが変化したりすることにより駆動モータ3a〜
3hの負荷電流が変化し、ハースローラ2a〜2hの周
速度が変化してストリップ13の通板速度との間に差が
生じる。
そして、それらが原因となって炉内部の張力が変化する
ことになるから、フラットニング炉の目的の一つである
ストリップ13の耳部や歪みなどの形状の矯正に影響を
与えることになる。
しかし、このような大きな速度変化は、過去の操業実績
によれば短時間で繰り返して変化するものではないから
、オペレータが常時監視しながらこまめに速度補償や張
力補償をしてやれば問題なく運転することができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来技術には以下のような課
題がある。
■ 近年の省力化や効率化などの要請により、オペレー
タによる速度制御や張力制御の監視能力には限界が生じ
てきていること。
■ 炉内でのストリップ13の張力を適宜検出できるよ
うにすれば上記の問題を解消し得るが、しかし炉内に張
力検出器を取付ける場合、取付は場所も含めた環境条件
などから大きく制約されて正確な張力の検出が困難であ
り、かつそのメンテナンス上の問題があること。
■ 速度制御I系においては、ハースローラ2の表面が
摩耗したときの補償が非常に難しいこと。
■ ライン速度が象、激に加速・減速されてストリップ
13の速度が急激に変化すると、ハースローラ2とスト
リップ13との間にスリップが生して、ストリップ13
の表面に疵が発生することになり、最悪の場合には製品
欠陥になることがあること。
本発明は、上記のような課題を解消すべくしてなされた
水平式焼鈍炉におけるハースローラの速度制御方法を提
供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、複数のセクションから構成される水平式焼鈍
炉のハースローラの速度を制i1Dする方法であって、
ライン速度基準指令信号に基づいて回転駆動される各セ
クションのハースローラの周速度を検出して、この周速
度信号と各セクションごとのハースローラを駆動するモ
ータの回転速度を制御する電圧設定信号との偏差量をそ
れぞれ演算し、これらの偏差量に応じて変換されるラン
プ状の電圧信号を用いて前記ライン速度基準指令信号を
上流側のセクションから順次周期的に補正することを特
徴とする水平式焼鈍炉におけるハースローラの速度制御
方法である。
〈作 用〉 本発明によれば、各セクションのハースローラの速度信
号と各セクションごとのハースローラを駆動するモータ
の回転速度を制御する電圧設定信号との偏差量をランプ
状の電圧信号に変換して基準速度指令信号を補正するよ
うにしたので、ノ\−スローラの速度変更をなだらかに
行うことができる。
また、ハースローラの速度変更を上流側または下流側の
セクションから順次一定周期ごとに補正するようにした
ので、個々のセクションでの張力変化の影響を他のセク
ションに及ぼすことが少ない。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、図面を参照して詳し
く説明する。
第1図は、本発明方法に係る実施例を示すブロック図で
ある。図中、従来例と同一部材は、同一符号を付して説
明を省略する。
図において、21a〜21dは速度検出器であり、各セ
クション1a〜1dに設けられたハースローラ2a〜2
hのうちの代表的な回転速度を検出するもので、例えば
モータ3b、3d、3f、3hの回転軸に直結して取付
けられる。
22a〜22dは偏差検出器であり、各セクション1a
〜1do)電圧制御装置4a〜4dへの電圧設定信号と
、速度検出器21a〜21dからの速度検出信号との偏
差を所定の時間間隔で演算して、その平均値が予め設定
された速度差の上下限値のいずれかを超える場合は、そ
の偏差に応じた速度を増加あるいは減少の信号を例えば
パルス信号として出力する機能を有する。
23a〜23dは電圧発生器であり、前記偏差検出器2
2a〜22dからの偏差信号をそれぞれ受けて、そのパ
ルス数に応じた電圧信号をランプ状に出力し、次のパル
ス信号が入力されるまでその出力信号を保持する機能を
有する。
24a〜24dは加算器であり、前記電圧発生器238
〜23dからの電圧信号とライン速度基準指令装置5か
らの基準速度指令信号Sとを加算して、電圧制御装置4
a〜4dに電圧設定値として出力する機能を有する。
25は、例えばプログラマブルコントローラのようなシ
ーケンス制御装置であり、各セクション1a〜1dのハ
ースローラ2a〜2hの周速度の制御のタイミングを、
例えばライン速度に比例して設定されるサンプリング時
間ごとに、炉の上流側のセクションすなわち第1セクシ
ヨン1aから順次下流側のセクションすなわち第4セク
シヨン1dに向けてサイクリックにコントロールする機
能を有する。
このように構成された各セクション1a〜1dのハース
ローラ2a〜2hの速度制御装置の動作を、以下に説明
する。
■ 入側プライドルロール6a、ハースローラ2a〜2
h、出側プライドルロール6bを介して焼鈍炉1に通板
されたストリップ13は、ダンサロール10によって所
定の張力が加えられるとともに、ライン速度基準指令装
置5からの基準速度指令信号Sが速度制御装置8a、8
bに与えられて速度制御がなされる。
■ 一方、ライン速度基準指令装置5からの基準速度指
令信号Sは、同時に各セクション1a〜1dの加算器2
4a〜24dにも与えられ、これら加算器24a〜24
dから出力される電圧設定信号V sa、  V sb
、  V sc、  V sdが電圧制御装置4a〜4
dに与えられ、各モータ3a〜3hを介して各ハースロ
ーラ2a〜2hの周速度が制御″l′Ilされる。なお
、これらの電圧設定信号Vsa、  Vsb。
V sc、  V sdは同時に偏差検出器22a 〜
22dにも入力される。
■ 速度検出器21a〜21dによって検出された各ハ
ースローラ2a〜2hの速度検出信号Va 。
Vb 、Vc 、Vd は、偏差検出器22a 〜22
dに人力されるのであるが、そのサンプリングのタイミ
ングはシーケンス制御装置25によって例えば10秒間
の一定周期でコントロールされる。
そこで、偏差検出器22a〜22dに速度検出信号Va
 、Vb 、Vc 、Vdが一定周期ごとに入力される
と、そこで先に入力されていた電圧設定信号Vsa、 
 Vsb、  Vsc、  Vsdと順次比較されて、
それぞれの偏差ΔVa 、Δ■b、ΔVc 。
ΔVdが下記式によって順次演算される。
ΔVi =Vsi−Vi ここで、iはa −dである。
つぎに、それらの平均値が順次演算されて、それらの平
均値が予め設定された速度差の不感帯すなわち上限値と
下限値の間にあるかどうかが判断される。
平均値が不感帯内に入っている場合は出力信号を出さな
いが、例えばストリップ13の通板速度に対してハース
ローラ2a〜2hの周速度が変化し、その平均値が不感
帯を外れることになると、その偏差に応じたパルス信号
を電圧発生器23a〜23dに出力する。
■ 電圧発生器23a〜23dでは、前記偏差検出器2
2a〜22dからの出力信号が0の場合は動作しないが
、出力信号が出された場合はそのパルス数に応じた電圧
信号をランプ状に変換して加算器24a〜24dに出力
し、次のパルス信号が入力するまでその値を保持する。
■ このランプ状の電圧信号は、加算器24a〜24d
においてすでにライン速度基準指令装置5から与えられ
ている基準速度指令信号Sに対して低いレベル側から順
次加算されるので、電圧設定信号Vsa、  Vsb、
  Vsc、  Vsdは徐々に修正されながら電圧制
御装置4a〜4dに与えられて、それぞれのハースロー
ラ2a〜2hの周速度が順次緩やかに修正制御される。
したがって、張力も緩やかに変化するので、各セクショ
ン間に影響を及ぼすことが少ない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、ハースローラの
周速度変化、すなわちセクション内のハースローラの周
速度とストリップの設定速度との差によるストリップの
炉内張力の変化を自動的に修正することができるので、
ストリップの炉内張力が常に一定に保持することが可能
であり、ストリップの形状の矯正機能を損なうことなく
、またスリップ疵を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法に係る実施例を示すブロック図、
第2図は従来例を示すブロック図である。 1・・・焼鈍炉(水平式焼鈍炉)。 2・・・ハースローラ。 4・・・電圧制御装置。 5・・・ライン速度基準指令装置。 13・・・ストリップ。 21・・・速度検出器。 22・・・偏差検出器。 23・・・電圧発生器。 24・・・加算器。 25・・・シーケンス制御装置。 S・・・基準速度指令信号。 Vsa、  Vsb、  Vsc、Vsd−各セクショ
ンla。 lb、lc、ldの電圧設定信号。 Va 、Vb 、Vc 、vd−ハースローラ2の各セ
クションla、lb、lc、ldの周速度信号。 ΔVa 、  Δ■b7 Δ■c、ΔVd ・・・各セ
クションla、lb、lc、ldの電圧設定信号とハー
スローラの周速度信号との偏差量。 特許出願人   川崎製鉄株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のセクションから構成される水平式焼鈍炉のハース
    ローラの速度を制御する方法であって、ライン速度基準
    指令信号に基づいて回転駆動される各セクションのハー
    スローラの周速度を検出して、この周速度信号と各セク
    ションごとのハースローラを駆動するモータの回転速度
    を制御する電圧設定信号との偏差量をそれぞれ演算し、
    これらの偏差量に応じて変換されるランプ状の電圧信号
    を用いて前記ライン基準速度指令信号を上流側のセクシ
    ョンから順次周期的に補正することを特徴とする水平式
    焼鈍炉におけるハースローラの速度制御方法。
JP9172488A 1988-04-15 1988-04-15 水平式焼鈍炉におけるハースローラの速度制御方法 Pending JPH01263225A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570848A (ja) * 1991-09-17 1993-03-23 Nippon Steel Corp ストリツプ連続熱処理ラインのハースロール制御方法
KR100431612B1 (ko) * 1999-11-15 2004-05-17 주식회사 포스코 연속소둔로의 구동롤 슬립검출 및 제어방법
JP2011127196A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Jfe Steel Corp 金属帯の熱処理方法

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