JPH01262690A - 厚膜組成物 - Google Patents

厚膜組成物

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JPH01262690A
JPH01262690A JP63083226A JP8322688A JPH01262690A JP H01262690 A JPH01262690 A JP H01262690A JP 63083226 A JP63083226 A JP 63083226A JP 8322688 A JP8322688 A JP 8322688A JP H01262690 A JPH01262690 A JP H01262690A
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organic
organic medium
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thick film
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Tomiyuki Akai
赤井 富幸
W Coutty D
ディー.ダブリュー.クーティー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はスクリーン印刷可能な厚膜組成物、特に印刷後
であって未焼成時の機械的強度(乾燥強度あるいはグリ
ーン強度)が高い厚膜組成物に関する。
[従来の技術] ハイブリッド回路の製造において、電気的機能性厚膜層
がスクリーン印刷によって種々の基板に適用される。こ
の印刷された厚膜層はその後乾燥されて、該厚膜層中の
有機媒体の揮発がなされ、次いで焼成されて、各種有機
重合体の燃焼(バーンアウト)、また、無機バインダの
溶融・流動、および電気的機能性材料の液相焼結ち密化
がなされる。この方法が自動的又は半自動的製造設備に
よって行われる場合、印刷・乾燥された厚膜層をのせた
基板はしばしば焼成の前に機械的な扱いによって積み重
ねられたりマガジン形式の容器に移動させられる。しか
しこのような積み重ねや移動はしばしば印刷や乾燥され
た厚膜層に物理的ダメージを与え、このため印刷・乾燥
された厚膜層は焼成後の使用に適さない状態となる。こ
のような理由により、厚膜材料は、機械的取扱いによる
ダメージに対してよりよく抵抗できるように充分な乾′
燥強度(未焼成時の機械的強度)を有することが重要で
ある。
[発明が解決しようとする課題] したがって本発明の目的は、乾燥強度が改良されたスク
リーン印刷可能な厚膜組成物を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、スクリーン印刷可能な厚膜組成物であって、
a、(1)電気的機能性材料および(2)無機バインダ
の微細分割粒子の混合物と、b、該混合物を分散させる
有機媒体であって本質的に(1)有機媒体を100重量
%として2乃至30重量%の熱硬化性エポキシ樹脂系、
(2)有機媒体を100重量%として1乃至10重量%
のフェノール系樹脂、(3)有機媒体を100重量%と
して5乃至20重量%のロジンエステル、(4)有機媒
体を100重量%として7乃至10重量%のセルロース
ベースの有機重合体、および(5)これらを溶解する有
機溶媒の溶液からなる有機媒体とを包含するスクリーン
印刷可能能な厚膜組成物を提供する。
また本発明は、(1)上記のスクリーン印刷可能な厚膜
組成物を任意のパターンで基板に適用する工程、(2)
該適用された膜を150乃至250℃の温度に加熱して
該有機媒体の熱分解を伴わずに該エポキシ樹脂を硬化す
るとともに該有機溶媒を揮発させる工程、および、(3
)該エポキシ樹脂が硬化された厚膜を焼成して、該エポ
キシ樹脂、フェノール系樹脂、ロジンエステル、および
セルロースベースの有機重合体を燃焼し、また、該無機
バインダの溶融・流動、および該電気的機能性材料の液
相焼結ち密化を行う工程、を包含する電気的機能性厚膜
層の製造方法を提供する。
また、本発明は抵抗ペーストに適用させるものであるが
、導体ペーストおよび誘電体ペーストにも同様に適用し
て乾燥強度を向上させることも可能である。いずれにし
ても、本発明の技術は厚膜ペーストの種類を問わず適用
できるものであって、乾燥強度の向上した厚膜が得られ
る。
A、電気的機能材料 本発明の組成物において電気的機能性材料としては抵抗
体酸化物および抵抗体金属を使用することができる。抵
抗体酸化物とは1又は複数の良電導性の金属の酸化物を
主体とする材料をいう。特にルテニウムベースの酸化物
であることが好ましい。これらの電導性ルテニウム酸化
物には二酸化ルテニウムの他に、ルテニウムとビスマス
、鉛などとの酸化物(ルテニウムパイロクロア)がある
また抵抗体金属としては銀やパラジウムが挙げられる。
これらは、混合して使用してもよい。
本発明に係る組成物において、これらの電気的機能性材
料は微細分割粒子の状態で使用する。
B、無機バインダ 本発明の組成物において無機バインダとしては、通常、
ガラスが使用される。好ましいガラスは、アルミニウム
、ホウ素、鉛およびケイ素を含有するガラスである。本
発明の組成物においては、無機バインダも前記電気的機
能性材料と同様微細分割粒子の状態で使用する。
C1有機媒体 本発明の組成物において使用する有機媒体は、有機溶媒
に熱硬化性エポキシ樹脂系、フェノール系樹脂、ロジン
エステル、およびセルロースベースの有機重合体を溶解
させた溶液である。
本発明において重要なことは有機媒体中に熱硬化性エポ
キシ樹脂とフェノール系樹脂とロジンエステルとセルロ
ースベースの有機重合体の四者を同時に使用することで
ある。これら四者を組合わせて使用することによって厚
膜の乾燥強度を著しく向上させることができる。
熱硬化性エポキシ樹脂系としては、150℃乃至250
℃の温度で硬化されるエポキシ樹脂が好ましく、具体的
にはビスフェノールAを含有するものが好ましい。熱硬
化性エポキシ樹脂系には硬化剤、および必要により硬化
促進剤、希釈剤等が含まれる。有機媒体中における熱硬
化性エポキシ樹脂の含有量は、有機媒体を100重量%
として2乃至30重量%が好ましい。
本組成物において使用することができるフェノール系樹
脂としては、例えばアルキルフェノール樹脂が挙げられ
る。有機媒体中におけるフェノール系樹脂の含有量は、
有機媒体を100重量%として1乃至10重量%が好ま
しい。
ロジンエステルとしては、ペンタエリスリトールロジン
エステルが好ましい。ロジンエステルの有機媒体中にお
ける含有量は、有機媒体を100重量%として5乃至2
0重量%が好ましい。
またセルロースベースの有機重合体としては、エチルセ
ルロースが好ましい。セルロースベースの重合体の有機
媒体中における含有量は、有機媒体を100重量%とし
て7乃至10重量%が好ましい。
有機溶媒としては例えばテルピネオールが挙げられる。
本発明の有機媒体は、有機溶媒に前記の熱硬化性エポキ
シ樹脂、フェノール系樹脂、ロジンエステルおよびセル
ロースベースの有機重合体を溶解させて得ることができ
るが、この有機媒体はさらに分散剤や酸化防止剤を含有
することができる。分散剤を添加することによって、電
気的機能性材料および無機バインダーの微細粒子を均一
に有機媒体中に分散・保持することができる。分散剤と
してはトリデシルフォスフェート又はトリエタノールア
ミンを使用することができる。また酸化防止剤を添加す
ることによって、無機微細粒子および有機媒体の成分の
酸化を防ぎ、経時的酸化に伴う粘度変化を抑制すること
ができる。酸化剤としては、ブチルヒドロキシトルエン
を使用することができる。
D、処方および適用方法 本発明の組成物は、それぞれ所定の重量の材料をスパチ
ュラを使用してポリオレフィン製あるいはステンレス製
容器で混合し材料を分散させ、その後ステンレススチー
ルロールの間でロールミルして均一ペーストとすること
により調製することができる。調製完了時の組成物の粘
度は、数100PaφS程度が好ましい。粘度は例えば
ブロックフィールド粘度計(B rookfield 
HBT  model)を用いて、軸番号6および回転
速度10rpmの条件で測定することができる。
こうして得られた本発明の組成物は、アルミナセラミッ
クス等の基板にスクリーン印刷し、連続式ベルト炉ある
いはバッチ式ボックス炉で、150℃乃至250℃で3
0秒乃至20分間加熱して、組成物中のエポキシ樹脂を
熱硬化させると同時に有機溶媒を揮発させる。この加熱
においては有機媒体成分が熱分解しないようにする。こ
の段階で有機媒体成分が熱分解すると、有機フェノール
系樹脂およびロジンエステルとエポキシ樹IIIの結合
により高い乾燥強度が得られるという点から、好ましく
ないからである。こうしてエポキシ樹脂を硬化させた後
、約850℃の温度で約10分間、全体で約60分間焼
成することによって、該エポキシ樹脂、フェノール系樹
脂、ロジンエステルおよびセルロースベースの有機重合
体を燃焼し、また、無機バインダを溶融・流動させ、お
よび電気的機能性材料を液相焼結・ち密化させて、厚膜
抵抗層を得る。
E、試験方法 (i)乾燥強度試験 印刷された厚膜の相対的な乾燥強度は次のようないくつ
かの方法によって半定量的に測定される。
最も簡便な方法としては“引っかき試験”がある。
まずピンセットの先端によって厚膜の表面を均一な圧力
で引っかく。ピンセットによる引っかきの動きに対する
抵抗の度合いを観察し、1−10の基準にて半定量的に
段階づける。ここで1はビンセットの動きに対する抵抗
の度合いが最も弱いことを表わし、10はビンセットの
動きに対する抵抗の度合いが最も強いことを表わす。通
常この試験は、一般に良好な乾燥強度を有するとされる
厚膜の乾燥強度を9と段階づけて行われる。
また−膜内な塗膜強度つまり塗料膜自体の機械的強度や
基板に対する接着力などの標準的な測定方法はいくつか
JIS規格によっても規定されている。
JISハンドブック 塗料には、カッターナイフによる
基盤目試験として、セロテープによる付着力試験を行う
もの(JIS  K  59806.7)および行わな
いもの(JIS  K5400 6.15)や、銅針に
おける描画試験(JIS  K  6894 6.4)
が規定されている。これらの測定方法によっても、印刷
された厚膜の相対的な乾燥強度を半定量的に1lP1定
できる。
(11)電気抵抗値 焼成された厚膜組成物の電気抵抗値は次のようにして測
定される。試験する試料を、温度を調整することができ
るチャンバ内の端子上に載せる。
この端子にはデジタル抵抗計が接続されている。
チャンバの温度を25℃に調整し、平衡に達した後、試
料の抵抗値を測定する。それからチャンバの温度を12
5℃に上げ、平衡に達した後に再び試料の抵抗値を測定
する。その後チャンバの温度を一55℃に下げ、平衡に
達した後に、試料の抵抗値を測定する。
試料の25℃の抵抗値(R)は、下式によ15”c。
り標準化され、乾燥膜厚25μmの正方形の厚膜が持つ
抵抗値(シート抵抗)として表わされる。
(iii)電気抵抗の温度係数(T CR)高温TCR
(HTCR)および低温TCR(CT CR)は、下式
により計算される。
[実施例] 以下の例に示す試料の作成方法は次の通りである。まず
それぞれ所定の重量の材料をスパチュラを使用してポリ
オレフィン製容器で混合し、材料を分散させた。この分
散物をその後ステンレススチールロールの間でロールミ
ルして均一ペーストとした。このペーストを、200〜
325メツシユのスクリーンを使用してセラミックス基
板(96%アルミナ基板)にスクリーン印刷した。
印刷膜厚は約25μmであった。この試料を150℃に
て約10分間加熱してエポキシ樹脂を硬化すると同時に
有機溶媒を揮発させ、さらに850℃にて10分間、全
体では約60分間焼成した。
例1−4 72.5重量%の固体成分と27.5重量%の有機媒体
とを含有する約100にΩ/口の抵抗体のための商業的
品質の厚膜組成物ペーストを各種作製した。各々の厚膜
組成物ペーストは第1表に示す種々の有機成分を単独ま
たは組み合せて含有しており、各成分の乾燥強度に対す
る効果を調べた。表の数字は有機媒体量を100とした
ときの各有機成分の重量%である。
第1表 有機成分の乾燥強度への効果 ロジンエステル(Cellolyn ” )    −
8,08,0フエノール系樹脂          −
−1,B    L、Sエポキシ樹脂        
    −12,0−4,0セルロースベースの有機重
合体   10.4    g、9   9.3   
8.4溶媒               119.6
   79.1    B1.1   7.8.0乾燥
強度             1−2   1−2 
  7−8   10(1)  Ce1lolynはあ
る種のペンタエリスリトールロジンエステルの商標(H
ercules 、  Inc、 、 Wllmlng
ton 、 DE)である。
第1表に示されたデータは、エポキシ樹脂は単独では乾
燥強度の向上に効果はほとんどなく、またロジンエステ
ルとフェノール系樹脂との組合わせでも充分な効果が上
がらないことを示している。
またエポキシ樹脂をロジンエステルおよびフェノール系
樹脂と組合わせて用いることで乾燥強度の向上に大きな
効果があることを示している。
例5−16 第2表に示す各有機成分を含有する有機媒体を使用して
固体成分75重量%および有機媒体25重量%から成る
約1にΩ/口の厚膜ペーストを調製した。このペースト
の固体成分は導電性ルテニウム酸化物粉末、ガラス(A
l−B−Pb−3t)粉末、その他の金属酸化物からな
るものである。
有機媒体の有機溶媒はテルピネオールを含有する有機溶
剤である。第2表において表中の数字は全有機媒体量を
100としたときの各有機成分の重量%である。
ロジンエステル  −2,75,38,0−−フェノー
ル系樹脂 −−−−0,81,3エポキシ樹脂   −
一一一一一 溶媒       89.8  87.1   114
.7   82.2   88.9   88.4例番
号      11   12   13   14 
  15   160ジンエステル  −8,08,0
g、0    g、0    g、0フエノール系樹脂
 1.[i    1.6   1.8    L、S
    L、8    L、Sエポキシ樹脂   −2
,04,012,020,0溶媒       88.
1  80.7   78.11   77.0   
894   82.2乾燥強度    3   5−8
    g     to   n−t21)t42)
注 1)、 2)  乾燥強度の11−12および14
とは、目標とした強度の9〜10を上回る強度であるこ
とを示す。
例17−24 第3表に示す各有機成分を含有した有機媒体を使用して
約1にΩ/口の抵抗体のための固体成分72.5重量%
および有機媒体27.5重量%から成る商業的品質の厚
膜ペーストを作製し、これら有機成分の乾燥強度に対す
る効果を調べた。表の数字は全有機媒体量を100とし
たときの各有機成分の重量%である。
第3表 有機成分の乾燥強度への効果 ロジンエステル  −11,011,011,018,
0B、0フエノール系樹脂 −1,81,81,61,
81,8エポキシ樹脂   −−1,613,3B、6
   22.0溶媒      89.8   gl、
1  79.8   68.8   68.2   8
0.80ジンエステル  24.0     g、0フ
エノール系樹脂 1.8    1.8エポキシ樹脂 
  6.8    15.4溶媒       604
    86.9注 1)乾燥強度の12.13および
15は、目標とした強度9〜10を大きく上回る強度で
あることを示す。
これらの結果はロジンエステルおよびフェノール系樹脂
は単独でも同時に含有されてもこれらのみでは乾燥強度
の向上効果は充分ではなく、エポキシ樹脂との組合わせ
で使用しなければならないことを示している。また上記
の結果はロジンエステルとフェノール系樹脂とエポキシ
樹脂とを組合わせた場合、エポキシ樹脂の量を多くする
ほど乾燥強度は向上することも示している。
しかしエポキシ樹脂が多すぎると厚膜の焼成中に厚膜表
面にくぼみが生ずるので、エポキシ樹脂は焼成膜にくぼ
みが生じない範囲で使用することが好ましい。しかしこ
の表面のくぼみは厚膜の電気的性質に悪影響を及ぼすも
のではなく、エポキシ樹脂を15.4重量%含有する例
24のペーストを焼成した場合少量のくぼみが観察され
るが、得られた厚膜の抵抗は、組成を変えないもとのも
のと同様の電気抵抗およびTCHの値を与えた。
また第3表の結果は、エポキシ樹脂を組合わせてもロジ
ンエステルの含有量が多すぎる場合には乾燥強度はいく
らか低下することも示している。
例25−36 次に10Ω/口から1M07口のシート抵抗を有するル
テニウム酸化物ベースの厚膜抵抗ベーストを本発明に従
って処方し、乾燥強度を向上させた(乾燥強度1O−1
1)。第4表にシート抵抗ごとに従来組成物および本発
明に従った乾燥強度向上組成物の有機媒体成分組成と、
焼成後の電気特性の測定結果を示す。例25−36にお
ける全ての試料は、±1100pp/”Cの範囲内のH
TCR値およびCTCR値を示した。表中の有機媒体成
分量は全有機媒体量を100とした時の各成分の重量%
である。
ロジンエステル          −l010フエノ
ール系樹脂               4.5エポ
キシ樹脂                  5,0
セルロースベースの有機重合体   11.0    
9.5溶媒               89.0 
   71.0(試料25および26はそれぞれ従来組
成物および乾燥強度向上組成物である)試料番号   
         27   280ジンエステル  
        −8,9フエノール系樹脂     
     −3,1エポキシ樹脂          
 −10,3セルロースベースの有機重合体   11
.7    10.0溶媒             
  88.3    89.7(試料27および28は
それぞれ従来組成物および乾燥強度向上組成物である。
)ロジンエステル          −8,9フエノ
ール系樹脂          −1,8エポキシ樹脂
           −13,3セルロースベースの
有機重合体   10.2    7.1溶媒    
          89.8    88.9(試料
29および30はそれぞれ従来組成物および乾燥強度向
上組成物である。)試料番号            
31   320ジンエステル           
     8.0フエノール系樹脂         
       1.6エポキシ樹脂         
         4.0セルローλベースの1j穆t
!lt−10,48,4溶媒            
   89.6    78.0(試料31および32
はそれぞれ従来組成物および乾燥強度向上組成物である
。)ロジンエステル          −8,0フエ
ノール系樹脂                1.6
エポキシ樹脂           −4,0セルロー
スベースの有機重合体   10.4    8.4溶
媒               89.8    7
8.0(試料33および34はそれぞれ従来組成物およ
び乾燥強度向上組成物である。)試料番号      
      35   360ジンエステル     
     −10,0フエノール系樹脂       
        2.0エポキシ樹脂        
          5.0セルロースベースの有機重
合体LL、5    9.0溶媒          
    88.5    74.0第4表が示すように
全ての場合において本発明に係る組成物から形成された
抵抗体の性質は、HイCRSCTCRおよび膜抵抗に関
し適当な範囲内である。
[発明の効果] 以上のように、本発明にしたがって印刷可能な厚膜組成
物の有機媒体中に熱硬化性エポキシ樹脂とフェノール系
樹脂とロジンエステルとセルロースベースの有機重合体
とを含有させることにより、厚膜の乾燥強度を向上させ
ることができる。
出願人代理人  弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a.(1)電気的機能性材料および(2)無機バイ
    ンダの微細分割粒子の混合物と、 b.該混合物を分散させる有機媒体であっ て本質的に、(1)有機媒体を100重量%として2乃
    至30重量%の熱硬化性エポキシ樹脂系、(2)有機媒
    体を100重量%として1乃至10重量%のフェノール
    系樹脂、(3)有機媒体を100重量%として5乃至2
    0重量%のロジンエステル、(4)有機媒体を100重
    量%として7乃至10重量%のセルロースベースの有機
    重合体、および(5)これらを溶解する有機溶媒、の溶
    液からなる有機媒体と を包含するスクリーン印刷可能な厚膜組成物。 2.該エポキシ樹脂がビスフェノールAの種類である請
    求項1記載の組成物。 3.該ロジンエステルがペンタエリスリトールロジンエ
    ステルである請求項1記載の組成物。 4.該セルロースベースの有機重合体がエチルセルロー
    スである請求項1記載の組成物。 5.該有機溶媒がテルピネオールを包含する請求項1記
    載の組成物。 6.該有機媒体が分散剤を含有する請求項1記載の組成
    物。 7.該有機媒体が酸化防止剤を含有する請求項1記載の
    組成物。 8.該電気的機能性材料が抵抗体酸化物である請求項1
    記載の組成物。 9.該抵抗体酸化物がルテニウムベースの酸化物である
    請求項1記載の組成物。 10.(1)請求項1記載のスクリーン印刷可能な厚膜
    組成物を任意のパターンで基板に適用する工程、 (2)該適用された膜を150乃至250℃の温度に加
    熱して該有機媒体の熱分解を伴に該エポキシ樹脂を硬化
    するとともに該有機溶媒を揮発させる工程、および、 (3)該エポキシ樹脂が硬化された厚膜を焼成して、該
    エポキシ樹脂、フェノール系樹脂、ロジンエステル、お
    よびセルロースベースの有機重合体を燃焼し、また、該
    無機バインダの溶融・流動、および該電気的機能性材料
    の液相焼結・ち密化を行う工程、 を包含する電気的機能性厚膜層の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298990A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Lenovo Singapore Pte Ltd 熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物

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JP2009298990A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Lenovo Singapore Pte Ltd 熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物

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