JP2009298990A - 熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物 - Google Patents

熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物 Download PDF

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Abstract

【課題】極めて微小な気泡痕の発生が大幅に低減し、しかも平滑性にすぐれた塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物を提供する。
【解決手段】塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材の表面に塗布し、熱硬化により塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物であって、加熱によって硬化して塗膜を形成する熱硬化性樹脂成分と、前記熱硬化性樹脂成分を溶かす溶剤成分と、さらに、塗料塗布後の110℃までの第1加熱温度範囲の加熱により、多孔質素材の孔からの気泡により塗膜が破裂した後に、110℃以上で熱硬化温度前の第2加熱温度範囲において、塗膜が再溶融して気泡を塞ぐ自己再生塗膜成分とを含み、第1の加熱温度範囲で気泡14を発生させて破裂16させ、その後第2の加熱温度範囲で自己再生塗膜成分による塗膜の流動性を向上させて再溶融させて、平滑性を有する塗膜17を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばダイキャスト等の表面に細孔を有する材料へ良好な塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物に関する。
従来、例えばダイキャスト等の多孔質部材の表面に塗装を行う場合に、塗料塗布後に加熱乾燥する際において、発泡あるいはピンホール等の欠陥を生じ不良率が高く、問題であった。
この発泡あるいはピンホール等が生じるメカニズムは以下のように考えられる。
(1)例えばダイキャスト等の多孔質部材の表面近傍には微細な孔が多数存在する。
(2)微細な孔は表面に通じている。
(3)孔の中には空気(大気)あるいは表面から進入した水分等が入っている。
(4)表面に塗料を塗布すると、孔の出口が覆われるが、孔の内部の空間を塗料が完全に満たすことは少ない。
(5)塗料を硬化させるために、塗料を塗布した素材を加熱するのが一般的に行われる手法である。
(6)この際、熱硬化のために加熱すると、素材の表面近傍の孔の中にたまっていた空気が熱膨張あるいは水分が気化して体積が膨張する。
(7)膨張した気体が、まだ流動性のある塗料を押しのけて外部に出る際に発泡する。
(8)塗料は一般的に粘性が高いので泡を形成するか、気体が抜けた痕がピンホール状の穴になるか、クレーター状の凹みが形成される。
(9)泡、ピンホール、クレーター等を形成した時点で塗料の加熱が進み、粘度が高くなり流動性が乏しくなり、そのままの形状を保持したままで硬化する。
(10)加熱乾燥工程が終了し、温度が下がっても泡、ピンホール、クレーター等が塗装の表面に存在する。
このため、従来においては、樹脂にワックスを混入したり、樹脂にフィラーを混入してこれを防止したりすることの提案がある(特許文献1、特許文献2)。また、溶融粘度を調整してこれを防止することの提案(特許文献3)や、加熱温度を調整してこれを防止する提案がある(特許文献4)。
特開2001−19901号公報 特開2000−273390号公報 特開2003−181371号公報 特開2001−17904号公報
しかし、いずれ提案においても微小な気泡痕(例えば最終塗布面における0.05mm2以上の気泡痕)の完全な除去を達成できず、例えば0.05mm2の極微小な気泡痕が15%以下となる平滑性を有する塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物の出現が望まれている。
また、ダイキャストの表面を押しつけつつ表面を加工することにより、無数の空孔をつぶして平滑性を有する表面とした後に、塗膜を形成することが考えられるが、この方法では平滑性のための機械加工に手間がかかるという、問題がある。
本発明は、前記問題に鑑み、極めて微小な気泡痕の発生が大幅に低減し、しかも平滑性にすぐれた塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物、熱硬化性塗膜の形成方法及び塗装物を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材の表面に塗布し、熱硬化により塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物であって、加熱によって硬化して塗膜を形成する熱硬化性樹脂成分と、前記熱硬化性樹脂成分を溶かす溶剤成分と、塗料塗布後の110℃までの第1加熱温度範囲の加熱により、多孔質素材の孔からの気泡により塗膜が破裂した後に、110℃以上で熱硬化温度前の第2加熱温度範囲において、塗膜が再溶融して気泡を塞ぐ自己再生塗膜成分とを含むことを特徴とする熱硬化性塗料組成物にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記自己再生塗膜成分が、全体量の5重量%以上を含むことを特徴とする熱硬化性塗料組成物にある。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記自己再生塗膜成分が、ロジン、アセチルリンゴ酸のいずれか一つ、又はこれらの組合せであることを特徴とする熱硬化性塗料組成物にある。
第4の発明は、第1乃至3のいずれか一つの発明において、塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材が、ダイキャスト製品、アルミニウムの圧延製品、鋳造品のいずれかであることを特徴とする熱硬化性塗料組成物にある。
第5の発明は、第1乃至4のいずれか一つの塗料組成物を用いて、塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材の表面に塗布し、熱硬化により塗膜を形成する熱硬化性塗膜の形成方法であって、塗料塗布後に110℃までの間において、多孔質素材の孔から発生した気泡により塗膜の一部が破裂するように所定時間加熱を保持する第1の加熱温度工程と、110℃以上で熱硬化温度前において、自己再生塗膜成分を含む塗料成分が流動性を呈すると共に、塗膜が再溶融することにより、破裂した気泡を塞ぐように所定時間加熱を保持する第2の加熱温度工程と、熱硬化樹脂成分が硬化する第3の加熱温度工程とを含むことを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法にある。
第6の発明は、第5の発明において、第1の加熱温度工程が10分以上であると共に、第2の加熱温度工程が10分以上であることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法にある。
第7の発明は、第5の発明において、第1の加熱温度工程と第2の加熱温度工程とを連続して昇温すると共に、その昇温速度が2℃/分以下であることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法にある。
第8の発明は、第5乃至7のいずれか一つの発明において、前記自己再生塗膜成分が、全体量の5重量%以上を含むことを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法にある。
第9の発明は、第5乃至8のいずれか一つの発明において、前記自己再生塗膜成分が、ロジン、アセチルリンゴ酸のいずれか一つ、又はこれらの組合せであることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法にある。
第10の発明は、第5乃至9のいずれか一つの発明において、塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材が、ダイキャスト製品、アルミニウムの圧延製品、鋳造品のいずれかであることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法にある。
第11の発明は、第5乃至10のいずれか一つの熱硬化性塗膜の形成方法で塗装してなることを特徴とする塗装物にある。
第12の発明は、第11の発明において、前記塗装物が、OA機器、モバイル機器、自動車部品のいずれかであることを特徴とする塗装物にある。
本発明によれば、熱硬化性塗料組成物に自己再生塗膜成分を含むので、110℃を超えて熱硬化温度前の第2加熱温度範囲において、前記自己再生塗膜成分が、流動性を呈すると共に、塗膜が再溶融してピンホールを塞ぐこととなる。その後硬化することにより、平滑性を有する塗膜が形成される。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態及び実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態及び実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施の形態]
本発明に係る熱硬化性塗料組成物は、塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材の表面に塗布し、熱硬化により塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物であって、加熱によって硬化して塗膜を形成する熱硬化性樹脂成分と、前記熱硬化性樹脂成分を溶かす溶剤成分と、さらに、塗料塗布後の110℃までの第1加熱温度範囲の加熱により、多孔質素材の孔からの気泡により塗膜が破裂した後に、110℃以上で熱硬化温度前の第2加熱温度範囲において、塗膜が再溶融して気泡を塞ぐ自己再生塗膜成分とを含むものである。
ここで、図面を用いて、本発明と従来技術との相違を説明する。
図1は、本発明の熱硬化性塗料組成物による塗膜の形成過程の模式図である。図2は、従来技術熱硬化性塗料組成物による塗膜の形成過程の模式図である。
図1に示すように、塗布面11に塗膜12を形成した直後は、塗膜の面は平滑である。そして、加熱を開始して80℃を過ぎる頃から、細孔13内の空気や水蒸気が外部に出ようとして、気泡14の形成が始まる。その後、90℃近傍から110℃における第1加熱温度範囲において、気泡14が破裂し、空気等15が外部に放出され、ピンホール16が形成される。この際、所定時間保持することで、気泡14を積極的に破裂されるようにするのが好ましい。
その後、本発明においては、熱硬化性塗料組成物に自己再生塗膜成分を含むので、110℃を超えて熱硬化温度前の第2加熱温度範囲において、前記自己再生塗膜成分が、流動性を呈すると共に、塗膜が再溶融してピンホール16を塞ぐこととなる。このようにピンホール16が塞がれ、その後硬化することにより、平滑性を有する塗膜17を得ることができる。
このように、熱硬化性塗料組成物に自己再生塗膜成分を含むので、一度破裂した気泡が溶融軟化して気泡が閉じられることとなり、その結果、微小な気泡痕の発生が極端に低減することとなる。
この際、所定時間保持することで、自己再生塗膜成分の流動性を積極的に助長させ、ピンホールを塞ぐようにするのが好ましい。
ここで、本発明で、微細な気泡痕とは、製品の表面に発生する0.05mm2以上の気泡痕をいい、熟練した製品検査員により目視により検査されるものである。
そして、本発明によれば、後述する実施例に示すように、その気泡の発生率が15%以下となる高品質な平滑性の塗布面を達成することができる。
ここで、本発明における気泡の概念には、気泡そのもの以外に、例えばピンホール、クレーター等の欠陥をも含むものである。
これに対し、従来技術では、本発明のように自己再生塗膜成分を含むものではないので、110℃を超えた例えば120〜130℃の温度域で気泡14の縁部14aがそのまま又は収縮することで、ピンホール16を塞ぐことができずに、微細な気泡痕18の発生率が多くなり、高品質な平滑性を有する塗布面とすることができないものとなる。
本発明において、自己再生塗膜成分としては、第2の加熱温度工程において、流動性を呈して、気泡の破裂部分を再溶融することで自己再生するものであればいずれでもよいが、特には、ロジン(Colophony :主成分 abietic acid C20H30O2を含む天然樹脂)や、アセチルリンゴ酸(Acetyl malic acid C2H3O2・C2H3(CO2H)2)等を挙げることができる。
なお、この自己再生塗膜成分は、樹脂の熱硬化温度である例えば150℃以上においては、分解あるいは反応により塗膜の一成分になり、塗膜性能には殆ど影響を及ぼさない。
ここで、自己再生塗膜成分の配合量としては、全体量の5重量%以上を含むことが好ましい。なお、添加量の上限値は、光沢性が要求される製品の場合には11重量%以下とし、光沢が求められない製品の場合にはそれ以上添加することができる。
本発明では、塗膜を形成後に三段階の加熱により、気泡の発生を促すと共に、自己再生塗膜成分による気泡の再生を助長させるようにしている。
すなわち、第1の加熱温度工程において、室温から110℃の範囲で、所定の温度で上昇し、例えば80℃(より好ましくは90℃)で10分以上温度を保持し、細孔から空気や水蒸気等を追い出し、気泡を発生させるようにしている。
その後、第2の加熱温度工程において、110℃以上で樹脂の硬化温度前の範囲で、例えば120℃(より好ましくは125℃)で10分以上温度を保持し、自己再生塗膜成分による気泡の修復を行い、表面を平滑にするようにしている。
なお、この第2の加熱温度工程では、用いる熱硬化性樹脂の熱硬化温度において多少変動がある。すなわち、熱硬化温度が150〜160℃程度である場合には、120〜130℃であるが、例えば熱硬化温度が180〜200℃程度と高い場合には、120〜160℃とするのが好ましいので、硬化温度に応じて適宜変更することができる。
その後、第3の加熱温度工程において、樹脂の熱硬化温度で塗膜を硬化させて製品を得るようにしている。第3の加熱温度工程は、樹脂を熱硬化させる温度域であり、塗料の硬化温度(150〜200℃等所定の温度)まで上昇して塗料の要求硬化時間保持するようにすればよい。その後、室温までの冷却の仕方は任意である。
また、本発明においては、さらに第1の加熱温度工程と第2の加熱温度工程とを連続して昇温すると共に、その昇温速度を2℃/分以下、好適には1.5℃/分以下の緩慢な速度として、気泡の発生と、自己再生塗膜成分による気泡の修復とを連続して行うようにしてもよい。
なお、この場合には、塗膜加熱時間がかかるので、大量製造には則さないものとなるが、良質な塗膜を製造する場合に用いるようにしてもよい。
ここで、塗料の樹脂の材料は特に限定されるものではなく、例えばエポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ウレタン系樹脂、アルキド系樹脂、メラミン系樹脂のいずれか一つ又はこれらの一部若しくは全部の混合系としてもよい。
前記エポキシ系樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、O−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等を例示できる。これらの中でもビスフェノール型エポキシ樹脂及びフェノールノボラック型エポキシ樹脂が好ましく、ビスフェノール型エポキシ樹脂の中でも特にビスフェノールA型エポキシ樹脂及びビスフェノールF型エポキシ樹脂が好ましい。
また、エポキシ系樹脂としては、変性剤を用いて変性されたものも含まれる。変性剤としては、例えば、(1)炭素数1〜18の、直鎖状または分岐したところの、不飽和炭化水素鎖又は飽和炭化水素鎖を有するモノカルボン酸、(2)コハク酸及びその無水物、マレイン酸及びその無水物、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、及びダイマー酸等のジカルボン酸、(3)無水トリメリット酸、及び無水ピロメリット酸等の多価カルボン酸、(4)カルボキシル基含有のビニル系共重合体等のカルボキシル基含有化合物、(5)イソシアネート基含有化合物、並びに(6)カプロラクトン等の環状エステル化合物等をあげることができる。
その分子量、エポキシ当量については特に限定されるものではないが、数平均分子量が200〜10000、エポキシ当量が80〜8000であるポリフェノール型エポキシ樹脂が好ましく、特に数平均分子量が300〜8000、エポキシ当量が100〜5000であるポリフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
本発明において使用される顔料としては、二酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、黄鉛等の無機系着色顔料、アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、インジゴ系、ペリレン系等の有機系着色顔料、タルク、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、シリカ、マイカ、カオリン等の体質顔料、リン酸亜鉛系、リン酸アルミニウム系、ストロンチウムクロメート、ジンククロメート等の防錆顔料、等を例示できる。
また、顔料の配合割合は、樹脂成分100重量部に対し、5〜300重量部の範囲である。配合量が5重量部より少ないと、十分な着色力が得られず、また下地隠蔽性に劣るため好ましくない。300重量部より多いと、硬化物の性能が低下するので好ましくない。
本発明の熱硬化性樹脂組成物には目的に応じ、硬化触媒を配合することができる。使用できる硬化触媒としては、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラエチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムブロマイド、テトラエチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルフォスフォニウムブロマイド、及びトリフェニルベンジルフォスフォニウムクロライド等の4級塩触媒、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、トリエタノールアミン、1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン、及びピリジン等の3級アミン類、並びに2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、4−メチル−2−フェニルイミダゾール、及びベンズイミダゾール等のイミダゾール類等が挙げられる。
また、本発明の熱硬化性樹脂組成物は、溶剤として例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、メトキシプロパノール、n−ブチルアセテート、シクロヘキサアノン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチル−3−エトキシプロピオネート、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル、イソホロン、メチルアミルケトン、n−プロピルアルコール、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、炭化水素類、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、エチルベンゾール、エチレングリコール モノプロピルエーテル、エチレングリコール モノメチルエーテル等の各種溶剤を用いるようにしてもよい。
また、本発明の熱硬化性樹脂組成物には、目的に応じ、適宜、染料、溶剤、充填剤、骨材、顔料分散剤、湿潤剤、増粘剤、表面調整剤、消泡剤、可塑剤、防黴剤、等の塗料業界において通常用いられている添加剤等を配合することができる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、刷毛塗り、ローラー塗装、ロールコーター、スプレー塗装、静電塗装やスピンコート等の塗布方法を用い、ダイキャスト製品、アルミニウムの圧延製品、鋳造品のいずれかの多孔質素材に適用可能である。
本発明に係る熱硬化性塗料組成物を用いて、表面平滑性が良好な塗装物を得ることができる。
ここで、本発明の熱硬化性塗料組成物を用いて良好な表面平滑性を有する部品としては、ヒンジ部材を例示することができる。
このようなヒンジ部材を有するノートブック型パーソナルコンピュータ1(以下、単に「ノートPC1」と称する)を示した斜視図を図3に示す。
図3に示すように、ここで例示するノートPC100は、本体筐体101及び蓋体102を備えている。そして、蓋体102は、液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイ等の表示装置103を収容した箱体であり、図3に示すように、本体筐体101の奥側縁部にヒンジ部104によってその基端部105が回動可能に支持されている。この蓋体102は、本体筐体101に対して開いた場合に本体筐体101の手前側に向けて表示装置103を露出させるとともに、本体筐体101の上面106を開放した状態となる。一方、ヒンジ部104を介して回動させれば、本体筐体101の上面106及び表示装置103を同時に覆うカバーとして機能する。
また、ヒンジ部材以外のパーソナルコンピュータ用部材としては、リアカバー、ベースカバー等のダイキャスト部品に適用することができる。
また、コンピュータ等のOA機器以外としては、例えば携帯電話等のモバイル機器、自動車部品等を例示することができる。
さらに、ダイキャスト材のような多孔質の素材の表面に塗装を施す場合において、従来は泡、ピンホール、クレーターなどが頻度多く発生して、これらの欠陥をパテなどで埋めてから研磨、再度塗装することで良品率を上げていたが、本発明によりこれが解消される。
以上述べたように、本発明により、気泡痕があった場合において、再度塗装する必要性が著しく下がることでその工程に係る材料と工賃が著しく減少する。
従って、コスト低減、製造キャパシティ増加に大きく貢献することとなる。
本発明の効果を示す実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
下記配合による樹脂組成物を用いて、実施例1〜17及び比較例1〜8の試験を行った。
〔塗料成分の配合例〕
変性エポキシ樹脂 20%
ウレタン樹脂 8%
アセチルリンゴ酸 8%
タルク 7%
カーボンブラック 5%
n-ブチルアルコール 10%
キシレン 9%
メトキシプロパノール 10%
シクロヘキサノン 14%
エチルベンゾール 9%
計 100%
ここで、前記変性エポキシ樹脂は三井化学社製の「エポキー803(商品名)」を、ウレタン樹脂はDIC社製の「バーノックD750(商品名)」を各々用いた。
[実施例1]
実施例1は、アセチルリンゴ酸の添加を5重量%としたものである。そして、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)を90〜125℃を30分かけて昇温(昇温速度:1.17℃/分)した。また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)を125〜160℃を30分かけて昇温(昇温速度:1.17℃/分)した。また第3の加熱温度工程(第3加熱工程)を160℃で20分加熱して樹脂を硬化させた。
[実施例2]
実施例2は、アセチルリンゴ酸の添加を5重量%としたものである。そして、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)において、90℃で10分保持し、その後125℃まで5分かけて昇温した。また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)において、125℃で10分保持し、その後160℃までを5分かけて昇温した。また第3の加熱温度工程(第3加熱工程)を160℃で20分加熱して樹脂を硬化させた。
[実施例3]
実施例3は、実施例2において、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)における90℃の加熱を20分保持し、また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)における125℃の加熱を20分保持した以外は、実施例2と同様に操作した。
[実施例4]
実施例4は、実施例2において、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)における90℃の加熱を40分保持し、また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)における125℃の加熱を40分保持した以外は、実施例2と同様に操作した。
[実施例5]
実施例5は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とした以外は、実施例1と同様に操作した。
[実施例6]
実施例6は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とした以外は、実施例2と同様に操作した。
[実施例7]
実施例7は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とし、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)における90℃の加熱を15分保持し、また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)における125℃の加熱を15分保持した以外は、実施例2と同様に操作した。
[実施例8]
実施例8は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とした以外は、実施例3と同様に操作した。
[実施例9]
実施例9は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とし、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)における90℃の加熱を30分保持し、また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)における125℃の加熱を30分保持した以外は、実施例2と同様に操作した。
[実施例10]
実施例10は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とした以外は、実施例4と同様に操作した。
[実施例11]
実施例11は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とし、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)における90℃の加熱を15分保持し、また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)における130℃の加熱を15分保持した以外は、実施例2と同様に操作した。
[実施例12]
実施例12は、アセチルリンゴ酸の添加を8重量%とし、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)における90℃の加熱を15分保持し、また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)における135℃の加熱を15分保持した以外は、実施例2と同様に操作した。
[比較例1]
比較例1は、アセチルリンゴ酸の添加が0重量%としたものである。そして、第1の加熱温度工程(第1加熱工程)を90〜125℃を5分かけて昇温(昇温速度:7℃/分)した。また第2の加熱温度工程(第2加熱工程)を125〜160℃を5分かけて昇温(昇温速度:7℃/分)した。また第3の加熱温度工程(第3加熱工程)を160℃で20分加熱して樹脂を硬化させた。
[比較例2〜5]
比較例2〜5は、アセチルリンゴ酸の添加を0重量%としたものである。その他は実施例1〜4と同様に操作した。
[比較例6〜8]
比較例6〜8は、アセチルリンゴ酸の添加を5重量%、8重量%、11重量%としたものである。その他は比較例1と同様に操作した。
これらの実施例及び比較例により得られた塗布面について、所定の硬化時間経過した後、冷却して表面の状態を観察した。
これらの結果を表1及び表2に示す。
ここで、表1において、本実施例及び比較例の温度プロファイルを示す。表1において、xは室温から温度A(本実施例では90℃)までの時間であり、aは温度Aにおける保持時間であり、yは温度Aから温度B(本実施例では125℃又は130℃又は135℃)までの昇温時間であり、bは温度Bの保持時間であり、zは温度Bから温度C(本実施例では160℃)までの昇温時間であり、cは温度Cの保持時間である。なお、表2は表1における温度及び時間の実施例1〜17及び比較例1〜8の順に並換えたものである。
Figure 2009298990
Figure 2009298990
実施例1〜17はいずれも気泡発生率が15%以下と大幅に小さいものであった。なお、実施例13と実施例17においては、塗膜にくもりが発生し、光沢性が多少低下した。
ここで、本実施例における気泡発生率とは、ヒンジ部材の塗装面積である6cm2における0.05mm2の極微小な気泡痕を拡大鏡により計測した発生率である。
これに対し、比較例1〜8においては、気泡発生率が42%以上となり、いずれも気泡痕が目視状態でもかなり目立つものであった。
よって、表1及び2により、本発明により、気泡痕が15%以下となる平滑性を有する塗膜を形成することが確認された。
以上のように、本発明によれば、極めて微小な気泡痕の発生が大幅に低減し、しかも平滑性にすぐれた塗膜を形成することができ、例えばダイキャスト製品の商品品質の向上を図ることができる。
本発明に係る塗膜形成工程の模式図である。 従来技術に係る塗膜形成工程の模式図である。 本発明の実施の形態であるノートPCを示した概略斜視図である。
符号の説明
11 塗布面
12 塗膜
13 細孔
14 気泡
15 空気等
16 ピンホール
17 平滑性を有する塗膜
18 気泡痕

Claims (12)

  1. 塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材の表面に塗布し、熱硬化により塗膜を形成する熱硬化性塗料組成物であって、
    加熱によって硬化して塗膜を形成する熱硬化性樹脂成分と、
    前記熱硬化性樹脂成分を溶かす溶剤成分と、
    塗料塗布後の110℃までの第1加熱温度範囲の加熱により、多孔質素材の孔からの気泡により塗膜が破裂した後に、110℃以上で熱硬化温度前の第2加熱温度範囲において、塗膜が再溶融して気泡を塞ぐ自己再生塗膜成分とを含むことを特徴とする熱硬化性塗料組成物。
  2. 請求項1において、
    前記自己再生塗膜成分が、全体量の5重量%以上を含むことを特徴とする熱硬化性塗料組成物。
  3. 請求項1又は2において、
    前記自己再生塗膜成分が、ロジン、アセチルリンゴ酸のいずれか一つ、又はこれらの組合せであることを特徴とする熱硬化性塗料組成物。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
    塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材が、ダイキャスト製品、アルミニウムの圧延製品、鋳造品のいずれかであることを特徴とする熱硬化性塗料組成物。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つの塗料組成物を用いて、塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材の表面に塗布し、熱硬化により塗膜を形成する熱硬化性塗膜の形成方法であって、
    塗料塗布後に110℃までの間において、多孔質素材の孔から発生した気泡により塗膜の一部が破裂するように所定時間加熱を保持する第1の加熱温度工程と、
    110℃以上で熱硬化温度前において、自己再生塗膜成分を含む塗料成分が流動性を呈すると共に、塗膜が再溶融することにより、破裂した気泡を塞ぐように所定時間加熱を保持する第2の加熱温度工程と、
    熱硬化樹脂成分が硬化する第3の加熱温度工程とを含むことを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法。
  6. 請求項5において、
    第1の加熱温度工程の加熱保持が10分以上であると共に、第2の加熱温度工程の加熱保持が10分以上であることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法。
  7. 請求項5において、
    第1の加熱温度工程と第2の加熱温度工程とを連続して昇温すると共に、その昇温速度が2℃/分以下であることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一つにおいて、
    前記自己再生塗膜成分が、全体量の5重量%以上を含むことを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法。
  9. 請求項5乃至8のいずれか一つにおいて、
    前記自己再生塗膜成分が、ロジン、アセチルリンゴ酸のいずれか一つ、又はこれらの組合せであることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法。
  10. 請求項5乃至9のいずれか一つにおいて、
    塗布面が複数の細孔を有する多孔質素材が、ダイキャスト製品、アルミニウムの圧延製品、鋳造品のいずれかであることを特徴とする熱硬化性塗膜の形成方法。
  11. 請求項5乃至10のいずれか一つの熱硬化性塗膜の形成方法で塗装してなることを特徴とする塗装物。
  12. 請求項11において、
    前記塗装物が、OA機器、モバイル機器、自動車部品のいずれかであることを特徴とする塗装物。
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