JPH01260932A - 複信方式無線機 - Google Patents

複信方式無線機

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JPH01260932A
JPH01260932A JP63088171A JP8817188A JPH01260932A JP H01260932 A JPH01260932 A JP H01260932A JP 63088171 A JP63088171 A JP 63088171A JP 8817188 A JP8817188 A JP 8817188A JP H01260932 A JPH01260932 A JP H01260932A
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JP
Japan
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section
wave
circulator
power
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP63088171A
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English (en)
Inventor
Susumu Nakabayashi
中林 進
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FUJI TEC KK
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FUJI TEC KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複信方式無線機に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば400 M Hz帯の移動無線機などにお
いては、第10図に示すように空中線送受共用器23が
使用され、送受波と受信波を周波数で分離し、受信部2
2における感度抑圧干渉と、送信部21における混変調
干渉とを防止している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、送信周波数「アと受信周波数f、lとが接近す
ればするほど、空中送受共用器23のフィルタの寸法が
大きくかつ重量が重くなり、無線機の小型軽量化を妨げ
ていた。
従って、極めて接近した無線周波数を用いるときは、も
はやフィルタで実現することができないため、無線通信
方式としてはいわゆるブレスI−−り方式によらざるを
得なかった。
また、送受共用器を用いた場合、そのフィルタ調整に非
常に時間がかかるとともに、使用する送信周波数および
受信周波数が固定されてしまうため、多チヤンネル切替
えの場合に問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を背景になされたもの
で、フィルタを用いることなく、送信周波数[Tと受信
周波数r、との差の大小にかかわらず、同時送受信可能
な複信方式無線機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、サーキュレータ(入出力分離機)の゛結合循
環方向の第一端子に送信部を、第二端子にアンテナを、
第三端子に受信部を接続するとともに、該受信部の入力
側にキャンセル部を前置し、該キャンセル部へ前記送信
部からの電力の一部を導く可変移相器と可変増幅器を設
け、該可変移相器の移相量と可変増幅器の利得を調整し
て前記送信部からサーキュレータを介し、前記受信部に
廻り込む送信電力を最小にするように移相と振幅を自動
制御するコントローラとを設けかつ多チャンネルにも応
用できる構成とした複信方式無線機を提供するものであ
る。
〔作用〕 キャンセル部へ加えられるキャンセル波は、送信部から
の電力の一部であるから、その周波数は送信部の送信周
波数と一致する。キャンセル波の位相および振幅は、可
変移相器の移相量および可変増幅器の振幅がコントロー
ラで制御されることにより変動する。すなわち、キャン
セル部におけるキャンセル作用が不充分なときは、キャ
ンセル作用を強める方向に働く。そして、キャンセル作
用が強いときは、キャンセル作用を弱める方向に働く。
このような過程を繰返すことにより、コントローラは、
送信部からサーキュレータを介し受信部に廻り込む送信
電力、すなわち受信部に入る妨害波の大きさを常時監視
し、その大きさが最も小さくなるようにキャンセル波を
制御する。
、 これにより、受信部における感度抑圧干渉が実質上
なくなり、良好な同時送受信ができる。
なお、可変増幅は、利得が負となって減衰器となる場合
も含む広い概念である。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図においては、符号1は無線機の送信部であり、送
信周波数11、電力Txの送信波をサーキュレータ2の
第一端子に供給する。サーキュレータ2の結合循環方向
の第2端子には、アンテナ3が接続されており、送信部
1からの送信波で励振される。符号5は、方向性結合器
からなるキャンセル部4を介してサーキュレータ2の結
合循環方向の第3端子に接続した受信部である。
なお、送信部1および受信部5は、第2図および第3図
に示すごとく構成され、その局部発信器11および12
には、第4図に示す水晶発信回路などが使用されている
。後述する制御用受信部9についても同様である。しか
し、これらの局部発信器11および12には、後述する
ように第5図に示すシンセサイザ方式の発信回路を使用
することもできるものである。
また、サーキュレータ2は、広く入出力分離機を意味す
るものである。
前記サーキュレータ2は、送信波の電力Txが受信部5
に廻り込むのを防ぐ働きをするが、そのアイソレーショ
ンは完全ではなく、実際には、送信波の電力Txの一部
(電力T xll )が受信部5に廻り込み、感度抑圧
干渉を引き起す。
具体的数値をもって説明しよう。サーキュレータ2のア
イソレーション比は、30〜35dBμである。従って
、サーキュレータ2のアイソレーションを35dBμと
し、送信波の電力Txを10W(+153dBμ)とす
ると、約118dBμ程度の電力T x ”が、妨害波
として受信部5に廻り込むことになる。
この受信部5へ廻り込む妨害波aの電力Tx IIを無
視し得る程度の電力TxIT“まで低下させるため、送
信部1から、その電力の一部(電力Tx’)が取り出さ
れ、可変増幅器6および可変移相器7を介し、キャンセ
ル波Cとして、前記の方向性結合器からなるキャンセル
部4に人力されている。
可変増幅器6は、送信部lから取り出した電力Tx”を
適当な大きさに増幅し、あるいは減衰させるためのもの
であり、利得が負の範囲は減衰器として機能する。
可変移相器7は、その位相をO°〜360°の範囲でシ
フトさせ、サーキュレータ2から廻り込む妨害波aと逆
相のキャンセル波Cとするためのものである。
このキャンセル部4に加えられるキャンセル波Cは、送
信部1から取り出したものであるから、その周波数はf
Tで、廻り込み電力Tx ITの周波数と同じであり、
位相は可変移相器7の移相量だけ廻り込み電力T x 
”のものからずれる。
もし、キャンセル部4に加えられるキャンセル波Cの位
相が、サーキュレータ2から廻り込む妨害波aと180
°異なった状態になっていれば、妨害波aはキャンセル
波Cによりキャンセルされる。しかし、廻り込み電力T
x IIがどの程度キャンセルされるかは、キャンセル
波Cの強さ、従って可変増幅器6の増幅度の如何によっ
て定まる。
要するに、キャンセル部4からは、キャンセル作用の度
合いに応じた強さの電力T xII +を有する残余波
すが出射され、残余波すが許容値以下でなければ、受信
部5の受信波に対し感度抑圧干渉をなす。
キャンセル部4を構成する方向性結合器としては種々の
ものが知られているが、前記キャンセル作用によって、
サーキュレータ2からの廻り込み電力Tx 11を完全
にキャンセルすることは実際上困難である。そこで、キ
ャンセル部4は、廻り込み電力Tx11を近接波妨害基
準特性曲線(郵政公報の電波関係号外第25号の3、別
図第26号)に示されている妨害波許容限度限界強度以
下に落とすように設計する。詳述するに、この近接波妨
害基準特性曲線が示すところによれば、希望波入力電圧
がOdBの場合、妨害局との周波数差がちょうど100
KHzのところで、妨害波許容限度強度は89dBμで
あると定められている。
従って、廻り込み電カフ xll (約118d[3μ
)は、この89dBμ以下の余裕のあるレベルまで、キ
ャンセル部4で落ちていなければならない。
かかる条件を満足させるため、本実施例では、廻り込み
電力TxII(約118d13p)を40〜45dBμ
程度落し、73dBμ程度とするように、キャンセル部
4を設計している。
次に、前記キャンセル作用が最大となるように自動設定
する手段について述べる。
この自動設定手段は、具体的には、前記可変増幅器6お
よび可変移相器7をキャンセル作用最大となる位置に自
動調整する回路部分からなり、ピックアップ8、制御用
受信部9、コントローラ10とで構成されている。
ピックアップ8は、残余波すを検出するための方向性結
合器からなり、このピックアップ8で検出された残余波
すは、制御用受信部9で受信される。
制御用受信部9は、第6図に示す入出力特性を存し、真
の妨害波たる残余波すの強さ(電力T xIT + )
に逆比例した直流電圧■1出力する。この制御用受信部
9の直流電圧は、コントローラ10に接続され、またこ
のコントローラlOの出力は可変増幅器6および可変移
相器7の制御電圧入力端子に接続されている。
可変増幅器6は、第7図に示すように、制御用電圧とし
て入力される直流電圧■2の大きさにより、+20dB
から一20dBまで連続的に増幅度が変化する。また、
可変移相器7は、第8図に示すように、制御用電圧とし
て人力される直流電圧■3の大きさに逆比例して、移相
量がOoから360°まで変化する。
コントローラ10は、制御用受信部9からの直流電圧の
大きさを常時監視し、その直流電圧が最も大きくなるよ
うに、前記可変増幅器6の増幅度および可変移相器7の
移相量を制御する。
すなわち、キャンセル部4におけるキャンセル作用が不
充分で残余波すが大きく、このため制御用受信部9から
の直流電圧が小さいときは、直流電圧■2、■3を変化
させる。これにより、可変増幅器6の増幅度が変化する
とともに可変移相器7の移相量が変化し、結果としてキ
ャンセル作用を強める方向に働く。キャンセル作用が不
充分であるかぎり、このキャンセル作用を強める方向に
制御する。そして、キャンセル部4におけるキャンセル
作用の最適値(残余波すが73dBμ程度)を超え、再
び制御用受信部9からの直流電圧が小さくなったときは
、直流電圧■2、■3を変化させる。これにより、可変
増幅器6の増幅度が変化するとともに可変移相器7の移
相■が変化し、結果としてキャンセル作用を弱める方向
に働く。
このような過程を繰返すことにより、コントローラ10
は、妨害波としての残余波すの大きさを常時監視し、そ
の大きさが最も小さくなるようばキャンセル波Cの大き
さおよび位相を制御する。
かくして、妨害波となる廻り込み電力T xIT(約1
18dBμ)がキャンセル部4にて40〜45dBμ程
度落され、妨害波許容限界強度89dBμを大きく下ま
わる73dBμ程度に維持される。すなわち、受信部5
における感度抑圧干渉が実質上なくなり、良好な同時送
受信ができる。
また、キャンセル作用は、原理的に送信波のみに対する
ものであり、受信波のキャンセル作用としては働かない
ため、送信周波数f、と受信周波数18の間が僅少、す
なわち送信周波数r丁と受信周波数「8とを極めて接近
させても同時送受信が可能となる。このことは、無線通
信の周波数割当の観点からみた場合、その周波数割当が
極めて容易となることを意味する。また、フィルタも必
要としないので、小型に複信方式無線機を構築すること
ができる。従って、車両搭載用の無線機なととして適し
たものとなる。
第9図は、多チヤンネル実装の場合の実施例を示す。第
1図の場合と同じ構成要素には同一符号を付しである。
第9図が本質的に第1図と異なる点は、送信部1、受信
部5、制御用受信部9の局部発信器11および12に、
第5図に示すようなシンセサイザ方式の発信回路を使用
し、その送信周波数あるいは受信周波数をコントローラ
10からの周波散設、定角コードにより、変更使用可能
としている点にある。
前記のように、送信部1、受信部5、制御用受信部9に
シンセサイザ方式の発信回路を使用し、その発信周波数
をコントローラ10からの周波数設定用コードで変更す
ることにより、送信周波数f7および受信周波数fえを
任意に変更することができ、従って、多数の通信チャン
ネルを確保することができる。しかも、この送信周波数
fTおよび受信周波数fllの変更にともない、同時に
制御用受信部9の周波数設定も、常に送信周波数fアと
一致するように調整することができる。
よって、キャンセル部4における最良のキャンセル作用
を確保することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、受信部における感
度抑圧干渉が実質上なくなり、良好な同時送受信ができ
る。また、キャンセル作用は、原理的に送信波のみに対
するものであり、受信波のキャンセル作用としては働か
ないため、送信周波数と受信周波数とを極めて接近させ
ても同時送受信が可能となる。従って、無vA通信の周
波数割当が極めて容易となる。また、フィルタも必要と
しないので、小型の複信方式無線機を構築でき、車両搭
載用の無線機なととして適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複信方式無線機の実施例を示すブロッ
ク図、第2図はその送信部の構成図、第3図は受信部の
構成図、第4図および第5図はそれぞれ局部発信器の具
体的回路を示す図、第6図は制御用受信部の特性図、第
7図は可変増幅器の特性図、第8図は可変移相器の特性
図、第9図は本発明の複信方式無線機の他の実施例を示
すブロック図、第10図は従来の複信方式無線機のブロ
ック図である。 1;送信部 2;サーキュレータ 4;キャンセル部 5;受信部 6;可変増幅器 7;可変移相器 8;ピックアップ 9;制御用受信部 10;コントローラ 特許出願人  冨士チック株式会社 代理人 弁理士  白 井 重 隆 第1因 第6図 ガ寧裏n遂◇(Tx−) 第1図 第8図 第9図 第10図 手続補正書く自発) 昭和63年タ月//日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サーキュレータの結合循環方向の第一端子に送信
    部を、第二端子にアンテナを、第三端子に受信部を接続
    するとともに、該受信部の入力側にキャンセル部を前置
    し、該キャンセル部へ前記送信部からの電力の一部を導
    く可変移相器と可変増幅器を設け、該可変移相器の移相
    量と可変増幅器の利得を調整して前記送信部からサーキ
    ュレータを介し、前記受信部に廻り込む送信電力を最小
    にするように移相と振幅を自動制御するコントローラと
    を設けかつ多チャンネルにも応用できる構成とした複信
    方式無線機。
JP63088171A 1988-04-12 1988-04-12 複信方式無線機 Pending JPH01260932A (ja)

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JP63088171A JPH01260932A (ja) 1988-04-12 1988-04-12 複信方式無線機

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JP63088171A JPH01260932A (ja) 1988-04-12 1988-04-12 複信方式無線機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6507728B1 (en) 1998-07-27 2003-01-14 Nec Corporation Radio transceiver and a method of preventing transmission spurious response
WO2007080641A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 送信波除去装置
JP2010109546A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Kyocera Corp 無線機及びその制御方法

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