JPH01174018A - 送受信器の送受回り込み除去回路 - Google Patents

送受信器の送受回り込み除去回路

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Publication number
JPH01174018A
JPH01174018A JP62329801A JP32980187A JPH01174018A JP H01174018 A JPH01174018 A JP H01174018A JP 62329801 A JP62329801 A JP 62329801A JP 32980187 A JP32980187 A JP 32980187A JP H01174018 A JPH01174018 A JP H01174018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
reception
wave
directional coupler
transmitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP62329801A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yanagiuchi
柳内 洋一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送受信器の送受回り込み除去回路、特に局部発
振器にシンセサイザを採用し、受信濾波器等を交換せず
に容易に送信および受信周波を変更できるよう形成され
た無線送受信器に用いられる送受回り込み除去回路に関
する。
[従来の技術] 従来より各種、タイプの無線送受信器が知られており、
このような従来の装置は、送信および受信周波数を決定
し、決定された周波数に合わせて局部発振器、送信濾波
器および受信濾波器の周波数をきめていた。
ところが、最近、シンセサイザを採用した局部発振器を
用いた送受信が登場し、この種の送受信器は、送信濾波
器および受信と波器等を交換せずに容易に送信および受
信周波数を変更できるというすぐれた特徴を有している
「解決すべき問題点] しかし、このようにシンセサイザ局部発振器を用いた無
線送受信器では、送受信周波数の変更に十分に対応でき
るよう、送信および受信濾波器の通過帯域幅を、たとえ
ば第3図に示すように広く設定する必要がある。同図に
おいて、fRlとfTl、fR2とfT2、fR3とf
T3、fR4とfT4はそれぞれ対応する受信波、送信
波を表わしている。
したがって、このような従来装置では、送信信号の一部
が受信側へ回り込み、受信側の高周波増幅器、受信周波
数変換器等を飽和させ、送受信器が正常に動作しなくな
る場合があるという問題があっな。
本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、前述したように受信側に回り込む送
受回り込み波を抑制し、送受信器に正常な動作を行わせ
ることができる送受信器の送受回り込み除去回路を実現
することにある。
[問題点の解決手段] 前記目的を達成するため、本発明は、 送受信器を用いて送信を行うとき、送受回り込み波とし
て受信側へ回り込む送信波の一部を除去する送受信器の
送受回り込み除去回路であって、送信側に設けられ送信
波の一部を分岐する第1の方向性結合器と、 この結合器の出力信号の位相および振幅をそれ°ぞれ可
変制御する調整器と、 受信側に設けられ、受信側に回り込んだ送受回り込み波
と、前記調整器の出力とを合成し、送受回り込み波をキ
ャンセルする第2の方向性結合器と、 前記第2の方向性結合器によりキャンセルされずに残留
した送受回り込み波を送受中間周波帯で分波する送信I
F帯濾波器と、 この濾波器の出力信号に基づき残留分が最小となるよう
前記調整器の位相および減衰率を制御する制御部と、 を含むよう構成されている。
[実施例] 次に本発明の詳細な説明を図面に基づき説明する。
第1図には本発明が適用された無線送受信器およびその
送受回り込み除去回路の一例が示されている。
同図において11〜25は無線送受信器を構成する部材
であり、11は送信信号入力端点、12は送信IF帯帯
幅幅器13は送信周波数変換器、14は送信濾波器、1
5は送信電力増幅器、16は局部発振器(送信受信共用
)、17は分配器、18は送受共用器、19はアンテナ
接続端、20は受信濾波器、21は受信高周波増幅器、
22は°受信周波数変換器、23は受信IF帯帯波波器
24は受信IF帯帯幅幅器25は受信信号出力端である
また、同図において51〜57は送受回り込み除去回路
を構成し、51は第1の方向性結合器、52は可変位相
器、53は可変減衰器、54は第2の方向性結合器、5
5はIF帯帯波波器56は検出器、57は制御部である
。なお、実施例において、可変位相器52、可変減衰器
53は、調整器として機能する。
また、第2図および第3図は、無線周波数帯の送信およ
び受信波を示す周波数スペクトラム図であり、同図にお
いて101は受信波、102は送信波、201は送信波
群、202は受信波群である。
実施例の送受信器を用いて、例えば送信動作を行うと、
送信波の大部分は、方向性結合器51、送受共用器18
を介してアンテナ接続端子19から出力される。
ただし、このような送信時に、送受共用器18の不完全
性により、またアンテナ接続端子19とアンテナとのイ
ンピーダンス不整合による反射等により、送信波の一部
が送受共用器18から受信側へ送受回り込み波となって
回り込む。
従来は、このような回り込み波が、受信側の高周波増幅
器21、受信周波数変換器22等の飽和を引き起し、正
常な動作の妨げとなっていた。
本発明の特徴はこのような送受回り込み波を確実にキャ
ンセルし、送受信器の正常な動作を確渫・ することに
ある。
このため、本発明においては、送信側に送信波の一部を
分岐させる方向性結合器51が設けられており、この方
向性結合器51により分岐された送信波の一部は可変位
相器52、可変減衰器53を介して受信側に設けられた
方向性結合器54へ向は出力される。
ここにおいて、前記可変位相器52および可変減衰器5
3は、送受共用器18を経由して回り込んできた送受回
り込み波と同じ位相でかつ位相が180度ずれるように
、方向性結合器51から分岐して出力される送信波の振
幅および位相を調整する。
そして、受信側に設けられた方向性結合器54は、送受
共用器18を経由して回り込んできた送受回り込み波と
、可変減衰器53から出力される波形とを合成し、送受
回り込み波をキャンセルする。
すなわち、可変減衰器53から出力される波形は、送受
共用器18から回り込んできた送受回り込み波と同じ振
幅でかつ位相が180度ずれるように変形されている。
このため、両波形を合成すれば送受回り込み波は確実に
キャンセルされることになる。
また、本実施例においては、前記可変位相器52および
可変減衰器53を制御するために、送信IF帯帯波波器
5、検出器56および制御部57が設けられている。
そして、この送信IF帯帯波波器5は、キャンセルされ
ずに残留した送信回り込み波をIF帯で分波する。分波
された波は、検出器56により検出され、直流信号に変
換された後、制御部57へ出力される。
そして、制御部57は、送受回り込み波の残留分が最小
となるように、可変位相器52および可変減衰器53を
制御する。
このようにして、本発明によれば、自動的に送受回り込
み量を最小に制御することができ、送受信器の正常な動
作を確保することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、送信時に送信側
から受信側へ回り込む送受回り込み波を、送信波の一部
を分岐した波によりキャンセルすることができ、送受回
り込みによる無線送受信器の特性の劣化を防ぐことがで
きるという効果がある。
特に、本発明によれば、キャンセルした送受回り込み波
の残留分を、受信中間周波数帯で検出し、その残留分が
最小とするよう自動制御することができるため、本発明
を各種送受信器に適用することにより、局部発振器にシ
ンサイザ等を採用した送受信器の正常な動作を確保する
ことができる。
さらに、本発明では、受信回り込み波の残留分を受信中
間周波数帯で検出しているため、残留分の検出回路自体
も安価に構成することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された送受信器およびその送受回
り込み除去回路の好適な一例を示すブロック回路図、 第2および第3図は無線周波数帯の送信および受信波を
示す周波数スペクトラム図である。 51:方向性結合器 52:可変位相器 53:可変減衰器 54:方向性結合器 55:受信IF帯帯波波 器6:検出器 57:制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 送受信器を用いて送信を行うとき、送受回り込み波とし
    て受信側へ回り込む送信波の一部を除去する送受信器の
    送受回り込み除去回路であって、送信側に設けられ送信
    波の一部を分岐する第1の方向性結合器と、 この結合器の出力信号の位相および振幅をそれぞれ可変
    制御する調整器と、 受信側に設けられ、受信側に回り込んだ送受回り込み波
    と、前記調整器の出力とを合成し、送受回り込み波をキ
    ャンセルする第2の方向性結合器と、 前記第2の方向性結合器によりキャンセルされずに残留
    した送受回り込み波を送受中間周波帯で分波する送信I
    F帯濾波器と、 この濾波器の出力信号に基づき残留分が最小となるよう
    前記調整器の位相および減衰率を制御する制御部と、 を含み、自動的に送受回り込み量を抑制することを特徴
    とする送受信器の送受回り込み除去回路。
JP62329801A 1987-12-28 1987-12-28 送受信器の送受回り込み除去回路 Pending JPH01174018A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881054A (en) * 1995-05-25 1999-03-09 Nec Corporation Frequency division duplex transmitter which attenuates the difference between a receiving frequency an output frequency from a second oscillator
WO2007080641A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 送信波除去装置
JP2010041291A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kddi Corp 無線通信装置

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WO2007080641A1 (ja) * 2006-01-12 2007-07-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 送信波除去装置
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