JPH01259516A - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JPH01259516A
JPH01259516A JP63088575A JP8857588A JPH01259516A JP H01259516 A JPH01259516 A JP H01259516A JP 63088575 A JP63088575 A JP 63088575A JP 8857588 A JP8857588 A JP 8857588A JP H01259516 A JPH01259516 A JP H01259516A
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JP
Japan
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wire
guide plate
gap
head
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP63088575A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Kariya
仮屋 圭一郎
Masahiro Ishida
石田 全寛
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US07/333,587 priority patent/US4988047A/en
Priority to DE68914186T priority patent/DE68914186T2/de
Priority to EP89105991A priority patent/EP0337281B1/en
Priority to KR1019890004843A priority patent/KR910009300B1/ko
Publication of JPH01259516A publication Critical patent/JPH01259516A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/08Winding conductors onto closed formers or cores, e.g. threading conductors through toroidal cores
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49071Electromagnet, transformer or inductor by winding or coiling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、磁気ヘッドなど、頭部に複数のコア孔をも
つワークに線材を巻き付ける巻線装置に関する。
(従来の技術) 磁気ヘッド(この発明のワークに相当)には、第37図
に示されるように端部に2枚のコア1゜1をもつものが
ある。この磁気ヘッド2のコア構造には、板枠状に形成
されたヘッドコア3,3(この発明の環状部に相当)を
、隙間4を介して同一平面上(軸心が並行に並ぶ状態)
に並べ、この各ヘッドコア3.3のコイル孔3aの内側
と外側に、被覆を施したワイヤー5(この発明の線材に
相当)を巻き付ける構造が用いられている。
そして、こうしたヘッドコア3のワイヤー5の巻き付け
に巻線装置が用いられる。この巻線装置には、従来、第
35図および第36図に示されるように水平方向沿いに
ワイヤー挿通路6を形成し、このワイヤー挿通路6の中
央に、テンション機構7を付帯するワークホルダー8を
設ける。そして、ワイヤー挿通路6の両端に、一対のワ
イヤー挿通装置9,9を設けた構造が用いられている。
具体的には、ワークホルダー8は、例えば左右に並行に
並ぶ2枚の板状のクランプ部材10a。
10bを中途部で回動自在に枢支する(一方の本体側、
他方が可動側)。そして、これらクランプ部材10a、
10bの上部端間にヘッド収容空間11を形成する他、
下部側部分の間に圧縮スプリング12を介装した構造と
なっていて、ヘッド収容空間11によるクランプで磁気
ヘッド2を、ヘッドコア3.3が上部に並行に配置され
た状態で保持できるようにしている。そして、ワークホ
ルダー8は、下部側が昇降用エアーシリンダ13のピス
トンに連結されている他、中心部にはパルスモータ14
の出力軸が上下移動可能に連結されていて、磁気ヘッド
2を昇降させたり、クランプ部材10a、10bの幅方
向中央を支点して回転できる構造になっている。
そして、このワークホルダー8の右側に、下部に上下駆
動用のエアーシリンダ15が連結され先端にビン状の係
止部16をもつ軸状のワイヤーフック17が上下動可能
に設けられ、テンション機構7を構成している。なお、
ワイヤーフック17は略クランプ部材10a、10bの
幅方向中心に沿って配置される。
一方、ワイヤー挿通装置9には、いずれも例えば左右の
各方向に移動可能なスライダー18に、ワイヤー挿通路
6沿いにエアーシリンダ1つを搭載する。そして、この
ワークホルダー8側に向いたエアーシリンダ19のピス
トン端に、真空ポンプに接がるワイヤー吸引口体20を
装着する他、このワイヤー吸引口体20の前方側に該吸
引口体20の進退動を受けて開閉するフィンガー21を
設ける。なお、フィンガー21は、吸引口体20の基部
側に連結された2枚の板ばね22,22の先端に、接触
子としてウレタンのブロック23゜23を設けた構造と
なっていて、吸引口体20が前進すれば開き、後退すれ
ば閉じるようになっているものである。
そして、さらにフィンガー21の前段に、例えば上下対
となるローラ24,24ならびに該ローラ24,24を
駆動する駆動機構(図示しない)を組合わせてなるワイ
ヤー送り出し部25を上記ワイヤー挿通路6と直角な方
向に移動可能に搭載する他、このワイヤー送り出し部2
5に当該ワイヤー送り出し部25をワイヤー挿通路6側
に位置決めたり、ワイヤー挿通路6から退避させるエア
ーシリンダー26を連結させた構造が用いられている。
そして、磁気ヘッド2に巻線を施すときは、まず、ヘッ
ド収容空間11に、ヘッドコア3,3が上部から露出す
るようにセットして、ワークホルダー8に磁気ヘッド2
を保持させる。なお、ヘッドコア3.3の開口部はワイ
ヤー挿通装置9,9側に向けてセットしである。ついで
、例えば左側のワイヤー送り出し部25がワイヤー挿通
路6側へ前進していきて、繰り出し部をヘッドコア3゜
3の一方に対して位置決める。
この後、ローラ24,24を使ってワイヤー5を繰り出
すとともに、反対側のワイヤー挿通装置9の吸引口体2
0に真空圧を加えて(真空吸引)、第38図に示される
ようにワイヤー5を一方のへラドコア3のコア孔3aに
挿入していく。これにより、ワイヤー5はヘッドコア3
aと右側のワイヤー挿通装置9との間に張られていく。
ついで、第39図に示されるように右側の吸引口体20
が後退し、ワイヤー5の挿入端側をフィンガー21で持
ち替えて保持していく。そして、つぎにシリンダー15
によりワイヤーフック17が上昇して、第40図に示さ
れるように先端の係止部16でヘッドコア3の直後のワ
イヤ一部分を係止して、ワイヤー5の挿入端側をヘッド
コア3と干渉しない上方域まで移動させていく。むろん
、この際、フィンガー21から次第にワイヤー5が出て
いく。
ついで、このワイヤー5にテンションが加えられた状態
から、パルスモータ14の駆動により、磁気ヘッド12
がワイヤーフック17と共に180’回転していく。こ
の後、第41図に示されるように昇降用エアシリンダー
13により、第42図に示されるように磁気ヘッド2が
上昇してヘッドコア3.3間に形成された隙間4にワイ
ヤー5の挿入端側を導き入れる。それと同時に、第43
図に示されるようにワイヤーフック17を下降させてワ
イヤー5の係合を解除すると同時に、フィンガー21か
ら吸引口体20に切替えてワイヤー5を真空で吸引させ
れば、ヘッドコア3のコア孔3aの隙間4側の枠部分に
ワイヤー5が巻き付けられていく。
そして、こうした工程を、右側のワイヤー挿通装g19
.左側のワイヤー挿通装置9を用いて、交互に所定のタ
ーン数だけ行なえば、ヘッドコア3の内側に線材が施さ
れていく。むろん、ヘッドコア3の外側にワイヤー5を
巻き付けた後、残るヘッドコア3の内側および外側にワ
イヤー3を巻き付ければ、磁気ヘッド2の巻線を終える
ものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、こうした巻線装置は、ワイヤー5の挿入端側
にテンションを与える都合上、ワイヤーフック17およ
びフィンガー21で張られたワイヤー5の位置にばらつ
きが有る。しかも、それに加えて、ヘッドコア3,3間
の隙間4が極小、例えば0.3a+mと狭いために、磁
気ヘッド2を上′昇させて隙間4にワイヤー5を入れよ
うとする際、第44図に示めされるようにヘッドコア3
にワイヤー5が引掛かったりすることがある。
このため、ワイヤー5の被覆が剥がれたり、最悪の場合
、断線することもあった。
この発明はこのような事情に着目してなされたもので、
近接して並んだ環状部の内側部分に、線材を引掛けるこ
となしに巻き付けることができる巻線装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、ワークホルダーで保持した
ワークの環状部に対面して、該ワークの環状部と隣接し
て並行に並び、かつ上端がワークの環状部より上方へ突
き出るガイド板を設け、このガイド板の前記ワークに形
成された隙間と対向する位置に該ワークの隙間に沿って
上部がテーパ状に拡開するスリット状のガイド溝を設け
、かつ前記ガイド板に、線材を挿通する時、該ガイド板
を線材と干渉しない領域に退避させる退避手段を設けた
(作用) 線材がワークの隙間に入るときにおいて、環状部に引掛
かろうとする線材は、ガイド溝のテーパ部分でガイドさ
れて隙間に導かれていき、たとえ線材を支持する位置が
ばらついていたとしても、ワークに引掛かることなしに
線材が隙間に入るろうとする。
(実施例) 以下、この発明を第1図ないし第5図に示す第1の実施
例にもとづいて説明する。なお、図面において、先の「
従来の技術」の項で述べた構成部品と同じものには同一
符号を付してその説明を省略し、この項では要部となる
部位について説明することにする。
本実施例では、第5図に示されるようにワークホルダー
8に、ワイヤー5を磁気ヘッド2の隙間4に導くための
ガイド装置30を設けた点で異なっている。そして、そ
のガイド装置30の構造が第3図および第4図に示され
ている。
ガイド構造30について説明すれば、31はガイド板で
ある。ガイド板31は、例えば磁気ヘッド2のへラドコ
ア3の高さ寸法よりも大なる幅寸法をもつ帯状板から構
成されている。そして、このガイド板30の一端部には
、それとは直角にアーム部31bが一体に連結されてい
る。
一方、32は例えば本体側となるクランプ部材10aの
外側部に形成された凹部である。凹部32はクランプ部
材10aの上端から中段にかけて形成され、この凹部3
2内には幅方向に沿って回転軸33が回転自在に設けら
れている。またこの回転軸33は、クランプ部材10b
側に寄った位置に配置されていて、この回転軸31の一
端側に上記アーム部31bの先端部が連結されている。
この回転軸33を支点としたガイド板31のクランブ方
向沿う回動自在な支持から、ガイド板31を、ワークホ
ルダー8で保持した磁気ヘッド2のへラドコア3,3の
側部全体に対し、並行をなして隣接させることができる
ようにしている。そして、アーム部31bの連結具合に
て、ガイド板31の上端がヘッドコア3.3よりも上方
へ若干突き出るように設定している。なお、34は回転
軸33を回転自在に支持するための軸受である。
そして、こうしたガイド板31上、磁気ヘッド2の隙間
4と対向する板面部分に、第1図にも示されるように隙
間4に沿って、上部がテーパ状に拡開するスリット状の
ガイド溝35が設けられている。具体的には、テーパ部
35aはへラドコア3.3の上端から露出する部分に形
成され、それに続くスリット部はワイヤー5が円滑に挿
入できる隙間をもっている。そして、上方へ拡開するテ
ーパ部35aの斜面にてワイヤー5を受けて、ばらつく
ワイヤー5を隙間4に導けるようにしている。なお、ガ
イド溝35の内面には傷付きが生じないよう断面円弧部
が長手方向に沿いに形成されていて、ワイヤー5に不要
な外傷を付けないようにしている。また第2図にも示さ
れるようにガイド板31のへラドコア3,3と対向する
板面部分には、スポンジなどで構成された板状の11 
Hij材31aがそれぞれ取着されている。
他方、上記回転軸33の他端側にはビニオン36が設け
られている。そして、このビニオン36は、凹部32に
設置したガイド板駆動用のエアーシリンダ37にラック
38を介して連結されていて、エアーシリンダ37にて
ビニオン36を時計方向あるいは反時計方向へ回転させ
ることにより、ガイド板31をヘッドコア3,3と並ぶ
状態あるいはヘッドコア3を通るワイヤー5と干渉しな
い領域に回動させることができるようにしている(退避
手段)。なお、このガイド板31の回動制御は、図示は
しないが例えばマイクロコンピュータで構成される制御
回路をエアーシリンダ37につなげて、ワイヤー5がヘ
ッドコア3を挿通する工程のときのみ、ガイド板31を
下側に配置させることが行なわれている。
しかして、こうした巻線装置は、先の「従来の技術」の
項で述べたような工程にしたがって、磁気ヘッド2のへ
ラドコア3,3にワイヤー5を巻き付けていく。
ここで、こうしたヘッドコア3の内側にワイヤー5を巻
く一連の工程において、隙間4にワイヤー5を入れよう
とする際、ワイヤー5の位置のばらつきから、ヘッドコ
ア3にワイヤー5が引掛かることが懸念される。
しかしながら、この発明によると、そうした際、磁気ヘ
ッド2のへラドコア3,3と並行をなして、ガイド板3
1が配置される。この状態は、第1図に示されるように
隙間4の上方側にテーパ部35aが配置されるから、た
とえ第1図の一点鎖線で示されるように隙間4から、ず
れてワイヤー5が配置されたとしても、磁気ヘッド2が
上昇するにしたがい、張られたワイヤー5をテーパ部3
5aの傾斜面で受けて隙間4に案内していくので、従来
ようにワイヤー5がヘッドコア3に引掛かるようなこと
は回避される。
したがって、ワイヤー5の被覆が剥がれたり。
断線したりするのを防ぐことができ、品質の向上を図る
ことができる。しかも、緩衝材31a。
31aの採用により、ガイド板31が回動する際、ヘッ
ドコア3,3に与える衝撃は少なく磁気ヘッド2を損う
ようなことはない。そのうえ、緩衝材31a、31aは
へラドコア3に巻回したワイヤー5と密接するので、既
に巻回したワイヤー5の緩み止めとしての役目を果たし
ている。
また、第6図ないし第10図はこの発明の第2の実施例
を示している。本実施例は、ガイド溝35に導かれたワ
イヤー5が、コア上面に極端に近い位置で巻き付けが行
なわれたり、逆にコア下方に極端に近い位置で巻き付け
が行なわれたりなどの不良を生じることなしに巻線がで
きるようにしたものである。
詳しくは、第8図に拡大して示されるようにテーパ部3
5に続く入口部分に、ワイヤー5が容易に摺動できるだ
けの幅寸法をもつ極小幅tの極小溝40を形成し、この
極小溝40に続いて巻線可範囲に対応する部位に、その
巻線可範囲の長さ寸法で、かつヘッドコア3,3間の隙
間4の幅より多少小さな幅寸法Tをもつ長方形状の規制
溝41を形成している。なお、αはテーパ部35の拡が
り角度を示す。
こうした構造は、ワイヤー5が、テーパ部35から極小
溝40を経て規制溝41に入っていけば、極小溝40と
の段差がワイヤー規制部となって、ワイヤー5がコア上
面の巻線不可範囲のコア部分に引掛かるのを防ぐ。また
それと同時に、規制溝41内にワイヤー5が入った後は
、ワイヤー5が規制溝41の下面による規制によって、
下部側の巻線不可範囲(図示しない)にはいかないから
、コア上面に極端に近い位置への巻き付け、およびコア
下方に極端に近い位置への巻き付け(下巻き)など、不
良な巻き付けを発生するのを防止できることとなる。
なお、極小溝40の各内面には、第9図に示されるよう
にR状の良好な仕上面をもつ円弧部43が形成されてい
る他、規制溝41の各内面にも第10図に示す如く円弧
部44が形成されていて、テーパ部35の内面に設けた
円弧部(第9図および第10図と同じ構造)と共に、ワ
イヤー5のコアエツジの接触を避けて、ワイヤー5の傷
付きを回避する構造ともなっている。
但し、第6図および第7図に示されているガイド装置3
0の構造は、上述した第1の実施例と同じなので、同一
符号を附してその説明を省略した。
一方、第11図ないし第33図はこの発明の第3の実施
例を示している。本実施例には、独立して開閉する第1
のチャック50および第2のチャック51をもつ他、前
後および上下方向ならびにターン動作をするチャック機
構を用いて、係止部16を使用せずに、巻線を行なうよ
うにした方法、さらにはこれにガイド装置30を設けた
ものが示されている。
そして、巻線方法が第11図ないし第30図に渡って示
されている。巻線方法に説明すれば、まず、第11図で
示される正面図および第12図で示される平面図のよう
に、図示しないワークホルダで保持した磁気ヘッド2の
一方のへラドコア3にワイヤー5を挿入させていく。こ
れには、磁気ヘッド2に対して前後の方向に移動可能に
設けた対となる2つのチャック50.51のうち、下降
している左側の第2のチャック51でワイヤー5を把持
し、第2のチャック51を第1のチャック50と共に、
磁気ヘッド2のへラドコア3に接近させることにより行
なわれる。これにより、把持されたワイヤー5の先端が
コア孔3a内に挿入されていく。
そして、こうしたワイヤー5の挿入がなされると、磁気
ヘッド2の右側の上方側で把持爪を開いて待機していた
第1のチャック50が、第13図で示す正面図および第
14図で示す平面図のように下降してワイヤー5の挿入
端側を把持していく。
ついで、第15図で示される正面図および第16図で示
される平面図のように第2のチャック51が開く。そし
て、同時に磁気ヘッド2から逃げるように上方へ移動し
ていくとともに、第1のチャック50が磁気ヘッド2か
ら離れる方向(左側)に移動していき、ワイヤー5がヘ
ッドコア3から引き出されていく。ついで、この引出工
程を終えると、第17図に示される正面図および第18
図に示される平面図のように上方に待機していた第2の
チャック51が下降してワイヤー5を把持する一方、第
1のチャック50が開いて上方に待機して、持ち替えが
行なわれ、その後、ワイヤー反転工程に移る。
ワイヤー反転工程は、第19図の二点鎖線で示す持ち替
えがなされた最後の状態から、第1および第2のチャッ
ク50.51を磁気ヘッド2側に移動させていく。そし
て、ワイヤー5が第2のチャック51に巻き付かない程
度まで弛みができるところで、第20図に示されるよう
に第1および第2のチャック50.51を180’反転
させ、その状態のまま磁気ヘッド2に接近させていくこ
とにより行なわれる。
この後、第21図で示される正面図および第22図に示
される平面図のようにかなりワイヤー5の先端が磁気ヘ
ッド2に接近したところで、第1および第2のチャック
50.51を、第23図で示される正面図および第24
図で示される平面図のように磁気ヘッド2と干渉しない
上方域まで上昇させるとともに、ワイヤー先端が隙間4
の中心と一致するようにチャック50.51 (又は磁
気ヘッド2)を横方向へ相対的に移動させる。
このワイヤー引き出し側へ移動していく第1および第2
のチャック50.51は、第25図に示されるように磁
気ヘッド2を飛び越したところで、元の位置まで下降さ
れていく。そして、その繰出し側の移動が継続され、ワ
イヤー5が隙間4に落し込まれ入っていく。ついで、そ
のまま第1および第2のチャック50.51が繰出し側
に移動していくと、ワイヤー5がヘッドコア3の隙間4
側の枠部分に巻き付けられていく。そして、第1および
第2のチャック50.51を反転させて、再び上述の工
程を所定のターン数だけ行なえば、ヘッドコア3の内側
に巻線が施されていく。
そして、内側部分の巻線が終えたならば、第27図に示
されるように引き出されたワイヤー5を把持する第2の
チャック51を、磁気ヘッド2を中心として1000回
転させていけば、第28図のようにワイヤー5がヘッド
コア3の外側部分に巻き付けられていく。そして、この
巻き付けの工程と先のワイヤー5を挿入して引き出す工
程を交互に所定のターン数だけ行なえば、ヘッドコア3
の外側に巻線が施されていく。なお、第2のチャック5
1を回転させずに、第29図および第30図に示される
ように磁気ヘッド2自身を1000回転させて、ワイヤ
ー5をヘッドコア3の外側部分に巻き付けてもよい。
そして、第31図ないし第33図にこうした巻線装置に
設けたガイド装置30が示されている(但し、このガイ
ド装置30は他の第11図ないし第30図の各図には示
されていない)。このガイド装置30について説明すれ
ば、第32図に示す第1の実施例と同じ退避動ができる
構造のガイド板31を、ワークホルダ8で保持された磁
気ヘッド2の左側(引き出し側方向)に並んで配置する
。そして、これとは逆の磁気ヘッド2の右側に第33図
に示されるようにシャッタ式の規制機構53を設けた構
造となっている。規制機構53は、下方から上昇する板
54と、これと接離する上方から下降する板55とを組
合わせて構成される。
そして、互いの合せ部には、合せたとき磁気ヘッド2の
隙間4と対応する部位に、該隙間4を挿通するワイヤー
5を周囲から規制する空間部56を形成する段部が形成
されていて、ガイド板31で第1の実施例と同様、ワイ
ヤー5がヘッドコア3にひっかかることがないようにし
ている他、板54.55を合せたとき形成される空間部
56で弛むワイヤー5が周囲に物と干渉せずに隙間4を
挿通できるようにしている。
一方、第34図は第4の実施例で、例えば第3の実施例
で述べた第1のチャック50の前段に、ワイヤー挿入方
向に沿って分割可能に構成された漏斗状の案内ブロック
57を設けたもので、ワイヤー5をヘッドコア3に挿入
する際、案内ブロック57をガイドとしてワイヤー5を
コア孔3a内に挿入させようとしたものである。こうし
た構造は、案内ブロック57によるガイド分、ワイヤー
5の挿入の成功率を高めることができる。
但し、第3の実施例および第4の実施例において、上述
した第1の実施例と同じ構成部品には同一符号を附して
その説明を省略した。
なお、上述のいずれの実施例とも、ガイド板31を回動
させてワイヤー5と干渉しない領域に退避させたが、そ
れ以外の構造でガイド板31を退避させるようにしても
よい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、ガイド板のガイ
ド効果により、環状部の内側部分に、線材を環状部に引
掛かることなしに整列して巻き付けることができる。
したがって、線材の被覆が剥がれたり、断線したりする
のを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の第1の実施例を示し、
第1図はガイド板がワークに並行に配置された状態を示
す斜視図、第2図はそのガイド板の正面図、第3図はワ
ークホルダに設けたガイド板廻りの構造を示す正面図、
第4図はその第3図中、A−A線に沿う矢視図、第5図
はそれを適用した巻線装置を示す正面図、第6図ないし
第10図はこの発明の第2の実施例を示し、第6図は要
部となる巻線装置のガイド板廻りを示す正面図、第7図
はその側面図、第8図はそのガイド板のガイド溝を拡大
して示す正面図、第9図は第4図中、B−B線に沿う溝
の断面図、第10図は第1図中、C−C線に沿う溝の断
面図、第11図ないし第33図はこの発明の第3の実施
例を示し、第11図ないし第28図は巻線工程を順に説
明した図、第29図および第30図はその異なる外側巻
き付けを説明した図、第31図はワイヤーをガイドする
装置を示す正面図、第32図はそのワークの左側に設け
たガイド板を示す左側図、第33図はそのワークの右側
に設けたワイヤー規制構造を示すを示す左側図、第34
図はこの発明の第4の実施例の要部を示す平面図、第3
5図は従来の巻線装置を示す平面図、第36図はその正
面図、第37図はその巻線装置で巻線がなされたワーク
の正面図、第38図ないし第43図は巻線の工程を順に
示す斜視図、第44図は線材がワークに引掛かった状態
を示している斜視図である。 2・・・磁気ヘッド(ワーク)、3・・・ヘッドコア(
環状部)、4・・・隙間、5・・・ワイヤー(線材)、
6・・・ワイヤー挿通路、8・・・ワークホルダー、1
7・・・ワイヤーフック、31・・・ガイド板、31a
・・・緩衝材、33・・・回転軸、35・・・ガイド溝
、36・・・ピニオン、37・・・エアーシリンダ、3
8・・・ラック。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第3図    第4図 第8図 第9図   第1o図 第11図    第12図 第13図    第14図 第、5図    第16図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図    第22図 第23図     第24図 第25図 第26図 第27図 第28図 第29図 第30図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに隙間を介して軸心が並行に並ぶ複数の環状部を端
    部にもつワークを保持するワークホルダーを設け、線材
    を引き出して前記保持したワークの環状部に挿入させ、
    この挿入した線材の挿入端側を環状部と干渉しない上方
    域へ移動させるとともに引き出し側に移動させた後、前
    記ワークの隙間内に入れて環状部の隙間側に線材を巻き
    付けるようにした巻線装置において、前記ワークの環状
    部に対面して、該環状部と隣接して並行に並び、上端が
    前記ワークの環状部より上方へ突き出るガイド板を設け
    、このガイド板の前記ワークの隙間と対応する位置に該
    ワークの隙間に沿って、上部がテーパ状に拡開するスリ
    ット状のガイド溝を設け、かつ前記ガイド板に前記線材
    の挿通時、該ガイド板を線材と干渉しない領域に退避さ
    せる退避手段を設けたことを特徴とする巻線装置。
JP63088575A 1988-04-11 1988-04-11 巻線装置 Pending JPH01259516A (ja)

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