JP3511640B2 - コイル捲回装置 - Google Patents

コイル捲回装置

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
    • H01J2209/236Manufacture of magnetic deflecting devices
    • H01J2209/2363Coils
    • H01J2209/2366Machines therefor, e.g. winding, forming, welding, or the like

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は磁界発生用のコイル製造
に有効な揺動機構を備えたコイル捲回装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】まず従来のコイル捲回装置について説明
する。図6(a)は従来のコイル捲回装置の線材握持部
の平面図であり開状態を示す。図6(b)は同コイル捲
回装置の線材握持部の閉状態を示す。図7は同コイル捲
回装置の動作の様子を示す図である。図7において、1
はスリットボビン、2はスリットボビン1に突設された
端子ピンである。3はスリットボビン1に巻き付けられ
る線材であり、複数本の線を寄り合わせたものである。
4は線材3をガイドするノズル、5aおよび5bはガイ
ド部材、6はガイド部材5aに設けられた凹部である。
8はガイド部材5aに設けられたピン、9はガイド部材
5bに設けられた穴であり、ガイド部材5a,5bを閉
じるとピン8が穴9へ入り込むように構成されている。 【0003】このように従来のコイル捲回装置は、スリ
ットボビン1の開口部からノズル4がネック部に捲回
し、ガイド部材5a,5bで線材3を握持し、ネック部
に捲回するように構成されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、図7に示すように、線材3を開口部からノズル
4によりネック部に捲回した際、ガイド部材5a,5b
を開いてスリットボビン1から離す時に線材3の一部の
線がピン8に引掛ったままとなり、その線がスリットボ
ビン1のリブ10に絡んでしまうことがあった。又図7
に示すようにガイド部材5a,5bの開きの幅が捲回さ
れるスリット幅より広くなるため、捲回ズレを生じる問
題点もあった。 【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、スリットボビン1のネック部における捲回を容易に
するコイル捲回装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のコイル捲回装置は、固定ガイド部材の先端部
に空隙を設け、可動ガイド部材を閉じることにより可動
ピンは固定ガイド部材に形成された穴へ進入し、さらに
可動ピンは前記空隙へ突出し、可動ガイド部材を開いた
状態の時には可動ピンは空隙から完全に抜けるように構
成した。 【0007】 【作用】この発明の構成によって、可動ガイド部材を開
いて可動ガイド部材と固定ガイド部材をスリットボビン
1から離す時、可動ピンは空隙から完全に抜け、空隙内
に可動ピンは残っていないので、線材の一部の線が可動
ピンに引掛ったままとなることはない。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1(a)は本発明の実施例におけ
るコイル捲回装置の線材握持部の開状態を示す平面図、
図1(b)は同コイル捲回装置の線材握持部の閉状態を
示す平面図である。また図2は同コイル捲回装置の線材
握持部の側面図である。図1および図2において、11
は可動ガイド部材、12は固定ガイド部材、13は可動
ガイド部材11に設けられた可動ピンである。14は固
定ガイド部材12に設けられ、可動ピン13と嵌合する
穴である。 【0009】固定ガイド部材12の先端は凹形状を形成
して空隙15を設けている。この空隙15は可動ピン1
3の開閉にかかわりなく確保される空隙である。27は
可動ガイド部材11を開閉動作する平行チャックであ
る。 【0010】可動ガイド部材11は平行チャック27で
駆動し、平行チャック27によって可動ガイド部材11
を閉じることにより可動ピン13は穴14へ進入し、さ
らに可動ピン13は空隙15へ突出することとなる。ま
た線材3を握持させる可動ピン13は、平行チャック2
7によって可動ガイド部材11を開いた状態の時には固
定ガイド部材12の空隙15から抜ける構造である。 【0011】平行チャック27はエアーバルブのオンお
よびオフを電気的に切替制御することにより開閉する。
オン時に線材3を握持し、オフ時に線材3を放すように
構成されている。 【0012】図5は本実施例におけるコイル捲回装置の
図4に示す矢印A方向からみた平面図である。1は図7
に示す従来のものと同様のスリットボビンである。図5
に示すように、空隙15の幅はスリットボビン1のスリ
ット17より狭くなるように設計されている。 【0013】以上のように構成されたコイル捲回装置に
ついてその動作を説明する。まず、スリットボビン1の
内径部にノズル4を下降させ、ノズル4をスリットボビ
ン1の下部に突出させる。固定ガイド部材12により、
ノズル4より供給される線材3を空隙15に入るよう近
づけ、平行チャック27を駆動させ、線材3を握持す
る。図4は、線材3を握持後、固定ガイド部材12をネ
ック側スリット部へ移動した状態を示す。このように可
動ピン13により線材3を握持し、固定ガイド部材12
をスリットボビン1に接触させてコイルを捲回する。 【0014】捲回させるスリット部へ移動したら、固定
ガイド部材12が、スリットボビン1に接近する。この
時点で、平行チャック27を駆動させ、可動ガイド部材
11および可動ピン13を開き、線材3をスリット内に
挿入させると同時にノズル4を上昇させ捲回する。 【0015】次に図3(a)〜図3(e)および図4に
基づいて捲回の順序を説明する。図3(a)に示す工程
では、捲始めの線材3を端子ピン2に捲付ける。 【0016】図3(b)に示す工程では、端子ピン2に
捲付後ネック側より開口側へノズル4が移動する。 【0017】図3(c)に示す工程では、ノズル4が開
口部を捲回する。図3(d)に示す工程では、ノズル4
が開口部を捲回後ネック部へ移動する。 【0018】図3(e)に示す工程では、ノズル4がネ
ック部へ捲回し、平行チャック27をフライヤ16に近
づけ、線材3を固定ガイド部材12の空隙15の中に入
れて可動ガイド部材11の駆動源をオンし、線材3を握
持する。 【0019】図4に示す工程では、平行チャック27を
移動させて図3(e)に示す工程で握持した線材3をネ
ック側スリットの位置へガイドし、可動ガイド部材11
の駆動源をオフにして線材3をネック側スリット内に捲
回する。 【0020】 【発明の効果】以上のように本発明は、固定ガイド部材
の先端部に空隙を設け、可動ガイド部材を閉じることに
より可動ピンは固定ガイド部材に形成された穴へ進入
し、さらに可動ピンは前記空隙へ突出し、可動ガイド部
材を開いた状態の時には可動ピンは空隙から完全に抜け
るように構成したことにより、可動ガイド部材を開いて
可動ガイド部材と固定ガイド部材をスリットボビンから
離す時、可動ピンは空隙から完全に抜け、空隙内に可動
ピンは残っていないので、線材の一部の線が可動ピンに
引掛ったままとなることはなく、その線がスリットボビ
ンのリブに絡むのを防止することができる。従ってボビ
ン下部までノズルを下降させ、ノズル先端より供給され
る線材を可動ガイド部材と固定ガイド部材により握持し
てネック部の捲回を行うことができ、スリットボビンネ
ック部に線材を巻き上げることができる優れたコイル捲
回装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)本発明の実施例におけるコイル捲回装置
の線材握持部の開状態を示す平面図 (b)同コイル捲回装置の線材握持部の閉状態を示す平
面図 【図2】本発明の実施例におけるコイル捲回装置の線材
握持部の側面図 【図3】本発明の実施例におけるコイル捲回装置の動作
説明を示す説明図 【図4】本発明の実施例におけるコイル捲回装置の動作
説明を示す説明図 【図5】本発明の実施例におけるコイル捲回装置の図4
に示す矢印A方向からみた平面図 【図6】(a)は従来のコイル捲回装置の線材握持部の
開状態の平面図 (b)は同コイル捲回装置の線材握持部の閉状態の平面
図 【図7】従来のコイル捲回装置の動作の様子を示す平面
図 【符号の説明】 1 スリットボビン 2 端子ピン 3 線材 4 ノズル 11 可動ガイド部材 12 固定ガイド部材 13 可動ピン 14 穴 15 空隙 27 平行チャック

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】線材をガイドするノズルと、固定ガイド部
    材と、前記固定ガイド部材に対して開閉可能な可動ガイ
    ド部材と、前記可動ガイド部材の開閉動作を行う駆動源
    とを備え、前記可動ガイド部材に可動ピンを設け、前記
    固定ガイド部材の先端部に空隙を設け、前記可動ガイド
    部材を閉じることにより前記可動ピンは前記固定ガイド
    部材に形成された穴へ進入して前記空隙へ突出し、前記
    可動ガイド部材を開いた状態の時には前記可動ピンは前
    記空隙から完全に抜けるように構成したことを特徴とす
    るコイル捲回装置。
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