JPS6174316A - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JPS6174316A
JPS6174316A JP19607084A JP19607084A JPS6174316A JP S6174316 A JPS6174316 A JP S6174316A JP 19607084 A JP19607084 A JP 19607084A JP 19607084 A JP19607084 A JP 19607084A JP S6174316 A JPS6174316 A JP S6174316A
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Kazuichi Yamashita
和一 山下
Shigehisa Uchida
内田 賀久
Kiyoshi Matsuura
潔 松浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/08Winding conductors onto closed formers or cores, e.g. threading conductors through toroidal cores

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  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ビデオヘッドやコンピュータ用磁気ヘッド
等のコアに線材を巻きつける巻線装置に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来から中空穴への巻線はトロイダル巻線機が利用され
ている。トロイダル@線機は、あらかじめスプールに線
材を巻きだめで、スプールとシャトルが被巻線物の中空
穴を回転することにより、巻線を行なうものであるが、
スプールとシャトルが被巻線物の中空穴を通して回転す
る必要があるため、中空穴が小さくなると限界があり、
直径1n以下といった中空穴への巻線は不可能である。
ビデオヘッドへの@線は、線径が0.03m〜0.05
鶴と極めて細く、穴寸法も0.25 n+ X Q、 
3 mm程度と小さく、技術的にも自動化が困難とされ
、手作業もしくは簡単な治工具を利用して人手に頬って
いた。
一方、最近、困難な巻線に対して、種々の巻線方法が提
案されているが、まだまだ多くの課題がある。そのうち
の一つとして、巻線チャックで線材の先端近傍を把持し
て磁気ヘッドのコアの巻線穴へ通し、この通した線を引
出しチャックで引出し、この後、前記巻線チャックで線
材を把持し直してコアに巻付け、再度コアの巻線穴へ通
す巻線装置が提案されている。
しかし、線材をコアに巻付ける動作時に、線材の先端は
巻線チャックで把持されているが、他の部−分は自由な
状態であり、そのため線材に曲がりぐせ等がついている
場合に、所定位置に巻けないことがある。すなわち、コ
アの巻線穴とコアの側縁との間に線材を巻付けるのであ
るが巻線途中のループ状の線材がコアの前側に倒れて、
コアの巻線穴とコアの前縁との間に巻かれることがある
また、巻線が進むにつれて、コアの巻線穴の空隙が小さ
くなり、線通しが困難となるため、巻線位置を穴の中の
一箇所に偏らないように、適宜の位置に分散させること
が望ましいが、このような巻線位置の規制が行なえなか
った。さらに、整列巻線を行なおうとしても、巻線位置
を順次ずらせることができず、整列巻線が行なえなかっ
た。
巻線位置を規制するものとしては、真空吸引を用いる方
法(特開昭56−148812号)が提案されているが
、規制効果が不十分で、巻線位置を確実に規正できない
。また真空吸引装置を必要とするため、構造が複雑とな
ってコストが高くなるという問題がある。
発明の目的 この発明は、巻線位置の規制が行なえ、かつ構造が簡単
な巻線装置を提供することを目的とする。
発明の構成 この発明の巻線装置は、線材を把持してトロイダルコア
の巻線穴に通しかつ巻付ける把持手段と、通された線材
を引出す引出し手段とを備えた巻線装置において、一対
の進退可能なガイド部材を設け、このガイド部材の先端
間でコアの巻線穴の線材挿入側に、コアの前後方向に直
交する線材案内用スリットを形成するものである。
コアの前側のガイド部材により、巻線途中のループ状の
線材が前に倒れることを防止する。また、両ガイド部材
間のスリットで、線材の巻線位置を規制する。ガイド部
材の進退は、把持手段との干渉を避けるために行なう。
コアの保持手段はコアの前後方向に移動可能であり、こ
の移動によりコアの位置を前記スリットに対してずらせ
て巻線位置を変える。
実施例の説明 この発明の一実施例を第1図ないし第31図に示す。第
1A図ないし第1C図は、この実施例の装置で巻線する
ビデオ用磁気ヘッドで、0.25〜0.3fiの巻線穴
3を有したコアlに、巻線穴3を通して線材2を、左右
6〜20回ずつ巻きつける。
4は線処理穴である。次に第1〜21図により、装置の
構成を説明する。
装置全体の概略構成 第2図は装置全体を示す外観図である。図において、5
は本体で、基板6が固定されている。7は巻線機構部で
、基板6上に組み込まれている。
8は認識用TVカメラ、9はモニターTVで、本体5の
上部に組み込まれている。認識用TVカメラ8は、巻線
機構部7の上部に位置し、コア1の巻線穴3および線材
2の先端の位置認識用である。
10は制御装置、11は操作スイッチで、制御装置10
は本体5の下部に、操作スイッチ11は本体5の上部に
それぞれ組み込まれている。巻線機構部7は、コア保持
部12(第4図)と、巻線チャツク(第3図)18と、
引出しチャック30 (第3図)と、カッター装置37
(第9図)とを備えている。
コア保持部: 第3〜4図において、第3図は巻線機構部7を示し、第
4図はコアlを把持するコア保持部12を示す。13は
コア保持部12の回転駆動部で、トロダイルコアlを反
転させる。コア保持部12はxy移動台14(第5図)
の上面に締結されている。コア保持部12には、コア1
の線処理穴4に対応する吸引パイプ15が一体に設けら
れている。16はパルスモータで、XY移動台14のX
軸・Y軸に各1個付属しており、送りねじ機構17を介
してコア保持部12をX方向、Y方向の任意の位置に移
動できるようになっている。
@線チャック: 第3図ないし第5図において、18は線材2を把持する
巻線チャック、19は巻線チャック回転部、20は巻線
チャック回転用のパルスモータ、21は巻線チャック1
8の締結要素である。巻線チャック18は、エアーによ
って開き、ばねによって閉じるチャックで、巻線チャッ
ク回転部19の回転軸に締結されているが、一定量偏心
した位置関係にあり、パルスモータ20で、巻線チャッ
ク回転部19の回転軸を駆動させると、巻線チャック1
8は、偏心した半径で円運動する。また巻線チャック1
8の回転角は、パルスモータ20で自在に設定、動作で
きるとともに、精度よく停止できる構造としている。2
2は巻線チャック上下駆動部で、23は上下駆動用パル
スモータ、24は上下移動ブロック、25は@線チャッ
ク前後駆動部、27は巻線チャック前後駆動部25の移
動ブロックである。巻線チャック前後駆動部25の駆動
用エアシンダは、移動ブロック27に内蔵されている0
巻線チャック上下駆動部22の移動ブロック24の上部
に、巻線チャック前後駆動部25を介して巻線チャック
回転部19が設置されている。
また、@綿チャック上下駆動部22は、パルスモータ2
3で駆動され、鉛直方向の任意の位置に精度よく停止で
きるようにしている。巻線チャック上下駆動部22は、
巻線チャック水平駆動部26の移動ブロック29に固定
されている。巻線チャック水平駆動部26は、基板6に
ブラケット28で取り付けられているとともに、パルス
モータ26′で駆動され、水平方向の任意の位置に精度
よく停止できるようにしている。巻線チャック水平駆動
部25は基板6の前後方向に沿って設けである。
引出しチャック: 第3図、第6〜8図において、30は引出しチャック、
31は引出しチャック上下駆動部、32ばパルスモータ
、33は移動ブロックである。引出しチャック30は、
第7図ないし第8図に示すように、エヤーシリンダ34
によってチャック爪35を閉じ、戻しばね34′で開く
エヤーチャックで、コアlの巻線穴3のセンター゛と同
軸上に配し、巻線穴3に通った線材2を把持する。また
引出しチャック上下駆動部31の移動プロ7り33は、
コア1の巻線穴3のセンターと平行で鉛直方向に上下し
、引出しチャック30が固定されている。また引出しチ
ャック上下駆動部31は、基板6にブラケットを介して
取り付けられている。とともに、パルスモータ32で駆
動され、鉛直方向の任意の位置に精度よく停止できるよ
うにしている。引出しチャック30には真空吸引パイプ
36が取付けてあり、真空吸引パイプ36はフレキシブ
ルチューブで吸引装置に接続されており、先端がチャッ
ク爪35の先端近傍に開口している。
カッター装置: 第9図において、37はカッター装置で、引出しチャッ
ク30で把持された線材2を巻線チャック18で把みか
えた後に切断するものであり、カッター前後移動ブロッ
ク部38の前方に締結されている。カッター前後移動ブ
ロック部38は、引出しチャック30の上部に配し、コ
アlの@線入3のセンターと直角方向に前進し、後退し
、前進した時、引出しチャック30で把持した線材2を
切断できる位置関係にあり、引出しチャック移動ブロッ
ク33(第6図)に固定されている。力・ツタ−装置3
7は、はさみ状に開閉する2枚の切断用刃40と、その
駆動機構とを有する。
線供給装置: 第10図ないし第11図は線供給装置52であり、@線
ポビン53から線材2を供給するものである。巻線ポビ
ン53は、基板6上のボビンスタンド54に取付けられ
ている。巻線ポビン53の線材2は、線供給ブラケット
55に取付ルナちれたガイド5”7.58および線供給
テンションアーム59を経て、線供給用把持切断装置6
0に達する。
線供給用把持切断装、置 この装装置60は、線材2の把持機能と切断機能を有し
、巻線中は線材2を把持しており、巻線完了後、線材2
を切断する。61.6′2!ET字状の線材の把持要素
、63.64はL字状の切断要素で、これらは支点軸6
5を支点に回動する。66は本体ベースで、支点軸65
を支えるとともに、把持要素61.62の受は部と切断
要素63.54の下刃67、.6Bを一体に形成してい
る。また、把持要素61.62の外側に線供給部へ線材
を径路に沿って正しく案内する線ガイド69.70を配
している。線材の把持要素6162を作用させる手段り
よへシリンダ71と保持ばね72とからなる。これらは
把持要素61.62の各々に有している。線材の切断要
素63.64を作用させる手段は、シリンダ73と切断
要素復帰ばね74からなる。これらは切断要素63.6
4の各々に有している。
テンション装置: 第16図および第17図に示すように、テンション装置
75は、支軸76回りに回動する回動レバー77の先端
にV形のテンションごま78を設け、回動レバー77を
DCモータ79で回動させるものである。テンション装
置75は線ぐせを除去するとともに、所定のテンション
でゆるみのない巻線ができるようにするものである。テ
ンションごま78は、第16図のように、引出しチャッ
ク30で引き出した線材2を側方へ押すことが可能な位
置にある。
線ガイド; 第17〜20図および第27〜29図に線ガイド関係を
示す。線ガイドは線材位置を規制するものであり、直線
的に進退する第1のガイド部材80と第2のガイド部材
’81.l:からなる。第19図において、’80″、
81’はガイド部材!B(11,81の動作方向を示す
。これらガイド部材80.81は、前進して互いの先f
a藺で、コア1の@線入3の上方に、巻線方向と直交す
る方゛向のガイドスリ7ト82(第213図)を形成す
るものである。第2ガイド部材81は、支持部材203
にガイド棒204と軸受205(第27図)とを介して
進退可能に支持されており、エアーシリンダ83で進退
駆動される。これにより、第2ガイド部材81は、巻線
チャック18とは反対側で、斜め上からコア1の巻線穴
3に向って進退する。第1ガイド部材80は、主エアー
シリンダ84で進退する可動台85に設置された微動用
エアーシリンダ86に取付けられており、コア1に対し
巻線チャック18例の斜め側方から直線的に進退し、か
つさらにわずかに進退する2段動作を行なう。可動台8
5は、支持部材206にガイド棒207と軸受208(
第29図)とを介して進退自在に支持されている。20
9は復帰用ばねである。
コア供給取出装置 第21図ハコア供給取出装置を示す。88はコアをtO
個−列に並べて!i2−@:ることのできるコア載置用
の治具であり、ベルトコンベヤ89に載せられている。
ベルトコンベヤ89は基板6の前縁に沿うて設けられて
おり、冶具88を1ピツチずつ搬送位置決め可能である
。89は一コア移載装置であり、回動ボストタOに取付
けられて回動するコア移載部91に、供給チャック92
と取出しチャック93を並べて取付けである。これら供
給チャック92と取出しチャンク93は、各々コア移載
部91に設けられた昇降シリンダ94.95により昇降
可能である。
上記構成の動作を説明する。まず、全体の動作の概略を
説明する。
■ コア1をコア保持部12に供給、把持する。
■ 線供給用把持切断装置60まで、巻線チャック18
を水平に移動させ、@線チャック18で線材2を把持し
て元の位置(原点位置または巻線位置)に戻す。
■ コア1の一方の巻線位置! (第1C図)に、巻線
チャック18と引出しチャック30で線材2を必要巻数
、巻線す為。
■ コアlを保持部12で反転させ、他方の巻線位置■
に線材2を必要巻数、巻線する。
■ コア1を取り出す。
第22図は全体動作の概略を示す。同図の説明は省略す
る。
つぎに、各動作を詳細に説明する。
コア供給取出し動作 第21図に実線で示す位置にコア移載部91を回動させ
た状態から、取出しチャック93を下降させ、巻線の完
了したコア1を把持して上昇する。
ついでコア保持部12を供給チャック92と取出−しチ
ャック93間の距離だけ移動し、供給チャック92が下
降してコア保持部12に巻線前のコアlを載せる。この
状態が第21図に実線で示したコア保持部12の状態と
なる。この後、コア保持部12は巻線を行なう位置へ向
かってY軸方向に移動する。これと同時に、コア移載部
91は回動して治具88上に戻る(第21図に鎖線で示
す状態)。
そして、取出しチャック93で把持した巻線完了のコア
1を治具88上に載せる。ついで、供給チャック92が
下降し、新たな未t−biのコア1を把持する。把持が
完了すると、先に供給したコア1の巻線が完了する前に
、コア移載部91は第21図の実線位置へ回動して待機
し、治具88は搬送コンベヤ89により1ピフチ送られ
る。
前述のコア1を塔載して巻線位置へ向うコア保持部12
は、途中のTVカメラ8で認識できる位置で一時停止す
る。ここで、TVカメラ8でコア1の巻線穴3のセンタ
ー位置を読み取り、記憶する。巻線位置にコア保持部が
達すると、巻線を行う。巻線を行なう間、コア1は後述
のように一度反転させるが、取り出し動作に際し、巻線
の完了したコア1は、最初に供給されたコア1と同じ状
態とするため、コア保持部12の回転で再度反転させる
。この後、コア保持部12を塔載したXY移動台I4は
、前述の取出しチャ・ツク93によるコア1の取出し位
置に向う。
線供給動作および線端処理動作環: 第23図の■■のように、巻線ポビン53からの線材2
を手で線供給把持切断装置60に初期セントする。この
状態は、第24図(A)で示す状態となる。つぎに、第
23図の■■■または第24図(B)に示すように、巻
線チャック18(図中には簡明のため、巻線チャック1
8の先端断面のみを示す)で線材2を把持し、かつ巻線
チャック18から線材先端が所定長さl(第15図(B
))となるように、線材2を線供給切断把持装置60の
切断要素63で切断する。この後、巻線チャック18の
水平・上下・回動動作を複合的に作用させ、線材2の先
端をTVカメラ8の認識位置まで移動させ、線材2の先
端位置を認識し、記憶する。
この認識した線材先端位置と、前述のコア供給過程で認
識したコア1の巻線穴3の位置とを比較して、巻線穴3
に線材2の先端が通る位置関係に差違を演算し、xy移
動台14でコア1の位置を補正する。なお、線材2の先
端を認識する位置は、コア1の巻線穴3を認識した位置
と全く同じである。コア保持部12は巻線穴3の認識後
さらに移動するので、線材2の先端を認識するときに巻
線チャック18と干渉しない。これ、により、TV、t
メチ8の共用を可能としている。なお、これまでの間、
線材2は線供給装置52と連ったままである。
つぎに、第23図の■■または第24図(C)のように
、巻線チャック18を反転させ、線材2の先端をコアl
の巻線穴3に通し、その先端を引出しチャック30で把
持し、巻線に必要な長さく巻回数によって予め設定)を
下方に引き出す。必要長さ引き出した時、線供給把持切
断装置60で線材2を把持する。これにより、線供給装
置52からの引出しを止める。
この後、第23図■のように引き出された綴材2で、コ
ア1の巻線穴3の一方の@線位置I (第1C図)上に
巻回動作を設定巻数繰り返す。巻回動作は後に詳述する
。設定巻数の巻線が完了すると、その先端をコア1の線
処理穴4に臨ませ、コア保持部12に一体構成された吸
引パイプ15により真空吸引して線材2を吸込み、一方
の巻線を終了する。この状態では線材2の他端はまだ巻
線ボビン53に連なっている。一方の巻線が完了すると
、第23図の■[相]および第24図(D)で示すよう
に、コア1の他方の巻線位置■に他端の線材2で巻線す
るため、コア1をコア保持部12で反転させ、巻線チャ
ック18が、線供給把持切断装置60まで、線材2の他
端を取りに行く。このときに、線材2の他端を切断する
。なお、このとき、最初の線供給と線材2の先端の向き
が異なるため、線供給把持切断装置60を、2つの切断
要素63.64と把持要素61.62とを有するものと
しである。線材2の他端を把持した巻線チャック18は
、線材2の先端の認識位置へ向うが、このとき線材2が
コアlに不要な巻付けをしないように、巻線チャック1
8はコア1の下方を円を描くように移動する。認識位置
に至ると、第23図00および第24図(E)のように
、線材2の先端を認識し、巻回動作に入る。このとき、
前記の一端側の動作と異なる点は、線材2が巻線ポビン
53と縁が切れていることと、巻線穴認識をしないこと
である。巻線穴位置は、最初の位置を記憶しているため
、その情報を利用し、反転によって生じる差を補正して
いる。設定巻数が完了すると、前述と同様に、線材2の
先端をコア1の線処理穴4に臨まセて吸引パイプ15で
吸込み、他端の巻線が完了する。
巻回動作: 第25図は、巻線チャック18の動作を連続的に示した
ものであるが、巻線チャ・ツク18の主な状態について
、Aは認識位置、Bは線通しta@位置、Cは線通し位
置、Dは把みかえ・切断位置と定める。巻線チャック1
8BよA、B、C,Dの状態を経て、1@きを完了する
。なお、線ガイド(第19・20図)の動作は、ここで
は触れずに、後に詳述する。認識位置Aでは、捲線チャ
ック18で把持された線材2の先端を認識用TVカメラ
8で読み取り、位置ずれ量をコア保持部12を塔載した
XY移動台14を動作させ補正した後、巻線チャック1
8を巻線チャック回転部19で180゜回転させ、線通
し準備位置Bに達する。回転動作は、毎回、正確な位置
で停止するよう、巻線チャック回転用パルスモータ20
で駆動する。180゜回転すると、巻線チャック18に
把持された線材2の先端は、鉛直方向の下向きとなり、
コア1の巻線穴3のセンターもしくは、線材2を通す目
標とする位置の鉛直線と一致する。次に巻線チャック1
8を巻線チャック上下駆動部22にて、下降させ、巻線
穴3に線材2の先端を通し、巻線チャック18は線通し
位置Cに達する。線通し位置Cに・おいて、第26図に
示すように、線材2の先端は、コア1の巻線穴3を通し
て、コア1の下に引出しチャック30で把持てきる長さ
突き出した状態となり、引出しチャック30で線材2の
先端を把持するとともに、巻線チャック18は開き、線
材2を放す。次に引出しチャック30は線材2を把持し
て、予め設定された量を鉛直方向に下降する。引出しチ
ャック上下駆動部31は、移動量が自由に設定でき、正
確に移動させるため、パルスモータ33で駆動させる。
引出しチャック上下駆動部31が下降した時、引出しチ
ャック30に把持された線材2は、コア1の巻線穴3と
鉛直方向にほぼたるみのない状態としている。次に線材
2を把持していなく、かつ、開いた状態の巻線チャック
18は、巻線チャック前後駆動部25により、線材2お
よびコア1と干渉しない位置に後退して、巻線チャック
上下駆動部22で予め設定された量を、把みかえ切断位
置りへ鉛直方向に下降させ、さらに、巻線チャック前後
駆動部25にて、巻線チャック1Bが、線材2を把持で
きる位置まで前進した後、巻線チャック18を閉じて、
線材2を把持し、把みかえ・切断を行なう。把みかえ・
切断位置りにおいては、巻線チャ・ツク18は、引出し
チャック30の一定長さ上部を把持する。次に、カッタ
ー前後部38で、カフター装置37を前進させ、線材2
を切断する。カッター装置37にて切断する位置は、巻
線チャック18と引出しチャック30の間にあり、巻線
チャック18から線材2がコアlに線材2を通すために
必要な最小限の長さで、しかも、常に正確に、巻線チャ
ック18からの長さが一定となるよう切断する。
次に、把みかえ・切断位置りで前記のごとく、線材2を
把持した巻線チャック18は、巻線チャック上下駆動部
22と巻線チャック回転駆動部19により、鉛直方向に
上昇しつつ把みかえ・切断位置りから認識位置Aへ、巻
線チャック18が上昇・回転する。このとき、テンショ
ン装置75のテンションごま78で線材2を押してテン
ションを与え、コア1への巻線の引き締めと、巻き付は
易い線ぐせの付与とを行なっている。
このようにして、コア1に線材2を1ターン巻き付ける
動作が完了する。必要巻数に応じて、上記動作を繰り返
すことにより実現できるが、巻線が進行するにつれて、
線材2はコア1に巻き付けられるとともに、線材2の先
端を切断して、一定長さ捨てるため、線材2の長さが短
くなってくる。
そのため、lターン@線が進行するたびに短くなる線材
2の長さを算出し、巻線チャック上下駆動部22および
引出しチャック駆動部31の上昇および下降移動量をタ
ーン数に応じて、設定している。
線ガイド動作: 線材2の先端を認識し、巻線チャック18が線材挿入を
可能とするため、180°回転するタイミングと同時に
、第1ガイド部材80が斜め前より前進し、巻線ループ
2a(第19図)を後方へ押しやるようにガイドする。
巻線チャック18は、線材2の先端を巻線穴へ通し、引
出しチャ・ツク30で把持すると、線材2を放して後退
するが、この後退と同時に、第1ガイド部材80が、巻
線チャック18との干渉のために前進できなかった位置
まで2段目の動作として前進する。この2段目の動作と
同時に、第2ガイド部材81が斜め上方より前進してき
て、第20図の状態となる。これら第1および第2ガイ
ド部材80.81の動作が完了すると、その先端間で形
成したガイドスリット82は、線材2を所定位置に案内
するに必要な間隔となる。例えば線材2の外径の2倍程
度の間隔である。これらガイド部材80.81の動作と
同時に、ガイド部材80.81の先端間とコア1の巻線
穴3の位置の関係が所定の位置となるように、コア保持
部12を塔載したXY移動台14が移動する。引出しチ
ャック30が下降し、巻線チャック18に把みかえ、上
昇するとき、巻付けは完了しているため、第1および第
2ガイド部材80゜81は復帰する。
以上により全体の動作が完了するが、線ガイドの作用に
つき、第30図および第31図とともに、さらに説明す
る。線ガイドは前述のように動作するが、これにより次
の三つの機能が得られる。第1に、巻回動作において、
引き出した線材2を巻線チャック18の上昇および回転
で巻付けるときに、線材2は自由となり、そのため巻線
ループ2aが線ぐせによっては前に倒れて指定位置に巻
線できず、第31図に2a′で示すように巻線されるこ
とがあるが、これを第30図のように第1ガイド部材8
0によって規制して防止することができる。
つぎに、両ガイド部材80.81間のガイドスリット8
2で挟み込むように規制することにより、線材2の位置
をコア1の巻線穴3の所定位置に正確に巻(ことができ
る。さらに、XY移動台14を、巻回ごとに順次線材2
の太さだけQ方向(30図)に移動させることにより、
同図に示すように整列した巻線を行うことができる。ま
た、第1ガイド部材80は、前述のように巻線チャック
18と干渉しない位置まで予め前進しておき、巻線チャ
ック18が後退した後にさらに前進する2段動作を行な
うが、このため巻線チャック18が後退だ後に一挙に全
ストロークを動作させる場合に比べ、短時間で目的位置
まで前進させることができる。そのため、線材2のガイ
ドが確実に行なえる。
なお、前記実施例では、巻線の信頼性向上のため、線先
端を認識したり、線先端を切断するものとしたが、例え
ばコア穴の寸法が大きい等、その必要がなければ、用い
なくてもよい。またガイド動作はエヤーシリンダによる
ものとしたが他の駆動手段を用いてもよい。要はコアの
穴の一方から線材を把持手段で通して引出チャックで他
方へ引き出し、再度把持手段で前記穴の一方から通す装
置であれば、この発明を適用できる。
発明の効果 この発明の巻線装置は、巻線位置の規制が行なえ、かつ
構造が簡単という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図はこの発明の一実施例のに用いるコアの平面図
、第1B図はその側面図、第1C図は同じくその部分拡
大図、第2図はこの発明の一実施例の外観斜視図、第3
図はその要部の斜視図、第4図は同じくそのコア保持部
の斜視図、第5図(A)。 (B)はそれぞれ同じくその巻線チャックの駆動手段の
正面図およびその側面図、第6図は同じくその線供給装
置の正面図、第7図および第8図はそれぞれ同じくその
引出しチャックの断面図および側面図、第9図は同じく
その引出しチャックとカッター装置とを示す斜視図、第
1O図は同じくその線供給装置の正面図、第11図は同
斜視図、第12図は同じくその線供給把持切断装置の斜
視図、第13図は同破断側面図、第14図は同正面図、
第15図は同装置の動作説明図、第16図は同じくその
テンション装置とその周辺装置の部分側面図、第17図
は同じくその線ガイドの第1ガイド部材とその駆動手段
の斜視図、第18図は同じくその第2ガイド部材および
その駆動手段の手段の斜視図、第19図は同じくその線
ガイドの斜視図、第20図は同じくその線ガイドでコア
との関係を示す平面図、第21図は同じくそのコア供給
取出装置の斜視図、第22図は同じくその全体の概略動
作の説明図、第23図は同じくその巻回動作の説明図、
第24図は同じくその線供給動作の説明図、第25図は
同じくその巻回動作の説明図、第26図は同じくその先
端認識動作を示す斜視図、第27図は同じくその第2ガ
イド部材および駆動手段の破断平面図、第28図は同じ
くその第1ガイド部材およびその駆動手段の平面図、第
29図は同じくその第1ガイド部材およびその駆動手段
の断面図、第30図は同じくその線ガイドとコアとの関
係を示す拡大平面図、第31図はコアの巻線不良を示す
平面部である。 1・・・コア、2・・・線材、3・・・@線入、5・・
・本体、6・・・基板、7・・・巻線機構部、8・・・
TVカメラ、12・・・コア保持部、14・・・XY移
動台、15・・・吸引パイプ、18・・・巻線チャック
、19・・・巻線チャック回転部、22・・・巻線チャ
ック上下駆動部、25・・・巻線チャック前後移動部、
26・・・巻線チャック水平駆動部、30・・・引出し
チャック、31・・・引出しチャック上下駆動部、37
・・・カッター装置、40・・・固定刃、40a・・・
線材案内切欠、41・・・カム溝、43・・・可動刃、
52・・・線供給装置、53・・・巻線ボビン、60・
・・線供給把持切断装置、75・・・テンション装置、
79・・・線ガイド、80・・・第1ガイド部材、81
・・・第2ガイド部材、82・・・ガイドスリット、8
8・・・コア載置用治具、91・・・コア移載部第1A
図 第1B図 第10図 第8図 第14図 第18図 第26図 第27図 第28図 第30  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微細な穴を有するコアを保持する手段と、線材を
    把持し、線材の先端をコアの巻線の一方の側より挿入す
    るとともに、挿入後線材の把持を開放し、移動して上記
    コアの穴の他方の側より所定距離引き出された巻線を把
    持する把持手段と、上記コアの穴に挿入された線材を上
    記把持手段の把持開放の後、上記コアの穴の他方の側か
    ら遠ざかる方向に引き出す線材の引出チャックと、上記
    把持手段を、上記コアの穴の一方の側から他方の側に移
    動させ、さらに所定の経路を通過して元の位置にもどる
    よう移送する移送手段とを備えた巻線装置であって、前
    記保持手段を前記コアの前後方向に位置調整する保持手
    段移動手段と、各々進退可能に設けられて進出状態で互
    いの先端間で前記コアの巻線穴の線材挿入側に前記コア
    の前後方向と直交する線案内用スリットを形成する一対
    のガイド部材と、これらガイド部材の駆動手段とを備え
    たことを特徴とする巻線装置。
  2. (2)前記把持手段が前記コアの前方から前記コア側に
    延びて設けられ、前記一対のガイド部材のうちの第1の
    ガイド部材は前記コアに対し前記把持手段側の斜め前側
    方から進退可能であり、第2のガイド部材は前記コアに
    対して後方から進退可能であり、前記第1のガイド部材
    の駆動手段は、前記線材を挿入する位置にある前記把持
    手段に近接するまで大きく進出させる動作と、前記把持
    手段が前記位置から移動した後にさらに進出させる動作
    との2段動作が可能なものとした特許請求の範囲第(1
    )項記載の巻線装置。
JP19607084A 1984-09-19 1984-09-19 巻線装置 Granted JPS6174316A (ja)

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JPH038088B2 JPH038088B2 (ja) 1991-02-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02119111A (ja) * 1988-10-28 1990-05-07 Alps Electric Co Ltd 磁気ヘッド用巻線機
JPH02119110A (ja) * 1988-10-28 1990-05-07 Alps Electric Co Ltd 磁気ヘッド用巻線機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5685811A (en) * 1979-12-14 1981-07-13 Hitachi Ltd Array winding device

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