JPH01258916A - レンズ成形用注形型 - Google Patents

レンズ成形用注形型

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JPH01258916A
JPH01258916A JP8768288A JP8768288A JPH01258916A JP H01258916 A JPH01258916 A JP H01258916A JP 8768288 A JP8768288 A JP 8768288A JP 8768288 A JP8768288 A JP 8768288A JP H01258916 A JPH01258916 A JP H01258916A
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JP
Japan
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mold
optical material
molding
gasket
molding space
Prior art date
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Application number
JP8768288A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Takahashi
敏晴 高橋
Masahiro Koketsu
昌洋 纐纈
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH01258916A publication Critical patent/JPH01258916A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プラスチック等の熱硬化性光学材料を用い
てレンズを作製するためのレンズ成形用注形技術に間す
る。
(従来の技術) 近年、眼鏡用のレンズを構成する光学材料として、安全
性や軽量性の面から、プラスチックを使用することが多
くなっている。これに伴なって、係る光学材料を用いた
レンズ製造技術も多様なものとなり、ti々の研究開発
が成されている。
上述した従来の製造技術として、射出成形技術、或いは
レンズ成形用注形型(以下、単1こ注形型と称する場合
も有る。)ヲ用いた成形技術等が知られでいる。これら
の技術のうち、視力矯正用眼鏡レンズのように、高品質
を要求されるものを製造するに当っては、注形型を用い
た方法を採るのが一般的である。
以下、図面を参照して、従来の注形技術につき説明する
。尚、以下の説明においては、上述の技術に用いられる
注形型の一構成例ヲ参照して説明することとする。
第2図(A)及び(B)は、上述した従来の注形技術に
用いられる注形型を示す説明図である。第2図(A)は
注形型を一方のモールド方向から見た平面によって示す
ものであり、この第2図(A)中、I−Iを付した部分
の断面を第2図(B)として示しである。尚、これら図
中、説明の理解を容易とするため、一部の構成成分につ
き、第2図(B)の断面に付したのと同一のハツチング
を、一部、第2図(A)にも付して示す、また、第2図
(A)では一部の構成成分につき透視的に示し、これら
図中、11はレンズ成形用注形型、13a及び+3bは
有効成形面を有するモールド、15は、これらモールド
13a及び+3bt固定支持するためのガスケット、1
7はモールド13a及び+3bとガスケット15とによ
り形成される成形空間を示す。
従来用いられている注形型11は、モールド13a及び
+3bと、ガスケット15とから成っている。
このうち、第2図(A)からも理解できるように、ガス
ケット15は、通常、作製するレンズの形状に応じた環
状を成しており、モールド13a及び+3b7?!固定
支持する構成となっている。
この支持状態につき、第2図(B)8参照して説明すれ
ば、従来の注形型11では、モールド13aとモールド
+3bとの有効成形面(図示せず)同士が対向するよう
に、ガスケット15の異なる2つの端面側から、モール
ド13a及び+3b!、夫々、嵌合させる。即ち、この
ような注形型11においては、同図からも理解できるよ
うに、ガスケット15に対して2つのモールド13a及
び13bが密着状態で嵌合せしめられ、中空部分として
、所定の形状を有する成形空間17が形成される。
以下、上述した注形型を用いた場合のレンズの作製工程
につき簡単に説明する。
まず、上述した2つのモールド13a及び+3bをガス
ケット15に嵌合させた状態で前述した光学材料を充分
量注入する。
この際に注入される光学材料としては、アクリル系樹脂
を始めとする種々の合成樹脂が用いられており、上述の
注入を容易とするため、熱硬化させる前の流動性を有す
るモノマー(単量体)状態のものを用いる。
また、成形空間17内に光学材料を注入するに当っては
、例えばモールド13aとガスケット17との間に注入
針を差し込んで注入したり、或いは、注入用の穴(図示
せず)をガスケット15に配設し、この穴を介して注入
した後、栓をすることも行なわれる。
このようにして、成形空間17内に光学材料を充填した
後、当該空間17内の光学材料を硬化させるため、光学
材料の特性に応じた硬化温度まで加熱してポリマー(重
合体)状態とする。
次lこ、注形型11内で、成形空間171こ応した所定
の形状に加熱硬化された光学材料を取り出してレンズを
得る。
このようなレンズ製造技緬においては、注入されるモノ
マー状態の光学材料の反応安定性を考慮して、室温以下
に保った状態で上述の注入を行なうことが成されている
(発明が解決しようとする課題) 上述した説明からも理解できるよう(こ、注形型を用い
た従来のレンズ製造技術では、熱硬化性光学材料を利用
して、実質的にと閉状態となる成形空間内で加熱硬化を
行なう構成となっている。これがため、係る技術では、
加熱の前猪に亙る温度変化に伴なう、上述の光学材料の
体積変化や粘性変化を充分に補うことができない。
従って、設計に応じた所望の形状(成形空間)を有する
注形型を用いても、製品として得られるレンズ形状や寸
法の再現性を向上させることが難しいという問題点が有
った。
この点につき詳述すれば、熱硬化型光学材料は加熱硬化
により体積収縮を来すのが一般的であり、この収縮は、
成形空間内に注入された材料とモールドとの間に隙間を
生じ、作製されるレンズにおいて所定の曲率を与えるこ
とが難しくなる。
ざらに、成形空間内の密閉状態で上述の収縮傾向を示す
光学材料を硬化させることにより、気泡の発生を伴なう
場合も有る。
このような問題点に対しで、ガスケットを柔軟な材料で
構成し、上述の体積変化を解消することが成されている
が、寸法精度の低下を招き、好適な解決策とは言えない
また、ガスケットの材料構成を変更するのに加えて、注
入する光学材料を予備重合させておくことも成されてい
るが、この重合に伴なう粘性の上昇が作業効率を低下さ
せたり、注入に要する作業時間微考慮した粘性に調製す
ることが難しく、このような改善策を講じても、数%〜
10%程度の体積収縮を来すという問題も有った。
この発明は、上述した従来の問題点に鑑み成されたもの
であり、熱硬化性光学材料を用いたレンズの寸法精度、
作業効率の向上を図ることが可能なレンズ成形用注形型
18.提供し、以って優れた品質のレンズを安価に提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明のレンズ成形用注
形型によれば、2個のモールドと、これらモールドを支
持するガスケットとにより、熱硬化性光学材料を注入す
るための成形空間が形成されて成るレンズ成形用注形型
において、上述したモールドとガスケットとの間に、上
述の成形空間に連通する液溜部を設けて成ることを特徴
としている。
(作用) この発明のレンズ成形用注形型によれば、上述した構成
とすることにより、前述した硬化(重合)時における光
学材料の、成形空間内での体積変化を、液溜部の光学材
料によって補償することができる。
(実施例) 以下、この発明のレンズ成形用注形型の実施例につき、
図面を参照して説明する。尚、以下の説明においては、
この発明の理解を容易とするため、特定の形状を有する
注形型を図示して説明するが、この発明は図示例にのみ
限定されるものではないことを理解されたい。
始めに、第1図(A)〜(D)を参照して、実施例に係
る注形型の全体構成につき説明する。
まず、第1図(A)は、第2図(A)と同様に、注形型
の概略的平面により示す説明図である。同図中、既に説
明した構成成分と同一の機能を有する構成成分には同一
の符号を付して示し、詳細な説明を省略する。また、同
一の機能を有する構成成分が複数に亙る場合には、その
一部のもののみ(こ符号を付して示す場合も有る。
この第1図(A)からも理解できるように、この実施例
に係る注形型19は、モールド13a(及び13b)と
ガスケット21とから構成されている。
このガスケット21の上側(図示平面側)には、この実
施例の特徴となる液溜部23が複数形成される。また、
モールド位置決め部25を配設することにより、図示面
側におけるガスケット21へのモールド13aの嵌合を
確実に行なうことができる。
以下、上述の第1図(A)中、n−tt、■−■及びr
V−IVV付して示す各部分の概略的断面図をも参照し
て、さらに詳細に説明するものとする。
まず、第1図(A)中、■−■を付して示す部分の概略
的断面による第1図(B)を参照して説明する。
この第1図(B)及び第1図(A)から理解できるよう
に、この実施例の注形型19に配設された液溜部23は
、連絡溝27を介して成形空間29に連通する構成と成
している。係る構成とすることにより、図示していない
光学材料を成形空間内に注入した後、モールド13aを
嵌合させて加熱硬化壱行なう際の体積変化分の光学材料
は、連絡溝27を介して、成形空間29と液溜部23と
の間の移動が可能であることが理解できる。
また、連絡溝27を配設していない液溜部23の部分(
第1図(A)中、m−mv付して示す部分)の断面を示
す第1図(C)から理解できるように、この注形型19
では、モールド13aを安定した状態で嵌合させる目的
で、第1図(B)により説明した部分を除いては、成形
空間29と液溜部23との間が隔絶状態と成るように構
成した。
ざらに、第1図(A)中、rV−rV部分の断面による
第1図(D)からも理解できるように、モールド位置決
め部25では、従来と同様に、モールド13aの側面と
衝き当てられた状態で固定支持し得る構成となっており
、かつ前述した液溜部23は、ガスヶ・シト21の全周
に亙って連続した構成成分として形成されている。
以下、上述の実施例に係る注形型19を実際に用いた場
合のレンズ製造工程につき簡単に説明する。
まず、ガスケット21とモールド+3bとを嵌合した状
態で、成形空間29に相当する部分と液溜部23とが充
分に満たされる程度まで熱硬化性光学材料を注入する。
然る復、上述した状態のガスケット21に対してモール
ド13a!嵌合する。この際、前述の注入工程において
、充分量の光学材料を注入しておけば、モールド13a
の嵌合工程により、成形空間29が所定の体積に規制さ
れ、連絡溝27ヲ介して、余分量の光学材料が液溜部2
3に移動する。
続いて、上述した状態の注形型19を加熱して、成形空
間29内の光学材料を硬化させる。この際、光学材料の
特性として体積収縮を生じる場合には、液溜部23内の
光学材料が連絡溝27を介して成形空間29内に流入し
、充填される。
このようにして、この実施例に係る注形型19を用いて
レンズを製造したところ、モールドに形成された有効成
形面が確実に転写され、かつ気泡が発生することなく、
優れたレンズを得ることができた。
以上、この発明の実施例につき図面を参照して説明した
が、この発明は、上述の図示例にのみ限定されるもので
はなく、寸法、形状、配MK係及びその他の条件は、設
計に応じ、任意好適な変形及び変更を行ない得ること明
らかである。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明のレンズ
成形用注形型によれば、成形空間に連通する液溜部を設
けることにより、硬化(重合)時における光学材料の体
積変化を液溜部の光学材料によって補償することができ
る。
従って、熱硬化性光学材料を用いたレンズの寸法精度、
作業効率の向上を図り得るレンズ成形用注形型を提供す
ることができ、以って優れた品質のレンズを安価に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、実施例を説明するため、注形型の概略
的平面により示す説明図、 第1図(B)〜(D)は、実施例を説明するため、第1
図(A)中のII −II、IIIr−III或いはr
V−IVを付しで示す各部分の概略的断面により示す説
明図、 第2図(A)は、従来の技術を説明するため、注形型の
概略的平面により示す説明図、第2図(B)は、第2図
(A)中のI−Iを付して示す部分の概略的断面により
示す説明図である。 Il、 +9・・・・・レンズ成形用注形型13a、 
13b・・・・・モールド、15.21・・・・・ガス
ケット17.29・・・・・成形空間、23・・・・液
溜部25・・・・モールド位1決め部、27・・・・連
絡溝。 特許出願人    旭光学工業株式会社第1図 /3b 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2個のモールドと、これらモールドを支持するガ
    スケットとにより、熱硬化性光学材料を注入するための
    成形空間が形成されて成るレンズ成形用注形型において
    、 前記モールドとガスケットとの間に、前記成形空間に連
    通する液溜部を設けて成る ことを特徴とするレンズ成形用注形型。
JP8768288A 1988-04-09 1988-04-09 レンズ成形用注形型 Pending JPH01258916A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520708A (ja) * 2002-03-19 2005-07-14 エシロール アンテルナショナル コムパニージェネラル ドプテイク 光学レンズを得る方法並びにその実施のためのシール及び装置
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KR20210151176A (ko) 2019-05-16 2021-12-13 미쯔이가가꾸가부시끼가이샤 주입 성형 장치, 당해 장치를 사용한 주입 성형 방법 및 성형체의 제조 방법, 적층 렌즈

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