JPH0125850Y2 - - Google Patents

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JPH0125850Y2
JPH0125850Y2 JP1982129565U JP12956582U JPH0125850Y2 JP H0125850 Y2 JPH0125850 Y2 JP H0125850Y2 JP 1982129565 U JP1982129565 U JP 1982129565U JP 12956582 U JP12956582 U JP 12956582U JP H0125850 Y2 JPH0125850 Y2 JP H0125850Y2
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core
plate
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arm receiving
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JP1982129565U
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JPS5932818U (ja
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  • Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は芯上下軸の回転運動をクランク作用に
よつて芯体を直線的に上下動するようにした芯上
下式石油燃焼器に関するものである。
(ロ) 従来技術と問題点 芯上下軸に設けたピニオンを芯体側のラツクに
噛合して芯体を回動させ乍ら上下動するピニオン
方式に代えて、クランク作用にて芯体を直線的に
上下動させる石油燃焼器はすでに特開昭57−
37612号公報にて知られている。
斯る従来技術を第1図から第3図に基づいて説
明すると、芯体1を抱持した芯支持金具2にアー
ム受板3を両側壁でスポツト溶接4により取付
け、芯上下軸5の先端に取付けたアーム板6のス
ライド溝7と係着する係止突杆8をアーム受板3
に突設してある。又芯上下軸5の先端5′はアー
ム受板3の縦スリツト9に挿入し芯支持金具2の
上下方向への直線運動を案内すようにしてある。
そして芯上下軸5を回動操作することによりア
ーム板6を回動し、アーム板6のスライド溝7と
アーム受板3の係止突杆8との係着により芯支持
金具2を直線運動させ芯体1を燃焼位置と消火位
置間を直線的に移動するようになつている。
斯る従来技術において、アーム板6のスライド
溝7に係着する係止突杆8の位置が上下方向に調
節できないので芯体1の最適な燃焼位置への調節
ができなかつた。即ち芯支持金具2に芯体1を装
着するのであるがその装着位置がづれた場合、芯
上下軸5をして芯体1を燃焼位置に上昇せしめて
も芯体1の上端の高さが低すぎたり逆に出すぎる
場合がある。出すぎている場合は芯上下軸5を少
し逆転させればよい場合もあるが高さが低すぎて
いる場合は芯上下軸5を操作してもそれ以上に上
昇させることができず、その時は石油燃焼器を分
解して芯体1と芯支持金具2の装着をやり直さね
ばならなかつた。また、芯体と芯支持金具との装
着をやり直さずに芯出し調節ができるようにした
ものが、実公昭39−8563号公報にて知られてい
る。斯る従来技術のものは、芯装置本体側面に多
数の係合突起を順次位置を高くして配設し、係合
突起とアームリンクとの係合を変えることによつ
て芯出し調節を行うため、調節時に芯装置本体に
手が触れて石油で手を汚したり、芯出しを細かく
調節することができない等の問題点があつた。
(ハ) 本考案の目的 従来技術の問題点の項で挙げた問題が生じた
時、芯体を芯支持金具に対しやり直し装着するよ
うな煩雑さをなくしアーム受板側に設けた係止突
杆の位置を簡単に上下方向に調節できるようにし
保守点検を容易にしたことを目的とする。
(ニ) 本考案の構成 本考案は芯体を取付けた芯支持金具にアーム受
板を固着し、芯上下軸に芯体を上下動するアーム
板を取付け、このアーム板のスライド溝と係合す
る係合突部を有する調節板を前記アーム受板に取
付け、このアーム受板には前記調節板を上下方向
に調節自在となす調節用のネジを設けた構成であ
る。
(ホ) 作用 アーム板32のスライド溝33と係合する係合
突部24を有する調節板23を上下方向に調節自
在となしたので、係合突部の高さを調節でき、万
一芯体の位置が芯支持金具に対して不適であつて
も芯体と芯支持金具の装着をやり直しせずにす
み、芯出し調節が容易に行える。また、アーム受
板18に設けた調節用のネジ27によつて調節板
23を上下方向に調節できるようにしたので、芯
体や芯支持金具に触れることなく簡単に芯出し調
節ができ、しかも、芯出しを細かく調節すること
ができる。
(ヘ) 考案の実施例 本考案の一実施例を第4図から第6図に基づい
て説明すると、10は中央部に芯案内内筒11を
立設した燃料タンクで、上面にはパツキン12を
介して内筒11と間隙を有した芯案内外筒13が
取付けられている。14は芯案内内外筒11,1
3間に介装し、下端を燃料15中に浸漬した芯体
で、後述する芯上下機構により直線的に上下動さ
れ、上端が火皿部16より突出し、火皿部上に載
置された燃焼筒(図示せず)内の燃焼室に突入さ
れるようになつている。
17は芯体14の外周に爪によつて固着した円
筒状の芯支持金具、18は該支持金具17に両側
端をスポツト溶接19により固着したアーム受板
で、一枚の金属板をプレス加工にて形成され正面
視左側部分には上下方向の案内スリツト20が縦
設されている。又右側上端には取付孔21′を設
けた切起した舌片21が形成され、この舌片21
の下方には角状開口22が穿設されている。23
は外方に向けて直角に係止突部としての係止突杆
24を突設した調節板で、前記舌片21に対向し
て螺孔25′を有する耳片25を上端に有し、下
部には前記角状開口22に挿入され且調節板23
の許容範囲内の上下動に対しても抜出されない長
さを有する摺動片26を一体に形成してあり、こ
の調節板23は上部が舌片21の取付孔21′に
取付けられた調節用のネジ27の下部を耳片25
の螺孔25′に進退自在に螺入することにより調
節板23を上下方向に移動できるようにしてあ
る。
28はアーム受板18の両側に縦設したコイル
スプリング用収納部で、一対の芯降下用コイルス
プリング29が案内杆30と共に収納され後述す
る芯上下機構により芯体上昇時蓄力され、地震等
の燃焼器の振動時感震器の作動により蓄力が解除
され、この蓄力により芯体1を急激に降下させる
ものであり蓄力保持や蓄力解除は周知の機構が用
いられる。31は芯上下機構になる芯上下軸で、
燃料タンク10に固定した軸支板32に回転自在
に支持され、操作レバー(図示せず)の回転又は
上下操作によつて回転されるようになつており、
前後方向は規制体33によつて移動が阻止されて
いる。
この芯上下軸31の先端は小径部31′になつ
ていて前記アーム受板18の案内スリツト20に
挿入され、芯支持金具17の直上下移動を円滑に
している。32はジユラコン等耐油性合成樹脂で
形成し、芯上下軸31の先端非円形部に挿通して
取付けたアーム板で、前記調節板23の係止突杆
24を係合させるスライド溝33が長手方向に沿
つて穿設されている。
従つて芯上下軸31を操作レバーにより反時計
方向に約60度(1/6回転)回転させると芯上下軸
31を中心にアーム板32は反時計方向に回転す
る。アーム板32のスライド溝33と調節板23
の係止突杆24とが係合しているためアーム板3
2の回転運動でアーム受板18が上動され、結果
芯体14も上動する。この時係止突杆24はスラ
イド溝33の右端から左側に移動すると共に芯上
下軸31の小径部31′がアーム受板18の案内
スリツト20に挿入されているためアーム受板1
8を直線的に上動する。
このようにして芯体14は直線的に上下動でき
る。芯体14が燃焼位置に上昇した時その位置が
不適となつて燃焼状態が不安定になる場合は芯案
内外筒13をタンク10からはずし、調節用のネ
ジ27をドライバー等の治具により回動し、調節
板23を上下動し、係止突杆24を最適位置に調
節する。
(ト) 考案の効果 このように本考案によれば、万一芯体の位置が
芯支持金具に対して不適であつても、芯体と芯支
持金具の装着をやり直しせずにすみ、芯出し調節
が容易に行えるのは勿論のこと、アーム受板には
調節板を上下方向に調節自在となす調節用のネジ
を設けているので、芯体や芯支持金具に手を触れ
ることなく、手を汚さずに芯出しの細かい調節が
可能となり、製品製造時或いは芯交換時に芯出し
量に特別な気を配らなくても、各自最適な芯出し
調節を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は従来の石油燃焼器を示し、
第1図は一部切欠正面図、第2図は要部横断面
図、第3図は芯体部分の正面図である。第4図か
ら第6図は本考案の石油燃焼器を示し、第4図は
要部断面図、第5図は一部切欠正面図、第6は要
部斜視図である。 14……芯体、17……芯支持金具、18……
アーム受板、31……芯上下軸、32……アーム
板、33……スライド溝、24……係止突杆(係
合突部)、23……調節板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯体を取付けた芯支持金具にアーム受板を固着
    し、芯上下軸に芯体を上下動するアーム板を取付
    け、このアーム板のスライド溝と係合する係合突
    部を有する調節板を前記アーム受板に取付け、こ
    のアーム受板には前記調節板を上下方向に調節自
    在となす調節用のネジを設けたことを特徴とする
    芯上下式石油燃焼器。
JP12956582U 1982-08-26 1982-08-26 芯上下式石油燃焼器 Granted JPS5932818U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12956582U JPS5932818U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 芯上下式石油燃焼器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12956582U JPS5932818U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 芯上下式石油燃焼器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5932818U JPS5932818U (ja) 1984-02-29
JPH0125850Y2 true JPH0125850Y2 (ja) 1989-08-02

Family

ID=30293534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12956582U Granted JPS5932818U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 芯上下式石油燃焼器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5932818U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737612A (en) * 1980-08-16 1982-03-02 Sanyo Electric Co Ltd Wick lift type kerosene burner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737612A (en) * 1980-08-16 1982-03-02 Sanyo Electric Co Ltd Wick lift type kerosene burner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5932818U (ja) 1984-02-29

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