JPS643936Y2 - - Google Patents

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JPS643936Y2
JPS643936Y2 JP14327782U JP14327782U JPS643936Y2 JP S643936 Y2 JPS643936 Y2 JP S643936Y2 JP 14327782 U JP14327782 U JP 14327782U JP 14327782 U JP14327782 U JP 14327782U JP S643936 Y2 JPS643936 Y2 JP S643936Y2
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JP
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core
latch
latch shaft
shaft
movable body
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JP14327782U
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JPS5948416U (ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は、一端部に操作つまみを有すると共に
他端部に設けたラツチを感震作動機構の作動板に
係合させて上昇した芯体を燃焼位置に保持するラ
ツチ軸を備え、このラツチ軸の途中に設けたラツ
チ軸可動体を芯上下軸の回動板に連係し、前記操
作つまみを手動にて回動することにより芯体を微
調節して燃焼能力を調節するようにした芯上下式
石油燃焼器の改良に関する。
(ロ) 従来技術 上記構成の芯上下式石油燃焼器は先に本出願人
が開発して出願した(特願昭56−134921号)にて
周知であるが、この従来技術では一端部に操作つ
まみを設けたラツチ軸の他端部の外周に雄ねじ条
を形設し、この雄ねじ条に螺着したラツチを感震
作動機構の作動板に係合させて燃焼位置に上昇し
た芯体を保持し、そして操作つまみを手動によつ
て回転させることによりラツチ軸の途中に設けた
ラツチ軸可動体をわずかに移動させて芯上下軸を
微回動せしめ、燃焼能力を調節できるよう構成し
ている。
(ハ) 従来技術の問題点 ところでその従来のものは、ラツチの係止爪と
作動板の係止軸とが係合して芯体が燃焼位置に保
持された際に、芯体を降下させる芯降下用スプリ
ングの復帰力がラツチ軸の他端部を下方へ撓ませ
る曲げ力として働らき、従つてラツチ軸先端部の
外周に形設した雄ねじ条とラツチの雌ねじ条との
接触抵抗が増大し、それがラツチ軸を回転させる
時の抵抗力となつてスムーズに回転させることが
できず、芯体の高さを調節するのに大きな力で操
作しなければならない欠点があり、またラツチ軸
及びラツチのねじ山が破壊され易く故障の原因と
もなつていた。
(ニ) 考案の目的 本考案は芯上下軸の回動板に連係したラツチ軸
可動体をラツチ軸の途中の外周に設けた雄ねじ条
に螺合させることにより、燃焼位置に上昇した芯
体の微調節がわずかの力で楽に行なえるようにす
ることにある。
(ホ) 考案の実施例 以下本考案の実施例を図に基づき説明すると、
図中1は石油燃焼器の燃料タンクで、カートリツ
ヂタンク(図示せず)にて定油面に保たれた燃料
を貯溜している。2は燃料タンク1に貫設した芯
内筒、3は燃料タンク1の上部にシールパツキン
4を介して取付けた芯外筒で、これら芯内外筒
2,3上部の火皿面には燃焼筒(図示せず)が載
置されている。5は前記芯内筒2の外周に上下動
自在に配設した芯体で、その下部は常時燃料中に
浸漬されている。6は係着爪6′によつて前記芯
体5外周に装着した円筒状芯支持金具、7は芯支
持金具6に固着したアーム受板であり、その左側
端部には縦長スリツト状の案内溝8が且つ右側部
略中央には横長状の係着孔9が形設してある。1
0,10は前記アーム受板7の左右両端部に一体
に設けたスプリング収納部、11,11は該収納
部10に案内杆12と共に下半部分を収納させた
コイルスプリング等の芯降下用スプリングで、こ
のスプリング11の上部は前記芯外筒3の段部
3′下面に当接され芯体5の上昇によつて芯降下
力を蓄力できる。
13は燃料タンク1に固定した軸支持基板14
に回転自在に支持されタンク壁に貫通せしめた芯
上下軸で、この芯上下軸13の先端小径部13′
は前記アーム受板7の案内溝8に挿入され、芯支
持金具6の直上下動を円滑にしている。15はジ
ユラコン等耐油性合成樹脂で形成し芯上下軸13
の先端非円形部に挿通して止め具16にて固定し
たアーム板で、このアーム板15の先端部分には
前記アーム受板7の係着孔9に係着される係止突
起17が一体に成形されている。18は下部が前
記軸支持基板14内で螺杆19により芯上下軸1
3に固定された略コ字型の回動板で、対向する一
対のアーム片20,20の上部には縦長係合溝2
1,21が形成され、後述するラツチ軸可動体2
2のガイド杆23の左右両端部が前記係合溝2
1,21に挿入係合される。
24は前記軸支持基板14に固着した軸受体2
5と支え板26とにて横方向(芯上下軸と直交す
る水平方向)に移動自在に保持させたラツチ軸
で、その前方一端部にはそのラツチ軸24を回転
させる操作つまみ27が軸着してある。28はラ
ツチ軸24の他端部の小径部29に上部を嵌合装
着して抜け止め用リング30にて取付けた合成樹
脂製のラツチで、このラツチ28には感震作動機
構31の作動板32に設けた係止軸33と係脱自
在となる係止爪34が形成してある。
前記感震作動機構31は地震等の震動によつて
重錘35が揺動し、この重錘35の揺動でスプリ
ング36に抗して作動垂杆37が上動し、円板3
8を引き上げて枢支ピン39を支点とする作動板
32の遊端32′を上動させ前記ラツチ28との
係合を解除するようになつている。
40は前記ラツチ軸24の途中の外周に30〜40
mmの巾にわたつて形設した二条の雄ねじ条で、こ
の雄ネジ条40には前記したラツチ軸可動体22
の雌ねじ条形成部22aが螺着してあり、且つそ
の雄ネジ条40の左右両端部分にはEリング等の
移動規制環41,42が着脱自在に取付けてあ
る。
前記ラツチ軸可動体22は雌ねじ条形成部22
aの軸方向の長さ寸法を前記雄ねじ条40の巾よ
りも短かく設定してあり、且つ雌ねじ条形成部2
2aから上方に立設した起立部22bには前記回
動板18の係合溝21に係合するガイド杆23を
ラツチ軸24と直交する方向に設けており、そし
てラツチ軸可動体22は亜鉛ダイキヤストにて製
作したものである。
第1図中の41は芯上下軸13の基端部に芯上
下軸13を枢支体として回動自在に設けた操作体
で、この操作体41を回動操作することにより操
作体41に設けたローラー42を前記ラツチ軸可
動体22の起立部22bに当接させてそれを移動
させるようにしている。
次に上記構成の動作について説明する。先ず器
具外部に露出された芯上げつまみ(図示せず)を
下動させるなどして操作体41を回動させるとロ
ーラー42がラツチ軸可動体22を第3図の位置
から第4図の位置まで移動させ、この時可動体2
2とともにラツチ軸24が前方へ移動し、それと
同時にガイド杆23が回動板18を反時計方向に
回動させ、この回動板18の回動にて芯上下軸1
3も回転しアーム板15を介して芯体5を上昇さ
せると同時に芯降下用スプリング11を圧縮させ
る。このラツチ軸24の所定量の移動が終了する
際に他端のラツチ28の係止爪34が作動板32
の係止軸33に係合する(第4図参照)。ここま
での動作でもつて芯体5は消火位置(最低降下位
置)から燃焼位置までの上昇を完了し燃焼位置に
保持される。又、前記芯体5は芯上下軸13の約
60度前後の回転にて消火位置から燃焼位置へ上昇
する。
次に燃焼位置に保持された芯体5の芯高微調節
について説明する。ラツチ28と作動板32の係
止軸33との係合によつて、芯体5はその係合が
解除されない限り上昇状態を保つが、ラツチ軸可
動体22はラツチ軸24の雄ねじ条40に螺着さ
れているので、第4図で示すように操作つまみ2
7を回転させれば、ラツチ軸可動体22は第5図
で示すように軸方向へ約4mmの移動巾aだけ移動
し、この可動体22の移動にて回動板18を介し
て芯上下軸13も約5〜6度の回動角度bだけ回
動し、芯体5を約6〜7mm程度降下させ、この芯
上下軸13の微小回転が芯体5の燃焼位置での高
さを微調節することになる。
又、消火は、感震作動機構31の重錘35が地
震等の震動で揺動すると作動板32の遊端32′
が上動して係止軸33とラツチ28との係合が解
除され、芯体5が蓄力された芯降下用スプリング
11の復帰力にて急激に押し下げられて消火す
る。この時にラツチ軸24は芯上下軸13の逆回
転(時計方向の回転)で回動板18及びラツチ軸
可動体22を介して元の位置(第3図参照)に戻
される。なお通常の消火は、手動の消火レバー
(図示せず)にて作動板32の係止軸33とラツ
チ28との係合を解除してやればよい。
(ヘ) 考案の効果 芯上下軸の回動板に連係したラツチ軸可動体を
ラツチ軸の途中の外周に形設した雄ねじ条に螺着
するようにしたので、芯降下用スプリングの復帰
力が雄ねじ条を形設した部分のラツチ軸を撓ませ
ることがなく、燃焼位置に保持された芯体の高さ
の微調節がわずかの力で楽に行なえ、操作性の向
上が計れる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案芯上下式石油燃焼器の一実
施例で、第1図は要部縦断側面図、第2図は一部
切欠正面図、第3図は芯体降下時の状態を説明す
る断面図、第4図は芯体上昇時の状態を説明する
断面図、第5図は第4図の要部拡大図である。 27……操作つまみ、28……ラツチ、31…
…感震作動機構、32……作動板、11……芯降
下用スプリング、5……芯体、24……ラツチ
軸、22……ラツチ軸可動体、13……芯上下
軸、18……回動板、40……雄ねじ条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部に操作つまみを有すると共に他端部に
    設けたラツチを感震作動機構の作動板に係脱自
    在に係合させて芯降下用スプリングの復帰力に
    抗して上昇した芯体を燃焼位置に保持するラツ
    チ軸を備え、該ラツチ軸の途中に設けたラツチ
    軸可動体を芯上下軸の回動板に連係し、前記操
    作つまみの回転操作によるラツチ可動体の移動
    で芯上下軸を回動させ芯体の芯高位置を微調節
    する如く構成したものにおいて、前記ラツチ軸
    の途中の外周に雄ねじ条を形設し、該雄ねじ条
    に前記芯上下軸の回動板に連係するラツチ軸可
    動体を螺着してなることを特徴とする芯上下式
    石油燃焼器。 前記雄ねじ条を二条ねじとしたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の芯上
    下式石油燃焼器。
JP14327782U 1982-09-20 1982-09-20 芯上下式石油燃焼器 Granted JPS5948416U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14327782U JPS5948416U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 芯上下式石油燃焼器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14327782U JPS5948416U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 芯上下式石油燃焼器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5948416U JPS5948416U (ja) 1984-03-30
JPS643936Y2 true JPS643936Y2 (ja) 1989-02-02

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ID=30319864

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JP14327782U Granted JPS5948416U (ja) 1982-09-20 1982-09-20 芯上下式石油燃焼器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5560878B2 (ja) * 2010-04-27 2014-07-30 株式会社トヨトミ 石油燃焼器の芯上下装置

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JPS5948416U (ja) 1984-03-30

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