JPH01258306A - 導電性ペースト - Google Patents

導電性ペースト

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Publication number
JPH01258306A
JPH01258306A JP8616788A JP8616788A JPH01258306A JP H01258306 A JPH01258306 A JP H01258306A JP 8616788 A JP8616788 A JP 8616788A JP 8616788 A JP8616788 A JP 8616788A JP H01258306 A JPH01258306 A JP H01258306A
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JP
Japan
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powder
conductive paste
compound
inorganic filler
conductivity
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Pending
Application number
JP8616788A
Other languages
English (en)
Inventor
Takasumi Shimizu
孝純 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えは、プラズマデイスプレィの配線に適す
る導電性ペーストに関し、詳しくはNiを主成分とした
導電性ペーストに関する。
[従来の技術] 従来、プラズマデイスプレィ等の配線基板には、スクリ
ーン印刷技術を利用した集積化技術が適用されている。
この技術は、セラミック等の基板上に導電性ペーストを
塗布して焼成することにより配線回路を形成するもので
ある。通常、こうした導電性ペーストには、Au、Ag
、Cu等の貴金属が用いられているが、これらは高い導
電率を必要とする箇所には適するが、抵抗やコンデンサ
ーとして利用するためには適さないし、そのうえ高価で
ある。
こうした問題に対応するために、従来、Ni等を用いた
導電性ペーストが種々開発されている(特開昭61−1
21204ないし特開昭61121206号公報)。こ
れらの技術は、Ni粉末にCu粉末、pb粉末、Sn粉
末等を1〜20重量%添加して焼成するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようなNiを主成分とした導電性ペース
トでは、大気中で焼成すると、酸化物が形成され、導電
性を確保することができない= このために、焼成工程
をN2等の非酸化性雰囲気にて行わなけれはならない。
したがって、雰囲気ガスの調整、設備が必要となり、作
業が面倒になるとともに、コストアップを招く。
本発明は、上記問題点を解決することを課題とし、大気
中で高温焼成することができるN1を主成分とする導電
性ペーストを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためになされた本発明は、N1扮末
にB粉末またはB化合物粉末の1種もしくは1種以上を
含ませるとともに、無機質フィラーおよび有機ビヒクル
を含有させたことを特徴とするものである。
ここで、BまたはB化合物のN1に対する重量比は、導
電性ペーストの導電率を種々の1直に設定したり、ある
いは導電性ペーストの種々の特性を得るためには、各種
の値を採ることができるが、例えは、後に詳細に説明す
るようにBの作用である高い導電率を確保するためには
、5〜50重量%であることが望ましい。これは、B添
加によるNiの酸化防止の効果を得るためには、5重量
%以上であることが望ましく、また、50重量%以上で
あると、抵抗値が急激に増大するからである。
また、Bを化合物として添加する場合には、B化合物が
當温大気中で安定であり、かつ、大気中で400℃以上
に加熱された場合にBが酸化物を形成しゃずいB化合物
であれはよく、例えは、BとAQ、Co、Ni、Ti、
Zrとの化合物である。
なお、B化合物は、Bの純粉末と)■ぜて使用するほか
、これらのB化合物のうち1種または1種以上を適宜選
択して使用してよいのは勿論である。
Ni、B、B化合物は粉末として用いられるが、その粒
径は、1〜4um程度か望ましい。これは、lumより
小さいと焼成の際に収縮が大きく、被膜が基板から剥離
したり、被膜に亀裂が入ったりするからであり、一方、
4μmより大きいと被膜の表面粗さが大きくなるからで
ある。
無機質フィラーは、Ni粉末、B+′9J末あるいはB
化合物粉末等の金属粉と、基板(例えはセラミック基板
)との結合剤として使用するものであり、例えは、ホウ
ケイ酸鉛ガラス(PbO−5i○2−B203)あるい
はホウケイ酸亜鉛ガラス(ZnO−9jCh  B20
3)からなるガラス粉末を用いることができ、その含有
量は、無機質フィラーの本来の性質および導電性ペース
トの導電性を考慮して、1〜5重量%である。
有機ビヒクルは、金属粉と無機質フィラーとの分散剤で
あり、例えは、ターピネオール、ブチルカルピトールア
セテート、クリコール等の有機溶剤にセルロースを溶解
させたものが使用でき、その含有量は10〜30重量%
の範囲が望ましい。
[作用] 本発明の導電性ペーストは、Ni粉末、無機質フィラー
および有機ビヒクルのほかに、B粉末およびB化合物粉
末の1種以上が含有されている。
このようにB粉末およびB化合物粉末が含有されている
と、基板上に導電性ペーストを塗布し、大気中で焼成す
ると、N1に対してBが選択的に酸化される。すなわち
、Niの酸化物の融点が797℃であるのに対して、B
の酸化物の融点は、577℃と低い。このために導電性
ペーストの表面がBの酸化により素早く凝固して表面被
膜を形成し、内部のNiを不働態化することによりNi
の酸化を防止するものと考えられる。
なお、本導電性ペーストは、Bを1重量%程度含有させ
るだけでも、600℃までの温度で焼結しても導電性を
十分に確保することができるが、さらに、Bを10重量
%以上含有させることにより900℃までの焼成温度で
あっても十分;こ導電性をUC保することができる。
[実施例コ 以下本発明の一実施例を説明するが、本実施例の作用効
果を明確にするため、従来技術に相当する比較例ととも
に説明する。
まず、N1粉末を平均粒径で2umに製造し、ざらにB
の添加剤としてB粉末およびB化合物(AQ、Co、N
i、Ti、Zr)粉末を平均粒径で21Lmに製造する
次に、Ni粉末とB、粉末またはB化合物粉末とを混合
し、これにホウケイ酸鉛ガラスを主成分とするカラスフ
リット(無機質フィラー)と、エチルセルロースを10
重量%含有しているターピネオール溶液(有機ビヒクル
)とを混練し、導電性ペーストを製造する。なお、各原
料の組成は、第1表に示す。
そして、このようにして製造した導電性ペーストを用い
て、ガラス基板よとこ幅0. 5mm、長さ50mm、
厚さ30umの線を400メツシユにてスクリーン印刷
し、300°Cで乾燥した後に、600℃で20分大気
中で焼成した。そして、その表面抵抗を測定した。
第1衷から明らかなように、試料1〜5に示すように、
B/N iの割合を1〜60重量%に調製したものでは
表面抵抗値の測定もこより導電性を示したのに対して、
試料11に示すNi¥;3末だけでBを含有しないもの
では、導電性を示さなかった。
そのうち、試料2〜試料4のB/Niの割合が5〜50
重量%のものでは、表面抵抗値が低く、つまり導電性の
よいものが得られた。
また、試料6〜試料10に示すようにBを化合物として
含有したものでも同様に導電性を得られることが分かっ
た。
すなわち、本実施例の導電性ペーストは、大気中で60
0℃にて焼成してもNiが酸化して導電性を失うことな
く、非常に良好な導電性を示す配線を得ることができる
なお、比較例として、Ni!9J末にALMr4’A末
を添加したものも示しているが(試料12.13)、こ
れによると導電性を得ることができないことが分かる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明のN1を主成分とする導電
性ペーストによれば、BまたはB化合物を含有させるこ
とにより、大気中で高温焼成してもN1の酸化により導
電性を失うことがなく、良好な配線を製造することがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Ni粉末にB粉末またはB化合物粉末の1種もしくは1
    種以上を含ませるとともに、無機質フィラーおよび有機
    ビヒクルを含有させたことを特徴とする導電性ペースト
JP8616788A 1988-04-07 1988-04-07 導電性ペースト Pending JPH01258306A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06349316A (ja) * 1993-06-11 1994-12-22 Tdk Corp 導電ペースト
JP2016076627A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 住友金属鉱山株式会社 積層セラミックコンデンサ用内部電極材料

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5684806A (en) * 1979-10-29 1981-07-10 Du Pont Conductor composition
JPS5763707A (en) * 1980-08-22 1982-04-17 Ferro Corp Thick film conductor using nickel oxide

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