JPH01258246A - 光学式情報記録媒体の製造方法及び光学式情報記録媒体 - Google Patents

光学式情報記録媒体の製造方法及び光学式情報記録媒体

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JPH01258246A
JPH01258246A JP8582288A JP8582288A JPH01258246A JP H01258246 A JPH01258246 A JP H01258246A JP 8582288 A JP8582288 A JP 8582288A JP 8582288 A JP8582288 A JP 8582288A JP H01258246 A JPH01258246 A JP H01258246A
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JP
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Application number
JP8582288A
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Takeo Kawase
健夫 川瀬
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学式情報記録媒体の製造方法及び光学式情報
記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
光学式情報記録媒体は1マイクロメートル程度に集束さ
れた光を用いて情報を高密度に記録再生することによっ
て、大きな容量を得ることの出来る情報記録媒体である
〔発明が解決しようとする課題〕
光学式情報記録媒体の製造は、原盤の作製に始まり、張
り合わせ、表面処理に終る多数の工程を経なければなら
ない。これらの工程を経る際、光学式情報記録媒体の記
録面上に傷、はこり、コンタミネーション等によって微
小欠陥が発生する。
記録面上に形成される記録ビットの大きさは1マイクロ
メートル程度なので、これらの微小欠陥はデータ中に誤
りを発生させる原因となる。誤りの発生する頻度はI 
X 10−’からlX10−’even t e / 
b i t 、と磁気ディスクと比較すると数桁大きな
値を持つ。誤りの長さは1ビツトから数百ピットに分布
しており、誤り長に対する誤り発生回数をヒストグラム
で表すと第2図のようになる。また、ある長さ以上の誤
りの全誤り中に占める割合を誤り長に対して示すと、第
3図の様になる。
データ中に誤りが混じっていては、データを利用できな
いので、誤り訂正符号によって誤ったデータを正しいデ
ータに復元する必要がある。誤り訂正符号とは、データ
の記録時にセクタ毎に一定の冗長度を持たせて記録して
おき、再生時にその冗長度をもとに誤り位置、誤りパタ
ーンを算出して、誤りを訂正する手法である。セクタ単
位で訂正が行われるので1セクタ内の誤りが多すぎると
、訂正能力を越えて訂正できなくなる。
第2図、第6図は安定性に欠ける工程で製造されたディ
スクを測定した結果なので誤り回数が多いだけでなく、
長い誤りの割合が大きい。そのため訂正′後の誤り率(
訂正不能に陥る確率)を予測すると、6X10−12e
v、ents/bitと算出され、メモリとして必要と
される信頼性1×10−12 evants/bitを
越えてしまう。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光学式情報記録媒体の製造方法は、出荷時に光
学式情報記録媒体の全数全面検査を行い、200μm以
上の長さの欠陥を有する光学式情報記録媒体を不良品と
して取り除く工程を有することを特徴とする。
本発明9光学式情報記録媒体は、上記の製造方法により
製造され200μm以上の長さの欠陥が無いことを保証
することを特徴とする。
〔実施例〕
以下に本発明について実施例を挙げて詳細に説明する。
まずここで例にとる光学式情報記録媒体のセクタフォー
マットについて説明する。1セクタにユーザが記録でき
るデータの量は512バイトとする。これに、コントロ
ールバイト、EO○バイトを加え610バイトとなる。
インターリーブ段数は5段で、1セクタ当り最大40バ
イトの誤りが訂正可能であるとする。データ1ビツトに
相当する長さは1.25μmであるとする。
データを再生したときビット誤り率2 X 10””e
 v a n t s / b i t 、誤り長分布
は第2図、第3図に示す分布で誤りが発生したとする。
ここのビット誤り率、誤り長分布は製造工程が不安定な
とき得られる値の一例である。この時、訂正後の誤り率
(訂正不能に陥る確率)を計算した。その結果は6X1
0−12events/bitとなり、メモリとして必
要とされる信頼性I X 10−1”e vθn t 
s / b i tを越えてしまう。ビット誤り率は、
2 X 10弓e v e n t s / b i 
tと比較的小さく抑えられているにもかかわらず充分な
信頼性が得られていないのは、全誤りに占める長い誤り
の割合が大きいためである。
I X 10”” e V e n 七8 / b i
 ’C前後のビット誤り率では、1セクタ内に現れる誤
りはせいぜい1回なので、1セクタ内に複数の誤りが発
生し、訂正不能に陥る確率は極めて小さい。むしろ、1
回の長大な誤りが発生して、訂正不能となる。ここで、
算出された6X10−12eVe、nt8/k)1tと
いう値もこの長大な誤りが発生する確率が支配している
そこで、本発明の製造方法を採用L’C1出荷時に光学
式情報記録媒体の全数全面検査を行い、200μm以上
の長さの欠陥を有する光学式情報記録媒体を不良品とし
て取り除く工程を加えれば訂正後の誤り率を大幅に小さ
くすることが出来る。
つまり、200μm以上の長さの欠陥を有する光学式情
報記録媒体を不良品として取り除くことによって、実際
′に出荷される光学式情報記録媒体においては、200
μm以上の長さの誤りが発生する確率が零になるので、
長大な誤りが発生する確率が支配している訂正後の誤り
率を減少させることが出来るわけである。
このことを示したのが第1図である。横軸には全数全面
検査の際許容される最大の誤り長を、縦軸には訂正後の
誤り率を示した。たとえば、300μm以上の欠陥を有
する光学式情報記録媒体を不良品として取り除くと、2
 X 10−14eventθ/b 1を程度の訂正後
の誤り率を得ることが出来る。経時変化による劣化分を
見込んでIXlo−13eventθ/、bit以下の
訂正後の誤り率を得るために、200μm以上の欠陥を
有する光学式情報記録媒体を不良品として取り除くこと
が媒体の信頼性を保証する上で重要である。
また、第2図、第3図に示す誤り長分布で、ビット誤り
率を変えたときの訂正後の誤り率を第4図に示す。I 
Xl 0−12events/bitの訂正後の誤り率
を得るためには、2 X 10−’ θven t s
 / b i を以下にビット誤り率を抑える必要があ
ることが分かる。ビット誤り率を2 X 10−’e 
v e n t s / b i を以下に維持するの
は製造工程を厳しく管理する必要がある上、歩留りを低
下させる。たとえ47.ビット誤り率を2X10−’e
ventθ/ b 1 を以下に維持することができた
としても、本発明の製造方法が保証する°1x1o−i
’eVentθ/ b i を以下の訂正後の誤り率に
は遠く及ばないことが分かる。
以上、請求項1項記載の製造方法について説明したが、
同様のことが、上記の製造方法により製造された請求項
2項記載の光学式情報記録媒体についても言える。第1
図によれば200μm以上の長さの欠陥が無いことを保
証した本発明の光学゛穴情報記録媒体はIXl 0−”
events/bit以下の訂正後の誤り率を保証する
ことができ、計算機用の情報記録媒体としても充分な信
頼性を有することになる。本発明の光学式情報記録媒体
は、全面全数検査をして、200μm以上の長さの欠陥
がないことを保証するという内容のものであるから、本
発明の光学式情報記録媒体と本発明外の光学式情報記録
媒体とでは、外見上なんら差異はない。しかし、情報記
録媒体として最も重要である信頼性に関しては、本発明
の光学式情報記録媒体ではI X 10−”e、V e
 n t Bib i を以下の訂正後の誤り率を保証
することができるのに対し木兄明邊の光学式情報記録媒
体では多くの場合1x10−13events/bit
以上の訂ボ後の誤り率しか得られない。という点で全く
性質を異にするものである。この様に、信頼性という付
加価値を大幅に高め付与したものが本発明の光学式情報
記録媒体であることを強調したい。
また、第2図、第3図によれば、製造工程を厳しく管理
してビット誤り率を2X10−’eventθ/b 1
を以下に維持することができたとしても、本発明の光学
式情報記録媒体が保証する1×10−16eVθnt8
/1)it以下の訂正後の誤り率には遠く及ばないこと
が分かる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば出荷時に光学式情報記
録媒体の全数全面検査を行い、200μm以上の長さの
欠陥を有する光学式情報記録媒体を不良品として取り除
く工程を有する製造方法、及び上記の製造方法により製
造され200μm以上の長さの欠陥が無いことを保証す
る光学式情報記録媒体により、たとえ製造工程が不安定
で、ビット誤り率が比較的大きく、長い欠陥の生じる確
率の大きい場合にも、高信頼性を保証する光学式情報記
録媒体を供給することが可能である。つまり低コストで
高信頼性の光学式情報記録媒体を供給すること′が可能
である。
尚、本発明では200μm以上の欠陥を有する光学式情
報記録媒体を不良品として取り除く工程が必要であると
述べたが、200μmという値を、より小さく設定して
検査基準を厳しくすることも、もちろん媒体の信頼性を
向上させる上で有用である。製造工程で歩留シを大幅に
低下させない程度で検査基準を厳しくすることが、おお
いに有用であることは明かである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、全数全面検査の際許容される最大の欠陥長さ
と、訂正後の誤り率との関係を示すグラフで、本発明の
効果を示している図。 第2図は、誤り長さと、発生回数との関係とを示すヒス
トグラムの図。 第3図は、誤り長さと、その長さ以上の誤りの全誤り中
に占める割合との関係を示す図。 第4図は、第2図、第3図で示される誤り長さ分布のと
きのビット誤り率と、訂正後の誤り率との関係を示す図
。 評g法5歪かημ 第 I E 餠ソAさ (ト1ts) 茗 2 田 劃いへ長古  (シi4:z) 一γト 言グ lノシF−(eventslhitン笛
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Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出荷時に光学式情報記録媒体の全数全面検査を行
    い、200μm以上の長さの欠陥を有する光学式情報記
    録媒体を不良品として取り除く工程を有することを特徴
    とする光学式情報記録媒体の製造方法。
  2. (2)請求項1記載の製造方法により製造され、200
    μm以上の長さの欠陥が無いことを保証することを特徴
    とする光学式情報記録媒体。
JP8582288A 1988-04-07 1988-04-07 光学式情報記録媒体の製造方法及び光学式情報記録媒体 Pending JPH01258246A (ja)

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