JPH10188489A - 光ディスク、光ディスク記録装置および光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク、光ディスク記録装置および光ディスク再生装置

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JPH10188489A
JPH10188489A JP34610896A JP34610896A JPH10188489A JP H10188489 A JPH10188489 A JP H10188489A JP 34610896 A JP34610896 A JP 34610896A JP 34610896 A JP34610896 A JP 34610896A JP H10188489 A JPH10188489 A JP H10188489A
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JP
Japan
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data
block
optical disk
error correction
sectors
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JP34610896A
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Susumu Chiaki
進 千秋
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラー訂正の冗長度を増やすことなく、連続
誤りの訂正能力を上げた光ディスク、光ディスク記録装
置および光ディスク再生装置を提供する。 【解決手段】 光ディスクのエラー訂正の単位であるE
CCブロックは、セクタと呼ぶ記録単位に分割されてお
り、このセクタ単位で光ディスクのトラック上にデータ
が記録される。このセクタは、ECCブロックを16分
割したものであり、1つが2KBのデータの単位となっ
ている。ビットストリーム方向に並んでいる3ブロック
を記録する場合、それぞれに有するセクタをインターリ
ーブしてトラック上に記録していく。このため、トラッ
ク上に生じるディスクの欠陥等による連続誤りは、各ブ
ロックに分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データにエラー訂
正処理を施した光ディスク、光ディスク記録装置および
光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、例えば再生専用光ディス
ク、追記型光ディスク、書換型光ディスクなどの記録媒
体では、ディスクの欠陥や記録面につくほこりにより再
生されるデータに誤りが生じる。この欠陥やほこりによ
りサーボ動作を不安定にして、さらに、これがデータの
誤りを引き起こす。そのため、光ディスクでは、記録す
るデータにエラー訂正処理を施すためのパリティビット
を付加するのが一般的である。
【0003】例えば、デジタルビデオディスクのような
記録容量が数ギガバイト単位の光ディスクでは、32K
B(キロバイト)のデータを1つの単位として、データ
にエラー訂正の処理を施すためのパリティビットが付加
されている。このエラー訂正の単位をECCブロックと
いう。
【0004】このECCブロックはセクタと呼ぶ記録単
位に分割されており、このセクタ単位で光ディスクのト
ラック上にデータが記録される。このセクタは、32K
Bのデータの単位のECCブロックを16分割したもの
であり、1つが2KBのデータの単位となっている。
【0005】上述した光ディスクでは、RSPC(Read
Sollmon Product Code)を用いてエラー訂正処理が行
われる。このRSPCのエラー訂正の能力は、例えば、
記録媒体がデジタルビデオディスクであれば、図10
(a)に示すように、最大182ワード×14(ro
w)+α=2548+αの連続誤りの訂正が可能であ
る。これは、トラックの長さに換算すると、図11
(a)に示すように、5mm以上の長さに相当する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、このデジ
タルビデオディスクより容量の多い大容量のデータを記
録するため、光ディスクの高密度化が求められている。
つぎに、上述したような光ディスクの記録容量を接線方
向に倍に増やした高密度光ディスクについて考える。
【0007】仮に、この高密度光ディスクで、ディスク
の欠陥やほこりの大きさが上述したデジタルビデオディ
スクと変わらないとする。すると、エラー訂正のトラッ
クの長さに換算して5mm以上の訂正能力が必要とされ
る。
【0008】例えば、図11(b)に示すように、この
高密度光ディスクのトラック上で5mm以上のエラーが
生じたとする。この場合、高密度光ディスクでは、エラ
ーが2セクタ以上生じる。そして、エラーが2セクタ以
上生じた場合の訂正すべきデータの長さは、図10
(b)に示すようになり、182ワード×14×2(r
ow)+α=5096+αの連続誤りの訂正能力が必要
になる。
【0009】従って、このように上述のような高密度光
ディスクといった記録密度の上がった光ディスクでは、
記録密度が上がったことに応じて訂正能力を上げる必要
がある。
【0010】ところが、一般にRSPCでは、GF(2
8){28個の元を有するガロア体(Galois Field)}が
用いられており、その符号長は255までである。その
ため、例えば上述した高密度光ディスクといった記録密
度の上がった光ディスクでは、デジタルビデオディスク
と同等な冗長度での積符号を用いても、トラックの長さ
に換算して5mm以上の訂正能力を確保することができ
ない。
【0011】また、記録密度を上げることに対して非常
な困難を有するため、論理フォーマットによる冗長度も
上げたくない。
【0012】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、エラー訂正の冗長度を増やすことなく、
連続誤りの訂正能力を上げた光ディスク、光ディスク記
録装置および光ディスク再生装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る光ディスクは、トラック上に記録さ
れているデータが複数のエラー訂正の単位であるブロッ
クからなり、このブロックが複数のセクタにより構成さ
れ、上記複数のセクタが1周のトラックの範囲内でブロ
ックを超えた所定のインターリーブファクタでインター
リーブされていることを特徴とする。
【0014】本発明に係る光ディスクでは、上記セクタ
がインターリーブされて記録されていることから、ディ
スクの欠陥や記録面につくほこりにより再生されるデー
タに誤りが生じても、これらの誤りが複数のブロックに
分散される。
【0015】本発明に係る光ディスク記録装置では、エ
ラー訂正の単位であるブロックからなりこのブロックが
複数のセクタにより構成されるデータを一時記憶する記
憶手段と、上記記憶手段により一時記憶したデータに上
記ブロック単位でエラー訂正符号を付加するエラー訂正
手段と、1周のトラックの範囲内でブロックを超えた所
定のインターリーブファクタにより、上記エラー訂正符
号を付加したデータをセクタ単位でインターリーブする
インターリーブ手段と、上記インターリーブ手段により
インターリーブしたデータを光ディスクに記録する記録
手段とを備えることを特徴とする。
【0016】本発明に係る光ディスク記録装置では、セ
クタをインターリーブして、ディスクの欠陥や記録面に
つくほこりにより誤りが生じてもこれらの誤りが複数の
ブロックに分散されるデータを光ディスクに記録する。
【0017】本発明に係る光ディスク再生装置では、エ
ラー訂正の単位であるブロックからなりこのブロックが
複数のセクタにより構成されるデータであって、この複
数のセクタが1周のトラックの範囲内でブロックを超え
た所定のインターリーブファクタでインターリーブされ
ているデータが記録された光ディスクからデータの再生
をする再生手段と、上記再生手段により再生したデータ
を一時記憶する記憶手段と、上記記憶手段により一時記
憶したデータを上記所定のインターリーブファクタでデ
インターリーブするデインターリーブ手段と、デインタ
ーリーブ手段によりデインターリーブしたデータにエラ
ー訂正処理を行うエラー訂正手段とを備えることを特徴
とする。
【0018】本発明に係る光ディスク再生装置では、再
生する光ディスクにディスクの欠陥や記録面につくほこ
りにより再生されるデータに誤りが生じても、これらの
誤りが複数のブロックに分散されデータが再生される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】本発明に係る光ディスクは、例えば記録容
量が数ギガバイト単位のデジタルビデオディスクと比較
して記録密度を接線方向に倍にした光ディスクであっ
て、エラー訂正の冗長度がこのデジタルビデオディスク
で用いられるエラー訂正の冗長度と同等のものである。
また、この光ディスクは、例えば再生専用光ディスク、
追記型光ディスク、書換型光ディスクに適用したもので
ある。
【0021】本発明に係る光ディスクでは、32KB
(キロバイト)のデータを1つの単位として、データに
エラー訂正の処理を施している。このエラー訂正の単位
をECCブロックという。
【0022】図1は、本発明に係る光ディスクのECC
ブロックのフォーマットを説明する模式図である。この
ECCブロックは、データを172ワード(word
s)×192列(rows)の2次元配列のデータから
なり、2系列のエラー訂正を行っている。このECCブ
ロックでは、データのビットストリーム(データの流
れ)の方向、つまり図1に示すC1方向に対し172ワ
ードで10ワードのパリティビット(以下、このC1方
向のパリティビットをPIパリティとする。)がデータ
に付加されている。また、ECCブロックでは、この1
72ワードのデータと10ワードのPIパリティを1列
として、この列を192列並べ、ビットストリームに対
して直角方向、つまり、図1に示すC2方向に16ワー
ドのパリティビット(以下、このC2方向のパリティビ
ットをPOパリティとする。)が付加されている。
【0023】このPIパリティとPOパリティは、それ
ぞれ、RSPC(Read Sollmon Product Code)により
エラー訂正の処理を施すためのパリティビットである。
【0024】このECCブロックはセクタと呼ぶ記録単
位に分割されている。このECCブロックは、セクタ単
位でこの光ディスクのトラック上に記録される。このセ
クタは、32KBのデータの単位のECCブロックを1
6分割したものであり、1つが2KBのデータの単位と
なっている。
【0025】図2に示すように、1セクタは13列で構
成され、1ECCブロックは16セクタで構成される。
このセクタは、ECCブロックのデータ領域の12列と
POパリティの1列からなる。
【0026】次に、本発明に係る光ディスクのトラック
上に記録されたセクタの記録状態について説明する。こ
の光ディスクには、トラック上にセクタがECCブロッ
クを超えてインターリーブされて記録されている。
【0027】このセクタをインターリーブしてトラック
上に記録する方法について、図3および図4を参照して
説明する。この図3および図4には、ビットストリーム
の方向に並んでいる3つのブロック分のセクタをインタ
ーリーブして記録するものを示している。
【0028】この光ディスクに記録するブロックとし
て、図3に示すように、ビットストリーム方向に並んで
いる3つのブロック、Block0からBlock2が
ある。各ブロックは、それぞれ、ビットストリームの方
向に配列された16個のセクタ(Sector0からS
ector15)により構成される。
【0029】上述の3つのブロックをこの光ディスクの
トラック上に記録する場合、まず、1番目にBlock
0のSector0、2番目にBlock1のSect
or0、3番目にBlock2のSector0と3つ
のセクタを記録する。これら3つのセクタを記録した後
に、Block0のSector1から記録を続ける。
そして、Block1のSector1、Block2
のSector1、Block0のSector2とい
った順にBlock2のSector15まで順次記録
していく。
【0030】このように記録した各Sectorは、図
4に示すように、インターリーブされてトラック上に記
録される。これら3つのBlock0からBlock2
のブロックを構成する各Sectorを記録した後に、
トラック上に続けて次のブロックであるBlock3か
らBlock5を同様にインターリーブをして記録をす
る。
【0031】ここで、このセクタをインターリーブする
ブロックの単位をインターリーブファクタという。
【0032】このように、上述した光ディスクでは、イ
ンターリーブファクタが3ブロックである場合を示した
が、このインターリーブファクタは3ブロックに限らず
これより多くてもよいが、インターリーブしたセクタが
トラック1周以内に収まるように設定するのがよい。も
っとも、このインターリーブファクタは、後述する本発
明に係る光ディスクからデータを再生する光ディスク再
生装置のバッファメモリの容量に影響するものであるの
で、このバッファメモリの容量を考慮して定めるのがよ
い。
【0033】つぎに、上述した本発明に係る光ディスク
に、ディスクの欠陥やほこりによりトラック上に5mm
のエラーが生じた場合について説明する。
【0034】この光ディスクのトラック上にエラーが生
じた場合は、図5に示すように、トラック上に2セクタ
以上エラーが生じる。この場合の訂正すべきデータの長
さは、182ワード×14×2(row)+α=509
6+αとなる。
【0035】ところが、各セクタは、上述したようにイ
ンターリーブされてトラック上に記録されている。その
ため、エラーは各ブロックに分散され、これらそれぞれ
のブロックで訂正しなければならない連続誤りは、図6
に示すように、13列(rows)以内となる。
【0036】従って、それぞれのブロックに生じるエラ
ーは、RSPCの連続誤りのエラー訂正能力の182ワ
ード×14(row)+α=2548+αの範囲内であ
る。そのため、本発明に係る光ディスクでは、トラック
上に5mmのエラーが生じてもエラー訂正ができる。
【0037】以上のように、本発明に係る光ディスクで
は、トラック上にセクタがECCブロックを超えてイン
ターリーブされて記録されることにより、トラック上に
生じたディスクの欠陥やほこりによるエラーが複数のE
CCブロックに分散される。そのため、エラー訂正の冗
長度を増やすことなく連続誤りの訂正能力を上げること
ができる。
【0038】また、本発明に係る光ディスクにおいて
は、1ブロック単位のデータの書き換えをする場合、セ
クタ単位で記録を行うのでインターリーブファクタの単
位のブロックすべてを書き換えずに1ブロックファイル
の書き換えをすることができる。
【0039】なお、本発明に係る光ディスクのインター
リーブファクタは、インターリーブしたセクタがトラッ
ク1周以内に収まるように設定するのがよい。これは、
例えば、複数周トラックに1ブロック中に有するセクタ
が分散されると、複数周トラックにまたがるディスクの
欠陥やほこりが生じた場合、1のブロックに生じるエラ
ーが増てしまう。そのため、1のブロックに生じるエラ
ーが訂正可能な列(rows)を超える可能性があるか
らである。従って、インターリーブファクタは、最内周
のトラックに入るブロック数とするのがよい。最内周の
トラックに入るブロック数をインターリーブファクタと
すれば、必ず、どのトラックでもトラック1周内に1ブ
ロックのセクタが収まるからである。
【0040】デジタルビデオディスクでは最内周のトラ
ックに入るブロック数は1.86ブロックである。従っ
て、このデジタルビデオディスクと比較して記録密度が
接線方向に倍になった本発明に係る光ディスクでは、最
内周のトラックに入るブロック数は3.72ブロックと
なる。このことから、インターリーブファクタは、3ブ
ロックとするのがよい。
【0041】また、トラックが記録面の径方向に複数の
領域に分割されている光ディスクの場合では、インター
リーブファクタをこの領域内で行うようにすることもで
きる。
【0042】つぎに、光ディスクにデータを記録する光
ディスク記録装置について説明する。
【0043】本発明を適用した光ディスク記録装置10
は、図7に示すように、光ディスクに信号を記録する光
ピックアップに信号を供給する変調回路15と、メモリ
タイミングマネージャ11と、このメモリタイミングマ
ネージャ11とバスを介して接続されるバッファメモリ
12と訂正回路13とコントローラ14とを備える。コ
ントローラ14は、光ディスクに記録するビデオデータ
が画像圧縮部やビデオ信号入力部等を有する外部接続装
置のビデオデータ出力端子等から供給される。この外部
接続装置は、例えばビデオカメラやビデオテープ再生装
置であり、デジタルデータをコントローラ14に供給す
る。
【0044】コントローラ14は、メモリタイミングマ
ネージャ11からデータのリクエスト信号等により外部
接続装置から供給されたデジタルデータをバッファメモ
リ12に供給する。
【0045】メモリタイミングマネージャ11は、パリ
ティビットを付加するのに充分なデータをバッファメモ
リ12が記憶すると、つまり、1ブロック分のデータを
バッファメモリ12が記憶すると、このバッファメモリ
12から訂正回路13にデータを供給する。
【0046】訂正回路13は、供給された1ブロック分
のデータからパリティビットを求める。メモリタイミン
グマネージャ11は、訂正回路13がパリティビットを
求めると、パリティビットを付加したデータをバッファ
メモリ12に記憶させる。
【0047】バッファメモリ12がパリティビットを付
加したデータを記憶すると、メモリタイミングマネージ
ャ12はこのデータを所定のインターリーブファクタで
インターリーブして変調回路15に供給する。このと
き、バッファメモリ12は、インターリーブをするのに
充分なデータ量を記憶している必要がある。インターリ
ーブをするのに充分なデータ量とは、例えば、データを
記録する光ディスクの最内周のトラックに3ブロック分
のデータが記録できるので有れば、3ブロック分のデー
タである。メモリタイミングマネージャ11は、パリテ
ィビットを付加したデータをセクタ単位でブロックを超
えてインターリーブをして、変調回路15に順次供給し
ていく。
【0048】変調回路15は、セクタ単位でインターリ
ーブされたデータにフレームシンク等を付加し、所定の
変調方式で変調して光ピックアップ等の記録回路に供給
する。そして、この光ピックアップ等により光ディスク
にデータが記録される。
【0049】以上のように、光ディスク記録装置10で
は、光ディスクに記録するデータをセクタ単位でブロッ
クを超えてインターリーブすることにより、エラー訂正
の冗長度を増やすことなく連続誤りの訂正能力を上げる
ことのできるデータを光ディスクに記録することができ
る。
【0050】つぎに、上述した光ディスクからデータを
再生する光ディスク再生装置について説明する。
【0051】本発明を適用した光ディスク再生装置20
は、図8に示すように、光ディスクからの再生信号が供
給される復調回路25と、メモリタイミングマネージャ
21と、このメモリタイミングマネージャ21とバスを
介して接続されるバッファメモリ22と訂正回路23と
コントローラ24とを備える。
【0052】復調回路25は、上述した本発明に係る光
ディスクから再生される再生信号が光ピックアップから
供給される。復調回路25は、この再生信号をデジタル
信号に2値化し、また、同期信号を生成した後、復調し
てデジタルデータを生成する。復調回路25は、この復
調したデジタルデータと同期信号をメモリタイミングマ
ネージャ21に供給する。
【0053】メモリタイミングマネージャ21は、デー
タバスと制御・アドレスバスと介してバッファメモリ2
2と訂正回路23とコントローラ24と接続される。
【0054】メモリタイミングマネージャ21は、復調
回路25から供給されたデジタルデータをデータバスを
介してバッファメモリ22に順次供給していく。
【0055】メモリタイミングマネージャ21は、エラ
ー訂正をするのに充分なデータがバッファメモリ22に
記憶されると、このバッファメモリ22からデインター
リーブを施しながらデータを訂正回路23に供給する。
例えば、上述の光ディスクが3ブロック分のインターリ
ーブファクタを有している場合は、バッファメモリ22
が3ブロック分のデータを記憶すると、このバッファメ
モリ22が記憶しているデータをブロック番号順に選択
して訂正回路23に供給していく。
【0056】訂正回路23は、デインターリーブして供
給されたデータとパリティビットに基づきデータのエラ
ー訂正の処理をする。そして、エラー訂正を施した後に
データを再度バッファメモリ22に記憶させる。
【0057】コントローラ24は、メモリタイミングマ
ネージャ21にデータのリクエスト信号等を供給する。
メモリタイミングマネージャ21は、コントローラ24
からリクエスト信号が供給されるとエラー訂正を施した
データをバッファメモリ22からコントローラ24に供
給する。
【0058】コントローラ24は、エラー訂正が施され
たデータを画像伸張部やビデオ信号出力部等を有する外
部接続装置に供給し、この外部接続装置により光ディス
ク再生装置20から再生されたデータがビデオ信号等に
変換される。
【0059】ここで、図9に、光ディスク再生装置20
のバッファメモリ22に記憶されているデータのタイミ
ングチャートを示す。
【0060】バッファメモリ22は、上述した光ディス
クから再生されたデータを3ブロック分記憶すると、訂
正回路23によりこの3ブロック分記憶したデータにエ
ラー訂正処理が施される。バッファメモリ22は、エラ
ー訂正が終了し、コントローラ24からのリクエスト信
号が供給されると、この3ブロック分のデータをコント
ローラ24に供給する。従って、バッファメモリ22が
最低必要な容量は、3ブロックのデータの記憶を開始し
てエラー訂正が終了するまでデータを蓄積することがで
きる容量となる。
【0061】以上のように、光ディスク再生装置20で
は、上述した本発明に係る光ディスクから再生するデー
タをデインタリーブをした後にエラー訂正を施す。この
とき、バッファメモリ22に充分な容量をもたること
で、上述した本発明に係る光ディスクを再生することが
できる。さらに、この光ディスクをデインターリーブし
て再生することにより、エラー訂正の冗長度を増やすこ
となく連続誤りの訂正能力を上げることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明に係る光ディスクでは、セクタが
ブロックを超えてインターリーブされて記録されている
ことから、ディスクの欠陥や記録面につくほこりにより
再生されるデータに誤りが生じても、これらの誤りが複
数のブロックに分散される。このことにより、この光デ
ィスクでは、エラー訂正の冗長度を増やすことなく連続
誤りの訂正能力を上げることができる。また、1ブロッ
ク単位のデータの書き換えをする場合、セクタ単位で記
録を行うのでインターリーブファクタの単位のブロック
すべてを書き換えずに1ブロックファイルの書き換えを
することができる。
【0063】また、インターリーブファクタを最内周の
トラックに有するブロックの数とすることにより、複数
周のトラックにまたがったディスクの欠陥や記録面につ
くほこりにより再生されるデータに誤りが生じても、連
続誤りの訂正能力を上げることができる。
【0064】本発明に係る光ディスク記録装置では、セ
クタをインターリーブして、ディスクの欠陥や記録面に
つくほこりにより誤りが生じてもこれらの誤りが複数の
ブロックに分散されるデータを光ディスクに記録する。
このことより、この光ディスク装置では、エラー訂正の
冗長度を増やすことなく連続誤りの訂正能力を上げるこ
とができる。また、1ブロック単位のデータの書き換え
をする場合、セクタ単位で記録を行うのでインターリー
ブファクタの単位のブロックすべてを書き換えずに1ブ
ロックファイルの書き換えをすることができる。
【0065】本発明に係る光ディスク再生装置では、再
生する光ディスクにディスクの欠陥や記録面につくほこ
りにより再生されるデータに誤りが生じても、これらの
誤りが複数のブロックに分散されデータが再生される。
このことにより、この光ディスク再生装置では、連続誤
りの訂正能力を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクのECCブロックのフ
ォーマットの説明図である。
【図2】ECCブロックを構成するセクタの説明図であ
る。
【図3】本発明に係る光ディスクのトラックに記録する
セクタの順番を示す説明図である。
【図4】本発明に係る光ディスクのトラック上に記録さ
れたセクタを示す説明図である。
【図5】本発明に係る光ディスクのトラック上にエラー
が生じたときを示す説明図である。
【図6】ECCブロック上でエラー訂正をする連続誤り
を示す説明図である。
【図7】本発明に係る光ディスク記録装置のブロック構
成図である。
【図8】本発明に係る光ディスク再生装置のブロック構
成図である。
【図9】本発明に係る光ディスク再生装置のバッファメ
モリに記憶されているデータのタイミングチャートであ
る。
【図10】従来の光ディスクのECCブロック上でエラ
ー訂正をすることができない連続誤りを示す説明図であ
る。
【図11】従来の光ディスクのトラック上にエラーが生
じたときを示す説明図である。
【符号の説明】
10 光ディスク記録装置、20 光ディスク再生装
置、11,21 メモリタイミングマネージャ、11,
21 バッファメモリ、13,23 訂正回路、14,
24 コントローラ、15 変調回路、25 復調回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック上に記録されているデータが複
    数のエラー訂正の単位であるブロックからなり、このブ
    ロックが複数のセクタにより構成される光ディスクにお
    いて、 上記複数のセクタが1周のトラックの範囲内でブロック
    を超えた所定のインターリーブファクタでインターリー
    ブされていることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 最内周のトラックに有するブロックの数
    をインターリーブファクタとしたことを特徴とする請求
    項1に記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 記録面が径方向に複数の領域に分割され
    ており、複数のセクタが各領域内でブロックを超えた所
    定のインターリーブファクタでインターリーブされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 最内周の領域に有するブロックの数以下
    の自然数をインターリーブファクタとしたことを特徴と
    する請求項3に記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 エラー訂正の単位であるブロックからな
    りこのブロックが複数のセクタにより構成されるデータ
    を一時記憶する記憶手段と、 上記記憶手段により一時記憶したデータに上記ブロック
    単位でエラー訂正符号を付加するエラー訂正手段と、 1周のトラックの範囲内でブロックを超えた所定のイン
    ターリーブファクタにより、上記エラー訂正符号を付加
    したデータをセクタ単位でインターリーブするインター
    リーブ手段と、 上記インターリーブ手段によりインターリーブしたデー
    タを光ディスクに記録する記録手段とを備えることを特
    徴とする光ディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 エラー訂正の単位であるブロックからな
    りこのブロックが複数のセクタにより構成されるデータ
    であって、この複数のセクタが1周のトラックの範囲内
    でブロックを超えた所定のインターリーブファクタでイ
    ンターリーブされているデータが記録された光ディスク
    からデータの再生をする再生手段と、 上記再生手段により再生したデータを一時記憶する記憶
    手段と、 上記記憶手段により一時記憶したデータを上記所定のイ
    ンターリーブファクタでデインターリーブするデインタ
    ーリーブ手段と、 デインターリーブ手段によりデインターリーブしたデー
    タにエラー訂正処理を行うエラー訂正手段とを備えるこ
    とを特徴とする光ディスク再生装置。
JP34610896A 1996-12-25 1996-12-25 光ディスク、光ディスク記録装置および光ディスク再生装置 Withdrawn JPH10188489A (ja)

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