JPS63157374A - 符号誤り訂正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、あらかじめ２進情報が記録されている光情報
記録再生円盤を光情報記録再生装置で再生する場合の符
号誤り訂正方法に関するものである。

従来の技術 近年、光デイスクメモリの開発が活発である。

光デイスクメモリは磁気ディスクに比べ記録密度が高く
大容量のデータが記録可能である反面、生の読み取り誤
り率が高いという欠点をもつ。このため、記録時にはデ
ータに誤り検査訂正符号を付加しデータと誤り検査訂正
符号の両方を記録し、また再生時には前記誤９検査訂正
符号を用いてデータの誤りを検出訂正する方法が用いら
れる。

以下、図面を参照しながら従来の光情報記録再生装置に
おける再生専用円盤の誤り検査訂正方法について説明す
る。

第２図は記録フォーマット例を示す図である。

第２図において２０は２進情報、２１は第一の誤り訂正
符号、２２は記録方向である。ここでは同期符号やＶＦ
Ｏ等の制御信号は省略している。第６図は従来例におけ
るセクター構成図である。第６図において６０は光情報
記録再生円盤、６１は再生専用セクター領域を示す。

従来例では、２進情報−２０に対して誤り検査訂正符号
２１が生成付加されて光情報記録再生円盤６０にあらか
じめ記録されている。これを、光情報再生装置で読み取
り、データエラーがあれば誤シ訂正符号２１で２進情報
２０の誤シ訂正とおこなう。通常光情報記録円盤はアク
セスしやすいようにセクター構造としている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、訂正不可能なセク
ターが発生する恐れがあシ、それを避けるため能力の高
い誤り訂正符号を２進情報に付加しなければならず、復
号時間がかかる、符号化の冗長度が大きくなり２進情報
の記録容量が減少するという問題点を有していた。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は、光情報記録再生
円盤のセクターの一部数が再生専用情報記録セクターで
また他の一部数が記録再生セクターで構成され、前記再
生専用セクターには小分割されだ２進情報と前記２進情
報に対する第一の誤り訂正符号が記録され、前記２進情
報および第一の誤シ訂正符号または２進情報のみに対し
て前記セクターとは別個のセクター間にわたる再生専用
の第二の誤り訂正符号が記録され、前記２進情報および
第一の誤り訂正符号の記録された再生専用セクターを再
生した場合に前記第一の誤り訂正符−号では２進情報の
誤り訂正が不可能であった場合、前記第二の誤り訂正符
号の記録されている再生専用セクターを再生して前記第
二の誤り訂正符号を用いて２進情報の誤り訂正を行い、
訂正された２進情報に対して再び前記第一の誤り検査訂
正符号を生成付加して前記光情報記録再生円盤の記録再
生セクターに記録し、ふたたび前記第一の誤り訂正符号
で訂正不可能なセクターを再生する場合に前記第二の誤
り訂正符号を用いず前記記録した記録再生セクターを再
生して２進情報を得る方法を用いる。

作　　用 第−の誤シ訂正符号で訂正不可能となるような長大なバ
ーストエラーは光情報記録システムではその原因がゴミ
や記録媒体の欠陥である場合が多く、エラーの発生する
セクターはほとんど決っている。したがって上記した方
法によれば、一度再生して第二の誤り訂正を行ったセク
ターは次回より第１の誤り訂正符号で訂正不可能であっ
ても第二の誤り訂正符号が格納されているセクターを毎
回再生して復号する必要がなく、あらかじめ割り当てた
記録再生セクター領域のセクター（以後交替セクターと
記す）を再生すればよいのでアクセス時間が短くてすむ
。また第一の誤り訂正符号だけで訂正不可能な事態とな
るのをさけるために、過度に冗長な第一の誤り訂正符号
を付加する必要がなくなる。

実施例 以下に本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図は実施例におけるセクター構成図である。

第１図において、１ｏは光情報記録再生円盤である。１
１Ａは再生専用セクター領域で２進情報及び第一の誤り
検査訂正符号があらかじめ記録されている。１１Ｂは再
生専用セクター領域で第二の誤り訂正符号が記録されて
いる。

１２は記録再生セクター領域である。本実施例では各ト
ラックについて１セクターの記録再生セクターがあると
する。第２図はセクター内の記録フォーマット図で従来
例と同一である。第３図は第二の誤り訂正符号の生成式
である。ここで第二の誤り訂正符号はＮ個のセクターの
２進情報より計算されるものとしている。第３図におい
て３０は記録再生セクターに記録する２進情報すなわち
第二の誤り訂正符号、３１は第二の誤り訂正符号のもと
となる２進情報である。図中のり、　、ｎはセクターｎ
の２進情報Ｄｎを示す。第二の誤り訂正符号は各セクタ
ーの２進情報の排他的論理和でちる。

第４図は本実施例の動作を示すフローチャートである。

以下に実施例の動作について説明する。２進情報２ｏは
第一の誤り訂正符号２１が生成付加されてあらかじめ光
情報記録円盤の再生専用セクター領域１１Ａのセクター
内に記録されている。一方複数セクターに渡る２進情報
２０または第一の誤り訂正符号２１に対して、第二の誤
り訂正符号が第３図に示すように各セクターの同一記号
のデータシンボルの排他的論理和をとることにより生成
されてあらかじめ光情報記録円盤１Ｑの再生専用セクタ
ー領域１１Ｂのセクターに記録されているものとする。

例えばあるセクターの２進情報が必要な場合、セクター
内の２進情報および第一の誤り訂正符号を読み込む。こ
こで、光情報記録円盤の読み取り誤りがないが、あるい
は第一の誤り訂正能力内の訂正可能であれば問題はない
が、訂正不可能な場合がまれに発生する。この場合は、
第３図に示したような第二の誤り訂正符号が別の再生専
用セクター領域のセクター１１Ｂに記録されているので
、第二の誤り訂正符号を生成するのに関係した情報を含
むセクターをすべてと第二の誤り訂正符号が記録された
セクターをアクセスして第二の誤り訂正を行ない、第３
図の生成式から正しい２進情報を得ることができる。通
常第一の誤り訂正で訂正不可能となる確率は非常に少な
く、第二の誤り訂正符号３ｏを生成するのに用いるセク
ター数Ｎｉ適切に選べばＮセクター内の複数セクターが
第二の誤り訂正を必要とする確率を十分低く抑えること
が可能である。しかしながら、ひとたび訂正不可能にな
ると多くのセクターをアクセスして復号しなければなら
ないため長いアクセス時間を要する。本方法では第一の
誤り訂正符号で訂正不可能な場合のアクセス時間を極力
短くするために、訂正不可能なセクター？検出した場合
に光情報記録再生円盤の記録再生セクターをもちいてさ
らに第４図のような処置をとる。前記第３図の生成式か
ら正しい２進情報を得た段階で第一の誤り検査訂正符号
を２進情報に付加して例えば同一トラックの記録再生セ
クター領域１１に誤りのあったセクタ一番号とともに記
録しておく。ここで同一トラックとしたのはアクセス時
間を短くするためである。以後、同一の第一の誤り訂正
符号で訂正不可能なセクターをアクセスした場合は同一
トラックの記録再生セクターをアクセスして、すでに第
二の誤り訂正符号で訂正された情報が記録されていれば
それを再生すればよいので、アクセス時間を含めて訂正
時間は大ＩＭに短くなる。もし記録されていなければ、
第二の誤り訂正符号で前記したような誤り訂正を行うの
である。

本発明の第２の実施例について以下に説明する。

第６図は、第２の実施例におけるセクター構成図である
。第５図において６ｏは光情報記録再生円盤、６１Ａは
再生専用セクター領域で２進情報及び第一の誤り検査訂
正符号があらかじめ記録されている。５１Ｂは再生専用
セクター領域で第二の誤り訂正符号が記録されているセ
クター領域である。５２Ａは記録再生セクター領域で２
進情報の記録再生を行う。５２Ｂは記録再生セクター領
域でセクタ一番地の記録再生を行う。

本例では２進情報２０は第一の誤り訂正符号２１が生成
付加されてあらかじめ光情報記録円盤の再生専用セクタ
ー領域５１Ａのセクター内に記録されていて、一方複数
セクターに渡る２進情報２゜または第一の誤り訂正符号
２１に７・］シて、第２の誤り訂正符号が第３図に示す
ような各データシンボルの排他的論理ｆｏをとることに
より生成されてあらかじめ光情報記録円盤の再生専用セ
クター領域５１Ｂに記録されていること、および第一の
誤り訂正が不可能なとき第二の誤り訂正符号を用いて訂
正を行うことまでは第一の実施例と同じである。本例で
は第二の誤り訂正符号で訂正された情報を記録再生セク
ター領域に記録する場合に、訂正された情報は５２への
エリアにまた訂正したセクター着地の情報は６２Ｂに記
録する。この方法をとることにより、光情報記録再生円
盤の起動時にセクタ一番地情報５２Ｂを読み取り、ここ
へのアクセスを実使用時に省略することができ、また光
情報再生記録円盤もつくりやすいという利点をもつ。

なお本発明では、誤り訂正に用いる符号の陣類は任意で
あり、１つのアクタ−内で複数の符号化を行ってもよい
。また光情報記録円盤の再生専用セクター領域と記録再
生セクター領域の比率および配置は任意である。

発明の効果 以上のように本発明では、光情報記録再生円盤のアクタ
−の一部が再生専用情報記録セクターでまた他の一部が
記録再生セクターで構成され、前記再生専用セクターに
は小分割されだ２進情報と前記２進情報に対する第一の
誤り訂正符号が記録され、前記２進情報および第一の誤
り訂正符号または２進情報のみに対して前記セクターと
は別個のセクター間にわたる前記再生専用の第二の誤り
訂正符号が記録され、前記２進情報および第一の誤り訂
正符号の記録された再生専用セクターを再生した場合に
前記第一の誤り訂正符号では２進情報の誤り訂正が不可
能であった場合、前記第二の誤り訂正符号の記録されて
いる再生専用セクターを再生して前記第二の誤り訂正符
号を用いて２進情報の誤り訂正を行い、訂正された２進
情報に対して再び前記第一の誤り検査訂正符号を生成付
加して前記光情報記録再生円盤の記録再生セクターに記
録し、ふたたび前記第一の誤り訂正符号で訂正不可能な
セクターを再生する場合に前記第二の誤り訂正符号を用
いず前記記録した記録再生セクターを再生して２進情報
を得ることを特徴とする符号誤り検査訂正方法により、
通常の誤り訂正が不可能なセクターに対して実質的にア
クセス時間の短いエラー回復手段を提供することができ
、その実用的価値は犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のセクター構成図、第２図は第一の誤り
訂正符号を示す記録フォーマット図、第３図は第二の誤
り訂正符号の生成式の説明図、第４図は実施例の動作フ
ロー図、第６図は第二の実施例におけるセクター構成図
、第６図は従来方法におけるセクター構成図である。 １１Ａ・・・・・・再生専用セクター領域（２進情報お
よび第一の誤り訂正符号）、１１Ｂ・・・・・・再生専
用セクター領域（第二の誤り訂正符号）、１２・・・・
・・記録再生セクター領域、２ｏ・・・・・・２進情報
、２１・・・・・・第一の誤り訂正符号、３Ｑ・・・・
・・第二の誤り訂正符号、３１・・・・・・２進情報、
３２・・・・・・２進情報、６１Ａ・・・・・・再生専
用セクター領域（２進情報および第一の誤り訂正符号）
、５１Ｂ・・・・・再生専用セクター領域（第二の誤り
訂正符号）、５２Ａ・・・・・・記録再生セクター領域
（第二の誤り訂正符号により訂正された２進情報および
第一の誤り訂正符号）、５２Ｂ・・・・・・記録再生セ
クター領域（セクタ一番地情報）、６０・・・・・・再
生専用セクター領域。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図 第２図 第３図 ／／′ ＱＯ’　００．０■ｏｏ、　ｒの００・２■−ｍ−■ｏ
ｏ、Ｎｏ＋　−Ｏｌ、０■ＤＩ、　ｌ００１，２■−ｍ
−［Ｆ］Ｄ１．Ｎ第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のセクターを有する光情報記録再生円盤に２
   進情報を記録再生する光情報記録再生システムにおいて
   、前記光情報記録再生円盤の複数のセクターの一部数が
   再生専用セクターでまた他の一部数が記録再生セクター
   で構成され、前記再生専用セクターには小分割された前
   記２進情報と前記２進情報に対する第一の誤り訂正符号
   が記録され、複数個の再生専用セクターにおける前記２
   進情報および前記第一の誤り訂正符号または前記２進情
   が別の再生 報のみに対する第二の誤り訂正符号が別の再生専用セク
   ターに記録され、前記２進情報および第一の誤り訂正符
   号の記録された再生専用セクターを再生した場合に前記
   第一の誤り訂正符号では２進情報の誤り訂正が不可能で
   あった場合、前記第二の誤り訂正符号の記録されている
   再生専用セクターを再生して前記第二の誤り訂正符号を
   用いて２進情報の誤り訂正を行い、訂正された２進情報
   に対して再び前記第一の誤り訂正符号を生成付加して記
   録再生セクターに記録し、ふたたび前記第一の誤り訂正
   符号で訂正不可能なセクターを再生する場合に前記第二
   の誤り訂正符号を用いず前記訂正された２進情報の記録
   された記録再生セクターを再生して訂正された２進情報
   を得ることを特徴とする符号誤り訂正方法。
2. （２）第一の誤り訂正符号でデータの誤り訂正が不可能
   である場合に、第二の誤り訂正符号によって訂正された
   ２進情報の記録された番地を、前記訂正された２進情報
   とは別の記録再生セクターに記録することを特徴とする
   特許請求の範囲第一項記載の符号誤り訂正方法。