JPH01257083A - 印写装置 - Google Patents

印写装置

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JPH01257083A
JPH01257083A JP8581488A JP8581488A JPH01257083A JP H01257083 A JPH01257083 A JP H01257083A JP 8581488 A JP8581488 A JP 8581488A JP 8581488 A JP8581488 A JP 8581488A JP H01257083 A JPH01257083 A JP H01257083A
Authority
JP
Japan
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ink
printing
recording
medium
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP8581488A
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English (en)
Inventor
Manabu Nishiwaki
学 西脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH01257083A publication Critical patent/JPH01257083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は主に熱転写方式を用いた画像印写装置に関する
[従来の技術] 従来の熱転写方式を用いた印写装置としては「印写装置
」(特願昭58−186496号)があった。この発明
により一記録素子による記録ドツトの面積変調が可能と
なり、高速、高画質、かつ低価格のフルカラー階調印写
装置が実現された。
[発明が解決しようとする課題] しかし前述の従来例では、被記録媒体の記録表面が粗い
と、印画物表面の平滑性が損なわれ、銀塩写真の如き均
一な光沢が得られず著しい画像品質の低下を招いていた
。特に濃度を面積階調により表現する場,合には、低濃
度部では被記録媒体の露出面積が多く、高濃度部では比
較的表面の平滑な転写ドツトの占有面積が大きいため、
1画面内に光沢度の異なる領域が混在し甚だ見苦しいも
のとなっていた。
本発明は上記のような問題を解決するもので、その目的
とするところはインク転写による表面平滑性の低下によ
る画像品質劣下の問題を解決し、高品質の画像印写装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の印写装置は、熱刺激により活性化され被印写媒
体に転写され得るオーバーコート材を前記被印写媒体の
印写面の全面に転写させる機構を有したことを特徴とす
る。
[実施例] 実施例1 本発明を用いた通電熱転写方式によるフルカラー階調印
写装置を製作した。入力画像信号はNTSCビデオ信号
とし、ラインヘッドを用い、記録密度は6 dot/m
m、  画素数が主走査方向が640個、副走査方向が
480個である。記録画面サイズは約10107111
nX80である。
第1図に本発明によるインク媒体の構造を示す。
第1図(alはインク媒体6の全体図である。本実施例
では、カラー記録を目的としているので、薄膜固体イン
クであるマゼンタ1、シアン2、イエロー3の3原色イ
ンクを面順次に少なくとも上記記録画面サイズ以上の広
さに塗布しである。4は本発明によるオーバーコート材
層であり、第1番目の記録色であるマゼンタインク1と
最?麦のδ己録色であるイエローインク2との間に同じ
く上記記録画面サイズ以上の広さに塗布しである。
5は印写装置がフィルム媒体のインク色位置を検出する
ために設置されたマーカーであり、白色インクが塗布し
である。印写時には、このマーカーを、反射により光学
的に検出し、第1の記録色であるマゼンタインク面1の
先頭位置と被記録媒体の印画位置の先頭との位置を合わ
せる。
又第1図(b)に上記インク媒体6の断面構造を示す。
インク媒体6は3層構造を呈しており、抵抗層7とイン
ク層9、抵抗層7とインク層9を支持するための基材8
からなる。インク層9は顔料を3から10%ワックス中
に分散しホットメルト法により塗布した。塗布−厚は約
1.5〜285μmである。
4はオーバーコート材層であり、インク層9と同様にワ
ックスを主成分とし透明性の優れた材料に3〜10%の
樹脂成分を分散しインク層と比較して凝集力が高くかつ
基材8からの剥離性を良くした。但しオーバーコート材
層には顔料を含んでいない。
基材8は約3.5μm厚のポリエチレンテレフタレート
を使用した。
抵抗層7は導電材としてカーボン微粒子を熱可塑性樹脂
に混入し、溶媒法により塗布した。
第2図に記録ヘッド10の構造を示す。第2図Tblは
第2図(a)に対し矢印Aから見た側面図である。11
は記録部、12は駆動IC実装部、13は駆動IC実装
部12を電気的に結合するための結合部である。駆動I
C14は記録電極15に外部からの信号により選択的に
電圧を出力するための駆動回路を集積したもので、1個
当り60個の駆動素子を含む。この駆動IC14を8個
実装部12上に実装した。
記録電極群15は、その支持基板16上に記録画素ピッ
チと等しい距離で等間隔かつ平行に配置されている。本
実施例では記録電極数480本、電極ピッチを170μ
mとした。17は前記抵抗層(図示せず)との接触面で
あり、記録時には前記抵抗層に対して記録ヘッドを平行
に保持し、記録ヘッド先端を前記抵抗に押圧・摺動させ
ながら通電し印画を行なう。
以上の基板群を支持板18に接着剤により固定した。
第3図は本発明による通電熱転写印写装置の構造を示す
図である。被記録媒体である転写用紙19は転写用紙ロ
ール20より供給され、また同じくインク媒体6はフィ
ルム供給ローラ21より供給される。この転写用紙19
とインク媒体6は、プラテン22上で記録ヘッド10に
より加圧・挟持されつつ、同じ速度で搬送される。そし
て所定の入力画像信号に基づいた通電信号により、記録
ヘッド10の記録電極15に電圧が出力され、抵抗層(
図示せず)が通電加熱され記録がなされる。
この際インク媒体6の抵抗層と記録ヘッド10の記録電
極15が充分な電気的接触を保っていることはいうまで
もない。記録後のインク媒体6は前記記録ヘッドのエツ
ジ23により転写用紙19から剥離された後フィルム巻
き取りローラ24により巻取られる。本印写装置はカラ
ー記録を行なうために、マゼンタ1→シアン2→イエロ
ー3の順に、上記行程を3度繰り返し、カラー印画画イ
象26を形成する。 (インク層を図中破線で示す。実
際にはインク媒体6の下側に塗布されている。)即ちイ
ンク媒体6はマゼンタ色の印画を終了の後、シアン色イ
ンクの先頭塗布位置をヘッド通電部(矢印B)まで搬送
し、又転写用紙19は記録時と逆方向に搬送され、印画
先頭位置まで戻り、シアン色の印画が開始される。 (
第3図はシアン色印画後のイエロー色印画のはじまりを
示す。)以上の工程によりイエロー色の印画までが終了
した後、再度転写用紙19とフィルム媒体6のイエロー
インクの次面に塗布されたオーバーコート材層面を通電
部(矢印B)まで搬送し、今度は記録ヘッド10に全オ
ン信号を与え同様の記録操作を行なう。これによりオー
バーコート材N(図示せず)はすべて印画画像の全面に
転写される。
第4図は上記操作後の印画物の断面の模式図である。オ
ーバーコート材層4はインク層と異なり微小ドツトを転
写するわけではないので、インク層に比較して凝集力が
高めである。従って、より低い圧力・エネルギーで容易
に基材界面から剥離し、転写欠陥もなく全面に転写した
。又基材との剥離面の平滑性も従来のインク層より向上
していた。
上記構成の印写装置によりカラー画像の印写を行なった
ところ、印画面が平滑化され、従来光沢度が平均40%
であった物が85%に向上し、画像品質が向上した。
又表面の粗い用紙に記録しても画像劣下が生じず、印画
用紙の表面状態に拘らず常に安定して良好な印画が得ら
れた。
更に記録ドツト表面での反射数乱光が減じられ、記録濃
度が平均的0.2向上した。また彩度tL*a*b*測
色系で測定して約4.5向上した。
・実施例2 本発明を用いた別の実施例を述べる。本例も実施例1と
同様に、通電熱転写方式によるフルカラー階調印写装置
であり、入力画像信号はNTSCビデオ信号、ラインヘ
ッドを用い、記録密度は6dot/mz、記録画面サイ
ズは約107+am880mmである。
第5図に本発明によるインク媒体の別の構造を示す。第
5図(a)はインク媒体6の全体図である。
薄膜固体インクであるマゼンタ1、シアン2、イエロー
3の3原色インクが面順次に少なくとも上記記録画面サ
イズ以上の広さに塗布しである。4は本発明によるオー
バーコート材層であり、マゼンタインク1とイエローイ
ンク2との間に同じく上記記録画面サイズ以上の広さに
塗布しである。
又第5図(blに上記インク媒体6の断面構造を示す。
インク媒体6は3層構造を呈しており、抵抗層7とイン
ク層9、抵抗層7とインク層9を支持するための基材8
からなる。インク層9は顔料を3から10%ワックス中
に分散し、更に昇華性染料を1〜5%混入しホットメル
ト法により塗布した。塗布厚は約1.5〜2.5μmで
ある。
4はオーバーコート材層であり、インク層9と同様にワ
ックスを主成分とし透明性の優れた材料に20〜40%
の樹脂成分を分散しインク層と比較して凝集力が高い。
25は剥離層であり、加熱時にオーバーコート材層4の
剥離性を促進し、かつ転写した後のオーバーコート材層
4の露出表面の平滑性を向上させるためのものである。
剥1!j1層は前記インク層に比較して、融点が低くか
つ溶融時の粘度が低く、又溶融時の表面張力が強いもの
を使用した。
基材8は約3.5μm厚のポリエチレンテレフタレート
を使用した。
抵抗層7は導電材としてカーボン微粒子を熱可塑性樹脂
に混入し、溶媒法により塗布した。
記録ヘッド・記録機構等は実施例1と同じものを使用し
、上記インク媒体を用いてカラー画像の印写を行なった
ところ、印画面が平滑化され、従来光沢度が平均40%
であった物が92%に向上し、画像品質が向上した。
又表面の粗い用紙に記録しても画イ象劣下が生じず、印
画用紙の表面状fiに拘らず常に安定して良好な印画が
得られた。
更に記録ドツト表面での反射散乱光が減じられ、記録濃
度が平均的0.25向上した。また彩度もL*a*b*
測色系で測定して約5.0向上した。
・実施例3 実施例1と同様の構成を用い、オーバーコート材層を最
初に転写用紙の全面に転写させた後、画像印画を行なっ
たところ、実施例1とほぼ同様の効果を得ることができ
た。しかも転写用紙が前もって平滑化されたので、後の
インクドツトの転写ばらつきが減少し、更に′#JMが
向上した。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば表面平滑性の低下に
よる画像品質劣下の問題の解決に効果がある。
また記録ヘッド、記録礪構等の構造変更をしないで従来
の問題を解決できるので、容易に実用化が可能であり、
その生産性も高い。
なお本発明は通電熱転写型印写装置にとどまらず、一般
の熱転写印写装置に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a l (b )は本発明による印写装置のイ
ンク媒体の構造を示す図。 第2図(a l (b lは本発明による印写装置の記
録ヘッドの構造を示す図。 第3図は本発明による印写装置の機11η概略を示すM
o 第4図は本発明による印写装置の印画物の断面を示す図
。 第5図(a l (b lは本発明による印写装置のイ
ンク媒体の構造を示す図。 1・・・マゼンタインク 2・・・シアンインク 3・・・イエローインク 4・・・オーバーコート材層 5・・・インク位置検出マーカー 6・・・インク媒体 7・・・抵抗層 8・・・基材 9・・・インク層 10・・記録ヘッド 11・・記録部 12・・駆動IC実装部 13・・結合部 14・・駆動IC l3・・記録電極 16・・支持基板 17・・抵抗層との接触面 18・・支持板 19・・転写用紙 20・・転写用紙ロール 21・・フィルム供給ローラ 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人弁理土鈴木喜三部(他1名) 第1図 (Q) (b) 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも熱刺激により活性化され被印写媒体に転
    写され得る薄膜固体インクが薄膜状基材に塗布されてな
    るインク媒体と前記薄膜固体インクを入力される画像信
    号に応じて選択的に加熱する手段と被印写媒体とインク
    の搬送手段からなる印写装置において、熱刺激により活
    性化され被印写媒体に転写され得るオーバーコート材を
    前記被印写媒体の印写面の全面に転写させる機構を有し
    たことを特徴とする印写装置。 2)前記オーバーコート材が前記インク媒体に塗布され
    たことを特徴とする請求項1記載の印写装置。 3)前記オーバーコート材層と前記基材の間に低粘度ワ
    ックス材層を含むことを特徴とする請求項1記載の印写
    装置。
JP8581488A 1988-04-07 1988-04-07 印写装置 Pending JPH01257083A (ja)

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JP8581488A JPH01257083A (ja) 1988-04-07 1988-04-07 印写装置

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