JPH01255349A

JPH01255349A - Ｉｓｄｎの端末着信方式

Info

Publication number: JPH01255349A
Application number: JP63083854A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Nishino; 西野　哲男; Osamu Isono; 磯野　修; Tetsuo Tachibana; 橘　哲夫; Eisuke Iwabuchi; 岩渕　英介; Toshimasa Fukui; 福井　敏正
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-04-05
Filing date: 1988-04-05
Publication date: 1989-10-12
Anticipated expiration: 2012-02-26
Also published as: JP2584481B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　　　要〕サブアドレスを用いて発信・着信が可能なＩＳＤＮの端
末着信方式に関し、着信端末側でサブアドレスを複数の用途に応じて使い分
けることができるようにすることを目的とし、各端末が、複数の着信用サブアドレスと使用状態に対応
したモードとを入力して該着信用サブアドレスの内から
一つ以上のサブアドレスを選択するサブアドレス選択手
段と、該選択されたサブアドレスと発信端末からの受信
サブアドレスとを比較して着信の可否を決定する着信決
定手段とで構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ｌ５ＤＮ（サービス総合ディジタル網）の端
末着信方式に関し、特にサブアドレスを用いて発信・着
信が可能なＩＳＤＮの端末着信方式に関するものである
。

ｌ５ＤＮにおいては、第７図に示すように、１本の加入
者線りに網終端装置ＮＴを介して最大８台の端末ＴＥが
バス形式で接続可能になっており、成る端末と通信する
ための指定アドレスは第８図に示す国際標準によりｌ５
ＤＮ番号＝加入者線番号（最大１５桁）とサブアドレス
（最大４０桁）とによって識別しており、このサブアド
レスによる効率的な通信の実現が望まれている。

〔従来の技術〕

第９図はサブアドレスを用いた従来からのＩＳＤＮの端
末着信方式におけるシーケンスを示したもので、発信端
末からサブアドレス「Ｏｌ」を含む呼設定がなされ、交
換局（ＬＳ、ＴＳ）を経て同じ加入者線番号の例えば２
つの端末■、■（それぞれサブアドレス「０１」、「０
２」を有する）に呼設定信号が同時に（放送形式で）与
えられた時、端末■からのみ呼出（リンギング）信号が
発信端末に返送され、端末■からはサブアドレスが不一
致なため着信拒否を示す解放完了信号が送られる。そし
て、端末■からは、応答信号が交換局を経て発信端末に
送られるとともに交換局から応答確認信号が端末■に送
られることにより、発信端末と端末■との間で通信が行
われることになる。

この場合、サブアドレスは用途（使用状Ｊｌりにより、
その桁数が異なる０例えば、８台の端末を単に識別する
だけならサブアドレスは１桁で充分であるが、サブアド
レスを予め教えておく特定の相手としか通信接続しない
ようなセキュリティ用であれば、サブアドレスの桁数は
多い方がよい。

これはサブアドレスを教えていない他の人がそのサブア
ドレスに掛ける確率を小さくするためである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のようなＩＳＤＮの端末着信方式においては、サブ
アドレスによる指定着信（着信拒否）を行うには予めサ
ブアドレスを相手側に教えておかねばならないが、サブ
アドレスの用途（使用状ａ）が特定の１つしかない場合
、相手側に着信側のサブアドレスを知らせてお（と、例
えば夜間でも常に呼出が掛かってしまうという問題点が
あった。

従って、本発明は、着信端末側でサブアドレスを複数の
用途に応じて使い分けることができる■ＳＤＮの端末着
信方式を実現することを目的とする。

（課題を解決するための手段〕第１図は、上記の目的を達成するための本発明に係るＩ
ＳＤＮの端末着信方式を原理的に示したもので、本発明
では、各端末に、複数の着信用サブアドレスと使用状態
に対応したモードとを入力して該着信用サブアドレスの
内から一つ以上のサブアドレスを選択するサブアドレス
選択手段１と、該選択されたサブアドレスと発信端末か
らの受信サブアドレスとを比較して着信の可否を決定す
る着信決定手段２とを設けている。

〔作　　　用〕

第１図に示す本発明に係るＩＳＤＮの端末着信方式にお
いて、各端末側では、複数の着信用サブアドレス及びモ
ードをサブアドレス選択手段１に入力し、そのモードに
従って着信用サブアドレスの内から一つ以上のサブアド
レスを選択する０着信決定手段２では、発信端末から受
信したサブアドレスと選択手段１で選択串れたサブアド
レスとを比較して着信の可否、即ち一致した時は着信受
付を行い、不一致の時は着信１［否を行う。

従って、着信端末では、着信した信号のサブアドレスが
、モード設定された着信用のサブアドレスと一致した時
のみ着信信号として検出し、発信端末と通信を行うこと
になり、サブアドレスによる着信を用途に応じて受は付
けしたり拒否したりすることができる。

〔実　施　例〕

以下、本願発明に係るＩＳＤＮの端末着信方式の実施例
を説明する。

第２図は本発明に係るＩＳＤＮの端末着信方式を実現す
るハードウェア構成の一実施例を示したもので、図中、
１０はプロセッサー（ＣＰＵ）、１１はメモリ、１２は
キーバッド、１３は液晶表示器、１４はプロトコル処理
を含む端末送受信部、１５は符号化・復号化装置（ＣＯ
ＤＥＣ）、１６は受話器である。尚、この実施例におい
ては、第１図に示したサブアドレス選択手段１及び着信
決定手段２はプロセッサーｌＯにおいて形成されており
、サブアドレス及びモードはオペレータによってキーバ
ッド１２から設定されて一旦メモリＩＩに記憶された後
にプロセッサー１（ｌ内のサブアドレス選択手段１に与
えられることになる。また、着信決定手段２によって着
信受付されたときには、プロセッサー１０から送受信部
１４を介して呼出信号が発信端末側に送られる。

第３図（ａ）及び（ｂ）は、２つのサブアドレス・モー
ド設定例を示したもので、この例では、モードとして優
先度を用いている。即ち、サブアドレスに優先度を設け
、モードで設定した優先度以上のサブアドレスは受は付
けるが、モードで設定した優先度より低いサブアドレス
は受は付けないとするものである。尚、優先度は小さい
方が優先度が高いものであり、メモリ１１に幾つか予め
用意しておき、オペレータはキーバッド１２により優先
度をモードで指定することができる。

従って、第３図（ａ）の場合には、優先度１．２両方の
サブアドレスを受は付けることができる。

一方、第３図（ｂ）の場合には、モード設定されている
優先度１のサブアドレス（＝０２４６８）だけ受は付け
、優先度２のサブアドレス（＝５）は受は付けない。

以下、上記の第３図（ａ）の設定例（モード２）を第４
図に示した通信接続シーケンスに沿って説明する。

まず、一般の相手（発信者）には、優先度２のサブアド
レス「５」を教えておき、特定の相手にだけ優先度１の
サブアドレスｒ０２４６Ｂ」及び必ずしも必要ではない
が優先度２のサブアドレス「５」を教えておく。

また、着信端末側では、夜間は優先度１とし、夜間以外
は優先度２として予め決めておき、これらの優先度に合
わせてサブアドレス’０２４６８Ｊ及び「５」をキーバ
ッド１２より設定する。そして、更にキーバッド１２よ
りモード２を設定して夜間以外の使用状態を選択する。

これにより、第３図（ａ）に示すサブアドレス・モード
がメモリ１１に記憶されるとともに、サブアドレスとし
てはｒ０２４６Ｂ、及び「５」の両方が選択されたこと
になる。

今、成る発信端末（発アドレスＯＡ−ｒ７５５０２４８
Ｊ）から、ｌ５ＤＮ加入者線番号としての着アドレスＤ
Ａ−ｒ７７７１１１１Ｊ−サブアドレス５Ａ−ｒ５Ｊの
呼設定が為されると、交換局を介して、着アドレスｒ７
７７１１１　ＬＪに対応する端末■、■に対して呼設定
信号（発アドレスｒ７５５０２４８」、サブアドレス「
５」）が送られる。

ここで、上記の通り端末■、■は共にモード２に設定さ
れているが、端末■のサブアドレスは、’０２４６Ｂ」
及び「５」であり、端末■のサブアドレスはｒ１３５７
９Ｊ及び「８」であるため、上記のように選択されたサ
ブアドレスと比較すると、送受信部１４で受信された呼
設定信号に対しては端末■のみが着信受付が可能であり
呼出信号を返送するが、端末■は着信拒否を行って解放
完了信号を送出する。

これにより、発信端末は端末■と通信を行うこととなる
。

従って、この第３図（ａ）の場合は、モード２が選択さ
れているので、優先度１．２双方のサブアドレスが受は
付けられ、夜間及び昼間いずれもサブアドレス「５」の
呼設定に応答する。

次に、上記の第３図（ｂ）の設定例（モードｌ）を第５
図に示した通信接続シーケンスに沿って説明する。

この場合には、モード１が設定されているので、優先度
１に対応する夜間のみのサブアドレス「０２４６８Ｊが
選択されるので、サブアドレス「５」で呼設定を行った
発信者は、第４図の場合と異なり、端末の、■共にサブ
アドレスが不一致となり着信が拒否されていずれも解放
完了信号が交換局に送られ、交換局からは切断信号が発
信端末に送られて通信は不成立となる。

即ち、第５図のシーケンスでは、モード１として優先度
１のみが選択された結果、サブアドレスｒ０２４６Ｂ」
を知っている発信者のみが端末■に着信可能となる。

以上のモード設定によるサブアドレスのチェツり過程が
第６図のフローチャートに示されている・尚、上記の実
施例では、登録可能なサブアドレス数を優先度に合わせ
て２個としたが、これに限らず種々の複数のサブアドレ
スを設定することができることは言うまでもない。

また、モードとして設定されたものより優先度が高い全
てのサブアドレスを着信可能としたが、モードとして設
定された優先度のサブアドレスだけを着信可能としても
よい、但し、この場合には、特定の相手には、特定のサ
ブアドレスの他に一般のサブアドレスも必ず予め教えて
おく必要がある。

更に、「優先度Ｊという概念を用いなくともサブアドレ
スの着信可否を決定することができる。

即ち、設定するサブアドレスは一つとし、モードでサブ
アドレスの桁数を指定し可変にしてもよい。

例えば、サブアドレス「５」を設定し、モード（桁数）
−１を設定すれば、サブアドレスｒ５」としてチエツク
するが、モード「５」を設定すればサブアドレスがｒｏ
０００５Ｊとなるようにしてもよい。

更に、モードとして桁数及びパターンを指定することも
可能である０例えば、サブアドレス「４」を設定し、モ
ード−５２（桁数・パターン）を指定すれば、サブアド
レスｒ２２２２４」として着信可能か否かチエツクし、
モード＝５７を指定すれば、サブアドレスｒ７７７７４
Ｊとしてチエツクすることも可能である。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明のｌ５ＯＮの端末着信方式によれ
ば、各端末が、複数の着信用サブアドレスを設定してお
き、その設定されたサブアドレスを、使用状態に応じた
モードにより選択し、これに基づいて受信サブアドレス
の着信可否を決定するように構成したので、効率的な指
定着信（着信拒否）を実現することができ、いたずら電
話の防止や夜間電話の制限等に活用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＩＳＤＮの端末着信方式を原理的
に示したブロック図、第２図は本発明に係るＩＳＤＮの端末着信方式に用いる
端末のハードウェア構成図、第３図はサブアドレス・モードの設定例を示す図、第４図及び第５図はそれぞれ設定モードに応じた通信接
続シーケンスを示す図、第６図はサブアドレスチエツクのフローチャート図、第７図は一般的なＩ　ＳＤＮの宅内構成を示す図、第８
図はＩＳＤＮの国際標準のアドレス構成を示す図、第９図は従来のＩＳＤＮの端末着信シーケンスを示す図
、である。第１図において、１・・・サブアドレス選択手段、２・・・着信決定手段。図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。と本発明の原理図第１図端末へ−ドウェアの一突７ｉ！ｉ！１例第２図（α）サブアドレス・モード設定例鵬３図第４図モード１１．設定時の粱硯シーケンス例勇鴨５図サブアドレスチエツクフロ呵列

Claims

【特許請求の範囲】

各端末が、複数の着信用サブアドレスと使用状態に対応
したモードとを入力して該着信用サブアドレスの内から
一つ以上のサブアドレスを選択するサブアドレス選択手
段（１）と、該選択されたサブアドレスと発信端末から
の受信サブアドレスとを比較して着信の可否を決定する
着信決定手段（２）と、を備えたことを特徴とするＩＳ
ＤＮの端末着信方式。