JPH01254931A - カメラのホットシュー配線 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、カメラのホットシューへの配線に関する。

口、従来の技術 カメラのアクセサリシューで閃光発光装置を着装するこ
とで、カメラ本体の閃光制御回路と閃光発光装置を電気
的に接続させることができるようにカメラの上カバー上
に設けられた閃光発光装置取付部（ホットシュー）には
、第４図（ａ）に示されるように、その内側にカメラ本
体ＣＢの閃光制御回路からの配線を接続しなければなら
ない。

従来はこの配線にリード線ＬＭが使用されており、この
リード線ＬＭはカメラ本体ＣＢと上カバーＴＣとの間の
空間に格納されている。しかし、このリード線は本来別
々の部材であるカメラ本体ＣＢと上カバーＴＣを接続す
るものであり、第４図（ｂ）の如く上カバーＴＣを裏返
した状態で一本ずつ接続していくものであるから、組立
作業の容易性の点からリード線ＬＷは成る程度の長さを
必要とし、そのためにリード線ＬＷの格納空間はある程
度の大きさを必要とする。しかし、格納空間はカメラの
外形の大きさ、デザイン等から決定されて、本体ＣＢと
上カバーＴＣとのｒ５１の狭い空間しかなく、この狭い
限られた空間に長いリード線ＬＷを格納しなければなら
ない、そのために、格納時にリード線ＬＷが部品間殊に
上カバーＴＣの縁とカメラ本体ＣＢとの間に挟み込まれ
て断線したり、ノイズを拾っなり混信の発生しやすい場
所やノイズに弱い部品の近傍にリード線ＬＷが押込まれ
、リード線ＬＷにノイズが混入したり、逆にリード線Ｌ
Ｗがノイズ源となったりする等、リード線ＬＷの格納作
業が適正に行われにくいと云う問題があった。

ハ１発明が解決しようとする課題 本発明は、ホットシューと閃光制御回路との配線を、格
納容易でノイズによる悪影響が発生し難い手段で行うこ
とを目的とする。

二０課題を解決するための手段 ホットシュー配線をフレキシブルプリント基板からフレ
キシブルプリント基板主部の縁に沿わせて延出し、上記
ホットシュー配線の先端に設けたホットシュー接続端子
部をホットシューの端子部に接続するようにした。

ホ６作用 本発明は、閃光発光装置を取付けるホットシューにおい
て、閃光発光装置と電気的に接続する閃光発光装置接続
端子をカメラ本体側の閃光制御回路に電気的に接続する
接続線としてリード線のかわりに、閃光制御回路を取付
けたフレキシブルプリント基板に設けたプリント配線を
利用しようとするものである。プリント基板に細長い延
出部を設け、この延出部に設けたプリント配線をリード
線代わりにするもので、上記配線の端に接続端子部を設
け、上記接続端子部とホットシューの端子をハンダ付等
によって電気的に接続固定する。フレキシブルプリント
基板に設けた配線は薄くて細長く場所を取らないので、
かつフレキシブルだから格納が容易になり、また、数本
の配線が一体的になっていることに加え、ある程度の硬
度があるので曲がり方を一定にすることができ、配線が
部品間に挟まれることもなくなり、また、ノイズに弱い
線をノイズを拾い易い場所に押込まれたり、逆にノイズ
の影響を受は易い部品の近傍に押し込まれるようなこと
がなくなり、ノイズに対しても防御しやすくなった。

へ、実施例 第１図に本発明を一眼レフレックスカメラに適用した一
実施例を示す、第１図において、１は測距回路、焦点調
整回路、測光及び露出制御回路。

閃光制御回路等の各回路を設けたフレキシブルプリント
基板である。この基板は全体的に略長方形をなし、第２
図に示すように、中央部がミラーボ・ｌラス２上面で一
眼レフレックス用ペンタプリズム３の上面を覆い、両翼
部はミラーボックスの側面から下面の沿ってミラーボッ
クスを覆うように取付けられる。ミラーボックス２はボ
ディ６と組み合わせられた上、上カバー４がかぶせられ
るものである。第１図において、Ａはホットシューの端
子部に接続する接続端子部である。Ｂは先端に設けられ
た接続端子部Ａがフレキシブルプリント基板１の凹部Ｃ
内に収まるようにフレキシブルプリント基板１の縁に沿
って、フレキシブルプリント基板１から細＄＜Ｕ字形に
延出させたホットシュー配線である。接続端子部Ａの一
端はりフローハンダによるハンダ付による湾曲現象を防
止するためにフレキシブルプリント基板１の縁に接続し
である。この接続部は上記プリント基板をミラーボック
スに取付けた後、カメラ上カバーを取付ける前に切断さ
れて、ホットシュー配線Ｂの接続端子部Ａはプリント基
板１から自由になる。その後第２図に示すように、ホッ
トシュー配線Ｂを適当に捻転して、接続端子部Ａをカメ
ラ上カバー４内面に突出しているホットシューの端子５
に接続して、カメラ上カバー４をミラ−ボックス２上面
に取付ける。フレキシブルプリント基板１からのホット
シュー配線Ｂの延出のさせ方とこの捻転のさせ方を適宜
決定することにより、ホットシュー配線Ｂを上カバー４
下の所望の位置に略沿って収めることができる。

第３図は本発明の他の実施例を示す、上記実施例では、
ホットシュー配線Ｂはフレキシブルプリント基板１の主
部に沿いＵ字形に形成されていたが、この実施例では、
フレキシブルプリント基板１の主部の縁に平行に直線状
に延出形成されている。また、フレキシブルプリント基
板１それ自体の形状、配置が任意であることは言うまで
もなく、例えば第５図のようにミラーボックス２を覆わ
ない配置でも良い。

ト５発明の効果 本発明によれば次のような効果がある。第１にカメラ本
体側のプリント回路とホットシューの接続端子とを接続
するのに、複数本のリード線を用いず、プリント基板か
ら延出したプリント配線を使うので、プリント回路とリ
ード線との接続作業が不要となる０次にリード線は複数
本がバラバラであるが、接続用のプリント配線は数本が
まとまっており、作業性が良い、更にリード線は一本一
本の絶縁被覆が厚くて全体としての嵩張りが大きいが、
同じ本数のプリント配線は極めて薄くコンパクトで侠い
空間に無理なく納めることができる、なお、また接続用
のプリント配線はプリント基板上でも殆ど場所を取らず
、プリント配線そのものは他のプリント回路部と一体的
に作られるので、これを設けることによるプリント回路
のコストアップはなく、リード線が不要、リード線をプ
リント回路に接続する作業が不要で更に作業性が良いと
云うことと合わせて、リード線を用いるより製造コスト
が低減できる。

また、数本の配線が一体的になっていることに加え、あ
る程度の硬度があるので曲がり方を一定にすることがで
き、配線が部品間に挟まれることもなくなり、また、ノ
イズに弱い線がノイズの拾い易い場所に押込まれたり、
逆にノイズの影響を受は易い部品の近傍に押し込まれる
ようなことがなくなり、ノイズに対しても防御しやすく
なった

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるフレキシブルプリン
ト基板の平面図、第２図は同実施例の斜視図、第３図は
本発明の他の一実施例におけるフレキシブルプリント基
板の平面図、第４図は従来の接続構造を示す斜視図であ
り、同図（ａ）は上カバーを組込む作業工程を示す図、
同図（ｂ）はリード線の接続工程を示す図、第５図は本
発明の他の配置例を示す斜視図である。 １・・・フレキシブルプリント基板、Ａ・・・接続端子
部、Ｂ・・・ホットシュー配線、Ｃ・・・凹部、２・・
・ミラーボックス、３・・・ペンタプリズム、４・・・
カメラ上刃バー、５・・・ホットシュ一端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレキシブルプリント基板からフレキシブルプリント基
   板の縁に沿わせて一体的に細長く延出させたホットシュ
   ー配線の先端にホットシュー接続端子部を設けたことを
   特徴とするカメラのホットシュー配線。