JPS5924026Y2 - カメラにおける配線機構 - Google Patents

カメラにおける配線機構

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Publication number
JPS5924026Y2
JPS5924026Y2 JP1978178071U JP17807178U JPS5924026Y2 JP S5924026 Y2 JPS5924026 Y2 JP S5924026Y2 JP 1978178071 U JP1978178071 U JP 1978178071U JP 17807178 U JP17807178 U JP 17807178U JP S5924026 Y2 JPS5924026 Y2 JP S5924026Y2
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JP
Japan
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prism
flat
pentagonal roof
roof prism
slope
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978178071U
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English (en)
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JPS551255U (ja
Inventor
勝 山本
Original Assignee
京セラ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多くの電子部品を使用し必要な回路構成のため
の配線をカメラ内に行なう形式のカメラにおける配線機
構に関する。
現今における電気的作動部を持つカメラにあっても小型
軽量化が要求される。
この場合に電気的配線部のための組み込み間隙を確保す
ることがカメラ設計上極めて困難である。
本考案の目的は、ペンタゴナルダハプリズムとファ・イ
ンク勿バーとの間の空間を積極的に利用することができ
、がっカメラの高さを大きくしないようにすることがで
きるカメラにおける配線機構を提供することにある。
前記目的を達成するために、本件考案者はフレキシブル
プリント配線基板と、フラットパッケージ形の半導体素
子のような比較的平坦な素子の組合せ利用に着目した。
フラットパッケージの内部は適当な集積度で能動素子が
集積化されており、デュアルインラインパッケージ、T
O−5形パツケージとともに半導体の規格パッケージと
なっている。
そして本考案によるカメラにおける配線機構は、ペンタ
ゴナルダハプリズムの側斜面上の空間を積極的に確保す
るために、ファインダカバーに中央稜線を形成すること
なく、ファインダカバーの頂部を平坦に成形しである。
そして可撓性素材で構成されるプリント配線基板をペン
タゴナルダハプリズムの光入射面および射出面を除き少
なくとも屋根形形状を形式できるような形状にしである
そしてその形状内に前記ペンタゴナルダハプリズムの斜
面に相当する位置に多数の引出し端子を有する平坦な回
路パッケージを接続できるようにプリント配線パターン
を形成しておいて、前記回路パッケージを接続したプリ
ント配線基板を前記ペンタゴナルダハプリズムの形状に
したがう立体構造をもって前記ペンタゴナルダハプリズ
ム表面に固定するようにしである。
さらにカメラの高さを増大させないように前記ファイン
ダカバーの平坦部を、プリズムに密着されているプリン
ト配線基板の稜線にきわめて接近するように固定しであ
る。
前記構成によれば、カメラの高さを全く増加させないで
プリズムの左右の斜面上に空間を形成することができる
とともに、デザイン上もバランスのとれた形状が得られ
る。
以下図示の実施例に基き本考案機構を更に詳細に説明す
るに、第1図は本考案機構の要部を示す一部分解斜面図
で、1は可撓性のプリント基板で、回路素子を取り付け
た状態でこれを折り曲げて立体的な構造体となしである
そして、その構造は一眼レフレックスカメラにおけるペ
ンタゴナルダハプリズム2の光入射面および光射出面を
除き、その屋根形面および側面並びに前面と相対する形
状構造となしである。
第1図において、9,10は金属箔の配線ラインを示し
ている。
11.12.13等は2端子の抵抗コンデンサ等の回路
部品である。
14は8端子のフラットパッケージ回路であって各端子
14 aは前記配線ライン等に半田付される。
この基板1の展開状態の一実施例を第2図に示すように
、平板構造の同図形状体を中央折り曲げ線A−Aで折り
曲げ、両側張り出し部1a、1aをその基部の折り曲げ
線B−Bでもって折り曲げる一方、屋根形面に相当する
部分1b、lbから突出した耳片1C91Cを折り曲げ
線C−Cで折り曲げるようになしである。
第3図は前記基板1の他の展開実施例を示すもので、中
央折り曲げ線A−Aで折り曲げ且つ折り曲げ線D−D部
で折り返えして屋根形部相当部分1b、lbの上に更に
第2の相当部1d、1dを重ねるようになし、折り曲げ
線C−Cで耳片1c、1cを内側に折り込むと共に折り
曲げ線BBでもって張り出し部1a、1aを前面相当部
として重ね合せるようになしである。
そして、この前面相当部の重ね合せた上層に位置する張
り出し部1aには第1図に示す如く可変抵抗器等の回路
調整素子3を取り付けるようになしである。
更に第1図において、4は前記基板1の屋根形相当部分
1b、lbの稜端の一部と前記耳片1c。
1Cの折り重なり部分との上に被せる押え金具で、合成
樹脂材等で構成され、その両側縁に突出した係止片4a
、4aに前記プリズム2の座5に一端を係架した取り付
は発条6の他端を係架して、該プリズム2上に覆い被せ
た基板1を該プリズム2と共に一体的に締め付は固定す
るようになしである。
その他、7はカメラの軍艦部カバー、8は該カバー7に
ビス等によって取り付けられる前飾り板である。
なお第3図に示すようにlb、ld部の斜面相当部を重
ね合せにするようにすると、従来のプリント板における
両面プリントに相当する機能をもたせることができ、斜
面の実装を合理的に行なうようにすることができる。
すなわち通常の機構部分の組み込みに不適当であると共
に、配線構造部を配置するとしても単に該プリズム部分
を挾みカメラ両端部分に組み込んだ電気的作動部を連絡
するリード回路程度のものをプリズム上を橋架させる程
度でしかなかった。
これに対して、前記構成よりなる本考案機構によれば、
可撓性のプリント基板1を折り曲げて立体的な構造体を
なし、プリズム2の略全面を覆うようになして、多面体
構造の該プリズム2による各面の傾斜間隙を全て有効に
活用して、配線可能な組み込み間隙となすことが出来る
このようなペンタゴナルダハプリズム2上での配線基板
の固定が極く限られた間隙部分であることおよび傾斜面
での固定手段であること並びに可撓性のプリント基板で
ある場合に単なるビス止めでは効果的な固定が出来ない
こと等により非常に困難である。
しかし図示のようにプリント基板1の一部を押え金具4
と前記プリズム2との間で挾み込むようにして該プリズ
ム2と共に一体的に固定するようにすればその作業が簡
単であることは基より、固定した可撓性のプリント基板
1に無理な歪み部分を生じせしめることなくて極めて効
果的に取り付けることが出来る。
この種電気回路機構ではカメラへの組み付は後にカメラ
作動機構部との関係上各機の特性を一致させるために必
ず回路特性の微調整を必要とするので、この調整のため
に調整可能素子が設けられる。
従来この調整に際して配線組み込み部分のカバーを取り
外すことによって行なわれていたが、その作業が甚だ手
数を要していた。
図示のように前飾り板8を取り外すようにすれば極く簡
単な作業でもって容易に調整を行なうことが出来る。
またカメラの小型化の要請に沿うために、ファインダカ
バーは第1図に示すように、プリズムの稜線2aにきわ
めて近くなるように固定する。
本考案では左右の斜面上の空間を有効に利用するもので
、2a上のフレキシブルプリント基板の役割は左右の電
気的連絡にすぎないので、ファインダカバーの頂部を高
くして、稜線上に空所を確保する必要は全くない。
以上詳しく説明したように本考案によればフレキシブル
配線板を、積極的に回路基板として使用するようにした
ので、ペンタゴナルダハプリズムの斜面を有効に利用す
ることができる。
その意味において本考案によるフレキシブル配線板は従
来の変形不能なプリント基板としての役割と、左右の斜
面を連絡する配線材としての役割と2役を果していると
いうことができる。
また本考案によればあまり厚さのないフラットパッケー
ジを有効に接続するようにしであるから、ペンタゴナル
ダハプリズムの斜面の実装塵を上昇させることができ、
ファインダカバーの頂部に図示程度の平坦部を設けてお
けば斜面の比較的上の方まで部品配置空間として利用可
能である。
そしてカメラのファインダ頂部の高さは、前記部品配置
空間を確保しても高くならない。
デザイン上のバランスもとれ、カメラの小型化の要請に
も十分沿うことができる。
以上詳しく説明した実施例につき、本考案の範囲内にお
いて種々の変形を施すことができるものである。
例えばフラットパッケージ素子だけではなく、平坦では
あるが若干厚い、デュアルインラインパッケージを用い
ることもで゛きるし、さらに薄い平坦なパッケージもい
うまでもなく使用できる。
いずれの場合もペンタゴナルダハプリズムの稜線上のフ
ァインダカバーが平坦であることにより、斜面の稜線に
近いところまで部品空間として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案機構の実施例を示す要部の一部分解斜面
図、第2図および第3図は本考案機構におけるプリント
基板の展開状態を夫々示す平面図である。 1・・・プリント基板、2・・・ペンタゴナルダハプリ
ズム、2a・・・中心の稜線、3・・・回路調整素子、
4・・・押え金具、5・・・座、6・・・発条、7・・
・カバー、7a・・・ファインダカバーの平坦部、8・
・・前飾り板、9.10・・・導体線、11.12.1
3・・・2端子回路素子、14・・・多数の引出し端子
を有する平坦な回路パッケージ、14 a・・・引出し
端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ペンタゴナルダハプリズムの中心の稜線の左右の斜面と
    ファインダカバーの頂部との間に空間を形式するために
    、前記ファインダカバーの頂部を平坦に成形し、可撓性
    素材で構成されるプリント配線基板を前記ペンタゴナル
    ダハプリズムの光入射面および射出面を除き少なくとも
    屋根形形状を形成できるような形状にしその形状内に前
    記ペンタゴナルダハプリズムの斜面に相当する位置に、
    多数の引出し端子を有する平坦な回路パッケージを接続
    できるようにプリント配線パターンを形成しておき、前
    記回路パッケージを接続したプリント配線基板を前記ペ
    ンタゴナルダハプリズムの斜面形状にしたがう前記屋根
    形形状をもって前記ペンタゴナルダハプリズムの斜面に
    密接固定し、前記ペンタゴナルダハプリズムの前記斜面
    と前記ファインダカバーとの間の空間に多数の引出し端
    子を有する平坦な回路パッケージを支持しさらに前記フ
    ァインダカバー頂部の平坦部が前記プリント配線基板の
    屋根の稜線に近接し稜線直上の空間を少なくするように
    したことを特徴とするカメラにおける配線機構。
JP1978178071U 1978-12-19 1978-12-19 カメラにおける配線機構 Expired JPS5924026Y2 (ja)

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JP1978178071U JPS5924026Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 カメラにおける配線機構

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JP1978178071U JPS5924026Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 カメラにおける配線機構

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JPS551255U JPS551255U (ja) 1980-01-07
JPS5924026Y2 true JPS5924026Y2 (ja) 1984-07-17

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ID=29188182

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JP1978178071U Expired JPS5924026Y2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 カメラにおける配線機構

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Families Citing this family (2)

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JPS6118507Y2 (ja) * 1981-04-10 1986-06-05
JPH0627979Y2 (ja) * 1987-04-10 1994-07-27 ミノルタカメラ株式会社 プリント配線基板構造

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413086U (ja) * 1977-06-30 1979-01-27

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JPS4914132U (ja) * 1972-05-10 1974-02-06

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JPS5413086U (ja) * 1977-06-30 1979-01-27

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JPS551255U (ja) 1980-01-07

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