JPH01254925A

JPH01254925A - カメラ

Info

Publication number: JPH01254925A
Application number: JP8373988A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Kaneko; 薫金子
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1988-04-05
Filing date: 1988-04-05
Publication date: 1989-10-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、カメラ、さらに詳しくは、測光用センサを備
えたカメラに関する。

［従来の技術］一般に従来のカメラでは、測光用センサはＡｐｌ光光常
光学系もに撮影光路外或いはファインダ光路外に配設さ
れている。例えば、第６図に示すように、クイックリタ
ーンミラー２の後方にＩ＼−フミラー８が配置されてい
て、クイックリターンミラー２が図示のように下降して
いる状態では、撮影レンズ１を通過しクイックリターン
ミラー２で反射した被写体光はフォーカシングスクリー
ン３゜ペンタプリズム４およびファインダ用集光レンズ
５を透過して撮影者の眼６に入射するようになっている
が、クイックリターンミラー２が跳ね上がったときは、
撮影レンズ１より入射した被写体光はハーフミラ−８を
透過して撮像素子（またはフィルム）７に投影されると
同時に、ハーフミラ−８での反射光が集光レンズ９を通
じてｉｌ？Ｉ光用センサ１０に入射するようになってい
る。

また、第７図に示すように、クイックリターンミラー２
が跳ね上がったとき、撮影レンズ１からの被写体光は撮
像索子７に投影され、その反射光が集光レンズ９を透過
して測光用センサ１０に入射する。

さらにまた、第８図に示すように、クイックリターンミ
ラー２とフォーカシングスクリーン３との間にビームス
プリッタ１１が介在されていて、このビームスプリッタ
１１でファインダ光路外に反射した光がａｌｌｌ光用セ
ンサ１０に入射するようになっている。

しかし、上述した従来のカメラでは、ハーフミラ−８，
非球面集光レンズ９．ビームスプリッタ１１等の測光用
光学系を必要とし、このため、これらの光学系を配置さ
せるためのスペースおよび測光用光束を通過させるため
のスペースが必要となってカメラが大型化するとともに
、高価な光学系部品のためにカメラも高価なものになっ
ていた。

また第８図に示したカメラは、リアルタイムによる測光
が不可能なものであった。

そこで、このような従来のカメラの不具合を解消するも
のとして、撮影光路上またはファインダ光路上であって
、比較的撮影レンズの像面に近い位置に入射光束の一部
を透過させる測光用センサを配置するようにしたカメラ
が提案されている（特開昭６０−３２０３１号公報参照
）。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、このカメラに使用されている化１光用セ
ンサは比較的撮影レンズの像面に近い位置に配置されて
いるため、その測光値は撮影対象となる画像の局所的な
明暗の分布の影響を受けやすい。このため、撮影範囲中
の数点のスポット測光や数本の同心円状の１ＴＩＪ光で
は撮影画像、ファインダ画像には悪影響はないが、局所
的な測光であるために撮影対象によっては不都合が生じ
る。また、測光点を増すと、光量がかなりロスしたり、
画像にムラが生じ好ましくない。

本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
特にΔ１１光用センサを配設するためのスペースを不要
とし、しかも測光の不都合をなくして光量のロスを防い
だカメラを提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段および作用］本発明のカメ
ラにおいては、撮像光学系におけるレンズ鏡筒内乃至レ
ンズ鏡筒近傍位置に測光用透明センサが配設されている
。またこの測光用透明センサはレンズ鏡筒内の実質的に
絞りに相当する位置に配設されるようにしてもよい。

［実　施　例］第１図は本発明の一実施例を示すカメラの概略構成の断
面図である。このカメラにおいてはカメラ本体２１に装
着されるレンズ鏡筒２２内の撮影レンズ１の絞り２３の
直ぐ後に近接して透明な測光用センサすなわち透明セン
サ２４が配置されている。この透明センサ２４の外径は
、第２図（Ａ）。

（Ｂ）に示すように、絞り２３の開放時の口径り。

に略等しく、シたがって、透明センサ２４に入射する光
量は被写体輝度に対応している。撮影時には、第２図（
Ｂ）に示すように、絞り２３が絞り込まれ、この状態で
、被写体光は透明センサ２４によって測光される。つま
りリアルタイムによる測光が行われる。

この透明センサ２４の構成は、第３図に示すように、ガ
ラス、樹脂などの透明基板２５上に透明導電膜２６を介
してアモルファスシリコン等からなる透明半導体薄膜２
７が形成され、この透明半導体薄膜２７の上面にも透明
導電膜２８が形成されてなる。透明導電膜２６．透明半
導体薄膜２７゜透明導電膜２８は、透明基板２５上に順
次、蒸着。

スパッタ等の薄膜形成手段により形成される。透明半導
体薄膜２７を挾んだ２枚の透明導電膜２６゜２８上には
電極２９ａ、２９ｂが形成されていて、この２つの電極
２９ａ、２９ｂにリード線３０が接続されている。絞り
２３の近傍位置に配置された透明センサ２４のリード線
３０は、レンズ交換式カメラでは、レンズマウントに設
けられた連結接点３１に接続されている。同接点３１は
、レンズ鏡筒２２の装着時に、カメラ本体２１のマウン
トに設けられた連結接点３２に接続されるので、透明セ
ンサ２４の出力は接点３１．３２を通じてカメラ本体２
１内の露出制御回路３３に人力される。レンズ交換式カ
メラでない場合は、上記リード線３０が直接、露出制御
回路３３の入力端子に接続されることになる。透明セン
サ２４によるリアルタイムの測光の測光値が適正値に達
すると、露出制御回路３３から露出終了信号が出力し、
素子シャッタ或いは図示されないメカニカルシャッタが
閉じて露出を終了する。

なお、透明センサ２４の透明基板２５は光路中の撮影レ
ンズ１等の光学部品を共用するようにしてもよい。

また、上記透明センサ２４はレンズ鏡筒２２内に配置す
るほか、カメラ本体２１内のマウントの近傍の二点鎖線
で示す位置２４Ａに配置するようにしてもよく、或いは
クイックリターンミラー２と撮像素子７との間の二点鎖
線で示す位置２４Ｂに配置するようにしてもよい。透明
センサ２４を位置２４Ａまたは位置２４Ｂに配置した構
成では、レンズ交換式カメラの場合、レンズ鏡筒２２毎
に透明センサ２４を設ける必要はない。

また、クイックリターンミラー２の代わりに、第４図に
示すように、ビームスプリッタ３５を用いたカメラにお
いては、ビームスプリッタ３５の前面に蒸着等により透
明センサ３４を形成するようにしてもよい。

上述した各実施例はいずれも、透明センサ２４゜３４が
撮影光路上に存在しているので、特に透明センサ２４．
３４へ光を導くための１１１１光用光学系およびこれを
配置するスペースが不要である。また、透明センサ２４
を位置２４Ａ、２４Ｂに配置する場合や、透明センサ３
４を用いた実施例でもリアルタイムによる測光が可能で
ある。

なお、上記透明センサ２４，３４の平面形状としては、
特定されるものではないが、例えば、第５図に示すよう
に、透明基板４５上に略同心円形状に形成された帯状パ
ターンの透明センサ４４であってもよい。

［発明の効果コ以上述べたように本発明によれば、カメラ内に測光用セ
ンサを配設するためのスペースを設ける必要がないため
カメラが小型化し、また、高価な光学部品を不要とし、
さらに測光の不都合をなくして光量のロスをも防ぐこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すカメラの概略構成図
、第２図（Ａ）　、　（Ｂ）は、上記第１図中の透明セン
サを開放時と絞り込み時の絞りを介して見た正面図、第３図は、上記第１図中の透明センサの断面図、第４図
は、本発明の他の実施例を示すカメラの概略構成図、第５図は、透明センサのパターンの一例を示す平面図、第６〜８図は、従来のカメラの各列を示す概略構成図で
ある。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）撮像光学系におけるレンズ鏡筒内乃至レンズ鏡筒
近傍位置に測光用透明センサを配設したことを特徴とす
るカメラ。
（２）上記測光用センサはレンズ鏡筒内において、実質
的に絞りに相当する位置に配設されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のカメラ。