JPH01253724A - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents

放射線画像情報読取装置

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JPH01253724A
JPH01253724A JP63081964A JP8196488A JPH01253724A JP H01253724 A JPH01253724 A JP H01253724A JP 63081964 A JP63081964 A JP 63081964A JP 8196488 A JP8196488 A JP 8196488A JP H01253724 A JPH01253724 A JP H01253724A
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Makoto Okoda
大古田 誠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートに励起光を照射し、蓄積記録された放射線画像
情報に応じて生じた輝尽発光光を検出して前記放射線画
像情報を光電的に読み取る放射線画像情報読取装置に関
し、より一層詳細には、読取と消去を同一の光源で行な
うことを可能にし、装置全体を小型化することのできる
放射線画像情報読取装置に関するものである。
〈従来技術およびその問題点〉 放射線像を画像として得る方法として、従来より銀塩感
光材料からなる乳剤層を有する放射線写真フィルムと増
感紙との組合わせを用いる、いわゆる放射線写真システ
ムが利用されている。 最近、前記放射線写真システム
に代るものとして、蓄積性蛍光体を用いる放射線画像変
換システムが注目されるようになった。
ここで、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、α線、β線、
γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線の
エネルギの一部がその蛍光体中に蓄積され、この蛍光体
に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギ
に応じてが輝尽発光する蛍光体をいう。
この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報をいったん蓄積性蛍光体からなる層を有するシ
ート(以下、「蓄積性蛍光体シート」または車に「蛍光
体シート」という)に蓄積記録し、このシートを励起光
で走査して輝尽発光させ、生じた輝尽発光光を光学的素
子により読み取り電気信号に変換して画像信号を得、こ
の画像信号を処理して診断適正のよい被写体の放射線画
像を得る放射線画像情報記録再生システムが提案されて
いる(例えば、特開昭55−12429号、同56−1
1395号、同55−163472号、同56−104
645号、同、55−116340号等)。
ところで、このシステムは従来の放射線フィルムと増感
紙を用いる放射線写真システムと比較して極めて広い放
射線露出域にわたって画像を記録し得るという実用的な
利点を有している。
すなわち、蓄積性蛍光体においては放射線露光量に対し
て、蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が
極めて広い範囲にわたって比例することが認められてい
る。 従って、種々の撮影条件により放射線露光量がか
なり大幅に変動しても、前記発光光の光量を読取ゲイン
を適当な値に設定して光電変換手段により読み取って電
気信号に変換し、この電気信号を用いて写真感光材料等
の記録材料、CRT等の表示装置に可視像として出力さ
せれば放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を
得ることが出来る。 従って、これらの可視像は観察読
影適性(診断適性)の優れた放射線画像となるという極
めて大きな効果も奏する。
このような、放射線画像情報再生システムにおいては、
蓄積性蛍光体シートは画像情報を保存することなく、前
記のように最終的に記録媒体に画像を与えるために一時
的に放射線画像情報を保持するだけのものであるから、
この蓄積性蛍光体シートは繰り返し使用するようにして
もよく、また、このように繰り返し使用すれば極めて経
済的で便宜である。
そこで、本出願人は、特開昭59−192240号、同
59−256130号、特願昭59−220739号、
同60−232029号、特開昭62−91933号お
よび同62−124549号などに、読取用励起光源と
してレーザ光源を用い、ガルバノメータミラーやポリゴ
ンミラーなどの光偏向器により偏向されたレーザ光で蓄
積性蛍光体シートを走査する画像読取部と、消去用光源
として、蛍光灯、クセノンランプなどを複数用い、読取
部の前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線エネルギ
を放出させる消去部とを有し、蓄積性蛍光体シートを効
率的に循環再使用する放射線画像情報読取装置、および
放射線画像情報記録読取装置を開示している。
ところで上記放射線画像情報記録読取あるいは読取装置
は、いずれも、読み取り用光源と消去用光源とは異なる
光源、例えば、読み取り用光源としてはレーザ光源など
を用い、消去用光源としては蛍光灯、クセノンランプな
どを用いているので、読取部と消去部とをそれぞれ別個
に設ける必要があり、放射線画像情報読取装置が大型化
するなどの問題があった。
また、これらの読取部と消去部が別個に設けられた放射
線画像情報読取装置においては、読取部から消去部への
蓄積性蛍光体シートの搬送手段が必要となるものもあり
、搬送機構が?!1.雑になるばかりか、装置構成が複
雑かつ大型になるなどの問題があった。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、一つ
の光源を線状に絞り、蓄積性蛍光体シートに線状照射し
て画像読取用励起光源とし、また同一の光源を用いて蓄
積性蛍光体シートに広範囲に照射して消去用光源として
用いることにより、装置全体の大きさを効果的に小型化
することができ、また内部の機構も簡略化することがで
き、かつ、装置のコストダウンを図ることができる小型
で取扱いの簡便な放射線画像情報読取装置を提供するに
ある。
〈発明の詳細な説明〉 本発明は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光
体シートを照射する一つの光源と、該光源からの発せら
れた光を前記蓄積性蛍光体シートに線状照射する状態と
読み取り終了後の前記蓄積性蛍光体シート上に広く照射
する状態とを選択的に切換え可能な照射光切換手段と、
線状照射光により照射された前記蓄積性蛍光体シートの
部分に対向して、少なくともこの線状の照射部分の長さ
に配設され、前記線状照射光の照射により前記蓄積性蛍
光体シートから前記放射線画像情報に応じて発される輝
尽発光光を受光して光電的に読み取る光電読取手段、前
記光源、前記照射光切換手段および前記光電読取手段を
前記蓄積性蛍光体シートに対して相対的に移動させる移
動手段とを具えることを特徴とする放射線画像情報読取
装置を提供するものである。
また、前記照射切換手段は、一方の側に前記光源から発
せられた光を前記蓄積性蛍光体シートに線状照射せしめ
るスリットを有し、他方の側は読み取り終了後の前記蓄
積性蛍光体シートに残存する前記放射線画像情報を消去
するため前記光を前記蓄積性蛍光体シートに広く照射す
るよう開放された回転可能なスリット板であるのが好ま
しい。
また、前記スリット板の光源側の面は前記光源の発する
励起光を反射する反射面であるのが好ましい。
また、前記光電読取手段が多数の固体光電変換素子から
なるラインセンサを有するものであるのが好ましい。
また、前記移動手段は前記蓄積性蛍光体シートの搬送手
段であるのが好ましい。
また、前記移動手段は前記光源、前記照射切換手段およ
び前記光電読取手段を有する読取消去ユニットの往復移
動手段であるのが好ましい。
〈発明の具体的構成〉 以下に、本発明に係る放射線画像情報読取装置を添付の
図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
第1a図および第1b図は本発明の放射線画像情報読取
装置の一実施例の断面図であり、第2図は第1a図の部
分拡大斜視図である。
本実施例の放射線画像情報読取装置(以下、単に「読取
装置」という)10はカセツテ保持部12、読取消去部
14および蓄積性蛍光体シート搬送手段(以下、シート
搬送手段という)16とを有する。
カセツテ保持部12は蓄積性蛍光体シート18を収容可
能なカセツテ20を着脱自在に保持する部分である。 
読取装置10の筺体22の側部24にはカセツテ20を
挿入するための開口26が開けられ、側部24の開口2
6から外方に延長するカセツテ支持台28が設けられる
。 筐体22の内側で開口26の近傍にはカセツテ20
の蓋部材20bを開くための閉蓋機構(図示せず)が設
けられ、開蓋されたカセツテ20の本体20aに対して
蛍光体シート18の出し入れを行なう蛍光体シート取出
ローラ30が設けられる。 この取出ローラ30はカセ
ツテ20の蓋部材20bが開蓋されると第1a図中破線
で示す第1の位置から同図中実線で示す第2の位置にg
勅し、蛍光体シート18に接して回転し、蛍光体シート
18をカセツテ20内から搬出し、逆に、読み取りおよ
び消去が終ると蛍光体シート18を逆送し、カセツテ2
0内に完全に収納すると、元の位置(第1a図破線で示
す位置)に戻るように構成される。
取出しローラ30の前方には、蛍光体シート18を読取
消去部14へ搬送する搬送ローラ32が設けられる。
搬送ローラ32の前方には、蓄積性蛍光体シートの読取
消去部14に対する移動手段であるシート搬送手段16
が設けられる。 シート搬送手段16は2個のローラ3
4.36とこれらのローラに張架されたエンドレスベル
ト38により構成され、蛍光体シート18を副走査搬送
あるいは消去搬送する。 ここでエンドレスベルト38
の張架長さは蛍光体シート18の長さより長くするのが
好ましい。
シート搬送手段16の上部には読取消去部14が配設さ
れる。 読取消去部14には光源40と、光源40を読
取走査露光用の線状照射の状態と消去用の開放全面照射
の状態とを切り換える照射光切換手段としてのスリット
板42と、蛍光体シート18への光源4oの線状照射に
より生じる輝尽発光光を光電的に読み取る光電読取手段
44とを有する。
光源40は読取および消去の可能な励起光を発するもの
ならなんでもよいが、該励起光を読取のためスリット板
42のスリット46によって線状光線48とし、蛍光体
シート18を線状照射し、かつ、該励起光を消去のため
に開放照射するので、第2図に示すように、長尺の形状
の光源が好ましい。 このような光源4oとしては、例
えばタングステンランプ、ヨーソランプ、クセノンラン
プ、水銀灯、ナトリウムランプ、蛍光灯などが代表的に
挙げられる。
スリット板42は、回転可能な半円管状部材であって、
一方の側には光源40の発する励起光を蛍光体シート1
8に線状に照射せしめるために前記励起光を線状光線4
8にするスリット46を有し、他方の側は読み取り終了
後の蛍光 。
体シート18に残存する放射線画像情報を前記励起光に
より消去するために前記励起光を直接照射するように開
放されている。 読み取りにおいては第1a図に示すよ
うに、図示しない回転駆動手段によりスリット板42は
回転し、スリット46が光源40と蛍光体シート18の
間に位置するように定め、光源40の発する光がスリッ
ト46によって線状光線48とされ、線状光線48がほ
ぼ直角に蛍光体シート18に線状照射され、蛍光体シー
ト18の担持する放射線画像情報に応じた輝尽発光を生
じせしめる。
他方、消去においては第1b図に示すように、スリット
板42は回転し、スリット板42の開放端(スリットの
逆側)を蛍光体シート18側に向け、光源40の励起光
を直接全面照射せしめるように構成している。  この
ため、スリット板46の内側面50は光源40の発する
励起光の全部を蛍光体シート18に照射せしめることか
できるように、光反射面とするのが好ましい。 また、
筐体22の上面部材の内面52、特に光源40を覆う部
分の内面54は遮光面とするのが好ましい。 さらにこ
の内面54は反射面としてもよい。
光電読取手段44は、スリット46を透過した線状光線
48が蓄積性蛍光体シート18上に画成する主走査線5
6に対向して少なくともこの主走査線56の長さに配設
され、線状光線48の照射によって蛍光体シート18か
ら蛍光体シート18の担持する放射線画像情報に応じて
発生する輝尽発光光を受光し、電気信号に変換する光導
電体、フォトダイオードあるいはフォトトランジスタな
どの固体光電変換素子を多数はぼ線状に配置したライン
センサを有している。 ラインセンサとしては、例えば
、本出願人の出願に係る特開昭60−111568号、
同60−230132号公報に開示されたものを用いる
ことができる。
本実施例の放射線画像情報読取装置は基本的には以上の
ように構成されるものであり、以下にその具体的作用に
ついて説明する。
図示しない外部の撮影装置において、内部に収納した蛍
光体シート18に撮影の行われたカセツテ20は、第1
a図に矢印Bで示すように水平方向に装着される。 カ
セツテ2oはカセツテ本体20aと、カセツテ保持部1
2への挿入方向先端に設けられた開閉自在の蓋部材20
bとからなっており、カセツテ保持部12内に装填され
ると蓋部材20bは図中破線で示す閉位置から図中実線
で示す開位置へと回動せしめられる。 カセツテ保持部
12内にはカセツテ20に対して蛍光体シート18の出
し入れを行なうシート取出手段である取出ローラ30が
設けられており、カセツテ20の蓋部材20bが開位置
に至ると、図中破線で示す第1の位置から図中実線で示
す第2の位置に移動し、蛍光体シート18に接して回転
し、蛍光体シート18をカセツテ20内から搬出する。
カセツテ保持部12内に装填されたカセツテ20に収納
されている蛍光体シート18の先端の位置は位置P、と
なる。 取出ローラ30は上述のように蛍光体シート1
8の先端近傍部分に接して回転することにより、蛍光体
シート18のカセツテ20からの搬出を開始し、蛍光体
シート18を搬送ローラ32に渡す。 蛍光体シート1
8はこの搬送ローラ32およびエンドレスベルト38に
より読取消去部14へと搬入される。
蛍光体シート18はシート搬送手段16により、第1’
a図に示すように矢印A、方向に搬送されて、その他端
が、線状光線48のの照射位置である走査開始位置P2
に至ると、励起光の照射による読み取りが開始される。
この時、読取消去部14はスリット板42が回転し、ス
リット46を蛍光体シート18側に向は読取状態となり
、励起光源4oの発する励起光がスリット46により線
状光線48となり、蛍光体シート18を線状照射する。
この励起光の線状照射によって、蛍光体シート18に蓄
積されていた放射線画像情報に応じて蛍光体シート18
から輝尽発光光が発生する。 この輝尽発光光を光電読
取手段44が受光し、光電変換して、電気信号として読
み取る。 読み取られた信号は信号処理されてメモリな
どに保持される。
一方、カセツテ保持部12内にあるカセツテの挿入方向
先端位置P、からこの走査開始位置P2までの蛍光体シ
ート18の搬送距離は蛍光体シート18の搬送方向の長
さより小さくすると、蛍光体シート18の先端が位置P
2にある時には、蛍光体シート18の後端近傍部分はカ
セツテ20内に残っている。 従って蛍光体シート18
はカセツテ20から完全に搬出されないうちに読み取り
が開始されるので、蛍光体シート18の搬送距離が短く
できる。  ところで、可視像出力用の画像信号を得る
ための読取り(本読み)に先立って、予めシートに蓄積
記録されている放射線画像情報の概略を読み取る先読み
を行ない、この先読みによって得られた画像情報に基づ
いて上記本読みを行なう際の読取条件等を決定し、この
読取条件に従って前記本読みを行なう場合がある(例え
ば特開昭58−67240号公報参照)。
このような本読みとともに先読みも行う場合には、蛍光
体シート18はその先端が走査開始位置P2から走査終
了位置P3まで矢印A2方向に移動する間に線状光線4
8が照射されまず先読みが行なわれる。
上記のように先読みが終了すると、エンドレスベルト3
0および搬送ローラ32はスイッチバックにより逆転さ
れ、蛍光体シート18は矢印A3方向に搬送されてその
先端が位置P3から位置P2に戻される。 蛍光体シー
ト18は先端が走査開始位置P2に戻されると再び矢印
A4方向に搬送されて本読みが行なわれる。
蛍光体シート18の先端が走査終了位置P。
まで搬送される間に本読みが行なわれる。 こうして、
蛍光体シート18に担持されていた放射線画像情報は全
面に亘って読み取られる。
読み取りが終了すると、第1b図に示すようにスリット
板42が回転し、開放端を蛍光体シート18側に向は消
去状態となり、励起光源40の発する励起光が消去光と
して蛍光体シート18に直接照射される。 これと同時
に、再びエンドレスベルト38は反転し、蛍光体シート
18は矢印A5方向に搬送されて、消去が行なわれる。
 蛍光体シート18の消去が進むと、蛍光体シート18
は搬送ローラ38に渡される、この間も消去は行なわれ
る。 蛍光体シート18の端部が走査開始位置P2を超
えると消去が終わる。 この後も、蛍光体シート18は
さらにこの搬送ローラ38によりカセツテ20内に送ら
れ、カセツテ20内の前記第2の位置にある取出ローラ
30は蛍光体シート18をカセツテ20外に搬出する際
とは逆方向に回転し、蛍光体シート18をカセツテ20
内に完全に搬入する。 蛍光体シート18の搬入が終了
すると取出ローラ30は再び前記第1の位置に戻って次
のカセツテの装填に備え、カセツテ20の蓋部材20b
は閉位置に戻されてカセツテ20はカセツテ保持部12
から引き出される。
第1a図、第1b図および第2図に示す実施例では、シ
ート搬送手段16をローラ34゜36およびエンドレス
ベルト38による搬送系を構成し、蛍光体シート18を
エンドレスベルト38に載置して走査搬送あるいは消去
搬送するように構成したが、本発明はこれら限定される
わけではなく、第3図に示すように二組のローラ対60
.62により挟持搬送して走査および消去を行なうよう
構成してもよい。
第3図に示す放射線画像情報読取り装置11はシート搬
送手段16を除き、第1a図に示す読取装置10と同じ
構成であるので、同じ構成要素には同じ番号を付し、そ
の説明は省略する。
第3図に示すように、シート搬送手段16は、蛍光体シ
ート18を挟持搬送する二組のローラ対60.62およ
びガイド部材64.66とを有する。  ローラ対60
.62は図示しない駆動手段により同期駆動される。ロ
ーラ対60.62の間隔は蛍光体シート18が常にどち
らか一方のローラ対により挟持搬送されるように、蛍光
体シート18の長さより短い間隔にするのが好ましい。
 ガイド部材64.66は蛍光体シート18がローラ対
間で湾曲したりしなければ、必ずしも設けなくともよい
が、蛍光体シート18を好適に支持するには設けるのが
好ましい。 また、ガイド部材64.66は蛍光体シー
ト18を好適に支持できればいかなるものでもよい。 
また、ガイド部材64.66の上部に蛍光体シート18
を好適に案内するためのガイド部材を設けてもよい。
第1a図〜第3図に示す実施例では、シート搬送手段1
6を蛍光対シート18の搬送系により構成し、蛍光体シ
ート18を搬送して、走査露光並びに消去照射している
が、本発明はこれに限定されるわけではなく、蛍光体シ
ート18に対して読取消去部14を相対的に9勤させる
移動手段を有していればよく、蛍光体シート18を固定
し、読取消去部14をユニット化し、この読取消去部1
4を移動可能に構成してもよい。 この−例を第4a図
および第4b図に示す。
第4a図および第4b図に示す放射線画像情報記録読取
装置70は本発明に係る放射線画像情報読取装置72と
本読取装置72の上面である撮影台74の上方に配され
たX線源等の放射線源76とからなっており、装置本体
内部の前記撮影台74の下面には蓄積性蛍光体シート7
8が固定保持されている。 蓄積性蛍光体シート78は
放射線透過性の基板78aの上に蓄積性蛍光体層78b
が形成されてなるものであり、また撮影台74も放射線
透過性を有するものとなっている。 なお蓄積性蛍光体
シート78は撮影台74の下面に直接蛍光体層が形成さ
れてなるものであってもよい。 本装置においては放射
線源76と撮影台74により画像記録手段80が構成さ
れている。
上記の蛍光体シート78の下方には、読取消却部14を
ユニット化して筐体82内に一体的に収納した読取消去
ユニット84が設けられており、移動手段により移動で
きるよう構成される。 本実施例においては、8勤手段
として読取消去ユニット84を往復移動せしめるユニッ
ト移動手段85が設けられ、この読取消去ユニット84
は第4a図に実線で示す右端位置(第1の位置)から、
第4b図に実線で示す左端位置(第2の位置)までの間
を蛍光体シート78に対向しつつ往復移動可能となって
いる。
本実施例においては前記第1の位置から第2の位置まで
の矢印C1方向の移動路を往路、前記第2の位置から第
1の位置までの矢印C2方向の移動路を復路とする。
ユニット移動手段85は、第4a図、第4b図に示すよ
うに、ユニット84の移動方向に延びたスクリューロッ
ド86と、このスクリューロッド86に嵌合するユニッ
ト支持部88と、スクリューロッドに軸支された歯車9
0と、この歯車90と噛合する歯車92と、この歯車9
2を正逆両方向に回転させるモータ94とからなり、モ
ータ94により歯車90.92を介してスクリューロッ
ド88が回転せしめられることによりユニット支持部9
0を8勤させてユニット84の往復移動を行なうように
なっている。
前記画像記録手段80の撮影台74上に被写体96が載
置されると放射線源76が作動され、被写体96の透過
放射線画像が蛍光体シート78上に投影され、被写体の
放射線画像情報が蛍光体シート78の蛍光体層78bに
蓄積記録される。 上記撮影が終了すると、読取消去ユ
ニット84が第4a図に示す画像読取状態となり、この
ユニット84により蛍光体シート78に蓄積記録された
画像情報の読み取りが行なわれる。
ここで読取消去ユニット84は光源40と、回転可能な
スリット板42と光電読取手段44と、遮光板98と、
これらを一体的に収納する筐体82とから構成され、筺
体82内に収納した以外は第1a図に示す読取消去部1
4と同様の構成であるので詳細な説明は省略する。
画像読取状態では、読取消去ユニット84内のスリット
板42はスリット46の側を蛍光体シート78側に向け
、光源40の励起光を線状光線48として、蛍光体シー
ト78を線状照射する。 蛍光体シート78の励起光の
線状照射箇所からは、蓄積記録された画像情報に応じて
輝尽発光光が生じ、この輝尽発光光は光電読取手段44
により電気信号として読み取られる。
一方、読取消去ユニット84はユニット移動手段85に
より一定速度で矢印C1方向に第4a図に示すように、
第1の位置から第2の位置まで搬送されることにより、
蛍光体シート78はその全面に亘って読み取られる。
読み取りが終了すると、第4b図に示すように、回転ス
リット板42は略180゛回転し、蛍光体シート78側
に開放端を向け、光源40の励起光が蛍光体シート18
に直接照射される。 ここでも、読取消去ユニット84
は消去状態で、前記第2の位置から第1の位置まで矢印
B方向に搬送され、蛍光体シート78の全面に亘って消
去光としての前記励起光が照射される。 こうして、読
み取り後に蛍光体シート78に残存していた放射線画像
情報はほぼ消去され、次の撮影に準備される。
第4a図、第4b図に示す例では蛍光体シート78は固
定型としているが着脱可能にしてもよい。
第1a図、第3図および第4a図に示す例では、照射光
切換手段として、回転可能なスリット板42を用いたが
、本発明はこれに限定されるわけではなく、第5a図お
よび第5b図に示すように、往復出入するスリット板4
2′を用いてもよく、また第6a図および第6b図に示
すようにスリット部46″を有する液晶シャッタ42″
を用いてもよい。
第5a図、第5b図、第6a図および第6b図に示す実
施例においては、照射光切換手段を除き、第1a図およ
び第1b図に示す実施例と同一であるので、同じ構成要
素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
第5a図および第5b図に示す例では、光源40を収納
する筐体58の下面部がスリット46を有するスリット
板42′で構成される。
スリット板42′は図示しない駆動手段により、往復出
入れすることができる。 ここで、先読みおよび本読み
時には第5a図に示すように、スリット板42′は筐体
58の下面部に配置され、スリット46を透過する線状
光線48が蓄積性蛍光体シート18を線状照射する。
一方、消去時には、第5b図に示すように、スリット板
42′は図示しない駆動手段により側方へ移動せしめら
れ、筐体58の下面部を開放し、光源40は蓄積性蛍光
体シート18を全面照射する。
第6a図および第6b図に示す例では、光源40を収納
する筐体58の下面部はスリット46“を有する液晶シ
ャッタ42“で構成される。
本実施例においては上記液晶シャッタ42″としてネマ
チック液晶を用いたネジレ効果型液晶素子と光偏光板と
を組み合わせてなる公知の液晶シャッタが用いられてい
る。 この液晶シャッタ42″は、第7図に示すように
中央部にスリット部46″を有し、第8図に示すように
2枚の透明ガラス板a、a間にスペーサf。
fを介してネマチック液晶すを封入し、両ガラス板a、
aの外側に光偏光板e、Cを配設して成り、かつ上記透
明ガラス板a、aの内面にはスリット部46″を除き透
明電極層d、dが蒸着され、該電極層d、dの上には互
いに直交する方向に配向性能が付与された有機物被膜e
、eが設けられている。 上記両偏光板c、cは偏光方
向が互いに直交する様に配設されている。
この様に構成された液晶シャッタ42″は、その画電極
層d、dを介して液晶すに電圧Vを印加するとスリット
部46″を除き不透明状態となり、電圧を印加しないと
全体が透明状態となる。 なお、上記液晶シャッタ42
″が電圧の印加、無印加により上記の状態変化を行なう
理由については周知であるのでその説明は省略する。
ここで、先読みおよび本読み時には、液晶シャッタ42
″は第8図に示す画電極層d、dを介して液晶すに電圧
Vが印加され、スリット部46″を除き不透明状態とな
るので、第6a図に示すようにスリット部46″を透過
する線状光線が蓄積性蛍光体シート18を線状照射する
。 一方、消去時には、液晶シャッタ42″は画電極層
d、dに電圧■が印加されず、全体が透明状態となり、
第6b図に示すように、光源40は蓄積性蛍光体シート
18を全面照射する。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて詳細に説明
したけれども、本発明はこれに限定されるものではなく
、読取用光源と消去用光源とを同一化できるものなら、
数枚の蓄積性蛍光体シートを循環使用する大型の放射線
画像情報読取装置から、1枚の蛍光体シートを使用する
小型の放射線画像情報読取装置まで適用可能なように用
いることができる等本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論で
ある。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明によれば、蓄積性蛍光体
シートの担持する放射線画像情報の読取と読取後の残存
する放射線画像情報の消去を同一光源にて行なうことか
ができるので、読取のための装置および消去のための装
置をコンパクト化できる。
従って、本発明においては、前記読取と消去を同一の区
域で行なうことができるので、前記蛍光体シートの搬送
距離あるいは、読取消去部の走査移動距離を大幅に短縮
でき、放射線画像情報読取装置の小型化、コンパクト化
を進め、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、それぞれ本発明に係る放射
線画像情報読取装置の一実施例の読取状態および消去状
態を示す断面模式図である。 第2図は、第1a図の部分拡大斜視図である。 第3図は、本発明に係る放射線画像情報読取装置の別の
実施例の断面模式図である。 第4a図および第4b図は、それぞれ本発明に係る放射
線画像情報読取装置を組み込んだ放射線画像情報記録読
取装置の一実施例の読取状態および消去状態の概要を示
す断面模式図である。 第5a図および第5b図は、それぞれ本発明に係る放射
線画像情報読取装置の別の実施例の読取状態および消去
状態を示す断面模式図である。 第6a図および第6b図は、それぞれ本発明に係る放射
線画像情報読取装置の別の実施例の読取状態および消去
状態を示す断面模式図である。 第7図は、第6a図および第6b図に用いられる液晶シ
ャッタの斜視図である。 第8図は、第7図の■−■線における切断面図である。 符号の説明 10.11.72・・・放射線画像情報読取装置、12
・・・カセツテ保持部、 14・・・読取消去部、 16・・・蓄積性蛍光体シート搬送手段、18.78・
・・蓄積性蛍光体シート、20・・・カセツテ、 20a・・・カセツテ本体、 20b・・・蓋部材、 22.82・・・筐体、 24・・・側面、 26・・・開口、 28・・・カセツテ支持台、 30・・・取出ローラ、 32・・・搬送ローラ、 34.36・・・ローラ、 38・・・エンドレスベルト、 40・・・光源、 42.42′・・・スリット板、。 42″・・・液晶シャッタ、 44・・・光電読取手段、 46.46’ ・・・スリット、 46″・・・スリット部、 48・・・線状光線、 50・・・スリット板内側面、 52・・・上面部材内面、 54・・・光源部の内面、 56・・・主走査線、 60.62・・・ローラ対、 64.66・・・ガイド部材、 70・・・放射線画像情報記録読取装置、74・・・撮
影台、 76・・・放射線源、 78a・・・基板、 78b・・・蓄積性蛍光体層、 80・・・画像記録手段、 84・・・読取消去ユニット、 85・・・ユニットB助手段、 86・・・スクリューロッド、 88・・・ユニット支持部、 90.92・・・歯車、 94・・・モータ、 96・・・被写体、 98・・・遮光板、 a・・・透明ガラス板、 b・・・ネマチック液晶、 C・・・光偏光板、 d・・・透明電極層1、 e・・・有機物被膜、 f・・・スペーサ FI G、 1a       [! ビ3          ビ2       PiFI
G、2 FIG、3 P3         P2      P1FIG、
5a       埠 l″31′2)Jl FIG、6a       埠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
    ートを照射する一つの光源と、該光源からの発せられた
    光を前記蓄積性蛍光体シートに線状照射する状態と読み
    取り終了後の前記蓄積性蛍光体シート上に広く照射する
    状態とを選択的に切換え可能な照射光切換手段と、線状
    照射光により照射された前記蓄積性蛍光体シートの部分
    に対向して、少なくともこの線状の照射部分の長さに配
    設され、前記線状照射光の照射により前記蓄積性蛍光体
    シートから前記放射線画像情報に応じて発される輝尽発
    光光を受光して光電的に読み取る光電読取手段、前記光
    源、前記照射光切換手段および前記光電読取手段を前記
    蓄積性蛍光体シートに対して相対的に移動させる移動手
    段とを具えることを特徴とする放射線画像情報読取装置
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US10139497B2 (en) * 2011-11-22 2018-11-27 DüRR DENTAL AG Device and method for reading an imaging plate
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US10591615B2 (en) 2011-11-22 2020-03-17 Dürr Dental Device and method for reading an imaging plate

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