JPH01253334A - 複数のディジタル伝送路終端方式 - Google Patents

複数のディジタル伝送路終端方式

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JPH01253334A
JPH01253334A JP63078196A JP7819688A JPH01253334A JP H01253334 A JPH01253334 A JP H01253334A JP 63078196 A JP63078196 A JP 63078196A JP 7819688 A JP7819688 A JP 7819688A JP H01253334 A JPH01253334 A JP H01253334A
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digital transmission
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Masahiro Ashi
賢浩 芦
Yoshihiko Miyano
宮野 吉彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、網同期化された複数のディジタル伝送路を論
理的に終端する方式に係り、特に複数の低速度ディジタ
ル伝送路を、伝送路対応に収容するインタフェース部が
小型化されるのに好適とされた複数のディジタル伝送路
終端方式に関するものである。
[従来の技術] 網同期化されたディジタル伝送路を複数収容する伝送装
置における、従来技術に係る伝送路終端回路としては、
「ディジタル通信技術」 (田中公男・著、 1986
年3月25日、東海大学出版会発行)の第94.95頁
に記載されているものが知られている。一般に伝送路終
端回路は大別して、伝送路上の信号レベルと論理回路レ
ベルの信号とを相互変換する部分と、論理的に伝送路上
の多重化フレームを終端する部分とからなるが、上記公
知文献による場合U/B(U;ユニポーラ、B;バイポ
ーラ)、B/U変換部が前者に、また、他の回路部分は
後者に属するようになっている。これまでにあっては、
そのような伝送路終端回路はディジタル伝送路対応に設
けられるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これまでにあっては、ディジタル伝送路
対応に伝送路終端回路が必要とされていることから、同
期多重変換装置に代表されるような、複数の同期化され
たディジタル伝送路を収容するインタフェース部を有す
る装置においては。
収容伝送路数分の伝送路終端回路が要され、これがため
にインタフェース部の規模が大型化されるという不具合
がある。今後伝送装置一般では装置自体の小型化は必須
であり、特にインタフェース部の小型化は重要な課題と
なっている。
本発明の目的は、伝送路を終端する回路が示現伝送路終
端方式を供するにある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的は、複数のディジタル伝送路各々からの信号に
ついて、長周期位相変動を吸収したうえビット同期をと
り、これらビット同期がとられた信号を複数のディジタ
ル伝送路について多重化した後に時分割多重処理によっ
て、論理的にディジタル伝送路の終端を行なうことで達
成される。
[作用] 複数のディジタル伝送路各々からのディジタル信号は、
そのディジタル伝送路周囲の温度変動に伴い発生する長
周期位相変動(ワンプ)が先ず吸収された後、スリップ
レスでディジタル伝送路を収容する伝送装置の装置統一
クロックによってビット同期されるようになっている。
更にビット同期された複数の信号はビット多重化された
うえ時分割多重処理によって、フレーム同期や警報検出
送出、付加情報ビットの挿抜等、論理的な伝送路終端が
行なわれるようになっている。これにより終端用回路は
複数のディジタル伝送路によって共用化され得、伝送装
置のインタフェース部の小型化が図れることになるもの
である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第3図により説明
する。
先ず第1図により本発明に係るディジタル伝送装置での
インタフェース部の構成について説明すれば9本例での
インタフェース部には計2本の網同期化されたディジタ
ル伝送路1,2が収容されており、ディジタル伝送路1
.2対応に設けられた受信側伝送路対応部10.20お
よび送信側インタフェース回路13.23と、ディジタ
ル伝送路1,2に共通とされた共通部100とから構成
されたものとなっている。このうち、受信側伝送路対応
部10は受信側インタフェース回路11および位相変動
吸収回路12より、また、受信側伝送路対応部20は受
信側インタフェース回路21および位相変動吸収回路2
2よりなり、受信側伝送路対応部10.20は同一構成
となっている。更に共通部100は多重回路101゜分
離回路102、制御回路103および終端回路104を
以て構成されたものとなっている。
次に、それら回路の全体としての動作について説明すれ
ば、先ず伝送路1受信信号は受信インタフェース回路1
1でその信号の等化増幅や識別、符号変換が行なわれ、
更にその信号よりクロック信号L N CKの抽出が行
なわれるようになっている。
その後は位相変動吸収回路12に対しデータ信号LNl
)TINとしてクロック信号LNCKとともに送出され
るようになっている。位相変動吸収回路12にはそれら
信号LNDTIN、LNCKに加え、制御回路103か
ら書込初期化信号WR8T、読出初期化信号RR8Tお
よび装置内統一クロック信号EQCKが入力されており
、データ信号LNDTINはそれ自体に含まれているワ
ンプが吸収されたうえ装置内統一クロック信号EQCK
にビット同期されて多重回路101にデータ信号LND
TOUTとして送出されるが、このような動作は受信側
伝送路対応部20についても同様となっている。
さて、多種回路101ではそれら2系統のデータ信号L
’NDTOUTを、制御回路103からの多重制御45
号にもとづきビット多重したうえ終端回路104に送出
するが、終端回路104にはそのビット多重された信号
の他に、インタフェース部外部から装置内タイミング信
号と、多重化された装置内側入力データとが入力されて
おり、時分割多重処理によってフレーム同期や警報検出
・送出、付加情報ビットの挿抜が行なわれるようになっ
ている。
その後装置内側に対してはオクテツト多重された装置内
側出力データと、伝送路終端時に検出されたW報情報と
が送出される一方、分離回路102にはフレームとして
組立てられたビット多重化信号が、また、制御回路10
3には多重分離制御信号および位相変動吸収回路12.
22の動作初期化指定信号が送出されるものとなってい
る6分離回路102では制御回路103からの分離制御
信号にもとづきビット多重化信号を2分離し、分離され
たビット多重化信号はそれぞれ送信インタフェース回路
13゜23を介しディジタル伝送路1,2上に送出され
るようになっている。送信インタフェース回路13゜2
3では分離されたビット多重化信号は符号変換された後
、ライントライバを介しディジタル伝送路1.2上に送
出されているものである。
以上、全体としての回路動作について説明したが、ディ
ジタル伝送路対応に設けられる位相変動吸収回路につい
てより詳細に説明すれば以下のようである。
即ち、位相変動吸収回路は本発明に係るディジタル伝送
路終端回路の規模を大きく左右しているが、第2図は位
相変動吸収回路12.22での入出力信号を示したもの
である。一般にワンプとは、伝送路上を伝搬される信号
が、伝送路上での伝搬遅延時間の変動によってその信号
速度が緩やかに長周期的に変動する現象をいうが、第2
図に示すように位相変動吸収回路への入力データにはワ
ンプが含まれたものとなっている。図中F1〜Filは
入力データ中のフレームとその区切りを示しており、本
来同一時間長であるべきものがワンプのために不均一に
なっていることが知れる。一方、−般に複数のディジタ
ル伝送路を収容したうえディジタル伝送路各々からの信
号を多重化する場合には信号速度を同一化し、かつ少な
くともビット同期をとる必要があるものとなっている。
本例では位相変動吸収回路12.22がその機能を果し
ており、位相変動吸収回路12.22への入力データは
その内部でワンプが抑圧されたうえ装置内統一クロック
信号EQCKに同期して位相変動吸収回路12.22の
出力データとして多重回路101に出力されるものとな
っている。位相変動吸収回路12、22は具体的には、
いわゆるFIFOメモリやE S (E 1astic
 S tore)メモリによって構成され、位相変動吸
収回路12.22によってワンプを吸収する際には、ス
リップによるデータ系列の乱れを防止すべくデータの入
出力側動作が制御されるようになっている。第2図にお
いては、入力データに対する出力データの最小遅延時間
T winがTwin≧0、かつ最大遅延時間Tmax
がTmax≦M−f(M;メモリ容量、f;信号速度)
となるべく設定されているが、この設定は以下に示す条
件の下で、位相変動吸収回路12.22の動作を初期設
定することで実現される。
i)インタフェース部電源投入時 全ディジタル伝送路に対応する位相変動吸収回路を初期
設定。
it)伝送路の入力信号断回復時 入力信号断が回復したディジタル伝送路に対応する位相
変動吸収回路のみ初期設定。
次に、位相変動吸収回路12.22の初期設定動作を、
具体的に説明するために位相変動吸収回路にESメモリ
を用いた場合に例をとって説明すれば、第3図は初期設
定動作時における、位相変動吸収回路12.22での入
出力信号波形を示したものである。ESメモリは順次書
込、順次読出形式のメモリ素子であり、データの入力側
、出方側について各々独立に動作する信号ボートを有し
たものとなっている。この場合データの入出力動作の制
御は、メモリ内部の書込制御回路のアドレスポインタを
初期化する書込リセット信号WR3Tと、読出制御回路
のアドレスポインタを初期化する読出リセット信号RR
8Tとを外部から加えることにより行なわれる。
即ち、第3図に示すように、ESメモリへのデータの書
込はクロック信号LNCKの立上りエツジで、また、続
出は装置内統一クロック信号EQCKの立上りエツジで
実行されるものとして、書込初期化信号WRSTおよび
読出初期化信号RR8Tは装置内統一クロック信号EQ
CKの立上りエツジタイミングとして制御回路103で
生成されたうえESメモリに印加されるようになってい
る。
メモリセルへの書込動作およびメモリセルからの読出動
作の初期化は、書込初期化信号WR8Tおよび読出初期
化信号RR8TがいわゆるH(ハイ)レベルとなった時
実行されるようになっている。
従って第3図に示すように、クロック信号LNCKのエ
ツジAで書込されたデータb n+2は装置内統一クロ
ック信号EQCKのエツジA′で読出され、以降書込側
の時系刺通りに装置内統一クロック信号EQCKのタイ
ミングで出力されるものである。その際書込初期化信号
WR8Tに対する読出初期化信号RR8Tの遅れ時間へ
Tを、先に説明した条件(T min≧O1かツTl1
ax4.M−f)を満たすべく制御回路103を動作せ
しめることによっては、ESメモリからなる位相変動吸
収回路12゜22ではスリップが発生しなくなり、よっ
て、多重回路lotに対しビット同期がとれた信号を誤
りなく送出可能となるものである。
以上のように、ディジタル伝送路対応に設けられる位相
変動吸収回路はほぼESメモリ1チップとして構成され
得、その回路規模を小さくすることが可能である。更に
、ディジタル伝送路各々からの信号は位相変動吸収回路
でビット同期がとられた後は、共通部で他のディジタル
伝送路からのものと多重化されたうえ論理的なディジタ
ル伝送路終端が時分割多重処理によって行なわれること
から、回路の一部共用化によってインタフェース部全体
としての回路規模の縮小が図れることになるものである
。なお、ビット同期化、多重化後の時分割多重処理によ
る伝送路終端は、既存技術の信号の多重処理の一種であ
ることからその詳細な説明は省略する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、フレーム同期、警
報検出・送出等の論理的な終端が、時分割多重処理によ
って複数のディジタル伝送路に対し共通化することが可
能となり、複数のディジタル伝送路の終端回路、ひいて
は伝送装置のインタフェース部が小型化され得るという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るディジタル伝送装置でのインタ
フェース部の一例での構成を示す図である。第2図は、
その構成における位相変動吸収回路の動作を説明するた
めの入出力信号波形を示す図、第3図は、位相変動吸収
回路に対する初期設定動作を説明するための入出力信号
波形を示す図である。 11、21・・・受信側インタフェース[1,13,2
3・・・受信側インタフェース回路、12.22・・・
位相変動吸収回路、10.20・・・受信側伝送路対応
部、101・・・多重回路、102・・・分離回路、1
03・・・制御回路、104・・・終端回路、100・
・・共通部。 代理人 弁理士  秋 本 正 実

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数の網同期化されたディジタル伝送路を収容する
    伝送装置での伝送路終端方式であって、ディジタル伝送
    路各々からの信号より、該信号対応に長周期位相変動を
    吸収したうえビット同期をとり、該ビット同期がとられ
    た信号を複数のディジタル伝送路について多重化した後
    に時分割多重処理によって、論理的にディジタル伝送路
    の終端を行なうことを特徴とする複数のディジタル伝送
    路終端方式。
JP63078196A 1988-04-01 1988-04-01 複数のディジタル伝送路終端方式 Expired - Fee Related JPH0716182B2 (ja)

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