JPH01252556A - 安全合せガラス用中間膜組成物 - Google Patents
安全合せガラス用中間膜組成物Info
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- JPH01252556A JPH01252556A JP8054088A JP8054088A JPH01252556A JP H01252556 A JPH01252556 A JP H01252556A JP 8054088 A JP8054088 A JP 8054088A JP 8054088 A JP8054088 A JP 8054088A JP H01252556 A JPH01252556 A JP H01252556A
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- laminated glass
- boric acid
- glass
- polyvinyl acetal
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10761—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing vinyl acetal
Landscapes
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は安全合せガラス用の中間膜として優れた性能を
有するポリビニルアセタール樹脂組成物に関する。
有するポリビニルアセタール樹脂組成物に関する。
B、従来技術
従来よりポリビニルアセタール樹脂、なかんずくポリビ
ニルブチラールは可塑剤の添加により可塑化され、更に
シート状に成型され、自動車、航空機あるいは建築物の
窓ガラス等に使用される安全合せガラスの中間膜として
広く使用されている。
ニルブチラールは可塑剤の添加により可塑化され、更に
シート状に成型され、自動車、航空機あるいは建築物の
窓ガラス等に使用される安全合せガラスの中間膜として
広く使用されている。
しかしながら近年、安全合せガラスの強度性能に対する
要求は益々高くなり、−20℃〜40℃という広い温度
範囲にわたって高い耐貫通強度を有し、かつ衝撃物等に
よる破損時でも破損ガラスが飛散しないような高い接着
力を有する中間膜が求められている。このため従来より
種々の改良方法が提案されているが現在なお満足するも
のは見出されていない。
要求は益々高くなり、−20℃〜40℃という広い温度
範囲にわたって高い耐貫通強度を有し、かつ衝撃物等に
よる破損時でも破損ガラスが飛散しないような高い接着
力を有する中間膜が求められている。このため従来より
種々の改良方法が提案されているが現在なお満足するも
のは見出されていない。
C111が しよ゛と る゛
本発明の目的は上述の如きポリビニルアセタール樹脂が
用いられた中間膜の現状にかんがみ、低温や高温におい
ても耐貫通強度の大巾な低下が防止でき、広い温度領域
ですぐれた耐貫通強度を有し、同時にガラスとの接着性
にもすぐれた中間膜用の組成物を提供することにある。
用いられた中間膜の現状にかんがみ、低温や高温におい
ても耐貫通強度の大巾な低下が防止でき、広い温度領域
ですぐれた耐貫通強度を有し、同時にガラスとの接着性
にもすぐれた中間膜用の組成物を提供することにある。
01課題を解決するための
本発明者らは上述の目的を達成するため鋭意検討した結
果、ポリビニルアセクール樹脂(A)に可塑剤(B)お
よびホウ酸化合物(C)を配合した組成物よりなる中間
膜は低温から高温まで広い温度領域において優れた耐貫
通強度を有し、同時にガラスとの接着性にもすぐれてい
ることを見い出し、本発明を完成するに到った。
果、ポリビニルアセクール樹脂(A)に可塑剤(B)お
よびホウ酸化合物(C)を配合した組成物よりなる中間
膜は低温から高温まで広い温度領域において優れた耐貫
通強度を有し、同時にガラスとの接着性にもすぐれてい
ることを見い出し、本発明を完成するに到った。
本発明において用いられるポリビニルアセクール樹脂(
A)としては、PVAのアセタール化によって得られる
生成物、例えばポリビニルホルマール、ポリビニルアセ
タールおよびポリビニルブチラール等が挙げられ、とく
にポリビニルブチラールが好ましく用いられる。
A)としては、PVAのアセタール化によって得られる
生成物、例えばポリビニルホルマール、ポリビニルアセ
タールおよびポリビニルブチラール等が挙げられ、とく
にポリビニルブチラールが好ましく用いられる。
上述のポリビニルアセクール樹脂のアセタール化度は5
0〜80モル%が好ましい。
0〜80モル%が好ましい。
また上述のポリビニルアセタール樹脂の原料であるPV
Aとしては通常の部分けん化PVA、完全けん化PVA
の他にカルボキシル基、スルホン酸基、カチオン性基、
シリル基、疎水基等により変性された変性PVAも使用
できる。
Aとしては通常の部分けん化PVA、完全けん化PVA
の他にカルボキシル基、スルホン酸基、カチオン性基、
シリル基、疎水基等により変性された変性PVAも使用
できる。
本発明において用いられる可塑剤(B)としては、従来
よりポリビニルアセクール樹脂のための可塑剤として用
いられているものが全て使用でき、例えばトリエチレン
グリコール−ジー2−エチルブチレート、トリエチレン
グリコール−ジー2−エチルヘキソエートなどが好適に
用いられる。
よりポリビニルアセクール樹脂のための可塑剤として用
いられているものが全て使用でき、例えばトリエチレン
グリコール−ジー2−エチルブチレート、トリエチレン
グリコール−ジー2−エチルヘキソエートなどが好適に
用いられる。
本発明において用いられる示つ酸化合物(c)としては
、ホウ酸、ホウ酸とアルコールあるいは多価アルコール
とのコンプレックス等が用いられる。
、ホウ酸、ホウ酸とアルコールあるいは多価アルコール
とのコンプレックス等が用いられる。
ホウ酸化合物の配合方法としては、アセタール化反応時
に予じめ添加しておく方法、アセタール化後の樹脂に混
合する方法等種々の方法が採用できる。
に予じめ添加しておく方法、アセタール化後の樹脂に混
合する方法等種々の方法が採用できる。
またその他の添加剤として着色剤、シリコン油などの添
加剤を適宜加えることもできる。
加剤を適宜加えることもできる。
本発明においては上述の(A)/ (B)/ (C)が
重量比で100/ (20〜80)/ (0,01〜5
.0)、好ましくは100/ (20〜8G)/ (o
、1〜1.0)であることが必要である。(B)が20
より少ない時は溶融粘度が高くなって成形性か悪くなり
、80を超える場合には高温における耐貫通強度が低下
する。また(C)が0.01未満の場合には低温および
高温における耐貫通強度が低下し、5.0を超える場合
には成形性が悪くなる。
重量比で100/ (20〜80)/ (0,01〜5
.0)、好ましくは100/ (20〜8G)/ (o
、1〜1.0)であることが必要である。(B)が20
より少ない時は溶融粘度が高くなって成形性か悪くなり
、80を超える場合には高温における耐貫通強度が低下
する。また(C)が0.01未満の場合には低温および
高温における耐貫通強度が低下し、5.0を超える場合
には成形性が悪くなる。
本発明の中間膜は樹脂を常法によりシート状に成型して
作成され、これをガラス板の間にはさみ加熱加圧されて
安全合せガラスとして使用される。
作成され、これをガラス板の間にはさみ加熱加圧されて
安全合せガラスとして使用される。
E およ ■の
本発明の樹脂はこれを中間膜として用いた時、安全合せ
ガラスの耐貫通性が常温ばかりでなく、低温あるいは高
温時においても優れていると同時に、中間膜とガラス面
との接着性も向上させ、それによって衝撃物により破損
されたガラス破片の飛散を減少させるという効果をも有
していることが特徴である。かかる性能が発揮される理
由は十分解明されているわけではないが、本発明に用い
られるホウ酸化合物はポリビニルアセタール樹脂中の水
酸基と化学的に結合しやすく、かつガラスとも結合しや
すいため、これによって中間膜とガラスとの密着性が向
上していることによるものと推定される。
ガラスの耐貫通性が常温ばかりでなく、低温あるいは高
温時においても優れていると同時に、中間膜とガラス面
との接着性も向上させ、それによって衝撃物により破損
されたガラス破片の飛散を減少させるという効果をも有
していることが特徴である。かかる性能が発揮される理
由は十分解明されているわけではないが、本発明に用い
られるホウ酸化合物はポリビニルアセタール樹脂中の水
酸基と化学的に結合しやすく、かつガラスとも結合しや
すいため、これによって中間膜とガラスとの密着性が向
上していることによるものと推定される。
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
なお、以下において部とあるのは特にことわりのないか
ぎり重量部を意味する。
ぎり重量部を意味する。
実施例1
重合度1750.けん化度99.2モル%のPVAの水
溶液中にホウ酸を添加し、さらにブチラール化すること
によってブチラール化度が60モル%で、ホウ酸をポリ
ビニルブチラール100部あたり0.11含有するポリ
ビニルブチラールを得た。このポリビニルブチラール1
00部にトリエチレングリコール−ノー2−エチルブチ
レート50部を加えて可塑化し、70℃にて5分間ロー
ル練りを行ない、更に140℃、50kg/as″の条
件下で厚さ0.75+am+の中間膜を作成した。この
フィルムをガラス板(厚さ3mm、中300111%長
さ300m5) 2枚の間に挾んで120℃、10kg
/am’の条件で貼り合せ、安全合せガラスを得た。
溶液中にホウ酸を添加し、さらにブチラール化すること
によってブチラール化度が60モル%で、ホウ酸をポリ
ビニルブチラール100部あたり0.11含有するポリ
ビニルブチラールを得た。このポリビニルブチラール1
00部にトリエチレングリコール−ノー2−エチルブチ
レート50部を加えて可塑化し、70℃にて5分間ロー
ル練りを行ない、更に140℃、50kg/as″の条
件下で厚さ0.75+am+の中間膜を作成した。この
フィルムをガラス板(厚さ3mm、中300111%長
さ300m5) 2枚の間に挾んで120℃、10kg
/am’の条件で貼り合せ、安全合せガラスを得た。
得られた安全合せガラスについて耐貫通強度およびフィ
ルムとガラスとの接着性を測定した。結果を第1表に示
す。
ルムとガラスとの接着性を測定した。結果を第1表に示
す。
比較例1
実施例1においてホウ酸を用いない以外は実施例1と同
様に行った。結果を合せて第1表に示す。
様に行った。結果を合せて第1表に示す。
(1)落球高さ二安全合せガラス試料(300X 30
0mm)の縁を支持枠に固定して水平に保持し、その上
から2.26kgの鋼球を試験片の中央に自由落下させ
る。鋼球の高さを0.5mの単位で変化させ、一定高さ
での繰返し試験でその試験数の50%において鋼球の貫
通が妨げられる最高の落球高さを測定した。この試験は
安全合せガラスの温度を一20℃、20℃及び40℃の
3種の温度に保って行なった。落球高さの数値が大であ
るほど耐貫通強度が大であることを示す。
0mm)の縁を支持枠に固定して水平に保持し、その上
から2.26kgの鋼球を試験片の中央に自由落下させ
る。鋼球の高さを0.5mの単位で変化させ、一定高さ
での繰返し試験でその試験数の50%において鋼球の貫
通が妨げられる最高の落球高さを測定した。この試験は
安全合せガラスの温度を一20℃、20℃及び40℃の
3種の温度に保って行なった。落球高さの数値が大であ
るほど耐貫通強度が大であることを示す。
(2)バンメル値二安全合せガラス試料を1時間以上−
18℃に保って恒温にした後、ハンマー(頭の部分が1
ボンドである)破砕試験にかけ、被着ガラス粒子径が最
大6ffiI11以下になるまで粉砕する。割れたガラ
ス片を振り落し、中間膜の露出した部分をθ〜8のラン
クにわけて露出度が低いほど値が大きくなる様に判定し
た。
18℃に保って恒温にした後、ハンマー(頭の部分が1
ボンドである)破砕試験にかけ、被着ガラス粒子径が最
大6ffiI11以下になるまで粉砕する。割れたガラ
ス片を振り落し、中間膜の露出した部分をθ〜8のラン
クにわけて露出度が低いほど値が大きくなる様に判定し
た。
パンメル値が高いほどすなわち露出度が低いほど中間膜
の接着性が良好であることを示す。
の接着性が良好であることを示す。
実施例2〜5、比較例2〜3
実施例1において用いられたホウ酸の添加量を第2表の
如く変更する以外は実施例1と同様に行った。結果を合
せて第2表に示す。
如く変更する以外は実施例1と同様に行った。結果を合
せて第2表に示す。
以下余白
実施例6〜8、比較例4〜5
実施例1において用いられた可塑剤をトリエチレングリ
コール−ジー2−エチルヘキソエートに変え、かつ量を
第3表の如く変更する以外は実施例!と同様に行った。
コール−ジー2−エチルヘキソエートに変え、かつ量を
第3表の如く変更する以外は実施例!と同様に行った。
結果を合せて第3表jこ示す。
実施例9〜11
重合度1500、けん化度99.0モル%のPVAをブ
チラール化して第4表に示す如きブチラール化度のポリ
ビニルブチラールを得た。この樹脂100部あたり、ト
リエチレングリコール−ジー2−エチルブチレート50
部とホウ酸0.2部を加えて可塑化し、70℃にて5分
間ロール練りを行い、更に140℃、50kg/cIl
’の条件下で厚さ0.7511+mの中間膜を作成した
。このフィルムを用い、実施例1と同様にして安全合せ
ガラスを得た。得られた合せガラスの性能を第4表に示
す。
チラール化して第4表に示す如きブチラール化度のポリ
ビニルブチラールを得た。この樹脂100部あたり、ト
リエチレングリコール−ジー2−エチルブチレート50
部とホウ酸0.2部を加えて可塑化し、70℃にて5分
間ロール練りを行い、更に140℃、50kg/cIl
’の条件下で厚さ0.7511+mの中間膜を作成した
。このフィルムを用い、実施例1と同様にして安全合せ
ガラスを得た。得られた合せガラスの性能を第4表に示
す。
Claims (3)
- (1)ポリビニルアセタール樹脂(A)、可塑剤(B)
およびホウ酸化合物(C)よりなる安全合せガラス用中
間膜組成物。 - (2)ポリビニルアセタール樹脂(A)のアセタール化
度が50〜80モル%である請求項(1)に記載の安全
合せガラス用中間膜組成物。 - (3)(A)/(B)/(C)が重量比で100/(2
0〜80)/(0.01〜5.0)である請求項(1)
に記載の安全合せガラス用中間膜組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054088A JPH01252556A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 安全合せガラス用中間膜組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054088A JPH01252556A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 安全合せガラス用中間膜組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252556A true JPH01252556A (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=13721185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8054088A Pending JPH01252556A (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 安全合せガラス用中間膜組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01252556A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997024230A1 (en) * | 1995-12-29 | 1997-07-10 | Monsanto Company | Plasticized polyvinyl butyral and sheet |
WO2011081191A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
WO2012091116A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水化学工業株式会社 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
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US20180051104A1 (en) * | 2015-03-10 | 2018-02-22 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing boric acid pvb composite |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP8054088A patent/JPH01252556A/ja active Pending
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US6559212B1 (en) | 1995-12-29 | 2003-05-06 | Monsanto Company | Plasticized polyvinyl butyral and sheet |
KR100452588B1 (ko) * | 1995-12-29 | 2004-12-23 | 솔루티아 인코포레이티드 | 가소화폴리비닐부티랄및시트 |
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