JPH01252454A - 画像形成装置の中間トレイ集積装置 - Google Patents

画像形成装置の中間トレイ集積装置

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JPH01252454A
JPH01252454A JP7995388A JP7995388A JPH01252454A JP H01252454 A JPH01252454 A JP H01252454A JP 7995388 A JP7995388 A JP 7995388A JP 7995388 A JP7995388 A JP 7995388A JP H01252454 A JPH01252454 A JP H01252454A
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高橋 靖弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 夜五分災 この発明は、片面に画像が形成された用紙を中間トレイ
に一時的に集積する複写機、プリンタ、ファクシミリ、
印刷機等の画像形成装置の中間トレイ集積装置に関する
従】1え胤 従来より、例えば複写機には片面に画像を形成した用紙
の画像面側にもう一度コピーをして合成を行ったり、画
像が形成されていない反対側の面にもコピーを行って両
面コピーができるようにしたものがある。
この合成や両面コピーが行える複写機は、それを行うた
めに搬送経路の途中で用紙を一度反転させており、例え
ば通常使用する搬送路以外に、その搬送路から分岐させ
てスイッチバック搬送路を別途形成し、そこに用紙を一
度送り込んだ後にそれをスイッチバックさせ、今度は用
紙後端側から搬送することにより用紙を反転させている
すなわち、通常使用する搬送路を通して用紙を搬送した
時に、その用紙が反転せずに中間トレイに入紙される搬
送経路構成になっている複写機の場合には、中間トレイ
の搬送上流側あるいは下流側に設けたスイッチバック搬
送路に一度用紙を搬送し、それをスイッチバック(用紙
後端側から搬送)させた時に両面コピーモードになる3
また、用紙が中間トレイに入紙した後、その用紙が再び
給紙される際に用紙後端側から給紙される搬送経路構成
になっている複写機の場合には、その中間トレイの搬送
下流側(上流側であってもよい)に設けたスイッチバッ
ク搬送路に一度用紙を搬送し、それをスイッチバックさ
せた時に合成(多重)コピーモードになる。
また、このように用紙を一度中間トレイに集積(スタッ
ク)した後にそれを再給紙する複写機の場合には、定理
後の用紙にカールが発生している時に、それがそのまま
中間トレイ上にスタックされると不具合を生じやすいた
め、それを防ぐために最上紙の上面を比較的軽い力で押
圧するカール押えを設けているものがある。
しかしながら、このようにスイッチバック搬送路を使用
して中間トレイの搬送上流側あるいは下流側で用紙を反
転して合成や両面コピーができるようにした複写機の場
合には、スイッチバック搬送路の長さは複写機で使用で
きる最大サイズの用紙の全長を収納できるだけの長さを
必要とするため、装置自体が大型化すると共に搬送経路
も長くなるだけ複写に要する時間も長くなるという問題
点があった。
また、このスイッチバック搬送路を用いると、それを構
成する部品点数も多くなるためコストが上昇し、搬送経
路も複雑化して信頼性が低下するという問題点もあった
さらに、中間トレイ上の用紙のカールを防止するカール
押えは、用紙のカールを押える程度の軽い押え力である
ため、−炭中間トレイ上にスタックされた用紙が後続す
る用紙に接触された時に。
それが紙間の摩擦や用紙自体の弾発力等によって、連れ
送りされたりして、スタック位置がずれやすいという問
題点もあった。
且−一的一 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
用紙を反転する必要のあるモードの場合に使用する搬送
経路の長さを短くし、画像形成装置全体としての搬送経
路を単純化して装置自体をコンパクト化し、用紙を中間
トレイの所定の位置に揃えることができるスクッキング
性と信頼性に優れた画像形成装置の中間トレイ集積装置
を提供することを目的とする。
また、中間トレイに一時的に集積した用紙にカールが発
生している場合には、そのカールを押えると共に集積さ
れた用紙の位置がずれないようにすることも目的とする
構成 この発明は上記の目的を達成するため、片面に画像が形
成された用紙を中間トレイに一時的に集積する画像形成
装置の中間トレイ集積装置において、 上記中間トレイに対向配置され、用紙後端をその中間ト
レイに送り込む用紙搬送手段と、送り込まれる用紙の前
縁を係止しながら回転してその用紙を反転させ中間トレ
イ上に用紙を載置する回転手段と、その回転手段によっ
て載置された用紙の前縁を中間トレイ上で所定の位置に
揃えるストッパ手段とを備えたものであるゆ また、上記画像形成装置の中間トレイ集積装置において
、上記用紙搬送手段によって中間トレイへ送り込まれる
用紙の用紙サイズが所定サイズ以上のときに、その用紙
を上記回転手段が反転させた後その回転手段を用紙の前
轍を係止する位置の手前の位置で一時停止させる回転停
止手段を設けるとよい。
さらに、上記いずれかの画像形成装置の中間トレイ集積
装置において、上記用紙を反転させる回転手段の機能を
無効にする手段を設けるとよい。
そして、さらに上記いずれかの画像形成装置の中間トレ
イ集積装置において、上記中間トレイ上で所定の位置に
揃えられた用紙の前縁を拘束して、その用紙の載置位置
が変位しないようにする拘束・解除可能な拘束手段を設
けるとより効果的である。
以下、この発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図はこの発明による画像形成装置の中間トレイ集積
装置の一実施例を一部を断面にして示す正面図、第2図
は同じくその平面図、第3図はこの発明による中間トレ
イ集積装置を合成と両面コピーが可能な複写機に適用し
た例を示す概略構成図である。
この中間トレイ集積装置10は、第3図に示すように画
像形成装置である合成と両面コピーが可能な複写機に装
着されて、片面に画像が形成された用紙Pを中間トレイ
1に一時的に集積(スタック)するものである。
その複写機は、表面に静電潜像を形成して、それが図示
しない現像部で可視像となって第3図の矢示方向に回転
する感光体ドラム2からその可視像を用紙Pに転写(画
像面は上側)し、それを感光体ドラム2から分離した後
に定着装置3で定着して、合成又は両面コピーモードを
選択しなかった場合には、分岐爪4を仮想線図示の位置
に切り換えて、そのまま矢示A方向へ排出する。
また、合成又は両面コピーモードを選択した場合には、
分岐爪4を実線図示の位置に切り換えて、片面に画像が
形成された用紙Pを搬送ローラ対5を介して入口ローラ
9(第3図には図示を省略しであるため第2図を参照)
とベルト搬送装置20とによって中間トレイ集積装置1
0へ送り込んで中間トレイ1に一時的に集積した後、そ
の用紙を再給紙位置に移動してピックアップローラ6に
よってその用紙Pを再給紙し、それをフィードローラ7
とリバースローラ8とによって1枚に分離して、再び感
光体ドラム2へ搬送する。
なお、詳細な説明は後述するが、中間トレイ1に送り込
まれる用紙Pは、合成モードを選択した場合にはそのま
ま反転されず、両面コピーモードを選択した場合には反
転されてからスタックされる。
また、第3図の11は、矢示方向に回転するローラによ
って用紙の先端(左端縁)を揃える戻しローラである。
中間トレイ集積装置10は、第1図及び第2図に示すよ
うに、中間トレイ1に対向配置され、用紙後端Pr(第
3図)をその中間トレイ1に送り込む用紙搬送手段であ
るベルト搬送装置20(この例では2本設けである)と
、送り込まれる用紙Pの前縁Pfを係止しながら回転し
て、その用紙Pを反転させ中間トレイ1上に用紙を載置
する回転手段である回転爪30と、その回転爪30によ
って載置された用紙の前縁Pfを中間トレイ1上で所定
の位置に揃えるストッパ25とを備えている。
また、この中間トレイ集積装置10は、ベルト搬送装置
20によって中間トレイ1へ送り込まれる用紙の用紙サ
イズが所定サイズ以上のときに、その用紙を回転爪30
が反転させた後、その回転爪30を第4図に仮想線で示
す爪部30aが用紙の前縁Pfを係止する位置の手前の
実線で示す位置で、その用紙P1の下面に摺動接触して
、回転爪30の回転を一時停止させる用紙当接面30d
を爪部50aに形成している。
さらに、この中間トレイ集積装置10は、第1図に示す
ように用紙Pを反転させる回転爪30の機能を無効にす
るソレノイド51のオン・オフによって矢示B方向に回
動される解除板52と、第4図(第1図には煩雑となる
ため図示を略している)に示すように中間トレイ1上で
ストッパ25によって所定の位置に揃えられた用紙の前
縁Pfを、ソレノイド5日のオン動作によって矢示C方
向へ回動することにより拘束して、その用紙Pの載置位
置が変位しないようにする拘束・解除可能なペーパ押え
55とを設けている。
ベルト搬送装置20は、第2図に示すように用紙の搬送
方向である矢示り方向に平行して間隔を置いて2本(必
要に応じて増減できる)配置され、入口ローラ軸23及
び軸24を介して装置固定部に回転可能に軸支される2
個のローラ21a。
21bにゴムベルト22を張装し、それが入口ローラ軸
23を介して図示しない駆動モータによって駆動され、
第1図の矢示Eの一方向にのみ駆動されるようになって
いる。
ゴムベルト22は、第1図(第3図も参照)に示すよう
に中間トレイ1に略平行して矢示りの搬送方向に延びて
おり、ゴムベルト22の有効送り長さしく用紙Pに接し
て搬送力が作用する部分の長さ)は、使用する最大サイ
ズの用紙と周辺スペースとを考慮して決められる。
また、ゴムベルト22と中間トレイ1との間隔Hは重要
であり、この間隔が狭いと用紙を反転させる必要のある
両面コピーモード時に、用紙を小さな曲率半径で湾曲さ
せて搬送することになるためカールが生じ、また広くし
すぎると用紙を中間トレイ1に送り込むための搬送力が
得られなくなるため、通常使用される複写用紙の場合に
は、この間隔Hを20mm〜100mm程度にすること
が好ましい。
なお、ゴムベルト22の表面には、必要に応じて凹凸や
模様等を形成して用紙Pの搬送力を高めるようするとよ
い。
回転爪30は、第1図に示すようにその形状を略円板状
とし、外径を入口ローラ9の外径と略同−にして、その
外周部分に用紙の前9Pfを受は入れ可能な幅で開口し
た爪部30aを接線方向に形成すると共に、その爪部3
0aと略180°位置をずらしたところに後述するレバ
ー31と係合可能な段部30bを突設している。
また、回転爪30の用紙当接面30dは、回転爪30の
外周の略接線方向に突出させて形成した部分であり、第
4図に示すようにベルト搬送装置20と入口ローラ9の
間の搬送路内を図示のように搬送される用紙P1の下面
に当接した際に、そこに用紙P1が接している間は、通
常時(回転爪30が外部から拘束を受けないとき)には
クラッチ32によって入口ローラ軸23に連結されて矢
示F方向へ回転される回転爪30が、クラッチ32に空
転が生じて図示の位置で一時停止される。
そして、この回転爪30は第2図に示すように、入口ロ
ーラ軸23に複数個(この例では2個)が回転自在に装
着され、その回転爪30の一側面に第1図に示すように
取付けたクラッチ32を介して入口ローラ軸23の回転
力が伝達され、矢示F方向の回動習性が与えられるよう
になっている。
クラッチ32は、円筒管33内に摺接部材34とスプリ
ング35を挿入し、一端を止めネジ36でネジ止め固定
して、その摺接部材34の一端面を入口ローラ軸23の
外周面に、比較的バネ圧の小さなスプリング35によっ
て緩く圧接させたものであり、回転爪30に所定値以上
の外部負荷が加わった時に入口ローラ軸23と摺接部材
34との間に滑りが生じて空転し、外部負荷が作用しな
い通常時には、それらが一体に連結して回転爪30が第
1図の矢示F方向に回転する。
また、第2図に示すように入口ローラ軸23に平行させ
てレバー軸37を設け、そのレバー軸37に回転爪30
と同数のレバー31を対応させて回動可能に設け、その
レバー31に形成した切欠溝’51aに回転爪30が第
1図に示すように入り込むようにして、作用端31bを
ベルト搬送装置20と入口ローラ9(第2図参照)がな
す搬送路内に突出させている。
レバー31は、その係止端31cの下面と装置固定部と
の間に圧縮スプリング38を係着し、それによって常に
第1図の矢示G方向へ回動付勢され、係止端31cの上
面を回転爪30の外周面30cに軽く摺動接触させてい
る。
したがって、レバー31の係止端51cの先端部が回転
爪30の段部30bに係合する第1図に図示の位置では
、回転爪30はその矢示F方向への回転が停止され、入
口ローラ軸23とクラッチ32の摺接部材34とが滑っ
て空転している。
そして、レバー31はその作用端31bに、ベルト搬送
装置20と入口ローラ9がなす撮送径路内へ進入する用
紙Pの前縁Pfを当接すると、その力でレバー軸37を
中心にして第1図の矢示Gと反対の方向へ回動し、係止
端31Cが段部30bから外れるようになっている。
ストッパ25は、回転爪30に近接して中間トレイ1に
対して略垂直に設けられ、第1図に示すように上部を搬
送下流方向へ若干折り曲げた当接部分25aを、第2図
に示すように搬送幅方向の両端にそれぞれ形成し、その
当接部分25aに回転爪30の爪部30aに係止されて
、第1図の矢示F方向に変向されて搬送される用紙Pの
前aPfを当接させて受は止め、それを爪部30aから
離脱させる。
解除板52は、レバー軸37に一体に固設されており、
ソレノイド51をオンさせた時に、そのレバー軸37が
図示しないアームを介して第5図の矢示B1方向へ回動
し、レバー31の側面31dを右方へ押して上部の作用
端31bを搬送径路内から退避させると共に、係止端3
1Cを回転爪30の段部30bから外し、回転爪30を
矢示F方向へ回転させた後、係止部52aを段部30b
に係合して回転爪30の回転を停止させ、回転爪30の
爪部30aの位置を搬送径路から外れた図示の位置に退
避させて用紙の前縁Pfを係止しない位置にして、回転
爪30の機能を無効にするようにしている。
ペーパ押え55は、例えば板バネ又はフレキシブルな柔
らかい材質で形成され、第4図に示すように入口ローラ
軸23に平行させて装置固定部に回動可能に取付けたペ
ーパ押え軸5Bに一端が固定されて、中間トレイ1へ搬
送される用紙をPを待つ状態では仮想線で図示のように
回転爪30の領域内で静止しているが、それを回動させ
た時には、弧状の押え部55aが実線で図示のように中
間トレイ1上の所定の位置に揃えられた用紙Pの最上紙
に接し、その用紙の前縁Pf付近を拘束してその載置位
置が変位しないようにする。
そして、このペーパ押え55は、ベルト搬送袋!!20
の入口に近接して設けられているセンサ57(例えば反
射型のフォトセンサ)が用紙の先端を検知(センサ・オ
ン)すると、その所定時間後にソレノイド58のオン動
作によって図示しないアームを介してペーパ押え軸5B
が第4図の矢示C方向に所定角度回動されて、中間トレ
イ1上にスタックされ始めた用紙の前@Pfを抑圧拘束
するようになっている。
次に、中間トレイ1の周辺部分について説明する。
第2図及び第3図に示すように、ストッパ25は正逆回
転可能なステッピングモータ12によって駆動される駆
動ワイヤ13に底部が連結されており、用紙サイズ及び
用紙方向(縦送りか横送りか)に対応させて予めプログ
ラムされている中から指定された条件に対応するステッ
プ数だけステッピングモータ12が回転された時に、ホ
ームセンサ15から搬送する用紙に適した指定位置に移
動されるようになっている。
戻しローラ11は、第3図に示すように回転爪30の搬
送下流側に設けられ、中間トレイ1上に放出される用紙
Pを所定のタイミングで矢示工方向へ戻すものであり、
ソレノイド17(第2図)のオン・オフによって第3図
に仮想線と実線で図示の位置とに回動するようになって
いる。
なお、戻しローラ11は比較的低摩擦係数の発泡体等に
より形成し、用紙の先端がストッパ25に当接した時に
はその用紙の上面でスリップ回転する程度のものが好ま
しい。
また、中間トレイ1上の再給紙位置(第3図に用紙Pを
仮想線で右方に示す位置)には、用紙束の側縁を揃えて
再給紙時に用紙Pがスキューしないようにするジョガー
14が設けられており、その一対のジョガーフェンス1
4a、14bが、第2図に示す正逆回転可能なステッピ
ングモータ16によって駆動ワイヤ18を介して駆動さ
れ、指定する用紙サイズ及び用紙方向に応じて予めプロ
グラムされた内容に基づき往復移動するようになってい
る。
次に、両面コピーの場合の各部の動作について説明する
前述のように、第3図に示す定着装置3によって片面に
画像が定着された用紙Pが搬送ローラ対5によって入口
ローラ9(第2図)とベルト搬送装置20との間に搬送
されると、この時回転爪30は第1図に示すように段部
ESObがレバー31の係止端31cによって係止され
て停止しているため、用紙Pの前BPfは爪部30aの
溝内へ進入すると同時に、その前縁Pfによってレバー
31の作用端31bが右方へ押されて移動し、それに伴
って係止端31cが段部30bから外れ、回転爪30が
クラッチ32を介して入口ローラ軸23と連結し、爪部
30aに用紙の前縁Pfを係止して保持した状態で矢示
F方向に回転を始める。
そして、この用紙Pはベルト搬送装置20と入口ローラ
9(第2図)との間に挾持されて搬送され、その前縁P
fの先端がストッパ25に当接すると、回転爪30のみ
が矢示F方向に回転し続けるようになるため、用紙Pは
その前11Pfが爪部30aから離脱して中間トレイ1
上に載置(スタック)される。
なお、この際ペーパ押え55は前述のように第4図に実
線で示す略垂直な位置にあるので、用紙の中間トレイ1
への送り込みを阻害することはない。そして、用紙P1
がその前縁Pfから中間トレイ1上にスタックされ始め
ると、ソレノイド58がオンとなってペーパ押え軸56
が第4図の矢示C方向へ所定角度回動し、ペーパ押え5
5が実線で図示のように移動して用紙Pの前縁Pfを押
圧拘束する。
そして、回転爪30が第4図に示す位置まで回転すると
、用紙当接面30dがまだ入口ローラ9とベルト搬送族
W120との間に挾持されながら搬送され続ける用紙P
Iの下面に当接し、回転爪30にはその回転が規制され
る力が作用するため、入口ローラ軸23とクラッチ32
の摺接部材34との間で滑りが生じて、回転爪30が図
示の位置で停止してそれ以上回転しなくなり、用紙P1
が用紙当接面50d上を摺動しながら更に搬送されてい
く。
用紙Pの後端が回転爪30の用紙当接面50dを通過す
ると1回転爪30は回転規制が解除されるため、再び矢
示F方向に回転し、レバー31も第1図に図示の原位置
に戻り、再び係止端31cが段部30bを係止するため
、回転爪30は図示の待機位置に戻って次の用紙の搬送
に備える。
そして、用紙Pは用紙当接面30dを通過した後も、そ
の先端がストッパ25に当接した状態で後端側がベルト
搬送装置20と入口ローラ9によって送り続けられるの
で、第4図に示すようにゴムベルト22と中間トレイ1
との間で湾曲しながら搬送され続け、用紙後端Prが入
口ローラ9を抜は出てもその紙自身の持つ弾性によって
後端側の上面がゴムベルト22の下面に接触しているた
め、ゴムベルト22から矢示り方向の搬送力を受けて搬
送が続けられ、最後に用紙後端Prがゴムベルト22か
ら外れた時に、第3図に示すように湾曲部分が消失して
中間トレイ1にスタッキングされる。
このようにして、順次用紙は中間トレイ1上にスタック
されていくが、用紙は第3図に示す用紙P2のように、
その用紙後端がゴムベルト22から外れる際に腰の強い
用紙の場合には、それが勢いよくはね上ってスタック位
置がずれてしまう場合がある。しかしながら、この中間
トレイ集積装置の場合には、前述のように用紙がはね上
がる際にもペーパ押え55(第4図)が用紙の前9Pf
を押圧拘束しているので、用紙にずれが生じることはな
い。
そして、次の用紙がベルト搬送装置20と入口ローラ9
の直前まで搬送されてくると、その用紙先端をセンサ5
7が検知し、ペーパ押え55が原位置(第4図に仮想線
で図示の位置)に戻り、次の用紙の入紙に備え、以降抑
圧動作を繰り返す。
このような動作を繰り返し、指示した所定枚数のスタッ
キングが終了すると、予め用紙サイズ、用紙方向に対応
させてプログラムされた各ステツプ数のうち、指示した
用紙サイズ及び用紙方向に対応するステップ数だけステ
ッピングモータ12が作動し、駆動ワイヤ13が駆動さ
れ、ストッパ25がホームセンサ位置(第3図のホーム
センサ15の位置)から右方へ指定位置まで所定距離移
動して、中間トレイ1上にスタックされた用紙束が第3
図に仮想線で示す再給紙可能位置に移動する。再給紙可
能位置では、用紙束の搬送幅方向の側縁が一対のジョガ
ーフェンス14a、14b(第2図)の接近によって揃
えられる。
なお、ジョガーフェンス14a、14bは、第2図に示
すように通常時にはホームセンサ1日で定められるホー
ム位置Hp (14aと14bは中間トレイに対して対
称な位置関係にある)にあるが、スクッキング開始に先
立って用紙巾よりも若干広い待機位置Tpに移動し、さ
らに用紙束がストッパ25によって再給紙位置に移され
ると、用紙巾と略同−の補正位ICpと待機位[Tpと
の間を複数回往復動することによって用紙の側縁がそろ
えられる。
そして、ジョガーフェンス14a、14bは最後の移動
で補正位置Cpに停止し、その後第3図に示す用紙Pの
上面から退避していたピックアップローラ6が最上紙の
上に降下し、その矢示方向への回転により用紙を再給紙
する。
次に、合成(多重)モードの場合について説明する。
合成モードでは、両面コピーモードとは逆に用紙を反転
させずに画像面側を下向きにして中間トレイ上にスタッ
クしなければならない。
図示しない複写機の操作パネル上で合成モードを選択し
て、1枚目の用紙Pが第1図に示すように入口ローラ9
(第2図)とベルト搬送装置20の直前まで搬送される
と、その用紙前縁Pfがセンサ57によって検知され、
ソレノイド51がオンとなり、解除板52が第5図に示
すように矢示B1方向へ回動し、係止部52aがレバー
31を矢示B1方向へ回動させるため、レバー31の係
止端31cが回転爪30の段部30bから外れて、回転
爪30が矢示F方向に回転し、段部30bが係止部52
.によって係止される図示の位置で停止し、爪部30a
が用紙Pの進入に先立って搬送経路から外れた位置に退
避する。
したがって、その後入ロローラ9とベルト搬送装置20
によって搬送される用紙P′は、両面コピーの時のよう
に反転されることなく直進し、中間トレイ1上に放出さ
れてスクッキングされる。
そして、その後で用紙が中間トレイ1上に放出される毎
に、第3図に示す戻しローラ11が所定のタイミングで
上方より降下し、スタックされた用紙Pを矢示方向への
回転により、ストッパ25へ突き当てて用紙端を揃え、
その後はソレノイド17(第2図)を動作させて戻しロ
ーラ11を上昇させ、次の用紙のスクッキングに備える
。そして、指定枚数スタックが終了すると、それ以降は
前述の両面コピーモードの場合と同様の動作により再給
紙が行われる。
ところで、合成モード時には、第5図に示すように中間
トレイ1上ヘスタツクされる用紙P′は既にトレイ上に
スタックされている用紙Pの上を滑っていくため、その
用紙Pを矢示り方向へ連れ送りしやすい。
ところが、この実施例では前述のようにペーパ押え55
(第4図)を設けて用紙の前縁Pfを押圧拘束するよう
にしているので、用紙が連れ送りされることはない。
なお、上記実施例ではペーパ押え55の押圧動作は、用
紙が中間トレイ1へ送り込まれる度に行うようにしたが
、この動作を最終用紙についてのみ行うようにしても良
い。
これは、この中間トレイ集積装置の場合には、第3図に
示すようにベルト搬送装置120のゴムベルト22と中
間トレイ1との間隔Hを前述のように比較的狭い間隔に
しであるので、用紙の搬送方向の長さが特別に短いもの
を除き、用紙はその後端がベルト搬送装置20の有効送
り長さしく第1図)の最終位置付近まで接触して搬送さ
れるので、第4図に示すように、先行する用紙の前縁P
fは順次中間トレイ1へ進入する後続の用紙の前縁によ
って押圧される効果を有するため用紙にずれが生じるこ
とがなく、最終用紙のみこの押圧効果がないためである
第6図は回転手段を用紙の前縁を係止する位置の手前の
位置で一時停止させる回転停止手段の他の実施例を示す
正面図であり、第1図に対応する部分には同一の符号を
付しである。
この実施例では、爪部30aに係止面’50eを形成し
た回転手段である回転爪30′を設けると共に、それに
近接させてく字状のストッパ片43を軸41によって矢
示J方向に回動可能に軸支し、その一端を装置固定部に
固定されるソレノイド42の可動軸に枢着し、他端にス
トッパ部43aを形成している。
そして、そのストッパ部43a側に矢示に方向に付勢力
を与えるスプリング44を装置固定部との間に係着して
、ソレノイド42がオフの時にはそのストッパ部43a
が仮想線で示すように回転爪30’の係止面30eから
離れ、オンの時には実線で示す位置に回動して係止面3
0eを一時的に係止し、回転爪30′を用紙の前9Pf
を係止する位置の手前の図示の位置で一時停止させるよ
うにする。
このようにしても、前述の実施例と同様の作用効果を奏
する。
また、第7図に示すように、図示しないソレノイドのオ
ン・オフによって矢示M方向に回動するストッパ片47
と係合した時に、回転爪30の回転が一時的に停止され
る爪48aを、回転爪30の側面に固設した円板46に
形成するようにしても、前述の各実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
なお、上記の各実施例では用紙反転手段として、中間ト
レイ1に対向配置したベルト搬送装置20を用いている
が、これを例えば第8図に示すように、矢示方向に回転
する複数のローラ体45又は他の回転搬送体によって構
成される搬送装置40を用いるようにしてもよい。
また、用紙を回転させる回転手段は、上記実施例以外に
、例えば第9図に示すように外周部分に複数の爪体50
aを入紙可能な方向に向け、それを接線上に独立させて
それぞれ設けて回転爪50とすれば、用紙Pがスキュー
して入紙する場合でもその用紙が爪体50aから外れに
くくなる。
さらに、上記各実施例は、用紙の搬送間隔が狭い用紙送
り条件であっても使用可能であること、スタック後の用
紙束は一度に再給紙位置に移送できること、さらに用紙
束をまとめて一度にそろえることができること等、能率
的に機能する効果を兼ね備えている。
なお、第3図に示す中間トレイ1上の用紙束の再給紙位
置への移送は、本例の方法以外にベルト又は他の移動手
段で代用することも可能である。
また、中間トレイ上の用紙の載置位置が変位しないよう
にする拘束手段(第4図ではストッパ25とそれを作動
させるソレノイド58に相当する)は、例えば上方から
降下して用紙を押えるローラや重りであってもよいし、
用紙の搬送方向の面側縁を押える方法であってもよい。
さらに、この中間トレイ集積装置は、特殊な使用例とし
て2回以上用紙を循環させる合成及び両面コピーモード
時に、複写機として使用できる最大サイズの半′分のサ
イズの用紙を使用する場合に限り、中間トレイ1を搬送
方向に2分して使用し、第3図のストッパ25側でスク
ッキングを行いながらピックアップローラ6側で再給紙
を行うという特殊な使用方法も可能である。
亙−果 以上説明したように、この発明によれば、用紙を反転す
る必要のあるモードの場合に使用する搬送経路を短くす
ることができると共に、画像形成装置全体としての搬送
経路を単純化して装置自体をコンパクト化することがで
き、しかも用紙を中間トレイの所定の位置に揃えながら
集積することができるので、優れたスタッキング性と信
頼性が得られる。
また、中間トレイに一時的に集積した用紙の載置位置が
変位しないようにする拘束・解除可能な拘束手段を設け
ることにより、中間トレイに集積される用紙の位置がず
れなくなり、先行して集積された用紙にカールが発生し
ていても、それを上方から押えて拘束するので、後続の
用紙をスムーズにスタックすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による画像形成装置の中間トレイ集積
装置の一実施例を一部を断面にして示す正面図、 第2図は同じくその平面図、 第3図はこの発明による中間トレイ集積装置を合成と両
面コピーが可能な複写機に適用した例を示す概略構成図
、 第4図は中間トレイ上に用紙がスタックされ始めた状態
を示す第1図と同様な正面図、 第5図は合成モード時のスタック状態を示す第1図と同
様な正面図、 第6図は回転手段を用紙の前縁を係止する位置の手前の
位置で一時停止させる回転停止手段の他の実施例を示す
正面図、 第7図は回転停止手段のさらに異なる他の実施例を簡略
化して示す正面図、 第8図及び第9図は用紙反転手段として複数のローラ体
を用いた例及び回転手段を入紙可能な方向に複数個の爪
を設けた回転爪とした例をそれぞれ示す正面図である。 1・・・中間トレイ      9・・・入口ローラ1
0・・・中間トレイ集積装置 i7,51.58・・・ソレノイド 20・・・ベルト搬送装置(用紙搬送手段)25・・・
ストッパ 30・・・回転爪(回転手段)   30a・・・爪部
50d・・・用紙当接面    31・・・レバー32
・・・クラッチ      52・・・解除板55・・
・ペーパ押え P・・・用紙         Pr・・・用紙後端P
f・・・前縁 Cつ 一                 〇U)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片面に画像が形成された用紙を中間トレイに一時的
    に集積する画像形成装置の中間トレイ集積装置において
    、 前記中間トレイに対向配置され、用紙後端を該中間トレ
    イに送り込む用紙搬送手段と、送り込まれる用紙の前縁
    を係止しながら回転してその用紙を反転させ中間トレイ
    上に用紙を載置する回転手段と、該回転手段によつて載
    置された用紙の前縁を前記中間トレイ上で所定の位置に
    揃えるストッパ手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置の中間トレイ集積装置。 2 請求項1記載の画像形成装置の中間トレイ集積装置
    において、前記用紙搬送手段によつて中間トレイへ送り
    込まれる用紙の用紙サイズが所定サイズ以上のときに、
    その用紙を前記回転手段が反転させた後該回転手段を用
    紙の前縁を係止する位置の手前の位置で一時停止させる
    回転停止手段を設けたことを特徴とする画像形成装置の
    中間トレイ集積装置。3 請求項1又は2記載の画像形
    成装置の中間トレイ集積装置において、前記用紙を反転
    させる回転手段の機能を無効にする手段を設けたことを
    特徴とする画像形成装置の中間トレイ集積装置。 4 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置の
    中間トレイ集積装置において、前記中間トレイ上で所定
    の位置に揃えられた用紙の前縁を拘束して、その用紙の
    載置位置が変位しないようにする拘束・解除可能な拘束
    手段を設けたことを特徴とする画像形成装置の中間トレ
    イ集積装置。
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US07/330,290 US5026036A (en) 1988-03-31 1989-03-29 Device for controlling stacking of paper sheets on an intermediate tray of an image forming apparatus

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5048724A (en) * 1988-11-22 1991-09-17 Fedpak Systems, Inc. Soft serve frozen confection dispenser

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1251411B1 (en) 2001-04-20 2009-07-22 Ricoh Company, Ltd. Double-sided image forming device having a turnable guide guiding a rear end of a large-size sheet

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61295961A (ja) * 1985-06-25 1986-12-26 Toshiba Corp 紙葉類集積装置
JPS6259654U (ja) * 1985-10-02 1987-04-13

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