JPH01252196A - ブラシレスモータ回路 - Google Patents

ブラシレスモータ回路

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JPH01252196A
JPH01252196A JP63079400A JP7940088A JPH01252196A JP H01252196 A JPH01252196 A JP H01252196A JP 63079400 A JP63079400 A JP 63079400A JP 7940088 A JP7940088 A JP 7940088A JP H01252196 A JPH01252196 A JP H01252196A
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Japan
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circuit
braking
signal
speed
rotor
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Akira Akami
赤見 晃
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/24Arrangements for stopping

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ブラシレスモータ回路に関し、特に制動力の
調整が可能なブラシレスモータ回路に関する。
[従来の技術] 従来、N極とS極とからなる2極回転子の周囲に3相固
定子巻線を配したブラシレスモータが知られている。こ
のブラシレスモータの固定子巻線をインバータ回路で駆
動する場合、速度フィードバックを行うことは普通に行
なわれている。また、ブラシレスモータの制動を行う場
合には、本願出願人の出願に係る特願昭61−2578
51号に示されるように、インバータ回路を構成するス
イッチング素子をオン・オフさせる制御信号の供給順序
を切換えることにより、回転子の回転のための電流モー
ドと制動のための電流モードとを切換えることができる
すなわち、制動信号の入力がない回転電流モードでは回
転子に回転力を与える順序で固定子巻線の通電を行い、
制動信号の入力がなされた制動電流モードでは回転子に
制動を与える順序で固定子巻線の通電を行う。
ところが、このブラシレスモーフ回路では制動力の調整
を行うことができなかった。したがって、例えば軽量ド
アの駆動の場合には制動が急激にききすぎて振動や騒音
が問題となっていた。
そこで、回転電流モードと制動電流モードとを切換える
ための制動信号を所望の制動力に応じてパルス幅変調す
ることが考えられる。制動信号は、例えば数100Hz
でHレベルとLレベルとを繰返す。この場合には、例え
ば制動信号がHレベルの期間だけモータの制動がなされ
、Lレベルの期間は通常の回転電流モードとなる。
[発明が解決しようとする課題] 回転電流モードと制動電流モードとを切換えるための制
動信号をパルス幅変調する前記のブラシレスモーフ回路
では、制動信号の変調のために特別な発振器を必要とす
るばかりでなく、きめの細かい制動力調整を行うことが
できなかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、特
別な発振器を用いる必要がなく、しかも制動力を滑かに
変化させることができるブラシレスモーフ回路を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の目的を達成するために、回転子4の回
転速度に比例した速度信号を出力する速度検出回路26
と、スイッチング素子がらなり固定子巻線11.12.
13に電流を供給するインバータ回路30と、制動信号
の人力を受けて回転子4の回転のための電流モードを制
動のための電流モードに切換えるためにインバータ回路
30のスイッチング素子のオン順序を決定する駆動信号
を出力するインバータ制御回路50と、速度指令を出力
する速度設定器60と、制動指令を出力する制動力設定
器63と、前記制動信号の入力を受けて速度指令を制動
指令に切換えて出力する切換回路70と、この切換回路
70の出力と速度検出回路26の速度信号出力との差を
とる差動増幅回路72と、二〇差動増幅回路72の出力
に応じたパルス幅の信号を出力するパルス幅変調回路8
1と、このパルス幅に応じて、インバータ制御回路50
から出力される駆動信号をインバータ回路30のスイッ
チング素子に供給する時間を変更するスイッチング回路
90とから、ブラシレスモーフ回路を構成したものであ
る。
[作 用コ インバータ制御回路50及び切換回路70に対して制動
信号が入力された場合にインバータ制御回路50が出力
する駆動信号は、回転子4を制動する順序でインバータ
30が固定子巻線11.12゜13に電流を供給すべく
、インバータ回路30のスイッチング素子のオン順序を
決定するものである。一方、切換回路70は、制動力設
定器63から出力される制動指令を差動増幅回路72に
対して出力する。回転子4の回転速度は速度検出回路2
6によって逐次検出され、差動増幅回路72に対する速
度信号として出力される。差動増幅回路72は制動指令
と速度信号との差をとり、この差に応じたパルス幅の信
号がパルス幅変調回路81から出力される。したがって
、制動指令と速度信号との差が大きいほど、スイッチン
グ回路9゜の゛作用によりインバータ回路30のスイッ
チング素子に対するインバータ制御回路50からの駆動
信号供給時間が長い。制動開始直後は制動指令と速度信
号との差が小さいからインバータ回路30のスイッチン
グ素子の駆動時間が短く、制動力が小さいものの、制動
力は制動指令によって決定される。そして、制動によっ
て回転子4の回転速度が小さくなるにつれて制動指令と
速度信号との差が大きくなり、制動力は、制動指令によ
って規制されながら大きくなる。
インバータ制御回路50及び切換回路70に対する制動
信号の入力がない場合にインバータ制御回路50が出力
する駆動信号は、回転子4の回転を駆動する順序でイン
バータ30が固定子巻線11゜12、13に電流を供給
すべく、インバータ回路30のスイッチング素子のオン
順序を決定するものである。一方、切換回路70は、速
度設定器60から出力される速度指令を差動増幅回路7
2に対して出力する。したがって、制動信号の入力がな
い場合には、従来と同様に回転子4の回転速度のフィー
ドバックがなされ、その速度が速度指令で決定される速
度にほぼ等しくなるように制御がなされる。
[実施例] 第1図は、本発明の実施例に係るブラシレスモータ回路
のうち、速度設定器60、制動力設定器63、切換回路
70、差動増幅回路72、パルス幅変調回路81及びス
イッチング回路90の部分を示す回路図である。
速度設定器60は、可変抵抗器θlと固定抵抗器B2と
の直列回路で構成される分圧回路である。
制動力設定器63も、同様に可変抵抗器64と固定抵抗
器65との直列回路で構成される分圧回路である。
速度設定器60の分圧点の電圧すなわち速度指令Sと、
制動力設定器63の分圧点の電圧すなわち制動指令Tと
は、それぞれアナログスイッチ87、88のアナログ入
力端子に入力される。アナログスイッチ68のデジタル
入力端子には制動信号Bが直接入力され、この制動信号
Bは、インバータ69を介してアナログスイッチ67の
デジタル入力端子に入力される。両アナログスイッチ8
7、88のアナログ出力端子は互いに接続される。
切換回路70は、以上のアナログスイッチ67、68及
びインバータ69で構成される。
速度信号旧は、差動増幅回路72の微分回路73に入力
される。微分回路73の出力は、ワンショット回路74
、平滑回路75及び抵抗器76を介して差動増幅器77
の反転入力端子に入力される。この差動増幅器77の出
力端子と反転入力端子との間は抵抗器78によって接続
される。前記アナログスイッチ87.68のアナログ出
力端子は、抵抗器79を介して差動増幅器77の非反転
入力端子に接続される。また、この非反転入力端子は、
抵抗器80を介してアースされる。
差動増幅器77の出力信号Fは、パルス幅変調回路81
において、オーブンコレクタ出力であるコンパレータ8
3の反転入力端子に入力される。
符号84は、三角波発振回路であって、抵抗器85とコ
ンデンサ86とで構成される時定数回路により決定され
る周波数の三角波を出力する。この三角波はコンパレー
タ83の非反転入力端子に入力される。コンパレータ8
3の出力端子は抵抗器87によってプルアップされ、パ
ルス信号Pを出力する。なお、三角波にかえて鋸歯状波
を用いてもよい。
スイッチング回路90は、4つのPNP )ランジスタ
91.92.93.94で構成される。パルス幅変調回
路81から出力されるパルス信号Pは、トランジスタ9
1のベースに入力される。このトランジスタ91のエミ
ッタは直流電源に接続され、コレクタは他の3つのトラ
ンジスタ92.93.94のエミッタに接続される。こ
れらのトランジスタ92.93.94のベースには、後
に説明する駆動信号L1. L2. L3がそれぞれ入
力される。これらのトランジスタ92.93.94のコ
レクタから出力される信号Nl、 N2. N3は、後
に説明するように、インバータ回路30を構成するトラ
ンジスタのベースに入力される。
第2図は、本発明の実施例に係るブラシレスモータ回路
のうち、ブラシレスモータ 2自体とインバータ回路3
0との部分を示す回路図である。
3相DCブラシレスモータ 2の回転子4は、N極とS
極との2極からなる。この回転子4の周囲には固定子6
が配されている。固定子6には、U相巻線11、V相巻
線12及びW相巻線13の3つの固定子巻線が時計回り
に120度等配され、U相巻線11とV相巻線12との
間、V相巻線12とW相巻線13との間及びW相巻線1
3とU )l]巻線11との間には、それぞれ突極17
.18.19が回転子4に向けて設けられている。また
、回転子4の位置を検出してその回転速度を検出するた
めに、突極17と回転子4との間のU相固定子巻線11
寄りにはホール素子等からなる位置検出器21が、突極
18と回転子4との間のV相固定子巻線12寄りには同
様の位置検出器22が、突極19と回転子4との間のW
相固定子巻線13寄りには同様の位置検出器23が、そ
れぞれ120度等配される。
各相の固定子巻線11.12.13は、次のような3相
インバ一タ回路30に接続される。3つのPNPトラン
ジスタ31.32.33の各エミッタは、直流電源VD
Dに接続される。これらのPNPトランジスタ31.3
2.33の各コレクタは、これらと対をなす3つのNP
Nトランジスタ34.35゜36の各コレクタに接続点
37.38.39にて接続される。さらに、これらのN
PN )ランジスタ34゜35、38の各エミッタはア
ースGNDに接続される。
また、以上の各トランジスタを保護するために、PNP
トランジスタ31.32.33の各エミッタ・コレクタ
間には、ダイオード41.42.43がエミッタ側にカ
ソードを向けて接続され、NPN トランジスタ34.
35.38の各エミッターコレクタ間には、ダイオード
44.45.48がコレクタ側にカソードを向けて接続
される。PNP )ランジスタ31.32.33の各ベ
ースには後に説明する駆動信号M3. N2. Mlが
入力され、NPNトランジスタ34.35.38の各ベ
ースには前記スイッチング回路90のトランジスタ92
.93.94のコレクタから出力される信号N3. N
2. Nlが入力される。
各相の固定子巻線11.12.13の一端はそれぞれ前
記接続点37.38.39に接続され、その他端が一点
で接続されて、3相固定子巻線が星形接続される。
第3図は、本発明の実施例に係るブラシレスモーフ回路
のうち、速度検出回路26とインバータ制御回路50と
の部分を示す回路図である。
前記位置検出器21.22.23の出力は、波形整形回
路25によって矩形波に整形されて、それぞれ速度信号
旧、 N2. +[3となる。すなわち、位置検出器2
1.、22.23と波形整形回路25とは、速度検出回
路26を構成する。
インバータ制御回路50は、正反転回路51、制動回路
53及び駆動論理回路55によって構成される。速度信
号i11. N2. N3は正反転回路51に入力され
、信号J1. J2. J3に変換される。すなわち、
この正反転回路51には方向信号りが入力され、方向信
号りがLレベルであるときにはJl−旧。
J2−112. J3−N3となり、方向信号りがHレ
ベルであるときにはJl−112,J2−N3. J3
−Hl、、となる。
これらの信号Jl、 J2. J3は制動回路53に入
力され、信号KL、 K2. K3に変換される。すな
わち、この制動回路53には前記制動信号Bと方向信号
りとが入力され、制動信号Bと方向信号りとの論理レベ
ルが一致するときにはKl−Jl、 K2−J2゜K3
−J3となり、一致しないときにはKl−J2. K2
−J3.  K3−Jlとなる。
これらの信号K1. K2. K3は駆動論理回路55
に入力され、駆動信号Ll、 L2. L3及びML、
 N2. N3に変換される。
駆動論理回路55の詳細構成は、例えば次のとおりであ
る。すなわち、信号に1は、3人力ORゲート103の
第1の入力端子及び2人力ORゲート111の第1の入
力端子に直接入力されるとともに、インバータ 104
を介して3人力ORゲート101の第1の入力端子及び
2人力ORゲート113の第1の入力端子に入力される
。信号に2は、3人力ORゲート 102の第1の入力
端子及び2人力ORゲート113の第2の入力端子に直
接入力されるとともに、インバータ 105を介して3
人力ORゲート103の第2の入力端子及び2人力OR
ゲート 112の第1の入力端子に入力される。信号に
3は、3人力ORゲート1o1の第2の入力端子及び2
人力ORゲート112の第2の入力端子に直接入力され
るとともに、インバータ 106を介して3人力ORゲ
ート1o2の第2の入力端子及び2人力ORゲート 1
11の第2の入力端子に入力される。さらに、2人力O
Rゲ−1−111,11,2,113)各出力は、3人
力ORゲート 101. 102. 103の第3の入
力端子にそれぞれ入力されるとともに、駆動信号L1.
. L2゜L3として前記のようにスイッチング回路9
0のPNPトランジスタ92.93.94の各ベースに
供給される。一方、3人力ORゲート lot、  1
02゜103の各出力は、駆動信号Ml、 M2. M
3としてインバータ回路30のPNPトランジスタ33
.32゜31の各ベースに供給される。
次に、以上に説明した本発明の実施例に係るブラシレス
モータ回路の動作を説明する。
速度信号旧、 H2,H3は、対応する位置検出器の近
傍に回転子4のN極があるときにHレベルとなり、S極
があるときにLレベルとなる。したがって、回転子4の
回転中の速度信号lit、 H2゜1(8は、1回転あ
たり1パルスの信号となる。これらの信号のうち速度信
号旧が差動増幅回路72において微分回路73、ワンシ
ョット回路74及び平滑回路75から構成されるF/V
変換回路に入力されるから、この変換回路の作用により
、回転子4の回転速度に比例した大きさの電圧が差動増
幅器77の反転入力端子に入力される。ところが、回転
子4の回転が停止していると、速度信号旧、 +12.
 [3はいずれも変化がなく、差動増幅器77の反転入
力端子の入力電圧がほぼOVとなる。
さて、制動信号BがLレベルである場合には、切換回路
70が可変抵抗器61の調整によって決定される一定電
圧の速度指令Sを出力する。したがって、回転子4の回
転が停止していると、差動増幅器77の出力Fが高い電
圧となり、この出力がコンパレータ83の反転入力端子
に入力される。一方、このコンパレータ83の非反転入
力端子には一定周波数の三角波電圧が印加されるから、
コンパレータ83の反転入力端子への印加電圧が高い電
圧である場合には、このコンパレータ83から出力され
るパルス信号PのLレベルの期間が長くなり、パルス幅
が小さくなる。このパルス信号Pがスイッチング回路9
0のPNP トランジスタ91のベースに印加されるか
ら、このトランジスタ91の08時間が長くなる。
一方、速度信号旧、 H2,83は、正反転回路51に
よって方向信号りの論理レベルに応じて信号Jl、 J
2. J3に変換された後、Lレベルの制動信号Bが入
力された制動回路53をそのまま通過して信号Kl、 
K2. KSとなり、駆動論理回路55に人力される。
例えば方向信号りと制動信号BとがともにLレベルであ
る場合には、速度信号旧。
82、83の論理レベルがそれぞれり、H,Lであると
き、6つの駆動信号のうち2つの駆動信号M3. L2
のみがLレベルとなる。駆動信号旧がLレベルになると
、インバータ回路30のPNP トランジスタ31がO
Nする。また、駆動信号L2がLレベルになるとスイッ
チング回路90のPNPトランジスタ93がONするか
ら、パルス信号PのLレベルの期間ごとに、PNPトラ
ンジスタ91、 93を通してインバータ回路30のN
PN トランジスタ35にベース電流が供給され、この
トランジスタ35がONする。したがって、直流電源V
DDからPNP トランジスタ31SU相同定子巻線1
1、V相固定子巻線12及びNPN トランジスタ35
を順次経由して電流が流れ、回転子4が時計回り(以下
CWという。)方向の回転を開始する。以下、回転子4
が60度回転するごとに速度信号1(1,H2,H3の
論理レベルに応じてLレベルにする駆動信号を切換え、
回転子4のCW力方向回転を継続的に駆動する。
制動信号BがLレベルであって方向信号りがHレベルで
ある場合には、速度信号Ill、 H2,H3の論理レ
ベルがそれぞれ同じ<L、H,Lであっても駆動論理回
路55の駆動信号M2.1.1のみがLレベルとなる。
この場合には、直流電源vDDからPNP トランジス
タ32、V相固定子巻線12、W相固定子巻線13及び
NPNトランジスタ36を順次経由して電流が流れ、回
転子4が反時計回り(以下CCWという。)方向の回転
を開始し、回転子4のCCW方向の回転が継続的に駆動
される。
回転子4の回転速度が上昇すると、速度信号旧の繰返し
周波数が上昇する。この周波数が上昇すると、差動増幅
器77の反転入力端子の入力電圧が上昇する。そして、
この電圧が速度指令Sにほぼ等しくなるまでPNPトラ
ンジスタ91のON時間を小さくして、回転子4の回転
速度を設定された一定の回転速度に一致させる。つまり
、回転子4の回転速度の負帰還がなされ、一定の回転速
度が達成される。
回転子4の定速回転中に制動信号BをHレベルにすると
、アナログスイッチ67、88による切換が行なわれ、
可変抵抗器64の調整によって決定される制動指令Tが
差動増幅器77の非反転入力端子に入力される。制動指
令Tは高い電圧に設定されるので、制動信号BをHレベ
ルに変更した直後は差動増幅器77の出力Fが制動指令
Tによって決定される低い電圧となり、この出力Fがコ
ンパレータ83の反転入力端子に印加される。したがっ
て、コンパレータ83から出力されるパルス信号PのL
レベルの期間は短く、パルス幅が大きい。このパルス信
号PがPNPトランジスタ91のベースに印加されるか
ら、トランジスタ91のON時間は短いものの、このO
N時間は制動指令Tによって決定される。
一方、同じ制動信号Bが制動回路53にも入力される。
方向信号りがLレベルであって回転子4がCW力方向回
転をしている場合に制動信号BがHレベルになると、制
動回路53において制動信号Bと方向信号りとの論理レ
ベルが一致しなくなるからKl−J2. K2−J3.
 K3−Jlとなり、例えば速度信号I11.112.
113の論理レベルがそれぞれり、H,Lであるとき、
6つの駆動信号のうち2つの駆動信号旧、 L3のみが
Lレベルとなる。駆動信号MlがLレベルになると、イ
ンバータ回路30のPNPトランジスタ33がONする
また、駆動信号L3がLレベルになるとスイッチング回
路90のPNP )ランジスタ94がONするから、パ
ルス信号PのLレベルの期間ごとに、PNP )ランジ
スタ91.94を通してインバータ回路30のNPN 
トランジスタ34にベース電流が供給され、このトラン
ジスタ34がONする。したがって、直流電源VDDか
らPNPトランジスタ33、W相固定子巻線13、U相
固定子巻線11及びNPN トランジスタ34を順次経
由して電流が流れ、制動指令Tによって決定される回転
子4の回転制動がなされる。以下、回転子4が60度回
転するごとに速度信号旧、 H2,[3の論理レベルに
応じてLレベルにする駆動信号を切換え、回転子4を継
続的に制動する。
方向信号りがHレベルであって回転子4がCCW方向の
回転をしている場合に制動信号BがHレベルになると、
制動信号Bと方向信号りとの論理レベルが一致するから
Kl−Jl、 K2−J2゜K3−J3となり、例えば
速度信号旧、 H2,H3の論理レベルがそれぞれり、
H,Lであるとき、駆動信号M1. L3のみがLレベ
ルとなる。したがって、CW力方向回転時と同様に回転
子4の回転が継続的に制動される。この際にも、制動力
は制動指令Tによって決定される。
以上に説明したように、回転子4の回転方向にかかわら
ず、制動信号BをHレベルにするだけでパルス信号Pの
Lレベルの期間に制動が実行される。
制動による回転子4の回転速度の減少にともない、速度
信号illの繰返し周波数が減少し、差動増幅器77の
反転入力端子への印加電圧が低下する。一方、制動指令
Tは一定の電圧であるから、差動増幅器77の出力Fが
上昇する。出力Fの上昇につれて、コンパレータ83か
ら出力されるパルス信号PのLレベルの期間が長くなり
、パルス幅が小さくなる。このパルス信号PがPNP)
ランジスタ91のベースに印加されるから、トランジス
タ91のON時間が長くなる。したがって、回転子4の
回転速度が減少するにつれて、制動指令Tによって規制
されながら制動力が大きくなる。なお、パルス信号Pの
Hレベルの期間は、回転の駆動も制動もともに行なわれ
ない。
[発明の効果] 以上に詳細に説明したように、本発明に係るブラシレス
モータ回路では、制動信号の入力を受けてインバータ制
御回路の動作を回転電流モードから制動電流モードに切
換えるとともに、速度検出回路、差動増幅回路、パルス
幅変調回路、スイッチング回路、インバータ制御回路及
びインバータ回路で構成されるブラシレスモータの通電
電流負帰還回路において、制動信号の入力を受けて差動
増幅回路の基準電圧を速度指令から制動指令に切換えて
いるため、制動信号の変調のための特別な発振器を設け
る必要がない。また、制動力を滑かに変化させることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係るブラシレスモータ回路
のうち、速度設定器、制動力設定器、切換回路、差動増
幅回路、パルス幅変調回路及びスイッチング回路の部分
を示す回路図、第2図は、本発明の実施例に係るブラシ
レスモータ回路のうち、ブラシレスモータ自体とインバ
ータ回路との部分を示す回路図、 第3図は、本発明の実施例に係るブラシレスモータ回路
のうち、速度検出回路とインバータ制御回路との部分を
示す回路図である。 符号の説明 2・・・3相DCブラシレスモータ、4・・・回転子、
6・・・固定子、11・・・U相固定子巻線、12・・
・V相固定子巻線、13・・・W相固定子巻線、21゜
22.23・・・位置検出器、26・・・速度検出回路
、30・・・インバータ回路、50・・・インバータ制
御回路、60・・・速度設定器、63・・・制動力設定
器、70・・・切換回路、72・・・差動増幅回路、8
1・・・パルス幅変調回路、90・・・スイッチング回
路、B・・・制動信号、H1〜H3・・・速度信号、L
1〜L3.Ml〜M3・・・駆動信号、S・・・速度指
令、T・・・制動指令。 特許出願人 株式会社芝浦製作所 代理人 弁理士 蔦田璋子 コノ はか1名、、1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.回転子の回転速度に比例した速度信号を出力する
    速度検出回路と、スイッチング素子からなり固定子巻線
    に電流を供給するインバータ回路と、制動信号の入力を
    受けて前記回転子の回転のための電流モードを制動のた
    めの電流モードに切換えるために前記インバータ回路の
    スイッチング素子のオン順序を決定する駆動信号を出力
    するインバータ制御回路と、速度指令を出力する速度設
    定器と、制動指令を出力する制動力設定器と、前記制動
    信号の入力を受けて前記速度指令を前記制動指令に切換
    えて出力する切換回路と、この切換回路の出力と前記速
    度検出回路の速度信号出力との差をとる差動増幅回路と
    、この差動増幅回路の出力に応じたパルス幅の信号を出
    力するパルス幅変調回路と、このパルス幅に応じて、前
    記インバータ制御回路から出力される駆動信号を前記イ
    ンバータ回路のスイッチング素子に供給する時間を変更
    するスイッチング回路とからなることを特徴とするブラ
    シレスモータ回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60204286A (ja) * 1984-03-26 1985-10-15 Tokyo Electric Co Ltd 直流ブラシレスモ−タの駆動装置
JPS61180594A (ja) * 1984-12-19 1986-08-13 Victor Co Of Japan Ltd モ−タ駆動回路
JPS62221893A (ja) * 1986-03-19 1987-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タの駆動装置

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