JPS61180594A - モ−タ駆動回路 - Google Patents

モ−タ駆動回路

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JPS61180594A
JPS61180594A JP59268053A JP26805384A JPS61180594A JP S61180594 A JPS61180594 A JP S61180594A JP 59268053 A JP59268053 A JP 59268053A JP 26805384 A JP26805384 A JP 26805384A JP S61180594 A JPS61180594 A JP S61180594A
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JP
Japan
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rotor
pulse
rotation detection
coil
phase
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Application number
JP59268053A
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English (en)
Inventor
Atsuyoshi Suganuma
菅沼 篤是
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61180594A publication Critical patent/JPS61180594A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/34Modelling or simulation for control purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ駆動回路に係り、特に回転子を回転させ
るための回転磁界を作ることを目的としたn相(ただし
、nは3以上の整数)の電機子巻線に正、負両方向の駆
動電流を流してモータを回転層動制御するモータ駆動回
路に関する。
従来の技術 ホール素子を用いた一般的な直流無刷子モータ(ホール
モータ)では、ホール素子によって回転子の磁極と電機
子巻線くコイル)との相対位置を検出し、これによりス
イッチング素子を相対位置に応じてオン、オフせしめ、
m相(ただし、■は2以上の整数)のコイルに流れる電
流を順次切換えて回転子を一定方向に回転させる。この
場合、回転子の磁極の磁束を最も有効に利用するために
は、各相毎に1つのホール素子を用い、コイルの位置に
対応した回転子の磁極(例えばN、Sの2値)を、その
コイルに流す電流(+、O,−の3値)に対応させる必
要がある。従って、ホールモータは回転子が停止してい
る場合にも、回転させたい方向が決まれば、コイルの位
置に対応した磁極をホール素子により検出することによ
り、各相のコイルにどの方向に電流を流せば良いかが決
まった。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、従来のホールモータでは各相毎に1つのホー
ル素子を用いていたので、m相のホールモータではm個
のホール素子が必要で、配線が複雑かつ面倒であり、ま
た高価であるという問題点があった。
そこで本発明は、パルス発生手段と、回転検出手段と、
スイッチ回路手段と、駆動用パルス発生手段と、制動手
段とにより、上記の問題点を解決したモータ駆動回路を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 第1図は本発明回路の全体構成を示す。パルス発生手段
1は一定繰り返し周波数のパルスを発生する。回転検出
手段2はモータ5の回転子のfB極位置に対応した位相
で、回転速度に比例した繰り返し周波数の回転検出パル
スを発生する。スイッチ回路手段3は回転検出パルスの
周期の長短を判別してパルス発生回路1の出力パルス又
は回転検出パルスのいずれかを駆動用パルス発生手段4
に供給する。駆動用パルス発生手段4は回転磁界を作る
ための20相の駆動用パルスを発生して、モータ8のn
相のコイル夫々に正、負両方向の駆動電流を流す。制動
手段5は回転検出パルスより回転子の回転速度が所定値
以下のとき回転子を制動する。
。用 上記n相のコイル(電機子巻線)は等間隔で固定され、
かつ、回転子の磁極は等角度間隔で配設されている。従
って、上記nの値よりも少ない数(例えば1個)のセン
サを用いて上記駆動電流が切換わるべきセンサと回転子
の磁極との相対位置を検出することができ、これにより
回転子を回転し続けることができる。ただし、上記セン
サはコイルと回転子の磁極との相対位置を検出している
のではないため、回転子が停止している場合は所定方向
に回転させるために各相のコイルにどの方向に電流を流
せば良いかが決まらない。しかして、本発明によれば、
回転子が停止している場合には、パルス発生回路1の出
力パルスに基づいて2n相の駆動用パルスを発生して回
転子を強制的に起動し、これによりセンサより回転検出
パルスが得られてn相のコイルに所定順序で正、負両方
向の駆動電流が供給され、回転子が所定方向に回転する
制動手段5は回転子の回転速度が所定値以下のとき回転
子を制動して回転子に対するトルクが最大となるよう回
転子の駆動状態を移行させる。
実施例 第2図は本発明回路の一実施例の回路系統図を示す。同
図中、第1図と同一構成部分には同一符号を付しである
。第2図の右下に示ず工、■及び■は被駆動モータの3
相のコイル(電機子巻線)である。上記3相のコイル1
.II及び■は、第3図に示す如く、N極とS極とが交
互に4極ずつ、計8極等角度間隔で着磁された回転子3
8に対して、互いに独立に固定子に巻回されている。コ
イルエは第3図中、I−+→I−2→I−s→ニー4→
I−sの順に巻回されており、同様にコイル■及び■は
夫々II−+〜If−s 、 m−+〜m−sで示す如
くに巻回されている。
いま、コイルIに流れる電流を 11 とすると、コイ
ル■の導線I−+に加わる力Fは、導線エ−1の有効長
さを2とし、回転子38に着磁された磁極による磁束密
度をBとすると、F=Be  it 。
で表わすことができる。この力Fは第3図にFで示す方
向にコイルTにかかるが、コイル■は固定されているた
め、回転子38がそれと反対方向に力を付与されて回転
子38は矢印X方向へ回転する。
この回転子38の回転動作について更に詳細に説明する
に、第4図は回転子38の磁石部分を横に広げて展開し
て図示すると共に、コイル■〜■を併せて示す。第4図
中、第3図と同一部分には同一符号を付しである。3組
のコイルエ〜■に対して、回転子38は最初第4図に3
8aで示す位置にあったものとする。この状態において
、まずコイルエに正方向(ニー1→1−5)の電流が流
され、かつコイル■に負方向(■−5→■−1〉の電流
が流されると、前記した如く回転子38は第3図に示す
矢印X方向に移動して第4図に38bで示す位置にくる
。次に、コイルエに正方向、コイル■に負方向の電流が
夫々流されると回転子38は矢印X方向に移動して第4
図に38cで示す位置にくる。この位置38cにある回
転子38とコイル■との相対位置関係は、第4図に示す
如く位置38aにあったときの回転子38とコイル■と
の相対位置関係と同じである。このため次に、コイル■
に正方向、コイル■に負方向の電流が流されると回転子
38は38dに示す位置にきて、更にコイル■に正方向
、コイルエに負方向の電流が流されると回転子38は3
8eに示す位置にくる。このときの回転子38とコイル
■との相対位置関係は第4図の位@38Cにある回転子
38とコイル■との相対位置関係と同じであり、次にコ
イル■に正方向、コイル■に負方向の電流が流されると
回転子38は38fに示す位置にきて、更にコイル■に
正方向、コイル■に負方向の電流が流されると回転子3
8は38gに示す位置にくる。
この回転子38の位置38aとコイル■〜■との相対位
置関係は、位置38aにおける回転子38とコイルエ〜
■との相対位置関係と同一である。従って、以下同様に
コイルエ〜■のうちの2つのコイルに順次電流を流すこ
とにより、回転子38は一定方向に回転し続ける。従っ
てコイル■〜■には第5図に実線で示す如き電流iI、
  in。
1111を夫々流すことにより回転子38が回転する。
この場合、コイルエ〜■と回転子38の磁極との相対位
置関係が、第4図に38a〜38fに示す6種の位置関
係のいずれかであるかを検出する必要がある。従来のホ
ールモータでは上記6種の位置関係を3個のホール素子
で各別に検出し、1個目のホール素子で388でコイル
エに流す電流i工の切換ポイントを決め、同様に2個目
、3個目のホール素子でコイル■、■夫々に流す電流i
L  i[夫々の切換ポイントを決めていた。しかし、
このホールモータは前記した問題点があった。
しかし、回転子の磁極が等角度間隔で着磁されており、
コイルの取付位置も等間隔であれば、1つのセンサによ
り検出することが可能である。
例えば、上記の3相8極モータの場合、第6図に示す如
く、磁石37の設けられた回転子38に一体的に取付け
られた第1の光反射率の回転体40上に、等角度間隔で
計24個の第2の反射率のマーカ6を形成し、かつ、コ
イルエ〜■を設けられた固定子39のマーカ6を照射す
る位置に、発光素子と受光素子とよりなるホトリフレク
タであるセンサ7を固定する。ここで、センサ7は回転
子38が第4図に38a〜38dで示した夫々の位置(
駆動電流が切換わるべき位置)にきたときにマーカ6を
検出するように配置され、かつ、マーカ6が回転子38
の磁極に対して所定位置に形成されている。
これにより、センサ7からは第5図に示す如く、3相の
駆動電流が切換わるべき回転子38の磁極位置に関連し
た位相で、かつ、回転子38の回転速度に比例した繰り
返し周波数の回転検出パルスaが取り出される。このマ
ーカ6及びセンサ7は回転検出手段2を構成している。
再び第2図に戻って説明するに、パルス発生回路1より
取り出された一定繰り返し周波数のパルスは、モータ駆
動期間閉成される開閉成スイッチ8を経てスイッチ回路
10の端子10bに供給される。一方、センサ7よりの
回転検出パルスはリトリガラブル・モノマルチ(再トリ
ガ形単安定マルチバイブレータ)9にトリがパルスとし
て供給される一方、スイッチ回路10の端子10a及び
F−V変換器41夫々に供給される。リトリガラブル・
モノマルチ9は時定数が後述の所定の値τに選定されて
おり、また周知の如く、回路の準安定状態でのトリガに
対しても応答し、回転検出パルスの入来の都度、新たな
準安定状態を開始する回路である。従って、センサ7の
出力回転検出パルスが第7図(A)に示す如く、一番目
と二番目のパルス間隔がτよりも長く、二番目以降のパ
ルスのパルス間隔がτよりも短い場合には、リトリガラ
ブル・モノマルチ9の出力信号は、第7図(B)に示す
如く、一番目のパルス入来時点より時定数τ経過する時
点までハイレベルで、これより二番目のパルス入来時点
までローレベルで、更に二番目のパルス入来時点以降は
ハイレベルの状態を保たれた信号となる。
リトリガラブル・モノマルチ9の出力信号はスイッチ回
路10にスイッチングパルスとして印加され、そのハイ
レベル期間は端子10aの入力回転検出パルスを選択出
力させ、そのローレベル期間は端子10bの入力パルス
を選択出力させる。
従って、リトリガラブル・モノマルチ9及びスイッチ回
路10は前記スイッチ回路手段3を構成している。スイ
ッチ回路10より取り出されたパルスは、リングカウン
タ11に夫々供給される。いま、モータが定常回転速度
で回転しているものとすると、スイッチ回路10からは
第8図(A>に示す如く、前記時定数τよりも周期が充
分短い回転検出パルスaがそのまま取り出される。
リングカウンタ11はスイッチ回路10よりパルスaが
入来すると、出力端子01〜06夫々より第8図(B)
〜(G)に示すパルスb−g夫々を出力する。パルスb
はSRフリツブフOツブ12のセット端子及びSRフリ
ップフロップ17のリセット端子に供給され、パルスC
はSRフリップ70ツブ12のリセット端子及びSRフ
リップフロップ14のセット端子に供給され、パルスd
はSRフリップフロップ13のリセット端子及びSRフ
リップ70ツブ14のセット端子に供給され、パルスe
はSRフリップフロップ14のリセット端子及びSRフ
リップ70ツブ15のセット端子に供給され、パルス「
はSRフリップフロップ15のリセット端子及びSRフ
リップフロップ16のセット端子に供給され、パルス0
はSRフリツブフOツブ16のリセット端子及びSRフ
リップフロップ17のセット端子に供給される。
SRフリップフロップ12〜17夫々はセット端子に供
給されるパルス立上がりでセットされ、リセット端子に
供給されるパルスの立下がりでリセットされるものであ
る。従ってSRフリップ70ツブ12〜17夫々より第
8図(H)〜(M)に示すパルスh−n+夫々が出力さ
れる。これらのパルスh−mは夫々抵抗19〜24を介
してトランジスタ25〜30夫々のベースに供給される
トランジスタ25,27.29のコレクタはスイッチ3
1の可動接片に接続されている。スイッチ回路31の端
子31aには制御電圧VOが供給され、端子31bは接
地されている。またトランジスタ25のエミッタはトラ
ンジスタ28のコレクタ及びコイルエの導線I−+に接
続され、トランジスタ27のエミッタはトランジスタ3
0のコレクタ及びコイル■の導線II−+に接続され、
トランジスタ29のエミッタはトランジスタ26のコレ
クタ及びコイル■の導線m−+ に接続されている。ト
ランジスタ26.28.30のエミッタは共通に接地さ
れている。モータ回転時にはスイッチ回路31の可動接
片は端子31aと接続されているのでSRフリップ70
ツブ12〜17より夫々パルスh−mが出力されるとト
ランジスタ25〜30のうちHレベルのパルスをベース
に供給されたトランジスタが導通して、コイルエル■夫
々には第8図(N)、(0)、(P)夫々に示す電流i
I、  iI、  inI夫々が流れる。これらの電流
は第5図に示す電流と同一でありこれによって回転磁界
が発生し回転子3Bが一定方向に回転せしめられる。
次にモータの起動時について説明する。モータ停止時に
はスイッチ回路31の可動接片が端子31b 1.:接
続されており、コイルト4に電流は流れない。このとき
スイッチ回路10の可動接片は端子10bに接続されパ
ルス発生回路1よりのパルスがリングカウンタ11に供
給される。スイッチ回路31の可動接片を端子31’a
に接続してプレイモードとしたとき、コイルI〜■夫々
に流れる電流は第8図の(N)〜(P)の期間t1〜t
6のうちのいずれかの期間と同じ状態である。
期間t1に対応する第1電流モードではコイル■に正方
向く導線I−+→I−s方向)の電流が流れ(この状態
を「■+」と表わす)、コイル■に負方向(導線ll−
5→IF−+方向)の電流が流れる(この状態をrI[
−Jと表わす。)同様にして期間 t2〜t6夫々に対
応する第2〜第6電流モード夫々の各コイルに流れる電
流は第9図に示す如く表わされる。上記のプレイモード
とされたとき、回転子38に発生するトルクは正方向(
第3図の矢印X方向)又は負方向又はOのいずれかであ
る。トルクがOの場合にはパルス発生器1よりのパルス
によって次の電流モード(図中、右隣)に移行し、(例
えば第1電流モード→第2電流モード)、必ず回転子3
8に正方向又は負方向の1〜ルクが発生し、回転子38
はセンサ7がマーカ6を検出する位置まで移動する。セ
ンサ7がマーカ6を検出したとき、回転子38はコイル
1〜■に対して第4図の位置388〜38[のうちのい
ずれかの位置関係にあり、このときの電流モードも第1
〜第6のいずれであるか分からない。
ここで、回転子38が第4図示の位Lff38aにある
場合について説明する。このとき第1電流モードである
と、第4図においてコイルエの導線ニー+ 、 I−4
にN極へ近づく向き、導線ニー2゜I−sにS極より遠
ざかる向き夫々に電流が流れ、回転子38に正方向(第
5図の矢印X方向)のトルクが生じる。またコイル■の
導線ll−5、II −2にN極へ近づく向き、導線I
[−a、II−+にS極より遠ざかる向き夫々の電流が
流れ、回転子38に正方向のトルクが生じる。従って、
この状f&では2つのコイルI、II夫々に正方向のト
ルクが発生するのでrTO+2Jと表わす。また、第2
電流モードであると、コイルエは上記と同様にして回転
子38に正方向のトルクを生じる。またコイル■の導線
m−5,I[I2にS極へ近づく向き、導線m−4,m
−+にN極より遠ざかる向き夫々の電流が流れ、回転子
38に逆方向(第5図の矢印Xと反対方向)のトルクが
発生する。このためコイル■によるトルクとコイル■に
よるトルクが打消し合って回転子38に対するトルクは
Oとなる。この状態を「TO±OJと表わす。
同様にして、回転子38が位置38aにあり、第3電流
モードであると、コイル■、■共に逆方向トルクを発生
し、この状態をrTo−24と表わす。第4電流モード
であると、当初コイルI。
■共に逆方向トルクを発生するが、回転子38が僅か逆
方向に回転するとコイルIの導線ニー5゜I−2にS極
へ近づ(向き、導線I−4,IIにS極より遠ざかる向
き夫々の電流が流れ、コイル■の発生するトルクはOと
なる。このため、この状態をrTO−I Jと表わす。
また、第5電流モードであると、コイル■に逆方向トル
ク、コイル■に正方向トルクが発生し、回転子38に対
するトルクはOとなり、この状態をrTOfOJと表わ
す。更に第6電流モードであると、コイル■。
■共に正方向トルクを発生するが、回転子が僅かに正方
向に回転するとコイル■の発生するトルク  、が0と
なり、この状態をrTO+1Jと表わす。
同様にして回転子38が位138b〜38f夫々にある
ときの第1〜第6電流モード夫々の状態で発生するトル
クは第10図に示す如く表わされる。
ここで、回転子38が位138aで第1電流モードのと
き発生するトルクは”ro+2で回転子38は正方向回
転し位置38bの状態に移行する。
このときセンサ7はマーカ6を検出して第2電流モード
となりトルクTO+2を発生する。以下同様にして発生
トルクはTO+2となり、回転子38は正方向に回転す
る。
次に、回転子38が位@38bで第3電流モードのとき
発生トルクはTO+Oであり、パルス発1器1のパルス
によって第4電流モードとなるとトルクTo−2を発生
して回転子38は逆方向回転して位置38aの状態に移
行する。これによってセンサ7の発生するパルスで第5
電流モードとなるとトルクTO+Oのため回転子38は
回転しない。この後パルス発生器1のパルスで第6電流
モードとなるとトルクTO+1が発生し、回転子38は
正方向に回転して位置38bに移行しマーカ6の検出に
より第1電流モードとなりトルクTO+1が発生する。
以下同様にして発生トルクはTO+1となり回転子38
は正方向に回転する。
このようにして3相のモータの回転子38はトルクTO
+2又はTo+1のいずれかの発生により回転を続ける
回転子38が正方向に回転して位置38aから位置38
fと順次移行するとき、コイル■に常時正方向の電流を
流したと仮定するとコイルIは回転子38に対して第1
1図(A)の一点鎖線■xに示すトルクを発生する。ま
た、コイル■、■夫々は回転子38に対して第11図(
A>の実線I[x、二点鎖線11x夫々に示すトルクを
発生する。
従って、発生トルクTO+2により回転子38が回転す
る場合、つまり位置388〜38bの間でコイルIに正
方向の電流が流れコイル■に負方向の電流が流れる場合
の合成トルクは第11図(B)に示す如くなり、位置3
8b〜38Gの間でコイルエに正方向、コイル■に負方
向夫々の電流が流れ、以下位置38c〜38a夫々の間
においても同様にして第11図(B)の如き合成トルク
(TO+2)が発生する。
また、発生トルクTO+1により回転子が回転する場合
、つまり位138a〜38bの間でコイル■に負方向、
コイル■に正方向夫々の電流が流れる場合の合成トルク
は第11図(C)に示す如くなり、位置38b〜38g
夫々の間においても同図に示す如ぎ合成トルク(TO+
1)が発生する。
上記の発生トルクTO+2の状態で回転子38が回転す
る場合に比して、発生トルクTO+1の状態で回転する
場合のトルクは小さく、またトルクリップルが大である
ため、n  (nは3以上の整数)相のモータがトルク
TO+1の状態で回転している場合にはこれを強制的に
トルクTO+2の状態とする機構が必要とされる。
再び第2図に戻って説明するに、センサ7よりの回転検
出パルスはF−V変換器41に供給される。F−V変換
器41はコンパレータを内蔵するもので、回転検出パル
スをF−V変換して回転検出パルスの繰り返し周波数に
比例した電圧を得、この電圧を所定の基準電圧と比較し
て回転検出パルスの繰り返し周波数が所定値を越えたと
きHレベル、所定値未満でLレベルの制御信号を生成し
てブレーキ機構42に供給する。
ブレーキ機構42は第12図に示す如き構成である。第
12図において、端子43にはF−V変換器41よりの
制御信号が入来し、抵抗を介してトランジスタ44のベ
ースに供給される。制御信号がLレベルの場合トランジ
スタ44は非導通状態で、−@45aを枢支されたアー
ム45がコイルバネ47に引張されてアーム45に取り
付けられたブレーキシュー46がモータの回転子38に
圧接され、回転子38の回転が制動される。また制御信
号がHレベルの場合、トランジスタ44は導通しソレノ
イド48に電流が流れプランジャ49が矢印Y方向に引
張されてブレーキシュー46は回転子38より離間し、
回転子38の制動は行なわれない。
ここで、発生トルクTO+1の状態で回転子38が回転
する場合にはトルクが小さく回転速度が遅い。このため
F−V変換器41の生成する制御信号はLレベルとなり
、回転子38は制動される。この制動による負荷をT2
として第11図(、C)に表わす。回転子38が位置3
8a〜38bの間にある場合、回転子38は位置αで制
動され停止する。同様にして位置38b〜3Qc、38
c〜38d夫々においても位置β、γ夫々で回転子38
は停止する。位置αで停止した後、パルス発生器1より
のパルスで第1電流モードとなると回転子38に対する
発生トルクはTO+2の状態となり回転子38は回転を
開始し、トルクTO+2の状態で回転を続けるためトル
クが大となって回転数が上昇し、F−V変換器41の発
生する制御信号はHレベルとなり回転子38の制動が解
除される。第10図に表わされるように位置38b〜3
8f夫々においても発生トルクTO+1の状態で電流モ
ードが1だけ進むと発生トルクTO+2の状態となる。
従って位置β、γ・・・夫々で回転子38が停止してい
る場合にも同様にして回転子38はトルクTO+2の状
態へ移行して正常な回転を行なう。
なお、第2図示のSRフリップフロップ12〜17の代
りに、セット端子に供給されるパルスの立上がりでセッ
トされ、かつリセット端子に供給されるパルスの立上が
りでリセットされるSRフリップフロップ12A〜17
Aを用いた第13図(A)に示す回路でパルスh−mを
生成しても良い。また、SRフリップフロップ12〜1
7の代りに、オア回路12B〜17Bを用いた第13図
(B)に示す回路でパルスh〜mを生成しても良い。こ
れらの回路においてSRフリップフロップ12A〜17
A又はオア回路12B〜17B夫々より出力されるパル
スh−m夫々は第2図示の回路とまったく同一である。
なお、被駆動モータが3相4極であり、コイルIA〜I
Aと回転子38Aのv7i極との相対関係が第14図(
A)に示す如きものであっても各コーイルIA〜I[A
夫々に第5図の電流iI、  iII。
i■を流すことによって回転子38Aに矢印方向の力(
トルク)を発生する。ここで回転子38Aの下に示す黒
点・の位置にマーカ6が設けられ、コイルIAの上に示
す三角点Δの位置にセンサ7が設けられる。また、コイ
ルIA〜IIIA夫々を破線に示す如く延長して1相に
つき2組のコイルを設けたものについても、その動作は
まったく同一である。
更に被駆動モータが3相12極で1相につき3組のコイ
ルを有し、コイルIB〜■Bと回転子38Bの磁極との
相対関係が第14図(B)に示すものであっても各コイ
ルI8〜■B夫々に第5図示の電流 iI、  iI[
、iI[[夫々を流すことにより回転子38Bに矢印方
向の力(トルク)を発生する。ここで回転子38Bの下
に示す黒点・の位置にマーカ6が設けられ、コイルIB
の上に示す三角点Δの位置にセンサ7が設けられる。上
記のコイルIA〜I[IA (IB〜I[[B)を第2
図示の駆動回路によりコイル■〜■に代えて駆動するこ
とにより回転子38A、38Bが回転せしめられる。
また、被駆動モータが3相2tfiであり、コイルIC
〜■Cと回転子38Gの磁極との相対関係が第15図(
A)に示す如きもの、また、被駆動モータが3相4極で
1相につき2組のコイルを有し、コイルID〜I[[D
と回転子38Dの磁極との相対関係が第15図(B)に
示す如きもの、更に被駆動モータが3相6極で1相につ
き3組のコイルを有し、コイルIE〜II[Eと回転子
38Eの磁極との相対関係が第15図(C)に示す如き
もの夫々においては、コイルIC〜IC又はID〜I[
ID又はIE〜I[[E夫々に第16図示の電流 i工
a〜i1[[a夫々を流すことにより、回転子38C又
は38D又は38E夫々に図中矢印方向の力(トルク)
を発生する。ここで、図中回転子38C138D、38
E夫々の下に示す黒点・位置にマーカ6が設けられ、コ
イルIC,ID、IE夫々の上に示す三角点Δの位置に
センサ7が設けられる。
従って、コイルIC又はIO又はIEを第2図示の回路
のコイルIに代え、コイル■C又はIrD又はIIEを
コイル■に代え、更にコイル■C又は1[[D、 I[
[Eをコイル■に代えて、第2図示の回路により駆動す
ることにより、回転子38C,38D。
38E夫々が回転せしめられる。
なお、センサ7の回転検出パルスをF−V変換器41に
供給する代りに、別のセンサを用いて回転子38の回転
を検出してF−V変換器41に供給する構成であっても
良く、光学的な回転検出の代りに磁気的又は機械的な回
転検出を行なっても良く、ブレーキ機構42はソレノイ
ドプランジャを用いない他のブレーキ撮構であっても良
く、上記実施例に限定されない。
発明の効果 上述の如く、本発明になるモータ駆動回路は、センサよ
りの回転検出パルスで各相のコイルに流す正、負両方向
の駆動電流を生成しているので、ホールモータに比して
センサの数を少なくすることができ、これにより配線が
簡単でまた安価に構成することができ、更に生産性を向
上し得、また、回転子に対するトルクが最大となる状態
で回転子は回転し、トルクリップルを小さくて済み、回
転効率が良い等の特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示す図、第2図は本発明回
路の一実施例を示す回路系統図、第3図は被駆動モータ
の回転子及びコイル構造の一例の概略を示す図、第4図
は被駆動モータの回転子の6餞極のコイルに対する動き
を説明する図、第5図はコイルの駆動電流波形の一例を
示す図、第6図は被駆動モータの構造の一例を示す図、
第7図及び第8図は夫々第2図に示すブロック系統の動
作説明用信号波形図、第9図はコイルに流れる電流のモ
ードを表わす図、第10図は回転子に対するトルクを状
態毎に表わす図、第11図はコイルに流れる電流と発生
トルクとの関係を示す図、第12図は第2図示のブレー
キ機構の一実施例を示す図、第13図は第2図示の回路
の一部の変形例を示す図、第14図、第15図夫々は非
駆動モータの回転子の11極とコイルとの相対関係の各
個を示す図、第16図は第15図示の各コイルの駆動電
流波形の一例を示す図である。 1・・・パルス発生回路、2・・・回転検出手段、3・
・・スイッチ回路手段、4・・・駆動用パルス発生手段
、6・・・マーカ、7・・・センサ、8・・・モータ、
9・・・リトリガラブルモノマルチ、10.31・・・
スイッチ回路、11.11A・・・リングカウンタ、1
2〜17・・・SRフリップフロップ、25〜30・・
・トランジスタ、37・・・磁石、38.38A〜38
E・・・回転子、39・・・固定子、40・・・回転体
、41・・・F−V変換器、42・・・ブレーキ機構、
1.IA〜IE。 Il、 I[A−ICE、 I[[、Il[A〜Tl[
E・・・コイル。 第3図 第4図 27機截角 第9図 第10図 く    ω ^  ^  ^  ^  ^  ^      ^  
  ^    ^ニー″″′1と一Σ ZOCL

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動すべきモータのn(nは3以上の整数)相の
    コイル夫々に正、負両方向の駆動電流を順次切換えて流
    し回転子を回転せしめるモータの駆動回路において、一
    定繰り返し周波数のパルスを発生するパルス発生回路と
    、該駆動電流が切換わるべき回転子の磁極位置に対応し
    た位相で、かつ該回転子の回転速度に比例した繰り返し
    周波数の回転検出パルスを該nの値より少ない数のセン
    サを用いて発生する回転検出手段と、該回転検出パルス
    の周期が一定値よりも短かいとき該回転検出パルスを選
    択出力し、該回転検出パルスの周期が一定値よりも長い
    とき該パルス発生回路の出力パルスを選択出力するスイ
    ッチ回路手段と、該スイッチ回路手段の出力パルスを供
    給されて該回転子を回転させるための回転磁界を作るこ
    とを目的とした2n相の駆動用パルスを発生して該n相
    のコイル夫々に正、負両方向の駆動電流を流す駆動用パ
    ルス発生手段と、該回転検出パルスより回転子の回転速
    度が所定値以下と判別されたとき該回転子の制動を行な
    う制動手段とよりなることを特徴とするモータ駆動回路
  2. (2)該回転検出手段は、スイッチ回路手段、制動手段
    夫々に供給する回転検出パルスを別々に発生することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモータ駆動回路
  3. (3)該回転検出手段は、発生した回転検出パルスを共
    通にスイッチ回路手段、制動手段夫々に供給することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のモータ駆動回路
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01252196A (ja) * 1988-03-30 1989-10-06 Shibaura Eng Works Co Ltd ブラシレスモータ回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57208853A (en) * 1981-06-17 1982-12-22 Hitachi Ltd Direct current brushless motor
JPS58172992A (ja) * 1982-03-31 1983-10-11 Hitachi Ltd モ−タの駆動回路

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