JPH01251293A - プリペイドカードの読取り書込み装置 - Google Patents

プリペイドカードの読取り書込み装置

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JPH01251293A
JPH01251293A JP7884288A JP7884288A JPH01251293A JP H01251293 A JPH01251293 A JP H01251293A JP 7884288 A JP7884288 A JP 7884288A JP 7884288 A JP7884288 A JP 7884288A JP H01251293 A JPH01251293 A JP H01251293A
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JP
Japan
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card
mark
reading
marking
synchronization
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JP7884288A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogura
宏 小倉
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリペイドカードの読取り書込み装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
最近、ホテルの客室等に設置されている有料テレビジョ
ン受像機の使用料や、遊戯施設におけるゲーム料等の収
受を、現金前払い方式のプリペイドカードによって行な
うことが採用されるようになってきている。
この方式は、利用者にあらかじめプリペイドカードを購
入させておき、このプリペイドカードをテレビジョン受
像機やゲーム機等に付設したカード読取り書込み装置に
挿入させることにより、この読取り書込み装置でプリペ
イドカードのチエツクを行なってテレビジョン受像機や
ゲーム機等を自動的に使用可能状態にする方式であり、
プリペイドカードには、1回の使用ごとに読取り書込み
装置によって使用済み情報が記録されるようになってお
り、このプリペイドカードは、その何効使用回数分の使
用済み情報が記録されたときをもって使用を終了する。
上記プリペイドカードとしては、従来、磁気記録式のカ
ードが使用されている。この磁気記録式プリペイドカー
ドは、そのチエツクのための情報(適合判別情報、有効
使用回数、有効期限等)を磁気記録部に記録したもので
、1回の使用ごとに記録される使用済み情報は、上記磁
気記録部゛の使用済み情報記録エリアに記録されるよう
になっている。
この磁気記録式プリペイドカードをチエツクする読取り
書込み装置は、そのカード挿入口から挿入されたプリペ
イドカードをカード搬送機構によって一定速度で送りな
がら、このカードの磁気記録部の記録情報を読取りヘッ
ドにより読取ってカードの適合、有効期限等を確認し、
さらに、カードから読取った有効使用回数と使用済み回
数とを照合して、使用済み回数が有効使用回数に達して
いた場合はこのカードを使用終了カードと判定し、使用
済み回数が有効使用回数に達していない場合は、カード
を使用可能カードと判定してテレビジョン受像機やゲー
ム機等を使用可能状態とする信号を出力するとともに、
カードの使用済み情報記録エリアに記録されている使用
済み回数を書込みヘッドにより新たな使用済み回数(前
の回数に1を加えた回数)に書替えてから、このカード
を送出する構成となっている。
しかし、上記プリペイドカードの読取り書込み装置は、
挿入されたプリペイドカードをカード搬送機構によって
一定速度で送りながらカードのチエツクを行なうもので
あるために、プリペイドカードのチ土ツクという比較的
単純な機能のものにしては、装置が大型で構造も複雑で
あるし、また価格も高いという問題をもっている。
このため、従来から、プリペイドカードの読取り書込み
装置を、カードを手動で移動させるマニュアル方式する
ことが考えられており、このマニュアル方式とすれば1
、カードの搬送機構は不要となるから、読取り書込み装
置の構造を簡易化して、装置の小型化および低価格をは
かることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のプリペイドカードの読取り書込み
装置は、カードの磁気情報記録部に使用済み回数を記録
するものであるために、マニュアル化は不可能であった
。これは、カードを手動で移動させるようにすると、カ
ードの移動速度が一定しなくなるためであり、カードの
磁気記録部の記録がカードを一定速度で移動させながら
書込まれたものであれば、読取り時にカードの移動速度
が変動しても記録情報を正しぐ読取ることができるが、
書込み時にカードの移動速度が変動したのでは、カード
の磁気記録部に書込まれる記録が規則性のないものとな
ってしまうために、その記録情報を読取ることは不可能
となる。したがって、上記従来の読取り書込み装置をマ
ニュアル方式にしたのでは、カードのチエツク時にその
磁気記録部に書込んだ使用済み回数を、次のカードチエ
ツク時に正しく読取ることができなくなってしまうから
、従来の読取り書込み装置では、カード搬送機構により
一定速度でカードを送りながら使用済み回数を記録する
しかなかった。
本発明は、プリペイドカードの移動を手動で行なうよう
にして、構造の簡易化、小型化および低価格をはかると
ともに、カードの移動速度に関係なく、使用済み回数の
記録およびその読取りを正しく行なうことができるよう
にしたプリペイドカードの読取り書込み装置を提供する
ことを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、プリペイドカード
を、磁気記録部と使用済みマークのマ−キング部とを有
し1回の使用ごとに前記マーキング部に印刷または穿孔
による使用済みマークを所定間隔で順次マーキングされ
るものとし、このプリペイドカードの読取り書込み装置
を、前記カードを案内するカード案内部と、このカード
案内部で案内されて手動により長さ方向に移動されるカ
ードの磁気記録部の記録情報を読取る磁気情報読取りヘ
ッドと、前記カードのマーキング部にマーキングされて
いる使用済みマークを読取るマーク読取りセンサと、こ
のマーク読取りセンサが読取った使用済みマーク数がカ
ードの有効使用回数に達しているときはカードを使用終
了カードと判定し、マーク読取りセンサが読取った使用
済みマーク数が有効使用回数より少ないときはカードを
使用可能カードと判定する手段と、前記カードに上記使
用済みマークのマーキング間隔に対応する間隔で設けら
れている同期マークを検出する同期マーク検出センサと
、前記カードが使用可能と判定されたときに上記同期マ
ーク検出センサの同期マーク検出に同期して前記カード
のマーキング部の未マーキング部分に使用済みマークを
印刷または穿孔するマーキング手段とを備えた構成とし
たものである。
〔作用〕
すなわち、本発明のプリペイドカードの読取り書込み装
置は、プリペイドカードをカード案内部で案内させなが
ら手動で移動させることにより、このカードの磁気記録
部に記録されている情報を読取ってカードを識別すると
ともに、カードのマーキング部に印刷または穿孔により
マーキングされている使用済みマークを読取って、この
読取った使用済みマーク数がカードの有効使用回数に達
しているか否かにより、カードが使用可能かどうかを判
定し、カードが使用可能と判定されたときにカードが使
用されたとして、このカードのマーキング部の未マーキ
ング部分に使用済みマークを印刷または穿孔するように
したものであり、この読取り書込み装置は、カードを手
動で移動させるマニュアル方式のものであるから、カー
ドの搬送機構は不要であり、したがって、装置の構造を
簡易化するとともに小型化および低価格をはかることが
できる。そして、この読取り書込み装置においては、カ
ードの使用済み回数をカードの磁気記録部に記録するの
ではなく、カードのマーキング部に、使用済みマークの
マーキング間隔に対応する間隔でカードに設けた同期マ
ークの検出に同期して印刷または穿孔によって使用済み
マークをマーキングするようにしているために、手動で
移動されるカードの移動速度が変動しても、使用済みマ
ークを所定の間隔でカードにマーキングすることができ
るし、またカードの使用済み回数は、上記のように所定
間隔でカードにマーキングされた印刷または穿孔による
使用済みマークを読取ることで知ることができるから、
この読取り書込み装置によれば、カードの移動速度に関
係なく、カードへの使用済み回数の記録およびその読取
りを正しく行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を説明する。
まず、プリペイドカードについて説明すると、第1図に
おいて1はプリペイドカードであり、このプリペイドカ
ード1は、硬質樹脂からなるカード本体の表面に、カー
ド長さ方向に沿うストライブ状の磁気記録部2と使用済
みマークのマーキング部3とを設けたもので、磁気記録
部2はカード本体面に磁気テープを接着して形成され、
使用済みマークのマーキング部3はカード本体面に感熱
発色剤をストライブ状に印刷して形成されている。
上記磁気記録部2は、そのカード先端側の領域2aを識
別情報記録領域とし、これより後方の領域2bをID情
報記録領域としたもので、識別情報記録領域2aにはカ
ード識別情報としてカード発行者コードおよび有効使用
回数等が記録されており、ID情報記録領域2bには、
カード発行日、有効期限等のID情報が記録されている
。なお、この磁気記録部2の識別情報記録領域2aおよ
びID情報記録領域2bに記録された各情報は、カード
の発行時に記録装置によって機械的に記録されたもので
ある。また、このカード1の表面には、上記マーキング
部3の一側縁に沿わせて、所定数の同期マーク4がマー
キング部3への使用済みマークMのマーキング間隔に対
応する間隔(等間隔)で設けられている。この同期マー
ク4は印刷マークとされており、この同期マーク4は上
記磁気記録部2の識別情報記録領域2aより後方に配列
されている。一方、前記マーキング部3は、熱印刷によ
って使用済みマークMをマーキングされるもので、この
使用済みマークMは、各同期マーク4と対応する位置に
マーキングされる。なお、同期マーク4の数は、マーキ
ング部3にマーキングされる使用済みマーク数よりも1
つだけ多い数とされており、最後の使用済みマークMは
、最後の同期マークより1つ前の同期マーク4と対応す
る位置にマーキングされる。このように同期マーク4の
数をマーキング部3にマーキングされる使用済みマーク
数よりも1つだけ多くしているのは、最後の使用済みマ
ークMのマーキングタイミングをとるためである。5は
、マーキング部3の各使用済みマークMのマーキング位
置にそれぞれ対応させてカード表面にあらかじめ印刷さ
れた使用回数表示であり、最後のマーキング位置に対応
する表示5は最終使用回数を示す“E′とされている。
このプリペイドカード1は、1回の使用ごとにそのマー
キング部3の1つのマーキング部分に使用済みマークM
を順次マーキングされるのもので、使用済み7−りMは
カード1の先端側から順次マーキングされて行き、この
プリペイドカード1は、最後のマーキング部分(最後の
使用回数表示“E′と対応する部分)に使用済みマーク
Mが記録されたときをもって使用を終了する。
このプリペイドカード1の読取り書込み装置について説
明すると、第1図〜第3図において、10は読取り書込
み装置のケースであり、このケース10の一側面にはケ
ース全長にわたってカード案内溝llが設けられている
。このカード案内溝11は、上記プリペイドカード1の
磁気記録部2およびマーキング部3を設けた部分が入り
込む深さとされており、プリペイドカード1は、手で持
ってケース10の一端側からカード案内溝11内に挿入
され、カード側縁とカード裏面をカード案内溝11の内
壁面と底面で案内させながら手動によりカード案内溝1
1内を直線的に水平移動されて、ケース10の他端側に
抜き出される。また、ケース10内には、カード案内溝
11のの上面に形成した開口部に位置させて、磁気情報
読取りヘッド12と、同期マーク検出センサ13と、使
用済みマーク読取りセンサ14と、マーキングヘッド1
5とが配設されており、磁気情報読取りヘッド12はカ
ード案内溝11内を移動するカード1の磁気記録部2に
対応させて設けられ、同期マーク検出センサ13はカー
ド1の同期マーク配列部に対応させて設けられ、マーク
読取りセンサ14とマーキングヘッド15は、カード1
のマーキング部3に対応させて設けられている。また、
同期マーク検出センサ13とマーク読取りセンサ14と
は、カード移動方向と直交する方向に並べて配置されて
おり、磁気情報読取りヘッド12は、同期マーク検出セ
ンサ13およびマーク読取りセンサ14の位置より前方
(カード案内溝11のカード挿入口側)に、少なくとも
カード1の磁気記録部2の識別情報記録領域2aの長さ
以上の間隔をとって配置され、マーキングヘッド15は
、同期マーク検出センサ13およびマーク読取りセンサ
14の位置より後方(カード移動方向)に、カード1の
使用済みマークMのマーキング間隔に4目当する間隔を
とって配置されている。なお、同期マーク検出センサ1
3とマーク読取りセンサ14は、発光ダイオードとフォ
トトランジスタを備えた反射型の光学センサとされてお
り、マーキングヘッド15は、カードlのマーキング部
3(感熱発色剤の印刷層)に使用済みマークMを熱印刷
するサーマルヘッドとされている。
また、16はケース10内に設けられたMPU(マイク
ロ・プロセッサ)であり、磁気情報読取りヘッド12、
同期マーク検出センサ13、使用済みマーク読取りセン
サ14およびマーキングへラド15はこのMPU16に
接続されている。このMPU16は、カード案内溝11
内を手動で移動されるカード1の磁気記録部2から磁気
情報読取りヘッド12が読取った情報に基づいてカード
1の識別およびID照合を行ない、さらに、前記カード
1のマーキング部3からマーク読取りセンサ14が読取
った使用済みマーク数に基づいてカード1が使用可能か
どうかつまりカード1の使用済み回数が有効使用回数に
達しているか否かを判定して、カード1が使用可能であ
る場合にはカードによって使用される機器(有料テレビ
ジョン受像機やゲーム機等)にこの機器を使用可能状態
とするO K信号を出力するとともに、カード1が使用
されたとして、このカード1のマーキング部3の未マー
キング部分にマーキングヘッド15により使用済みマー
クMをマーキングするもので、この使用済みマークMの
マーキングは、同期マーク検出センサ13がカード1の
同期マーク4を検出したときにこれに同期させて行なわ
れる。
第4図はマーク読取りセンサ14による使用済みマーク
Mの読取りタイミングと、マーキングヘッド15による
使用済みマークMのマーキングタイミングとを示したも
ので、使用済みマークMの読取りタイミングは、同期マ
ーク検出センサ13による1番目から最後の1つ前まで
の同期マーク4の検出タイミングと同じであり、使用済
みマークMのマーキングタイミングは、2番目から最後
までの同期マーク4の検出タイミングに同期している。
なお、第4図では同期マーク4の検出タイミングと使用
済みマークMの読取りおよびマーキングタイミングを一
定周期で示したが、この周期はカード1の移動速度によ
って変化する。
上記読取り書込み装置は、有料テレビジョン受像機やゲ
ーム機等のプリペイドカード1によって使用される機器
A(第2図参照)の上面等に固定して機器Aに付設され
るもので、プリペイドカード1のチエツクは、カード使
用者の手によってプリペイドカード1をカード案内溝1
1に挿入させ、このカード1をカード案内溝11で案内
させながらカード先端方向に手動で移動させることによ
って行なわれる。
次に、上記読取り書込み装置によるプリペイドカード1
のチエツク動作を第5図に示したフローチャートを参照
して説明する。
カード1をカード案内溝11で案内させながら移動させ
て行くと、まずカード1の磁気記録部2の識別情報記録
領域2aが磁気情報読取りヘッド]2の下を通り、この
識別情報記録領域2aに記録されている発行者コードお
よび有効使用回数等の識別情報が磁気情報読取りヘッド
12で読取られてMPU16に送られる。この識別情報
を読取ると、読取り書込み装置はステップS1に示すカ
ード1の識別を行ない、カード1から読取った発行前コ
ードが装置に登録されているものであれば、カード1を
適合カードと判定するとともに、カード1から読取った
有効使用回数をレジスタに保持し、この後ステップS2
に進んで同期マークの検出を待つ。また、カード1がさ
らに移動されると、その磁気記録部2のID情報記録領
域2bに記録されている有効期限等のID情報磁気情報
が読取りヘッド12で順次読取られてMPU16に送ら
れるとともに、カード1の同期マーク4が同期マーク検
出センサ13の下を通る度に同期マーク検出センサ13
がこの同期マーク4を検出して同期マーク検出信号をM
PU16に送り、マーク読取りセンサ14は、カード1
のマーキング部3に使用済みマークMがマーキングされ
ているときに、この使用済みマークMを読取ってマーク
読取り信号をMPU16に送る。このMPU16に送ら
れた同期マー、り検出信号および使用済みマーク読取り
信号はそれぞれカウンタによりカウントされる。
そして、同期マーク検出センサ13が同期マー り4を
検出すると、装置はステップS3に示すようにカードの
マーキング部3に使用済みマークN1があるかどうかを
判断し、マーク読取りセンサ13が使用済みマークMを
読取った場合には、ステップS4においてカード1から
読取った使用済みマーク数がこのカードの有効使用回数
(カード1の磁気記録部2から読取ってレジスタに保持
したFi効効用用回数nと同じかどうかを判断する。こ
のとき読取った使用済みマーク数が有効使用回数nに達
していなければ、装置はステップS5に進んで次の同期
マーク4の検出を待ち、同期マーク4が検出されると、
この検出された同期マーク4が次の同期マークかどうか
、つまり検出同期マーク数(カウンタの同期マークカウ
ント数)が+1となったかどうかをステップS6におい
て判断して、この同期マーク4が検出されたときに、再
びステップS3においてカードのマーキング部3に次の
使用済みマークMがあるかどうかを判断し、マーク読取
りセンサ13か次の使用済みマークMを読取った場合は
、再びステップS4→ステツプS5→ステツプS6−ス
テップS3の動作を繰返す。
この動作は、マーク読取りセンサ13がカード1から使
用済みマークMを読取らなくなるまで、つまりカード1
のマーキング部3の未マーキング部分がマーク読取りセ
ンサ13の下にくるまで繰り返され、カード1から使用
済みマークMを読取らなくなる前にカード1から読取っ
た使用済みマークMの数(カウンタの使用済みマークカ
ウント数)がカードの有効使用回数nに達したときは、
装置はステップS4からステップS7に移行して装置の
適所に設けられているブザーを作動させて警報を発する
とともに、ステップS8に示すように装置に設けられて
いる表示部17(第1図および第2図参照)にカードが
有効量数分の使用を終了した使用終了カードであるメツ
セージを表示して動作を終了する。
一方、カード1が、そのマーキング部3にマーキングさ
れている使用済みマークMの数が有効使用回数より少な
いカードである場合(使用済みマークMが全くない未使
用カードの場合を含む)は、このカード1のマーキング
部3の未マーキング部分がマーク読取りセンサ13の下
にきたときに、ステップS3においてカード1に使用済
みマークMがないと判定される。この場合、装置は、こ
のカード1を使用可能カードと判定するとともに、ステ
ップS9に進んで次の同期マーク(カード1の最初の未
マーキング部分に対応する同期マークの次のマーク)4
の検出を待ち、同期マーク4が検出されると、この検出
された同期マーク4が次の同期マークかどうか、つまり
検出同期マーク数がカード1から読取った使用済みマー
ク数に1を加えた数かどうかをステップS10で判断し
て、この同期マーク4が検出されたとき(カード1の最
初の未マーキング部分がマーキングヘッド15のドにき
たとき)に、ステップS11に示すようにカード1のマ
ーキング部3の未マーキング部分にマーキングヘッド1
5によって使用済みマークMを熱印刷マーキングする。
そして、この後は、カード1の磁気記録部2のID情報
記録領域2bから磁気情報読取りヘッド12によって読
取ったID情報(カードの有効期限等)をステップS1
2においてチエツクし、カード1から読取ったID情報
がOKであれば、ステップS13に示すようにカードに
よって使用される機器Aにこの機器Aを使用可能状態に
するOK倍信号出力してカードのチエツク動作を終了す
る。
また、前述したステップS1においてカード1が不適合
であった場合(カードそのものが不適合カードである場
合と、カードの移動操作が正しく行なわれなかったとき
に発生する読取りエラーの場合とがある)は、装置はス
テップS14に移行して前記ブザーにより警報を発する
とともに、ステップS15において警報回数が何回目か
をチエツクし、警報回数が3回に達していない場合はス
テップS16に示すように表示部17にカードの+Ij
挿入を指示するメツセージを表示する。この場合、カー
ド使用者は、カード1を装置に再度挿入してカード1の
移動操作をやり直す。そして、この場合も、ステップS
1においてカード1が不適合であれば、装置は再びステ
ップSI4およびステップS15の動作を行ない、ステ
ップS15において警報回数が3回に達したと判断され
たときに、ステップSI7に示すようにカードが使用不
可カードであるメツセージを表示部17に表示して動作
を終了する。これは、ステップSL2においてID情報
が適合しないと判定された場合も同様であり、この場合
も装置はステップS14に移行して上記の動作を行なう
すなわち、上記読取り書込み装置は、プリペイドカード
1をカード案内溝11で案内させながら手動で移動させ
ることにより、このカード1の磁気記録部2に記録され
ている情報を読取ってカードを識別するとともに、カー
ド1のマーキング部3にマーキングされている使用済み
マークMを読取って、この読取った使用済みマーク数が
カードの有効使用回数に達しているか否かにより、カー
ド1が使用可能かどうかを判定し、カード1が使用可能
と判定されたときにカードが使用されたとして、このカ
ード1のマーキング部3の未マーキング部分に使用済み
マークMを熱印刷によりマーキングするようにしたもの
であり、この読取り書込み装置は、カード1を手動で移
動させるマニュアル方式のものであるから、カード1の
搬送機構は不要であり、したがって、装置の構造を簡易
化するとともに小型化および低価格をはかることができ
る。そして、この読取り書込み装置においては、カード
1の使用済み回数をカード1の磁気記録部2に記録する
のではなく、カード1のマーキング部3に、使用済みマ
ークのマーキング間隔に対応する間隔でカード1に設け
た同期マーク4の検出に同期して熱印刷により使用済み
マークMをマーキングするようにしているために、手動
で移動されるカード1の移動速度が変動しても、使用済
みマークMを所定の間隔でカード1にマーキングするこ
とができるし、またカード1の使用済み回数は、上記の
ように所定間隔でカード1にマーキングされた熱印刷に
よる使用済みマークMを読取ることで知ることができる
から、この読取り書込み装置によれば、カード1の移動
速度に関係なく、カード1への使用済み回数の記録およ
びその読取りを正しく行なうことができる。
なお、上記第1の実施例では、同期マーク検出センサ1
3を使用済みマークの読取りセンサ14と並べて配置し
ているが、この同期マーク検出センサ13は、第6図に
示す第2の実施例のようにマーキングヘッド15と並べ
て配置してもよく、その場合は、カード1に設ける同期
マーク4の数は、カード1にマーキングする使用済みマ
ークMの数つまりカードの有効使用回数と同じでよい。
また、上記実施例では、カードの有効使用回数をカード
1の磁気記録部2から読取るようにしているが、全ての
カードの有効使用回数が同じ回数である場合は、この有
効使用回数はカードには記録せずに装置に登録しておい
てもよい。
さらに、上記実施例では、カード1の移動をカード案内
溝11で直接案内するようにしているが、このカード1
の移動案内は、カード台を用いて行なってもよい。すな
わち、第7図および第8図は本発明の第3の実施例を示
したもので、この実施例は、カード案内溝11に、この
カード案内溝11に沿って往復移動するカード台18を
設け、このカード台18にカード1を保持させてカード
台18を手動で移動させることによってカード1をカー
ド案内溝11に沿わせて移動させるようにしたもので、
このようにすれば、カード1を横ずれを生じないさせな
いようにして正しく移動させることができる。また、こ
の実施例による場合は、カード1がその先端方向に移動
されるときに磁気記録部2の記録情報とマーキング部3
の使用済みマークMの読取りとを行ない、カード1が後
端方向に復帰移動されるときに同期マーク4の検出と使
用済みマークMのマーキングを行なうようにすることも
可能であり(この場合、使用済みマークMは第7図に示
すようにカード1の後端側から順次マーキングされる)
、このようにすれば、カード1の磁気記録部2に記録さ
れている識別情報とID情報の全てを読取ってカードの
適合性をチエツクした後に、初めてカードに使用済みマ
ークMをマーキングすることができる。
なお、上記実施例では、カード1のマーキング部3を、
熱印刷によって使用済みマークMをマーキングされる感
熱発色式としているが、このマーキング部3は、穿孔に
より使用済みマークをマーキングされるものでも、また
はインク転写またはインク噴射によって使用済みマーク
を印刷されるものでもよく、この場合のインクは、通常
のインクでもまた磁気インク(この場合はマーク読取り
センサとして磁気センサを使用する)でもよい。
さらにカード1の同期マーク4は、印刷マークに限らず
、穿孔マークでもよい。
〔発明の効果〕
本発明のプリペイドカードの読取り書込み装置は、カー
ドを手動で移動させるマニュアル方式のものであるから
、カードの搬送機構は不要であり、したがって、装置の
構造を部品化するとともに小型化および低価格をはかる
ことができる。そして、この読取り書込み装置において
は、カードの使用許み回数をカードの磁気記録部に記録
するのではなく、カードのマーキング部に、使用済みマ
ークのマーキング間隔に対応する間隔でカードに設けた
同期マークの検出タイミングに同期して印刷または穿孔
によって使用済みマークをマーキングするようにしてい
るために、手動で移動されるカードの移動速度が変動し
ても、使用済みマークを所定の間隔でカードにマーキン
グすることができるし、またカードの使用済み回数は、
上記のように所定間隔でカードにマーキングされた印刷
または穿孔による使用済みマークを読取ることで知るこ
とができるから、この読取り書込み装置によれば、カー
ドの移動速度に関係なく、カードへの使用済み回数の記
録およびその読取りを正しく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1の実施例を示したもので
、第1図は読取り書込み装置の一部切開平面図、第2図
は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は読取り書込
み装置の外観図、第4図は同期マーク検出タイミングと
使用済みマークの読取りタイミングと使用済みマークの
マーキングタイミングとを示す図、第5図は読取り書込
み装置の動作を示すフローチャートである。第6図は本
発明の第2の実施例を示す読取り書込み装置の一部切開
平面図、第7図および第8図は本発明の第3の実施例を
示す読取り書込み装置の外観図および縦断側面図である
。 1・・・プリペイドカード、2・・・磁気記録部、2a
・・・識別情報記録領域、2b・・・ID情報記録領域
、3・・・マーキング部、M・・・使用済みマーク、4
・・・同期マーク、10・・・ケース、11・・・カー
ド案内溝、13・・・同期マーク検出センサ、14・・
・使用済みマーク読取りセンサ、15・・・マーキング
ヘッド、16・・・MPU、17・・・表示部、18・
・・カード台。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 U 第1図 第2図」 第3図 第4図 第5図 出 ]U 第 6図 第7図 1白 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気記録部と使用済みマークのマーキング部とを有し1
    回の使用ごとに前記マーキング部に印刷または穿孔によ
    る使用済みマークを所定間隔で順次マーキングされるプ
    リペイドカードの読取り書込み装置において、前記カー
    ドを案内するカード案内部と、このカード案内部で案内
    されて手動により移動される前記カードの磁気記録部の
    記録情報を読取る磁気情報読取りヘッドと、前記カード
    のマーキング部にマーキングされている使用済みマーク
    を読取るマーク読取りセンサと、このマーク読取りセン
    サが読取った使用済みマーク数が前記カードの有効使用
    回数に達しているときは前記カードを使用終了カードと
    判定し、前記マーク読取りセンサが読取った使用済みマ
    ーク数が前記有効使用回数より少ないときは前記カード
    を使用可能カードと判定する手段と、前記カードに上記
    使用済みマークのマーキング間隔に対応する間隔で設け
    られている同期マークを検出する同期マーク検出センサ
    と、前記カードが使用可能と判定されたときに上記同期
    マーク検出センサの同期マーク検出に同期して前記カー
    ドのマーキング部の未マーキング部分に使用済みマーク
    を印刷または穿孔するマーキング手段とを備えたことを
    特徴とするプリペイドカードの読取り書込み装置。
JP7884288A 1988-03-31 1988-03-31 プリペイドカードの読取り書込み装置 Pending JPH01251293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634356U (ja) * 1992-06-25 1994-05-06 株式会社トーキン 名刺カ−ド電話自動発信装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168585A (ja) * 1983-03-15 1984-09-22 Toppan Moore Co Ltd 手動型インプリンタ
JPS6048589A (ja) * 1983-08-25 1985-03-16 株式会社デンソー ストア−ドカ−ドの処理装置

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