JP3013022U - プリペイドカード挿入検出機構 - Google Patents
プリペイドカード挿入検出機構Info
- Publication number
- JP3013022U JP3013022U JP1994017063U JP1706394U JP3013022U JP 3013022 U JP3013022 U JP 3013022U JP 1994017063 U JP1994017063 U JP 1994017063U JP 1706394 U JP1706394 U JP 1706394U JP 3013022 U JP3013022 U JP 3013022U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepaid card
- optical sensor
- slit
- detection mechanism
- card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 挿入されたプリペイドカードが所定方向であ
るか否かの確認が容易であり、かつ迅速な挿入状態の判
定を可能とするプリペイドカードの挿入検出機構を提供
する。 【構成】 挿入され進行するプリペイドカード1の進路
上に、スリット21の通過を検出可能な第1光センサ1
0と、短尺辺2Aの通過を検出可能な第2光センサ11
を設け、第1光センサ10と第2光センサ11の距離d
2が、先頭の短尺辺2Aとスリット21間の距離d1よ
りも大となる位置に配設して構成する。
るか否かの確認が容易であり、かつ迅速な挿入状態の判
定を可能とするプリペイドカードの挿入検出機構を提供
する。 【構成】 挿入され進行するプリペイドカード1の進路
上に、スリット21の通過を検出可能な第1光センサ1
0と、短尺辺2Aの通過を検出可能な第2光センサ11
を設け、第1光センサ10と第2光センサ11の距離d
2が、先頭の短尺辺2Aとスリット21間の距離d1よ
りも大となる位置に配設して構成する。
Description
【0001】
本考案は、プリペイドカード挿入検出機構に関し、特にカードの表裏、前後を 誤って挿入されたプリペイドカードの識別を容易にしてリーダライタへの誤挿入 を検出し、排除するプリペイドカード挿入検出機構に関するものである。
【0002】
最近、プリペイド方式のカードが普及しつつある。このようなカード形式の媒 体は、記入や記録内容の更新が必要であり、印字カードや磁気カード、あるいは 光カードを問わず、リーダライタに挿入して更新がなされるのが一般的である。 ところで、カード形式の媒体は構造や形状的に、表裏が類似しており、また同 様にカードの前側後側も類似している。したがって、リーダライタへの誤挿入を 防止するために、例えば表側に、前方向を示す矢印等のマークを印刷する方法が 広く採用されている。 しかしながら、前記のような構成のカードでは、印刷されている挿入方向指示 マークが見ずらく、使用勝手の甚だ悪いものが大部分であった。このため、一対 の長尺辺と一対の短尺辺を有するプリペイドカードのカード基材の、いずれか一 方の長尺辺のみに、触診あるいは目視によって確認の容易なスリットを、いずれ か一方の短尺辺側に寄せて設けて構成するプリペイドカードが提案されるに至っ た。
【0003】
しかしながら、従来のプリペイドカードリーダライタ装置には、このような構 成のプリペイドカードのための挿入検出機構が存在しなかった。
【0004】 本考案は、このような現状を考慮して為されたもので、その目的は挿入された プリペイドカードが所定方向であるかどうかの確認が容易であり、かつ迅速な挿 入状態の判定を可能とするプリペイドカードの挿入検出機構を提供することにあ る。
【0005】
本考案に係るプリペイドカード挿入検出機構は、一対の長尺辺と一対の短尺辺 を有するプリペイドカードのカード基材のいずれか一方の長尺辺のみに、触診あ るいは目視によって確認の容易なスリットが、いずれか一方の短尺辺側に寄せて 設けられ、前記短尺辺を先頭にリーダライタに挿入されるプリペイドカードに適 用されるものであって、挿入され進行する前記プリペイドカードの進路上に、前 記スリットの通過を検出可能な第1光センサと、前記短尺辺の通過を検出可能な 第2光センサを設け、前記第1光センサと第2光センサの距離が、前記先頭の短 尺辺と前記スリットの距離よりも大となる位置に配設して構成したことを特徴と する。
【0006】
前記のように構成された本考案のプリペイドカード挿入検出機構では、表裏、 前後方向が所定のプリペイドカードが正しい向きで挿入され進行すると、先ず第 1光センサがカード先端の短尺辺を検出し、さらに進行に伴いスリットを検出す る。この状態においては、第2光センサは未だ先頭の短尺辺を検出していない。 さらにカードが進むと、やがて第2光センサが先頭の短尺辺を検出する。 一方、カードの所定の位置にスリットが存在しなければ、第2光センサが先頭 の短尺辺を検出するまでの間に、第1光センサによるスリットの検出はない。 上記のような第1光センサによるスリット検出の有無により、正常挿入と誤挿 入が判別される。
【0007】
図1は、本考案のプリペイドカード挿入検出機構の一実施例の上面図である。 さらに図2は、その側面図、また図3は、本考案のプリペイドカード挿入検出 機構における発生電流の変化を説明する説明図である。以下、まず図1に基づい て、挿入されるプリペイドカードを説明する。
【0008】 本考案のプリペイドカード挿入検出機構に挿入されるプリペイドカード1は、 一対の長尺辺と一対の短尺辺を有するプリペイドカードのカード基材2のいずれ か一方の長尺辺(図では下方の2B)のみに、触診あるいは目視によって確認の 容易なスリット3が、いずれか一方の短尺辺(図では左方の2A)側に寄せて設 けられた構成となっている。
【0009】 以下、本考案の実施例を図1と図2に基づき説明する。 本考案のプリペイドカード挿入検出機構Dは、プリペイドカードリーダライタ のフレーム15に挿入され、フレーム15内を進行するプリペイドカード1の進 路上に、第1光センサ10を少なくともスリット21の通過を検出可能な位置に 設ける。さらに、第2光センサ11を短尺辺2Aの通過が検出可能で、しかもス リット21の通過を検出できない位置に設ける。かつ、第1光センサ10と第2 光センサ11の距離d2が、プリペイドカード1の先頭の短尺辺2Aとスリット 21間の距離d1よりも大となる位置に配設して構成する。 プリペイドカード1を挟み、第1光センサ10と第2光センサ11に対峙して それぞれ光源12と13が設けられる。
【0010】 第1および第2光センサ10、11は反射光受信型センサで構成され、カード が通過しない際には光源からの光を受けて電流を発生させている。カードが通過 すると光源からの光が遮られて発生電流が小となる。
【0011】 以上のように構成された本考案のプリペイドカード挿入検出機構Dは、つぎの ように動作する。 まず、プリペイドカード1が表裏/前後ともに正しく挿入されていれば、図1 に示すようにカード基材2の図中下の長尺辺2Bの、先端の短尺辺2Aから距離 d1のところに、スリット21が現われる。プリペイドカード1が矢印W方向に 進行すると、先端の短尺辺2Aが第1光センサ10に達して、光源12からの光 を遮ぎる。この結果第1光センサ10の発生電流I10は、図3に示すようにp 1からb1に減少する。この時点では先端の短尺辺2Aは未だ第2光センサ11 に達していないから、第2光センサ11の発生電流I11はp3を保っている。
【0012】 プリペイドカード1がさらに矢印W方向に進行すると、スリット21が第1光 センサ10に達して、光源12からの光が第1光センサ10に入り、第1光セン サ10の発生電流I10はp2に回復する。やがてスリット21が第1光センサ 10を通過すると、光は再び遮られて発生電流I10が減少する。この時間t2 において、第2光センサ11の発生電流I11は未だp3を保っている。
【0013】 プリペイドカード1がさらに矢印W方向に進行すると、やがて先端の短尺辺2 Aが第2光センサ11に達して、光源13からの光を遮ぎる。この結果第2光セ ンサ11の発生電流I11は、図3に示すようにp3からb3に減少する。 したがって、上記のような発生電流の変化が検出されると、プリペイドカード 1が表裏/前後ともに正しく挿入されていると判定できる。
【0014】 一方、プリペイドカード1が表裏/前後のいずれかが正常と異なっていれば、 あるいは誤挿入状態であれば、長尺辺2Bにスリット21が現われないから、前 記のような発生電流の変化がない。このように、発生電流の変化の形態によって 、正常挿入と誤挿入とを判別できる。
【0015】 このように、プリペイドカードの表裏/前後の異なる挿入状態が容易に峻別さ れる。しかも、検出はカード先端ががわずか挿入されただけで実施できるから、 カードを装置内に全部取り込む必要がなく、時間短縮が可能になる。
【0016】
以上の説明のように、本考案のプリペイドカード挿入検出機構は、プリペイド カードの表裏、前後方向が正しい場合にのみ所定の形態の電流変化が発生する構 成としたから、正しいおもて/うら面と前後方向を容易に確認可能になる。よっ て利用者の誤挿入をカード挿入後、極めて短時間に検出できるという効果がある 。
【図1】本考案のプリペイドカード挿入検出機構の一実
施例の上面図である。
施例の上面図である。
【図2】図1のプリペイドカード挿入検出機構の断面図
である。
である。
【図3】本考案のプリペイドカード挿入検出機構におけ
る発生電流の変化の説明図である。
る発生電流の変化の説明図である。
1 プリペイドカード 2 カード基材 2A 短尺辺 2B 長尺辺 10 第1光センサ 11 第2光センサ 12、13 光源 15 プリペイドカードリーダライタのフレーム 21 スリット 22 印字 d1 第1距離 d2 第2距離 D プリペイドカード挿入検出機構
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の長尺辺と一対の短尺辺を有するプ
リペイドカードのカード基材のいずれか一方の長尺辺の
みに、触診あるいは目視によって確認の容易なスリット
が、いずれか一方の短尺辺側に寄せて設けられ、前記短
尺辺を先頭にリーダライタに挿入されるプリペイドカー
ドに適用されるものであって、 挿入され進行する前記プリペイドカードの進路上に、前
記スリットの通過を検出可能な第1光センサと、前記短
尺辺の通過を検出可能な第2光センサを設け、前記第1
光センサと第2光センサの距離が、前記先頭の短尺辺と
前記スリットの距離よりも大となる位置に配設して構成
したことを特徴とするプリペイドカード挿入検出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017063U JP3013022U (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | プリペイドカード挿入検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017063U JP3013022U (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | プリペイドカード挿入検出機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013022U true JP3013022U (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=43148697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017063U Expired - Lifetime JP3013022U (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | プリペイドカード挿入検出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013022U (ja) |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP1994017063U patent/JP3013022U/ja not_active Expired - Lifetime
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