JP3012819U - プリペイドカード挿入検出機構 - Google Patents
プリペイドカード挿入検出機構Info
- Publication number
- JP3012819U JP3012819U JP1994016790U JP1679094U JP3012819U JP 3012819 U JP3012819 U JP 3012819U JP 1994016790 U JP1994016790 U JP 1994016790U JP 1679094 U JP1679094 U JP 1679094U JP 3012819 U JP3012819 U JP 3012819U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prepaid card
- light
- concave portion
- detection mechanism
- reflected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Conveying Record Carriers (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 挿入されたプリペイドカードが所定方向かつ
所定面であるかどうかの確認が容易であり、かつ迅速な
挿入状態の判定を可能とするプリペイドカードの挿入検
出機構を提供する。 【構成】 プリペイドカードリーダライタ10のプリペ
イドカード挿入口部分に挿入されるプリペイドカード1
の短尺辺位置に対応した位置に凹状部検出器4を配設
し、凹状部検出器4は光エミッタ部5と光レシーバ部6
を併せ備えて、光エミッタ部5はプリペイドカード1の
表面に光を発し、この光がプリペイドカード1の表面で
反射され、この反射光を光レシーバ部6が受信する。
所定面であるかどうかの確認が容易であり、かつ迅速な
挿入状態の判定を可能とするプリペイドカードの挿入検
出機構を提供する。 【構成】 プリペイドカードリーダライタ10のプリペ
イドカード挿入口部分に挿入されるプリペイドカード1
の短尺辺位置に対応した位置に凹状部検出器4を配設
し、凹状部検出器4は光エミッタ部5と光レシーバ部6
を併せ備えて、光エミッタ部5はプリペイドカード1の
表面に光を発し、この光がプリペイドカード1の表面で
反射され、この反射光を光レシーバ部6が受信する。
Description
【0001】
本考案は、プリペイドカード挿入検出機構に関し、特にカードの表裏、前後を 誤って挿入されたプリペイドカードの識別を容易にしてリーダライタへの誤挿入 を検出し、排除するプリペイドカード挿入検出機構に関するものである。
【0002】
最近、プリペイド方式のカードが普及しつつある。このようなカード形式の媒 体は、記入や記録内容の更新が必要であり、印字カードや磁気カード、あるいは 光カードを問わず、リーダライタに挿入してアップデーションがなされるのが一 般的である。 ところで、カード形式の媒体は構造や形状的に、表裏が類似しており、また同 様にカードの前側後側も類似している。したがって、リーダライタへの誤挿入を 防止するために、例えば表側に、前方向を示す矢印等のマークを印刷する方法が 広く採用されている。 しかしながら、前記のような構成のカードでは、印刷されている挿入方向指示 マークが見ずらく、使用勝手の甚だ悪いものが大部分であった。このため、カー ドのいずれか一方の面のいずれか一方の短尺辺のみに、触診あるいは目視によっ て確認の容易な凹状部を、短尺辺に添って設けて構成するプリペイドカードが提 案されるに至った。
【0003】
しかしながら、従来のプリペイドカードリーダライタ装置には、このような構 成のプリペイドカードのための挿入検出機構が存在しなかった。
【0004】 本考案は、このような現状を考慮して為されたもので、その目的は挿入された プリペイドカードが所定方向かつ所定面であるかどうかの確認が容易であり、か つ迅速な挿入状態の判定を可能とするプリペイドカードの挿入検出機構を提供す ることにある。
【0005】
本考案に係るプリペイドカード挿入検出機構は、一対の長尺辺と一対の短尺辺 を有するプリペイドカードのいずれか一方の面のいずれか一方の短尺辺のみに、 触診あるいは目視によって確認の容易な凹状部が、短尺辺に添って設けられた方 向検出構造を有するプリペイドカードに適用されるものであって、プリペイドカ ードリーダライタのプリペイドカード挿入口部分の、挿入される前記プリペイド カードの前記短尺辺位置に対応した位置に凹状部検出器を配設し、該凹状部検出 器は光エミッタ部と光レシーバ部を併せ備えて、光エミッタ部は前記プリペイド カードの表面に光を発し、該光が前記プリペイドカードの表面で反射され、該反 射光を前記光レシーバ部が受信する構成としたことを特徴とする。
【0006】
前記のように構成された本考案のプリペイドカード挿入検出機構では、表裏、 前後方向が所定と異なる誤挿入状態のプリペイドカードが到来すると、このよう な誤挿入状態では、凹状部検出器の光エミッタ部がプリペイドカード表面に発す る光が、プリペイドカードの凹状部のない表面で反射されるから、強い反射光が 戻り、よって光レシーバ部が受信する光量は大となる。 一方、表裏、前後方向が所定のものであるプリペイドカードが到来すると、先 端部分に凹状部が現われるから、凹状部検出器の光エミッタ部がプリペイドカー ド表面に発する光が凹状部表面で分散反射され、よって反射光は分散されて戻る 。この結果、光レシーバ部が受信する光量は小となる。上記の光量変化によって 、正常挿入と誤挿入が判別される。
【0007】
図1は、本考案のプリペイドカード挿入検出機構の一実施例の上面図である。 さらに図2は、図1のプリペイドカード挿入検出機構の断面図である。 また、図3は本考案のプリペイドカード挿入検出機構における検出光量の変化 を説明する説明図である。以下、まず図1および図2に基づいて、挿入されるプ リペイドカードを説明する。
【0008】 本考案のプリペイドカード挿入検出機構に挿入されるプリペイドカード1は、 一対の長尺辺と一対の短尺辺を有するプリペイドカードのいずれか一方の面のい ずれか一方の短尺辺のみに、触診あるいは目視によって確認の容易な凹状部3が 、短尺辺に添って設けられた方向検出構造を有する構成となっている。
【0009】 以下、本考案の実施例を図1と図2に基づき説明する。 本考案のプリペイドカード挿入検出機構Dは、プリペイドカードリーダライタ 10のプリペイドカード挿入口部分に挿入されたプリペイドカード1の先端の短 尺辺に設けられた凹状部3に対応した位置に、凹状部検出器4を配設して成る。 凹状部検出器4は、光学的に凹状部3を検出するもので、光エミッタ部5と光 レシーバ部6を併せ備えた、放射光併設型の反射光センサである。 光エミッタ部5はプリペイドカード1の表面に光を発し、該光が前記プリペイ ドカード1の表面で反射され、該反射光を光レシーバ部6が受信する構成となっ ている。
【0010】 以上のように構成することによって、プリペイドカードが表裏/前後ともに正 しく挿入されたか否かが容易に判別できる。例えば、プリペイドカード1が表裏 /前後ともに正しく挿入されていれば、プリペイドカード1先端に、凹状部検出 器4側に、凹状部3が現われる。このとき凹状部検出器4の光エミッタ部5がプ リペイドカード1表面に発する光は、プリペイドカード1の凹状部3で分散され るから反射光は弱くなり、よって、図3に示すように光レシーバ部6の受信光量 IPはpbまで低下する。そして、プリペイドカード1が図2の矢印方向に移動 して、凹状部3が凹状部検出器4を通過すると、低下していた光レシーバ部6の 受信光量IPは回復する。
【0011】 一方、プリペイドカード1が表裏/前後のいずれかが正常と異なっていれば、 すなわち誤挿入状態であれば、凹状部検出器4の光エミッタ部5がプリペイドカ ード1表面に発する光が、プリペイドカード1の凹状部3のない表面で反射され て強い反射光が戻り、よって光レシーバ部6は大光量を受信する。しかもこの光 量はプリペイドカード1の移動によって変化しない。 上記の光量変化によって、正常挿入と誤挿入が判別されるものである。
【0012】 このように、プリペイドカードの表裏/前後の異なる挿入状態が、きわめて容 易に峻別される。しかも、検出はカード先端ががわずか挿入されただけで実施で きるから、カードを装置内に全部取り込む必要がなく、時間短縮が可能になる。 誤挿入が検出されると、プリペイドカードは直ちにリーダライタから排出され る。
【0013】
以上の説明のように、本考案のプリペイドカード挿入検出機構は、表裏、前後 方向の異なる挿入状態に対応した光量変化が検出される構成としたから、正しい おもて/うら面と前後方向を容易に確認可能になる。よって利用者の誤挿入をカ ード挿入後、極めて短時間に検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリペイドカード挿入検出機構の一実
施例の上面図である。
施例の上面図である。
【図2】図1のプリペイドカード挿入検出機構の正面図
である。
である。
【図3】本考案のプリペイドカード挿入検出機構におけ
る検出光量の変化の説明図である。
る検出光量の変化の説明図である。
1 プリペイドカード 3 凹状部 4 凹状部検出器 5 光エミッタ 6 光レシーバ 10 プリペイドカードリーダライタ D プリペイドカード挿入検出機構
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の長尺辺と一対の短尺辺を有するプ
リペイドカードのいずれか一方の面のいずれか一方の短
尺辺のみに、触診あるいは目視によって確認の容易な凹
状部が、短尺辺に添って設けられた方向検出構造を有す
るプリペイドカードに適用されるものであって、 プリペイドカードリーダライタのプリペイドカード挿入
口部分の、挿入される前記プリペイドカードの前記短尺
辺位置に対応した位置に凹状部検出器を配設し、該凹状
部検出器は光エミッタ部と光レシーバ部を併せ備えて、
光エミッタ部は前記プリペイドカードの表面に光を発
し、該光が前記プリペイドカードの表面で反射され、該
反射光を前記光レシーバ部が受信する構成としたことを
特徴とするプリペイドカード挿入検出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016790U JP3012819U (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | プリペイドカード挿入検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016790U JP3012819U (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | プリペイドカード挿入検出機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012819U true JP3012819U (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=43148503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016790U Expired - Lifetime JP3012819U (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | プリペイドカード挿入検出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012819U (ja) |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP1994016790U patent/JP3012819U/ja not_active Expired - Lifetime
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