JP3012814U - プリペイドカード挿入検出機構 - Google Patents

プリペイドカード挿入検出機構

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JP3012814U
JP3012814U JP1994016785U JP1678594U JP3012814U JP 3012814 U JP3012814 U JP 3012814U JP 1994016785 U JP1994016785 U JP 1994016785U JP 1678594 U JP1678594 U JP 1678594U JP 3012814 U JP3012814 U JP 3012814U
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prepaid card
pin
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川 保 男 石
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東京アルテック有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿入されたカード方向の確認が容易であり、
かつ迅速な挿入状態の判定を可能とするプリペイドカー
ドの挿入検出機構を提供する。 【構成】 プリペイドカードの挿入検出機構の、挿入さ
れるプリペイドカード1の短尺辺両端から距離dだけ中
心側の位置にそれぞれ2個の容量センサ5、6を重ねて
備えた位置センサS1、S2を配設し、プリペイドカー
ド1を挟んで各位置センサS1、S2に対峙させて押圧
器P1、P2を設け、各押圧器P1、P2は、バネ13
で常時付勢されて移動自在の、一体に構成された細径
の、反射面15を備えるピン11と太径のピン12を備
え、プリペイドカード1の円形の貫通孔H1を両ピン1
1、12が通過して、細径のピン11接近による反射光
変化を両容量センサ5、6が検出し、三角形の貫通孔H
2を細径のピン11だけが通過して、細径のピン11接
近による反射光変化を容量センサ6のみが検出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリペイドカード挿入検出機構に関し、特にカードの表裏、前後の 識別を容易にしてリーダライタへの誤挿入を検出するプリペイドカード挿入検出 機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、プリペイド方式のカードが普及しつつある。このようなカード形式の媒 体は、記入や記録内容の更新が必要であり、印字カードや磁気カード、あるいは 光カードを問わず、リーダライタに挿入してアップデーションがなされるのが一 般的である。 ところで、カード形式の媒体は構造や形状的に、表裏が類似しており、また同 様にカードの前側後側も類似している。したがって、リーダライタへの誤挿入を 防止するために、例えば表側に、前方向を示す矢印等のマークを印刷する方法が 広く採用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような従来構成のカードでは、印刷されている挿入方向 指示マークが見ずらく、使用勝手の甚だ悪いものが大部分である。さらに、リー ダライタ装置には、あらゆる誤挿入に対処でき、しかも迅速に挿入状態を判定す る機能が備わっていなければならないが、従来のプリペイドカード挿入検出機構 には、このような要求を満たす構成が存在しなかった。
【0004】 本考案は、このような従来技術の有する問題点を解決するため為されたもので 、その目的は挿入されたカード方向の確認が容易であり、かつ迅速な挿入状態の 判定を可能とするプリペイドカードの挿入検出機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案に係るプリペイドカード挿入検出機構は、一対の長尺辺と一対の短尺辺 を有するプリペイドカードの任意の面の任意の隅を第1隅として、第1隅に、一 方のカード長尺辺から所定距離だけ隔てた位置に円形の第1貫通孔を設け、前記 第1隅と対角線上にある隅を第2隅として、第2隅に、他方のカード長尺辺から 前記距離だけ隔てた位置に三角形の第2貫通孔を設け、かつ第1貫通孔の直径は 第2貫通孔の内接円の直径よりも大である構成の方向検出貫通孔付きプリペイド カードに適用されるものであって、プリペイドカードの挿入検出機構の、挿入さ れるプリペイドカードの短尺辺両端から前記距離だけ中心側の位置にそれぞれ2 個の光センサを重ねて備えた位置センサを配設し、プリペイドカードを挟んで前 記2個の位置センサに対峙させて2個の押圧器を設け、各押圧器は、バネで常時 付勢されて移動自在の、一体に構成された細径の、光反射面を備えたピンと太径 のピンを備え、プリペイドカードの前記円形の貫通孔を前記細径の、光反射面を 備えたピンと太径のピンの両方が通過し、移動した細径の、光反射面を備えたピ ンが前記重ねられた2個の光センサにより検出され、プリペイドカードの前記三 角形の貫通孔を前記細径の、光反射面を備えたピンだけが通過して、移動した細 径の、光反射面を備えたピンが前記2個の光センサの下段のみにより検出される 構成としたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記のように構成された本考案のプリペイドカード挿入検出機構は、表裏、前 後方向の異なる4通りの挿入状態に対応して短尺辺側に現われる貫通孔の位置と 形状がすべて異なる方向検出貫通孔付きプリペイドカードが挿入されると、短尺 辺側に現われた貫通孔を、押圧器の細径の、光反射面を備えたピンあるいは太径 ピンが通過する。 貫通孔が三角形であれば、この三角形の内接円よりも細径の、光反射面を備え たピンは貫通孔を通過してプリペイドカードを貫通し、細径の、光反射面を備え たピン接近による反射光変化が下段の光センサによって検出されるが、この三角 形の内接円よりも太径のピンは貫通孔を通過できず、よって太径のピンと一体構 成の細径の、光反射面を備えたピンはこれ以上進めず、よって上段の光センサは これを検出しない。
【0007】 貫通孔が円形であれば、この円形よりも細径の、光反射面を備えたピンは貫通 孔を通過してプリペイドカードを貫通し、細径の、光反射面を備えたピン接近に よる反射光変化が下段の光センサによって検出される。さらに、この円形の径を こえない太径のピンも貫通孔を通過する。よって太径のピンと一体構成の細径の 、光反射面を備えたピンはさらに進行して、細径の、光反射面を備えたピン接近 による反射光変化が上段の光センサによっても検出される。 すなわち、貫通孔が三角形であれば片方の光センサによってしか検出されず、 貫通孔が円形であれば両方の光センサによって検出される。これによって、挿入 されたプリペイドカードのおもて/うら面と前後方向が確認される。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案のプリペイドカード挿入検出機構の一実施例の上面図である。 さらに図2は、図1のプリペイドカード挿入検出機構の要部断面図である。 また、図3は本考案のプリペイドカード挿入検出機構に挿入されるプリペイド カードに設けられた貫通孔の説明図である。さらに図4は、本考案のプリペイド カード挿入検出機構の動作の説明図である。 以下、まず図3に基づいて、挿入されるプリペイドカードを説明する。
【0009】 本考案のプリペイドカード挿入検出機構に挿入されるプリペイドカード1は、 任意の面の任意の隅を第1隅として、第1隅に、一方のカード長尺辺から距離d だけ隔てた位置に円形の第1貫通孔H1が設けられ、前記第1隅と対角線上にあ る隅を第2隅として、第2隅に、他方のカード長尺辺から距離dだけ隔てた位置 に三角形の第2貫通孔H2が設けられ、かつ円形の第1貫通孔H1の直径は、三 角形の第2貫通孔H2の内接円の直径よりも大である構成となっている。
【0010】 以下、本考案の実施例を図1と図2に基づき説明する。 本考案のプリペイドカード挿入検出機構10は、挿入されたプリペイドカード 1の短尺辺両端から距離dだけ中心側の位置にそれぞれ2個の光センサ5、6を 重ねて備えた位置センサS1、S2を配設する。 さらに、プリペイドカード1を挟んで前記各位置センサS1、S2に対峙させ て押圧器P1、P2を配設する。 各押圧器P1、P2は、バネ13で常時付勢されて移動自在の、一体に構成さ れた細径の、光反射面を備えたピン11と太径のピン12を備える。 太径のピン12はプリペイドカード1の円形の貫通孔H1を通過する。このと き、細径の、光反射面を備えたピン11は上方に大きく移動して、細径の、光反 射面を備えたピン11が、重ねられた2個の光センサ5および6の両方によって 検出される。 一方、太径のピン12はプリペイドカード1の三角形の貫通孔H2を通過しな い。したがって、細径の、光反射面を備えたピン11のみが三角形の貫通孔H2 を通過して、重ねられた2個の光センサ5および6のうち、下段の光センサ6だ けがピン11を検出する構成となっている。
【0011】 前記のように、太径のピン12はプリペイドカード1の円形の貫通孔H1のみ を通過し、細径の、光反射面を備えたピン11は円形の貫通孔H1ならびに三角 形の貫通孔H2のいずれもを通過する構成とされる。このような構成として、例 えば細径の、光反射面を備えたピン11の直径を、三角形の貫通孔H2の内接円 よりも小さく設定し、太径のピン12の直径を、三角形の貫通孔H2の内接円よ りも大きく、かつ円形の貫通孔H1の直径を超えない設定とすることで実現され る。
【0012】 以上のように構成することによって、カードの表裏/前後を容易に判別できる 。例えば、前記プリペイドカード1を前辺1Cを先端としてリーダライタに挿入 するとき、おもて面1Aが上側に出ていれば、カード先端1Cには上辺1Eから 距離dのところに円形の第1貫通孔H1が出現する。この第1貫通孔H1を押圧 器P2の細径の、光反射面を備えたピン11がまず通って、細径の、光反射面を 備えたピン11先端が位置センサS2の下段の光センサ6によって検出され、さ らにこの第1貫通孔H1を太径のピン12が通ると、ピン11はさらに(図中、 上方に)進んで、細径の、光反射面を備えたピン11が位置センサS2の上段の 光センサ5によっても検出される。この位置センサS2内の両光センサ5、6の 検出によって、貫通孔H1が位置センサS2の位置にあることが判定される。
【0013】 ここでカードが裏返しで面1Bが上側に出ていれば、図に示すように下側に第 1貫通孔H1が出現する。この第1貫通孔H1を、押圧器P1のピン11とピン 12が通過し、細径の、光反射面を備えたピン11が位置センサS1の下段の光 センサ6と上段の光センサ5によって検出される。この位置センサS1内の両光 センサ5、6の検出によって、貫通孔H1が位置センサS1の位置にあることが 判定される。
【0014】 つぎに、後辺1Dを先端としてリーダライタに挿入されたとき、おもて面1A が上側に出ていれば、カード先端1Dには上側に三角形の第2貫通孔H2が出現 する。この第2貫通孔H2を通って押圧器P2の細径の、光反射面を備えたピン 11が通り、細径の、光反射面を備えたピン11が位置センサS2の下段の光セ ンサ6によって検出される。しかし太径のピン12はこの第2貫通孔H2を通過 できないから、ピン11はこれ以上(図中、上方に)進むことができず、よって 位置センサS2の上段の光センサ5はオンされない。この位置センサS2の下段 の光センサ6のみによる検出によって、貫通孔H2が位置センサS2の位置にあ ることが判定される。
【0015】 ここでカードが裏返しで面1Bが上側に出ていれば、図に示すように下側に第 2貫通孔H2が出現する。この第2貫通孔H2を通って押圧器P1の細径の、光 反射面を備えたピン11が通り、細径の、光反射面を備えたピン11が位置セン サS1の下段の光センサ6によって検出される。しかし太径のピン12はこの第 2貫通孔H2を通過できないから、ピン11はこれ以上(図中、上方に)進むこ とができず、よって位置センサS1の上段の光センサ5はオンされない。この位 置センサS1の下段の光センサ6のみの検出によって、貫通孔H2が位置センサ S1の位置にあることが判定される。
【0016】 このように、カードの表裏/前後が異なる4通りの場合それぞれを、第1〜第 2の位置センサが、それぞれの備える2個の光センサのオン状態に基づき判定す る。 この結果、カードの表裏/前後の異なる挿入状態を、きわめて容易に峻別でき る。しかも、検出はカード先端ががわずか挿入されただけで実施できるから、カ ードを装置内に全部取り込む必要がなく、時間短縮が可能になる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明のように、本考案のプリペイドカード挿入検出機構は、表裏、前後 方向の異なる4通りの挿入状態に対応して、短尺辺側に現われる、位置と形状が 異なる貫通孔を検出する構成としたから、挿入されたプリペイドカードのおもて /うら面ならびに前/後方向を容易に検出することが可能になる。よって利用者 の誤挿入検出をカード挿入後、極めて短時間に実行できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリペイドカード挿入検出機構の一実
施例の上面図である。
【図2】図1のプリペイドカード挿入検出機構の正面図
である。
【図3】本考案のプリペイドカード挿入検出機構に挿入
されるプリペイドカードに設けられた貫通孔の説明図で
ある。
【図4】本考案のプリペイドカード挿入検出機構の動作
の説明図である。
【符号の説明】
1 プリペイドカード 1A おもて面 1B うら面 1C 前辺 1D 後辺 5 上段光センサ 6 下段光センサ 10 プリペイドカード挿入検出機構 11 細径の、光反射面を備えたピン 12 太径のピン 13 バネ 15 反射面 d 距離 H1 第1貫通孔 H2 第2貫通孔 P1〜P2 押圧器 S1〜S2 位置センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の長尺辺と一対の短尺辺を有するプ
    リペイドカードの任意の面の任意の隅を第1隅として、
    第1隅に、一方のカード長尺辺から所定距離だけ隔てた
    位置に円形の第1貫通孔を設け、前記第1隅と対角線上
    にある隅を第2隅として、第2隅に、他方のカード長尺
    辺から前記距離だけ隔てた位置に三角形の第2貫通孔を
    設け、かつ第1貫通孔の直径は第2貫通孔の内接円の直
    径よりも大である構成の方向検出貫通孔付きプリペイド
    カードに適用されるものであって、 プリペイドカードの挿入検出機構の、挿入されるプリペ
    イドカードの短尺辺両端から前記距離だけ中心側の位置
    にそれぞれ2個の光センサを重ねて備えた位置センサを
    配設し、プリペイドカードを挟んで前記2個の位置セン
    サに対峙させて2個の押圧器を設け、各押圧器は、バネ
    で常時付勢されて移動自在の、一体に構成された細径
    の、光反射面を備えたピンと太径のピンを備え、プリペ
    イドカードの前記円形の貫通孔を前記細径の、光反射面
    を備えたピンと太径のピンの両方が通過し、移動した細
    径の、光反射面を備えたピンが前記重ねられた2個の光
    センサにより検出され、プリペイドカードの前記三角形
    の貫通孔を前記細径の、光反射面を備えたピンだけが通
    過して、移動した細径の、光反射面を備えたピンが前記
    2個の光センサの下段のみにより検出される構成とした
    ことを特徴とするプリペイドカード挿入検出機構。
JP1994016785U 1994-12-21 1994-12-21 プリペイドカード挿入検出機構 Expired - Lifetime JP3012814U (ja)

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