JPH012502A - トラクタと作業機の連結装置 - Google Patents
トラクタと作業機の連結装置Info
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- JPH012502A JPH012502A JP62-159169A JP15916987A JPH012502A JP H012502 A JPH012502 A JP H012502A JP 15916987 A JP15916987 A JP 15916987A JP H012502 A JPH012502 A JP H012502A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、トラクタと作業機の連結装置に関する。
(従来の技術)
中央1本のトップリンクと左右一対のロアリンクとから
成る3点リンク機構を介して、トラクタ後方にロークリ
耕耘装置を昇降自在で且つ着脱自在に連結する場合にお
いて、この連結作業を容易に行えるようにする技術が、
特開昭60−259104号公報に開示されている。
成る3点リンク機構を介して、トラクタ後方にロークリ
耕耘装置を昇降自在で且つ着脱自在に連結する場合にお
いて、この連結作業を容易に行えるようにする技術が、
特開昭60−259104号公報に開示されている。
上記のものでは、トップリンクと両ロアリンクの夫々の
耕耘装置側端部が連結体により連結され、連結体は、そ
の左右方向中央部の上部に位置する上係合部と、その下
方の左右両側部に位置する左右一対の重任合部とを有し
ている。
耕耘装置側端部が連結体により連結され、連結体は、そ
の左右方向中央部の上部に位置する上係合部と、その下
方の左右両側部に位置する左右一対の重任合部とを有し
ている。
そして、トラクタと耕耘装置の連結時には、連結体の上
昇により、その上保合部をトップマストの先端部の上連
結軸と係合させ、その後、連結体を更に上昇させて、耕
耘装置を自重により上保合部廻りにトラクタ側へ回動さ
せることにより、各重任合部を耕耘装置の左右の各下連
結軸と係合させて、而る後、左右一対の阻止装置により
、各重任合部からの下連結軸の離脱を阻止するようにし
て0る。
昇により、その上保合部をトップマストの先端部の上連
結軸と係合させ、その後、連結体を更に上昇させて、耕
耘装置を自重により上保合部廻りにトラクタ側へ回動さ
せることにより、各重任合部を耕耘装置の左右の各下連
結軸と係合させて、而る後、左右一対の阻止装置により
、各重任合部からの下連結軸の離脱を阻止するようにし
て0る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記従来においては、連結体の上保合部を耕
耘装置のトップマストの上連結軸に係合する際に、上保
合部が正規移動経路から少し後方にずれると、各重任合
部と各下連結軸が接触して、破損、損傷する惧れがある
ので、トラクタと耕耘装置の連結時には、耕耘装置を大
きく前傾させて地面に!!置して、上連結軸を下連結軸
から前方に大きく離間させていた。
耘装置のトップマストの上連結軸に係合する際に、上保
合部が正規移動経路から少し後方にずれると、各重任合
部と各下連結軸が接触して、破損、損傷する惧れがある
ので、トラクタと耕耘装置の連結時には、耕耘装置を大
きく前傾させて地面に!!置して、上連結軸を下連結軸
から前方に大きく離間させていた。
然しなから、上記のようにすると、耕耘装置が不安定で
、前方に転倒し易く、耕耘装置の機種によっては、前方
への転倒を防止するためのスタンドが必要な場合もあっ
た。
、前方に転倒し易く、耕耘装置の機種によっては、前方
への転倒を防止するためのスタンドが必要な場合もあっ
た。
本発明は上記問題を解決できるトラクタと作業機の連結
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決すべく、本発明が採用した手段は、ト
ラクタlに、中央1本のトップリンク10と左右一対の
ロアリンク11とから成る3点リンク機構9が昇降自在
に備えられ、トップリンク10と両ロアリンク11の夫
々の作業側端部が連結体14により連結され、連結体1
4は、左右方向中央部に位置する上係合部21と、その
下方の左右に位置する左右一対の重任合部22とを有し
、上係合部21は連結体14の上昇により作業機Rと係
脱自在に係合し、この係合後、連結体14が更に上昇す
ることにより、作業機Rが自重により上係合部21廻り
にトラクタ1側に回動して、両下係合部22が作業機R
の左右両側部と係脱自在に係合し、両下係合部22と作
業機Rとの係合解除を解除自在に阻止する阻止装置48
が備えられたものにおいて、 連結体14の左右方向中央部に、トップリンク10と連
結される揺動体40が前後方向に揺動自在に備えられ、
揺動体40のトラクタ側最大揺動位置が、上係合部21
が作業機Rと係合される位置とされ、揺動体40の反ト
ラクタ側最大揺動位置が、上・上保合部21.22が作
業機Rと係合した位置とされ、揺動体40を反トラクタ
側最大揺動位置に解除自在にロックする手段が備えられ
た点にある。
ラクタlに、中央1本のトップリンク10と左右一対の
ロアリンク11とから成る3点リンク機構9が昇降自在
に備えられ、トップリンク10と両ロアリンク11の夫
々の作業側端部が連結体14により連結され、連結体1
4は、左右方向中央部に位置する上係合部21と、その
下方の左右に位置する左右一対の重任合部22とを有し
、上係合部21は連結体14の上昇により作業機Rと係
脱自在に係合し、この係合後、連結体14が更に上昇す
ることにより、作業機Rが自重により上係合部21廻り
にトラクタ1側に回動して、両下係合部22が作業機R
の左右両側部と係脱自在に係合し、両下係合部22と作
業機Rとの係合解除を解除自在に阻止する阻止装置48
が備えられたものにおいて、 連結体14の左右方向中央部に、トップリンク10と連
結される揺動体40が前後方向に揺動自在に備えられ、
揺動体40のトラクタ側最大揺動位置が、上係合部21
が作業機Rと係合される位置とされ、揺動体40の反ト
ラクタ側最大揺動位置が、上・上保合部21.22が作
業機Rと係合した位置とされ、揺動体40を反トラクタ
側最大揺動位置に解除自在にロックする手段が備えられ
た点にある。
(作 用)
トラクタlに耕耘装置Rを連結する際には、耕耘袋W、
Rは地面に載置されているが、揺動体40はトラクタ側
最大揺動位置に位置している。
Rは地面に載置されているが、揺動体40はトラクタ側
最大揺動位置に位置している。
上記状態で、連結体14が上昇せしめられて、連結体1
4の上係合部21と作業機Rとが係合する。
4の上係合部21と作業機Rとが係合する。
次に、トラクタlを作業機R側に若干移動させれば、ト
ップリンク10により、揺動体40が反トラクタ側最大
揺動位置へ揺動せしめられ、ロックされる。
ップリンク10により、揺動体40が反トラクタ側最大
揺動位置へ揺動せしめられ、ロックされる。
そして、更に、連結体14が上昇せしめられることによ
り、作業機Rが上保合部21廻りに自重によりトラクタ
1側へ回動して、各重任合部22が作業機Rの左右各側
部と係合し、阻止装置48により、各重任合部22と作
業機Rとの係合解除が阻止される。
り、作業機Rが上保合部21廻りに自重によりトラクタ
1側へ回動して、各重任合部22が作業機Rの左右各側
部と係合し、阻止装置48により、各重任合部22と作
業機Rとの係合解除が阻止される。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第7図の図面に基
づき説明すれば、第3図において、■はトラクタ、2は
トラクタ車体、3はトラクタ車体2の後部に搭載された
昇降装置として例示する作業機昇降用油圧装置で、左右
一対のリフトアーム4を有する。5は座席、6は後輪、
7はPTO軸で、車体2後端から後方に突出している。
づき説明すれば、第3図において、■はトラクタ、2は
トラクタ車体、3はトラクタ車体2の後部に搭載された
昇降装置として例示する作業機昇降用油圧装置で、左右
一対のリフトアーム4を有する。5は座席、6は後輪、
7はPTO軸で、車体2後端から後方に突出している。
Rは作業機として例示するサイドドライブ式ロークリ耕
耘装置で、ト与りタ1の後方に、3点リンク機構9を介
して昇降自在で且つ着脱自在に連結されている。
耘装置で、ト与りタ1の後方に、3点リンク機構9を介
して昇降自在で且つ着脱自在に連結されている。
3点リンク機構9は、中央1本のトップリンク10と左
右一対のロアリンク11とから成り、各ロアリンク11
と各リフトアーム4とが夫々リフトロッド12により連
結されている。
右一対のロアリンク11とから成り、各ロアリンク11
と各リフトアーム4とが夫々リフトロッド12により連
結されている。
第1図、第2図、第4図乃至第7図に示すように、14
は連結体で、トップリンク10と両ロアリンク11の夫
々の作業機側端部、即ち、後端部を連結するもので、上
方に突出する正面視山形伏とされた円筒状本体I5と、
本体15の左右両側部間に下方突出状に渡設された円筒
状渡設材16と、本体15の左右方向中央部から上方に
突設された左右一対の取付板17と、本体15の左右両
側端部から後方に突設された左右一対の受部材18と、
本体15の後部から外側方に突設された左右一対の連結
ピン19等を有する。
は連結体で、トップリンク10と両ロアリンク11の夫
々の作業機側端部、即ち、後端部を連結するもので、上
方に突出する正面視山形伏とされた円筒状本体I5と、
本体15の左右両側部間に下方突出状に渡設された円筒
状渡設材16と、本体15の左右方向中央部から上方に
突設された左右一対の取付板17と、本体15の左右両
側端部から後方に突設された左右一対の受部材18と、
本体15の後部から外側方に突設された左右一対の連結
ピン19等を有する。
左右一対の取付板17の前端部には左右一対の揺動体4
0がその基部で左右方向の支軸41により前後方向に揺
動自在に枢支されている。揺動体40の先端部にはトッ
プリンク10の後端部が取付ピン20により着脱自在に
取付けられている。
0がその基部で左右方向の支軸41により前後方向に揺
動自在に枢支されている。揺動体40の先端部にはトッ
プリンク10の後端部が取付ピン20により着脱自在に
取付けられている。
揺動体40の長手方向中途部には、係合軸42が左右方
向に挿着され、揺動体40は、第5図に示すように、そ
の基部が本体15と接当するトラクタ側、部ち、前側最
大揺動位置と、第1図及び第4図に示すように、係合軸
42が取付板17の前端部の切欠43に係脱自在に係合
した反トラクタ側、即ち、後側最大揺動位置とに位置変
更自在とされている。
向に挿着され、揺動体40は、第5図に示すように、そ
の基部が本体15と接当するトラクタ側、部ち、前側最
大揺動位置と、第1図及び第4図に示すように、係合軸
42が取付板17の前端部の切欠43に係脱自在に係合
した反トラクタ側、即ち、後側最大揺動位置とに位置変
更自在とされている。
55は左右一対のロック体で、両数付板17にその基部
で左右方向の支軸56により上下揺動自在に枢支され、
切欠43に係合した係合軸42に上方から係脱自在に係
合することにより、揺動体40は後側最大揺動位置に解
除自在に固定されている。
で左右方向の支軸56により上下揺動自在に枢支され、
切欠43に係合した係合軸42に上方から係脱自在に係
合することにより、揺動体40は後側最大揺動位置に解
除自在に固定されている。
ロック体55の前端部下面には、前上りの傾斜状とされ
たカム面57が形成されている。
たカム面57が形成されている。
各支軸56にはバネ58が捲周されて、このバネ58に
より、ロック体55が下方向に付勢されており、取付板
17には、ロック体55の下降限を設定するストッパ5
9が挿着されている。
より、ロック体55が下方向に付勢されており、取付板
17には、ロック体55の下降限を設定するストッパ5
9が挿着されている。
また、取付板17の後部には、上方に開口する上保合部
21が切欠形成されている。
21が切欠形成されている。
各受部材18には、後方に開口する上保合部22が形成
されている。
されている。
各連結ピン19には各ロアリンク11の後端部が着脱自
在に備えられている。
在に備えられている。
24はクラッチ装置で、トラクタlのPTO軸7と耕耘
装置Rの入力軸25とを解除自在に連結するものであっ
て、連結体14の渡設材16の左右方向中央部の上方側
に位置している。
装置Rの入力軸25とを解除自在に連結するものであっ
て、連結体14の渡設材16の左右方向中央部の上方側
に位置している。
尚、トラクタlと耕耘装置Rを分離した状態で、連結体
14とクラッチ装置24の重量、及び、連結体14に作
用する荷重の重心は、連結ピン19よりも後側にある。
14とクラッチ装置24の重量、及び、連結体14に作
用する荷重の重心は、連結ピン19よりも後側にある。
ところで、トラクタ1OPTO軸7と、耕耘装置Rの入
力軸25とは、伸縮自在な伝動軸26と、伝動軸26の
両端部に備えられた前・後自在継手27とを介して、解
除自在に連動連結されており、後自在継手27がクラッ
チ装置24により保持されて、前後方向に移動操作せし
められる。
力軸25とは、伸縮自在な伝動軸26と、伝動軸26の
両端部に備えられた前・後自在継手27とを介して、解
除自在に連動連結されており、後自在継手27がクラッ
チ装置24により保持されて、前後方向に移動操作せし
められる。
耕耘装置Rは、前部上部の左右方向中央部に位置する入
力ケース29と、入力ケース29から前方斜め上方に突
設されたトップマスト30と、入力ケース29から左右
両側方に突設された一対のサポートアーム32と、各サ
ポートアーム32の左右方向中途部から前方に突設され
た左右一対のブラケット33と、各サポートアーム32
の外側端部から夫々下段された伝動ケース34及びサイ
ドプレートと、伝動”ケース34及びサイドプレートの
下端部間に横架されて回転駆動され且つ耕耘軸とこれに
備えられた多数の耕耘爪とから成る耕耘部35と、耕耘
部35を覆被する耕耘カバー36と、左右一対のゲージ
輪37と、ゲージ輪37を昇降させる耕深調整機構38
等を有する。
力ケース29と、入力ケース29から前方斜め上方に突
設されたトップマスト30と、入力ケース29から左右
両側方に突設された一対のサポートアーム32と、各サ
ポートアーム32の左右方向中途部から前方に突設され
た左右一対のブラケット33と、各サポートアーム32
の外側端部から夫々下段された伝動ケース34及びサイ
ドプレートと、伝動”ケース34及びサイドプレートの
下端部間に横架されて回転駆動され且つ耕耘軸とこれに
備えられた多数の耕耘爪とから成る耕耘部35と、耕耘
部35を覆被する耕耘カバー36と、左右一対のゲージ
輪37と、ゲージ輪37を昇降させる耕深調整機構38
等を有する。
入力ケース29には、前方に突出する入力軸25が回転
自在に支持されている。
自在に支持されている。
トップマスト30の両側板前端部には、1保合部と係脱
自在に係合する上連結軸45が左右方向に渡設されてい
る。
自在に係合する上連結軸45が左右方向に渡設されてい
る。
両ブラケット33の前部には、両下係合部22と係脱自
在に係合する左右一対の下連結軸46が左右方向に配設
されている。
在に係合する左右一対の下連結軸46が左右方向に配設
されている。
48は左右一対の阻止装置で、各受部材1日に備えられ
て、各下連結軸46の各上保合部22からの離脱解除自
在に阻止するもので、受部材18上に立設された装着筒
49と、装着筒49及び上保合部22の上下端部に挿入
される抜止めピン50と、抜止めピン50を下方に付勢
する付勢バネ51と、装着筒49に固設され且つ抜止め
ピン50が上保合部22内から離脱した位置で係脱自在
に係止される固定板52と、受部材18に枢支され、且
つ抜止めピン50を上記離脱した位置に解除自在に保持
する規制体53と、規制体53のバネ54等を有する。
て、各下連結軸46の各上保合部22からの離脱解除自
在に阻止するもので、受部材18上に立設された装着筒
49と、装着筒49及び上保合部22の上下端部に挿入
される抜止めピン50と、抜止めピン50を下方に付勢
する付勢バネ51と、装着筒49に固設され且つ抜止め
ピン50が上保合部22内から離脱した位置で係脱自在
に係止される固定板52と、受部材18に枢支され、且
つ抜止めピン50を上記離脱した位置に解除自在に保持
する規制体53と、規制体53のバネ54等を有する。
上記のように構成した実施例によれば、トラクタlに耕
耘装置Rを連結する際には、耕耘装置Rは、地面に載置
されて、第5図に示すように、若干前傾姿勢とされてい
る。
耘装置Rを連結する際には、耕耘装置Rは、地面に載置
されて、第5図に示すように、若干前傾姿勢とされてい
る。
連結体14側においては、第5図に示すように、揺動体
40が前側最大揺動位置にあって、上係合部21が第4
図に示す正規連結位置よりも相対的に後方側に移動せし
められていると共に、ロック体55がストッパ59と接
当している。
40が前側最大揺動位置にあって、上係合部21が第4
図に示す正規連結位置よりも相対的に後方側に移動せし
められていると共に、ロック体55がストッパ59と接
当している。
尚、連結体14とクラッチ装置24等の重量、及び、連
結体14に作用する荷重の重心は連結ピン19よりも後
方側にあるので、揺動体40は第5図に示す前側最大揺
動位置に保持される。
結体14に作用する荷重の重心は連結ピン19よりも後
方側にあるので、揺動体40は第5図に示す前側最大揺
動位置に保持される。
又、両阻止装置48の抜止めピン50が引上げられて、
規制体53により保持されている。
規制体53により保持されている。
この状態で、トラクタ1を後進させて、耕耘装置Rに接
近させ、第5図に示すように、耕耘装置Rの上・下各連
結軸45.46の前方斜め下方側に、連結体14の上・
下各係合部21,22を夫々位置させる。
近させ、第5図に示すように、耕耘装置Rの上・下各連
結軸45.46の前方斜め下方側に、連結体14の上・
下各係合部21,22を夫々位置させる。
次に、3点リンク機構9、連結体14及びクラッチ装置
ff124を油圧装置3により徐々に上昇させて、まず
、連結体14の上保合部21内に上連結軸45を係合さ
せるのであるが、この際には、揺動体40が前側最大揺
動位置とされているので、耕耘装置Rを従来のように大
きく前傾させる必要がない。
ff124を油圧装置3により徐々に上昇させて、まず
、連結体14の上保合部21内に上連結軸45を係合さ
せるのであるが、この際には、揺動体40が前側最大揺
動位置とされているので、耕耘装置Rを従来のように大
きく前傾させる必要がない。
即ち、従来においては、耕耘装置Rを大きく前傾させて
、上連結軸45を下連結軸46よりも大きく前方に離間
させておかないと、上係合部21を上達結軸45に係合
させる際に、上係合部21が正規移動経路から後方に少
しずれただけで、各上保合部22と各下連結軸46とが
接触して、破損、損傷する惧れがある。
、上連結軸45を下連結軸46よりも大きく前方に離間
させておかないと、上係合部21を上達結軸45に係合
させる際に、上係合部21が正規移動経路から後方に少
しずれただけで、各上保合部22と各下連結軸46とが
接触して、破損、損傷する惧れがある。
然し乍ら、実施例においては、上係合部21が第4図に
示す正規連結位置よりも後方側に移動せしめられている
ので、耕耘装置Rを大きく前傾させておかなくても、上
係合部21を上連結軸45に係合させる際において、上
保合部21が正規移動経路から後方に少しずれても、各
上保合部22と各下連結軸46とが接触して、破損、損
傷する惧れかない。
示す正規連結位置よりも後方側に移動せしめられている
ので、耕耘装置Rを大きく前傾させておかなくても、上
係合部21を上連結軸45に係合させる際において、上
保合部21が正規移動経路から後方に少しずれても、各
上保合部22と各下連結軸46とが接触して、破損、損
傷する惧れかない。
従って、トラクタ1と耕耘装置Rとの連結時に、耕耘装
置Rを安定した状態で地面に載置できて、耕耘装置Rが
前方に転倒したりする慣れがないと共に、耕耘装置Rの
前方への転倒を防止するためのスタンドも不要である。
置Rを安定した状態で地面に載置できて、耕耘装置Rが
前方に転倒したりする慣れがないと共に、耕耘装置Rの
前方への転倒を防止するためのスタンドも不要である。
そして、上係合部21と上連結軸45とが係合した後、
トラクタ1を若干後進させれば、トップリンク10によ
り、揺動体40が後方に揺動せしめられ、係合軸42が
ロック体55のカム面57に接当して、ロック体55を
押上げ乍ら、取付板17の切欠43に係合すると共に、
ロック体55により係合口ツタされる。
トラクタ1を若干後進させれば、トップリンク10によ
り、揺動体40が後方に揺動せしめられ、係合軸42が
ロック体55のカム面57に接当して、ロック体55を
押上げ乍ら、取付板17の切欠43に係合すると共に、
ロック体55により係合口ツタされる。
これにより、揺動体40が後側最大揺動位置でロックさ
れて、各上保合部22は各下連結軸46の前方側に位置
する。
れて、各上保合部22は各下連結軸46の前方側に位置
する。
そして、更に、3点リンク機構9、連結体14及びクラ
ッチ装置24を上昇させれば、連結体14の上保合部2
1内に上連結軸45が係合していることから、上記3点
リンク機構9等の上昇によって、耕耘装置Rは持上げら
れ乍ら自重により上連結軸45廻りにトラクタ1側、即
ち、前方側に回動せしめられる。
ッチ装置24を上昇させれば、連結体14の上保合部2
1内に上連結軸45が係合していることから、上記3点
リンク機構9等の上昇によって、耕耘装置Rは持上げら
れ乍ら自重により上連結軸45廻りにトラクタ1側、即
ち、前方側に回動せしめられる。
これにより、第1図に示すように、各下連結軸46は各
上保合部22内に後方から係合し乍ら、規制体53を前
方へ回動させ、各重任合部22内の前部に位置する。
上保合部22内に後方から係合し乍ら、規制体53を前
方へ回動させ、各重任合部22内の前部に位置する。
又、規制体53の前方側への回動により、抜止めピン5
0の保持が解除されて、抜止めピン50は、第1図に示
すように、重任合部22の上下端部に挿入され、下連結
軸46の上保合部22内からの離脱を阻止する。
0の保持が解除されて、抜止めピン50は、第1図に示
すように、重任合部22の上下端部に挿入され、下連結
軸46の上保合部22内からの離脱を阻止する。
次に、クラッチ装置24により、トラクタ1のPTO軸
7と耕耘装置Rの入力軸25とを連結する。
7と耕耘装置Rの入力軸25とを連結する。
上記のようにして、耕耘装置Rのトラクタ1に対する連
結作業は終了する。
結作業は終了する。
次に、耕耘装置Rをトラクタ1から分離させる際には、
上記とは逆の手順で作業を行なうのであり、まず、クラ
ッチ装置24により、トラクタ1のPTO軸7と耕耘装
置Rの入力軸25との連結を解除する。
上記とは逆の手順で作業を行なうのであり、まず、クラ
ッチ装置24により、トラクタ1のPTO軸7と耕耘装
置Rの入力軸25との連結を解除する。
次に、阻止装置48の抜止めピン50を引上げて、第2
図の仮想線で示すように、固定板52に係止して、抜止
めピン50を上係合部22内から離脱した位置にロック
する。
図の仮想線で示すように、固定板52に係止して、抜止
めピン50を上係合部22内から離脱した位置にロック
する。
この状態で、油圧装置3により、3点リンク機構9、連
結体14を介して、耕耘装置Rを下降させて、耕耘装置
Rの耕耘部35を接地させる。
結体14を介して、耕耘装置Rを下降させて、耕耘装置
Rの耕耘部35を接地させる。
そして、更に、3点リンク機構9、連結体14を下降さ
せれば、耕耘装置Rが前傾して、まず、連結体14の上
係合部22内から耕耘装置Rの下連結軸46が離脱し、
その後、連結体14の上係合部21と上連結軸45との
保合が解除される。
せれば、耕耘装置Rが前傾して、まず、連結体14の上
係合部22内から耕耘装置Rの下連結軸46が離脱し、
その後、連結体14の上係合部21と上連結軸45との
保合が解除される。
これにより、トラクタlからの耕耘部WRの分離作業は
終了する。
終了する。
第8図乃至第10図は本発明とは別のトラクタと作業機
の連結装置を示すもので、渡設材16には左右一対のブ
ラケット64が立設され、各ブラケット64の前後部で
、クラッチ装置24から突設された突設片65が上下一
対宛のゴム材66、ボルト67、ナツト68により弾性
保持されている。
の連結装置を示すもので、渡設材16には左右一対のブ
ラケット64が立設され、各ブラケット64の前後部で
、クラッチ装置24から突設された突設片65が上下一
対宛のゴム材66、ボルト67、ナツト68により弾性
保持されている。
ゴム材66には、ボルト孔69が形成されているが、第
10図の仮想線で示すように、ゴム材66に貫通孔70
を前後方向に形成することもある。
10図の仮想線で示すように、ゴム材66に貫通孔70
を前後方向に形成することもある。
尚、実施例では、作業機としてロークリ耕耘装置を用い
たが、ロークリ耕耘装置以外の作業機を用いてもよい。
たが、ロークリ耕耘装置以外の作業機を用いてもよい。
更に、本発明は、トラクタの前方側に作業機を連結する
装置にも適用可能である。
装置にも適用可能である。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、トラクタと作業
機との連結時に、作業機を大きく前傾させて、地面に載
置しておく必要がな(、作業機を安定した状態で地面に
載置でき、作業機が前方へ転倒したりする慣れをなくせ
ると共に、作業機に、前方への転倒を防止するスタンド
を備えたりする必要もない。又、連結体に揺動体を備え
て、作業機に特別な部材を備えるようにしていないので
、各種作業機をそのまま装着でき、汎用性も高い。
機との連結時に、作業機を大きく前傾させて、地面に載
置しておく必要がな(、作業機を安定した状態で地面に
載置でき、作業機が前方へ転倒したりする慣れをなくせ
ると共に、作業機に、前方への転倒を防止するスタンド
を備えたりする必要もない。又、連結体に揺動体を備え
て、作業機に特別な部材を備えるようにしていないので
、各種作業機をそのまま装着でき、汎用性も高い。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
要部の縦側断面図、第2図は同平面図、第3図は全体側
面図、第4図及び第5図の各図は第6図のA−A線矢視
断面図、第8図乃至第10図は本発明とは別のトラクタ
と作業機の連結装置を示し、第8図は要部の正面図、第
9図は第8図のB−B線矢視断面図、第10図はゴム材
の斜視図である。 1−トラクタ、3・−作業機昇降用油圧装置、9−・・
3点リンク機構、1(1−・トップリンク、11−・−
ロアリンク、14・一連結体、21.22・・−上・上
係合部、4〇−揺動体、45.46・・・上・下連結軸
、48・−阻止装置、R・−ロークリ耕耘装置(作業機
)。 特許出願人 久保田鉄工株式会社 ″ミニニJ
要部の縦側断面図、第2図は同平面図、第3図は全体側
面図、第4図及び第5図の各図は第6図のA−A線矢視
断面図、第8図乃至第10図は本発明とは別のトラクタ
と作業機の連結装置を示し、第8図は要部の正面図、第
9図は第8図のB−B線矢視断面図、第10図はゴム材
の斜視図である。 1−トラクタ、3・−作業機昇降用油圧装置、9−・・
3点リンク機構、1(1−・トップリンク、11−・−
ロアリンク、14・一連結体、21.22・・−上・上
係合部、4〇−揺動体、45.46・・・上・下連結軸
、48・−阻止装置、R・−ロークリ耕耘装置(作業機
)。 特許出願人 久保田鉄工株式会社 ″ミニニJ
Claims (1)
- (1)トラクタ1に、中央1本のトップリンク10と左
右一対のロアリンク11とから成る3点リンク機構9が
昇降自在に備えられ、トップリンク10と両ロアリンク
11の夫々の作業側端部が連結体14により連結され、
連結体14は、左右方向中央部に位置する上係合部21
と、その下方の左右に位置する左右一対の下係合部22
とを有し、上係合部21は連結体14の上昇により作業
機Rと係脱自在に係合し、この係合後、連結体14が更
に上昇することにより、作業機Rが自重により上係合部
21廻りにトラクタ1側に回動して、両下係合部22が
作業機Rの左右両側部と係脱自在に係合し、両下係合部
22と作業機Rとの係合解除を解除自在に阻止する阻止
装置48が備えられたものにおいて、 連結体14の左右方向中央部に、トップリンク10と連
結される揺動体40が前後方向に揺動自在に備えられ、
揺動体40のトラクタ側最大揺動位置が、上係合部21
が作業機Rと係合される位置とされ、揺動体40の反ト
ラクタ側最大揺動位置が、上・下係合部21、22が作
業機Rと係合した位置とされ、揺動体40を反トラクタ
側最大揺動位置に解除自在にロックする手段が備えられ
たことを特徴とするトラクタと作業機の連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-159169A JPH012502A (ja) | 1987-06-25 | トラクタと作業機の連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-159169A JPH012502A (ja) | 1987-06-25 | トラクタと作業機の連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS642502A JPS642502A (en) | 1989-01-06 |
JPH012502A true JPH012502A (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=
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