JPH01249712A - 整髪料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、整髪料組成物に関する。

［従来の技術］ 従来、整髪料組成物として高分子系毛髪固定剤を含有す
るものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、このものではつやのある自然な感じの仕上がり
を求めるには必ずしも充分でなかった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明者らは、つやのある自然な感じの仕上がりのでき
る整髪料組成物について鋭意検討した結果、本発明に到
達した。すなわち本発明は、キトサンのオキシアルキレ
ンエーテル０．０２〜１０重量％、および高分子系毛髪
固定剤０．０２〜１０重量％を含有してなる整髪料組成
物である。

本発明の組成物において、キトサンのオキシアルキレン
エーテルとしては一般式 ［式中　ｐ：〉Ｉ Ｒ１、Ｒ２、Ｒよニ ーＨ、または　　（ＥＯ＞。−（ＰＯ）ｍＨ（但し、ｎ
＝ｏ〜５　、ｍ＝ｏ〜５　）ここでＥＯはオキシエチレ
ン基を、ＰＯはオキジプロピレン基を表す。

複数個のｎ、ｍのうち少なくとも一つは１である。コ、
で示される化合物が挙げられる。

−形式（１）においてｎは好ましくは１〜２である。ｍ
は好ましくは１〜５である。更に、ＥＯどＰＯとの結合
の順序は問わない。また結合形式はランダムでもブロッ
クいずれでもよい。

−形式（１）で示されるキトサンのオキシアルキレンエ
ーテルの例としてキトサンＰＯ（５）、　キトサンＥ　
０（２）Ｐ　０（５）、キＩ・サンＥＯ／ＰＯ（３／７
）が挙げられる。

上記において（）内の数字は−グルコサミン当りの平均
付加モル数を示す。またＥＯ（２）ＰＯ（５）はＥＯ２
モル、ＰＯ５モルの順にブロック付加したもの、Ｅ　Ｏ
／Ｐ　Ｏ（３／７）はＥＯとＰＯが３＝７の重量割合で
ランダム付加したものを示す。

キトサンのオキシアルキレンエーテルは、例えば以下の
製造方法によって得ることができる。キトサンとアルキ
レンオキサイドとの反応は有機溶剤、水、および塩基性
触媒の存在下スラリー状態を保ちつつ攪はんすることに
よって行われる。

反応温度は通常２０〜１２０℃、好ましくは４０〜８０
°Ｃである。反応時間は通常２〜２０時間である。

反応混合物は、濾過または遠心分離などの固液分離手段
により固形物と溶液とに分離され、固形物としてのキト
サンのオキシアルキレンエーテルが得られる。

高分子系毛髪固定剤には、例えばポリビニルピロリドン
系高分子化合物（ポリビニルピロリドン、ビニルピロリ
ドンと酢酸ビニルの共重合物、ビニルピロリドンと酢酸
ビニルとアルキルアミノアクリレートの共重合物など）
、酸性ビニルエーテル系高分子化合物（メチルビニルエ
ーテルと無水マレイン酸との共重合物の低級アルキルハ
ーフエステルなど）、酸性ポリ酢酸ビニル系高分子化合
物（酢酸ビニルとクロトン酸との共重合物など）、酸性
アクリル系高分子化合物（アクリル酸、及び／又はメタ
クリル酸とアクリル酸アルキルエステル及び／又はメタ
クリル酸アルキルエステルの共重合物、およびアクリル
酸とアクリル酸アルキルエステルとＮ−アルキルアクリ
ルアミドの共重合物、アクリル酸と多価アルコールとの
共重合物など）、両性アクリル系高分子化合物（ジアル
キルアミノエチルメタクリレート、ジアルキルアミノエ
チルアクリレート、ダイア七トンアクリルアミド等とア
クリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル
、メタクリル酸アルキルエステル等を共重合しハロゲン
化酢酸で両性化した化合物など）が挙げられる。酸基を
もった高分子化合物については中和しても中和しなくて
もよい。中和に使用するアルカリとしては、アルカリ金
属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミンなどが好ま
しい。

組成物の配合は次の通りである。キトサンのオキシアル
キレンエーテルは通常０．０２〜１０重量％で好ましく
は０．５〜５重量％である。キトサンのオキシアルキレ
ンエーテルが０．０２重量％未満ではつやが充分でない
。又１０重量％を越えるとパサパサになる。

高分子系毛髪固定剤は通常０．０２〜１０重量％で好ま
しくは０．５〜５重量％である。高分子系毛髪固定剤が
０．０２重量％未満では油性感がでない。又１０重量％
を越えるとべたつき感がでる。

本発明の組成物には上記成分の他に他の成分を添加する
こともできる。具体的には本発明の効果を妨げない限度
内で非イオン界面活性剤を添加することもできる。又商
品価値を高めるために香料、色素を添加してもよい。更
に組成物の経日的変質防止のため防腐剤あるいは酸化防
止剤を添加することができる。他の成分の量は通常０〜
３０重Ｍｒｂで好ましくは０〜１０重ｆｆｉ！である。

本発明の組成物は上記有効成分を水、低級アルコール（
エタノールなど）又は水−低級アルコールの混合溶媒等
の溶剤に常法に従って溶解させ、更に必要に応じて噴射
剤と混合することにより製造される。

整髪料組成物としては具体的にはヘアリキッド、ヘアク
リーム、セットローション、ヘアスプレー、ヘアムース
、ヘアブラッシングなどがある。

セットローションとする場合に溶剤は水もしくは炭素数
２〜３のアルコール−水の混合溶媒を使用することが好
ましく、ヘアスプレーとする場合に溶剤は炭素数２〜３
のアルコール、特にエタノールを使用することが好まし
い。

［実施例］ 以下実施例により本発明をさらに説明するが本発明はこ
れに限定されるものではない。実施例中の％は重量％で
ある。

実施例１ 次の処方のヘアリキッドを調整した。

キトサンＰＯ（５）　　　　　　　　１．５ｙ：。

ホ０リヒーニノ比０ロリトーン／酢酸ヒ゛ニル　　　　
　　１．Ｏ％共重合物” エタノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　３０．０％香　　　料　　　　　　　　　　適
量 色　　　素　　　　　　　　　　適量 精製水　　　　残 ０ｏｚ ″″１比゛スコールＫ（油化バーチ゛イシュ社）実施例
２ 次の処方のセットローション（１）を調整した。

キトサンＥＯ（２）ＰＯ（５）　　　　１．０′！３７
クリル酸／メタアクリル酸エステル　　　　　　　　　
　１．Ｏｚ共重合物“ エタノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　５０．０％：香　　　料　　　　　　　　　適
量 色　　　素　　　　　　　　　適量 精製水　　　　残 実施例３ 次の処方のヘアムースを調整した。

原液組成 キトサンＰＯ（５）　　　　　　ｉ、ｏｚシーアルキル
７ミノエチルメタク１ルート／アクリル酸酸型重合物　
　　　　１．Ｏｚ（へロケーン化酢酸で両性化） １：ｌ型ヤシ油脂肪酸　　　　　０．５ｚシーエタノー
ル７ミトー エタノール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２０．０＄精製氷　　　　残 ０ｏｚ ≠ ］カフオーマ−ＡＭ７５（三菱油化） ガス組成 フロン　１２／ＬＰＧ　　＝　　６０／４０原液／ガス
　＝　　９１／９ 使用例１ ２０名の成人女子を２組に分けて、実施例１〜３の本発
明の組成物調整品および対照として比較品、従来市販の
ヘアリキッド、セットローション、ヘアムースを使用し
たところ、本発明の組成物調整品を用いた組からは使用
後の感じがつやのある自然な仕上がり状態との評価を得
たのに対し、比較品を用いた組は毛髪につやのない傾向
が認められた。

［発明の効果コ 本発明の組成物は下記の効果を奏する。すなわち、キト
サンのオキシアルキレンエーテルを配合することでつや
のある自然な感じの仕上がり状態となる。従来の高分子
系毛髪固定剤単独では多量に使用すれば一定の整髪力が
得られるが、その反面油性感がつよくなりへたつき感が
増大する。−方便用量を低くするとへたつき感が減少す
るが、整髪力が減少する。ところがキトサンのオキシア
ルキレンエーテルを配合することによりべたつき感が減
少しかつ整髪力は損なわれない。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、キトサンのオキシアルキレンエーテル０．０２〜１
   ０重量％、および高分子系毛髪固定剤０．０２〜１０重
   量％を含有してなる整髪料組成物。